JP2001058125A - 造粒コーティング装置 - Google Patents
造粒コーティング装置Info
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Abstract
グ10が固定される。駆動軸4は、ハウジング10の内
周面に挿入され、一対の転がり軸受11で円筒状ハウジ
ング10に対して回転自在に支持される。円筒状ハウジ
ング10の外周面には、第2ディスクプレート5bがス
ライド移動自在に外挿される。第2ディスクプレート5
bは、回転ドラム1の後方部分に固定された第1ディス
クプレート5aと協働してディストリビュータ5を構成
する。また、第2ディスクプレート5bは、エアーシリ
ンダ12によってスライド駆動される。
Description
装置に関し、詳しくは、横形回転ドラム内で医薬品、農
薬、食品等の錠剤、ソフトカプセル、ペレット、顆粒等
の造粒又はコーティングを行う造粒コーティング装置に
関する。
に、横形回転ドラム内に粉粒体原料を収容し、この回転
ドラムの回転によって粉粒体原料を転動させながら、コ
ーティング基材の溶液、分散液、懸濁液などをスプレー
して粒子表面に付着させ、回転ドラム内に通気される乾
燥空気によって乾燥固化させて、粒子表面にコーティン
グ被膜を形成する方式の造粒コーティング装置が採用さ
れている。
ドラムは多角筒状(又は円筒状)の胴体部と、胴体部か
ら前後方向に延びる多角錐状(又は円錐状)の前壁部お
よび後壁部とを有し、ケーシング内に水平な軸線を中心
として回転自在に配置される。前壁部には粉粒体製品の
供給・排出用の開口部が設けられ、後壁部側には回転ド
ラムの回転駆動装置が配設される。また、胴体部の各辺
(又は外周)には通気用の多孔部が設けられ、各辺(又
は外周)の多孔部の外側にそれぞれ通気チャンネルが設
けられる。通気チャンネルは、ディストリビュータと呼
ばれる通気制御機構に接続されており、回転ドラムの回
転に伴って所定位置に来た時に通気用ダクトと連通す
る。そして、通気用ダクトと連通した通気チャンネル及
び胴体部の多孔部を介して、回転ドラム内に乾燥空気が
供給され、また回転ドラム内の空気が排出される。
では、コンタミネーションを防止するため、粉粒体製品
の処理後に、回転ドラムの内部や給排気経路等の洗浄を
行ない、さらに洗浄後に各部のバリデーションを行って
いる(各部の状態を目視により点検確認し、必要に応じ
て拭き取り採取による点検確認等を行っている。)。そ
の際、通気チャンネルやディストリビュータの内部は、
点検口の盲蓋を取り外して外部から点検できるようにな
っているが、バリデーションの容易化と確実化を図るた
め、ディストリビュータを回転ドラムの前方部分に分離
可能に配置し、洗浄後のバリデーション時に、ディスト
リビュータを回転ドラムの前方に引き出して分離可能と
した構成のものが知られている。
コーティング装置では、回転ドラムの後方部分をケーシ
ングに対して軸受で回転自在に支持すると共に、前方部
分の開口部(マウスリング)を受ローラによって回転自
在に支持している。しかし、上述した従来装置では、デ
ィストリビュータを回転ドラムの前方部分に分離可能に
配置しているため、受ローラはディストリビュータより
も後方にずらして、回転ドラムの胴体部の外周側を支持
せざるを得えない。そのために、回転ドラムの回転軸芯
の芯出し精度に問題があり、ディストリビュータの分離
面のシールを、大径のリップ形接触シールや、隙間の大
きいラビリンスシールにより行っている。このことは、
分離面のシール性低下につながり、開口部からの異物侵
入や、本来の排気以外の余分なドラム外空気が開口部を
経由することによるコンタミネーションの可能性を生じ
させる。また、余分なドラム外空気は相当量に達する可
能性があり、場合によっては、分離面を吸引して、シー
ル部の損傷が起こる可能性もある。
を容易かつ確実に行うことを可能にすると共に、上述し
た従来技術上の問題点を解決することにある。
するため、ケーシング内に水平な軸線を中心として回転
自在に配置され、前方部分に粉粒体製品の供給・排出用
の開口部を有する回転ドラムと、回転ドラム内の通気を
制御するディストリビュータと、回転ドラムの後方部分
