JP2001061302A - 畦塗方法とその装置 - Google Patents

畦塗方法とその装置

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JP2001061302A
JP2001061302A JP23999099A JP23999099A JP2001061302A JP 2001061302 A JP2001061302 A JP 2001061302A JP 23999099 A JP23999099 A JP 23999099A JP 23999099 A JP23999099 A JP 23999099A JP 2001061302 A JP2001061302 A JP 2001061302A
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quicklime
face
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Tatsuzo Murakami
達三 村上
Hikoya Maruyama
彦家 丸山
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 畦塗面の塗着面を雨水等によって崩れ易くす
る。 【解決手段】 畦塗装置1を推進しながら生石灰Aを散
布すると共に、この生石灰Aを混入する土壌を畦面Bに
塗着することを特徴とする畦塗方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、圃場の畦面に畦
土を塗着ける畦塗方法と、その装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】畦塗装置による畦塗で
は、畦塗直後の泥土が軟弱で流れ易く、又は水不足の場
合は畦塗土壌の粘着性が低く、いずれも硬化し難く、不
安定なものである。
【0003】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、畦塗装置を推進しながら生石灰を散布すると共に、
この生石灰を混入する土壌を畦面に塗着することを特徴
とする畦塗方法とする。請求項2に記載の発明は、生石
灰を散布する石灰散布装置、この生石灰の散布された土
壌面を耕耘する耕耘爪、及びこの石灰の撹拌された土壌
を畦面に塗着する塗着装置を有してなる畦塗装置の構成
とする。
【0004】請求項3に記載の発明は、土壌を畦面に塗
着する塗着装置に、畦法面を鎮圧する拡縮可能な円錘形
状の仕上ディスクを有してなる畦塗装置の構成とする。
【0005】
【発明の効果】請求項1に記載の発明は、畦塗装置1に
よる畦塗時に生石灰Aを混入された土壌を畦面Bに塗着
するものであるから、塗着された土壌の硬化が速かに行
われると共に、畦面Bの崩れを少くし、畦面B成形を長
期間維持できる。また、生石灰は畦塗と同時に散布され
るために能率のよい作業を行うことができる。
【0006】請求項2に記載の発明は、石灰散布装置2
で生石灰Aの散布された土壌面を耕耘爪3で耕耘撹拌し
て、塗着装置4で畦面Bに塗着するものであるから、能
率のよい畦塗成形を行うことができる。生石灰は耕耘撹
拌によって土壌との混合がよく、畦面硬化の均一化をは
かることができる。請求項3に記載の発明は、畦塗装置
1による畦塗時には、畦法面B1の傾斜角度が異なる場
合があると、塗着装置4の仕上ディスク5の開き角度を
拡縮して変更することによって、畦法面B1に適合させ
ることができる。このように仕上ディスク5による畦法
面B1に対する鎮圧面を平行状に維持することができ、
畦法面B1の傾斜の如何にかかわらずを正確に行うこと
ができる。
【0007】
【発明の実施の形態】トラクタ車体の後側に装着する畦
塗装置を用いて、畦塗を行う畦塗方法、およびその装置
として実施しうる。請求項1に記載の発明は、畦塗装置
を推進しながら生石灰を散布すると共に、この生石灰を
混入する土壌を畦面に塗着する畦塗方法に係るもので、
畦面に塗着けられた畦塗土壌の硬化を速くして、畦面成
形の崩れを少なくすることができる。
【0008】請求項2に記載の発明は、生石灰を散布す
る石灰散布装置、この生石灰の散布された土壌面を耕耘
する耕耘爪、およびこの石灰の撹拌された土壌を畦面に
塗着する塗着装置を有する畦塗装置の構成とする。これ
によって生石灰の土壌への撹拌混合度合が良好で、畦面
硬化を均一化できる。請求項3に記載の発明は、土壌を
畦面に塗着する塗着装置に畦法面を鎮圧する拡縮可能な
円錘形状の仕上げディスクを有してなる畦塗装置の構成
とする。これによって円錘形状の仕上げディスクの傾斜
角度を畦法面の傾斜に沿わせることができ、正確な畦塗
仕上げを行うことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】この発明の実施例を図面にもとづ
いて説明する。請求項1、及び2に記載の発明の実施例
は、第一実施例を示す図1〜図3に表わされ、請求項3
に記載の発明の実施例は、第二実施例を示す図4〜図6
に表される。
【0010】
【第一実施例】第一実施例を図1〜図3に基づいて説明
する。畦塗装置1は、畦際や畦法面B1を耕耘する耕耘
爪3とこの畦法面B1や畦上面B2に畦土を塗着する塗
着装置4とから構成され、四輪走行形態のトラクタ車体
6の後側に三点リンク機構7に装着される。石灰散布装
置2は、該畦塗装置1の上側に配置されて、耕耘爪3の
連動系の一部から伝動されて生石灰を繰出散布すること
