JP2001063299A - 加飾キートップおよびその製造方法 - Google Patents

加飾キートップおよびその製造方法

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  • Liquid Crystal (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】透光性の虹彩色光沢を呈する美観に優れた高級
感があり安価に製造可能な加飾キートップ。 【解決手段】コレステリック配向をさせた液晶性有機高
分子による液晶性有機高分子層をキートップの表面およ
び/または裏面に形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話、携帯情
報端末、各種家電製品用リモコン、カードリモコンおよ
び各種キーボードなどに使用される押釦スイッチ等の、
美観に優れた高級感があり安価に製造可能な加飾キート
ップおよびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の携帯電話、携帯端末機器、各種家
電製品用リモコン、カードリモコンおよび各種キーボー
ドなどに使用される押釦スイッチ等のキートップ部分
を、金属光沢やパール光沢調に加飾する方法としては、
キートップを構成する樹脂やゴム中に金属粉末やパール
顔料を混合して成形する方法、金属粉末やパール顔料を
含む塗料をスクリーン印刷あるいは吹き付け塗装する方
法、蒸着法や金属メッキにてアルミニウムやクロム等の
金属薄膜を設ける方法が知られている。さらに近年は、
透光性の虹彩色光沢を有する、美観に優れた高級感のあ
るキートップの要求が非常に強くなってきている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、キートップを
構成する樹脂やゴム中に金属粉末やパール顔料を混合し
て成形する方法は、粉体の均一分散が困難なため、粉体
の偏析によって縞模様や色調むらが発生し、均一かつ質
感の高い光沢が得られず、美観に問題があった。また、
金属粉末やパール顔料を含む塗料を印刷または塗装する
方法でも同様に、均一かつ質感の高い虹彩色光沢を有す
る加飾キートップは得られていない。また、蒸着法や金
属メッキによってアルミニウムやクロム等の金属薄膜を
設けたキートップは、均一な金属光沢は呈するけれど
も、虹彩色光沢を有していない。
【0004】一方、酸化チタン、酸化タングステン、酸
化ケイ素等の金属酸化物等の無機物薄膜を任意の膜厚で
積層することで、特定の波長の光を選択的に反射し虹彩
色光沢を有する加飾キートップが得られる、本出願人に
よる特開平10−289633号および特開平11−1
76273号に記載された手法があるが、成膜がバッチ
作業となるために工程処理時間がかかり大量生産には不
向きであった。さらに、成膜の際に複雑な固定治具が必
要となる等の問題があった。また、これらは、無機物を
用いた方法であるため、有機高分子材料からなるキート
ップとの複合には、様々な改質処理を必要とすることが
多く、手間とコストがかかった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、コレステリック配向をさせた液晶性有機
高分子による液晶性有機高分子層をキートップの表面お
よび/または裏面に設けることによって、可視光に選択
反射波長域を有し透光性の虹彩色光沢を呈する美観に優
れた高級感があり安価に製造可能な加飾キートップを得
るに至った。反射波長が可視光になる液晶性有機高分子
層を選択することにより、紫、青、緑、黄、赤といった
ような色調が得られる、そして反射した光の強め合う波
長によって色調コントロールを可能とするものである。
【0006】すなわち、キートップの表面および/また
