JP2001056751A - 印刷制御装置、及び記録媒体 - Google Patents

印刷制御装置、及び記録媒体

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JP2001056751A
JP2001056751A JP23285899A JP23285899A JP2001056751A JP 2001056751 A JP2001056751 A JP 2001056751A JP 23285899 A JP23285899 A JP 23285899A JP 23285899 A JP23285899 A JP 23285899A JP 2001056751 A JP2001056751 A JP 2001056751A
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恒治 田村
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英二 波多野
Makoto Tsurumi
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、エラーが発生したプリンタ
内部の未印刷データをホスト側が認識して、エラーが発
生したページから他のプリンタへ切り換えて印刷するこ
とを可能にすることである。 【解決手段】 リレー印刷制御部205は、プリンタ1
のエラーを検出した時、プリンタ1に対して内部バッフ
ァに記憶されたデータの内部データクリア要求を発行す
る。プリンタ1では、内部データクリア要求を受信する
と、内部バッファに記憶する全てのページの描画情報を
消去する。リレー印刷制御部205は、起動時に読み込
んだリレー印刷制御ファイル204の情報を参照して、
プリンタ1の代替プリンタ名である「プリンタ2」を取
得すると、プリンタ1用の完全排紙管理テーブルメモリ
の記憶内容を読み込み、エントリ行の全てのスプールジ
ョブのジョブ記述ファイルを書き換え、スプールキュー
の先頭に移動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バッファ機能付き
の印刷装置に対する印刷制御を行う印刷制御装置、及び
その制御プログラムを記憶した記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の印刷装置としては、例えば、受信
した複数ページの印刷要求データを一時的にバッファに
記憶した後、このバッファからデータを取り出しながら
1ページずつ順番に印刷を行う印刷装置があり、いわゆ
るバッファリング機能付きの印刷装置が普及している。
【0003】また、上記バッファリング機能付き印刷装
置を複数台、例えば、LAN(Local Area Network)に
接続して、複数のパーソナルコンピュータのグループで
共有して使用する場合も多くなっている。このグループ
使用では、予め印刷装置をグループ化して定義してお
き、それらのうちある印刷装置に印刷中に、用紙切れ等
の印刷エラーが発生した場合、自動的にグループ内の他
の印刷装置に切り換えて印刷する「リレー印刷機能」が
利用されている。
【0004】このリレー印刷機能を使用したリレー印刷
動作について、図12に示す従来のシステム構成例を参
照して説明する。
【0005】図12において、プリンタ1とプリンタ2
の2台のプリンタがグループ化されており、プリンタ1
には用紙が50枚だけセットされていたとする。また、
プリンタ1、プリンタ2は共にページプリンタであり、
共に数ページ分の印刷要求データを記憶するバッファを
有しており、このバッファ容量が大きいプリンタ程、高
速印刷が可能である。
【0006】図12において、ホストコンピュータ10
0上で動作する上位アプリケーションプログラム101
が、100ページの印刷データをリレー印刷制御部10
2に出力したとすると、リレー印刷制御部102は、グ
ループ化されたプリンタの中からプリンタ1を見つける
とプリンタ1に印刷データの出力を開始する。
【0007】プリンタ1には、用紙が50枚しかセット
されていないので、50枚印刷物を排紙した時点で用紙
切れエラーとなるが、この時、プリンタ1内のバッファ
にはリレー印刷制御部102から51〜55ページの印
刷データが既に送出されていると、リレー印刷制御部1
02では、56ページの印刷データの送出途中でプリン
タ1のエラーが検出される。
【0008】そして、リレー印刷制御部102は、プリ
ンタ1のエラー検出後、グループ化されたプリンタの中
かなプリンタ2を検出し、56ページの最初の印刷デー
タをプリンタ1からプリンタ2に切り換えて送出して印
刷を開始する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の図12に示したリレー印刷機能を有したプリンタシ
ステムにあっては、プリンタエラーが発生して、そのプ
リンタエラーが解除されるまで印刷データの送出ができ
なくなる場合、プリンタ1内のバッファには未印刷デー
タとして51〜55ページの印刷データと、56ページ
