JP2594196B2 - コーティング機 - Google Patents

コーティング機

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JP2594196B2
JP2594196B2 JP3330058A JP33005891A JP2594196B2 JP 2594196 B2 JP2594196 B2 JP 2594196B2 JP 3330058 A JP3330058 A JP 3330058A JP 33005891 A JP33005891 A JP 33005891A JP 2594196 B2 JP2594196 B2 JP 2594196B2
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ドナイチク ルドルフ
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ドリアム メタルプロダクト ゲゼルシャフト ミト ベシュレンクター ハーフトウンク ウント カンパニー コマンディット ゲゼルシャフト
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B13/00Machines or plants for applying liquids or other fluent materials to surfaces of objects or other work by spraying, not covered by groups B05B1/00 - B05B11/00
    • B05B13/02Means for supporting work; Arrangement or mounting of spray heads; Adaptation or arrangement of means for feeding work
    • B05B13/0221Means for supporting work; Arrangement or mounting of spray heads; Adaptation or arrangement of means for feeding work characterised by the means for moving or conveying the objects or other work, e.g. conveyor belts
    • B05B13/025Means for supporting work; Arrangement or mounting of spray heads; Adaptation or arrangement of means for feeding work characterised by the means for moving or conveying the objects or other work, e.g. conveyor belts the objects or work being present in bulk
    • B05B13/0257Means for supporting work; Arrangement or mounting of spray heads; Adaptation or arrangement of means for feeding work characterised by the means for moving or conveying the objects or other work, e.g. conveyor belts the objects or work being present in bulk in a moving container, e.g. a rotatable foraminous drum
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23GCOCOA; COCOA PRODUCTS, e.g. CHOCOLATE; SUBSTITUTES FOR COCOA OR COCOA PRODUCTS; CONFECTIONERY; CHEWING GUM; ICE-CREAM; PREPARATION THEREOF
    • A23G3/00Sweetmeats; Confectionery; Marzipan; Coated or filled products
    • A23G3/02Apparatus specially adapted for manufacture or treatment of sweetmeats or confectionery; Accessories therefor
    • A23G3/20Apparatus for coating or filling sweetmeats or confectionery
    • A23G3/26Apparatus for coating by tumbling with a liquid or powder, spraying device-associated, drum, rotating pan

