JP2001060072A - 表示装置 - Google Patents

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JP2001060072A
JP2001060072A JP11235044A JP23504499A JP2001060072A JP 2001060072 A JP2001060072 A JP 2001060072A JP 11235044 A JP11235044 A JP 11235044A JP 23504499 A JP23504499 A JP 23504499A JP 2001060072 A JP2001060072 A JP 2001060072A
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printed wiring
light emitting
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JP11235044A
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Wataru Hamaguchi
渉 濱口
Takahiro Matsumoto
孝広 松本
Yoshiaki Sakida
義明 崎田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリント配線板に実装した発光素子の支持機
能または光反射機能を有する表示装置において、支持部
材の爪部がプリント配線板の開口部側へ熱変形するのを
抑制し、熱変形温度の高い樹脂の使用や治具対応、また
はビス止めをしなくとも、支持部材の抜け、浮きを防止
する。 【解決手段】 プリント配線板1上に実装した発光素子
3a〜3fの少なくとも支持機能、光反射機能のいずれ
かを有する支持部材4に複数の爪部5a、5bを設け、
この支持部材4は、プリント配線板1に実装した発光素
子3a〜3fに被着する。プリント配線板1の角穴2a
〜2dに爪部5a、5bを挿入して発光素子3a〜3f
を保持するとともに、爪部5a、5b近傍に形成したリ
ブ6をプリント配線板1の角穴2a〜2d内に挿入す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリント配線板に
実装した発光素子の支持機能または光反射機能を有する
表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電気製品の設定状態、動作状態を
表示する表示装置に発光素子が用いられている。このよ
うな表示装置は、多くの場合、発光素子はプリント配線
板に実装されて使用されるが、発光素子をプリント配線
板に実装する場合、通常、発光素子は複数個を並べて使
用するので、発光素子単品をプリント配線板上に実装し
たのでは、光が周囲に洩れてしまい、隣の発光素子との
発光の区別ができなくなるため、間仕切りを設けて使用
する。
【0003】また、電源回路の電力消費を抑えるため、
発光素子をできるだけ効率よく発光させるよう、間仕切
りの形状も、光がうまく反射するような形状を採用して
いる。
【0004】そのため、従来の表示装置は、複数の発光
素子を支持し、間仕切りを行い、発光を効率よく行うた
めの支持部材を別途作製し、この発光素子と支持部材と
を一体としたいわゆる発光素子ブロックと称する部品を
形成していた。
【0005】この支持部材は、複雑な形状にも対応し、
安価に仕上げるため、通常、樹脂成形品を用いている。
この支持部材の中に、発光素子を圧入したり、接着した
りして、発光素子と支持部材は完全に固定された状態と
なっていた。この発光素子ブロックをプリント配線板上
に実装し、半田槽に流して発光素子の半田付けを行うの
が一般的であった。
【0006】しかし、この場合は、支持部材に発光素子
を事前に圧入または接着せねばならず、工数がかかるた
め、発光素子ブロックとしての単価が高くなるという問
題があった。また、発光素子をプリント配線板に実装す
るときも、発光素子ブロックには、プリント配線板と固
定のための爪部を設けており、作業者は、複数の発光素
子のリードの挿入とこの爪部をほぼ同時に入れることに
なるので、入れにくく、工数が高いものとなっていた。
【0007】このため、最近では、プリント配線板上
に、発光素子単品を先に実装しておき、後から支持部材
を発光素子の上に被せるという構成が主流になってい
る。
【0008】図12に示すように、爪部11は、樹脂で
形成した支持部材(図示せず)に一体に設け、プリント
配線板12に実装した発光素子(図示せず)に被着した
とき、プリント配線板12に設けた角穴13に挿入し、
支持部材をプリント配線板12上に固定するものであ
る。ここで、プリント配線板12の角穴13寸法H6に
対して、爪部11の寸法H6’は小さくしている。