の途中の印刷データが存在し、また、プリンタ1から未
印刷データの残り状態等をホストコンピュータ100に
通知する仕組みがないため、リレー印刷制御部102
は、プリンタ1の印刷状況を知ることができなかったた
め、以下のような問題があった。
【0010】プリンタエラー中のプリンタ1の電源を
OFFしてしまうと、内部バッファに蓄積されている未
印刷データが消去されてしまう。
【0011】プリンタエラー中のプリンタ1に用紙を
セットしてエラー解除して、内部バッファに蓄積されて
いる51ページ〜55ページの印刷物が出力された後、
56ページ目の中途の未印刷データを残したままの状態
となる。
【0012】これは、56ページ目のデータに用紙排出
コマンドが含まれていないためである。用紙排出コマン
ドは、通常、各ページデータの最後に付加されるためで
ある。この状態で、他のアプリケーションがプリンタに
印刷データを出力すると、先の56ページ目の印刷デー
タが混在してしまう等が発生し、誤印字などの不具合を
発生させることがあった。
【0013】本発明の課題は、エラーが発生したプリン
タ内部の未印刷データをホスト側が認識して、エラーが
発生したページから他のプリンタへ切り換えて印刷する
ことを可能にすることである。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
受信した複数ページの印刷要求データを一時的にバッフ
ァに記憶した後、このバッファからデータを取り出しな
がら1ページずつ順番に印刷を行う印刷装置を制御する
印刷制御装置であって、前記印刷装置に送信した印刷デ
ータに対する印刷が途中で中断された場合に、その印刷
装置より印刷ページに関する情報を取得することによ
り、印刷要求を受けたジョブに対する印刷未完了ページ
位置を特定する印刷未完了ページ位置特定手段(例え
ば、図2のリレー印刷制御部205)と、前記中断され
た印刷の再開を行う際に、その印刷の再開を行う印刷装
置に対して、前記印刷未完了ページ位置からの印刷デー
タの送信を行う印刷データ再送手段(例えば、図2のリ
レー印刷制御部205)と、を具備したことを特徴とて
いる。
【0015】この請求項1記載の発明によれば、受信し
た複数ページの印刷要求データを一時的にバッファに記
憶した後、このバッファからデータを取り出しながら1
ページずつ順番に印刷を行う印刷装置を制御する印刷制
御装置であって、印刷未完了ページ位置特定手段が、前
記印刷装置に送信した印刷データに対する印刷が途中で
中断された場合に、その印刷装置より印刷ページに関す
る情報を取得することにより、印刷要求を受けたジョブ
に対する印刷未完了ページ位置を特定すると、前記中断
された印刷の再開を行う際に、その印刷の再開を行う印
刷装置に対して、印刷データ再送手段が、前記印刷未完
了ページ位置からの印刷データの送信を行う。
【0016】したがって、エラー等により印刷が中断さ
れた際に、印刷出力が完了した次のページ位置を認識し
ているので、印刷装置に対して電源OFFやリセット等
の操作が行われた場合でも、正しいページ位置からのデ
ータ送信により印刷ページ抜けが発生することなく印刷
を再開することができ、印刷システムの利便性と信頼性
を向上できる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施
の形態を詳細に説明する。図1〜図11は、本発明を適
用したLANによりホスト装置と複数のプリンタが接続
された印刷システムの一実施の形態を示す図である。ま
ず、構成を説明する。図1は、本実施の形態におけるホ
スト装置1の要部構成を示すブロック図である。この図
1において、ホスト装置1は、CPU2、入力装置3、
RAM4、表示装置5、LANポート6、記憶装置7、
及び記憶媒体8により構成されており、記憶媒体8を除
く各部はバス9に接続されている。
【0018】このホスト装置1は、図2に示すLANを
介して接続されたN台の内部バッファを有するプリンタ
に対して、同図において機能ブロックで示す印刷制御機
能を有している。
【0019】すなわち、ホスト装置1は、印刷制御機能
として、文書印刷処理機能を有するアプリケーションプ
ログラム(以下、AP1という)201と、そのAP1
201から入力される描画情報をデータ構造化するグラ
フィカルデバイスインタフェース(以下、GDIとい
う)202と、そのGDI202によりデータ構造化さ
れた描画情報から図中のスプールジョブ記述ファイルと
描画情報記述ファイルとを生成するスプール制御部20
3と、プリンタでの障害発生時にリレー印刷制御ファイ
ル204に記述されたリレー先のプリンタに対して、印
刷が中断したスプールジョブ記述ファイルと描画情報記
述ファイルに基づいてリレー印刷制御を実行するリレー
印刷制御部205とを有する。
【0020】なお、図2においてプリンタ毎に接続され
たプリンタドライバ1〜nとポート1〜nドライバは、
各プリンタ内でホスト装置1との間でLANを介して印
刷制御処理に係る各種制御信号を送受信するためのLA
Nポート(図示省略)に属する機能ブロックを示したも
