JPH0454965Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0454965Y2
JPH0454965Y2 JP1988104398U JP10439888U JPH0454965Y2 JP H0454965 Y2 JPH0454965 Y2 JP H0454965Y2 JP 1988104398 U JP1988104398 U JP 1988104398U JP 10439888 U JP10439888 U JP 10439888U JP H0454965 Y2 JPH0454965 Y2 JP H0454965Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fork
conveyor
bent
tip
plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1988104398U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0226018U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1988104398U priority Critical patent/JPH0454965Y2/ja
Publication of JPH0226018U publication Critical patent/JPH0226018U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0454965Y2 publication Critical patent/JPH0454965Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Chain Conveyers (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、プリント基板等の板状物を縦に並べ
て載置し、搬送する板状物搬送用コンベヤに関す
る。
〈従来の技術〉 例えば、プリント基板の製造工程等において、
薬品処理され或は洗浄された基板を次の工程に搬
送したり、乾燥炉内を移動させる場合、多数の基
板を効率良く搬送するために、フオークの間に基
板を縦に並べて載置して搬送するフオークコンベ
ヤが使用されている。
〈考案が解決しようとする課題〉 この種のフオークコンベヤは、第5図に示すよ
うに、両側のコンベヤチエーン21間に金具を介
して、多数のフオーク22を一定の間隔で縦に少
し傾斜させて取付け、板状物20をそのフオーク
22の前方に立て掛けて搬送する構造である。
しかし、この種のフオークコンベヤは、そのフ
オーク22が通常60〜70cmと長く、当然ながら各
フオーク22の先端は自由端であるため、フオー
ク22が回転移動中に何らかの物体に当つて曲る
ことがあるが、第5図のようにフオーク22が曲
つた場合、そこに立て掛けられる板状物20は前
のフオークとの間で強く挟まれる状態となり、搬
送中の振動などにより、板状物22(例えばプリ
ント基板等)が傷付けられる課題があつた。
〈課題を解決するための手段〉 本考案は、上記の課題を解決するためになされ
たもので、コンベヤチエーン間に立設された多数
のフオークに、板状物を立て掛けて搬送するコン
ベヤにおいて、フオークの曲げを防止し、板状物
を傷付けたりせず良好に搬送することができる板
状物搬送用コンベヤを提供することを目的とす
る。
このために、本考案の板状物搬送用コンベヤ
は、両側のコンベヤチエーン間に多数の取付フレ
ームが一定間隔で連結され、各取付フレーム上に
複数のフオークが前後に少し傾斜して固定されて
なる板状物搬送用コンベヤにおいて、各フオーク
の先端に、フオークの傾斜方向に曲折した曲折先
端部が設けられ、曲折先端部の後部がその直後に
位置する曲折先端部の前部に緩く嵌り込むように
形成され、横棒と縦棒の傾斜部分からなるサポー
トバーが、フオークの基部に下部を少し前方に出
すように傾斜して取付けられたことを特徴とす
る。
〈作用〉 このような構成のコンベヤでは、被搬送物の板
状物はコンベヤ上の各フオークに立て掛けるよう
に載置され、コンベヤの回転駆動により搬送され
る。両側のコンベヤチエーン間に連結された多数
のフオークはコンベヤの回転駆動に伴ない、端部
のスプロケツトの部分ではその間隔をひらいて回
転していくが、コンベヤ上部の搬送路において、
各フオークはその曲折先端部の後部がその直後に
位置するフオークの曲折先端部の前部に緩く嵌り
込むように整列した状態で移動する。このため、
フオークに何らかの機械的な力が加わつたり、或
は熱的にフオークが曲ろうとしても、その曲折先
端部が前後のフオークのそれと緩く嵌合している
ため、フオークの曲折は防止され、被搬送物の板
状物が曲つたフオークより挟まれて傷付けられる
ことはなくなる。
〈実施例〉 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図は板状物搬送用コンベヤの部分正面図
を、第2図はその側面図を示している。1は図示
しないスプロケツト間に掛けられた両側のコンベ
ヤチエーン(ローラチエーン)で、この両側チエ
ーン1間には、幅のせまい板状の取付フレーム2
が金具3を介して掛け渡すように一定の間隔をお
いて多数連結され、各取付フレーム2上には3本
のフオーク4が間隔をあけて立設される。
フオーク4は、1本の線材を先端U字状に曲げ
