JP2001058526A - チャイルドシート及びベビーカー - Google Patents

チャイルドシート及びベビーカー

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JP2001058526A
JP2001058526A JP11237077A JP23707799A JP2001058526A JP 2001058526 A JP2001058526 A JP 2001058526A JP 11237077 A JP11237077 A JP 11237077A JP 23707799 A JP23707799 A JP 23707799A JP 2001058526 A JP2001058526 A JP 2001058526A
Authority
JP
Japan
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seat
child seat
child
infant
stroller
Prior art date
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Pending
Application number
JP11237077A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhiro Sudo
勝広 須藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tanaka Seiki Co Ltd
Original Assignee
Tanaka Seiki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tanaka Seiki Co Ltd filed Critical Tanaka Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】稼働率をより向上させ、かつ省スペースを図る
ことができるチャイルドシート及びベビーカーを提供す
る。 【解決手段】車両の座席18に取り付け可能なチャイル
ドシート10であって、座席18から取り外すことによ
って、ベビーカーのシートとして用いることができるよ
うになっているので、車から乳児や幼児を降ろした際に
も、チャイルドシート10を使用することができ、その
稼働率を向上させることができると共に、別個にベビー
カーの完成品を車載する必要がなくなり、その分乗員ス
ペースや荷物スペースを確保することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の座席に取り
付け可能なチャイルドシート、及びベビーカーに関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年は交通安全意識が高まり、乳児や幼
児を乗車させる場合、その安全を確保すべくチャイルド
シートを用いて座席に固定することが広く行われるよう
になってきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、乳児や幼児
をつれて車で外出する場合、ベビーカーも持参する場合
が多い。かかるベビーカーは、駐車場から比較的離れた
目的地まで、乳児や幼児を搬送するために用いられる。
ところが、車の走行中にはベビーカーは使用されず、車
室やトランク内に収容されており、一方乳児や幼児を車
からベビーカーに乗せ変えたときは、チャイルドシート
が使用されることはないため、それぞれの稼働率は足し
ても100%に満たないという問題がある。
【0004】また、チャイルドシートもベビーカーも場
所をとるため、スペースの限られた車室もしくはトラン
クに双方を収容すると、その分乗車スペースや荷物のス
ペースが少なくなるという問題もある。更に、乳児や幼
児のいる家庭で、チャイルドシートとベビーカーの双方
を購入しなくてはならないとすると、その経済的負担が
大となる。同様な問題は、ベビーカーを使用できない場
合に用いられることが多い、乳児や幼児の背負い具につ
いても生じる。
【0005】本発明は、このような従来の問題点に着目
してなされたものであり、稼働率をより向上させ、かつ
省スペースを図ることができるチャイルドシート及びベ
ビーカーを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成すべ
く、本発明の第1のチャイルドシートは、車両の座席に
取り付け可能なチャイルドシートであって、前記座席か
ら取り外すことによって、ベビーカーのシートとして用
いることができるようになっていることを特徴とする。
【0007】本発明の第2のチャイルドシートは、車両
の座席に取り付け可能なチャイルドシートであって、前
記座席から取り外すことによって、乳児又は幼児を背負
う背負い具として用いることができるようになっている
ことを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明の第1のチャイルドシートによれば、車
両の座席に取り付け可能なチャイルドシートであって、
前記座席から取り外すことによって、ベビーカーのシー
トとして用いることができるようになっているので、車
から乳児や幼児を降ろした際にも、チャイルドシートを
使用することができ、その稼働率を向上させることがで
きると共に、別個にベビーカーの完成品を車載する必要
がなくなり、その分乗員スペースや荷物スペースを確保
することができる。
【0009】更に、前記チャイルドシートが、車輪付き
の脚部を有し、前記チャイルドシートが前記座席に取り
付けられたときは、前記脚部は折り畳まれ、前記チャイ
ルドシートが前記座席から取り外されたときは、前記脚
部は伸長され、前記チャイルドシートを床もしくは地面
に対して前記車輪を介して支持するようになっていれ