のであり、実際には、各プリンタ内に内蔵されるもので
ある。また、これらの機能ブロックは、ホスト装置1側
に備えるようにしてもよい。
【0021】また、ホスト装置1では、図2に示したス
プールジョブ記述ファイル1,2と描画情報記述ファイ
ル1,2は、それぞれ1回のアプリケーション印刷処理
で一対生成されるものであり、その2つのファィルを合
わせてスプールジョブファイルと呼び、このスプールジ
ョブファイルを特定するためのIDをスプールジョブI
Dと呼ぶ。また、図中のスプールキューは、スプールジ
ョブファイルがプリンタに出力されるまでの待ち行列を
示しており、アプリケーション印刷処理要求に応じてC
PU2によりRAM4内に蓄積される。
【0022】図1において、CPU(Central Processi
ng Unit )2は、LANポート6からLANを介して接
続されるn台のプリンタの各印刷動作を制御する印刷制
御機能を有しており、記憶媒体8に記憶されたアプリケ
ーションプログラムの実行時に指示される文書印刷処理
要求に基づいて、RAM4内に後述するスプールジョブ
記述ファイル及び描画情報記述ファイルを展開し、これ
ら各ファイルの記述内容に従って、後述する印刷制御処
理(図8、図9参照)と、完全排紙管理テーブル更新処
理(図10参照)と、リレー印刷処理(図11参照)と
を実行する。
【0023】図2のAP1201から印刷対象の描画情
報と印刷制御情報を含む印刷処理要求がGDI202に
発行され、GDI202により印刷対象の描画情報がデ
ータ構造化され、スプール制御部203によりスプール
ジョブ記述ファイルと描画情報記憶ファイルが生成され
てスプールジョブIDが設定され、そのスプールキュー
がRAM4に記憶されると、CPU2は、印刷制御処理
を開始する。
【0024】CPU2は、印刷制御処理において、ま
ず、RAM4に記憶された上記スプールキューから次に
出力するスプールジョブを取り出してスプールジョブI
Dをセットし、そのスプールジョブ記述ファイルから出
力先プリンタ名や開始ページを取得し、その出力先プリ
ンタに対する完全排紙管理テーブルメモリ(図5参照)
内の記憶内容を参照し、完全排紙未確認ジョブの有無を
判別し、完全排紙未確認ジョブがなければ、当該スプー
ルジョブを開始し、完全排紙未確認ジョブがあれば、そ
の対応するプリンタから未印刷ページ数情報を受信して
完全排紙管理テーブルメモリを更新し、その更新内容で
完全排紙済みのスプールジョブが有れば、完全排紙管理
テーブルメモリから削除する。
【0025】また、印刷制御処理において、実行中のス
プールジョブにプリンタエラーが発生した場合、CPU
2は、完全排紙管理テーブル更新処理と、リレー印刷処
理とを実行する。
【0026】CPU2は、完全排紙管理テーブル更新処
理において、まず、プリンタエラーが発生したプリンタ
に対して未印刷ページ数通知要求を発行し、未印刷ペー
ジ数情報を受信すると、そのエラー発生プリンタ用の完
全排紙管理テーブルメモリ(図5参照)を参照して、記
憶されている全スプールジョブの全エントリ行の出力済
みページ数の合計値を求めるとともに、その完全排紙管
理テーブルメモリ内のエントリ行数LNをセットし、そ
の各エントリ行のスプールジョブについて開始ページと
出力済みページ数を取得する。
【0027】そして、CPU2は、取得した各エントリ
行のスプールジョブの出力済みページ数が、上記合計値
から上記未印刷ページ数を減算した減算結果、すなわ
ち、完全排紙確認済みページ数以下であれば、当該エン
トリ行のスプールジョブが終了していると判断して、当
該プリンタ用の完全排紙管理テーブルメモリから当該エ
ントリ情報を削除するとともに、当該スプールジョブフ
ァイルも削除し、上記出力済みページ数が完全排紙確認
済みページ数より大きい値であれば、当該エントリ行の
スプールジョブが終了していないと判断して、当該プリ
ンタ用の完全排紙管理テーブルメモリの当該エントリ情
報を更新するとともに、当該エントリ行以降のスプール
ジョブ情報も全て更新する。
【0028】また、CPU2は、完全排紙管理テーブル
更新処理に続いてリレー印刷処理を実行し、まず、エラ
ーが発生したプリンタに対して未印刷ページクリア要求
を発行して、そのエラーが発生したプリンタ内のバッフ
ァに格納されている全てのページ情報をクリアさせる。
【0029】次いで、CPU2は、リレー印刷制御ファ
ィル204からエラー発生プリンタの代替プリンタ名を
取得し、その代替プリンタ用の完全排紙管理テーブルメ
モリ内のエントリ行数LNをセットするとともに、その
エントリ行を指定するnをセットし、その指定値nがエ
ントリ行数LN以下であれば、エラー発生プリンタ用の
完全排紙管理テーブルメモリを参照して、当該指定値n
行目のエントリ行のスプールジョブIDと完全排紙確認
済みページ数を取得し、当該ジョブIDのスプールジョ
ブ記述ファイルの記述内容を代替プリンタ名と完全排紙
確認済みページ数により更新し、当該スプールジョブI
Dをスプールキューの先頭に移動する。
【0030】また、指定値nがエントリ行数LNより大
きければ、CPU2は、エラーが発生したプリンタにエ
