JP2001062559A - 取鍋の加熱方法 - Google Patents

取鍋の加熱方法

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JP2001062559A
JP2001062559A JP24200599A JP24200599A JP2001062559A JP 2001062559 A JP2001062559 A JP 2001062559A JP 24200599 A JP24200599 A JP 24200599A JP 24200599 A JP24200599 A JP 24200599A JP 2001062559 A JP2001062559 A JP 2001062559A
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Kazuaki Hara
一晃 原
Kazunari Adachi
一成 安達
Hiroshi Nomura
寛 野村
Mamoru Suda
守 須田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 転炉出鋼温度を低く設定して炭材の量を大幅
に削減すると共に、サーマルアタックを緩和して取鍋耐
火物の原単位向上を図り、更には、バーナによる取鍋加
熱時の燃料ガスの使用量を削減して省エネルギー化に貢
献する。 【解決手段】 連続鋳造及び排滓を終えた後、受鋼台車
5に載置され、次いで、受鋼台車5によって転炉3の受
鋼領域D2に搬送された後、該受鋼台車5上で該受鋼領
域D2に所定時間待機状態とされ、該待機後、直ちに転
炉3から溶鋼を受鋼する取鍋1を該受鋼前に加熱する方
法において、転炉3の受鋼領域D2に待機状態とされる
所定時間内に取鍋1を急速加熱し,この急速加熱を取鍋
1の上部開口を覆う鍋蓋12に取り付けた蓄熱式バーナ
10で行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、転炉操業に用いら
れて転炉から受鋼した溶鋼を運搬する取鍋を加熱する方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】図5を参照して、転炉操業に用いられる
取鍋1は、連続鋳造後、クレーン2等によって排滓領域
B1に移動し、該排滓領域B1では取鍋1を傾動するこ
とにより内部に残存するスラグを排滓する。次いで、保
守点検領域(図示せず。)に移動し、該保守点検領域で
スライディングノズルの洗浄又は交換を行った後、予熱
領域C1に移動する。該予熱領域C1では取鍋1の乾燥
及び転炉3から受鋼する溶鋼の温度低下量を補償する目
的でバーナ4等を用いて取鍋1の加熱を行う。
【0003】次いで、取鍋1をクレーン2等によって受
鋼台車5上に載置し、この状態で転炉3の受鋼領域D1
まで搬送する。受鋼領域D1に搬送された取鍋1は受鋼
台車5上で所定時間待機状態とされ、該待機後、直ちに
転炉3から溶鋼を受鋼する。受鋼後、取鍋1を受鋼台車
5によって二次精錬領域(図示せず。)に搬送し、二次
精錬領域では取鍋1中の溶鋼を例えばRH法等によって
二次精錬する。
【0004】次いで、受鋼台車5上の取鍋1をクレーン
2等によって連続鋳造領域A1に移動し、連続鋳造領域
A1では、既存の連続鋳造機に取鍋1を設置し、取鍋1
の下方に設けられているスライディングノズルを開度操
作することで、必要な流量の溶鋼を連続的にタンディッ
シュに供給して連続鋳造を行い、該連続鋳造後、上述し
た各工程を繰り返して操業する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、転炉3の出
鋼温度は、連続鋳造終了までの溶鋼温度を確保できるよ
うに決定される。従って、受鋼後の取鍋1での溶鋼温度
の降下量は転炉出鋼温度に大きな影響を及ぼす。しかし
ながら、上記従来の転炉操業においては、予熱領域C1
で取鍋1を加熱してから受鋼領域D1で溶鋼を受鋼する
