JP2001057116A - ワイヤーハーネス用電線の整列ピッチ変更方法及びその装置 - Google Patents

ワイヤーハーネス用電線の整列ピッチ変更方法及びその装置

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JP2001057116A
JP2001057116A JP11230508A JP23050899A JP2001057116A JP 2001057116 A JP2001057116 A JP 2001057116A JP 11230508 A JP11230508 A JP 11230508A JP 23050899 A JP23050899 A JP 23050899A JP 2001057116 A JP2001057116 A JP 2001057116A
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parallel
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wire
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Nobuyuki Itaya
暢之 板谷
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AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧接時における並列電線a間のピッチを変更
し得るようにする。 【解決手段】 ワイヤーハーネスW用の複数の電線aを
一平面上に並列し、その並列電線aをコネクタCの端子
tに一度に圧接接続する際、同一ピッチP1で並列され
た電線aをコネクタ端子tの並列ピッチP4 に整列変更
させる。圧接接続部の電線長さ方向両側に並列ピッチ変
更治具136を設け、この変更治具は、その上縁から下
方に向かって並列電線に対応する数のガイド溝139が
形成され、その各ガイド溝上縁開口が前記並列電線と同
一ピッチで下方に向ってそのピッチが変更して端子ピッ
チに対応する。その両変更治具のガイド溝に同一ピッチ
の並列電線を入れて押し込んで、端子ピッチに整列させ
る。その並列電線をガイド溝に押す際、その並列電線の
上面を治具140により押さえて電線が浮かないように
すれば、ガイド溝に電線がスムースにガイドされて端子
ピッチに変更される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、並列された複数
の電線の両端のみならずその途中にもコネクタを圧接接
続(以下、単に圧接という)したワイヤーハーネス、い
わゆるスルー圧接ワイヤーハーネスを製造する際、その
並列電線をコネクタの圧接端子の配列に対応させる(整
列させる)方法及びその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】このスルー圧接ワイヤーハーネスの製造
技術としては、特開平10−154423号公報等に示
される、3軸方向に移動可能な配索圧接機によるもの、
電線送り出し方向に圧接機を並べるとともに、コネクタ
をその送り出し方向の直角方向から圧接機に送り込み、
電線の送り込みに応じてコネクタも順々に送り込んで圧
接するもの、等がある。
【0003】一方、このワイヤーハーネスの配索態様
は、同一端子数のコネクタを電線長さ方向に所要間隔で
設けるもののみならず、図6に示すように、端子tの数
の異なるコネクタCに圧接するとともに、途中のコネク
タCを飛ばしたり、さらに、図7に示すように、途中に
別々のコネクタCを設けたりする。
【0004】このような飛ばし等を有する配索のワイヤ
ーハーネスWの製造は、上記公報記載の前者の圧接機で
あれば、電線一本毎でも配索し得るため、可能である
が、量産的ではない。後者の圧接機では、ワイヤーハー
ネス用の複数の電線を一平面上に並列し、その並列電線
をコネクタ端子に一度に圧接するため、量産的ではあ
る。しかし、図6、7に示す、飛ばし等を有する配索態
様では、同一ピッチで並列された電線aを各コネクタC
の端子の並列ピッチに変更させる必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記後
者の技術においては、上記公報及び特開平9−1153
44号公報等で示されるように、コネクタC前後でもっ
て、櫛状の治具を並列電線の各電線間にその歯が入るよ
うに挿し込んで、電線軸心をズラす、いわゆる線寄せ技
術しかなかった。すなわち、各電線間のピッチを変更す
ることはできなかった。
【0006】この発明は、上記実情の下、並列電線間の