ントリされた全スプールジョブの印刷処理が終了したと
判断して、エラー発生プリンタ用の完全排紙管理テーブ
ルメモリの全エントリ情報をクリアして、リレー印刷処
理を終了する。
【0031】したがって、CPU2は、図2のリレー印
刷制御部205としての機能を有する。
【0032】入力装置3は、カーソルキー、数字入力キ
ー及び各種機能キー等を備えたキーボード及びマウス等
のポインティングデバイスを含み、キーボードにおいて
押下されたキーの押下信号やマウスの位置信号をCPU
2に出力する。
【0033】RAM(Random Access の記憶媒体8には
上記印刷制御処理プログラム、完全排紙管理テーブル更
新処理プログラム、リレー印刷処理プログラム、及び当
該各プログラムで処理されたデータ等を記憶する。
【0034】また、この記憶媒体8に記憶する各種プロ
グラム、データ等は、通信回線等を介して接続された他
の機器から受信して記憶する構成にしてもよく、更に通
信回線等を介して接続された他の機器側に前記記憶媒体
7を備えた記憶装置を設け、この記憶媒体7に記憶され
ているプログラム、データ等を通信回線を介して使用す
る構成にしてもよい。
【0035】次に、本実施の形態の動作を説明する。ま
ず、CPU2により実行される印刷制御処理について図
8及び図9に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0036】図2のAP1201から印刷対象の描画情
報と印刷制御情報を含む印刷処理要求がGDI202に
発行され、GDI202により印刷対象の描画情報がデ
ータ構造化され、スプール制御部203によりスプール
ジョブ記述ファイルと描画情報記憶ファイルが生成され
てスプールジョブIDが設定され、そのスプールキュー
がRAM4に記憶されると、CPU2は、印刷制御処理
を開始する。
【0037】CPU2は、図8の印刷制御処理におい
て、まず、RAM4に記憶された上記スプールキューか
ら次に出力するスプールジョブを取り出し、そのスプー
ルジョブIDを取得して「JobID」としてRAM4
にセットする(ステップS1)。その「JobID」に
該当するスプールジョブファイルの有無をRAM4内で
確認する(ステップS2)。該当するスプールジョブフ
ァイルがなければ、アイドリング処理として、スプール
キューの待ち行列と、完全排紙未確認のジョブが存在す
るプリンタの状態とをポーリング監視する(ステップS
3)。
【0038】ホスト装置1からプリンタの状態を取得す
る際は、プリンタに対して状態取得要求を発行すること
により行うものとする。プリンタでは、ホスト装置1か
ら状態取得要求を受信すると、プリンタの状態値とし
て、例えば、「待機中(未印刷データ無しで、印刷もし
ていない状態)」、「印刷中」、「エラー中(用紙切れ
等のエラーで印刷停止中)」のいずれかをホスト装置1
に返すものとする。
【0039】次いで、CPU2は、プリンタから返され
た状態値が「エラー中」か否かを検出し(ステップS
4)、「エラー中」を検出しなければステップS1に戻
り、「エラー中」を検出した場合はステップS18の完
全排紙管理テーブル更新処理に移行する。
【0040】また、ステップS2において「JobI
D」に該当するスプールジョブファイルがある場合、C
PU2は、その「JobID」のスプールジョブ記述フ
ァイルをRAM4から読み込み、出力プリンタ名(Pr
inter)と開始ページ(JSPage)を取得する
(ステップS5)。そして、CPU2は、その出力プリ
ンタ用の完全排紙管理テーブルメモリを参照して(ステ
ップS6)、完全排紙未確認ジョブの有無を確認する
(ステップS7)。完全排紙未確認ジョブがなければス
テップS11の処理に移行し、完全排紙未確認ジョブが
あれば、出力プリンタ(Printer)に未印刷ペー
ジ情報取得要求を発行して、出力プリンタから未印刷ペ
ージ情報を取得して、出力プリンタ用の完全排紙管理テ
ーブルメモリの記憶内容を更新する(ステップS8)。
【0041】次いで、CPU2は、出力済みページ数と
完全排紙確認済みページ数が同じジョブが、出力プリン
タ用の完全排紙管理テーブルメモリに有るか否かを確認
し(ステップS9)、そのジョブが有れば、当該ジョブ
を完全排紙管理テーブルメモリから削除し、該当するス
プールジョブもRAM4から削除する(ステップS1
0)。また、そのジョブがなければステップS11に移
行する。
【0042】ステップS11において、CPU2は、今
回処理するスプールジョブ記述ファイルの情報を、出力
プリンタ用の完全排紙管理テーブルメモリに追加記憶す
る。すなわち、ジョブID=JobID,出力済みペー
ジ数=0,完全排紙確認済みページ数=0として追加す
る。次いで、CPU2は、今回の印刷処理を管理するた
めのパラメータとして、「SPage←開始ページ」、
「TPage←総ページ」、「NPage←SPag
e」をRAM4内にセットし(ステップS12)、「N
Page」が「TPage」より小さい値か否かを確認
する(ステップS13)。
【0043】「NPage」が「TPage」以上であ
