JP2001062190A - ハンガー - Google Patents

ハンガー

Info

Publication number
JP2001062190A
JP2001062190A JP24411999A JP24411999A JP2001062190A JP 2001062190 A JP2001062190 A JP 2001062190A JP 24411999 A JP24411999 A JP 24411999A JP 24411999 A JP24411999 A JP 24411999A JP 2001062190 A JP2001062190 A JP 2001062190A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hanger
tag
piece
clothes
degrees
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24411999A
Other languages
English (en)
Inventor
Terutake Miwa
照剛 三輪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MITSUWA JUSHI KOGYO KK
Original Assignee
MITSUWA JUSHI KOGYO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MITSUWA JUSHI KOGYO KK filed Critical MITSUWA JUSHI KOGYO KK
Priority to JP24411999A priority Critical patent/JP2001062190A/ja
Publication of JP2001062190A publication Critical patent/JP2001062190A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Holders For Apparel And Elements Relating To Apparel (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンベア等により移動しているハンガーに対
して約45度の角度で光を入射させる自動分配システム
に用いられるハンガーにおいて、正確かつ確実にスキャ
ナーによるデータの読み取りが可能であるとともに、こ
れを重ねた場合であってもハンガー間に無駄な空間が生
じないハンガーを提供すること。 【解決手段】 衣服を支持するための衣服支持部(2)
と、該衣服支持部(2)の略中央上部に連設されるフッ
ク部(3)と、このフック部(3)の基部(301)に
連設される、各種データが表示されたバーコードタッグ
片が装着されるタッグ装着片(4)とを備え、前記タッ
グ装着片(4)は、全体として板状であるとともに、ハ
ンガー(1)の厚さ方向に対して約45度の角度になる
ようにして、前記フック部(3)の基部(301)に連
設されたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主に大型のクリー
ニング店やクリーニング工場等で使用される業務用のハ
ンガーに係り、より詳しくは、コンベア等により移動し
ているハンガーの正面側に対して約45度の角度で光を
入射させることにより、クリーニングされた衣服をハン
ガーに装着したまま所望箇所に仕分け可能な改良型の自
動分配システムに適応可能であるとともに、これを複数
個重ねた場合であっても、ハンガー間に無駄な空間が生
じないように構成したハンガーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から大型のクリーニング店やクリー
ニング工場等においては、クリーニングされた衣服をハ
ンガーに装着したままコンベア等により移動し、これを
配送先別に選別するための自動分配システムが採用され
ている。
【0003】ここで、図9は、この自動分配システムに
使用されるハンガー31の正面図であり、このハンガー
31は、衣服を支持するための衣服支持部32の略中央
上部にフック部33が連設され、このフック部33の基
部には、各種データが表示されたタッグ片35を装着す
るためのタッグ装着部34が備えられている。
【0004】そして、前記自動分配システムにおいて
は、各種データが表示されたタッグ片35を装着したハ
ンガー31を、図9に示すような方向、より詳しくは、
前記ハンガー31のタッグ装着部34が正面側に向くよ
うにしてコンベア等に固定するとともに、これを、ハン
ガー31の厚さ方向に直交する方向、図9において右側
あるいは左側に移動させる。そして、その移動の過程に
おいて、スキャナーによってハンガー31の正面側に対
して垂直方向に光を放射し、これにより、スキャナー等
を介して、タッグ装着部34に装着したタッグ片35に
表示されている各データを読み取り、その後、所望する
配送先別に仕分けしていく作業が自動で行われる。その
ために、この自動分配システムを用いることにより、人
手によらずにクリーニングされた衣服をハンガーに装着
したまま仕分けすることができ、人件費等のコストダウ
ンを図ることができるという利点がある。
【0005】ところで、このように、自動分配システム
においては、スキャナーによりタッグ片に表示された各
種データを読みとる作業が行われるが、一方、現在のス
キャナーはその精度が完全ではないために、読み取り不
能や読み取り間違いが発生することがあり、かかる場合
には、本来配送されるべきでない箇所に衣服を装着した
ハンガーが仕訳されてしまうという事態が生じてしま
う。
【0006】そのために、最近になり、自動分配システ
ムにおけるこのような読み取り不能な読み取り間違いの
発生を防止するために、スキャナーをハンガーの正面側
に対して約45度の角度で光を入射可能なような位置に
配置する方法が採用され始めている。
【0007】即ち、図6は自動分配システムを平面から
見た状態を示す図であり、図において36は、クリーニ