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
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  • Food Science & Technology (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Electrostatic Spraying Apparatus (AREA)
  • Drying Of Solid Materials (AREA)
  • Glanulating (AREA)
  • Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)
  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被覆材で錠剤、ペレッ
ト、糖衣錠及びそれらの類をコーティングするための
ーティング機の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】空気案内がハウジング内で回転可能なド
ラムの裏面に固定されている空気分配器を介して行なわ
れ、且つ空気分配が空気分配器内のダンパーの切換えで
行なわれるコーティング機は公知であり、この場合、空
気の案内は閉鎖システム内で空気の損失なしに行なわれ
るが、この時、順流から逆流への乾燥方式の切り換えが
可能である。更に、ドラム内部からドラムの中空軸を通
して空気を吸出す技術も知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、上記従来
のコーティング機の場合は、空気案内を適切に制御する
ために全部で少なくとも三つのエア・ダンパーが必要で
あり、そのため相当な費用が掛かる空気分配器を必要と
する問題があると共に、ダンパーを制御する際に、運転
の安全性が常に保障できるとは限らないといった問題が
ある。なぜなら、ダンパーが今、本当に希望したように
切り換えられたかどうかの応答がないからであり、その
上、空気分配器自体や空気分配器により覆われたハウジ
ング及びドラムの空気案内ダタトは掃除が困難であるか
らである。
【0004】本発明は、上記の問題を解決することを課
題として研究開発されたもので、価格的に有利な空気分
配器の使用が可能であると共に、空気案内を安全に運転
できるように設計されており、且つ空気分配器や空気分
配器により覆われているハウジング部及びドラム部を容
易に掃除できる特長を備えたコーティング機を提供する
ことを主要目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決し、そ
の目的を達成するために、本発明は、少なくとも一種類
の被覆材で錠剤、ペレット、糖衣錠及びそれらの類をコ
ーティングするためのコーティング機であって;ハウジングと、 穴あき外周壁を備え且つ内部の空気を軸
方向に導出するために内部と連通している中空軸に回転
可能に軸支された、上記コーティング対象の核を保持す
るドラムと、 上記核に対して被覆材を噴射するために上
記回転ドラム内に配設された被覆材の噴射手段と、 被覆
材の噴射方向に対して順及び逆方向に流れる空気流を形
成付与する空気の供給分配手段とから構成されており、
上記空気の供給分配手段は; 上記ドラムの穴あき外周壁に囲設された環状の空気案内
ダクトと、 上記ドラムの回転中空軸の周囲に配設固定さ
れ、互いに隔離された複数の部分環状空間を有し、該各
部分環状空間が異なる円周位置で上記空気案内ダクトと
気的に連通されると共に、これらの部分環状空間のう
ちの一つが上記中空軸を通してドラムの内側と連通して
構成された固定型環状フランジと、 回転可能な状態で上
記固定型環状フランジの前面に取付けられた、複数のス
リットを備えると共に、該スリットに接続された空気の
供給と空気の放出のための空気接続部を備えた環状空気
分配板とから構成されており、上記環状空気分配板の空
気接続部を固定型環状フランジの他の部分環状空間に臨
ませることにより、ドラムを介して空気流の方向を変え
るように構成したことを特徴とするコーティング機を提
供するものである。
【0006】また、本発明では、上記のように構成した
コーティング機において、各空気接続部はクイック・カ
ップリングを介して環状空気分配板に設けられているこ
とを特徴とするコーティング機、及び中空軸には正面に
接続ノズルが固定されており、該接続ノズルは一方で中
空軸を介してドラムの内部空間と空気的に連結されてお
り、もう一方で他のノズルを介して固定型環状フランジ
の部分環状空間と空気的に連結されていることを特徴と
するコーティング機、及び環状空気分配板は、その外側
円周の複数個所に配置されたギザギザ付きネジを弛める
ことにより回転できるように構成されていることを特徴
とするコーティング機、及び環状空気分配板はモーター
により駆動されるように構成されていることを特徴とす
るコーティング機、並びに固定型環状フランジは3つの
分離横木でそれぞれ隔離された3つの環状空間を有し、