【0009】上記構成において作用を説明すると、プリ
ント配線板12の表面上に発光素子(図示せず)を実装
し、支持部材に設けた爪部11をプリント配線板12上
の角穴13に挿入し、実装した発光素子に支持部材を被
着する。この状態で半田槽に通して、発光素子をプリン
ト配線板12に半田付けする。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な従来の構成では、半田槽内の半田温度約240℃に対
して、爪部11の熱変形温度がそれよりも低いため、半
田槽を通した後には、図13に示すように、爪部11が
角穴13側に熱変形し、爪部11が角穴13より抜け
て、支持部材が脱落してしまうという問題があった。
【0011】この解決策として、爪部11の熱変形を抑
えるため、熱変形温度ができるだけ高い樹脂材料、たと
えば、変成PPEを使用していた。この樹脂材料の熱変
形温度は約140℃である。半田槽での半田付け条件
は、一般的に、約240度、5秒間であり、この条件で
あれば、爪部11の熱変形が発生しないようにできる
が、樹脂材料費が高く、高価になるという問題を有して
いた。
【0012】また、他の解決策として、爪部11を設け
ずに、ビス止めにより支持部材をプリント配線板12に
固定してもよいが、この場合も、コストが高くなるとい
う問題点を有していた。
【0013】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、支持部材の爪部がプリント配線板の開口部側へ熱変
形するのを抑制し、熱変形温度の高い樹脂の使用や治具
対応、またはビス止めをしなくとも、支持部材の抜け、
浮きを防止することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、プリント配線板上に実装した発光素子の少
なくとも支持機能、光反射機能のいずれかを有する支持
部材に複数の爪部を設け、この支持部材は、プリント配
線板に実装した発光素子に被着し、プリント配線板の開
口部に爪部を挿入して発光素子を保持するとともに、爪
部近傍に形成したリブをプリント配線板の開口部内に挿
入するよう構成したものである。
【0015】これにより、支持部材の爪部がプリント配
線板の開口部側へ熱変形するのを抑制することができ、
熱変形温度の高い樹脂の使用や治具対応、またはビス止
めをしなくとも、支持部材の抜け、浮きを防止すること
ができる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、プリント配線板上に実装した発光素子と、複数の爪
部を有し前記発光素子の少なくとも支持機能、光反射機
能のいずれかを有する支持部材とを備え、前記支持部材
は、前記プリント配線板に実装した発光素子に被着し、
プリント配線板の開口部に爪部を挿入して発光素子を保
持するとともに、爪部近傍に形成したリブを前記プリン
ト配線板の開口部内に挿入するよう構成したものであ
り、半田槽に通したとき、支持部材の爪部がプリント配
線板の開口部側へ熱変形するのを抑制することができ
て、爪部の引っかかりを確保できるため、熱変形温度の
高い樹脂の使用や治具対応、またはビス止めをしなくと
も、支持部材の抜け、浮きを防止することができる。
【0017】請求項2に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、支持部材は、爪部の先端に溝を設
けたものであり、半田槽に通したとき、爪部の先端がプ
リント配線板の開口部側へ熱変形するのを抑制すること
ができるとともに、爪部の先端が熱変形しやすく、プリ
ント配線板に密着するため、プリント配線板に確実に引
っかからせることができ、支持部材の抜けを防止するこ
とができる。
【0018】請求項3に記載の発明は、プリント配線板
上に実装した発光素子と、複数の脚部を有し前記発光素
子の少なくとも支持機能、光反射機能のいずれかを有す
る支持部材とを備え、前記支持部材は、前記プリント配
線板に実装した発光素子に被着し、プリント配線板の開
口部に脚部を挿入して発光素子を保持するとともに、プ
リント配線板表面から裏面へ連通し、裏面に突出させる
ようにしたものであり、半田槽に通したとき、脚部を熱
変形させて支持部材をプリント配線板を確実に固定させ
ることができ、支持部材の抜けを防止することができ
る。
【0019】請求項4に記載の発明は、上記請求項3に
記載の発明において、支持部材は、脚部の先端に溝を設
けたものであり、半田槽に通したとき、脚部の先端を容
易に熱変形させることができ、プリント配線板への密着
度が高くなり、プリント配線板に確実に引っかからせる
ことができ、支持部材の抜けを防止することができる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0021】(実施例1)図1に示すように、プリント
配線板1は、角穴(開口部)2a、2b、2c、2dを