ングされた衣服が装着されたハンガー31を搬送するた
めのコンベアである。そして、この自動分配システムに
おいてハンガー31は、その左右方向、図においては矢
印A方向に搬送される。
【0008】そして、図において37は、従来の自動分
配システムにおけるスキャナーであり、従来の自動分配
システムにおいては、ハンガー31の正面に対して垂直
に光が入射されるような位置においてスキャナ37が配
置され、矢印B方向に向けて光が放射されていた。そし
て、このスキャナー37においては、その放射される光
の幅L1と同一の幅が、スキャナー37による読み取り
有効範囲となる。
【0009】一方、図において38は、前述した従来の
自動分配システムの問題点を解決するために採用された
スキャナーであり、このスキャナー38は、ハンガー3
1の正面に対して約45度の角度で光が入射されるよう
な位置において配置されており、これにより、図におけ
る矢印Cの方向に光が放射される。そして、この位置に
おいては、スキャナー38により読み取り可能な範囲L
2は、従来の自動分配システムの場合(図におけるL
1)よりも広くなり、これによって、読み取り不能や読
み取り間違いを少なくすることが可能となる。そのため
に、最近になり、このような、ハンガーの正面に対して
約45度の角度で光を入射可能な位置にスキャナーを配
置した自動分配システムが採用され始めている。
【0010】しかしながら、スキャナーにより、より有
効にタッグ片のデータを読みとるためには、スキャナー
による読み取り有効範囲を広げるとともに、タッグ片に
対して垂直に光を入射させる必要があるため、この改良
された自動分配システムにおいて、前述した図9に示す
ような、ハンガーの正面に向けてタッグ片を装着する構
造のハンガーを用いた場合には、従来の自動分配システ
ムの場合と同程度の読み取り不能や読み取り間違いが発
生してしまう。
【0011】そのため、本発明者は、このような問題点
を解決するために、タッグ片を装着するためのデータ装
着部を、ハンガーの厚さ方向に対して約45度の角度で
傾けたハンガーを提供してきた(特開平10−5235
6号参照)。
【0012】即ち、図7はこのデータ装着部を45度の
角度で傾けたハンガー41を示す斜視図であり、図にお
いて42は衣服を支持するための衣服支持部であり、ま
た、43は、この衣服支持部43の略中央上部に連設さ
れたフック部である。
【0013】そして、このフック部43の基部には、ハ
ンガー41の厚さ方向に対して約45度の角度でタッグ
片を装着可能なタッグ装着部44が突出されている。
【0014】このように、本発明者が提供した前記ハン
ガー41では、ハンガー41の厚さ方向に対して約45
度の角度でタッグ片を装着可能としているために、これ
を前記改良型の自動分配システムに用いた場合には、ハ
ンガー41に対して約45度の角度で入射される光を垂
直にタッグ片に受け入れることができ、これにより、ス
キャナーによる読み取り不能あるいは読み取り間違いを
有効に防止することができるようになった。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記自動分
配システムにより仕分けされた衣服を装着した状態のハ
ンガーは、その後パイプ等に吊された状態で一時保管が
されるが、このとき、できるだけ数多くのハンガーをパ
イプに吊すためには、衣服を装着したそれぞれのハンガ
ーの間隔を少なくする必要がある。
【0016】また、使用前のハンガーを重ねた状態で運
搬、あるいは保管する場合にも、できるだけ多くのハン
ガーを運搬、保管可能とするためには、ハンガー間の隙
間を少なくすることが好ましく、より好ましくは、ハン
ガー間の隙間を無くすることが良い。
【0017】しかしながら、前述したハンガー装着部を
ハンガーの厚さ方向に対して約45度に傾けたハンガー
では、前述したようにタッグ装着部44を突出させてい
るために、これを重ね合わした場合等には、突出させて
いるタッグ装着部44が障害となり、ハンガー間の隙間
を無くすること、あるいは少なくすることが不可能であ
る。
【0018】即ち、図8は、図7に示したハンガーの平
面形状の一部を示した図であり、図からも明らかなよう
に、この構造のハンガーでは、平面形状において前記タ
ッグ装着部44がハンガー41の厚さからはみ出してし
まうため、これを複数個重ねた場合には、このタッグ装
着部44の高さ分だけハンガー間に隙間が生じてしま
い、そのため、これにクリーニングされた衣服を装着し
た状態でパイプ等に複数個吊した場合や、運搬や保管の
際に、ハンガー間に不要な空間が生じ、より多くのハン
ガーの一時保管や運搬、保管が不可能になってしまうと
いう問題点があった。
【0019】そこで、本発明は、コンベア等により移動
しているハンガーに対して約45度角度で光を入射させ
る改良型の自動分配システムに用いられるハンガーにお
いて、正確かつ確実にスキャナーによるデータの読み取
りが可能であるとともに、これを重ねた場合であっても
ハンガー間に無駄な空間が生じないハンガーを提供する
ことを課題としている。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明のハンガーは、コ
ンベア等により搬送されているハンガーに対して約45
度の角度で光を入射させて前記ハンガーに装着したタッ
グ片に表示された各種データを読みとることにより、ク
リーニングされた衣服をハンガーに装着したまま所望箇
所に仕分け可能な、クリーニング店等で使用される改良
型の自動分配システムに適応可能な業務用のハンガーで
あって、衣服を支持するための衣服支持部と、該衣服支
持部の略中央上部に連設されるフック部と、このフック
部の基部に連設される、各種データが表示されたバーコ
ードタッグ片が装着されるタッグ装着片とを備え、前記
タッグ装着片は、全体として板状であるとともに、ハン
ガーの厚さ方向に対して約45度の角度になるようにし
て、前記フック部の基部に連設されたことを特徴とす
る。
【0021】本発明のハンガーにおいては、各種データ
が表示されたタッグ片を装着するためのタッグ装着片
を、ハンガーの厚さ方向に対して約45度の角度になる