各ピッチを変更し得るようにすることを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、この発明は、ガイド溝に各電線を押し込んで(ガイ
ドして)コネクタ端子のピッチになるようにしたのであ
る。このようにすれば、端子ピッチに対応したガイド溝
を有する治具を作り、その端子ピッチの治具によってピ
ッチ変更を行えばよく、種々の配索態様に容易に対応す
ることができる。
【0008】具体的には、ワイヤーハーネス用の複数の
電線を一平面上に並列し、その並列電線をコネクタの端
子に一度に圧接接続する際、同一ピッチで並列された前
記電線を前記コネクタ端子の並列ピッチに整列変更させ
る方法において、前記圧接接続部の電線長さ方向両側に
前記並列ピッチ変更治具を設け、この変更治具は、その
上縁から下方に向かって上記並列電線に対応する数のガ
イド溝が形成され、その各ガイド溝は上縁開口が前記並
列電線と同一ピッチで下方に向かってそのピッチが異な
って上記端子ピッチに対応するピッチになっており、そ
の両変更治具のガイド溝に前記同一ピッチの並列電線を
入れて押し込んで、前記端子ピッチに整列させる構成と
し得る。
【0009】この整列ピッチ変更方法において、上記並
列電線をガイド溝に押し込む際、その並列電線の上面を
押さえて電線が浮かないようにすれば、ガイド溝に電線
がスムースにガイドされて端子ピッチに変更される。
【0010】また、その整列ピッチ変更装置において
は、ワイヤーハーネス用の複数の電線を一平面上に並列
して送り出し、その送り出し径路の途中において、その
並列電線の所要位置をその位置に対応するそれぞれのコ
ネクタの端子に一度に圧接接続する際、同一ピッチで並
列された前記電線を前記コネクタ端子の並列ピッチに整
列変更させる装置であって、前記圧接接続部の電線長さ
方向両側に、前記各コネクタ端子にそれぞれ対応する並
列ピッチ変更治具を前記電線送り出し径路上に選択時に
位置可能に設け、この各変更治具は、その上縁から下方
に向かって前記並列電線に対応する数のガイド溝が形成
され、その各ガイド溝は上縁開口が前記並列電線と同一
ピッチで下方に向かってそのピッチが異なって上記各コ
ネクタ端子に対応するピッチになっており、前記両側変
更治具を昇降可能にして、その上昇時、ガイド溝に前記
同一ピッチの並列電線を入れて押し込んで、前記端子ピ
ッチに整列させる構成を採用し得る。
【0011】この構成では、上記変更治具の昇降位置に
押え杆を進退可能に設け、その変更治具の上昇時、前記
押え杆を進行させて並列電線の上面に位置させるように
して、上述のようにガイド溝に電線がスムースにガイド
されるようにすることが好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】一実施形態を図1乃至図5に示
し、この実施形態はワイヤーハーネス用の複数の電線a
を一平面上に並列して送り出し、その途中において、電
線aをコネクタ端子tに圧接して適宜に切断してワイヤ
ーハーネスWを製造するものであり、このワイヤーハー
ネス製造装置は、図1に示すように、電線aを挟持する
ゾーン(電線挟持ゾーン)110、電線aを切断するゾ
ーン(電線切断ゾーン)120、コネクタCを取り付け
るゾーン(コネクタ取り付けゾーン)130、及び電線
aの調尺・引出しゾーン150を有し、それらのゾーン
は、基台200上に設けられている。
【0013】電線挟持ゾーン110は、図1及び図2に
示すように、前方に腕部111aを有する溝ガイド11
1と、その溝ガイド111を通る電線aを押圧するグリ
ップ112及び電線の送り出し装置115とから成る。
【0014】溝ガイド111は上下2分割された扁平部
材からなり、その間全長に亘って溝111bがコネクタ
Cの端子の並列ピッチで形成されており、各溝111b
に、図示しない電線供給装置から絶縁被覆電線aがねじ
れを矯正されて導かれる。溝ガイド111は、図示しな
いエアシリンダによって前後に移動され、その腕部11
1aが図1のごとく、電線切断ゾーン120にまで至
る。
【0015】グリップ112は図1、図2に示すよう
に、溝ガイド111に設けた前側(電線送り方向下流
側)3個、後側(電線送り方向上流側)3個のエアシリ
ンダ113の各下端に押圧子113aを取り付けて構成
されたものであり、各エアシリンダ113が作動するこ
とにより、下端の押圧子113aが溝111b内の電線
aを押圧してその移動を阻止する(図2前側のエアシリ
ンダ113の状態)。押圧子113aが上昇すれば(同
図後側のエアシリンダ113の状態)、電線aは溝11
1b内を移動可能となるが、溝111b内の抵抗によっ
て妄りには動かない。
【0016】なお、エアシリンダ113を幅方向前後に
3本ずつ千鳥足状にずらせて配設したのは、電線aの間