且つ該各環状空間は3つの回転パッキングを介してドラ
ム側の空気案内ダクトと連結されていることを特徴とす
るコーティング機を夫々提供するものである。
【0007】
【実施例】以下に、本発明の実施例を添付図面に基づい
て説明する。コーティング機のドラム1はコーティング
機の、詳細に明記されてないハウジング内に回転可能な
状態で軸受けされていて、且つ詳細に明記されてない駆
動装置により回転駆動されている。ドラムは前方(コ
ーティング機の操作側)に向けて差込み窓5により閉じ
られており、同差込み窓はドラム1の開口部6を閉じ
ている。ドラム1内の内部空間8内における充填部12
はドラムの底部付近に設置されており、この実施例で
は、ドラムはそれぞれ穴あきドラム壁7を備えてい
る。
【0008】 ドラム壁7の外部円周には環状空気案内
ダクト2が配置されているが、該環状空気案内ダクト
2は1個の環状空間を形成しており、同環状空間を通し
て気流はドラム内及びドラム外へ導かれる。空気案内ダ
クト2は、その半径方向の外部端(円周の各表面)にお
いて、それぞれ1個のダンパー3により閉じられている
が、同ダンパーはレバー4で作動できる。この場合、ダ
ンパー3は空気案内ダクト2の側面壁に旋回可能状態に
軸受けされている。また、ドラム1の内部空間8内には
1個又はそれ以上の噴射アーム9が配置されており、こ
の噴射アーム9は幾つかのノズルを支えていて、同ノズ
ルは被覆材又は洗浄液をそれぞれ矢印の方向15(噴出
ジェット)に噴出するのに適している。噴射アーム9か
ら垂直に張り出す形で更にもう一つの噴射ノズル付きア
ーム11が配置され得る。
【0009】 而して、下記に記載される空気分配器によ
り選択されたドラム1内の空気案内に従い、被覆材の噴
射方向に対して順方向の気流の順流13が行なわれるか
又は逆方向の気流の逆流14が噴射ノズル15に向かっ
て行なわれる。これに加えて、選択により更にもう一つ
のドラム容量の排気が矢印16の方向においてドラム1
中空軸17を介して外に向かう形で可能である。この
実施例では、ドラム1は1個の軸受け18に軸受けされ
ており、詳細に明記されてない回転駆動装置により駆動
されている。噴射アーム9は回転している中空軸17を
貫通して掴み通す形をしており、且つ接続部20に差込
んでハウジングに取付け得るようになっている。
【0010】 中空軸 17には密封状態で1個の固定型接
続ノズル19が掴み込む形をして配置されており、
定型接続ノズル19からは1個のノズル21が分岐して
いるため、ドラム1の内部空間8から矢印の方向16に
中空軸17を貫通して流れ出る空気は矢印の方向22に
ノズル21を通って部分環状空間23内に導かれるもの
であり、該部分環状空間23は固定型環状フランジ34
により形成されている。この場合、固定型環状フランジ
34は一体型の環状空間を形成しているが、この環状フ
ランジ34は固定軸受け板24に取り付けられている。
軸受け板24と回転ドラム壁26の間には回転パッキン
30が配置されているが、その目的は環状フランジ3
4の部分環状空間23内からドラム1の空気案内ダクト
内までの気流を可能にすることにある。また、回転パ
ッキング30は2個の互いに向かい合った半径距離を占
める溝28から構成されているが、これらの溝28には
同一面上に向かい合う形で溝29がドラム壁26の領域
内に向かい合っており、2個の互いに向かい合った半径
距離を占めるこれらの溝28及び29回転パッキング
30がそれぞれ詰め込まれている。
【0011】 図3〜5との組み合わせで図1を参照する
と、次のことが分かる。即ち、ドラム壁26には環状ス
リット27、47、48が打ち抜かれているが、これら
のスリット27、47、48はドラム壁26の円周上に
分割配置されており、また、各スリット27、47、4
8はドラム壁26の円周上の特定区間のみを占めてい
る。また、ドラム壁26内のスリット27、47、48
と同一面上に向かい合ってスリット25、57が軸受け
板24内に形成されている。さらに、軸受け板24の反
対側(ハウジングに向かい、且つドラムの正面から離れ
る方向)に前記固定型環状フランジ34が配置されてお
り、軸受け板24の一部を成している。この環状フラ
ジ34は部分環状空間23a、23b、23cに分割さ
れているが、これらの部分環状空間23a、23b、2
3cは分離横木49、50、51により互いに隔離され
ており、この分離横木49、50、51は環状フランジ
34の円周全体に亘り分割配置されているため、部分
状空間23a、23b、23cは互いに分割された環状
空間を形成している。
【0012】 部分 環状空間23内への空気の供給は、
状の空気分配板31を介して行なわれるが、該空気分配
板は部分環状空間23を正面においてカバーするか又は
空気的に呼応する空気供給部及び排出部と連結してい
る。図3に示すように、空気分配板31の動作位置にお
いては、給気は矢印の方向52に空気接続部56に向け
て導かれるため、空気は空気分配板31内のスリット4
6を介して環状フランジ34の部分環状空間23b内に
到達し、ここでドラム壁26内のスリット48を介して