ようにして、前記フック部の基部に連設し、これに装着
されたタッグ片の正面が、ハンガーの厚さ方向に対して
約45度に傾いた方向に向くようにしている。
【0022】そのため、このハンガーを、移動するハン
ガーに対して約45度角度で光を入射するスキャナーを
備えた自動分配システムに用いた場合であっても、正確
確実にタッグ片に表示されているデータを読みとること
が可能である。
【0023】また、仕分けされパイプ等に多数個吊され
ている状態においては、作業者等が容易にタッグ片のデ
ータを確認可能である。
【0024】また、本発明のハンガーでは、前記タッグ
装着片を、全体として板状に形成しているため、このハ
ンガーを重ね合わした場合や、クリーニングされた衣服
を装着した状態でパイプ等に多数個吊した場合であって
も、このタッグ装着片が重なり合うため、ハンガー間に
無駄な空間が生じることが無く、より多くのハンガーの
一時保管、運搬及び保管等が可能である。
【0025】
【発明の実施の形態】本発明のハンガーでは、衣服を支
持するための衣服支持部の略中央上部に、ハンガー全体
をパイプ等に吊すためのフック部が連設されている。
【0026】そして、このフック部の基部には、各種デ
ータが表示されたバーコードタッグが装着されるタッグ
装着片が連設されている。
【0027】そして、このタッグ装着片は、ハンガーの
厚さ方向に対して約45度の角度になるようにして前記
フック部の基部に連設され、これに装着されたタッグ片
の正面がハンガーの厚さ方向に対して約45度に傾いた
方向に向くようにするとともに、全体として板状として
いる。
【0028】ここで、前記タッグ装着片には、その長手
方向沿って凹部を形成し、この凹部内にタッグ片を装着
可能とすると良く、これにより、タッグ片を容易に着脱
することが可能となる。
【0029】なお、前記衣服支持部、フック部およびタ
ッグ装着片は別部品として構成してもよいが、より好ま
しくは樹脂等により一体成形するとよく、これによりコ
ストダウン等を図ることが可能である。
【0030】
【実施例】本発明のハンガーの実施例について図面を参
照して説明すると、図1は、本実施例のハンガーを正面
から見た状態を示す図であり、図において1が本実施例
のハンガーである。
【0031】そして、本実施例におけこのハンガー1
は、金型を用いて一体成型したものであり、その素材は
樹脂としている。但し、本発明のハンガーでは、必ずし
も一体成形する必要は無く、また素材も樹脂とする必要
はない。
【0032】次に、図において2は、クリーニングされ
た衣服を支持するための衣服支持部の一部を示す図であ
り、この衣服支持部2の上端部201によって、クリー
ニングされた衣服の肩部が支持され、これによって衣服
をハンガー1に吊すことが可能である。
【0033】そして、この衣服支持部2に略中央上部に
は、ハンガー1をパイプ等に吊すための、逆し形状のフ
ック部3が連設されている。
【0034】ここで、図において4は、各種データが表
示されたタッグ片を装着するためのタッグ装着片であ
り、このタッグ装着片4は、一般的なタッグ片の形態に
合わせて全体として長板状の形態としており、前記フッ
ク部3の基部301に連設されている。
【0035】そして、このタッグ装着片4は、これに装
着されたタッグ片の正面が、ハンガー1の厚さ方向に対
して約45度に傾いた方向に向くように、前記フック部
3の基部301に連設されている。即ち、本実施例にお
いては、前記長板状のタッグ装着片4の長手方向に沿っ
た端部の一方が、ハンガー1の正面から見て斜め約45
度後方に向くようにして、前記タッグ装着片4を前記フ
ック部3の基部301に連設している。
【0036】このように、本実施例のハンガー1では、
装着したタッグ片の正面がハンガーの厚さ方向に対して
約45度に傾いた方向に向くように、前記フック部3の
基部301にタッグ装着片4を連設しているため、これ
を、ハンガーに対して約45度の角度で光を入射させる
自動分配システムに用いた場合においては、タッグ片に
おいてスキャナーからの光を正確かつ確実に受け入れる
ことができ、そのために、スキャナーによるデータの読
み取り不能や読み取り間違いを有効に防止することがで
きる。
【0037】また、クリーニングされた衣服を支持した
状態でパイプ等に多数のハンガーを吊した場合におい
て、タッグ片に記載された配送先等の文字を作業者が容
易に確認することができるという利点もある。
【0038】ここで、図2には、本実施例のハンガー1
を平面から見た状態を示す図であり、前述したように、
本実施例のハンガー1では、前記タッグ装着片4をハン
ガーの厚さ方向に対して約45度に傾けた状態で前記フ
ック部3の基部301に連設しているため、これを平面
視野で見た場合には、図2に示されているように、タッ
グ装着片4がハンガー1の厚さからはみ出る状態とな
る。
【0039】一方、本実施例のハンガー1における前記
タッグ装着片4は、前述したように全体として板状とし
ているために、このハンガー1を多数個重ね合わした場
合には、この板状のタッグ装着片4が互いに重なりあう
ことになり、ハンガー間に管な空間が生じることが無
い。即ち、この、ハンガー1を多数重ね合わした状態を
示す図が図3であり、図にも示されているように、本実
施例のハンガー1では、これを多数枚重ね合わした場合
には、タッグ装着片4が重なり合い、その結果、衣服支
持部2は互いに接触した状態とすることができ、ハンガ
ー間に空間が生じることを防止可能である。
【0040】そのために、本実施例のハンガーでは、こ
れを運搬する場合や保管する場合に重ね合わした場合で
も、ハンガー間に無駄な空間が生じることを有効に防止
することができ、従来のハンガーと異なり、一度に多数
枚のハンガーを運搬あるいは保管することができる。
【0041】なお、図3に示すように、本実施例のハン
ガー1を重ね合わした場合には、タッグ装着片4がハン
ガー1の厚さ方向に対して約45度の角度で連設されて
いるために、これらが斜め方向に重なり合ってしまう
が、一方、クリーニングされた衣服を支持した状態にお
いては、支持している衣服の厚み分だけハンガー1の厚
さが増すために、これをパイプ等に多数個吊した状態で
