JP2001062996A - メタルマスクのテンション測定方法及びその装置並びにテンション履歴管理方法及びその装置 - Google Patents

メタルマスクのテンション測定方法及びその装置並びにテンション履歴管理方法及びその装置

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JP2001062996A
JP2001062996A JP24011799A JP24011799A JP2001062996A JP 2001062996 A JP2001062996 A JP 2001062996A JP 24011799 A JP24011799 A JP 24011799A JP 24011799 A JP24011799 A JP 24011799A JP 2001062996 A JP2001062996 A JP 2001062996A
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Hiroyuki Tanaka
裕之 田中
Yoichiro Maehara
洋一郎 前原
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】経時変化するメタルマスク全体のテンションを
正確に逐次測定して記録し、これらテンションの変化の
履歴を管理すること。 【解決手段】メタルマスク1に対して分銅34を用いて
一定荷重を加え、このときのメタルマスク1のテンショ
ンをギャップセンサ22を用いて測定し、パーソナルコ
ンピュータ27においてメタルマスク1のテンションに
測定日などを付加して履歴情報としてフロッピーディス
ク33などに記録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリント基板の製
造工程に係わり、この製造工程おけるソルダペーストの
印刷に使用され、メタルマスク枠に紗を介してメタルマ
スク版を支持するメタルマスクのテンションを測定する
メタルマスクのテンション測定方法及びその装置、並び
に測定されたメタルマスクのテンションの履歴を管理す
るテンション履歴管理方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プリント基板の製造工程におけるソルダ
ペーストの印刷に使用されるメタルマスクを図12(a)
の正面図及び同図(b)の断面図に示す。このメタルマス
ク1は、メタルマスク枠2に紗3を介して印刷パターン
が形成されたメタルマスク版4を支持する構成となって
いる。このメタルマスク枠2のサイズは、例えば500
mm〜800mmに形成されている。
【0003】このメタルマスク1では、ソルダペースト
を用いてメタルマスク版4に形成された印刷パターンを
プリント基板に印刷するので、印刷するときにメタルマ
スク版4に荷重が加わり、この後にメタルマスク版4を
プリント基板から離すとき、すなわち版離れ動作のとき
には確実にメタルマスク版4がプリント基板から離れて
印刷された印刷パターンの品質に影響を与えないことが
重要である。
【0004】このような印刷工程では、確実な版離れ動
作を行うためにメタルマスク1のテンション及びたわみ
が最も重要な制御パラメータとなる。そこで、メタルマ
スク1のテンションと印刷品質(例えば版抜け率)との
相関を求めてみると、ファインピッチになるほどテンシ
ョンの影響を受け易いことが分かり、又テンションが弱
いメタルマスク1では版離れできないことも認められ
た。
【0005】このようなことから印刷工程における印刷
の位置ずれ精度や版離れ制御による高精度の印刷技術で
は、メタルマスク1のテンションを管理することが非常
に重要であることが分かった。
【0006】図13はメタルマスク1のテンションの測
定方法を示す図である。台5上には、メタルマスク1が
裏返しにされて、メタルマスク版4が台5に接触しない
ように固定される。この状態に、メタルマスク版4の中
央部にテンションゲージ6が載せられ、このテンション
ゲージ6によりメタルマスク1のテンションが測定され
る。
【0007】テンションゲージ6は、テンションゲージ
本体7に左右の各固定端8、9、これら固定端8、9の
中央に設けられた荷重端10及び表示部11から構成さ
れている。このうち各固定端8、9のギャップは、例え
ば80〜90mmに形成されている。
【0008】このテンションゲージ6を用いての測定原
理は、テンションゲージ本体7の重量を左右の各固定端
8、9により支え、中央の荷重端10により一定の荷重
例えば200〜1000g程度の荷重を加え、このとき
の各固定端8、9と荷重の加えられたメタルマスク版4
の部分との高さとの差、すなわちテンション(張力)を
表示部11に数値で表示するものとなっている。
【0009】なお、テンションは通常の物理量では、荷
重(N:ニュートン)又は応力(Pa:パスカル)など
の単位で表わされるが、メタルマスク1ようなもので
は、これら物理量を測定するのが困難であるためテンシ
ョンゲージ6のように一定荷重を加えたときの変化量
(物理量:長さ)で表現するのが一般的である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記テ
