JPH0135760Y2 - - Google Patents

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JPH0135760Y2
JPH0135760Y2 JP1987105650U JP10565087U JPH0135760Y2 JP H0135760 Y2 JPH0135760 Y2 JP H0135760Y2 JP 1987105650 U JP1987105650 U JP 1987105650U JP 10565087 U JP10565087 U JP 10565087U JP H0135760 Y2 JPH0135760 Y2 JP H0135760Y2
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JP
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fold
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JP1987105650U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はクリーニング工場で衣服に取り付けて
使用されるクリーニング用タツグに係り、更に具
体的には洗濯中において同タツグに表示されるバ
ーコードの損傷を防止すると共に、搬送中におい
て自動的に同バーコードを読み取ることが出来る
様にするための改良に関する。
〔従来の技術〕
一般にクリーニング方法として、営業所におい
て受付時に例えば衣服の襟部分に対してバーコー
ド、営業所番号、受付番号等を表示する長帯状の
タツグを取り付け、同バーコードにスキヤナーを
当てて読み取り、入荷チエツクを行なう一方、ク
リーニング工場において複数の営業所より集めら
れた衣服を一括して洗濯行程にて洗濯した後、包
装行程にて同衣類を包装すると共に、タツグより
バーコード部分を切り離して包装紙上に貼り付
け、同バーコードをスキヤナーによつて読み取つ
て出荷チエツクを行なう一方、分配行程では作業
者が目視によつてタツグの表示内容を読み取つて
衣類の分配等を行なう方法が用いられている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかして上記の様な従来の方法にあつては、受
付時に衣服に対して長帯状に形成するタツグを取
り付け、洗濯工程では多数の衣服を一括して洗濯
していることにより、洗濯中に衣服同志がぶつか
り合つてバーコード部分に著しい損傷を受けると
いう不具合を生ずる点に第1の問題点を有する。
一般にバーコードには厳しい精度が要求されるの
であるが、この様にバーコード部分に著しい損傷
を受けることにより、スキヤナーによるバーコー
ドの読取りエラーが多発することとなる。
又、上記の様に衣服は洗濯後、包装行程におい
て包装されるのであるが、タツグの取付け方向が
一定しておらず、包装した状態ではバーコードを
読み取ることが出来ないため、一旦バーコード部
分を切り離して包装紙上に貼り付けると共に、同
バーコード片の取付け方向に合せてスキヤナーを
当ててバーコードの読み取にを行なつていること
により、その切り離し、貼り付け作業が非常に面
倒であるという不具合を生ずる点に第2の問題点
を有する。
そして又、搬送ラインにおいては作業者が目視
によつてタツグの表示内容を読み取り、衣類の分
配等を行なつていることにより、その分配等の作
業が面倒であることに加えて、読み取りミスが生
ずる虞れがある点に第3の問題点を有する。
本考案は上記の様な問題点を解決すべくその改
善を試みたものであつて、バーコードに損傷を与
えることなく洗濯を行なうことが出来ると共に、
包装後においては直接包装紙上からバーコードを
読み取つてバーコード部分の切り離し、貼り付け
作業を廃止することが出来、且つ、搬送中におい
ては自動的にバーコードを読み取つて分配等を行
なうことが出来る様にする点に解決すべき問題点
を有する。そして、その具体的な手段と作用は次
の通りである。
〔問題点を解決するための手段〕
クリーニング用のタツグを、一対のタツグ片間
に折目を存して二つ折り及び折り返し可能に形成
し、同折目の中間部にハンガーのフツク部を挿通
する通孔を開口させ、同タツグ片の表面にはバー
コードを表示すると共に、一方のタツグ片には折
目の反対側の端部に長手方向に沿つて係合片を設
ける一方、他方のタツグ片には同係合片に対応さ
せて同係合片を係合する係合孔を設け、バーコー
ド表示面を内側にして二つ折り状態にて衣服に取
り付ける状態と、バーコード表示面を外側にして
折り返し状態にてハンガー本体部と同ハンガー本
体部の上端部に連設するフツク部との連結部分に
対して取り付ける状態を選択的に得ることが可能
な如く設ける。
〔作用〕
バーコード表示面を内側にしてタツグを二つ折
りにし、衣服に取り付けることにより、洗濯行程
におけるバーコードの損傷を防止することが出来
る。又、タツグを折り返してバーコード表示面を
外側にすると共に、同タツグをハンガー本体部と
同ハンガー本体部の上端部に連設するフツク部と
の連結部分に対して取り付けることにより、バー
コードの読み取り方向が一定化され、搬送ライン
(包装行程を含めて)において、包装紙(一般に
は透明ビニール)上からでも自動的にバーコード
を読み取ることが出来る。
〔実施例〕 以下に本考案の具体的な実施例を例示の図面に