は、ハンガーどうしが接触し合うことはなく、その結果
としてハンガーどうしが斜めに重なり合うことは無い。
そのため、パイプ等に、その長手方向に対して直交する
方向にハンガーを吊していくことができる。
【0042】即ち、図4が、クリーニングされた衣服を
支持した状態の本実施例のハンガー1を多数個パイプ5
に吊した状態を示す平面図であり、また、図5はこの状
態を正面側から見た図であり、前述したように、本実施
例のハンガー1をパイプ5に多数個吊した場合には、ハ
ンガー1間に無駄な空間が生じることを防止可能である
とともに、支持している衣服の厚みによって、パイプ5
の長手方向にハンガー1の正面が向くようにすることが
可能である。
【0043】なお、本実施例における前置タッグ装着片
4では、凹部401を形成し、その凹部401にタッグ
片を装着可能としているため、タッグ片の着脱が容易で
あるという利点がある。但し、本発明のハンガーでは、
全体として板状のタッグ装着片をフック部3の基部30
1に約45度傾けて連設した点に特徴を有しているため
に、必ずしもタッグ装着片4に凹部401を形成する必
要はない。
【0044】また、前記タッグ装着片4は必ずしも長板
状とする必要も無く、板状であるとともに、タッグ片を
装着可能な形態であれば良い。
【0045】更に、前述した実施例では、タッグ装着片
4の長手方向に沿った端部の一方がハンガー1の正面か
ら見て斜め約45度後方に向くようにして、タッグ装着
片4をフック部3の基部301に連設した場合について
説明したが、必ずしもこのようにする必要は無く、タッ
グ装着片4に装着したタッグ片の正面がハンガー1の厚
さ方向に対して約45度の方向に向くようにタッグ装着
片4をフック部3の基部301に連設すればよい。従っ
て、例えば、タッグ装着片4の長手方向に沿った端部の
一方が、ハンガー1の正面から見て斜め約45度前方に
向くようにして前記タッグ装着片4を前記フック部3の
基部301に連設しても良い。
【0046】このように、本実施例のハンガーでは、各
種データが表示されたタッグ片を装着するためのタッグ
装着片を、ハンガーの厚さ方向に対して約45度の角度
で傾けてフック部の基部に連設し、これに装着されたタ
ッグ片の正面がハンガー1の厚さ方向に対して約45度
に傾いた方向に向くようにしている。そのため、これを
ハンガーの正面に対して約45度の角度で光を入射させ
る自動分配システムに用いた場合には、タッグ片に表示
されたデータをスキャナーにより正確かつ確実に読みと
ることができる。
【0047】また、クリーニングされた衣服を支持した
状態で多数のハンガーをパイプ等に吊した場合には、タ
ッグ装着片に装着されたタッグ片がパイプの長手方向に
対して約45度傾いた方向に向くため、作業者が容易に
タッグ片に表示された配送先等のデータを確認すること
ができる。
【0048】更に、本実施例のハンガーでは、タッグ装
着片を全体として板状に形成しているため、このハンガ
ーを重ね合わした場合にも、ハンガー間に無駄な空間が
生じることを有効に防止でき、運搬、保管あるいはパイ
プ等に吊して一時保管する場合には、より多数個のハン
ガーを運搬、保管等することができる。
【0049】
【発明の効果】本発明のハンガーは以上説明した形態で
実施され、以下に記載するような効果を奏する。
【0050】本発明のハンガーは、コンベア等により搬
送されているハンガーに対して約45度の角度で光を入
射させて前記ハンガーに装着したタッグ片に表示された
各種データを読みとることにより、クリーニングされた
衣服をハンガーに装着したまま所望箇所に仕分け可能
な、クリーニング店等で使用される改良型の自動分配シ
ステムに適応可能な業務用のハンガーであって、衣服を
支持するための衣服支持部と、該衣服支持部の略中央上
部に連設されるフック部と、このフック部の基部に連設
される、各種データが表示されたバーコードタッグ片が
装着されるタッグ装着片とを備え、前記タッグ装着片
は、全体として板状であるとともに、ハンガーの厚さ方
向に対して約45度の角度になるようにして、前記フッ
ク部の基部に連設されたことを特徴とする。
【0051】このように、本発明のハンガーにおいて
は、各種データが表示されたタッグ片を装着するための
タッグ装着片を、ハンガーの厚さ方向に対して約45度
の角度になるようにして、前記フック部の基部に連設
し、これに装着されたタッグ片の正面がハンガー1の厚
さ方向に対して約45度に傾いた方向に向くようにして
いる。そのため、このハンガーを、移動するハンガーに
対して約45度角度で光を入射するスキャナーを備えた
自動分配システムに用いた場合であっても、正確かつ確
実にタッグ片に表示されているデータを読みとることが
可能である。また、仕分けされパイプ等に多数個吊され
ている状態においては、作業者等が容易にタッグ片のデ
ータを確認可能である。
【0052】また、本発明のハンガーでは、前記タッグ
装着片を、全体として板状に形成しているため、このハ
ンガーを重ね合わした場合や、クリーニングされた衣服
を装着した状態でパイプ等に多数個吊した場合にはこの
タッグ装着片が重なり合うため、ハンガー間に無駄な空
間が生じることが無く、より多くのハンガーの一時保
管、運搬及び保管等が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のハンガーの実施例の正面図である。
【図2】本発明のハンガーの実施例の平面図である。
【図3】本発明のハンガーの実施例を多数個重ね合わし
た状態を示す図である。
【図4】本発明のハンガーの実施例を多数個パイプ等に
吊した状態の平面を示す図である。
【図5】本発明のハンガーの実施例を多数個パイプ等に
吊した状態の正面を示す図である。
【図6】改良型の自動分配システムの効果を説明するた
めの図である。
【図7】タッグ装着部を約45度傾けた従来のハンガー
を示す図である。
【図8】図7に示したハンガーを平面から見た状態を示
す図である。
【図9】タッグ装着部をハンガーの正面側に向けて連設
したハンガーを示す図である。
【符号の説明】
1 ハンガー 2 衣服支持部 3 フック部 301 フック部の基部 4 タッグ装着片