ドラムの下側の空気案内ダクト2内に到達する。その目
的は、このようにすることにより、矢印の方向に空気を
逆流状態で充填部12内に流れ込むようにするためであ
る。
【0013】 図1及び図4を参照すれば、次のことが分
る。即ち、図4に示す空気分配板31の動作位置におい
ては、スリット27はドラム1のドラム壁26内で切断
されるが、一方、図3においては、もう一つのスリット
48(図1には見られない)がドラム壁26中に設けら
れているため、下側の空気案内ダグト2内での空気接続
部56の空気的連結が与えられており、同時に排気は上
側の空気案内ダクト2を介してドラム内から導き出さ
れる。これは次のようにして行なわれる。即ち、上側の
ドラム壁26にはスリット47が存在しており、これに
対して、図示された位置においては、図1に従い同一面
上に向かい合う形でスリット57が軸受け板24内に向
かい合っている。同時に空気分配板31は、この領域内
にやはり1個のスリット32を持つため、空気的な連結
はドラム1の上側の空気案内ダクト2からスリット4
7、57、32を介して空気分配板31内のこのスリッ
ト32に接続している空気接続部44内に到達してい
る。
【0014】 中空軸17を介しての排気は図3に示す構
成においては行なわれない。なぜなら、接続ノズル21
部分環状空間23a内に流れ込み、且つ該部分環状空
間23aが分離横木49、50を介して、図3中では開
かれている他の部分環状空間23cにより閉じられてい
るからである。空気分配板31が矢印の方向53(時計
の針と同じ方向)に向って更に回転させられると、空気
配板31内のスリット32は排気の排出のために部分
環状空間23aの領域内に到達する。この時に、排気状
態が存在するが、これは図1に示した通りである。ノズ
ル21が部分環状空間23aに流れ込んだ後(図1参
照)は、空気は矢印方向16、22にドラムの内部空
間8から導き出されると共に、矢印の方向45にも空気
接続部44を介して部分環状空間23aから導き出され
る。同時に給気の供給は矢印の方向52に下側の空気接
続部56を介して行なわれるが、この場合、空気分配板
31内のスリット46はドラム壁26内のスリット48
と重なるため、空気は矢印の方向52(図4)に向って
ドラム内に流れ込み、これにより給気の供給は図1に
示すように、被覆材の噴出方向15に対して逆の方向に
下側から逆流で行なわれる。
【0015】 図4に示す状態において、空気分配板31
を更に時計方向と同じ回転方向54に回すと、図5に示
すような空気案内状態となる。空気分配板31がこの位
置に来ると、被覆材の噴出方向15に対して順の方向で
ある順流空気案内が生じる。なぜなら、給気は上側から
(順流13)、排気は下側から(図1における矢印の方
向14に対する反対方向)行なわれるからであって、こ
の場合、空気接続部56は空気を矢印の方向52に導く
が、空気分配板31内のスリット46により環状フラン
ジ34の部分環状空間23cと重なっている。一方、排
気の排出は矢印の方向45にひらかれている部分環状空
間23bを介して行なわれているため、空気は矢印の方
向45に空気接続部44を介して流れる出るものであ
り、中空軸17を介しての排気は行なわれない。なぜな
ら、部分環状空間23aは密封状態に分離横木49、5
0により閉じられているからである。
【0016】 空気 分配板31の回転可能な軸受けは、図
1及び図3〜図5に示すように次の方法で行なわれる。
即ち、空気分配板31の外部円周には幾つかのギザギザ
付きネジ33が配置されており、これらのネジはハウジ
ングに設けたネジ穴にねじ込むことができる。このギザ
ギザ付きネジ33は、そのフランジにより空気分配板3
1の外面に取り付けられるため、空気分配板31はそれ
ぞれのギザギザ付きネジ33を締めることにより環状フ
ランジ34の正面に固定された状態で押し当てられる。
空気分配板31を矢印の方向53、54に回す必要があ
る場合は、ギザギザ付きネジ33を少し弛めることによ
り、空気分配板31を分配板上に固定した空気接続部4
4、56と一緒に回すことができる。この場合、空気接
続部44、56を締め付けるか又は差し替える必要はな
く、このことは手間を著しく省くことになり、従って、
空気接続部44、56は空気分配板31に接続されたま
まとなる。
【0017】 空気 分配板を簡単に取り外せるように(例
えば洗浄目的で)するために、空気接続部44、56は
空気分配板31に簡単に弛めることができるように配置
構成されており、このため、いわゆるクイック・カップ
リング42が用意されているが、クイック・カップリン
グ42は図1及び図2に更に詳細に示されている。この
場合、上側の空気接続部44は一つのアーチ43から成
るが、同アーチはネジ付きノズル55に回転可能状態に
軸受けされており、このネジ付きノズル55は接続ノズ
ル36の一方の端に固定されているが、一方、接続ノズ
ル36のもう一方の端は、後で更に詳しく既述されるク
イック・カップリング42を介し、又、フランジ35を
介して空気分配板31にスリット32と重なる状態で固
定されている。この固定は、図2に更に詳しく示されて
いるトグル・ジョイント・シャッターを介して簡単に弛