隔(ピッチP1 )より、エアシリンダ113の径が大き
く、合計6本のエアシリンダ113を幅方向一列には配
置し得ないからである。
【0017】電線送り出し装置115は、図2、図3に
示すように、電線aの下側に、これら全ての電線aに共
通に対応する2個の送りローラ117が前後して配設さ
れており、この送りローラ117の周面には、各電線a
の走行路に対応して溝117aが切ってあり、各電線a
はこの溝117aに下部が嵌まりこみ、列方向には移動
できないようになっている。
【0018】他方、電線aの上側には、エアシリンダ1
16に取り付けられて上下に移動可能となった複数の押
さえローラ116aが前側に3個、後側に3個、千鳥足
状に各電線aに一対一に対応して配設されており、所定
量下降した際には前記下側の送りローラ117とともに
電線aを挟むようになっている。この押さえローラ11
6aを千鳥足状に配置したのも、前記グリップ112の
押圧子113aのエアシリンダ113の場合と同じ理由
による。
【0019】電線aは、同図前側のエアシリンダ116
のごとく、その先端に取り付けた押さえローラ116a
が下降して、送りローラ117に圧接されると、その送
りローラ117の回転によって送りだされる。この送り
出し量は、後述の調尺、引出しゾーン150の引出し量
に合わせる。
【0020】送りローラ117は駆動装置118のサー
ボモータMによってアイドラ119を介して回転されて
おり、電線aを送る際は、前記したように、上側の押さ
えローラ116aで電線aを押圧しながら送るが、その
調尺は、前記サーボモータMに設けられたロータリエン
コーダEで送りローラ117の回転速度と位置を検出
し、その検出値をサーボアンプAmに伝達し、サーボア
ンプAmから前記サーボモータMに送り量を指令して行
う。
【0021】このように、電線挟持ゾーン110におい
ては、各エアシリンダ113、116の選択的な操作に
より、任意の電線aを送りだすとともに、送り出さずに
おくことができる。この電線aの送りは、そのバラツキ
を所定の公差の範囲内に収めて送るようにする。
【0022】次に、電線切断ゾーン120は、図1に示
すように、上カッター121、下カッター122及び両
カッター121、122を上下動させるエアシリンダ1
23とから成る。上カッター121は、各電線aの数に
対応する刃121aから成り、エアシリンダ123も各
刃121aに対応した数で前側に3個、後側に3個設け
てある。この刃121aの個々の上下動によって、溝ガ
イド111から送られてきた電線aは別々任意に切断し
得る。後側のエアシリンダ123はリンク機構によって
刃121aを動かす。
【0023】コネクタ取付け(圧接)ゾーン130は、
図1および図4に示すように、圧接機131、コネクタ
Cの供給台132、電線ピッチ変更機135、電線引出
し機143及びカバーTの供給台144とから成る。圧
接機131は圧接子131aを上下動させて、圧接位置
のコネクタCの端子に電線aを圧入接触させて接続す
る。コネクタCの圧接位置への供給は、図1、図4では
人手によるが、自動機とすることもできる。また、圧接
子131aは各種のコネクタCに対応したものを備えて
適宜に自動交換できるようにする。
【0024】電線ピッチ変更機135は、図4に示すよ
うに、コネクタ供給台132の両側に並列ピッチ変更治
具136a、136b、136c(総称符号:136)
をそれぞれ設けたものであり、各治具136はエアシリ
ンダ137によって昇降自在の台138に前後方向に移
動自在になっている。この治具136の数はコネクタC
の端子態様(配索態様)に応じて適宜に決定し、例え
ば、一のワイヤーハーネスWにおいて、端子態様が3種
類であれば、その3種類を用意し、その電線aの長さ方
向の同一軸上のもの(例えば、136aと136a)は
同一形状とする。治具136の前後動は図示しないサー
ボモータにより行う。
【0025】並列ピッチ変更治具136は、送られてく
る並列電線aの数に対応したガイド溝139を有してお
り、図5に示すように、このガイド溝139は、上縁開
口が並列電線aの並列ピッチP1 と同一ピッチP2 で、
下方に向かってそのピッチが異なって対応するコネクタ
Cの端子ピッチP4 と同一のピッチP3 になっている。
このため、この治具136のガイド溝139に電線aを
導き入れて押し下げることにより、各電線aは所要の端
子ピッチP4 に応じた並列ピッチP1 になる。
【0026】コネクタ供給台132の両側前方には図示
しないエアシリンダにより進退可能な押え杆140が設
けられており、この押え杆140は、後述の並列ピッチ
変更治具136の上昇時、図4鎖線のごとくその治具1
36を挟むようにして電線aの上下に位置し、治具13