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンベア等により搬送されているハンガー
    の正面側に対して約45度の角度で光を入射させて前記
    ハンガーに装着したタッグ片に表示された各種データを
    読みとることにより、クリーニングされた衣服をハンガ
    ーに装着したまま所望箇所に仕分け可能な、クリーニン
    グ店等で使用される改良型の自動分配システムに適応可
    能な業務用のハンガー(1)であって、衣服を支持する
    ための衣服支持部(2)と、該衣服支持部(2)の略中
    央上部に連設されるフック部(3)と、このフック部
    (3)の基部(301)に連設される、各種データが表
    示されたバーコードタッグ片が装着されるタッグ装着片
    (4)とを備え、前記タッグ装着片(4)は、全体とし
    て板状であるとともに、ハンガー(1)の厚さ方向に対
    して約45度の角度になるようにして、前記フック部
    (3)の基部(301)に連設されたことを特徴とする
    ハンガー。
  2. 【請求項2】前記タッグ装着片(4)は、長手方向沿っ
    て形成した凹部(401)を有し、これにより、前記バ
    ーコードタッグ片を前記タッグ装着片(4)に着脱自在
    としたことを特徴とする請求項1に記載のハンガー。
  3. 【請求項3】樹脂により一体成形したことを特徴とする
    請求項1又は請求項2に記載のハンガー。
JP24411999A 1999-08-30 1999-08-30 ハンガー Pending JP2001062190A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24411999A JP2001062190A (ja) 1999-08-30 1999-08-30 ハンガー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24411999A JP2001062190A (ja) 1999-08-30 1999-08-30 ハンガー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001062190A true JP2001062190A (ja) 2001-03-13