に固定された駆動軸に回転動力を入力する回転駆動装置
とを備えた造粒コーティング装置において、ディストリ
ビュータを回転ドラムの後方部分に設けると共に、ディ
ストリビュータの一部を軸方向にスライド移動させて分
離可能にした構成を提供する。ディストリビュータを分
離することにより、洗浄後のディストリビュータの内部
や通気チャンネルの内部等のバリデーションを容易かつ
確実に行うことができる。また、ディストリビュータを
回転ドラムの後方部分に設けているので、従来装置にお
ける、ディストリビュータの分離面のシール性低下、そ
れによる異物侵入やコンタミネーションの可能性がな
く、また、シール部の損傷も防止することができる。
を、回転ドラムの後方部分に固定された第1ディスクプ
レートと、第1ディスクプレートに対して軸方向にスラ
イド移動可能に対向配置され、通気用ダクトに接続され
る第2ディスクプレートと、第1ディスクプレートと第
2ディスクプレートの相対向する分離面間の隙間をシー
ルするシール手段とで構成することができる。これによ
り、ディストリビュータを簡素な構造にすることができ
る。この場合、第2ディスクプレートは手動でスライド
駆動する構成としても良いが、スライド駆動手段によっ
てスライド駆動する構成とすることにより、バリデーシ
ョンの一層の容易化を図ることができる。また、スライ
ド駆動手段は直線運動を行うアクチュエータであれば良
く、その種類は特に問わないが、エアーシリンダを用い
るのが好ましい。また、シール手段は接触シールでも良
いが、接触による摩耗劣化がなく、シール交換の必要が
ないラビリンスシールとするのが好ましい。
られた円筒状ハウジングの内周面に軸受で回転自在に支
持し、第2ディスクプレートを円筒状ハウジングの外周
面にスライド移動自在に外挿した構成とすることができ
る。
平行に設けられた案内手段を具備してもよい。
説明する。
ィング装置について説明する。
装置の全体構成を模式的に示している。回転ドラム1は
ケーシング2内に水平な軸線Xを中心として回転自在に
配置され、ケーシング2内に収容された回転駆動装置3
によって正方向又は逆方向に回転駆動される。回転駆動
装置3において、例えば駆動モータの回転動力は減速機
によって減速され、チェーン3a、スプロケット3bを
介して、回転ドラム1の後方部分に固定された中空状の
駆動軸4に入力される。また、回転ドラム1の前方部分
には、粉粒体製品の供給・排出用の開口部1b1が設け
られ、後方部分には、回転ドラム1内の通気を制御する
ディストリビュータ5が設けられる。ディストリビュー
タ5は、上部通気用ダクト6、下部通気用ダクト7に接
続される。さらに、この実施形態では、センター通気用
ダクト8を介して回転ドラム1の後方中心部分からセン
ター給気も行えるようにしてある。上部通気用ダクト
6と下部通気用ダクト7によるダイレクト給気(上部通
気用ダクト6から給気、下部通気用ダクト7から排
気)、リバース給気(下部通気用ダクト7から給気、
上部通気用ダクト6から排気)、センター給気(セン
ター通気用ダクト8から給気、下部通気用ダクト7から
排気)、及び上記の通気システムの切換え・組合
わせが可能である。尚、通気システムは上記の何
れかに専用化しても良い。その場合、上部通気用ダクト
6と下部通気用ダクト7のみを設け、あるいは、センタ
ー通気用ダクト8と下部通気用ダクト7のみを設けるこ
とにより、構造の簡略化を図ることができる。
ドラム1は多角筒状(又は円筒状)、この実施形態では
正9角筒状の胴体部1aと、胴体部1aから前後方向に
延びる多角錐状(又は円錐状)の前壁部1bおよび後壁
部1cを有する。前壁部1bの前端中心部分には粉粒体
製品の供給・排出用の開口部1b1が設けられ、後壁部
1cの後端中心部分には、後述する第2ディスクプレー
ト5bと協働してディストリビュータ5を構成する第1
ディスクプレート5aが固定される。第1ディスクプレ
ート5aの中心部には、駆動軸4を結合するためのボス
穴5a1およびボルト穴5a2が設けられ、ボルト穴5
a2よりも外周側に複数、この実施形態では9つの開口
5a3が円周等配位置(40度ピッチ)に貫通形成され
る。第1ディスクプレート5aの後方側端面には、後述
する第2ディスクプレート5bのラビリンスリング13