れば、今回の印刷処理が終了したと判断してステップS
1に戻り、「NPage」が「TPage」より小さい
値であれば、その「NPage」目の描画情報を描画情
報記憶ファイルから読み込んで出力先プリンタ(Pri
nter)のプリンタドライバにLANポート6及びL
ANを介して出力する(ステップS14)。
【0044】そして、CPU2は、その出力先プリンタ
からの「エラー中」の状態値を受信したか否かを確認し
(ステップS15)、「待機中」の状態値を受信した場
合は、その「NPage」目の印刷が終了したと判断し
て、「NPage←NPage+1」し(ステップS1
6)、出力プリンタ用の完全排紙管理テーブルメモリの
出力済みページ数を加算した「NPage」に更新し
(ステップS17)、ステップS13に戻る。
【0045】以上のステップS13〜ステップS17の
処理を繰り返し実行することにより、今回の印刷処理に
係るスプールジョブ記述ファィルに基づく印刷動作を出
力先プリンタ(Printer)に対して実行する。
【0046】また、ステップS15において「エラー
中」の状態値を受信した場合、CPU2は、ステップS
18の完全排紙管理テーブル更新処理を実行し、続いて
ステップS19でリレー印刷処理を実行する。
【0047】CPU2により実行される完全排紙管理テ
ーブル更新処理について図10に示すフローチャートに
基づいて説明する。
【0048】図10において、CPU2は、まず、プリ
ンタエラーが発生した出力先プリンタ(Printe
r)に対して未印刷ページ数通知要求を発行し(ステッ
プS101)、その出力先プリンタから未印刷ページ数
情報「P2」を受信すると(ステップS102)、その
出力先プリンタ用の完全排紙管理テーブルメモリを参照
して、記憶されている全スプールジョブの全エントリ行
の出力済みページ数の合計「AllPage」を求める
とともに(ステップS103)、その完全排紙管理テー
ブルメモリのエントリ行数LNをセットする(ステップ
S104)。
【0049】次いで、CPU2は、エントリ行数LNが
「1」以上か否かを確認し(ステップS105)、エン
トリ行数LNが「1」以上でなければ、すなわち、エン
トリ行数が「0」であれば、本処理を終了してリレー印
刷処理に移行する。また、エントリ行数LNが「1」以
上であれば、出力先プリンタ用の完全排紙管理テーブル
メモリを参照して、1行目のエントリ情報を取得し、そ
の取得した情報からリレー印刷処理を管理するためのパ
ラメータとして、「JobID←ジョブID」、「SP
age←開始ページ」、「EPage←出力済みページ
数」をRAM4にセットする(ステップS106)。
【0050】そして、CPU2は、「EPage」が、
「AllPage」から未印刷ページ数「P2」を減算
した減算結果「AllPage−P2」、すなわち、完
全排紙確認済みページ数以下であるか否かを確認する
(ステップS107)。「EPage」が「AllPa
ge−P2」以下である場合、CPU2は、1行目にエ
ントリされたスプールジョブが終了していると判断し
て、当該出力先プリンタ(Printer)用の完全排
紙管理テーブルメモリから1行目のエントリ情報を削除
するとともに、当該「JobID」のスプールジョブフ
ァイルもRAM4から削除する(ステップS108)。
【0051】次いで、CPU2は、エントリ行を1行削
除したため、エントリ行数LNの設定も「−1」として
(ステップS109)、ステップS105のエントリ行
数LNの確認処理に戻る。また、「EPage」が「A
llPage−P2」より大きい値であれば、CPU2
は、当該エントリ行のスプールジョブが終了していない
と判断して、ステップS110に移行して、当該出力先
プリンタ(Printer)用の完全排紙管理テーブル
メモリにおいて、1行目のエントリ情報の完全排紙確認
済みページ数を「AllPage−P2」に更新する。
【0052】そして、CPU2は、当該出力先プリンタ
(Printer)用の完全排紙管理テーブルメモリに
おいて、2行目以降のエントリ情報の完全排紙確認済み
ページ数を全て「0」に更新して(ステップS11
1)、本処理を終了してリレー印刷処理に移行する。
【0053】次いで、CPU2により実行されるリレー
印刷処理について図11に示すフローチャートに基づい
て説明する。
【0054】図11において、CPU2は、まず、エラ
ーが発生した出力先プリンタ(Printer)に対し
て未印刷ページクリア要求を発行して(ステップS20
1)、そのエラーが発生したプリンタ内のバッファに格
納されている全てのページ情報をクリアさせる。そし
て、CPU2は、リレー印刷制御ファィル204からエ
ラー発生プリンタの代替プリンタ名(NPrinte
r)を取得し(ステップS202)、その代替プリンタ
用の完全排紙管理テーブルメモリのエントリ行数LNを
セットするとともに、そのエントリ行を指定するnを
「1」にセットする(ステップS203)。
【0055】次いで、CPU2は、指定値n「1」がエ
ントリ行数LN以下であるか否かを確認し(ステップS
204)、指定値n「1」がエントリ行数LN以下であ
