JP2001061787A - 眼底撮影装置 - Google Patents

眼底撮影装置

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JP2001061787A
JP2001061787A JP24559199A JP24559199A JP2001061787A JP 2001061787 A JP2001061787 A JP 2001061787A JP 24559199 A JP24559199 A JP 24559199A JP 24559199 A JP24559199 A JP 24559199A JP 2001061787 A JP2001061787 A JP 2001061787A
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JP
Japan
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light source
fundus
light
optical axis
photographing
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JP24559199A
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Inventor
Yoshi Kobayakawa
嘉 小早川
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Canon Inc
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光源光束の利用効率を向上し小容量の光源で
眼底撮影を行う。 【解決手段】 棒状のストロボ管から成る撮影用光源1
が、管軸を紙面に垂直方向に向けて光軸O1の外側位置
に配設されており、撮影用光源1の背後には、その光源
像1’を光軸O1と対象な位置に形成するように凹面ミ
ラー2が配置されている。また、ダイクロックミラー4
の入射方向の光軸O2上のコンデンサレンズ10の後方
には、光軸O2の外側に長手方向を紙面垂直方向に向け
た矩形フィラメントから成るハロゲンランプの観察用光
源11が配設され、光源像11’が光軸O2と対称な位
置に形成されるように凹面ミラー12が配置されてい
る。そして、凹面ミラー2と12はそれぞれ光源1と1
1の反射光が有効に照明光学系内に入るように偏心して
配置されている。このように配置することにより、光現
像1'、11'は元の光源1、11と重ならないので吸収
がなく、それぞれ光源1、11と同じ輝度を確保するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、眼科病院などで使
用される眼底カメラ等の眼底撮影装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の眼底撮影装置としては、特開平4
―317627号公報に眼底照明用のストロボ光源のミ
ラー像を同じフィラメント光源に重ねた装置が開示され
ている。また、特開平5−245108号公報には、光
軸垂直方向に光束を偏向する単一の偏向部材を眼底照明
光学系に設けることが提案されている。更に、特開平5
―277078号公報には、立体撮影眼底カメラにおい
て撮影絞りの縦方向の幅を横方向より広くすることが提
案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述の従
来例においては、ストロボ光源の場合は吸収により光量
損失を生じ、フィラメント光源の場合は重なりにより光
量損失を生ずるという問題点がある。また、ストロボ光
束の利用効率が低いために、手持式の眼底カメラの場合
には撮影用光源を内蔵できないという問題点がある。
【0004】本発明の目的は、上述の問題点を解消し、
光源光束の利用効率を向上して小容量の光源で眼底撮影
可能な眼底撮影装置を提供することにある。
【0005】本発明の他の目的は、小さな瞳孔でも眼底
撮影可能な眼底撮影装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る眼底撮影装置は、撮影用光源の同じ部分
から異なる2方向に発した光束を被検眼の瞳孔の周辺の
異なる2部分を介して眼底に投影し、前記2部分の間を
通して撮影することを特徴とする。
【0007】また、本発明に係る眼底撮影装置は、眼底
照明光学系の略眼底共役位置と略瞳孔共役位置のそれぞ
れに、光束を光軸に対して垂直方向に偏向する光偏向部
材を設けたことを特徴とする。
【0008】更に、本発明に係る眼底撮影装置は、瞳孔
で照明光束断面と撮影光束断面を1経線方向に配列した
眼底撮影装置において、前記撮影光束断面を前記経線に
垂直方向に幅広くしたことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明を図示の実施例に基づいて
詳細に説明する。図1は第1の実施例の側面図を示し、
棒状のストロボ管から成る撮影用光源1が、管軸を紙面