て棒状に形成され、その末端部は被搬送物の板状
物を受けるように前方に曲げられて受部が形成さ
れ、受部の水平部分が取付フレーム2上に溶接さ
れて固定される。また、フオーク4の取付け角度
は垂直位置からコンベヤの前後方向に約15度傾斜
して取付けられる。5はフオーク4の取付けを補
強するために基部に固定された横棒と縦の傾斜部
分からなるサポートバーで、その縦の傾斜部分は
プリント基板等の被搬送物の表面が直接フオーク
の表面に接触しないように、その下部を少し前方
に出して支持するように構成される。
フオーク4のU字状の先端は後方に約90度曲げ
られ、曲折先端部6を形成している。この曲折先
端部6の長さLはフオーク4の取付けピツチPと
略等しくされているため、搬送路上のフオーク4
の曲折先端部6の先端は、第2図のようにその直
後のフオークの曲折先端部の前部内に緩く嵌り込
んだ状態となり、移動する。
このような構成の板状物搬送用コンベヤは、例
えばプリント基板の製造工程における乾燥炉内に
設置され、プリント基板を乾燥炉内で搬送するよ
うに使用される。
被搬送物となるプリント基板等の板状物20は
コンベヤの前端部分において、コンベヤ上の各フ
オーク4の間に横から挿入し、そのフオーク4に
立て掛けるように載置される。このとき、サポー
トバー5の縦の傾斜部分により板状物20の下部
が少し前に出た状態で立て掛けられるため、プリ
ント基板等の表面がフオーク4の表面に接触せ
ず、その表面に傷などが付かないようにしてい
る。コンベヤの回転駆動により、搬送路のフオー
ク4は第2図のような整列状態で移動し、その間
に立て掛けられた板状物20が搬送される。各フ
オーク4はコンベヤの終端に達すると、スプロケ
ツトの回転と共に開きながら反転し、下段の復路
を戻ように移動する。
各フオーク4は上段の搬送路を移動する際、前
のフオーク4の曲折先端部6がその後ろの曲折先
端部6に緩く嵌め込まれて移動するため、フオー
ク4に機械的な力が加わつて或は熱的に曲げられ
ようとしても、フオーク4の自由端が曲折先端部
6において緩嵌されているため、その前後におい
てまた左右においても曲げられることはない。
したがつて、コンベヤのフオーク4は常に正常
な取付け角度で整列した状態を維持し、フオーク
の角度が曲げられて板状物が挟まれ、搬送中に傷
付けられるという不具合は生じない。
なお、上記実施例では、フオークの曲折先端部
をU字状にしたが、第4図のように、先端を鋭角
に曲げた形状の曲折先端部16としてもよく、前
のフオークの先端部が後ろのフオークの曲折先端
部の前部に緩く嵌り込む形状であればよい。
〈考案の効果〉 以上説明したように、本考案の板状物搬送用コ
ンベヤによれば、両側のコンベヤチエーン間に多
数の取付フレームが一定間隔で連結され、各取付
フレーム上に複数のフオークが前後に少し傾斜し
て固定されてなる板状物搬送用コンベヤにおい
て、各フオークの先端に、フオークの傾斜方向に
曲折した曲折先端部が設けられ、曲折先端部の後
部先端がその直後に位置するフオークの曲折先端
部の前部に緩く嵌り込むように構成したから、搬
送路におけるフオークは自由端であるその曲折先
端部をその後ろのフオークの曲折先端部の前部に
より整列位置に保持されながら移動する。このた
め、フオークに何らかの機械的な力が加わつた
り、或は熱的にフオークが曲ろうとしても、その
曲折先端部が前後のフオークのそれと緩く嵌合し
ているため、フオークの曲折は防止され、被搬送
物の板状物が曲つたフオークより挟まれて傷付け
られることはなくなる。また、多数の長尺のフオ
ークを前後と左右方向に常に整列して移動させる
ことができる。さらに、横棒と縦棒の傾斜部分か
らなるサポートバーが、フオークの基部に下部を
少し前方に出すように傾斜して取付けられている
から、プリント基板等の被搬送物がフオークに立
て掛けるように載置された際、被搬送物の下部が
少し前に出た状態で傾斜して立て掛けられる。こ
のため、被搬送物の表面がフオークの表面に接触
せず、プリント基板等の表面に傷をつけずに搬送
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す板状物搬送用コ
ンベヤの部分正面図、第2図は同部分側面図、第
3図は同部分平面図、第4図は他の実施例の部分
平面図、第5図は従来のコンベヤの部分側面図で
ある。 1……コンベヤチエーン、2……取付フレー
ム、4……フオーク、6……曲折先端部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 両側のコンベヤチエーン間に多数の取付フレー
    ムが一定間隔で連結され、該各取付フレーム上に
    複数のフオークが前後に少し傾斜して固定されて
    なる板状物搬送用コンベヤにおいて、 該各フオークの先端に、該フオークの傾斜方向
    に曲折した曲折先端部が設けられ、該曲折先端部
    の後部がその直後に位置するフオークの曲折先端
    部の前部に緩く嵌り込むように形成され、横棒と
    縦棒の傾斜部分からなるサポートバーが該フオー
    クの基部に下部を少し前方に出すように傾斜して
    取付けられたことを特徴とする板状物搬送用コン
    ベヤ。
JP1988104398U 1988-08-06 1988-08-06 Expired JPH0454965Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988104398U JPH0454965Y2 (ja) 1988-08-06 1988-08-06