6の上昇時の電線aの浮き上がりを防止する。すなわ
ち、電線aがガイド溝139にスムースに案内されるよ
うにする。図中、141は電線圧接後の圧接高さをチェ
ックする際、同図鎖線のごとく、そのアーム142が伸
びてコネクタC近くの電線aを押さえるものである。
【0027】電線引出し機143は、図1に示すよう
に、上下動するとともに、その前後動する把持爪143
aでもって、任意の電線aを挟持するものであり、任意
の電線aを挟んで下降することにより、その電線aが他
の電線aよりグリップ112(溝ガイド111)から多
く引き出されて長くなる。この時、その引き出す電線a
のグリップ112(エアシリンダ113)は開放し(上
昇し)、電線送り出し装置115(押さえローラ116
a)は送り作用をなすようにする。
【0028】カバーTの供給台144には、コネクタC
に対応するものが順々に配置されており、人手によって
コネクタCに嵌着される。この嵌着も自動機とし得る。
【0029】調尺・引出しゾーン150は、調尺・引出
し機151を有し、ねじ軸152に電線aのチャック1
53をねじ合わせ、このチャック153によって電線a
を挟持し、モータ154により、ねじ軸152を所要数
回転させることにより、チャック153を所要長さ移動
させ、電線aをグリップ(溝ガイド111)から所要長
さ引き出す。すなわち、その引出し量を調節することに
より、調尺が行われ、切断機(カッター121、12
2)によって所要長さに切断される。この引出し時、引
き出される電線aに対応するグリップ112(エアシリ
ンダ113)は解放し(上昇し)、送り出し装置115
(押さえローラ116a)は送り作用をなすようにす
る。なお、電線挟持ゾーン110、電線切断ゾーン12
0、圧接機131、電線調尺・引出しゾーン150の詳
細は上述の公報を参照のこと。
【0030】この実施形態は以上の構成であり、つぎに
その作用について説明すると、まず、図示しないサプラ
イスタンドから電線aが溝ガイド111を通って切断機
120まで導かれ、その先端がカッター121、122
によって切り揃えられてグリップ112でもって挟持さ
れている。この状態から、溝ガイド111が前進して、
並列電線aの先端を調尺・引き出し機151のチャック
153の待機位置(図1の実線の位置)まで送り出し、
その端をチャック153により挟持する。この後、溝ガ
イド111は後退して初期位置に戻る。この作用時、グ
リップ112を外した状態で行われるため、電線aは容
易に引き出し得る。
【0031】つぎに、チャック153を前進させて電線
aを引き出し、その引出し端が後側の並列ピッチ変更治
具136を過ぎたところで停止する(図4鎖線位置)。
このとき、その電線端が圧接されるコネクタCが圧接機
131の下方に位置されており、そのコネクタCの端子
配列に対応した変更治具136が選択されてそのコネク
タCの両側に位置している。
【0032】このため、電線aの引き出しが停止する
と、変更治具136が上昇してそのコネクタ端子に対応
した電線aのピッチに変更する。このとき、押え杆14
0が進行して電線aの浮き上がりを防止する。各電線a
が各端子tに対応すれば、圧接機130の圧接子131
aが下降して電線aを一括して圧接する。圧接子131
aが上昇すれば、アーム142が延びてその電線aを押
えて圧接高さが図示しない検査機により検査される。圧
接高さが不良であれば、切断機121により電線aは切
断されて、その電線は不良品とされる。
【0033】最初のコネクタCへの圧接が終了すれば、
チャック153は前進して電線aをつぎの圧接位置がコ
ネクタC上に来るまで電線aを引き出して停止する(図
4実線状態)。この動作と同時に、つぎのコネクタCが
圧接機131の下方に位置されるとともにそのコネクタ
Cに対応した変更治具136が選択されてそのコネクタ
Cの両側に位置する。
【0034】この後、上述と同一の作用により、電線a
のピッチ変更がなされて圧接が行われる。以後、同様に
して、電線aの長さ方向の所要位置に所要のコネクタC
が圧接され、所要のコネクタCが圧接されれば、電線a
の後端が切断されて、所要のワイヤーハーネスWを得
る。このワイヤーハーネスWは取出しシュート160に
払い出される。
【0035】
【発明の効果】この発明は以上のようにガイド溝を有す
る治具によって電線ピッチの変更を行うようにしたの
で、その変更作用が確実である。このとき、電線を押さ
えるようにすれば、その変更がより確実でスムースとな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態の概略斜視図
【図2】同実施形態の電線挟持ゾーンの断面図
【図3】同電線挟持ゾーンの要部斜視図
【図4】同実施形態の電線ピッチ変更部の概略斜視図