ンションの測定方法では、次のような理由によってメタ
ルマスク1の管理に必要なテンションが測定できない。
すなわち、メタルマスク枠2のサイズ(例えば500m
m〜800mm)に対して各固定端8、9のギャップ
(例えば80〜90mm)が小さく、一定荷重を加えて
もテンションとして現われる数値が正確に測定できな
い。
【0011】又、メタルマスク1は、メタルマスク枠2
に紗3を介してメタルマスク版4を支持する、すなわち
メタルマスク版4の周りを布状の材料で囲み、この布状
の材料をメタルマスク枠2に固定する構成となっている
ので、メタルマスク版4の中央にテンションゲージ6を
載せてもメタルマスク1全体のテンションを正確に測定
することはできない。
【0012】又、メタルマスク1の使用時間(印刷枚
数)が増加するに伴ってメタルマスク1自体が図14に
示すようにテンションゲージ6を載せていないのに拘ら
ずメタルマスク版4が下降して塑性変形してしまう。こ
のような状態では、テンションゲージ6を載せてもメタ
ルマスク版4の部分しか測定できず、メタルマスク枠2
とメタルマスク版4との間にある紗3の部分の影響を測
定することはできない。つまり、メタルマスク版4とい
う金属部分の剛性のみしか数値として測定できず、メタ
ルマスク1全体のテンション、すなわちへたり状態を正
確に把握できず、このときのたわみの状態(たわみ量)
が測定できない。
【0013】そこで本発明は、メタルマスク全体のテン
ションを正確に測定できるメタルマスクのテンション測
定方法及びその装置を提供することを目的とする。
【0014】又、本発明は、経時変化するメタルマスク
全体のテンションを正確に逐次測定して記録し、これら
テンションの変化の履歴を管理できるテンション履歴管
理方法及びその装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
メタルマスクのテンションを測定するメタルマスクのテ
ンション測定方法において、メタルマスクに対して一定
荷重を加えたときのメタルマスクの変位量を測定するメ
タルマスクのテンション測定方法である。
【0016】請求項2記載の発明は、請求項1記載のメ
タルマスクのテンション測定方法において、メタルマス
クは、プリント基板の製造工程におけるソルダペースト
の印刷に使用されるもので、メタルマスク枠に紗を介し
てメタルマスク版が支持されている。
【0017】請求項3記載の発明は、請求項1記載のメ
タルマスクのテンション測定方法において、メタルマス
クに分銅を載せて一定荷重を加える。
【0018】請求項4記載の発明は、請求項1記載のメ
タルマスクのテンション測定方法において、メタルマス
クに分銅を載せないときと載せたときとのメタルマスク
の各変位量に基づいて少なくともメタルマスクのテンシ
ョンを求める。
【0019】請求項5記載の発明は、メタルマスクのテ
ンションを測定するメタルマスクのテンション測定装置
において、メタルマスクを載置するメタルマスク台と、
このメタルマスク台に設けられ、メタルマスクに対して
一定荷重が加えられたときのメタルマスクの変位量を測
定するセンサとを具備したメタルマスクのテンション測
定装置である。
【0020】請求項6記載の発明は、請求項5記載のメ
タルマスクのテンション測定装置において、メタルマス
クは、プリント基板の製造工程におけるソルダペースト
の印刷に使用されるもので、メタルマスク枠に紗を介し
てメタルマスク版が支持されている。
【0021】請求項7記載の発明は、請求項5記載のメ
タルマスクのテンション測定装置において、メタルマス
クに一定荷重を加える分銅を備えている。
【0022】請求項8記載の発明は、請求項5記載のメ
タルマスクのテンション測定装置において、メタルマス
クに分銅を載せないときと載せたときとのセンサにより
測定されるメタルマスクの各変位量に基づいて少なくと
もメタルマスクのテンションを求めるテンション演算手
段を備えている。
【0023】請求項9記載の発明は、メタルマスクのテ
ンションを測定し、このテンションの履歴を管理するテ
ンション履歴管理方法において、メタルマスクに対して
一定荷重を加えたときのメタルマスクの変位量を測定
し、この変位量に少なくとも測定したときの時間情報を
付加して履歴情報として記録するテンション履歴管理方
法である。
【0024】請求項10の発明は、請求項9記載のテン
ション履歴管理方法において、メタルマスクは、プリン
ト基板の製造工程におけるソルダペーストの印刷に使用
されるもので、メタルマスク枠に紗を介してメタルマス
ク版が支持されている。
【0025】請求項11の発明は、請求項9記載のテン
ション履歴管理方法において、履歴情報を集計管理し、
少なくとも経時に対するメタルマスクの変位量の変化を
グラフ化して報知する。
【0026】請求項12記載の発明は、請求項9記載の
テンション履歴管理方法において、メタルマスク個々に
所定の符号を付し、この符号に対応して少なくとも時間
情報、変位量を記録する。
【0027】請求項13記載の発明は、請求項9記載の
テンション履歴管理方法において、メタルマスクの変位
