JPH11254193A - 産業廃棄物固化処理装置 - Google Patents
産業廃棄物固化処理装置Info
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- JPH11254193A JPH11254193A JP10063658A JP6365898A JPH11254193A JP H11254193 A JPH11254193 A JP H11254193A JP 10063658 A JP10063658 A JP 10063658A JP 6365898 A JP6365898 A JP 6365898A JP H11254193 A JPH11254193 A JP H11254193A
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- Screw Conveyors (AREA)
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Abstract
棄物固化処理装置を提供する。 【解決手段】本発明に係る産業廃棄物固化処理装置は、
一側に入口1を、端部に出口3を備えたケーシング4
と、このケーシング4内に収容され、上記入口1側に設
けた軸受12により軸装され、上記入口1側から上記出
口3側に向って延びる駆動軸5に固設したスクリュー羽
根6とを備えたものである。
Description
簡易にして容易に固化できる産業廃棄物固化処理装置に
関する。
形処理するロータリーキルン等の熱分解炉では、産業廃
棄物を投入口からキルンドラム内に搬送する場合、搬送
路内に堆積している産業廃棄物の隙間に空気が含まれて
いるとその固化の度合にばらつきが出、廃棄物処理場に
搬送の際、荷崩れが出る等の問題点があった。
化装置には、固形物搬送時、堆積した固形化内部に外気
が侵入しないように、入口側に外気遮断用のゲートを二
重に設け、搬送路内に投入された固形物をシリンダによ
り断続的に圧縮力を加えるものが提案さている。また、
産業廃棄物固化装置に真空ポンプ等の真空装置を設け、
その器内を真空にして固形物の外気侵入を防ぐものが提
案されている。
業廃棄物固化装置は、その器内に投入された固形物をシ
リンダにより単に出口側に向って押圧力を与えるだけで
あり、積極的に固形物内に含まれている空気を抜きとる
ものではない。この種の固化装置は、固形物に与えられ
る外力が、固形物と搬送路内壁面との間に発生する摩擦
力に打ち勝つ圧縮力だけなので、固形物の内部や隙間に
含まれる空気を、充分に取り除くことができない不具合
がある。
入口側にゲートを二重に設けていたのでは、構造が複雑
になり、ゲートを操作する制御装置も必要とするなどの
製造コスト上の問題点がある。
り固形物に断続的に押圧力を与えているので、その作業
効率が悪く、連続的固化処理の実現が求められている。
れたもので、構造簡易にして連続的に固化処理可能な産
業廃棄物固化処理装置を提供することを目的とする。
固化処理装置は、上記目的を達成するために、請求項1
に記載したように、一側に入口を、端部に出口を備えた
ケーシングと、このケーシング内に収容され、上記入口
側に設けた軸受により軸装され、上記入口側から上記出
口側に向って延びる駆動軸に固設したスクリュー羽根と
を備えたものである。
に係る産業廃棄物固化処理装置は、請求項2に記載した
ように、ケーシングを、入口側から出口に向う軸方向に
沿って分割できるフランジ接続構成にしたものである。
に係る産業廃棄物固化処理装置は、請求項3に記載した
ように、駆動軸に固設しスクリュー羽根のピッチを、ケ
ーシングの入口側から出口に向って徐々に短く形成した
ものである。
に係る産業廃棄物固化処理装置は、請求項4に記載した
ように、ケーシングの開口径を、入口側から出口に向っ
て同一径に形成するとともに、スクリュー羽根を固設す
る駆動軸の軸径も上記ケーシングの入口側から出口に向
って同一径に形成したものである。
に係る産業廃棄物固化処理装置は、請求項5に記載した
ように、ケーシングの開口径を、入口側から出口に向っ
て徐々に狭開径にするとともに、スクリュー羽根を固設
する駆動軸の軸径を、上記ケーシングの入口側から出口
に向って徐々に狭口径に形成したものである。
に係る産業廃棄物固化処理装置は、請求項6に記載した
ように、ケーシングの開口径を、入口側から出口に向っ
て徐々に拡開径にするとともに、スクリュー羽根を固設
する駆動軸の軸径を、上記ケーシングの入口側から出口
に向って徐々に拡口径に形成したものである。
化処理装置の実施形態を図面および図中に付した符号を
引用して説明する。
装置の第1実施形態を示す概略断面図である。
は、一側に入口1を、端部に蓋2で塞いだ出口3を備え
た横長筒状のケーシング(搬送路)4内に、駆動軸5に