は裏面に、可視光に選択反射波長域を有する液晶性有機
高分子層を形成した加飾キートップである。さらに、キ
ートップの表面および/または裏面に、プラスチックフ
ィルムを介して、可視光に選択反射波長域を有する液晶
性有機高分子層を形成した加飾キートップである。
【0007】さらに、液晶性有機高分子層が、コレステ
リック配向させた液晶性有機高分子である加飾キートッ
プである。さらに、金型にて成形したキートップの表面
および/または裏面に、あるいは高分子材料からなる基
材上に液状樹脂を滴下し反応硬化させて成形したキート
ップの表面に、液晶性有機高分子を塗布後、コレステリ
ック配向させて、可視光に選択反射波長域を有する液晶
性有機高分子層を形成する加飾キートップの製造方法で
ある。
【0008】さらに、金型にて成形したキートップの表
面および/または裏面に、あるいは高分子材料からなる
基材上に液状樹脂を滴下し反応硬化させて成形したキー
トップの表面に、コレステリック配向させた液晶性有機
高分子層を有するプラスチックフィルムを接着し、可視
光に選択反射波長域を有する液晶性有機高分子層を形成
する加飾キートップの製造方法である。
【0009】さらに、金型にて成形したキートップの表
面および/または裏面に、あるいは高分子材料からなる
基材上に液状樹脂を滴下し反応硬化させて成形したキー
トップの表面に、コレステリック配向させた液晶性有機
高分子層を有する熱転写シートを載置し、加熱加圧して
転写することで、可視光に選択反射波長域を有する液晶
性有機高分子層を形成する加飾キートップの製造方法で
ある。
【0010】本発明の液晶性有機高分子は、ガラス転移
点以上では液晶状態で、ガラス転移点以下ではガラス状
態となるものはすべて使用でき、例えばポリエステル、
ポリアミド、ポリエステルアミド、ポリカーボネート、
ポリエステルイミド、ポリエーテル、ポリチオールなど
の主鎖型液晶性有機高分子、あるいはポリアクリレート
系、ポリメタアクリレート系、ポリシロキサン系、ポリ
マロネート系などの側鎖型液晶性有機高分子、あるいは
合成ポリペプチド、セルロース誘導体、ポリイソシアナ
ートなどの棒状剛直主鎖型液晶性有機高分子およびそれ
らを複合した液晶性有機高分子などを用いることができ
る。
【0011】液晶性有機高分子層が虹彩色光沢を呈する
ためには、配向していることが必要であり、その配向に
は、スメスチック配向、ネマチック配向、コレステリッ
ク配向、ディスコティック配向などがあるが、中でもコ
レステリック配向、ディスコティック配向が好ましく、
色彩、光沢、取扱い性等の面からコレステリック配向が
最も好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明をさらに詳しく説明
する。本発明の液晶性有機高分子層は分子配向に異方性
を有するモノドメイン構造である層が連続的にらせん形
に重なり合った多層構造となるものが好ましい。得られ
る加飾キートップの選択反射する光の中心波長は1層の
膜厚に依存する。1層の膜厚が50nm〜300nmで
あることが好ましく、さらに特定波長での光の選択反射
性を考慮すると層数は5層〜50層が好ましく、総厚で
は250nm〜15000nmとなるものが好ましい。
総厚が250nmよりも薄いと虹彩色光沢が薄くなり、
15000nmを超えると透光性が劣ってしまうので好
ましくない。
【0013】実際には、キートップに使用する高分子材
料の種類、屈折率、形状、および液晶性有機高分子の材
質、屈折率、色調などに依存するけれども、総厚で50
0nm〜5000nmの範囲が、特定波長の光の選択反
射性が高く、従来は得られなかった赤色、黄色、青色、
紫色などを主体とする虹彩色光沢を有した美観に優れる
加飾キートップが得られる。
【0014】また、液晶性有機高分子層よりも下方に印
刷された文字や記号を認識するためには、液晶性有機高