(図4参照)と協働してラビリンスシールSを構成する
環状溝5a4、5a5が開口5a3の内周側と外周側に
それぞれ設けられる。また、胴体部1aの各辺(又は外
周)には多孔板からなる通気用の多孔部が設けられ、各
辺(又は外周)の多孔部の外側にそれぞれ通気チャンネ
ル1a1が設けられる。この実施形態では、9つの通気
チャンネル1a1が円周等配位置(40度ピッチ)に設
けられ、各通気チャンネル1a1の一端がそれぞれ第1
ディスクプレート5aの開口5a3と連通する。
ている。第2ディスクプレート5bの中心部には、後述
するスライドリング5b7(図4参照)を固定するため
のボス部5b1が設けられ、その外周側に、例えば第1
ディスクプレート5aの開口5a3の2ピッチ分(80
度)の円周方向幅をもった開口5b2が180度間隔で
貫通形成される。開口5b2の一端側には、カバー5b
3とへルールフランジ5b4が装着される。また、第2
ディスクプレート5bの前方側端面には、後述するラビ
リンスリング13を固定するための環状溝5b5、5b
6が開口5b2の内周側と外周側にそれぞれ設けられ
る。
を示している。ケーシング2の中壁に、円筒状ハウジン
グ10がボルト等により固定される。駆動軸4は、ハウ
ジング10の内周面に挿入され、一対の転がり軸受11
で円筒状ハウジング10に対して回転自在に支持され
る。駆動軸4の一端部には、ねじ穴を有するフランジ部
材4aが溶接等によって固着され、他端部にはスプロケ
ット3bがボルト等によって結合される。駆動軸4の一
端部は第1ディスクプレート5aのボス穴5a1(図2
参照)に嵌合され、ボルト4bによって結合される。
ディスクプレート5bがスライド移動自在に外挿され
る。第2ディスクプレート5bは、スライド駆動手段、
例えばエアーシリンダ12によってスライド駆動され
る。第2ディスクプレート5bのボス部5b1(図3参
照)にスライドリング5b7が固定されており、このス
ライドリング5b7の内周面が円筒状ハウジング10の
外周面上をスライドする。
ルフランジ5b4は、接続管6aを介して上部通気用ダ
クト6に接続される。接続管6aと、へルールフランジ
5b4及び上部通気用ダクト6とは、例えばクランプに
よって着脱自在に接続される。尚、図示は省略するが、
第2ディスクプレート5bの他方のへルールフランジ5
b4は、上記と同様の構造で下部通気用ダクト7に接続
される。
ーシリンダ12に押圧されて、第1ディスクプレート5
aと僅かな隙間を介して対向する。第1ディスクプレー
ト5aと第2ディスクプレート5bの相対向する分離面
間の隙間は、図4の鎖線円内に拡大して示すようなラビ
リンスシールSによってシールされる。第2ディスクプ
レート5bの分離面(前方側端面)に設けられた環状溝
5b5にラビリンスリング(テフロンリング等)13が
固定され、このラビリンスリング13が第1ディスクプ
レート5aの分離面(後方側端面)に設けられた環状溝
5a5に入り込み、ラビリンス隙間を形成している。
尚、詳細図は省略するが、第1ディスクプレート5aの
環状溝5a4、第2ディスクプレート5bの環状溝5b
6、及びラビリンスリング13によって、内周側にも上
記と同様の構造のラビリンスシールSが設けられる。
ル性を向上させるべく、図5に示すように、ディスクプ
レート(5a,5b)の半径方向に2つ以上設けても良
い。
第2ディスクプレート5b、及びラビリンスシールSに
よってディストリビュータ5が構成される。第1ディス
クプレート5aは回転ドラム1と一体に回転し、第2デ
ィスクプレート5bは回転しない。回転ドラム1の回転
に伴って、第1ディスクプレート5aの開口5a3が第
2ディスクプレート5bの開口5b2の位置に来た時
に、通気チャンネル1a1が上部通気用ダクト6(又は
下部通気用ダクト7)と連通し、その通気チャンネル1
a1を介して回転ドラム1内に乾燥空気が供給され、ま
た、回転ドラム1内の空気が排出される。
管6aを取り外し(例えば、ワンタッチ式クランプを外
すことにより、容易に取り外すことができる。)、エア
ーシリンダ12を作動させて、第2ディスクプレート5
bを図4で右側にスライド移動させる。これにより、デ
ィストリビュータ5が第1ディスクプレート5aと第2