量に基づいてテンション及びたわみを求め、メタルマス
ク個々に付された所定の符号に対応してそれぞれ測定
日、テンション、たわみを履歴情報として記録する。
【0028】請求項14記載の発明は、メタルマスクの
テンションを測定し、このテンションの履歴を管理する
テンション履歴管理装置において、メタルマスクを載置
するメタルマスク台と、このメタルマスク台に設けら
れ、メタルマスクに対して一定荷重が加えられたときの
メタルマスクの変位量を測定するセンサと、このセンサ
により測定されたメタルマスクの変位量に少なくとも測
定したときの時情報を付加して履歴情報として記録する
履歴情報記録手段とを具備したテンション履歴管理装置
である。
【0029】請求項15記載の発明は、請求項14記載
のテンション履歴管理装置において、メタルマスクは、
プリント基板の製造工程におけるソルダペーストの印刷
に使用されるもので、メタルマスク枠に紗を介してメタ
ルマスク版が支持されている。
【0030】請求項16記載の発明は、請求項14記載
のテンション履歴管理装置において、履歴情報記録手段
により記録された履歴情報を集計管理し、少なくとも経
時に対するメタルマスクの変位量の変化をグラフ化して
報知する履歴情報報知手段を具備している。
【0031】請求項17記載の発明は、請求項14記載
のテンション履歴管理装置において、メタルマスク個々
に付された所定の符号と、この符号を読み取る符号読取
り手段とを具備し、履歴情報記録手段は、符号読取り手
段により読み取られた符号に対応して少なくとも時情
報、センサにより測定されたメタルマスクの変位量を記
録する機能を有する。
【0032】請求項18記載の発明は、請求項17記載
のテンション履歴管理装置において、符号読取り手段
は、メタルマスクに付されたバーコードを読み取るバー
コードリーダである。
【0033】請求項19記載の発明は、請求項17記載
のテンション履歴管理装置において、履歴情報記録手段
は、メタルマスク個々に付された符号に対応してそれぞ
れ測定日、メタルマスクの変位量に基づいて求められる
テンション及びたわみを履歴情報として記録する。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0035】図1はメタルマスクのテンション測定装置
を備えたテンション履歴管理装置の構成図である。ベー
ス20上には、メタルマスク1を載置するためのメタル
マスク台21が設けられている。このメタルマスク台2
1は、メタルマスク1を例えば左右両端で支持するため
の各ブロックゲージ21a、21bと、これらブロック
ゲージ21a、21b間に配置されてギャップセンサ2
2を支持するセンサ支持板23とから構成されている。
このうち各ブロックゲージ21a、21bには、メタル
マスク1を位置決めするための各切り欠き部24a、2
4bが形成されている。
【0036】ギャップセンサ22は、メタルマスク1が
各ブロックゲージ21a、21bに載置されて、このメ
タルマスク1に対して一定荷重を加えたときのメタルマ
スク1の変位量、すなわちメタルマスク1との間のギャ
ップを測定してそのギャップ信号を出力する機能を有し
ている。なお、このギャップセンサ22は、交流(A
C)100Vの電圧がAC/DC変換器により変換され
た直流(DC)5Vが供給されて動作するものとなって
いる。
【0037】このギャップセンサ22から出力されたギ
ャップ信号は、センサ処理アンプ25により例えば電圧
0〜5Vのギャップ信号に増幅され、A/D変換器26
によりディジタルギャップ信号に変換されてパーソナル
コンピュータ27に送られている。
【0038】又、ベース20上には、表示器28が設け
られている。この表示器28は、ギャップセンサ22か
ら出力されたギャップ信号をセンサ処理アンプ25から
A/D変換器26を通して入力し、メタルマスク1との
間のギャップを表示したり、後述するようにパーソナル
コンピュータ27により求められたメタルマスク1のテ
ンションを受けて表示するように表示を切り換え可能と
している。
【0039】パーソナルコンピュータ27は、ギャップ
センサ22から出力されたギャップ信号をセンサ処理ア
ンプ25からA/D変換器26を通して取り込み、この
ディジタルギャップ信号を演算処理してメタルマスク1
のテンションを求め、このテンションの時情報例えば測
定日を付加して履歴情報として記録する機能を有してい
る。
【0040】具体的に説明すると、パーソナルコンピュ
ータ27には、表示部29が備えられるとともに、バー
コードリーダ30、バーコードプリンタ31、プリンタ
32が接続され、かつ履歴情報の記録媒体としてフロッ
ピーディスク33が装着されるようになっている。
【0041】バーコードリーダ30は、メタルマスク1
の個々に付される符号として図2に示すようなバーコー
ド33を読み取るものである。すなわち、メタルマスク
1には、例えばメタルマスク枠2に履歴情報の管理のた
めにメタルマスク1個々に付されるバーコード34が貼
り付けられる。又、このバーコードリーダ30は、パー
ソナルコンピュータ27へのコマンドメニューの選択の
ために、別途設けられたここでは図示しないたわみ読み
