JP2001062941A - 帯状ゴム材料の巻取り制御方法 - Google Patents

帯状ゴム材料の巻取り制御方法

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JP2001062941A
JP2001062941A JP24488599A JP24488599A JP2001062941A JP 2001062941 A JP2001062941 A JP 2001062941A JP 24488599 A JP24488599 A JP 24488599A JP 24488599 A JP24488599 A JP 24488599A JP 2001062941 A JP2001062941 A JP 2001062941A
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JP
Japan
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injection
speed
rubber material
belt
shaped rubber
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JP24488599A
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English (en)
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Atsushi Funayama
敦 舟山
Hisashige Fukuzawa
久慈 福澤
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Yokohama Rubber Co Ltd
Original Assignee
Yokohama Rubber Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 射出機から射出される帯状ゴム材料Wの射出
速度を求め、この射出速度に対してタイヤ成形ドラムの
表面速度を一致させるように同期制御することで、射出
される帯状ゴム材料Wを均一の張力で、重量及び形状を
精度良くタイヤ成形ドラムに巻付けることが出来る帯状
ゴム材料の巻取り制御方法を提供する。 【解決手段】 射出機3から射出される帯状ゴム材料W
の射出速度をピストンの1ストローク移動時における射
出ゴム量と、ピストンの1ストローク移動時間とから算
出し、この射出速度に対してタイヤ成形ドラム1の表面
速度を一致させるように同期制御することで、射出され
る帯状ゴム材料Wを均一の張力で、重量及び形状を精度
良くタイヤ成形ドラムに巻付けることが出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、帯状ゴム材料の
巻取り制御方法に係わり、更に詳しくは射出機から連続
的に射出される帯状ゴム材料を、均一の張力で、かつ重
量及び形状を維持した状態でタイヤ成形ドラムに精度良
く巻付けることを可能とした帯状ゴム材料の巻取り制御
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、インジェクションマシン(射出
機)から射出された帯状ゴム材料をタイヤ成形ドラム上
に直接供給すると共に巻付けてタイヤを成形する技術が
知られている(例えば、特公平7−94155号公
報)。
【0003】上記のような帯状ゴム材料のタイヤ成形ド
ラムに巻付けてタイヤを成形する方法においてタイヤ構
成部材の重量と、形状を精度良く製造するためには、射
出機で射出された帯状ゴム材料の速度にタイヤ成形ドラ
ムの表面速度を一致させ、均一の張力(テンション)で
巻取らなければならない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、従来の帯
状ゴム材料の巻取り方法は、タイヤ成形ドラムの回転速
度を基準として、タイヤ成形ドラムの回転速度に対応さ
せて射出機の射出速度を制御する方法であるため、タイ
ヤ成形ドラムの回転開始と同時に射出機を駆動して帯状
ゴム材料を射出させても、射出機から射出される帯状ゴ
ム材料の射出速度に応答遅れが発生し、タイヤ成形ドラ
ムの表面速度と射出速度とを一致させることが出来ず、
タイヤ構成部材の重量と、形状を精度良く成形すること
が難しいと言う問題があった。
【0005】この発明の目的は、射出機から射出される
帯状ゴム材料の射出速度を求め、この射出速度に対して
タイヤ成形ドラムの表面速度を一致させるように同期制
御することで、射出される帯状ゴム材料を均一の張力
で、重量及び形状を精度良くタイヤ成形ドラムに巻付け
ることが出来る帯状ゴム材料の巻取り制御方法を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するため、射出機のピストンの1ストローク移動時に
おける射出ゴム量と、ピストンの1ストローク移動時間
とから射出ゴムの射出速度を求め、この射出速度をタイ
ヤ成形ドラムの表面速度と仮定して、射出速度に、タイ
ヤ成形ドラムの表面速度を一致させるように同期制御す
ることを要旨とするものである。
【0007】この発明は、上記のように構成され、射出
機から射出される帯状ゴム材料の射出速度をピストンの
1ストローク移動時における射出ゴム量と、ピストンの
1ストローク移動時間とから算出し、この射出速度に対
してタイヤ成形ドラムの表面速度を一致させるように同
期制御することで、射出される帯状ゴム材料を均一の張
力で、重量及び形状を精度良くタイヤ成形ドラムに巻付
けることが出来るものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づき、この発
明の実施形態を説明する。
【0009】図1は、この発明の帯状ゴム材料の巻取り
制御方法を実施するためのタイヤ成形機における制御装
置の概略構成図を示し、1は駆動モータ2により回転制
御可能なタイヤ成形ドラム、3はタイヤ成形ドラム1に
帯状ゴム材料Wを射出させる射出機を示し、この射出機
3には、射出機3のピストン(図示せず)に同期するエ
ンコーダ4が取付けられている。
【0010】前記エンコーダ4から発進されるパルスデ
ータD1は、パルスデータ演算回路5で演算されて射出
速度D2が求められる。即ち、射出機3のシリンダー
(図示せず)の内径は予め判っているため、ピストンの
1ストローク移動時(ピストンが1パルス分移動する
時)の射出機3のダイス開口部3aから射出される射出
ゴム量を求めることが出来る。
【0011】即ち、ピストンの単位時間当たりの移動量
とシリンダーの内径とから射出機3の射出容量を求める
ことが出来る。
【0012】次に、ピストンが移動する時に発生するエ
ンコーダ4の1パルスの入力間隔時間を測定することに
より、1パルス分の射出されたゴムの移動時間を求める
ことが出来、前記射出ゴム量とピストンの1ストローク
移動時間とをパルスデータ演算回路5の制御装置により
演算して射出速度D2を算出するのである。
【0013】そして、この射出速度D2をタイヤ成形ド
ラム1の表面速度と仮定し、この射出速度に対してタイ
ヤ成形ドラム1の表面速度を一致させるように制御装置
6により同期制御するものである。
【0014】なお、実際には射出開始時から一定時間内
は、射出機3内の射出ゴムの射出速度の圧力が高くなっ
たり、また射出中期時及び射出終期時には、射出機3内
のゴム温度が変動するため、射出ゴムの圧力係数Pや温
度係数Tを補正値としてタイヤ成形ドラム1の回転数n
に対して加えて補正する必要がある。
【0015】このように、圧力係数Pや温度係数Tを補
正の一要因としてタイヤ成形ドラム1の回転数Nに加え
て補正し、ゴム帯状材料Wの巻取り速度の同期制御に速
度フィードバックすることで、射出機3から射出される
帯状ゴム材料Wを均一の張力で、重量及び形状を精度良
くタイヤ成形ドラムに巻付けることが出来るものであ
る。
【0016】
【発明の効果】この発明は、上記のように射出機から射
出される帯状ゴム材料の射出速度をピストンの1ストロ
ーク移動時における射出ゴム量と、ピストンの1ストロ
ーク移動時間とから算出し、この射出速度に対してタイ
ヤ成形ドラムの表面速度を一致させるように同期制御す
ることで、射出される帯状ゴム材料を均一の張力で、重
量及び形状を精度良くタイヤ成形ドラムに巻付けること
が出来る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の帯状ゴム材料の巻取り制御方法を実
施するためのタイヤ成形機における制御装置の概略構成
図である。
【符号の説明】
1 タイヤ成形ドラム 2 駆動モータ 2a ダイス開口部 3 射出機 4 エンコーダ 5 パルスデータ演算回路 6 制御装置 W 帯状ゴム材料 D1 パルスデータ D2 射出速度 P 圧力係数 T 温度係数 n,N タイヤ成形ドラムの回転数
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4F212 AA45 AH20 AP02 AP05 AP07 AP08 AR08 AR09 VA02 VK01 VK34 VL31 VM04 VQ03 VQ07 VR03