分子層の全光線透過率が70%未満であると透光性が不
十分になり好ましくない。好ましい全光線透過率は75
%以上、さらに好ましくは80%以上である。なお、本
発明で用いた全光線透過率は、JIS K7105に準拠し測定
した値である。
【0015】本発明の可視光に選択反射波長域を有する
コレステリック配向させた液晶性有機高分子層は、下記
の(1)〜(4)の公知の方法で作製することができ
る。なかでも、(2)あるいは(3)の方法で得られる
可視光に選択反射波長域を有する液晶性有機高分子層が
特に美観にすぐれて、かつ生産性が良くて好適である。
【0016】(1)低分子液晶をコレステリック配向せ
しめた後、光反応あるいは熱反応等で低分子液晶を架橋
して配向固定化して得る方法。 (2)側鎖型あるいは主鎖型のサーモトロピック高分子
液晶を液晶状態でコレステリック配向させた後、液晶転
移点以下の温度に冷却して、配向状態を固定化して得る
方法。 (3)側鎖型あるいは主鎖型のリオトロピック高分子液
晶を溶液中でコレステリック配向させた後、溶媒を徐々
に除去することによって配向状態を固定化させる方法。 (4)(1)〜(3)の方法で得られるコレステリック
液晶性有機高分子を微粉末状に粉砕し、塗料用樹脂や印
刷用インキ等に配合させたものを塗装あるいは印刷する
方法。
【0017】本発明のように、液晶性有機高分子層をキ
ートップの表面または裏面に形成するには、キートップ
上に直接に、あるいはベースコート層を設け、その表面
にラビング処理等をして配向能を付与し、液晶性有機高
分子を塗布後、コレステリック配向構造を形成させ、液
晶状態における配向を損なうことなく固定化して形成す
る。これにより、液晶性有機高分子層を設けた加飾キー
トップを得る。
【0018】また、液晶性有機高分子層をプラスチック
フィルム上に形成するには、プラスチックフィルム上
に、ラビング処理等をして配向能を付与し、液晶性有機
高分子を塗布後、コレステリック配向構造を形成させ、
液晶状態における配向を損なうことなく固定化して形成
して、コレステリック配向した液晶性有機高分子層を形
成したフィルムを作製する。そのフィルムをキートップ
に貼り付けることで液晶性有機高分子層を設けた加飾キ
ートップを得る。
【0019】また、液晶性有機高分子層を熱転写シート
上に形成するには、薄いプラスチックフィルム上に剥離
層を設け、その上に保護層を設けて表面を平滑化したも
のに、ラビング処理等をして配向能を付与し、液晶性有
機高分子を塗布後、コレステリック配向構造を形成さ
せ、液晶状態における配向を損なうことなく固定化して
形成して、コレステリック配向した液晶性有機高分子層
を形成し、さらにホットメルト接着剤層を塗布して、液
晶性有機高分子層の熱転写シートが作製する。キートッ
プの表面および/または裏面にその熱転写シートを対置
し、公知の熱転写手段にて加熱加圧し転写することで液
晶性有機高分子層を設けた加飾キートップを得る。この
際、液晶性有機高分子とホットメルト接着剤層の間に液
晶性有機高分子の保護のために保護層を設けてもよい。
【0020】本発明のキートップやフィルム上に配向能
を付与する方法は、ラビング処理の他に公知の配向膜を
用いたり、また直接布等で一方向にこすることによって
も配向能を付与することができる。また、液晶性有機高
分子の塗布方法としては、スクリーン印刷、タンポ印
刷、グラビア印刷、フレキソ印刷等の印刷法、あるいは
塗布、ディッピング、ポッティング法など、特に限定す
るものではない。
【0021】さらに、液晶性有機高分子層の所望の箇所
にYAGレーザー光線を走引して、その箇所の液晶性有
機高分子層を加熱溶融させて異なる冷却条件で配向処理
をすることで選択的に反射していた光の波長を変化させ
て異なる反射色調の箇所を形成したり、また、高出力の
YAGレーザー光線を走引して配向している液晶の異方