めることができる。このトグル・ジョイント・シャッタ
ーは主に1個のボルト38から成るが、ボルト38
1個のレバー39の自由な正面端部に固定されている。
このレバー39は二番目のレバー40の軸受け点に旋回
可能な状態で軸受けされていて、この二番目のレバー4
0は締め付けレバーとして設計されており、1個のグリ
ップ41を持っている。
【0018】 図2にはハッチング表示でレバー40の締
め付け位置が、また、連続ハイフン表示でレバー40の
開いた位置が夫々示されており、この締め付け位置にお
いては、ボルト38は接続ノズル36のフランジ35に
固定状態で押し当てられているため、この接続ノズルは
ボルト38により空気分配板31にスリット37の周辺
領域内で押し当てられる。この場合、フランジ35を
分配板31に密封及び瞬間取り外し可能な状態で取り
付けるのを保障するためには、勿論、円周に分割配置さ
れた幾つかのクイック・カッブリング42が必要であ
る。この場合、ずれに対する安全確保のために空気分配
31中に1個のピン37が入れられており、同ピンは
フランジ35をずれないように固定している。また、ア
ーチ43は接続ホース58中に亘っている。また、空気
分配板31が矢印の方向53、54に回転する時、ネジ
付きノズル55は同ネジ付きノズル55中のアーチ43
の回転を保障するために軽く弛めなければならないとい
う配慮がなされている。類似の方法で空気分配板31に
おける下側の空気接続部56の連結も行なわれる。図6
においては、このような空気接続部44が側面図で示さ
れている。
【0019】 重要なことは、各クイック・カップリング
42を弛めると、空気分配板31が裏側(ハウジング方
向)に向けて自由になるため、これらのクイック・カッ
プリングは、ギザギザ付きネジ33を弛め、且つ完全に
外すことにより裏側(図3〜5の図示面に対して垂直)
及び上側に取り外すことができる点である。これにより
環状空間23、スリット付き固定型軸受け板24及びド
ラム壁26は、洗浄目的のために自由に手が届くように
なり、従って、空気案内ダクト2は全ての前記のスリツ
ト及び開口部と一緒に洗浄できる。また、図3〜5に示
すように、空気分配板31を色々な動作位置に適切に回
転させることにより、気流の強制案内が得られ、しか
も、この場合、位置を正確に確認できない各ダンパー
の制御を必要としない。従って、これは特に簡単に設計
された、特に運転上安全な空気案内と言い得る。従っ
て、空気分配板31の簡単な回転位置の設定により、
空気分配板31をモーターで回転駆動することも可能で
ある。これには、例えば空気分配板31の外部円周に、
更に詳細に明記されてない駆動モーターのピニオンと噛
み合う適切な歯を設けるだけで充分であり、両回転方向
において駆動モーターを制御することにより、空気分配
31をモーターで図3〜5に示す夫々の動作位置に回
すことができる。
【0020】 以上、本発明の詳細を主要な実施例を挙げ
て説明したが、上記実施例は単に例示の目的で挙げたも
のであるから、本発明はこの実施例に限定されるもので
はなく、本発明の要旨を逸脱しない限り全て本発明の範
囲に包含されるべきものである。
【0021】
【発明の作用・効果】以上、詳述したところから明らか
なように、本発明によれば、次の作用、効果を奏し得る
ものである。
【0022】 (1) 空気分配器は主に環状の空気分配
板から成り、同環状の空気分配板は回転可能状態に設
計されているため、空気分配板の回転中には、然るべき
空気の供給及び排出はドラムにより切換えることがで
き、したがって空気案内の強制制御を達成し得ると共
に、回転可能に軸受けされた空気分配板の回転に応じて
空気の案内が強制的に生じるという理由に基づいて、異
なるダンパーの制御を必要としないため動作の安全性が
得られる。
【0023】 (2) 構成簡単な環状の空気分配板によ
り空気分配器を構成したので、分配器をハウジング内か
ら容易に取外し得て、空気案内部のハウジング側の環状
空間及びドラム側の空気案内ダクトの掃除を容易に行な
い得る。
【0024】 (3) コーティング機の全運転中には、
空気分配板はそのまゝの位置に設置され、且つ空気接続
部は空気分配板と連結されたまゝであるが、この時、
分配板の回転により空気接続部は取り外す必要もなし
該空気分配板の各回転に付随するように、例えばクラ
ッチを介して回転可能な状態に設計されているので、こ
れにより特に簡単且つ安価な空気分配器システムが得ら
れるものであり、このシステムによれば、次の3つの全
ての運転状態が可能である。即ち、逆流空気案内(上か
らの排気、下からの給気)、順流空気案内(上からの給
気、下からの排気)及び中空軸を介した追加の排気、即
ち、中空軸を介したドラム内部からの外部への排気及び
下からドラム充填部内への給気が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】空気案内を部分的に示している図4のI−I線
に沿うコーティング機の断面図である。
【図2】図1におけるクイック・カップリングの詳細を
示す拡大断面図である。
【図3】空気分配器システムの裏面の図における逆流空