連通させて設け、その表面には発光素子3a、3b、3
c、3d、3e、3fを実装している。通常、発光素子
3a、3b、3c、3d、3e、3fは自動挿入機によ
り、クリンチと同時にリードカットされ、プリント配線
板1上に自立して実装している。
【0022】支持部材4は、たとえばABS樹脂(熱変
形温度は約100℃)で形成し、プリント配線板1に実
装した発光素子3a、3b、3c、3d、3e、3fに
被着する。この支持部材4はプリント配線板1上に自立
して実装している発光素子3a、3b、3c、3d、3
e、3fがわずかな外力が加わることで倒れてしまうの
を防止する支持機能を有している。また、支持部材4
は、他に光が漏れないように間仕切りをする機能と、発
光素子3a、3b、3c、3d、3e、3fをできるだ
け効率よく発光させるための光反射機能を有する構造と
なっている。
【0023】支持部材4には、複数の爪部5a、5bを
設け、爪部5aをプリント配線板1上の角穴2aに挿入
し、爪部5bをプリント配線板1上の角穴2bに挿入す
る。また、角穴2c、2dにも図示しない爪部を挿入
し、発光素子3a、3b、3c、3d、3e、3fを保
持するよう構成している。
【0024】この支持部材4には、図2および図3に示
すように、爪部5aの近傍で、爪部5aの裏側にリブ6
を形成し、このリブ6をプリント配線板1の角穴2a内
に挿入するよう構成している。ここで、リブ6は、プリ
ント配線板1の上面から少なくともテーパー部6aが角
穴2a内に位置するようにしている。また、爪部5bお
よび他の爪部の近傍にも、同様に爪部の裏側にリブ6を
形成し、このリブ6をプリント配線板1の角穴内に挿入
するよう構成している。
【0025】上記構成において作用を説明すると、プリ
ント配線板1の表面に発光素子3a、3b、3c、3
d、3e、3fを実装し、支持部材4に設けた複数の爪
部5a、5bをプリント配線板1上の角穴2a、2bに
挿入し、実装した発光素子3a、3b、3c、3d、3
e、3fに支持部材4を被着する。
【0026】このとき、たとえば爪部5aは、図2およ
び図3に示すように、爪部5aの近傍に形成したリブ6
をプリント配線板1の角穴2a内に挿入する。このこと
により、爪部5aの挿入性の確保と強度を得ることがで
きる。
【0027】この状態で、発光素子3a、3b、3c、
3d、3e、3fをプリント配線板1に半田付けするた
めに半田槽に通すと、支持部材4は、ABS樹脂で形成
しており、その熱変形温度は約100℃であるため、図
4に示すように、半田槽の熱により、爪部5aが熱変形
するが、角穴2a側への熱変形はテーパー部6aにより
抑えられ、爪部5aの引っかかりH1を確保することが
できる。他の爪部についても同様にして、角穴側への熱
変形を抑えることができ、爪部の引っかかりを確保する
ことができる。
【0028】したがって、支持部材4を熱変形温度の高
い樹脂で形成しなくてもよく、また、治具対応、または
ビス止めをしなくとも、支持部材4の抜け、浮きを防止
することができる。
【0029】なお、本実施例では、支持部材4に設けた
爪部5a、5bの形状に合わせて、プリント配線板1の
開口部として角穴2a、2b、2c、2dを設けている
が、開口部の形状は、角穴に限定するものでなく、爪部
の形状によって適宜変えても同様の作用、効果が得られ
る。
【0030】(実施例2)図5および図6に示すよう
に、爪部5a’は、爪部5a’の近傍で、爪部5a’の
裏側にリブ6’を形成し、このリブ6’をプリント配線
板1の角穴2a内に挿入するよう構成している。ここ
で、リブ6(は、プリント配線板1の上面から少なくと
もテーパー部6a’が角穴2a内に位置するようにして
いる。爪部5a’の先端に溝7を設けている。他の構成
は上記実施例1と同じである。
【0031】上記構成において作用を説明すると、爪部
5a’の近傍に形成したリブ6’をプリント配線板1の
角穴2a内に挿入した状態で、発光素子をプリント配線
板1に半田付けするために半田槽に通すと、爪部5a’
の先端に溝7を設けているので、爪部5a’にて半田槽
による熱の伝わりがはやくなり、爪部5a’の熱変形も
大きくなる。
【0032】このため、溝7は熱変形によって元の原型
をとどめていない状態となる。一方、爪部5a’はテー
パー6a’に保持されながら、大きく熱変形するので、
図7に示すように、爪部5a’はプリント配線板1に密
着することになる。密着度合いを示す比較として、図4
に示す上記実施例1の場合のプリント配線板1の裏面と
爪部5aとの角度α1に対して、本実施例では、プリン
ト配線板1の裏面と爪部5a’との角度α2は小さくな
る。他の爪部についても同様である。
【0033】したがって、爪部5a’の先端が熱変形し
やすく、プリント配線板1に密着するため、プリント配
線板1に対する爪部5a’の引っかかりH2を確保する
ことができ、支持部材の抜けを防止することができる。
【0034】なお、本実施例では、爪部5a’の先端に