迄の時間が長いため、特に受鋼領域D1で待機中に自然
放冷による取鍋耐火物の温度低下により受鋼後の溶鋼の
温度降下量が大きくなり、この結果、連続鋳造終了まで
の溶鋼温度を確保するために転炉出鋼温度を高く設定す
る必要が生じて転炉吹練時に投入される昇温材としての
炭材(コークス等)の量が多くなるという不都合があ
る。
【0006】また、受鋼時の取鍋1の温度と転炉出鋼温
度との温度差が大きくなるため、取鍋耐火物のサーマル
アタックが大きくなって該耐火物の寿命を短くする原因
になり、しかも、取鍋1内での溶鋼の温度分布のばらつ
きも大きくなるという不都合がある。さらに、予熱領域
C1でのバーナによる取鍋1の加熱時間も長時間を要す
るため、該加熱時に大量の燃料ガス(Cガス等)を使用
しなければならないという不都合がある。
【0007】本発明はかかる不都合を解消するためにな
されたものであり、転炉出鋼温度を低く設定して炭材の
量を大幅に削減することができると共に、サーマルアタ
ックを緩和して取鍋耐火物の原単位向上を図ることがで
き、更には、バーナによる取鍋加熱時の燃料ガスの使用
量を削減して省エネルギー化に貢献することができる取
鍋の加熱方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、請求項1に係る取鍋の加熱方法は、連続鋳造及び
排滓を終えた後、受鋼台車に載置され、次いで、受鋼台
車によって転炉の受鋼領域に搬送された後、該受鋼台車
上で該受鋼領域に所定時間待機状態とされ、該待機後、
直ちに転炉から溶鋼を受鋼する取鍋を該受鋼前に加熱す
る方法において、前記転炉の受鋼領域に待機状態とされ
る所定時間内に前記取鍋を急速加熱することを特徴とす
る。
【0009】請求項2に係る取鍋の加熱方法は、請求項
1において、前記急速加熱を前記取鍋の上部開口を覆う
鍋蓋に取り付けた蓄熱式バーナで行うことを特徴とす
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の一例
を図を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態の
一例である取鍋の加熱方法を説明するための説明図、図
2は受鋼領域で待機中に受鋼台車上の取鍋を蓄熱式バー
ナによって急速加熱する方法を説明するための説明図、
図3は図2の平面図、図4は蓄熱式バーナの作動を説明
するための概略図である。
【0011】図1を参照して、転炉操業に用いられる取
鍋1は、連続鋳造後、クレーン2等によって排滓領域B
2に移動し、該排滓領域B2では取鍋1を傾動すること
により内部に残存するスラグを排滓する。次いで、保守
点検領域(図示せず。)に移動し、該保守点検領域でス
ライディングノズルの洗浄又は交換を行った後、保熱領
域C2に移動する。該保熱領域C2では従来のようなバ
ーナによる取鍋1の加熱は行わず、取鍋1の上部開口を
鍋蓋1aで覆って該取鍋1を保熱する。
【0012】次いで、取鍋1をクレーン2等によって受
鋼台車5上に載置し、この状態で転炉3の受鋼領域D2
まで搬送する。受鋼領域D2に搬送された取鍋1は受鋼
台車5上で所定時間待機状態とされ、該待機中に取鍋1
の乾燥及び転炉3から受鋼する溶鋼の温度低下量を補償
する目的で蓄熱式バーナ10を用いて取鍋1の急速加熱
を行う。
【0013】急速加熱後、直ちに転炉3から溶鋼を受鋼
し、受鋼後、取鍋1を受鋼台車5によって二次精錬領域
(図示せず。)に搬送し、二次精錬領域では取鍋1中の
溶鋼を例えばRH法等によって二次精錬する。次いで、
受鋼台車5上の取鍋1をクレーン2等によって連続鋳造
領域A2に移動し、連続鋳造領域A2では、既存の連続
鋳造機に取鍋1を設置し、取鍋1の下方に設けられてい
るスライディングノズルを開度操作することで、必要な
流量の溶鋼を連続的にタンディッシュに供給して連続鋳
造を行い、該連続鋳造後、上述した各工程を繰り返して
操業する。
【0014】次に、図2〜図4を参照して、受鋼領域D