ば、チャイルドシートそのものがベビーカーとして使用
できるため、より乗員スペースや荷物スペースを確保す
ることができる。
【0010】これに対し、前記チャイルドシートを車輪
付きフレームに取り付けることにより、ベビーカーを構
成できるようにしても良い。かかる場合、車輪付きフレ
ームを車載する必要はあるが、ベビーカーの完成品を車
載する場合に比べれば、より乗員スペースや荷物スペー
スを確保することができる。
【0011】本発明の第2のチャイルドシートによれ
ば、車両の座席に取り付け可能なチャイルドシートであ
って、前記座席から取り外すことによって、乳児又は幼
児を背負う背負い具として用いることができるようにな
っているので、車から乳児や幼児を降ろした際にも、チ
ャイルドシートを使用することができ、その稼働率を向
上させることができると共に、別個に背負い具を車載す
る必要がなくなり、その分乗員スペースや荷物スペース
を確保することができる。
【0012】更に、前記チャイルドシートの背面に、肩
吊りベルトが配置されていれば、かかる肩吊りベルトを
肩に掛けることにより、後ろ向きに乳児や幼児をチャイ
ルドシートに載せたまま背負うことができるため便利で
ある。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明による実施の形態
を、図面を参照して説明する。図1は、第1の実施の形
態にかかるチャイルドシートをベビーカーとして使用可
能な状態で示す斜視図である。図1において、座部11
と背もたれ部12とが一体で形成されたチャイルドシー
ト10は、座部11の上面中央から背もたれ部12の前
面中央にわたって設けられたY字状のベルト部13を有
し、かかるベルト部13を用いて乳児や幼児(不図示)
をチャイルドシート10に固定することができるように
なっている。
【0014】背もたれ部12の背面上部には、一対の枢
支部14(片方のみ図示)が設けられており、各枢支部
14には、中空管状の押し部材15が、それぞれ一端を
中心として枢動可能となるように取り付けられている。
押し部材15は、図1の点線で示す位置から実線で示す
位置との間を枢動可能となっている。尚、滑り止めとし
てのラバー15aが巻かれた押し部材15の先端は、図
1の点線で示す位置へと枢動したときに、座部11の下
面に合うように曲がっており、また実線で示す位置へと
枢動したときには、チャイルドシート10を押す人が両
手で把持するのに便利なようになっている。図1の点線
で示す位置と実線で示す位置において、押し部材15の
枢動をロックできるロック装置を設けると好ましい。
【0015】座部11の下面には、4本の脚部16(3
本のみ図示)が折り畳み自在に設けられている。より具
体的には、各脚部16は、その上端が枢支されており、
図1に示す実線の位置より、座部11の下面に隠れる位
置へと枢動可能となっている。図1の状態で各脚部16
の下端には、車輪16aが回転自在に取り付けられてい
る。図1の実線で示す位置と、座部11の下面に隠れる
位置(不図示)において、脚部16の枢動をロックでき
るロック装置を設けると好ましい。
【0016】本実施の形態の機能について説明すると、
図1に示す状態では、チャイルドシート10をベビーカ
ーとして用いることができる。より具体的には、座部1
1は脚部16によって床又は地面上に支持されており、
また脚部16と床又は地面との間には車輪16aが介在
しているので、ベルト13を用いて乳児又は幼児を固定
した状態で、ラバー15aの巻かれた先端を把持した人
が、押し部材15を押すことによって、小さな力でチャ
イルドシート10を移動させることができる。
【0017】図2は、本実施の形態にかかるチャイルド
シート10を座席に取り付けた状態で示す図である。か
かる場合、図1に示す押し部材15と脚部16を各々枢
動させて、背もたれ12の背面と座部11の下面とにそ
れぞれ収容するようにし、車に備え付けのシートベルト
17を用いて、チャイルドシート10を座席18に対
し、公知の態様で取り付けることができるようになって
いる。尚、脚部16を折り畳んだ状態で、泥や土の付い
た車輪16aが座席18の上面に触れて汚染する恐れが
ある場合、座部11と座席18との間に汚染防止用のカ
バー19を敷き込むようにしても良い。
【0018】図3は、本実施の形態の変形例を示す斜視
図である。図3において、チャイルドシート10は、座
席(図2参照)から取り外すことができ、車輪付きフレ
ームとしての台車20にそのまま取り付けることによっ
て、ベビーカーを構成することができる。
【0019】台車20は、前後に並行して延在する2本
のメインフレーム21と、メインフレーム21を連結す
る2本の架橋部材22,23と、略コ字状の後脚部材2
4とから構成されている。両メインフレーム21の前端
には、車輪21aが回転自在に取り付けられており、後
脚部材24の後端にも、一対の車輪24aが回転自在に
取り付けられている。メインフレーム21における架橋
部材22,23との間には、後脚部材24が、枢軸24
bを中心として枢動自在に取り付けられている。
【0020】チャイルドシート10は、座部11の側方
に形成されたスロット10aと、かかるスロット10a
から引き出し自在な取り付けベルト10bを有する。チ
ャイルドシート10を台車20に取り付けるには、架橋
部材22,23の上方に座部11を据え付けて、スロッ
ト10aから引き出したベルト10bを、メインフレー
ム21の下方に巻き回して、座部11の反対側でロック
固定すればよい。かかる状態で、チャイルドシート10
はメインフレーム21,後脚部材24によって床又は地
面上に対し車輪21a、24aを介して支持されている
ので、チャイルドシート10に乳児又は幼児(不図示)
を固定した状態で、滑り止めラバー21bの巻かれたメ
インフレーム21の上端を把持した人が、メインフレー
ム21を押すことによって、小さな力でチャイルドシー
ト10を移動させることができる。