溝7を1個設けているが、爪部の大きさや樹脂材料によ
り複数個設けても、同様の作用、効果が得られる。
【0035】(実施例3)図8に示すように、プリント
配線板1aは、丸穴(開口部)8a、8b、8c、8d
を連通させて設け、その表面には発光素子3a、3b、
3c、3d、3e、3fを実装している。通常、発光素
子3a、3b、3c、3d、3e、3fは自動挿入機に
より、クリンチと同時にリードカットされ、プリント配
線板1上に自立して実装している。
【0036】支持部材4aは、たとえばABS樹脂(熱
変形温度は約100℃)で形成し、プリント配線板1a
に実装した発光素子3a、3b、3c、3d、3e、3
fに被着する。この支持部材4aには、複数の脚部9
a、9b、9dを設け、脚部9aを丸穴8aに挿入し、
脚部9bを丸穴8bに挿入し、脚部9dを丸穴8dに挿
入する。このとき、脚部9a、9b、9dはプリント配
線板1aの表面から裏面へ連通し、裏面に突出させるよ
うにしている。また、丸穴8cにも図示しない脚部を挿
入し、発光素子3a、3b、3c、3d、3e、3fを
保持するよう構成している。
【0037】上記構成において作用を説明すると、プリ
ント配線板1aの表面に発光素子3a、3b、3c、3
d、3e、3fを実装し、支持部材4aに設けた複数の
脚部9a、9b、9dをプリント配線板1a上の丸穴8
a、8b、8dに挿入し、実装した発光素子3a、3
b、3c、3d、3e、3fに支持部材4aを被着す
る。
【0038】この状態で、発光素子3a、3b、3c、
3d、3e、3fをプリント配線板1aに半田付けする
ために半田槽に通すと、支持部材4aは、ABS樹脂で
形成しており、その熱変形温度は約100℃であるた
め、図9に示すように、半田槽の熱により、脚部9aの
プリント配線板1aの裏面に突出させた部分が熱変形
し、団子のように丸くなろうとする。
【0039】このため、プリント配線板1aの丸穴8a
の穴径H3に対して、団子状態となった脚部9aの外径
H3’は、丸穴8aの穴径H3よりも大きくなり、支持
部材4aをプリント配線板1aを確実に固定させること
ができ、支持部材4aの抜けを防止することができる。
他の脚部についても同様である。
【0040】なお、本実施例では、支持部材4aはプリ
ント配線板1aと嵌合する箇所を有しておらず、支持部
材4aに保持力がないため、爪部と併用してもよい。ま
た、脚部の形状やプリント配線板の穴は円形状としてい
るが、これに限らず、例えば、角形状であってもよい。
【0041】(実施例4)図10に示すように、脚部9
a’は先端に溝10を設けている。他の構成は上記実施
例3と同じである。
【0042】上記構成において作用を説明すると、脚部
9a’をプリント配線板1aの丸穴8a内に挿入した状
態で、発光素子をプリント配線板1aに半田付けするた
めに半田槽に通すと、脚部9a’の先端に溝10を設け
ているので、脚部9a’にて半田槽による熱の伝わりが
はやくなり、脚部9a’の熱変形も大きくなる。
【0043】このため、図11に示すように、半田槽の
熱により、脚部9a’のプリント配線板1aの裏面に突
出させた部分が熱変形し、団子状態となった脚部9a’
の外径H3”は、プリント配線板1aの丸穴8aの穴径
H3よりも大きくなり、支持部材をプリント配線板1a
を確実に固定させることができ、支持部材の抜けを防止
することができる。他の脚部についても同様である。
【0044】なお、本実施例では、溝10は脚部9a’
の側面より所定の深さを有しているが、溝10をさらに
深くして、割れ状態にすることも可能であり、この割れ
状態の方が、溝よりも熱の伝わりが早いので、熱変形量
が大きくなり、支持部材をプリント配線板1aをさらに
確実に固定させることができ、支持部材の抜けを防止す
ることができる。
【0045】また、本実施例では、溝10を4つ設けて
いるが、脚部の大きさや樹脂材料により数を変えても同
様の効果が得られる。
【0046】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1に記載の
発明によれば、プリント配線板上に実装した発光素子
と、複数の爪部を有し前記発光素子の少なくとも支持機
能、光反射機能のいずれかを有する支持部材とを備え、
前記支持部材は、前記プリント配線板に実装した発光素
子に被着し、プリント配線板の開口部に爪部を挿入して
発光素子を保持するとともに、爪部近傍に形成したリブ
を前記プリント配線板の開口部内に挿入するよう構成し
たから、半田槽に通したとき、支持部材の爪部がプリン
ト配線板の開口部側へ熱変形するのを抑制することがで
きて、爪部の引っかかりを確保できるため、熱変形温度
の高い樹脂の使用や治具対応、またはビス止めをしなく
とも、支持部材の抜け、浮きを防止することができる。
【0047】また、請求項2に記載の発明によれば、支
持部材は、爪部の先端に溝を設けたから、半田槽に通し