2で待機中の受鋼台車5上の取鍋1を蓄熱式バーナ10
によって急速加熱する方法を説明する。図2及び図3に
おいて符号11は門型フレームであり、この門型フレー
ム11は受鋼領域D2の受鋼台車5の待機位置で該受鋼
台車5の搬送路を跨ぐように配置されている。門型フレ
ーム11には受鋼台車5上の取鍋1の上部開口を覆う円
形の鍋蓋12が昇降装置100によって昇降自在に支持
されており、この鍋蓋12には蓄熱式バーナ10が取り
付けられている。
【0015】まず、昇降装置100から説明すると、こ
の昇降装置100は鍋蓋12の上面を受鋼台車5の幅方
向に離間した二カ所で支持して該鍋蓋12を昇降自在に
吊り下げる2本のチェーン101,102を備えてお
り、各チェーン101,102は鍋蓋12上面から上方
に延びた後、門型フレーム11の上部に取り付けられた
スプロケット103,104を介して受鋼台車5の幅方
向に水平に延びてその先端が連結部材105に接続され
ている。
【0016】連結部材105には1本のチェーン106
が接続されており、該チェーン106はチェーン10
1,102から離間する側に水平方向に延びた後、門型
フレーム11の上部に取り付けられたスプロケット10
7を介して下方に延びてその先端がカウンターウェイト
108に接続されている。カウンターウェイト108は
蓄熱式バーナ10を含めた鍋蓋12の重量とバランスす
る重さとされている。
【0017】また、スプロケット107は駆動モータ1
09によって回転駆動されるようになっており、該駆動
モータ109を正逆駆動させることにより、鍋蓋12が
蓄熱式バーナ10と共に昇降するようになっている。そ
して、かかる昇降時には、鍋蓋12の上面に4本突設さ
れたスライド棒110が門型フレーム11の上部に該ス
ライド棒110の数に対応して取り付けられたガイド筒
111によって上下方向に案内されるようになってい
る。
【0018】次に、蓄熱式バーナ10について説明する
と、この蓄熱式バーナ10は鍋蓋12の上面に受鋼台車
5の搬送方向に離間して取り付けられた一対のバーナ部
112a,112bを備えており、該バーナ部112
a,112bにはセラミックス等からなる蓄熱体113
a,113bが一体に取り付けられている。蓄熱体11
3a,113bにはそれぞれ燃焼用空気の供給配管11
4a,114b及び燃焼排ガスの排気配管121a,1
21bが接続されている。
【0019】供給配管114a,114bには切換え用
の開閉弁115a,115bが介在されており、また、
供給配管114a,114bは上流側で合流して1本の
供給配管116とされている。該供給配管116には、
上流側に向けて流量調整弁117及び流量計(オリフィ
ス)118が順次介在されており、上流端が門型フレー
ム11の上部に取り付けられた供給ファン119に達し
ている。また、供給配管116は、図2に示すように、
上下方向に延びる部分を有しており、該部分には鍋蓋1
2の昇降を可能にすべく蛇腹120が介在されている。
【0020】一方、排気配管121a,121bには切
換え用の開閉弁122a,122bが介在されており、
開閉弁122a,122bの上流側には蓄熱体113
a,113bの出側の排ガス温度を測定する温度計
a ,Tb が取り付けられている。また、排気配管12
1a,121bは下流側で合流して1本の排気配管12
3とされており、該排気配管123には下流側に向けて
流量計(オリフィス)124及び流量調整弁125が順
次介在されている。排気配管123の下流端は、門型フ
レーム11の上部に取り付けられた排気ファン126に
達している。また、排気配管123は、図2に示すよう
に、上下方向に延びる部分を有しており、該部分には鍋
蓋12の昇降を可能にすべく蛇腹127が介在されてい
る。
【0021】バーナ部112a,112bには燃料ガス
の供給配管128a,128bが接続されており、該供
給配管128a,128bには切換え用の開閉弁129