に垂直方向に向けて光軸O1の外側位置に配設されてお
り、撮影用光源1の背後には、光源1のその反射光が有
効に照射光学系内に入射し、その光源像1’を光源1と
光軸O1に対称な位置に形成するように、凹面ミラー2
が光軸O1に対し偏心して配置されている。光軸O1外
の撮影用光源1の前方には、コンデンサレンズ3、撮影
用の可視光を透過し位置合わせ観察用の赤外光を反射す
るダイクロックミラー4、2孔絞り5、フィールドレン
ズ6、リレーレンズ7、8、孔あきミラー9が順次に配
列されている。
【0010】ダイクロックミラー4の入射方向の光軸O
2上にコンデンサレンズ10が配置されており、その後
方の光軸O2の外側に、長手方向を紙面垂直方向に向け
た矩形フィラメントから成るハロゲンランプの観察用光
源11が配置され、更にその後方に光源11の反射光が
有効に照明光学系内に入射し、光軸O2と対称な位置に
光源像11’が形成されるように、凹面ミラー12が光
軸O1に対し偏心して配置されている。また、被検眼E
の前方の光軸O3上には、対物レンズ13、孔あきミラ
ー9、撮影絞り14、結像レンズ15、撮像手段16が
順次に配列されている。
【0011】撮影用光源1からの光束と凹面ミラー2に
より形成された光源像1’は、コンデンサレンズ3によ
りダイクロックミラー4を透過して2孔絞り5に結像す
る。また、観察用光源11からの光束と凹面ミラー12
により形成された光源像11’は、コンデンサレンズ1
0によりダイクロックミラー4で反射して2孔絞り5に
結像する。フィールドレンズ6は照明視野位置A1をリ
レーレンズ7、8の間の眼底共役位置A2に結像する。
リレーレンズ7、8は2孔絞り5を孔あきミラー9付近
に結像し、孔あきミラー9で反射した照明光は、対物レ
ンズ13を介して被検眼Eの瞳孔Pの上下部分を通って
眼底Rを照明する。リレーレンズ8は眼底共役位置A2
を対物レンズ13の焦点位置A3に結像する。
【0012】眼底Rからの反射光は瞳孔Pから取り出さ
れ、対物レンズ13は瞳孔Pを孔あきミラー9の開口部
近傍の撮影絞り14に結像し、結像レンズ15は撮像手
段16に対物レンズ13による眼底像を結像する。
【0013】本実施例においては、光源像1’を元の撮
影用光源1に重ねていないので吸収は生せず、凹面ミラ
ー2による反射損失が無ければ、光源像1’は撮影用光
源1と同じ輝度を有している。また、撮影用光源1では
ストロボの輝度の高い管軸付近の光束を使用するので光
束を有効に利用でき、小さい電源容量で撮影することが
可能となる。更に、観察用光源11の光源像11'も重
なりによる損失が生じないので、撮影用光源1から出射
する広い角度範囲の光束を利用することができ、撮影用
光源1は小さくて済み、その分だけ電源容量を小さくす
ることが可能となる。
【0014】図2は瞳孔P上の照明光束5’と撮影光束
14’及び孔あきミラー9の開口像9’を示し、照明光
束5’は2孔絞り5の像で上下に分離した光束であり、
撮影光束14’は撮影絞り14の開口の像で横方向に幅
が広い。撮影光路が照明光路に前眼部内で干渉しないよ
うにするために、照明光束5’と撮影光束14’とで一
定の間隔をとる必要があるが、撮影絞り14の開口を小
さくし過ぎると光量が不足してしまう。このために、撮
影絞り14を幅広にすることによって一定間隔を取りな
がら、開口の面積を大きくして光量を確保するようにす
る。
【0015】撮像手段16の画面は一般に横長なので、
縦の間隔は比較的狭くてもよく、小瞳孔径で撮影するこ
とができる。また、立体撮影時には撮影絞り14の開口
は横に分離した2つの開口となるために、上下から照明
することは有効である。なお、撮影絞り14の開口を幅
広にする方式は、瞳孔Pの上部から照明し下部から等一
方向に分離して撮影する眼底カメラにも応用することが
できる。
【0016】図3は第2の実施例の要部側面図を示し、
第1の実施例と同等の部材は同じ符号としている。光軸
O1上に凹面ミラー12、光軸O1の外側に観察用光源
11が配置され、光軸O1に対して観察用光源11と対
称位置にフィールドレンズ作用を有する半レンズ20が
配置されている。そして、光軸O1上にはコンデンサレ
ンズ21、可視光を反射し観察赤外線を透過するダイク
ロイックミラー22、コンデンサレンズ23が配列さ
れ、コンデンサレンズ23の前方には、光軸O1の外側
に撮影用光源1、光軸O1上に2孔絞り5、フィールド
レンズ6が配置されている。また、観察用撮像手段とし
ては赤外テレビが使用されており、その他の構成は第1
の実施例と同様である。
【0017】観察用光源11からの光束は、凹面ミラー
で反射して半レンズ20の位置に光源像11’を形成す
る。観察用光源11からの光束と光源像11'はコンデ
ンサレンズ21、23により平行光束とされ、ダイクロ
イックミラー22を通って瞳孔Pと共役な2孔絞り5に
結像し、フィールドレンズ6を通り第1の実施例と同様
にして被検眼Eを照明する。
【0018】また、撮影用光源1から後方に進む光束
は、コンデンサレンズ23を通してダイクロイックミラ
ー22で反射され、観察用光源1と光軸O1に対し対称
位置に光源像1’を形成する。撮影用光源1からの前方
光束と光源像1’からの光束は、2孔絞り5の開口、フ