れば、出力先プリンタ(Printer)用の完全排紙
管理テーブルメモリを参照し、指定値n「1」行目の情
報を取得し、その取得した情報から今回のリレー印刷処
理を管理するためのパラメータとして、「JobID←
ジョブID」、「HPage←完全排紙確認済みページ
数」をRAM4にセットする(ステップS207)。
【0056】そして、CPU2は、当該ジョブIDのス
プールジョブ記述ファイルの記述内容を「プリンタ名←
NPrinter」、「開始ページ←HPage+1」
に更新し(ステップS207)、当該スプールジョブI
D「JobID」をスプールキューの先頭に移動する
(ステップS208)。
【0057】次いで、CPU2は、指定値nを「1」加
算して(ステップS209)、ステップS204の処理
に戻り、指定値n「2」がエントリ行数LN以下であれ
ば、ステップS206〜ステップS209の処理を繰り
返し実行して、エラーが発生したプリンタにおいて未印
刷のスプールジョブを代替プリンタにおいて、エラーが
発生したページを開始ページとして印刷させる。
【0058】また、ステップS204において指定値n
がエントリ行数LNより大きければ、CPU2は、エラ
ーが発生したプリンタにエントリされた全スプールジョ
ブの未印刷処理が終了したと判断して、エラー発生プリ
ンタ用の完全排紙管理テーブルメモリの全エントリ情報
をクリアして(ステップS205)、本リレー印刷処理
を終了し、図8のステップS1に戻る。
【0059】次に、上記CPU2により実行される印刷
制御処理の具体例について、図2の機能ブロック構成
と、図5〜図7に示すプリンタ1用とプリンタ2用の完
全排紙管理テーブルメモリの記憶内容を参照して説明す
る。
【0060】図2に示すように、スプールジョブ1が次
に処理すべきスプールジョブだとすると、リレー印刷制
御部205(CPU2)は、まず、スプールジョブ記述
ファィル1を読み込んで出力先プリンタ名を認識する。
このスプールジョブ1では、スプールジョブIDが「0
0001」、開始ページが「1」、出力先プリンタ名が
「プリンタ1」、総ページ数が100ページとする。
【0061】リレー印刷制御部205は、プリンタ1の
プリンタ1ドライバへの描画情報の出力処理を開始する
前に、プリンタ1用の完全排紙管理テーブルメモリにス
プールジョブID「00001」、開始ページ「1」、
出力済みページ数「0」を記憶し、図5に示す状態値
とする。そして、リレー印刷制御部205は、1ページ
目の描画情報から順次ページ単位に取り出し、その描画
情報を順次プリンタ1ドライバに出力する。
【0062】この描画情報は、プリンタの機種に依存し
ない形式であるため、プリンタ1ドライバによってプリ
ンタ1に固有のコマンド形式(ESCシーケンス)に変
換されて、ポート1ドライバを介してプリンタ1に出力
される。
【0063】リレー印刷制御部205は、各ページの描
画情報をプリンタ1ドライバに出力する度に、プリンタ
1用の完全排紙管理テーブルメモリの出力済みページ数
をカウントアップする。
【0064】そして、リレー印刷制御部205〜プリン
タ1ドライバ〜ポート1ドライバは、スプールジョブ1
内の全てのページに対して、上記処理を繰り返し、リレ
ー印刷制御部205は、全ページの描画情報をプリンタ
1ドライバに出力した時点で、プリンタ1用の完全排紙
管理テーブルメモリは、図5に示すようになる。
【0065】このスプールジョブ1を処理している間に
AP1201の全ページ出力処理が完了しており、図2
のスプールキューには次の待ち行列としてスプールジョ
ブ2が存在する。
【0066】リレー印刷制御部205は、スプールジョ
ブ2を認識すると、スプールジョブ記述ファイル2を読
み込んで出力先プリンタ名を認識する。このスプールジ
ョブ2では、スプールジョブIDが「00002」、開
始ページが「1」、出力先プリンタ名が「プリンタ
1」、総ページ数が200ページとする。
【0067】リレー印刷制御部205は、プリンタ1用
の完全排紙管理テーブルメモリを参照し、プリンタ1に
完全排紙未確認のスプールジョブID「00001」の
スプールジョブがあることを認識すると、プリンタ1に
対し、未印刷データのページ数を問い合わせる指示をポ
ートドライバ1を介して行う。この問い合わせる際の手
段は、ホスト装置1とプリンタ1の間の接続は、LAN
接続である場合を示したが、セントロニクスインタフェ
ース接続やUSB接続、その他の接続形態であってもよ
く、その接続形態によって規定されたプロトコル手段に
準じた手法を用いればよい。
【0068】プリンタ1は、未印刷データのページ数を
問い合わせる要求を受け取ると、未印刷ページ数を上記
プロトコル手段によりホスト装置1に出力する。リレー
印刷制御部205は、プリンタ1から受信した未印刷ペ
ージ数情報が「0」ならば、先に出力済みのスプールジ
ョブ1のスプールジョブファィルを削除するとともに、
プリンタ1用の完全排紙管理テーブルメモリからスプー
ルジョブ2の情報を削除すると同時に、スプールジョブ
1のファイル(スプールジョブ記述ファイル1と描画情
報記憶ファイル1)を削除する。