【0021】一方、チャイルドシート10を座席に取り
付ける場合には、ベルト10bを取り外すことによっ
て、台車20よりチャイルドシート10を分離する。か
かる場合、分離された台車20は、枢軸24bを中心と
して後脚部材24を反時計回りに枢動させれることによ
って、嵩張らない形状に折り畳むことが可能となり、車
両のトランクや座席の足元などに置いた状態で車載する
ことができる。尚、本変形例によれば、上述した実施の
形態と異なり、チャイルドシート10は台車20から分
離されて座席に取り付けられるので、座席が汚染される
ことはないという利点がある。
【0022】図4は、第2の実施の形態によるチャイル
ドシートを背負い具として使用可能な状態で示す斜視図
である。図4において、チャイルドシート10は、座席
(図2参照)から取り外すことができ、背負い具として
用いることができる。
【0023】チャイルドシート10における背もたれ1
2の背面側上部と下部に、各両端を取り付けるようにし
て、一対のループ状になった肩吊りベルト12aが配置
されている。尚、肩吊りベルト12aは、背もたれ12
内に巻き取り収容可能となっていれば、チャイルドシー
ト10を座席に取り付ける際に邪魔にならず好ましい。
【0024】チャイルドシート10を背負い具として用
いる場合、座席から取り外した状態で、背負い者Pが、
肩吊りベルト12aを両肩に掛けるようにして、乳児又
は幼児(不図示)を固定したチャイルドシート10を持
ち上げる。乳児又は幼児は、チャイルドシート10によ
りしっかり固定されている限り、背負い者Pの歩行時の
振動などにより落下することはない。
【0025】以上、本発明を実施の形態を参照して説明
してきたが、本発明は上記実施の形態に限定して解釈さ
れるべきではなく、適宜変更・改良が可能であることは
もちろんである。例えば、チャイルドシート10は、乳
児や幼児を座らせる場所としてベビーカーの一部又は全
部、あるいは背負い具の一部又は全部を構成すれば足
り、他の部品を追加するしないに関わらず本発明は成立
する。
【0026】
【発明の効果】本発明の第1のチャイルドシートによれ
ば、車両の座席に取り付け可能なチャイルドシートであ
って、前記座席から取り外すことによって、ベビーカー
のシートとして用いることができるようになっているの
で、車から乳児や幼児を降ろした際にも、チャイルドシ
ートを使用することができ、その稼働率を向上させるこ
とができると共に、別個にベビーカーの完成品を車載す
る必要がなくなり、その分乗員スペースや荷物スペース
を確保することができる。
【0027】本発明の第2のチャイルドシートによれ
ば、車両の座席に取り付け可能なチャイルドシートであ
って、前記座席から取り外すことによって、乳児又は幼
児を背負う背負い具として用いることができるようにな
っているので、車から乳児や幼児を降ろした際にも、チ
ャイルドシートを使用することができ、その稼働率を向
上させることができると共に、別個に背負い具を車載す
る必要がなくなり、その分乗員スペースや荷物スペース
を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態にかかるチャイルドシートを
ベビーカーとして使用可能な状態で示す斜視図である。
【図2】本実施の形態にかかるチャイルドシート10を
座席に取り付けた状態で示す図である。
【図3】本実施の形態の変形例を示す斜視図である。
【図4】第2の実施の形態によるチャイルドシートを背
負い具として使用可能な状態で示す斜視図である。
【符号の説明】
10 チャイルドシート 10a ベルト 11 座部 12 背もたれ 12a 肩吊りベルト 13 ベルト部 15 押し部材 16 脚部 16a 車輪 18 座席 20 台車 21 メインフレーム 22,23 架橋部材 24 後脚部材 24a 車輪

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の座席に取り付け可能なチャイルド
    シートであって、 前記座席から取り外すことによって、ベビーカーのシー
    トとして用いることができるようになっていることを特
    徴とするチャイルドシート。
  2. 【請求項2】 前記チャイルドシートは、車輪付きの脚
    部を有し、 前記チャイルドシートが前記座席に取り付けられたとき
    は、前記脚部は折り畳まれ、前記チャイルドシートが前
    記座席から取り外されたときは、前記脚部は伸長され、
    前記チャイルドシートを床もしくは地面に対して前記車
    輪を介して支持するようになっていることを特徴とする
    請求項1に記載のチャイルドシート。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のチャイルドシートと、
    前記チャイルドシートを取り付け可能となっている車輪
    付きフレームとからなることを特徴とするベビーカー。
  4. 【請求項4】 車両の座席に取り付け可能なチャイルド
    シートであって、 前記座席から取り外すことによって、乳児又は幼児を背
    負う背負い具として用いることができるようになってい
    ることを特徴とするチャイルドシート。
  5. 【請求項5】 前記チャイルドシートの背面には、肩吊
    りベルトが配置されていることを特徴とする請求項4に
    記載のチャイルドシート。
JP11237077A 1999-08-24 1999-08-24 チャイルドシート及びベビーカー Pending JP2001058526A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010068130A (ko) * 2001-04-26 2001-07-13 이병교 다목적 유아돌보기용품

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