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 射出機から連続的に押出される帯状ゴム
    材料をタイヤ成形ドラムに巻付ける帯状ゴム材料の巻取
    り制御方法において、 前記射出機のピストンの1ストローク移動時における射
    出ゴム量と、ピストンの1ストローク移動時間とから射
    出ゴムの射出速度を求め、この射出速度をタイヤ成形ド
    ラムの表面速度と仮定して、射出速度に、タイヤ成形ド
    ラムの表面速度を一致させるように同期制御する帯状ゴ
    ム材料の巻取り制御方法。
  2. 【請求項2】 前記射出機にピストンの動きと同期する
    エンコーダを取付けておき、ピストンの移動に伴って発
    信されるエンコーダからパルス信号を演算制御装置に入
    力して射出される帯状ゴム材料の射出速度を求める請求
    項1に記載の帯状ゴム材料の巻取り制御方法。
  3. 【請求項3】 射出開始時から一定時間内は、射出ゴム
    の射出速度に射出機内の圧力を補正の一要因として加え
    て補正する請求項1または2に記載の帯状ゴム材料の巻
    取り制御方法。
  4. 【請求項4】 射出中期時及び射出終期時は、射出機内
    のゴム温度を補正の一要因としてゴム帯状材料の巻取り
    速度の同期制御に速度フィードバックする請求項1,2
    または3に記載の帯状ゴム材料の巻取り制御方法。
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