固設したスクリュー羽根6を収容する構成になってい
る。
て開口径を同一口径にするとともに、その軸方向に沿っ
て、例えば3分割できる分割タイプになっている。分割
タイプに構成したケーシング4は、図2に示すように、
横断中心軸xを境に上半ケーシング4aと下半ケーシン
グ4bとに区分けし、パッキング7を介装させてフラン
ジ8a,8b間をボルト9a,9bで締結し、分割でき
る構成になっている。
は、フランジ8a,8bからボルト9a,9bを取り外
し、図3に示すように、例えば上半ケーシング4aのみ
を抜き出し、その内部の駆動軸5またはスクリュー羽根
6を目視点検できるようになっている。なお、分割タイ
プに構成したケーシング4は、軸方向に延びるケーシン
グ4の一側に排気口10を設け、固形物を圧縮する際に
含まれている空気を器外に排出させる構成になってい
る。
に収容する駆動軸5は、図1に示すように、一方にシー
ル11および軸受12を軸装させて駆動部13に接続す
るとともに、他方にスクリュー羽根6を固設させ、固形
物の出口3側に向って長く延びている。また、駆動軸5
に固設したスクリュー羽根6は、出口3側に向うに連れ
て、そのピッチP1 ,P2 ,P3 を徐々に短くして固形
物の圧縮率を高め、固形物を確実に固化できるようにな
っている。
棄物は、駆動部13から駆動軸5およびスクリー羽根6
に与えられた回転力で圧縮され、徐々に固化されて出口
3側に向う。産業廃棄物がスクリュー羽根6の圧縮力に
より連続的に固化されていくとき、産業廃棄物に含まれ
ている空気は分離され、さらにピッチP1 ,P2 …が短
くなったスクリュー羽根6に至ると、より一層分離され
る。このとき、分離された空気は、ケーシング4の排気
口10から器外に排出される。ケーシング4の出口3側
に集められ、固化された産業廃棄物は、蓋2を取り外
し、産業廃棄物の処理場に搬送される。なお、産業廃棄
物に圧縮力を与えるスクリュー羽根6は、各羽根間のピ
ッチP1 ,P2 …を自由に変えて圧縮比を自由に設定す
ることができるので、産業廃棄物に含まれる空気をこと
ごとく分離することもできる。
を固化するにあたり、スクリュー羽根6の圧縮力を利用
して固化させ、その際、産業廃棄物から分離した空気を
ケーシング4の排気口10から器外に排出させているの
で、産業廃棄物を連続的に固化することができる。
割タイプにし、分割したケーシング4のうち、例えば上
半ケーシング4aを自在に取り外すことができる構成に
なっているので、スクリュー羽根6に容易にアクセスで
き、器内の清掃を容易に行うことができ、器内の目詰り
の監視を容易に行うことができる。
装置の第2実施形態を示す概略断面図である。なお、第
1実施形態の構成部品と同一部分には同一符号を付す。
は、駆動軸5に固設したスクリュー羽根6を収容するケ
ーシング4の開口面積を、入口1から出口3に向って徐
々に小さくしたものである。例えば、入口1のケーシン
グ4の開口径をD1 とし、出口3のケーシング4の開口
径をD2 とすると、その開口径の大小関係は、D1 >D
2 になっている。また、駆動軸5に固設したスクリュー
羽根6は、入口1から出口3に向うに連れ、そのピッチ
P1 ,P2 ,P3 を徐々に短くしている。
4の開口径D1 ,D2 を入口1から出口3に向うに連れ
て徐々に小さくする狭開径にし、これに伴って駆動軸5
の口径も狭口径にするとともに、スクリュー羽根6のピ
ッチP1 ,P2 ,P3 も入口1から出口3に向うに連れ
て徐々に短くしたので、産業廃棄物を従来に較べてより
一層、確実に固化することができ、その固形物を産業廃
棄物処理場に搬送する際、荷崩れなく確実に搬送するこ
とができる。なお、スクリュー羽根6のピッチP1 ,P
2 ,P3 は、入口1から出口3まで一定にしてもよい。
ケーシング4の開口径D1 ,D2 は、入口1から出口3
に向って徐々に小さくなっているので、スクリュー羽根
6のピッチP1 ,P2 ,P3 を一定にしても、高い圧縮
力を充分に確保することができ、産業廃棄物を充分に固
化することができる。
装置の第3実施形態を示す概略断面図である。なお、第
1実施形態の構成部品と同一部分には同一符号を付す。
は、駆動軸5に固設したスクリュー羽根6を収容するケ
ーシング4の開口径D1 ,D2 のうち、出口3の開口径
D2を、入口1の開口径D1 に較べて相対的に大きくし
たものである。また、入口1から出口3に向ってケーシ
ング4の開口径の拡開に伴って、駆動軸5の口径も拡口
径にするとともに、駆動軸5に固設するスクリュー羽根
6のピッチP1 ,P2,P3 を入口1から出口3に向う
に連れ短くしている。
4の開口径D1 ,D2 を入口1から出口3に向うに連れ
て徐々に大きくする拡開径にし、これに伴って駆動軸5
の口径も拡口径にするとともに、スクリュー羽根6のピ
ッチP1 ,P2 ,P3 を、入口1から出口3に向うに連