ついて説明する。
第1図乃至第4図は第1の実施例を表わす図面
であつて、10はハンガーを示す。同ハンガー1
0は略山型に形成するハンガー本体部10Aと、
同ハンガー本体部10Aの上端部に連設する鈎状
のフツク部10Bより成り、鋼線を屈曲形成する
ことにより一体に形成される。そして同ハンガー
本体部10Aとフツク部10Bの連結部分にはタ
ツグ1が着脱自在に取り付けられる。同タツグ1
は厚紙を素材に用いて略矩形状に形成する一対の
タツグ片1A,1Bより成り、両タツグ片1A,
1Bはその間に折目2を存して上下対称に形成さ
れると共に、同折目2を介して二つ折り及び折り
返し可能に設けられる。又、両タツグ片1A,1
Bの内、その一方のタツグ片1Aの表面1A′側
には折目2の近傍に位置してバーコード3が印刷
される。そして又、同タツグ片1Aには折目2の
反対側部分に端部より上記バーコード3の近傍位
置に亘つて長手方向に延在する一対の切目4,4
を存して係合片5が設けられ、同係合片5の両側
には脚部8,8が形成される一方、他方のタツグ
片1Bには折目2の反対側部分に上記係合片5と
対応させて係合孔6が開口される。そして又、折
目2の中間部には前記フツク部10Bのための通
孔7が開口される。
第5図は第2の実施例を表わす図面であつて、
11はハンガーを示す。同ハンガー11は合成樹
脂を素材に用いて適宜の板幅を存してハンガー本
体部11Aとフツク部11Bを一体に形成され、
同ハンガー本体部11Aとフツク部11Bの連結
部分には第1の実施例と同様にタツグ1が着脱自
在に取り付けられる。
次にその使用方法及び作用について説明する。
第1図乃至第4図に表わす第1の実施例におい
て、タツグ1を折目2を介して表側に向けて二つ
折りにすることにより、第3図に表わす様に同タ
ツグ1がタツグ片1Aの裏面及びタツグ片1Bの
裏面1B″を外側に向けると共にその表面1A′,
1B′を内側に対面させる状態が得られる。即ち、
同タツグ1がバーコード3を内側にして二つ折り
状にとなる状態が得られる。
クリーニングの受付時には、この様にバーコー
ド3を内側にして二つ折り状に形成するタツグ1
が例えばクリーニングすべき衣服の襟部分に取り
付けられると共に、図示省略するスキヤナーによ
つてバーコード3を読み取ることにより入荷チエ
ツクが行なわれる。この様に複数の衣服にタツグ
1を夫々取り付けた状態にて一括して洗濯が行な
われるのであるが、同タツグ1にはバーコード3
が内側に表示されていることにより、洗濯時にお
ける同バーコード3の損傷を防止する作用が得ら
れる。
そして洗濯後は、タツグ1を衣服から取り外
し、同タツグ1を折目2を介して折り返すことに
より、第4図に表わす様に同タツグ1が両タツグ
片1A,1Bの表面1A′,1B′を外側に向ける
と共にその裏面を内側に対面させる状態が得られ
る。即ち、同タツグ1がバーコード3を外側に表
示する状態が得られる。この様にタツグ1がバー
コード3を外側に表示する状態において、同タツ
グ1の通孔7にハンガー10のフツク部10Bを
挿通させることにより、同タツグ1の両タツグ片
1A,1Bが同ハンガー10を間に挟んで対面す
る状態が得られる。この様に両タツグ片1A,1
Bがハンガー10を間に挟んで対面する状態にお
いて、一方のタツグ片1Aの両脚部8,8をハン
ガー本体部10Aを乗り越えて他方のタツグ片1
B側へ滑り込ませると共に、タツグ片1A側の係
合片5の先端部をタツグ片1B側の係合孔6内に
挿通させることにより、第1図に表わす様に同タ
ツグ1が係合片5と係合孔6の係合を介してハン
ガー本体部10Aとフツク部10Bの連結部分に
取り付けられる。そしてこの様にハンガー10に
タツグ1を取り付けた状態において、同ハンガー
10に衣服が掛けられ、コンベヤーによつて仕上
げ行程、包装行程、分配行程等の各クリーニング
行程へ搬送されるのであるが、同搬送ラインにお
いては例えばレーザー式のバーコードリーダーに
よつてハンガー10との間に一定の間隔を存して
バーコード3が読み取られると共に、同バーコー
ドリーダーの出力信号が制御装置に送られ、同制
御装置の制御操作を介して種分け、分類、分配及
び出荷チエツク等が自動的に行なわれる。
第5図に表わす第2の実施例においては、タツ
グ1の通孔7にハンガー11のフツク部11Bを
挿通させ、両タツグ片1A,1Bが同ハンガー1
1を間に挟んで対面する状態において、係合片5
の先端部を係合孔6内に挿通させることにより、
同係合片5と係合孔6の係合を介してタツグ1を
ハンガー本体部11Aとフツク部11Bの連結部
分に固定することが出来る。
尚、実施例においては、両タツグ片1A,1B
を略矩形状に形成しているが、これに限定される
ことなく例えば両タツグ片1A,1Bを円形状又
は三角形状に形成しても良い。
〔考案の効果〕
本考案は以上の様に構成されるものであつて、
上記の様にクリーニング用タツグを、一対のタツ
グ片間に折目を存して二つ折り及び折り返し可能
に形成し、同折目の中間部にハンガーのフツク部
を挿通する通孔を開口させ、同タツグ片の表面に
はバーコードを表示すると共に、一方のタツグ片
には折目の反対側の端部に長手方向に沿つて係合
片を設ける一方、他方のタツグ片には同係合片に
対応させて同係合片を係合する係合孔を設け、バ
ーコード表示面を内側にして二つ折り状態にて衣
服に取り付ける状態と、バーコード表示面を外側
にして折り返し状態にてハンガー本体部と同ハン
ガー本体部の上端部に連設するフツク部との連結