ディスクプレート5bとの間で分離されるので、ディス
トリビュータ5の内部、通気チャンネル1a1の内部、
上部通気用ダクト6及び下部通気用ダクト7の内部のバ
リデーションを容易かつ確実に行うことが可能となる。
ュータ5の分離時に接続管6aを取り外す構造にしてあ
るが、例えば図6に模式的に示すように、第2ディスク
プレート5bのヘルールフランジ5b4に接続される接
続管6a’(図6に示す例ではエルボ管になってい
る。)と、上部通気用ダクト6(及び/又は下部通気用
ダクト7)とを、傾斜状フランジ6a1’・6bでパッ
キン15を介して突き合わせ状に接続し、第2ディスク
プレート5bのスライド移動に伴って、接続管6a’
(第2ディスクプレート5bと一体にスライド移動す
る。)が傾斜状フランジ6a1’・6b部分で、上部通
気用ダクト6と接続・分離する構造としても良い。接続
管6a’の接続・取り外し作業が不要であるので、バリ
デーションが一層容易になる。
態では、回転ドラム1をケーシング2に対して片持ち支
持する構造(円筒状ハウジング10と軸受11によって
回転ドラム1の後方部分を支持する構造)にしてある。
開口部1b1の外周(マウスリングリグ)は、ケーシン
グ2と非接触である(ラビリンスシール構造になってい
る。)。小型機では、回転ドラム1の荷重や遠心力によ
る撓み変位が少ないので、このような片持ち支持構造で
も、回転ドラム1の回転軸芯の振れがなく、安定した運
転が可能である。尚、中・大型機では、開口部1b1の
外周(マウスリングリグ)を受ローラによって回転自在
に支持する構造(両持ち支持構造)にすると良い。
ーティング装置について説明する。
実施形態に係る造粒コーティング装置は、上記第1実施
形態の造粒コーティング装置のディストリビュータ5、
上部通気用ダクト6及び下部通気用ダクト7に代えて、
後述するディストリビュータ5’、上部通気用ダクト2
2及び下部通気用ダクト24を備えるものである。な
お、上記第1実施形態の造粒コーティング装置と同一の
構成のものには、同一の符号を付してその重複する説明
を省略する。
ィストリビュータ5’は、回転ドラム1の後方部分に取
付けられる第1ディスクプレート5aと第2ディスクプ
レート5cとを備えている。
1実施形態の第1ディスクプレート5aと同様の構成を
備えたものである。
クプレート5aと協働してディストリビュータ5’を構
成するものである。第2ディスクプレート5cは、中心
部にスライドリング5b7を固定するためのボス部5c
1を備え、図7,図8中の点線で示すように、スライド
リング5b7を介して軸線Xに沿ってスライド移動可能
に、円筒状ハウジング10に外挿される。
5cのボス部5c1の外周側には、例えば、2つの開口
(5c2,5c3)が180°対向した位置に貫通形成
される。なお、開口(5c2,5c3)については、後
で詳述する。
は、ラビリンスリング13を固定するための環状溝(5
c5,5c6)が、開口(5c2,5c3)の内周側と
外周側にそれぞれ設けられる。なお、ラビリンスシール
Sの構造は、第1実施形態と同様である。
プレート5cの後方側には、例えば2本のエアシリンダ
(25,26)が左右方向かつ軸線Xに平行に設けられ
る。エアシリンダ(25,26)は、円筒状ハウジング
10の外周から半径方向に突設された取付部(31,3
2)に固定的に取付けられ、ピストンロッド(25a,
26a)の先端は、第2ディスクプレート5cの後方側
端面に取付けられる。
プレート5cの後方側には、例えば2本の案内ガイド
(27,28)が上下方向に軸線Xに平行に設けられ
る。案内ガイド(27,28)は、ガイドバー(27
a,28a)と、案内部(27b,28b)とを備えて
いる。ガイドバー(27a,28a)は、案内部(27
b,28b)にスライド自在に支持されその先端は、第
2ディスクプレート5cの後方側に取付けられる。案内
部(27b,28b)は、円筒状ハウジング10の外周
から半径方向に突設された取付部(33,34)に装着
される。案内ガイド(27,28)は、第2ディスクプ
レート5cがスライド移動する際に円周方向及び軸方向
に振れないように支持するものである。
5cの上部開口5c2の後方側端面には、上部接続管2