気案内の場合の空気分配器の位置を示す説明図である。
【図4】中空軸を介する排気及び下からの給気案内の場
合の、図3と同様の空気分配器の位置を示す説明図であ
る。
【図5】順流空気案内の場合の、図3と同様の空気分配
器の位置を示す説明図である。
【図6】図1における空気接続ノズルを裏面から見た状
態の拡大図である。
【符号の説明】
1 ドラム 2 空気案内ダクト 3 ダンパー 4 グリップ 5 差込み窓 6 開口部 7 ドラム壁部 8 内部空間 9 噴射アーム 10 ノズル 11 アーム 12 充填部 13 順流 14 逆流 15 噴射ジェット 16 矢印の方向 17 中空軸 18 軸受け 19 接続部 20 ノズル 21 ノズル 22 矢印の方向 23 (23a、23b、23c)部分環状空間 24 軸受け板 25 スリット 26 ドラム壁 27 スリット 28 溝 29 溝 30 回転パッキング 31 空気分配板 32 スリット 33 ギザギザ付きネジ 34 固定型環状フランジ 35 フランジ 36 接続ノズル 37 ピン 38 ボルト 39 レバー 40 レバー 41 グリップ 42 クイック・カップリング 43 アーチ 44 空気接続部 45 矢印の方向 46 スリット 47 スリット 48 スリット 49 分離横木 50 分離横木 51 分離横木 52 矢印の方向 53 回転方向 54 回転方向 55 ネジ付きノズル 56 空気接続部 57 スリット 58 接続ホース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−127793(JP,A) 特開 昭61−37244(JP,A) 特開 昭63−62536(JP,A) 特開 昭63−143953(JP,A) 特開 平1−288326(JP,A) 特開 平2−56234(JP,A) 特開 平2−207833(JP,A) 特開 平3−254829(JP,A) 特開 平4−352963(JP,A)

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一種類の被覆材で錠剤、ペレ
    ット、糖衣錠及びそれらの類をコーティングするため
    ーティング機であって;ハウジングと、 穴あき外周壁を備え且つ内部の空気を軸方向に導出する
    ために内部と連通している中空軸に回転可能に軸支され
    た、上記コーティング対象の核を保持するドラムと、 上記核に対して被覆材を噴射するために上記回転ドラム
    内に配設された被覆材の噴射手段と、 被覆材の噴射方向に対して順及び逆方向に流れる空気流
    を形成付与する空気の供給分配手段とから構成されてお
    り、 上記空気の供給分配手段は; 上記ドラムの穴あき外周壁に囲設された環状の空気案内
    ダクトと、 上記ドラムの回転中空軸の周囲に配設固定され、互いに
    隔離された複数の部分環状空間を有し、該各部分環状空
    間が異なる円周位置で上記空気案内ダクトと空気的に連
    通されると共に、これらの部分環状空間のうちの一つが
    上記中空軸を通してドラムの内側と連通して構成された
    固定型環状フランジと、 回転可能な状態で上記固定型環状フランジの前面に取付
    けられた、複数のスリットを備えると共に、該スリット
    に接続された空気の供給と空気の放出のための空気接続
    部を備えた環状空気分配板とから構成されており、上記
    環状空気分配板の空気接続部を固定型環状フランジの他
    の部分環状空間に臨ませることにより、ドラムを介して
    空気流の方向を変えるように構成したことを特徴とする
    コーティング機。
  2. 【請求項2】 各空気接続部は各クイック・カップリン
    グを介して環状空気分配板に設けられていることを特徴
    とする請求項1に記載のコーティング機。
  3. 【請求項3】 中空軸には正面に接続ノズルが固定され
    ており、該接続ノズルは一方で中空軸を介してドラムの
    内部空間と空気的に連結されており、もう一 方で他のノ
    ズルを介して固定型環状フランジの部分環状空間と空気
    的に連結されていることを特徴とする請求項1に記載の
    コーティング機。
  4. 【請求項4】 環状空気分配板は、その外側円周の複数
    個所に配置されたギザギザ付きネジを弛めることにより
    回転できるように構成されていることを特徴とする請求
    項1に記載のコーティング機。
  5. 【請求項5】 環状空気分配板はモーターにより駆動さ
    れるように構成されていることを特徴とする請求項1,
    2及び4のいづれか一に記載のコーティング機。
  6. 【請求項6】 固定型環状フランジは3つの分離横木で
    それぞれ隔離された3つの環状空間を有し、且つ該各環
    状空間は3つの回転パッキングを介してドラム側の空気
    案内ダクトと連結されていることを特徴とする請求項1
    又は3に記載のコーティング機。
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