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988104398U JPH0454965Y2 (ja) 1988-08-06 1988-08-06

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0226018U JPH0226018U (ja) 1990-02-20
JPH0454965Y2 true JPH0454965Y2 (ja) 1992-12-24

Family

ID=31336079

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988104398U Expired JPH0454965Y2 (ja) 1988-08-06 1988-08-06

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0454965Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5228860U (ja) * 1975-08-20 1977-02-28
JPS5443269A (en) * 1977-09-13 1979-04-05 Kiyookura Kk Method of making plastics hollow body

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5228860U (ja) * 1975-08-20 1977-02-28
JPS5443269A (en) * 1977-09-13 1979-04-05 Kiyookura Kk Method of making plastics hollow body

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0226018U (ja) 1990-02-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0454965Y2 (ja)
JPS6145041Y2 (ja)
JPH01162649A (ja) 板ガラスの吸着受渡し装置
JP3330857B2 (ja) 起立基板整列用ラック及びそれを用いた基板姿勢起伏変更機
JP3479775B2 (ja) 首折れが可能な桟付きベルトコンベヤの搬送ベルト
JPH0940135A (ja) シート状物搬送用コンベヤ
JPS6012410A (ja) リフト装置
JPS6222493Y2 (ja)
JPS6324534Y2 (ja)
JP2512367Y2 (ja) 壜受渡用搬送装置
US5566815A (en) Conveyor system with load bars
JP3343720B2 (ja) シート状物搬送用コンベヤ
JPS627603Y2 (ja)
CN213111070U (zh) 板架单元
JP2002246437A (ja) ウイケット及びウイケットコンベア及びウイケットコンベア乾燥装置
JP2967104B2 (ja) フライヤ−からの麺搬出機構
JPS589339Y2 (ja) 自動販売機等の物品搬送棚の取付構造
JP2560947Y2 (ja) ワーク搬送装置
JPH048092Y2 (ja)
JP3340485B2 (ja) コンベヤで搬送中の品物の向きを変える方法及びその装置
JPH0588450U (ja) 串付きソ−セ−ジフライヤにおける串差し機構用ストッパ装置
JPH0642304Y2 (ja) 自動販売機の商品検出装置
JP3003163U (ja) 麺類搬送装置
JPH028634Y2 (ja)
JPH0355536Y2 (ja)