【図5】電線ピッチ変更治具と並列電線及びコネクタ端
子の関係図
【図6】ワイヤーハーネスの一態様斜視図
【図7】ワイヤーハーネスの他の態様斜視図
【符号の説明】
110 電線挟持ゾーン 120 電線切断ゾーン 130 コネクタ取り付けゾーン 131 圧接機 132 コネクタ供給台 135 電線ピッチ変更機 136 電線ピッチ変更治具 139 ガイド溝 140 押え杆 143 電線引出し機 150 電線調尺・引出しゾーン 151 電線調尺引出し機 153 電線調尺引出しチャック a 電線 t 端子 C コネクタ W ワイヤーハーネス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 板谷 暢之 名古屋市南区菊住一丁目7番10号 株式会 社ハーネス総合技術研究所内 Fターム(参考) 5E051 GB02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイヤーハーネスW用の複数の電線aを
    一平面上に並列し、その並列電線aをコネクタCの端子
    tに一度に圧接接続する際、同一ピッチP1で並列され
    た前記電線aを前記コネクタ端子tの並列ピッチP4
    整列変更させる方法であって、 上記圧接接続部130の電線長さ方向両側に上記並列ピ
    ッチ変更治具136を設け、この変更治具136は、そ
    の上縁から下方に向かって上記並列電線aに対応する数
    のガイド溝139が形成され、その各ガイド溝139は
    上縁開口が前記並列電線aと同一ピッチP2 で下方に向
    かってそのピッチが異なって上記端子ピッチP4 に対応
    するピッチP3 になっており、 その両変更治具136のガイド溝139に上記同一ピッ
    チP1 の並列電線aを入れて押し込んで、上記端子ピッ
    チP4 に整列させることを特徴とするワイヤーハーネス
    用電線の整列ピッチ変更方法。
  2. 【請求項2】 上記並列電線aをガイド溝139に押し
    込む際、その並列電線aの上面を押さえて電線aが浮か
    ないようにすることを特徴とする請求項1に記載のワイ
    ヤーハーネス用電線の整列ピッチ変更方法。
  3. 【請求項3】 ワイヤーハーネス用の複数の電線aを一
    平面上に並列して送り出し、その送り出し径路の途中に
    おいて、その並列電線aの所要位置をその位置に対応す
    るそれぞれのコネクタCの端子tに一度に圧接接続する
    際、同一ピッチP1 で並列された前記電線aを前記コネ
    クタ端子tの並列ピッチP4 に整列変更させる装置であ
    って、 上記圧接接続部130の電線長さ方向両側に、上記各コ
    ネクタ端子tにそれぞれ対応する並列ピッチ変更治具1
    36を上記電線送り出し径路上に選択的に位置可能に設
    け、この各変更治具136は、その上縁から下方に向か
    って上記並列電線aに対応する数のガイド溝139が形
    成され、その各ガイド溝139は上縁開口が前記並列電
    線aと同一ピッチP2 で下方に向かってそのピッチが異
    なって上記各コネクタ端子tに対応するピッチP4 にな
    っており、 上記両側変更治具136を昇降可能にして、その上昇
    時、ガイド溝139に上記同一ピッチP1 の並列電線a
    を入れて押し込み、上記端子ピッチP4 に整列させるこ
    とを特徴とするワイヤーハーネス用電線の整列装置。
  4. 【請求項4】 上記変更治具136の昇降位置に押え杆
    140を進退可能に設け、その変更治具136の上昇
    時、前記押え杆140を進行させて並列電線aの上面に
    位置させるようにしたことを特徴とする請求項3に記載
    のワイヤーハーネス用電線の整列装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100920916B1 (ko) 2008-01-17 2009-10-14 (주)티에이치엔 단자 장착장치용 도선 정렬기구
JP2010205628A (ja) * 2009-03-05 2010-09-16 Japan Automat Mach Co Ltd 電線排出シュート、それを有する端子圧着電線製造機及び端子圧着電線製造方法
KR101684213B1 (ko) * 2016-02-24 2016-12-07 박상영 케이블 소팅장치 및 케이블 소팅방법
CN116722487A (zh) * 2023-08-10 2023-09-08 合肥航太电物理技术有限公司 一种基于hirf试验的模型布线设备

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