層を等方層に変化させ、部分的あるいは全体的に特定波
長の選択反射性をなくした色調にすることも出来る。同
様に高出力のYAGレーザー光線を走引して所望の箇所
を焼却除去し、コレステリック反射色の無い文字や記号
等の任意形状の部分を形成することもできる。
【0022】本発明のキートップの素材は、樹脂または
ゴム状弾性体からなるキートップ全てである。キートッ
プに用いられる樹脂の組成や種類、弾性率、色調につい
ては特に限定しないけれども、透光性が良好であること
が好ましく、例えばポリメタクリル酸メチル、ポリカー
ボネート、シリコーン樹脂、アモルファスポリエステ
ル、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ポリアリレート、
アモルファスポリオレフィン、ポリメチルペンテン、ア
モルファスナイロン、ポリウレタン、エステル系熱可塑
性エラストマー、スチレン系熱可塑性エラストマー、ナ
イロン系熱可塑性エラストマーが特に好ましい。
【0023】また、ポリエチレン、ポリプロピレン、A
BS樹脂、PETやPBTなどの結晶性ポリエステル、
結晶性ナイロン、ポリフェニレンエーテル、ポリアセタ
ール、ポリサルホン、ポリエーテルサルホン、ポリフェ
ニレンスルフィド、ポリイミド、ポリエーテル、ポリケ
トン、ポリエーテルケトン、ポリエーテルエーテルケト
ン、ポリエーテルニトリル、ポリエーテルイミド、液晶
ポリマー、フッ素樹脂などの半透明や若干着色した樹脂
でもかまわない。また、シリコーン樹脂、エポキシ樹
脂、フェノール樹脂、不飽和ポリエステル、ジアリルフ
タレート、アクリル系樹脂、ウレタン系樹脂などの公知
の熱硬化性、光硬化性、湿気硬化性の液状樹脂を使用す
ることも可能である。
【0024】本発明のキートップは、これらの樹脂を用
いて、、例えば、金型にて成形されたキートップ、また
はそのキートップ表面に樹脂フィルムが一体化されたキ
ートップ、あるいは液状樹脂を滴下し反応硬化させたキ
ートップ等によって構成される。本発明の樹脂からなる
キートップは、ゴム状弾性体であるシリコーンゴムやエ
チレンプロピレン系ゴムなどの合成ゴムや熱可塑性エラ
ストマーから成形される作動部と非作動部を有するキー
パッドに接着剤や両面テープなどで付設することによっ
て押釦スイッチ構造とすることも可能である。
【0025】さらに、本発明のゴム状弾性体からなるキ
ートップは、合成ゴムや熱可塑性エラストマーを成形し
たキートップである。キートップに用いられるゴム状弾
性体の組成や種類、弾性率、色調については特に限定し
ないけれども、透光性が良好であることが好ましく、例
えば合成ゴムとしては、シリコーンゴム、エチレンプロ
ピレン系ゴム、ウレタンゴム等が挙げられ、また熱可塑
性エラストマーとしては、スチレン系、オレフィン系、
ウレタン系、エステル系、塩化ビニル系が挙げられる。
【0026】本発明はさらに、キートップ上の液晶性有
機高分子層の上に、未硬化の液状樹脂を積層して硬化さ
せた厚さが5μm〜60μmの高分子保護膜を形成する
ことによって、液晶性有機高分子層を物理的および化学
的に安定化させることができる。
【0027】液状樹脂の種類や塗布、硬化方法について
は特定するものではないけれども、熱硬化型や光硬化
型、湿気硬化型などのアクリル系、ウレタン系、シリコ
ーン系、エポキシ系、エステル系などのモノマーやオリ
ゴマーを使用し、塗布や各種印刷、ポッティング法など
の方法で積層して硬化し、5μm〜60μmの高分子保
護膜を形成できる。膜厚が5μmよりも薄いと、高分子
保護膜の機械的性質が弱く、十分に保護することが不可
能であり、一方、60μmよりも厚いと、虹彩色光沢の
鮮明さが薄れて美観を損ねてしまう。さらに好ましい高
分子保護膜の膜厚は、10μm〜40μmの範囲であ
る。また、複数の高分子保護膜を積層することもでき
る。この高分子保護膜は、無色透明でもかまわないけれ