1が取付けられる。上部接続管21は、一端が上部開口
5c2を覆うように取付けられ、そこから図9中の左側
に水平方向に延在して、他端が上方に開口した接続部2
1aになっている。この接続部21aは、上部通気用ダ
クト22に連通される。
続管23が取付けられる。下部接続管23は、一端が下
部開口5c3を覆うように取付けられ、そこから図9中
の右側に水平方向に延在して、他端が上方に開口した接
続部23aになっている。この接続部23aは、下部通
気用ダクト24に連通される。
浄及びバリデーションを行うための窓穴(21b,23
b)を備えている。また、図10に示すように、各接続
管(21,23)の接続部(21a,23a)は、軸線
X方向に沿って後方側が高くなるように所定の傾斜角で
傾斜した面に沿って、矩形に開口した開口部(21c,
23c)を備えている。接続部(21a,23a)の上
縁には、例えばゴム製のパッキン(21d,23d)が
装着されている。
開口した接続部(22a,24a)を有する。各通気用
ダクト(22,24)の接続部(22a,24a)は、
第2ディスクプレート5cの各接続管(21,23)の
接続部(21a,24a)に対応して後方側が高くなる
ように所定の傾斜角で傾斜した面に沿って、矩形に開口
したもので、ケーシング2の所定位置に配設される。
プレート5cがエアシリンダ(25,26)によって押
圧されて第1ディスクプレート5aと対向した状態で、
各接続管(21,23)の接続部(21a,23a)
は、それぞれ対応する通気用ダクト(22,24)の接
続部(22a,24a)と突き合わされ、パッキン21
c(23c)を介して密着して連通する。
ング10の後方側には、センター給気を可能とすべく、
センター通気用ダクト8(図1参照)との接続部29を
備えている。
と一体に回転し、第2ディスクプレート5cは回転しな
い。そして、例えば、上部通気用ダクト22から給気し
て下部通気用ダクト24から排気するダイレクト給気の
場合、図11に示すように、回転ドラム1の回転に伴っ
て、第1ディスクプレート5aの開口5a3が第2ディ
スクプレート5cの開口5c2に来た時に、上部接続管
21と通気チャンネル1a1を介して回転ドラム1内に
乾燥空気が供給され、また、第1ディスクプレート5a
の開口5a3が第2ディスクプレート5cの開口5c3
に来た時に、通気チャンネル1a1と下部接続管23を
介して回転ドラム1内の空気が排出される。
洗浄後のバリデーション時は、エアシリンダ(25,2
6)を作動させて第2ディスクプレート5cを後方にス
ライド移動させる。これにより、ディストリビュータ
5’が第1ディスクプレート5aと第2ディスクプレー
ト5cとの間で分離されるので、ディストリビュータ
5’の内部及び通気チャンネル1a1の内部のバリデー
ションを容易かつ確実に行うことが可能となる。
第2ディスクプレート5cの上下に設けた接続管(2
1,23)の接続部(21a,23a)と、上下の通気
用ダクト(22,24)の接続部(22a,24a)を
それぞれ突き合わせてパッキンを介して密着させている
ので、ディストリビュータ5’の分離時に第2ディスク
プレート5cが後方にスライド移動すると伴に、各通気
用ダクト(22,24)との各接続部(21a,23
a)が分離されるから、接続管(21,23)の接続・
取外し作業が不要である。
させて設けたので、ディストリビュータ後方の省スペー
ス化が図れる。
案内カイド(27,28)を設けたので、装置が大型に
なった場合でも第2ディスクプレート5cがスライド移
動する際に、円周方向及び軸方向に振れることが無くス
ムーズに行える。
発明はこれに限定されるものではない。
にスライドさせて分離することができるので、洗浄後の
ディストリビュータの内部や通気チャンネルの内部等の
バリデーションを容易かつ確実に行うことができる。
後方部分に設けているので、従来装置における、ディス
トリビュータの分離面のシール性低下、それによる異物
侵入やコンタミネーションの可能性がなく、また、シー
ル部の損傷も防止することができる。
の後方部分に固定された第1ディスクプレートと、第1
ディスクプレートに対して軸方向にスライド可能に対向
配置され、給排気ダクトに接続される第2ディスクプレ