込みのバーコード、テンション読み込みのバーコード、
グラフ表示のバーコードを読み取るためにも使用され
る。
【0042】又、メタルマスク1のテンションを測定す
るために分銅35が備えられている。この分銅35は、
メタルマスク1に対して一定荷重を加えるためのもの
で、例えば重量250gのものが用意されている。
【0043】パーソナルコンピュータ27は、CPUに
より図3に示す履歴情報管理プログラムのフローチャー
トを実行することによりテンション演算手段36、履歴
情報記録手段37及び履歴情報報知手段38の各機能を
有するものとなっている。なお、履歴情報管理プログラ
ムには、図4に示すテンション測定プログラムのフロー
チャート、図5に示す校正プログラムのフローチャート
が含まれている。
【0044】テンション演算手段36は、メタルマスク
1に分銅35を載せないときと載せたときとのギャップ
センサ22から出力されてディジタル化されたギャップ
信号を受け、このギャップ信号に基づいてメタルマスク
1のテンション及びたわみを求める機能を有している。
【0045】これらテンション及びたわみは、図6に示
すように定義される。メタルマスク枠2とギャップセン
サ22との間隔(たわみの全く無いメタルマスク版4と
ギャップセンサ22との間隔)hは、例えば4.5mm
に設定されている。そこで、分銅35をメタルマスク版
4上に載せていないときのメタルマスク版4とギャップ
センサ22との間隔をa、分銅35をメタルマスク版4
上に載せたときのメタルマスク版4とギャップセンサ2
2との間隔をbとすると、テンション及びたわみは、 テンション=a−b …(1) たわみ =h−a …(2) により表わされる。
【0046】履歴情報記録手段37は、テンション演算
手段36により求められたメタルマスク1のテンション
及びたわみに、これらテンション及びたわみを測定した
ときの時情報例えば測定日を付加して履歴情報としてフ
ロッピーディスク33又はパーソナルコンピュータ27
内のメモリに記録する機能を有している。この場合、履
歴情報は、バーコードリーダ30により読み取られたメ
タルマスク1のバーコードに対応して記録される。図7
はフロッピーディスク33又はパーソナルコンピュータ
27内のメモリに記録された履歴情報を示すもので、メ
タルマスク1のバーコード(メタルマスクNo)に対応
して測定日、たわみ、テンションが記録されている。
【0047】履歴情報報知手段38は、履歴情報記録手
段37によりフロッピーディスク33又はパーソナルコ
ンピュータ27内のメモリに記録された履歴情報を集計
管理し、図8に示すように測定日に対するメタルマスク
1のテンションの変化をグラフ化して表示部29に表示
する機能を有している。又、この履歴情報報知手段38
は、測定日に対するメタルマスク1のテンションの変化
に限らず、図9に示すようにメタルマスク1のテンショ
ンに対するはんだ付け不良率、図10に示すようにメタ
ルマスク1の使用時間(印刷枚数)に対するメタルマス
ク1のテンション、図11に示すようにメタルマスク1
の使用時間(印刷枚数)に対するメタルマスク1のたわ
みをグラフ化して表示部29に表示する機能を有してい
る。
【0048】次に、上記の如く構成された装置の作用に
ついて図3乃至図5に示すフローチャートに従って説明
する。
【0049】テンションの履歴を管理しようとするメタ
ルマスク1が新規のものであれば、ステップ#1から#
2に移り、新規のメタルマスク1に対する履歴管理の測
定間隔の設定が行われる。この履歴管理の測定間隔は、
例えばM:月、W:週、D:日としてパーソナルコンピ
ュータ27に入力される。
【0050】次に、新規のメタルマスク1がステップ#
3において受入されてメタルマスク台21の各ブロック
ゲージ21a、21b上に載置され、次のステップ#4
において受け入れ検査のテンション測定が行われる。こ
の受け入れ検査のテンション測定は、後に行われる本検
査のテンション測定と同じ測定方法なので、ここではテ
ンション測定の具体的な説明は省略する。
【0051】この受け入れ検査のテンション測定の結
果、新規のメタルマスク1のテンションが例えば1mm
以下であるか否かがステップ#5において判断され、1
mm以下であれば、受け入れ検査で適合であり、この新
規のメタルマスク1に対して図2に示すようなシリアル
のメタルマスクNoを表わすバーコード34がステップ
#6において貼り付けられる。
【0052】次に、バーコードリーダ30によって新規
のメタルマスク1に貼り付けられたバーコード34がス
テップ#7において読み取られ、そのメタルマスクNo
がパーソナルコンピュータ27に送られる。
【0053】このパーソナルコンピュータ27の履歴情
報記録手段37は、バーコードリーダ30によって読み
取られたメタルマスクNo、さらには受入日を受け取
り、これらメタルマスクNo、受入日をステップ#8に
おいて内部メモリ又はフロッピーディスク33に記録
し、新規のメタルマスク1に対する履歴の欄を作成す
る。
【0054】一方、受け入れ検査のテンション測定の結
果、新規のメタルマスク1のテンションが例えば1mm
以上であれば、この新規のメタルマスク1が受け入れ検