a,129bが介在されている。また、供給配管128
a,128bは上流側で合流して1本の供給配管130
とされており、該供給配管130には、上流側に向けて
流量調整弁131及び流量計(オリフィス)132が順
次介在されている。供給配管130は、図2に示すよう
に、上下方向に延びる部分を有しており、該部分には鍋
蓋12の昇降を可能にすべく蛇腹133が介在されてい
る。なお、図4において符号Tc は取鍋1内の温度を測
定する温度計である。
【0022】次に、かかる構成の蓄熱式バーナ10を用
いて取鍋1を加熱する方法を説明する。取鍋1を載せた
受鋼台車5が転炉3の受鋼領域D2まで搬送されて門型
フレーム11の所定位置に停止すると、これを門型フレ
ーム11の柱等に取り付けられた位置検出センサ(図示
せず。)が検知し、該検知信号に基づいて門型フレーム
11の上部に取り付けられた駆動モータ109がスプロ
ケット107をカウンターウェイト108が上昇する方
向に回転駆動させ、これにより、蓄熱式バーナ10が取
り付けられた鍋蓋12が下降して取鍋1の上部開口を閉
塞する。かかる閉塞時には、蓄熱式バーナ10が取り付
けられた鍋蓋12はカウンターウェイト108によって
バランスされているため、鍋蓋12が取鍋1の上部開口
縁に当接した際の衝撃を緩和することができ、該上部開
口縁の破損を良好に防止することができる。
【0023】次いで、この状態でバーナ部112a,1
12bを交互に燃焼させて、受鋼台車5の待機時間内に
取鍋1の急速加熱を行う。例えばバーナ部112aを燃
焼させる場合は、燃焼用空気の供給配管114aの開閉
弁115a、燃料ガスの供給配管128aの開閉弁12
9a及び燃焼排ガスの排気配管121bの開閉弁122
bを開くと共に、燃焼用空気の供給配管114bの開閉
弁115b、燃料ガスの供給配管128bの開閉弁12
9b及び燃焼排ガスの排気配管121aの開閉弁122
aを閉じ、これにより、バーナ部112aを燃焼させて
火炎及び燃焼ガスの輻射熱によって取鍋1を加熱すると
共に、該燃焼時の排ガスを蓄熱体113b及び排気配管
121b,123を通して排出する。
【0024】反対にバーナ部112bを燃焼させる場合
は、燃焼用空気の供給配管114bの開閉弁115b、
燃料ガスの供給配管128bの開閉弁129b及び燃焼
排ガスの排気配管121aの開閉弁122aを開くと共
に、燃焼用空気の供給配管114aの開閉弁115a、
燃料ガスの供給配管128aの開閉弁129a及び燃焼
排ガスの排気配管121bの開閉弁122bを閉じ、こ
れにより、バーナ部112bを燃焼させて火炎及び燃焼
ガスの輻射熱によって取鍋1を加熱すると共に、該燃焼
時の排ガスを蓄熱体113a及び排気配管121a,1
23を通して排出する。なお、開閉弁115a,115
b,122a,122b,129a,129bの切換え
及び流量計118,124,132の測定値に応じた流
量調整弁117,125,131の開度は図示しない加
熱制御装置によってシーケンス制御されるようになって
いる。
【0025】ここで、このようにバーナ部112a,1
12bを交互に燃焼させることにより、バーナ部112
a,112bに供給される燃焼用空気は蓄熱体113
a,113bとの直接接触によって予熱されて排ガス温
度に近い高温となり、従って、燃料ガスと混合されたと
きに少ない燃料で安定燃焼して高温の燃焼ガスが得ら
れ、これにより、取鍋1の急速加熱が行われる。
【0026】そして、急速加熱後、門型フレーム11の
上部に取り付けられた駆動モータ109がスプロケット
107をカウンターウェイト108が下降する方向に回
転駆動させ、これにより、蓄熱式バーナ10が取り付け
られた鍋蓋12が上昇して取鍋1の上部開口を開き、こ
の状態で直ちに受鋼位置に移動して転炉3から溶鋼を受
鋼し、受鋼後、取鍋1を受鋼台車5によって二次精錬領
域(図示せず。)に搬送して二次精錬を行うと共に、二
次精錬後、受鋼台車5上の取鍋1をクレーン2等によっ
て連続鋳造領域A2に移動して連続鋳造を行う。