ートと、第1ディスクプレートと第2ディスクプレート
の相対向する分離面間の隙間をシールするシール手段と
で構成することにより、ディストリビュータを簡素な構
造にすることができる。
動手段によってスライド駆動する構成とすることによ
り、バリデーション作業の一層の容易化を図ることがで
きる。
に設けられた案内手段を具備することによって、第2デ
ィスクプレートのスライド移動が円周方向及び軸方向に
振れること無くスムーズなものとなる。
ティング装置の全体構成を模式的に示す図である。
は回転ドラムの背面図(第1ディスクプレートの側から
見た図)である。
コーティング装置の第2ディスクプレートの背面図、図
3(b)は図3(a)のb−b断面図である。図3
(c)は図3(a)のc−c部分断面図、図3(d)は
図3(a)のd−d部分断面図である。
断面図である。
す拡大図である。
的に示す図である。
ティング装置の全体構成を示す縦断面図である。
ティング装置の全体構成を示す横断面図である。
ティング装置の第2ディスクプレートを後方から見た図
である。
コーティング装置の通気用ダクトと接続管の接続構造を
示す図である。
コーティング装置のディストリビュータを後方から見た
図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 ケーシング内に水平な軸線を中心として
回転自在に配置され、前方部分に粉粒体製品の供給・排
出用の開口部を有する回転ドラムと、該回転ドラム内の
通気を制御するディストリビュータと、前記回転ドラム
の後方部分に固定された駆動軸に回転動力を入力する回
転駆動装置とを備えた造粒コーティング装置において、 前記ディストリビュータを前記回転ドラムの後方部分に
設けると共に、前記ディストリビュータの一部を軸方向
にスライド移動させて分離可能にしたことを特徴とする
造粒コーティング装置。 - 【請求項2】 前記ディストリビュータが、前記回転ド
ラムの後方部分に固定された第1ディスクプレートと、
前記第1ディスクプレートに対して軸方向にスライド移
動可能に対向配置され、通気用ダクトに接続される第2
ディスクプレートと、前記第1ディスクプレートと第2
ディスクプレートの相対向する分離面間の隙間をシール
するシール手段とを備えている請求項1記載の造粒コー
ティング装置。 - 【請求項3】 前記第2ディスクプレートが、スライド
駆動手段によってスライド駆動される請求項2記載の造
粒コーティング装置。 - 【請求項4】 前記スライド駆動手段が、エアーシリン
ダである請求項3記載の造粒コーティング装置。 - 【請求項5】 前記シール手段が、ラビリンスシールで
ある請求項2記載の造粒コーティング装置。 - 【請求項6】 前記駆動軸が、前記ケーシングに設けら
れた円筒状ハウジングの内周面に軸受で回転自在に支持
され、前記第2ディスクプレートが、前記円筒状ハウジ
ングの外周面にスライド移動自在に外挿された請求項2
記載の造粒コーティング装置。 - 【請求項7】 前記第2ディスクプレートが軸線に平行
に設けられた案内手段を具備することを特徴とする請求
項2記載の造粒コーティング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000022053A JP4233720B2 (ja) | 1999-06-15 | 2000-01-31 | 造粒コーティング装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16896699 | 1999-06-15 | ||
JP11-168966 | 1999-06-15 | ||
JP2000022053A JP4233720B2 (ja) | 1999-06-15 | 2000-01-31 | 造粒コーティング装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001058125A true JP2001058125A (ja) | 2001-03-06 |
JP4233720B2 JP4233720B2 (ja) | 2009-03-04 |
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