査で不適合であり、ステップ#9において返却される。
【0055】次に、プリント基板の製造工程おけるソル
ダペーストの印刷に使用されるメタルマスク1が取り出
される。このメタルマスク1は、既に受け入れ検査が行
われて内部メモリ又はフロッピーディスク33に履歴の
欄が作成されている。
【0056】なお、メタルマスク1がソルダペーストの
印刷に使用されなければ、ステップ#10から#11に
移ってメタルマスク1は保管棚に収納される。
【0057】次に、取り出されたメタルマスク1に対し
ては、ステップ#12においてメタルマスク枠2に貼り
付けられたバーコード34がバーコードリーダ30によ
って読み取られ、そのメタルマスクNoがパーソナルコ
ンピュータ27に送られる。
【0058】次に、本検査のテンション測定がステップ
#13において行われる。この本検査のテンション測定
について図4に示すテンション測定プログラムのフロー
チャートを参照して説明する。
【0059】先ず、取り出されたメタルマスク1は、ス
テップf1においてメタルマスク台21の各ブロックゲ
ージ21a、21b上に載置されて位置決めされる。こ
のようにメタルマスク1がメタルマスク台21上に載置
されると、次のステップf2においてメタルマスク1と
ギャップセンサ22とが接触していないか否かが判断さ
れ、これらメタルマスク1とギャップセンサ22とが接
触していなければ、ステップf3に移ってメタルマスク
1上にテンプレートが置かれる。
【0060】ところが、メタルマスク1とギャップセン
サ22とが接触していれば、ステップf4に移ってメタ
ルマスク1を各ブロックゲージ21a、21b上に置き
直し、次のステップf5で再びメタルマスク1とギャッ
プセンサ22とが接触していないか否かが判断される。
【0061】この判断の結果、メタルマスク1とギャッ
プセンサ22とが接触していなければ、ステップf3に
移ってメタルマスク1上にテンプレートが置かれるが、
メタルマスク1とギャップセンサ22とが接触していれ
ば、ステップf6に移って破棄される。すなわち、メタ
ルマスク1を置き直してもメタルマスク1とギャップセ
ンサ22とが接触しているということは、メタルマスク
1のたわみが大きく、ソルダペーストの印刷に使用でき
ないからである。
【0062】次に、ゼロ調整スイッチ(スタートボタ
ン)がステップf7において操作されると、ギャップセ
ンサ22は、テンプレートの置かれたメタルマスク1と
のギャップを測定し、そのギャップ信号を出力する。こ
のギャップ信号は、センサ処理アンプ25で増幅され、
A/D変換器26によりディジタル変換されて表示器2
8に送られる。これにより、表示器28には、メタルマ
スク1との間のギャップが表示される。
【0063】又は、ギャップセンサ22から出力された
ギャップ信号は、センサ処理アンプ25で増幅され、A
/D変換器26によりディジタル変換されてパーソナル
コンピュータ27に送られ、このパーソナルコンピュー
タ27のテンション演算手段36により上記式(1)を演
算してテンションが求められる。そして、このテンショ
ンが表示器28に表示される。
【0064】このように表示器28にギャップセンサ2
2とメタルマスク1との間のギャップ又はテンションが
表示されると、このテンションが「0.00mm」(又
はギャップが4.5mm)であるか否かを判断する。
【0065】ここで、例えばテンションの表示が「0.
00mm」でなければ、ステップf9に移ってセンサの
校正を行う。このセンサ校正について図5に示すセンサ
校正プログラムのフローチャートを参照して説明する。
【0066】先ず、メタルマスク台21の各ブロックゲ
ージ21a、21b上にステップg1において校正用の
板が載置される。このときギャップセンサ22から出力
されたギャップ信号は、センサ処理アンプ25で増幅さ
れ、A/D変換器26によりディジタル変換されてパー
ソナルコンピュータ27に送られる。このパーソナルコ
ンピュータ27では、ステップg2及びg3においてテ
ンション演算手段36により求められるテンションが
「0」になるように調整される。
【0067】次に、メタルマスク台21の各ブロックゲ
ージ21a、21b上にステップg4において校正用の
板に代わってフルレンジのブロックゲージが載置され
る。このときギャップセンサ22から出力されたギャッ
プ信号は、センサ処理アンプ25で増幅され、A/D変
換器26によりディジタル変換されてパーソナルコンピ
ュータ27に送られる。このパーソナルコンピュータ2
7では、ステップg5及びg6においてテンション演算
手段36により求められるテンションのフルレンジが調
整される。
【0068】次に、メタルマスク台21の各ブロックゲ
ージ21a、21b上にステップg7においてフルレン
ジのブロックゲージに代わってハーフレンジのブロック
ゲージが載置される。このときギャップセンサ22から
出力されたギャップ信号は、センサ処理アンプ25で増
幅され、A/D変換器26によりディジタル変換されて
パーソナルコンピュータ27に送られる。このパーソナ
ルコンピュータ27では、ステップg8及びg9におい
てテンション演算手段36により求められるテンション
のハーフレンジが調整される。