ども、赤色や青色、黄色などの有色透光性のものを使用
すると、さらに液晶性有機高分子層の色調に変化を与え
ることができる。
【0028】本発明のキートップの製造方法は、所望の
キートップ形状の金型を使用し、射出成形、圧縮成形、
トランスファー成形、回転成形などによって加熱溶融さ
せた熱可塑性樹脂あるいは液状の未硬化樹脂を金型に充
填させてから硬化させて成形したキートップ、または、
文字記号等を印刷した樹脂フィルムを成形金型内に設置
して、加熱溶融した樹脂を注型しキートップ形状に成形
したキートップ、または、金型を使用せずにゴム状弾性
体からなるキーパッド上に、もしくはポリエステル、ポ
リアミド、ポリウレタンなどのフィルムやシート状高分
子材料からなる基材上に、未硬化の液状樹脂を塗布して
硬化させて成形したキートップ等が挙げられる。
【0029】塗布方法については、ポッティング方式、
ディスペンサー方式、パッド印刷方式等の転写方式、滴
下方式など特定するものではない。以下に、実施例およ
び比較例を示して本発明を具体的に説明するけれども、
本発明は下記の実施例に制限されるものではない。
【0030】
【実施例1】図1に本実施例で用いた液晶性有機高分子
層を形成した熱転写シートの縦断面を示す。厚さ20μ
mのPETフィルム1に、シリコーン離型インキを0.
5μmの厚みにグラビアロールにより印刷し剥離層2を
形成後、アクリル系塗料を塗布し保護層3とする。さら
にこの保護層表面にラビング処理を施した。式(1)で
示した混合組成物である液晶性有機高分子(ベースポリ
マーの対数粘度0.12、Tg=75℃)の8wt%テ
トラクロロエタン溶液を調製した。その溶液をラビング
処理した保護層表面にグラビアロールを用いて印刷して
乾燥後、150℃で10分間熱処理しさらに冷却固定化
することで、コレステリック配向させ、厚さ2μmの緑
色の光を反射する液晶性有機高分子層4とした。さら
に、アクリル系塗料を塗布し保護層5を形成した後、グ
ラビアロールを用いてホットメルト接着剤層6を形成
し、液晶性有機高分子層を有する熱転写シート7を得
た。本実施例により得られた熱転写シートの可視域での
光学スペクトルを図9に破線で示す。
【式1】
【0031】図2に本実施例の透光性樹脂からなるキー
トップを有する押釦スイッチの断面図を示し、液晶性有
機高分子層を熱転写する方法を説明する。キーパッド8
は、非作動部8aと作動部8bが透明なシリコーンゴム
にて成形され、天面に所定の文字記号印刷層9をスクリ
ーン印刷にて設けた。この天面に、短波長紫外線を照射
し、シランカップリング剤処理してからアクリル系の紫
外線硬化樹脂を滴下し、紫外線を照射して硬化し、透明
アクリル樹脂からなるキートップ10を有する押釦スイ
ッチを得た。この押釦スイッチを固定治具11に固定
し、図1の熱転写シート7を対向するように配置した。
この熱転写シート7を110℃に熱せられたキートップ
形状のシリコーンゴム製刻印12で2秒間加圧し、液晶
性有機高分子層4が転写され、加飾キートップを得た。
得られた加飾キートップは透光性であるため、キートッ
プの下層にある文字記号印刷部を視認することができ、
緑色に反射する虹彩色を有し美観に優れるものであっ
た。
【0032】
【実施例2】図3に本実施例の加飾キートップを設けた
押釦スイッチの縦断面を示す。実施例1で作製した液晶
性有機高分子層による虹彩色を有する加飾キートップを
有する押釦スイッチに、紫外線硬化型アクリル系塗料
(HO2777U 藤倉化成株式会社製)を塗布後、乾
燥硬化させて、膜厚15μmの高分子保護層13を積層
した。この高分子保護層によって、転写した液晶性有機
高分子層を保護し物理的化学的に安定化することができ
た。
【0033】
【実施例3】図4に本実施例の加飾キートップを設けた
押釦スイッチの縦断面を示す。キーパッド8の非作動部