部分に対して取り付ける状態を選択的に得ること
が可能な如く設ける様にしたことにより、同タツ
グをバーコード表示面を内側にして二つ折り状態
にて衣服を取り付け、洗濯中におけるバーコード
の損傷を防止し、ひいてはバーコードの読取りエ
ラーのその撲滅を図ることが出来る一方、同タツ
グをバーコード表示面を外側にして折り返し状態
にてハンガー本体部と同ハンガー本体部の上端部
に連設するフツク部との連結部分に対して取り付
け、搬送ラインにおいてバーコードをバーコード
リーダーによつて自動的に読み取ることが可能と
なり、これにより前記の様に読取りエラーの発生
を防止することが出来ることと相まつて種分け、
分類、分配及び出荷チエツク等を自動的に行なう
ことが出来るに至つた。即ち、損傷にる読取りエ
ラーを生ずることなくバーコードを正確に且つ自
動的に読み取ることが出来ることにより、クリー
ニング行程の自動化を図ることが出来るに至つ
た。
特に本考案にあつては、上記の様に一対のタツ
グ片の折目の中間部にハンガーのフツク部を挿通
する通孔を開口させると共に、両タツグ片に相対
応させて係合片と係合孔を設け、通孔にハンガー
のフツク部を挿通させると共に、両タツグ片をハ
ンガー本体部とフツク部の連結部分に跨り状に被
せた状態で係合片を係合孔に係合させてその取り
付けを行う様にしたことにより、ハンガー搬送ラ
インにおいて、即ち、衣服を吊るしたハンガーが
例えばチエンコンベア等に懸下されて搬送される
状態においてバーコード表示面を常時一定の高さ
位置及び姿勢に保持することが出来るため、バー
コードリーダーによる自動的な読み取り作業を極
めて正確に行わせることが出来るに至つた。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は第1の実施例を表わす図面
であつて、第1図は本考案に係るクリーニング用
タツグを取り付けたハンガーの全体を表わす斜視
図、第2図は同タツグの展開図、第3図は同タツ
グを二つ折りにした状態を表わす斜視図、第4図
は同タツグを折り返した状態を表わす斜視図であ
る。第5図は第2の実施例を表わす図面であつ
て、タツグを取り付けたクリーニング用ハンガー
の外観斜視図である。 1……タツグ、1A,1B……タツグ片、2…
…折目、3……バーコード、4……切目、5……
係合片、6……係合孔、7……通孔、8……脚
部、10……ハンガー、10A……ハンガー本体
部、10B……フツク部、11……ハンガー、1
1A…ハンガー本体部、11B……フツク部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 折目を存して一対のタツグ片を二つ折り及び折
    り返し可能に形成し、同折目の中間部にハンガー
    のフツク部を挿通する通孔を開口させ、同タツグ
    片の表面にはバーコードを表示すると共に、一方
    のタツグ片には折目の反対側の端部に長手方向に
    沿つて係合片を設ける一方、他方のタツグ片には
    同係合片に対応させて同係合片を係合する係合孔
    を設け、バーコード表示面を内側にして衣服に取
    り付ける状態と、バーコード表示面を外側にして
    ハンガー本体部と同ハンガー本体部の上端部に連
    設するフツク部との連結部分に対して取り付ける
    状態を選択的に得ることが可能な如く設けて成る
    クリーニング用タツグ。
JP1987105650U 1987-07-09 1987-07-09 Expired JPH0135760Y2 (ja)

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JP1987105650U JPH0135760Y2 (ja) 1987-07-09 1987-07-09

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JP1987105650U JPH0135760Y2 (ja) 1987-07-09 1987-07-09

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JPS6411199U JPS6411199U (ja) 1989-01-20
JPH0135760Y2 true JPH0135760Y2 (ja) 1989-10-31

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JP1987105650U Expired JPH0135760Y2 (ja) 1987-07-09 1987-07-09

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5931200U (ja) * 1982-08-23 1984-02-27 株式会社日立製作所 荷電粒子等の多段式加速管

Family Cites Families (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6263773U (ja) * 1985-10-08 1987-04-20

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JPS6411199U (ja) 1989-01-20

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