【0069】また、上記未印刷ページ数がP(P>0)
ならば、プリンタ1用の完全排紙管理テーブルメモリの
スプールジョブID「00001」の完全排紙確認済み
ページ数を出力済みページ数−P、すなわち、「100
−P」にし、プリンタ1用の完全排紙管理テーブルメモ
リは、図5に示すようになる。
【0070】この後、リレー印刷制御部205とプリン
タ1ドライバとの間では、上記スプールジョブ1の出力
時と同様にスプールジョブ2の出力処理を行い、スプー
ルジョブ2の出力処理が完了したとき、プリンタ1用の
完全排紙管理テーブルメモリは図6に示すようにな
る。
【0071】リレー印刷制御部205が、プリンタ1の
エラーを認識する手段は、スプールジョブ出力中にエラ
ーを検出する場合、すなわち、ポート1ドライバ→プリ
ンタ1ドライバ→リレー印刷制御部205の順にエラー
が伝わる場合と、全ページ出力後、次に出力するジョブ
が無い場合のアイドリング処理中に検出する場合とがあ
る。
【0072】リレー印刷制御部205は、アイドリング
処理中にスプールキューの待ち行列と、完全排紙未確認
のジョブが存在するプリンタの状態とをポーリング監視
する。リレー印刷制御部205は、プリンタ1に対して
状態取得要求を発行し、プリンタ1から状態値として、
上記「待機中(未印刷データ無しで、印刷もしていない
状態)」、「印刷中」、「エラー中(用紙切れ等のエラ
ーで印刷停止中)」を受信する。
【0073】リレー印刷制御部205は、上記2つのタ
イミングでプリンタ1のエラーを検出すると、上記完全
排紙管理テーブル更新処理を実行する。
【0074】リレー印刷制御部205は、未印刷ページ
数の問い合わせをプリンタ1に対して行い、プリンタ1
の内部バッファに保留されている未印刷ページ数「P
2」を認識すると、プリンタ1用の完全排紙管理テーブ
ルメモリを以下のように操作する。
【0075】図2において、リレー印刷制御部205
が、スプールジョブ2の51ページ目の描画データのプ
リンタ1の出力途中でエラーを検出した場合、もし、プ
リンタ1の未印刷ページ数情報「P2」が、P2≦50
であれば、プリンタ1用の完全排紙管理テーブルメモリ
の記憶内容は、図6に示すようになり、P2>50で
あれば、図6に示すようになる。
【0076】この場合、出力途中の51ページ目の描画
情報は、プリンタ1ではページフレーム未完成状態であ
るため、1ページ分としてカウントされない。
【0077】次いで、リレー印刷制御部205は、プリ
ンタ1で発生したエラーを認識し、プリンタ1に完全排
紙未確認中のジョブが存在するので、上記リレー印刷処
理を実行する。
【0078】リレー印刷制御部205は、プリンタ1で
エラーが発生したため、先に読み込み済みのリレー印刷
制御ファイル204の内容に従って、プリンタ1のリレ
ー(切り換え)先プリンタであるプリンタ2を認識する
と、プリンタ2に対してジョブ出力処理を実行する。
【0079】この時、未印刷ページ数情報「P2」が、
P2≦50(図6の)だった場合、リレー印刷制御部
205は、スプールジョブ2の完全排紙確認済みページ
数である50−P2ページの描画情報からプリンタ2へ
の出力処理を開始する。
【0080】この時、プリンタ2用の完全排紙管理テー
ブルメモリには、スプールジョブID「00002」と
出力開始ページ「50−P2」を記憶する。
【0081】そして、プリンタ2用の完全排紙管理テー
ブルメモリは、未印刷ページ数情報「P2」が、P2≦
50(図6の)だった場合には、図7に示すように
なり、P2>50だった場合には、図7に示すように
なる。
【0082】以上のように、本実施の形態の印刷システ
ムでは、ページ毎に排紙確認を行うのではなく、次のス
プールジョブを出力する前と、プリンタエラーが発生し
た場合のみに排紙確認を行うため、プリンタの印字性能
を劣化させることなく、効率的なリレー印刷処理を行う
ことができる。
【0083】また、完全排紙を確認した次のページから
リレー印刷処理を行うため、プリンタエラー中に、その
プリンタの電源がOFFされた場合の印刷ページ抜け等
の発生を防止できる。
【0084】次いで、リレー印刷制御部205は、プリ
ンタ1のエラーを検出した時、プリンタ1に対して内部
バッファに記憶されたデータの内部データクリア要求を
発行する。プリンタ1では、内部データクリア要求を受
信すると、内部バッファに記憶する全てのページの描画
情報を消去する。
【0085】リレー印刷制御部205は、起動時に読み
込んだリレー印刷制御ファイル204の情報を参照し
て、プリンタ1の代替プリンタ名である「プリンタ2」
を取得すると、プリンタ1用の完全排紙管理テーブルメ
モリの記憶内容を読み込み、エントリ行の全てのスプー
ルジョブのジョブ記述ファイルを書き換え、スプールキ
ューの先頭に移動する。
【0086】この後、リレー印刷制御部205は、スプ
ールキューの先頭ジョブを取り出しにいった時、上記プ
リンタ2にリレーしたスプールジョブを取り出すことに
なり、上記プリンタ1でエラーになったページの描画情
報からプリンタ2に再出力することになる。
【0087】以上のように、本実施の形態の印刷システ