れて徐々に短くしたので、圧縮比を高くすることがで
き、産業廃棄物を、従来に較べてより一層固化すること
ができる。なお、スクリュー羽根6のピッチP1 ,
P2 ,P3 は、入口1から出口3に向って一定にして
も、圧縮比を高くすることができ、産業廃棄物の固化率
を高くすることができる。
棄物固化処理装置は、ケーシングに駆動軸に固設したス
クリュー羽根を収容し、スクリュー羽根から産業廃棄物
に連続的に圧縮力を与えて産業廃棄物を固化させたの
で、構造簡易にして産業廃棄物を固化することができ
る。その際、産業廃棄物の固化中、分離した空気を器外
に排出させたので、産業廃棄物をより一層固化させるこ
とができる。
置は、ケーシングを入口から出口に向う軸方向に沿って
徐々に拡開および狭開のいずれか一方を選択するととも
に、ケーシングの拡開および狭開のいずれか一方に対応
させて駆動軸を拡開および狭開のいずれか一方を選択
し、駆動軸に固設したスクリュー羽根を入口から出口に
向ってそのピッチを短くしたので、産業廃棄物に与えら
れる圧縮比をより一層高くすることができ、産業廃棄物
をより一層連続的に固化させることができる。
施形態を示す概略断面図。
図。
施形態を示す概略断面図。
施形態を示す概略断面図。
Claims (6)
- 【請求項1】 一側に入口を、端部に出口を備えたケー
シングと、このケーシング内に収容され、上記入口側に
設けた軸受により軸装され、上記入口側から上記出口側
に向って延びる駆動軸に固設したスクリュー羽根とを備
えたことを特徴とする産業廃棄物固化処理装置。 - 【請求項2】 ケーシングを、入口側から出口に向う軸
方向に沿って分割できるフランジ接続構成にしたことを
特徴とする請求項1記載の産業廃棄物固化処理装置。 - 【請求項3】 駆動軸に固設しスクリュー羽根のピッチ
を、ケーシングの入口側から出口に向って徐々に短く形
成したことを特徴とする請求項1記載の産業廃棄物固化
処理装置。 - 【請求項4】 ケーシングの開口径を、入口側から出口
に向って同一径に形成するとともに、スクリュー羽根を
固設する駆動軸の軸径も上記ケーシングの入口側から出
口に向って同一径に形成したことを特徴とする請求項1
記載の産業廃棄物固化処理装置。 - 【請求項5】 ケーシングの開口径を、入口側から出口
に向って徐々に狭開径にするとともに、スクリュー羽根
を固設する駆動軸の軸径を、上記ケーシングの入口側か
ら出口に向って徐々に狭口径に形成したことを特徴とす
る請求項1記載の産業廃棄物固化処理装置。 - 【請求項6】 ケーシングの開口径を、入口側から出口
に向って徐々に拡開径にするとともに、スクリュー羽根
を固設する駆動軸の軸径を、上記ケーシングの入口側か
ら出口に向って徐々に拡口径に形成したことを特徴とす
る請求項1記載の産業廃棄物固化処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10063658A JPH11254193A (ja) | 1998-03-13 | 1998-03-13 | 産業廃棄物固化処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10063658A JPH11254193A (ja) | 1998-03-13 | 1998-03-13 | 産業廃棄物固化処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11254193A true JPH11254193A (ja) | 1999-09-21 |
Family
ID=13235678
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10063658A Pending JPH11254193A (ja) | 1998-03-13 | 1998-03-13 | 産業廃棄物固化処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11254193A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006516015A (ja) * | 2003-01-10 | 2006-06-15 | テトラ ラヴァル ホールディング アンド ファイナンス エス.エー. | 冷却および冷凍ユニットの表面スクレーパとして使用するためのコンベヤスクリュー |
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-
1998
- 1998-03-13 JP JP10063658A patent/JPH11254193A/ja active Pending
Cited By (10)
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