8aと作動部8bを、実施例1と同様に透明なシリコー
ンゴムで成形した。ポリカーボネート樹脂(パンライト
L1225L 帝人化成株式会社製)を射出成形し
て、キートップ14を作製した。さらにこのキートップ
の裏面に、スクリーン印刷により文字記号印刷層9を設
けたのち、コレステリック配向フィルム15(TS−9
087−02 日本石油化学株式会社製)を紫外線硬化
型接着剤で接着し液晶性有機高分子層とした。この液晶
性有機高分子層を設けたキートップを接着剤16を用い
て上記のキーパッド8に貼り合わせ、文字記号の視認性
に優れ、赤色に反射する虹彩色を示す加飾キートップを
設けた押釦スイッチを得た。また、ポリカーボネート板
にコレステリック配向フィルム(TS−9087−02
日本石油化学株式会社製)を接着剤で接着したものの
可視域光学スペクトルを図9に実線で示す。
【0034】
【実施例4】図5に本実施例の加飾キートップを付設し
た押釦スイッチの縦断面を示す。射出成形によりポリカ
ーボネート樹脂製のキートップ14を作製したのち、こ
のキートップの裏面をラビング処理し、さらに式(2)
で示した光学活性な液晶性有機高分子(対数粘度0.1
4、Tg=84℃)の25wt%N−メチルピロリドン
溶液をスクリーン印刷により塗布後乾燥させ、190℃
で30分間熱処理しさらに冷却固定化して、コレステリ
ック配向させ、厚さ6μmの暗赤色の光を反射する液晶
性有機高分子層4を形成した。さらに、スクリーン印刷
により抜き文字状の文字印刷層9を設けたのち、この文
字印刷面に接着剤16を塗布し、透光性シリコーンゴム
で成形したキーパッド8を貼り合わせ、暗赤色に反射す
る虹彩色を示す加飾キートップを設けた押釦スイッチを
得た。得られた加飾キートップは透光性であるため、キ
ートップの下層にある文字記号印刷部を視認することが
できる。
【式2】
【0035】
【実施例5】図6に本実施例の加飾キートップの断面図
を示す。厚さ100μmのポリカーボネートとポリブチ
レンテレフタレートのアロイフィルム17(バイホール
バイエル製)の表面をコロナ改質し、文字記号印刷層
9をスクリーン印刷にて設けた。さらにこの印刷層の上
にウレタン系インクにて表示部の変形を抑え、かつ一体
成形時の接着性の向上を兼ねる保持層18を印刷した。
このフィルム17を圧縮成形金型にて絞り加工し所定キ
ートップ形状に変形させた。この絞り加工されたフィル
ムを射出成形機に挟持してポリカーボネート樹脂19を
射出成形し、フィルムと一体成形されたキートップを得
た。
【0036】得られたキートップの天面に、実施例1と
同様に作成した液晶性有機高分子層4を有する熱転写シ
ート7を対向するように配置し、110℃に熱せられた
キートップ形状のシリコーンゴム製の刻印12で2秒間
加圧して、液晶性有機高分子層4が転写され、さらに、
紫外線硬化型アクリル系塗料(HO2777U 藤倉化
成株式会社製)を塗布後、乾燥硬化させて、膜厚15μ
mの高分子保護層13を積層し、文字記号の視認性に優
れ、緑色に反射する虹彩色を示す加飾キートップを得
た。また高分子保護層によって、転写した液晶性有機高
分子層を保護し物理的化学的に安定化することができ
た。
【0037】
【実施例6】図7に本実施例の加飾キートップの断面図
を示す。厚さ100μmのポリカーボネートとポリブチ
レンテレフタレートのアロイフィルム17(バイホール
バイエル製)の表面をコロナ改質し、文字記号印刷層
9をスクリーン印刷にて設けた。さらにこの印刷層の上
にウレタン系インクにて表示部の変形を抑え、かつ一体
成形時の接着性の向上を兼ねる保持層9を印刷した。こ
のフィルム17を圧縮成形金型にて絞り加工し所定キー
トップ形状に変形させた。この絞り加工されたフィルム
を射出成形機に挟持してポリカーボネート樹脂19を射
出成形し、フィルムと一体成形されたキートップを得
た。