たとき、爪部の先端がプリント配線板の開口部側へ熱変
形するのを抑制することができるとともに、爪部の先端
が熱変形しやすく、プリント配線板に密着するため、プ
リント配線板に確実に引っかからせることができ、支持
部材の抜けを防止することができる。
【0048】また、請求項3に記載の発明によれば、プ
リント配線板上に実装した発光素子と、複数の脚部を有
し前記発光素子の少なくとも支持機能、光反射機能のい
ずれかを有する支持部材とを備え、前記支持部材は、前
記プリント配線板に実装した発光素子に被着し、プリン
ト配線板の開口部に脚部を挿入して発光素子を保持する
とともに、プリント配線板表面から裏面へ連通し、裏面
に突出させるようにしたから、半田槽に通したとき、脚
部を熱変形させて支持部材をプリント配線板を確実に固
定させることができ、熱変形温度の高い樹脂を使用する
ことなく支持部材の抜けを防止することができる。
【0049】また、請求項4に記載の発明によれば、支
持部材は、脚部の先端に溝を設けたから、半田槽に通し
たとき、脚部の先端を容易に熱変形させることができ、
プリント配線板への密着度が高くなり、プリント配線板
に確実に引っかからせることができ、支持部材の抜けを
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の表示装置の一部切欠し
た分解斜視図
【図2】同表示装置の支持部材の爪部の一部切欠した拡
大斜視図
【図3】同表示装置の支持部材の爪部をプリント配線板
に挿入した状態の要部断面図
【図4】同表示装置の支持部材の爪部をプリント配線板
に挿入し半田付け後の要部断面図
【図5】本発明の第2の実施例の表示装置の支持部材の
爪部の一部切欠した斜視図
【図6】同表示装置の支持部材の爪部をプリント配線板
に挿入した状態の要部断面図
【図7】同表示装置の支持部材の爪部をプリント配線板
に挿入し半田付け後の要部断面図
【図8】本発明の第3の実施例の表示装置の一部切欠し
た分解斜視図
【図9】同表示装置の支持部材の脚部をプリント配線板
に挿入し半田付け後の要部断面図
【図10】本発明の第4の実施例の表示装置の支持部材
の脚部をプリント配線板に挿入した状態の要部断面図
【図11】同表示装置の支持部材の脚部をプリント配線
板に挿入し半田付け後の要部断面図
【図12】従来の表示装置の支持部材の爪部をプリント
配線板に挿入した状態の要部断面図
【図13】同表示装置の支持部材の爪部をプリント配線
板に挿入し半田付け後の要部断面図
【符号の説明】
1 プリント配線板 2a〜2d 角穴(開口部) 3a〜3f 発光素子 4 支持部材 5a、5b 爪部 6 リブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 崎田 義明 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5C096 AA27 AA29 BA04 BB35 CA06 CC06 CC23 CC30 CC31 CE17 CJ02 5F041 DB02 DC07 DC23 DC31 DC44 DC53 EE23 FF01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント配線板上に実装した発光素子
    と、複数の爪部を有し前記発光素子の少なくとも支持機
    能、光反射機能のいずれかを有する支持部材とを備え、
    前記支持部材は、前記プリント配線板に実装した発光素
    子に被着し、プリント配線板の開口部に爪部を挿入して
    発光素子を保持するとともに、爪部近傍に形成したリブ
    を前記プリント配線板の開口部内に挿入するよう構成し
    た表示装置。
  2. 【請求項2】 支持部材は、爪部の先端に溝を設けた請
    求項1記載の表示装置。
  3. 【請求項3】 プリント配線板上に実装した発光素子
    と、複数の脚部を有し前記発光素子の少なくとも支持機
    能、光反射機能のいずれかを有する支持部材とを備え、
    前記支持部材は、前記プリント配線板に実装した発光素
    子に被着し、プリント配線板の開口部に脚部を挿入して
    発光素子を保持するとともに、プリント配線板表面から
    裏面へ連通し、裏面に突出させるようにした表示装置。
  4. 【請求項4】 支持部材は、脚部の先端に溝を設けた請
    求項3記載の表示装置。
JP11235044A 1999-08-23 1999-08-23 表示装置 Pending JP2001060072A (ja)

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JP11235044A JP2001060072A (ja) 1999-08-23 1999-08-23 表示装置

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