【0069】再び、メタルマスク台21の各ブロックゲ
ージ21a、21b上にステップg10において校正用
の板が載置される。このときギャップセンサ22から出
力されたギャップ信号は、センサ処理アンプ25で増幅
され、A/D変換器26によりディジタル変換されてパ
ーソナルコンピュータ27に送られる。このパーソナル
コンピュータ27では、ステップg11及びg12にお
いてテンション演算手段36により求められるテンショ
ンが「0」になるように調整される。
【0070】以上によりセンサ校正が終了する。
【0071】次に、図4に示すテンション測定プログラ
ムのフローチャートに戻り、そのステップf10に移っ
て、メタルマスク版4上に分銅35がテンプレートの穴
を通して載置される。
【0072】再び、メタルマスク1とギャップセンサ2
2とが接触していないか否かがステップf11において
判断され、これらメタルマスク1とギャップセンサ22
とが接触していなければ、ステップf12に移ってギャ
ップセンサ22から出力されるギャップ信号を読み取
る。すなわち、ギャップセンサ22から出力されたギャ
ップ信号は、センサ処理アンプ25で増幅され、A/D
変換器26によりディジタル変換されてパーソナルコン
ピュータ27に送られる。
【0073】このパーソナルコンピュータ27のテンシ
ョン演算手段36は、メタルマスク1に分銅35を載せ
ないときと載せたときとのギャツプセンサ22から出力
されてディジタル化された各ギャップ信号を受け、これ
らギャップ信号に基づいて上記式(1)及び(2)を演算する
ことによりメタルマスク1のテンション及びたわみを求
める。
【0074】次に、パーソナルコンピュータ27の履歴
情報記録手段37は、ステップf13及びf14におい
てテンション演算手段36により求められたメタルマス
ク1のテンション及びたわみに、これらテンション及び
たわみを測定したときの時情報例えば測定日を付加して
図7に示すように履歴情報としてフロッピーディスク3
3又はパーソナルコンピュータ27内のメモリに記録す
る。この場合、履歴情報は、バーコードリーダ30によ
り読み取られたメタルマスク1のバーコード(メタルマ
スクNo)に対応して記録される。
【0075】以上によりテンション測定が終了する。
【0076】次に、図3に示す履歴情報管理プログラム
のフローチャートに戻り、そのステップ#14に移っ
て、パーソナルコンピュータ27は、測定されたメタル
マスク1のテンションが例えば2mm以下であるか否か
を判断する。この判断の結果、メタルマスク1のテンシ
ョンが2mm以下であれば、パーソナルコンピュータ2
7は、ステップ#15に移って測定されたメタルマスク
1のテンションが例えば1.5mm以下であるか否かを
判断する。
【0077】これらメタルマスク1に対するテンション
の判断の結果、メタルマスク1のテンションが2mm以
下でなければ、このメタルマスク1は、プリント基板の
製造工程おけるソルダペーストの印刷に使用できず、ス
テップ#9において返却される。
【0078】又、メタルマスク1のテンションが1.5
mm以下でなければ、ステップ#17及び#18におい
て新しいメタルマスク1の発注が行われる。
【0079】以上のようにしてメタルマスク1のテンシ
ョン及びたわみについて印刷工程前などにおいて継続的
に測定を行って履歴情報を蓄積していくと、メタルマス
ク1の劣化状況と印刷品質との相関関係を数値で表現し
てグラフ表示することができる。
【0080】すなわち、パーソナルコンピュータ27の
履歴情報報知手段38は、ステップ#19において、履
歴情報記録手段37によりフロッピーディスク33又は
パーソナルコンピュータ27内のメモリに記録された履
歴情報を集計管理し、図8に示すように測定日に対する
メタルマスク1のテンションの変化をグラフ化して表示
部29に表示する。
【0081】又、この履歴情報報知手段38は、測定日
に対するメタルマスク1のテンションの変化に限らず、
図9に示すようにメタルマスク1のテンションに対する
はんだ付け不良率、図10に示すようにメタルマスク1
の使用時間(印刷枚数)に対するメタルマスク1のテン
ション、図11に示すようにメタルマスク1の使用時間
(印刷枚数)に対するメタルマスク1のたわみをグラフ
化して表示部29に表示する。
【0082】このうち図9に示すメタルマスク1のテン
ションに対するはんだ付け不良率によりはんだ付け不良
低減の目標を確保するためにメタルマスク1のテンショ
ンに閾値を設けることができる。
【0083】又、図10及び図11に示すメタルマスク
1の使用時間(印刷枚数)に対するメタルマスク1のテ
ンション、たわみからメタルマスク1の劣化状況を数値
で把握することができる。
【0084】この後、メタルマスク1を用いてプリント
基板の製造工程おけるソルダペーストの印刷が行われ
る。
【0085】このように上記一実施の形態においては、
メタルマスク1に対して分銅34を用いて一定荷重を加
えたときのメタルマスク1のテンションを測定し、この
テンションに測定日を付加して履歴情報として記録する
ようにしたので、印刷工程における印刷の位置ずれ精度
や版離れ制御による高精度の印刷技術において非常に重