【0038】得られたキートップの天面に、実施例1と
同様に作成した液晶性有機高分子層4を有する熱転写シ
ート7を対向するように配置し、110℃に熱せられた
キートップ形状のシリコーンゴム製の刻印12で2秒間
加圧して、液晶性有機高分子層4が転写され、加飾キー
トップを得た。
【0039】さらに液晶性有機高分子層の所望の箇所に
YAGレーザー光線を走引して、その箇所の液晶性有機
高分子層を加熱溶融させることで選択的に散乱させてい
た光の波長を変化させて、淡黄色に反射する虹彩色を示
す箇所を形成した。
【0040】さらに、紫外線硬化型アクリル系塗料(H
O2777U 藤倉化成株式会社製)を塗布後、乾燥硬
化させて、膜厚15μmの高分子保護層13を積層し、
文字記号の視認性に優れ、緑色あるいは部分的に淡黄色
に反射する虹彩色を示す加飾キートップを得た。この高
分子保護層によって、転写した液晶性有機高分子層を保
護し物理的化学的に安定化することができた。
【0041】
【実施例7】図8に本実施例の加飾キートップの断面図
を示す。透光性を有するシリコーンゴムにて非作動部2
0aと作動部20bを有するキートップ20を成形し、
天面に所定の文字記号印刷層9をスクリーン印刷にて設
けた。さらにこの文字記号印刷層9の表面にラビング処
理を施した。実施例1で使用した式(1)で示す混合組
成物である液晶性有機高分子(ベースポリマーの対数粘
度0.12、Tg=75℃)の8wt%テトラクロロエ
タン溶液をラビング処理した表面にスクリーン印刷にて
印刷して乾燥後、150℃で10分間熱処理しさらに冷
却固定化して、コレステリック配向させ、厚さ2μmの
緑色の光を反射する液晶性有機高分子層4とした。さら
に、紫外線硬化型アクリル系塗料(HO2777U 藤
倉化成株式会社製)を塗布後、乾燥硬化させて、膜厚1
5μmの高分子保護層13を積層した、文字記号の視認
性に優れ、緑色に反射する虹彩色を示す加飾キートップ
を得た。この高分子保護層によって、転写した液晶性有
機高分子層を保護し物理的化学的に安定化することがで
きた。
【0042】
【比較例1】厚さ20μmのPETフィルムにシリコー
ン離型塗料を0.5μmの厚みに塗布し熱処理乾燥し剥
離層を形成後、アクリル系塗料を塗布し乾燥させ保護層
とする。この保護層の一部をYAGレーザーでレーザー
カットし、ホログラム加飾の効果を出すための加飾層と
する。これに、真空蒸着法によって膜厚800nm、全
光線透過率10%のアルミニウムからなる無機物薄膜層
を形成した。さらにアクリル系ホットメルト接着剤層を
印刷し形成した。この熱転写シートを透明アクリル樹脂
からなるキートップの表面に、加熱転写したところ得ら
れた押釦スイッチのキートップは虹彩色光沢はあるが透
明性が劣った。
【0043】
【比較例2】厚さ20μmのPETフィルムにシリコー
ン離型塗料を0.5μmの厚みに塗布し熱処理乾燥し剥
離層を形成後、アクリル系塗料を塗布し乾燥させ保護層
とする。これに、真空蒸着法によって膜厚800nm、
全光線透過率10%のアルミニウムからなる無機物薄膜
層を形成した。さらにアクリル系ホットメルト接着剤層
を印刷し形成した。この熱転写シートを透明アクリル樹
脂からなるキートップの表面に、加熱転写したところ得
られた押釦スイッチのキートップは透明性が劣り虹彩色
光沢はなかった。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、キートップの表面およ
び/または裏面にコレステリック配向した液晶性有機高
分子層を設けることにより、塗料、印刷インキ、あるい
は金属メッキ、金属蒸着等では得られない、可視光に選
択反射波長域を有し、透光性の虹彩色光沢を呈する、美
観に優れた高級感を有し、しかも反射した光により強め
合う波長にて色調をコントロール可能な加飾キートップ
が、連続的な製造工程にて安価に提供することができ