【0027】このようにこの実施の形態では、転炉3か
ら溶鋼を受鋼する直前まで取鍋1を加熱しているので、
受鋼時における取鍋耐火物の含熱量を従来に比べて大幅
に増やすことができ、この結果、連続鋳造終了までの溶
鋼温度を確保できるように決定される転炉3の出鋼温度
を従来より低く設定することが可能になって、転炉吹練
時に投入される昇温材としての炭材の量を削減すること
ができる。
【0028】また、受鋼時の取鍋1の温度と転炉出鋼温
度との温度差を小さくすることができるので、取鍋耐火
物のサーマルアタックが緩和されて該耐火物の寿命の延
長を図ることができると共に、取鍋1内での溶鋼の温度
分布のばらつきを小さくすることができる。さらに、従
来の予熱領域C1でのバーナによる取鍋1の加熱に比べ
て加熱時間を大幅に短縮することができるので、該加熱
時に使用する燃料ガス(Cガス等)の量を少なくでき、
省エネルギー化に貢献することができる。
【0029】
【発明の効果】上記の説明から明らかなように、本発明
によれば、転炉出鋼温度を低く設定して炭材の量を大幅
に削減することができると共に、サーマルアタックを緩
和して取鍋耐火物の原単位向上を図ることができ、更に
は、バーナによる取鍋加熱時の燃料ガスの使用量を削減
して省エネルギー化に貢献することができるという効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例である取鍋の加熱方
法を説明するための説明図である。
【図2】受鋼領域で待機中に受鋼台車上の取鍋を蓄熱式
バーナによって急速加熱する方法を説明するための説明
図である。
【図3】図2の平面図である。
【図4】蓄熱式バーナの作動を説明するための概略図で
ある。
【図5】従来の取鍋の加熱方法を説明するための説明図
である。
【符号の説明】 A2…連続鋳造領域 B2…排滓領域 C2…保熱領域 D2…受鋼領域 1…取鍋 3…転炉 5…受鋼台車 10…蓄熱式バーナ 12…鍋蓋
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野村 寛 岡山県倉敷市水島川崎通1丁目(番地な し) 川崎製鉄株式会社水島製鉄所内 (72)発明者 須田 守 岡山県倉敷市水島川崎通1丁目(番地な し) 川崎製鉄株式会社水島製鉄所内 Fターム(参考) 4E014 AA00 AB01

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続鋳造及び排滓を終えた後、受鋼台車
    に載置され、次いで、受鋼台車によって転炉の受鋼領域
    に搬送された後、該受鋼台車上で該受鋼領域に所定時間
    待機状態とされ、該待機後、直ちに受鋼位置に移動して
    転炉から溶鋼を受鋼する取鍋を該受鋼前に加熱する方法
    において、 前記転炉の受鋼領域に待機状態とされる所定時間内に前
    記取鍋を急速加熱することを特徴とする取鍋の加熱方
    法。
  2. 【請求項2】 前記急速加熱を前記取鍋の上部開口を覆
    う鍋蓋に取り付けた蓄熱式バーナで行うことを特徴とす
    る請求項1記載の取鍋の加熱方法。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015174091A (ja) * 2014-03-13 2015-10-05 株式会社神戸製鋼所 取鍋を保温する保温バーナの制御方法
KR101820753B1 (ko) * 2016-12-23 2018-01-22 주식회사 포스코 래들 운영 장치

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015174091A (ja) * 2014-03-13 2015-10-05 株式会社神戸製鋼所 取鍋を保温する保温バーナの制御方法
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