要なメタルマスク1全体のテンションを正確に測定する
ことがてき、かつメタルマスク1の使用時間(印刷枚
数)が増加するに伴ってメタルマスク1自体が図14に
示すようにテンションゲージ6を載せていないのに拘ら
ずメタルマスク版4が下降して塑性変形しても、このと
きのテンション及びたわみを正確に測定できる。
【0086】又、これらテンション及びたわみに測定日
を付加して履歴情報として記録するので、メタルマスク
1の劣化状況と印刷品質との相関関係を数値で表現して
グラフ表示し、メタルマスク1のテンション、たわみか
らメタルマスク1の劣化状況を数値で把握することがで
きる。
【0087】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、メ
タルマスク全体のテンションを正確に測定できるメタル
マスクのテンション測定方法及びその装置を提供でき
る。
【0088】又、本発明によれば、経時変化するメタル
マスク全体のテンションを正確に逐次測定して記録し、
これらテンションの変化の履歴を管理できるテンション
履歴管理方法及びその装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるメタルマスクのテンション測定
装置を備えたテンション履歴管理装置の一実施の形態を
示す構成図。
【図2】本発明に係わるテンション履歴管理装置の一実
施の形態におけるメタルマスク個々に付されるバーコー
ドを示す図。
【図3】本発明に係わるテンション履歴管理装置の一実
施の形態における履歴情報管理プログラムのフローチャ
ート。図4に示すテンション測定プログラムのフローチ
ャートが含まれている。図5は校正プログラムのフロー
チャート
【図4】本発明に係わるテンション履歴管理装置の一実
施の形態におけるテンション測定プログラムのフローチ
ャート。
【図5】本発明に係わるテンション履歴管理装置の一実
施の形態における校正プログラムのフローチャート。
【図6】本発明に係わるテンション履歴管理装置の一実
施の形態におけるテンション及びたわみの定義を説明す
るための図。
【図7】本発明に係わるテンション履歴管理装置の一実
施の形態におけるフロッピーディスク又はメモリに記録
された履歴情報を示す模式図。
【図8】本発明に係わるテンション履歴管理装置の一実
施の形態における測定日に対するメタルマスクのテンシ
ョンの変化のグラフ表示を示す図。
【図9】本発明に係わるテンション履歴管理装置の一実
施の形態におけるメタルマスクのテンションに対するは
んだ付け不良率のグラフ表示を示す図。
【図10】本発明に係わるテンション履歴管理装置の一
実施の形態におけるメタルマスクの使用時間(印刷枚
数)に対するメタルマスクのテンションのグラフ表示を
示す図。
【図11】本発明に係わるテンション履歴管理装置の一
実施の形態におけるメタルマスクの使用時間(印刷枚
数)に対するメタルマスクのたわみのグラフ表示を示す
図。
【図12】プリント基板の製造工程におけるソルダペー
ストの印刷に使用されるメタルマスクの構成図。
【図13】従来におけるメタルマスクのテンションの測
定方法を示す図。
【図14】メタルマスクの使用時間(印刷枚数)の増加
に伴うメタルマスク自体の塑性変形を示す図。
【符号の説明】
1:メタルマスク、 2:メタルマスク枠、 3:紗、 4:メタルマスク、 20:ベース、 21:メタルマスク台、 21a,21b:ブロックゲージ、 22:ギャップセンサ、 23:センサ支持板、 24a:24b:切り欠き部、 25:センサ処理アンプ、 26:A/D変換器、 27:パーソナルコンピュータ、 28:表示器、 29:表示部、 30:バーコードリーダ、 31:バーコードプリンタ、 32:プリンタ、 33:フロッピーディスク、 34:バーコード、 35:分銅、 36:テンション演算手段、 37:履歴情報記録手段、 38:履歴情報報知手段。

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メタルマスクのテンションを測定するメ
    タルマスクのテンション測定方法において、 前記メタルマスクに対して一定荷重を加えたときの前記
    メタルマスクの変位量を測定することを特徴とするメタ
    ルマスクのテンション測定方法。
  2. 【請求項2】 前記メタルマスクは、プリント基板の製
    造工程におけるソルダペーストの印刷に使用されるもの
    で、メタルマスク枠に紗を介してメタルマスク版が支持
    されていることを特徴とする請求項1記載のメタルマス
    クのテンション測定方法。
  3. 【請求項3】 前記メタルマスクに分銅を載せて一定荷
    重を加えることを特徴とする請求項1記載のメタルマス
    クのテンション測定方法。
  4. 【請求項4】 前記メタルマスクに分銅を載せないとき
    と載せたときとの前記メタルマスクの各変位量に基づい
    て少なくとも前記メタルマスクのテンションを求めるこ
    とを特徴とする請求項1記載のメタルマスクのテンショ
    ン測定方法。
  5. 【請求項5】 メタルマスクのテンションを測定するメ