る。また得られる加飾キートップは透光性であるため、
下層に配置した文字記号印刷部やバックライトを良好に
視認することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の液晶性有機高分子層を形成した熱転
写シートを示す縦断面図
【図2】実施例1の液晶性有機高分子層を熱転写した加
飾キートップを有する押釦スイッチを示す縦断面図
【図3】実施例2の加飾キートップを設けた押釦スイッ
チを示す縦断面図
【図4】実施例3の加飾キートップを設けた押釦スイッ
チを示す縦断面図
【図5】実施例4の加飾キートップを設けた押釦スイッ
チを示す縦断面図
【図6】実施例5の加飾キートップを示す縦断面図
【図7】実施例6の加飾キートップを示す縦断面図
【図8】実施例7の加飾キートップを示す縦断面図
【図9】実施例1および実施例3の光学スペクトル
【符号の説明】
1 PETフィルム 2 剥離層 3 保護層 4 液晶性有機高分子層 5 保護層 6 ホットメルト接着剤層 7 熱転写シート 8 キーパッド 8a 非作動部 8b 作動部 9 文字記号印刷層 10 キートップ 11 固定治具 12 刻印 13 高分子保護層 14 キートップ 15 コレステリック配向フィルム 16 接着剤 17 フィルム 18 保持層 19 ポリカーボネート樹脂 20 キートップ 20a 非作動部 20b 作動部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G02F 1/13 505 G02F 1/13 505

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】キートップの表面および/または裏面に、
    可視光に選択反射波長域を有する液晶性有機高分子層を
    形成したことを特徴とする加飾キートップ。
  2. 【請求項2】キートップの表面および/または裏面に、
    プラスチックフィルムを介して、可視光に選択反射波長
    域を有する液晶性有機高分子層を形成したことを特徴と
    する請求項1に記載の加飾キートップ。
  3. 【請求項3】液晶性有機高分子層が、コレステリック配
    向させた液晶性有機高分子からなることを特徴とする請
    求項1または請求項2に記載の加飾キートップ。
  4. 【請求項4】金型にて成形したキートップの表面および
    /または裏面に、あるいは高分子材料からなる基材上に
    液状樹脂を滴下し反応硬化させて成形したキートップの
    表面に、液晶性有機高分子を塗布後、コレステリック配
    向させて、可視光に選択反射波長域を有する液晶性有機
    高分子層を形成することを特徴とする加飾キートップの
    製造方法。
  5. 【請求項5】金型にて成形したキートップの表面および
    /または裏面に、あるいは高分子材料からなる基材上に
    液状樹脂を滴下し反応硬化させて成形したキートップの
    表面に、コレステリック配向させた液晶性有機高分子層
    を有するプラスチックフィルムを接着し、可視光に選択
    反射波長域を有する液晶性有機高分子層を形成すること
    を特徴とする加飾キートップの製造方法。
  6. 【請求項6】金型にて成形したキートップの表面および
    /または裏面に、あるいは高分子材料からなる基材上に
    液状樹脂を滴下し反応硬化させて成形したキートップの
    表面に、コレステリック配向させた液晶性有機高分子層
    を有する熱転写シートを載置し、加熱加圧して転写する
    ことで、可視光に選択反射波長域を有する液晶性有機高
    分子層を形成することを特徴とする加飾キートップの製
    造方法。
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