Family

ID=17114052

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24411999A Pending JP2001062190A (ja) 1999-08-30 1999-08-30 ハンガー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001062190A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7708174B1 (en) 2006-05-12 2010-05-04 The Build-Up Plastic & Metal Co., Ltd. Top sizer for garment hanger
JP5540144B1 (ja) * 2013-08-05 2014-07-02 マルソー産業株式会社 ハンガー

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7708174B1 (en) 2006-05-12 2010-05-04 The Build-Up Plastic & Metal Co., Ltd. Top sizer for garment hanger
JP5540144B1 (ja) * 2013-08-05 2014-07-02 マルソー産業株式会社 ハンガー
JP2015029772A (ja) * 2013-08-05 2015-02-16 マルソー産業株式会社 ハンガー

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6648153B2 (en) Supply cabinet
JP2008535749A (ja) 所在特定性を向上させた次世代の貨物追跡システム
US4811853A (en) Combination container and plural-mode garment support
US20030141374A1 (en) Article adapted for use in sorting apparatus and associated apparatus
CN1171162A (zh) 将信息卡连接在钩环上的连接装置
JP2001062190A (ja) ハンガー
JP2603409B2 (ja) バーコード部材を設けた物品搬送用吊垂体
CN210162682U (zh) 一种可多面扫码的载具
CN209581546U (zh) 分拣小车
JP3057277U (ja) クリーニング用バーコードタッグプレート
CN214217042U (zh) 一种适应性强的吊挂系统弹簧夹爪
EP0500729A1 (en) DISPLAY OR SHELF RADIUS USED IN SHELVING SYSTEMS.
JPH0135760Y2 (ja)
JP3106740U (ja) ハンガー
JP2911780B2 (ja) ハンガー商品識別専用仕切りハンガー
JPH10194282A (ja) パレット用バーコード取付具およびバーコード付パレット
CN212828501U (zh) 一种拼接式搬运车
JPH0734451Y2 (ja) クリーニング用のバーコード台紙
JPH0652800U (ja) 衣料用ハンガー
AU2001267146B2 (en) Article adapted for use in sorting apparatus and associated apparatus
DE59800224D1 (de) Transporthänger für eine Hängefördereinrichtung
JP2000259082A (ja) 衣類用区分標識具
JPH0454965Y2 (ja)
JP3064404U (ja) バッグホルダ―
JP2001019130A (ja) 商品仕分けシステム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060804

A977 Report on retrieval

Effective date: 20090122

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090203

A02 Decision of refusal

Effective date: 20090707

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02