    タルマスクのテンション測定装置において、 前記メタルマスクを載置するメタルマスク台と、 このメタルマスク台に設けられ、前記メタルマスクに対
    して一定荷重が加えられたときの前記メタルマスクの変
    位量を測定するセンサと、 を具備したことを特徴とするメタルマスクのテンション
    測定装置。
  6. 【請求項6】 前記メタルマスクは、プリント基板の製
    造工程におけるソルダペーストの印刷に使用されるもの
    で、メタルマスク枠に紗を介してメタルマスク版が支持
    されていることを特徴とする請求項5記載のメタルマス
    クのテンション測定装置。
  7. 【請求項7】 前記メタルマスクに一定荷重を加える分
    銅を備えたことを特徴とする請求項5記載のメタルマス
    クのテンション測定装置。
  8. 【請求項8】 前記メタルマスクに分銅を載せないとき
    と載せたときとの前記センサにより測定される前記メタ
    ルマスクの各変位量に基づいて少なくとも前記メタルマ
    スクのテンションを求めるテンション演算手段を備えた
    ことを特徴とする請求項5記載のメタルマスクのテンシ
    ョン測定装置。
  9. 【請求項9】 メタルマスクのテンションを測定し、こ
    のテンションの履歴を管理するテンション履歴管理方法
    において、 前記メタルマスクに対して一定荷重を加えたときの前記
    メタルマスクの変位量を測定し、この変位量に少なくと
    も測定したときの時間情報を付加して履歴情報として記
    録することを特徴とするテンション履歴管理方法。
  10. 【請求項10】 前記メタルマスクは、プリント基板の
    製造工程におけるソルダペーストの印刷に使用されるも
    ので、メタルマスク枠に紗を介してメタルマスク版が支
    持されていることを特徴とする請求項9記載のテンショ
    ン履歴管理方法。
  11. 【請求項11】 前記履歴情報を集計管理し、少なくと
    も経時に対する前記メタルマスクの変位量の変化をグラ
    フ化して報知することを特徴とする請求項9記載のテン
    ション履歴管理方法。
  12. 【請求項12】 前記メタルマスク個々に所定の符号を
    付し、この符号に対応して少なくとも前記時間情報、前
    記変位量を記録することを特徴とする請求項9記載のテ
    ンション履歴管理方法。
  13. 【請求項13】 前記メタルマスクの変位量に基づいて
    テンション及びたわみを求め、前記メタルマスク個々に
    付された所定の符号に対応してそれぞれ測定日、前記テ
    ンション、前記たわみを履歴情報として記録することを
    特徴とする請求項9記載のテンション履歴管理方法。
  14. 【請求項14】 メタルマスクのテンションを測定し、
    このテンションの履歴を管理するテンション履歴管理装
    置において、 前記メタルマスクを載置するメタルマスク台と、 このメタルマスク台に設けられ、前記メタルマスクに対
    して一定荷重が加えられたときの前記メタルマスクの変
    位量を測定するセンサと、 このセンサにより測定された前記メタルマスクの変位量
    に少なくとも測定したときの時情報を付加して履歴情報
    として記録する履歴情報記録手段と、を具備したことを
    特徴とするテンション履歴管理装置。
  15. 【請求項15】 前記メタルマスクは、プリント基板の
    製造工程におけるソルダペーストの印刷に使用されるも
    ので、メタルマスク枠に紗を介してメタルマスク版が支
    持されていることを特徴とする請求項14記載のテンシ
    ョン履歴管理装置。
  16. 【請求項16】 前記履歴情報記録手段により記録され
    た前記履歴情報を集計管理し、少なくとも経時に対する
    前記メタルマスクの変位量の変化をグラフ化して報知す
    る履歴情報報知手段を具備したことを特徴とする請求項
    14記載のテンション履歴管理装置。
  17. 【請求項17】 前記メタルマスク個々に付された所定
    の符号と、 この符号を読み取る符号読取り手段とを具備し、 前記履歴情報記録手段は、前記符号読取り手段により読
    み取られた前記符号に対応して少なくとも前記時情報、
    前記センサにより測定された前記メタルマスクの変位量
    を記録する機能を有することを特徴とする請求項14記
    載のテンション履歴管理装置。
  18. 【請求項18】 前記符号読取り手段は、前記メタルマ
    スクに付されたバーコードを読み取るバーコードリーダ
    であることを特徴とする請求項17記載のテンション履
    歴管理装置。
  19. 【請求項19】 前記履歴情報記録手段は、前記メタル
    マスク個々に付された前記符号に対応してそれぞれ測定
    日、前記メタルマスクの変位量に基づいて求められるテ
    ンション及びたわみを履歴情報として記録することを特
    徴とする請求項17記載のテンション履歴管理装置。
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