ができる。この石灰散布装置2の散布ホース8が前記耕
耘爪3の前側に散布ように設けられる。
【0011】9は車体6側のリフトアーム、10は後車
輪、11はロワリンク、12はリフトアーム9とロワリ
ンク11とを連結するリフトロッド、13はPTO軸1
4を覆うPTOカバー、15は作業フレームで、中央部
には入力ケース16を有して該PTO軸14から連動さ
れる伝動ギヤを内装する。この入力ケース16の左右両
側部にロワピンアーム17が設けられて、前記ロワリン
ク11の後端が連結されて、畦塗装置1が装着される。
入力ケース16上にはトップピンアーム18が設けられ
て、三点リンク機構7のトップリンクが連結される。
【0012】前記作業フレーム15の一側に、前記耕耘
爪3を有する耕耘軸19を回転連動する伝動機構を内装
の伝動ケース20と、畦土を塗着する塗着装置4を回転
連動するための伝動機構を内装の伝動ケース21とを設
ける。又、この作業フレーム15の側端には、伝動軸2
2の先端に固定して回転連動するプーリ23を設け、作
業フレーム15上に装着の石灰散布装置2の繰出軸24
を伝動する構成である。
【0013】石灰散布装置2は、生石灰を収容するホッ
パー25と、このホッパー25の生石灰を繰出す繰出装
置26や、この繰出される生石灰を散布ホース8を通し
て耕耘前の土壌面に噴出案内して散布するブロワー(図
面省略)等から構成される。これら繰出装置26等が該
散布軸24によって連動される。耕耘爪3は、前記畦面
Bの畦法面B1と、この畦法面B1の下端部の畦際C部
の土壌面を耕耘することができる形態とするが、畦上面
B2をも同時耕耘する構成とすることもできる。又、耕
耘爪3の形体は、なた爪、普通爪、螺旋形体の爪等が、
砕土性及び撹拌性があって好敵である。前記散布ホース
8から噴出された生石灰を畦面Bに散布させた直後、こ
の耕耘爪3の回転で耕耘しながら撹拌混合する。
【0014】前記塗着装置4は、円錘形状の塗着ディス
ク5と、この外側頂部側にロール形体の塗着ロール27
とから形成されて、伝動ケース21に軸装の回転軸28
に固定される。この塗着装置4によって耕耘爪3で耕耘
された畦面B上の生石灰混合の畦土を鎮圧し塗着する。
34はカバーで、該耕耘爪3や塗着装置4等の上部を覆
うものである。
【0015】畦塗装置1を車体6に対して下降させて走
行推進させる。PTO軸14の駆動によって耕耘爪3、
塗着装置4、及び石灰散布装置2等が伝動される。繰出
装置26によってホッパー25内の生石灰が繰出され
て、散布ホース8を通して畦面B乃至畦際Cに散布され
る。この生石灰の散布された畦面B等は、回転する耕耘
爪3によって耕耘され、撹拌混合される。
【0016】このようにして生石灰を混合された耕耘土
壌は、塗着ディスク5や塗着ロール27によって畦面B
に塗着される。この畦面Bに塗着された畦土は、生石灰
に硬化されて、雨水等によって流され難く、長い期間に
亘って崩れ難い畦面を形成することができる。
【0017】
【第二実施例】第二実施例を図4〜図6に基づいて、上
例と異なる点について説明する。前記塗着装置4の塗着
ディスク5を、拡縮可能にして、円錐形状の傾斜各αを
変えることができ、畦法面B1の傾斜面に適応させるも
のである。塗着ディスク5は、円錐面方向に等分角毎に
分割した形態のディスク片29を形成する。この各ディ
スク片29は、頂部側を塗着ロール27の内端部にピン
30で支持し、拡端側の内面に揺動ロッド31を連結す
る。この揺動ロッド31の先端を回転軸28に嵌合のス
ライダー32に連結する。各ディスク片29は隣接辺部
を相互に重合させて、該スライダー32を回転軸28に
沿って移動して、該塗着ディスク5の開角度βを変える
ことができる。又、該各ディスク片29の傾斜角αは、
スライダー32の移動をセットボルト33の締付け位置
固定を変更することで行なう。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施例を示す畦塗装置部の平面図。
【図2】その背面図。
【図3】その側面図。
【図4】第二実施例を示す塗着装置部の平面図。
【図5】その一部の断面図。
【図6】その側面図。
【符号の説明】
1 畦塗装置 2 石灰散布装置 3 耕耘爪 4 塗着装置 5 塗着ディスク A 生石灰 B 畦面 B1 畦法面 B2 畦上面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】畦塗装置1を推進しながら生石灰Aを散布
    すると共に、この生石灰Aを混入する土壌を畦面Bに塗
    着することを特徴とする畦塗方法。
  2. 【請求項2】生石灰Aを散布する石灰散布装置2、この
    生石灰Aの散布された土壌面を耕耘する耕耘爪3、及
    び、この石灰の撹拌された土壌を畦面Bに塗着する塗着
    装置4を有してなる畦塗装置。
  3. 【請求項3】土壌を畦面Bに塗着する塗着装置4に、畦
    法面B1を鎮圧する拡縮可能な円錘形状の仕上げディス
    ク5を有してなる畦塗装置。
JP23999099A 1999-08-26 1999-08-26 畦塗方法とその装置 Pending JP2001061302A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005198512A (ja) * 2004-01-13 2005-07-28 Hideaki Watanabe 畝立装置

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