ィールドレンズ6を通り、観察用光源11と同様に被検
眼Eを照明する。このように、光源像1’、11’ は
それぞれ元の光源1、11に重ならないようになってお
り、損失がなく光束を有効に使うことができる。
【0019】図4は第3の実施例の要部側面図を示し、
第1の実施例と同等の部材は同じ符号としている。光軸
O1上には、観察用光源11、コンデンサレンズ24、
撮像用光源1、プリズム25、コンデンサレンズ26、
プリズム27、2孔絞り5、フィールドレンズ6、リレ
ーレンズ7が順次に配列されている。
【0020】プリズム25はほぼ眼底共役位置にあり、
撮影用光源1の光源像1’を2孔絞り5に2分割して結
像する作用を有し、プリズム27はコンデンサレンズ2
6付近の分離されている照明視野位置A1を、眼底共役
位置A2付近に結像する機能を有している。また、プリ
ズム25、27は2つのくさびプリズムから成り、光束
を紙面内で光軸O1の両側に分離するように偏向する機
能を有する。
【0021】観察用光源11はコンデンサレンズ24に
より撮影用光源1に結像する。点線T1で示すように、
コンデンサレンズ26により光源1は瞳孔共役な2孔絞
り5に結像する。フィールドレンズ6とリレーレンズ7
により照明視野位置A1を眼底共役位置A2に結像す
る。実線T2は2孔絞り5の各孔を通る視野中心の主光
線を示している。なお、瞳孔Pでリング状に照明する眼
底カメラでは、プリズム25、27を楔プリズムではな
く逆円錐プリズムにする。
【0022】図5は第4の実施例の撮影用光源32とそ
の光源像32’の正面図を示し、この実施例は瞳孔P上
でリング状に照明する眼底カメラであり、撮影用ストロ
ボ光源32は半円環状とされ光軸O1に対し偏心して配
置されている。光学系の配置は図1又は図3と同様で、
光源1の代りに光源32が使用されている。また、絞り
5としては2孔の代りに円環状の開口が設けられ、孔あ
きミラー9と撮影絞り14には円形の開口が設けられて
いる。
【0023】このような構成により、撮影用光源32と
光源像32'は光軸O1を中心とするリング状の光源を
形成することができる。これによって、光軸O1の前後
に出射した光源光束を殆ど重なりなく利用することがで
きるので、光束の利用効率が向上する。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る眼底撮
影装置は、撮影用光源の同じ部分から異なる2方向に発
した光束を被検眼の瞳孔の周辺の異なる2部分を介して
投影し、この2部分の間を通して眼底撮影することによ
り、光源からの光束の利用効率が向上して、小容量の光
源で眼底撮影することができる。
【0025】また、本発明に係る眼底撮影装置は、眼底
照明光学系の略眼底共役位置と略瞳孔共役位置のそれぞ
れに、光束を光軸に対して垂直方向に偏向する光偏向部
材を設けたことにより、光源からの光束の利用効率を向
上することができる。
【0026】更に、本発明に係る眼底撮影装置は、撮影
光束断面を経線に対し垂直方向に幅広くしたことによ
り、小瞳孔で眼底撮影することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の構成図である。
【図2】照明撮影光束断面の説明図である。
【図3】第2の実施例の照明光学系の構成図である。
【図4】第3の実施例の照明光学系の構成図である。
【図5】第4の実施例の光源の正面図である。
【符号の説明】
1、32 撮影用光源 4、22 ダイクロックミラー 5 2孔絞り 9 孔あきミラー 11 観察用光源 16 撮像手段 20 半レンズ 25、27 プリズム 1’、11’ 光源像

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影用光源の同じ部分から異なる2方向
    に発した光束を被検眼の瞳孔の周辺の異なる2部分を介
    して眼底に投影し、前記2部分の間を通して撮影するこ
    とを特徴とする眼底撮影装置。
  2. 【請求項2】 眼底照明光学系の略眼底共役位置と略瞳
    孔共役位置のそれぞれに、光束を光軸に対して垂直方向
    に偏向する光偏向部材を設けたことを特徴とする眼底撮
    影装置。
  3. 【請求項3】 瞳孔で照明光束断面と撮影光束断面を1
    経線方向に配列した眼底撮影装置において、前記撮影光
    束断面を前記経線に垂直方向に幅広くしたことを特徴と
    する眼底撮影装置。
JP24559199A 1999-08-31 1999-08-31 眼底撮影装置 Pending JP2001061787A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101778129B1 (ko) * 2015-10-13 2017-09-27 한국광기술원 산동 무산동 겸용 휴대용 안저카메라
WO2021054516A1 (ko) * 2019-09-17 2021-03-25 웰스메디텍 주식회사 촬영기기 결합형 휴대용 세극등 장치

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