ムでは、エラーが発生したプリンタの内部バッファに記
憶された全てのページ情報をクリアし、完全排紙された
次のページから代替プリンタにリレー出力するため、リ
レー印刷時に同一ページの重複印刷や、ページ抜けの発
生を防止でき、印刷システムの利便性と信頼性を向上で
きる。
【0088】なお、本発明を適用した上記実施の形態に
おいて図2に示した印刷システムの構成では、ホスト装
置1とN台のプリンタをLANを介して接続した場合を
示したが、更に大規模なネットワークに接続された印刷
システムや、より小規模のネットワークに印刷システム
に対しても本発明は適用可能である。
【0089】また、上記実施の形態では、複数の印刷要
求ジョブの各ページ毎に印刷データを順番に印刷装置に
送信してそのバッファ内に記憶させ、印刷装置側で受信
した順番にバッファ内より各ページ毎の印刷データを取
り出して印刷を行うことを前提としており、印刷装置よ
り取得する印刷ページに関する情報は、バッファ内に記
憶されている複数ジョブの印刷データをトータルした未
印刷ページ数情報であり、複数ジョブをトータルした送
信出力済ページ数よりこのトータルした未印刷ページ数
を減算することによって、トータルの完全排紙確認済ペ
ージ数を算出し、各印刷要求ジョブのデータを送信した
順番に個々のジョブの送信出力済ページ数と算出したト
ータルの完全排紙確認済ページ数との比較を行っていく
ことにより、どの印刷要求ジョブのどのページ位置が印
刷未完了ページ位置であるかを特定しているが、前記ト
ータルした未印刷ページ数を印刷装置から取得する代わ
りに前記トータルの完全排紙確認済ページ数と等価の情
報を直接印刷装置から取得することによって以下同様の
方法で印刷未完了ページ位置を特定するようにしてもよ
い。
【0090】また、上記実施の形態では、印刷装置側は
受信した印刷データをジョブ毎に区別することなくトー
タルで扱っているが、各ジョブ毎に印刷ページ数情報を
管理するようにし、印刷制御装置側は、各ジョブ毎に未
印刷ページ数情報または完全排紙済ページ数情報を取得
して各ジョブ毎の印刷未完了ページ位置を特定するよう
にしてもよく、その場合には複数の印刷要求ジョブの各
ページの印刷を順番に行わず、交互に行うような印刷制
御においても同様の効果を期待することが可能となる。
【0091】
【発明の効果】請求項1記載の発明の印刷制御装置、及
び請求項5記載の発明の記憶媒体によれば、エラー等に
より印刷が中断された際に、印刷出力が完了した次のペ
ージ位置を認識しているので、印刷装置に対して電源O
FFやリセット等の操作が行われた場合でも、正しいペ
ージ位置からのデータ送信により印刷ページ抜けが発生
することなく印刷を再開することができ、印刷システム
の利便性と信頼性を向上できる。
【0092】請求項2記載の発明の印刷制御装置によれ
ば、エラーが発生した印刷装置のバッファ内に記憶され
ている印刷出力未完了の印刷要求データを削除すること
により、他の印刷装置に切り換えて未印刷ページの印刷
を継続する場合でも、エラーが発生した印刷装置の復帰
時に余分なページが印刷されてしまうことを防止するこ
とができる。
【0093】請求項3記載の発明の印刷制御装置によれ
ば、エラー発生時に切り換えて印刷を継続するための印
刷装置を予め指定しておくことができるため、用紙切れ
等のエラーが発生する可能性のある環境においても自動
的に継続印刷を行うことができる。
【0094】請求項4記載の発明の印刷制御装置によれ
ば、複数の印刷要求ジョブのデータを印刷装置に送信し
ている場合でも、どの印刷要求ジョブのどのページ位置
まで印刷出力が完了したかを確認でき、また、その認識
のために必要な未印刷ページ数を印刷装置から取得する
回数を必要最小限にすることができるので、印刷性能に
影響することなく、複数印刷要求ジョブに対する適切な
印刷制御を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した一実施の形態における印刷シ
ステムのホスト装置1の要部構成を示すブロック図であ
る。
【図2】図1のホスト装置1の印刷制御機能を示す機能
ブロックと、その機能ブロックに接続されたN台のプリ
ンタの構成とを示す図である。
【図3】図2のスプールジョブ記述ファイルの構成例と
描画情報記憶ファイルの構成例とを示す図である。
【図4】図2のリレー印刷制御ファィル204の構成例
を示す図である。
【図5】図2のスプールジョブ1に係るプリンタ1用の
完全排紙管理テーブルメモリの記憶過程を示す図であ
る。
【図6】図2のスプールジョブ1、2に係るプリンタ1
用の完全排紙管理テーブルメモリの記憶過程を示す図で
ある。
【図7】図2のスプールジョブ1、2に係るプリンタエ
ラー発生時のプリンタ2用の完全排紙管理テーブルメモ
リの記憶内容を示す図である。
【図8】図1のCPU2により実行される印刷制御処理
の一部を示すフローチャートである。
【図9】図8に続く印刷制御処理の一部を示すフローチ
ャートである。
【図10】図1のCPU2により実行される完全排紙管
理テーブル更新処理を示すフローチャートである。
【図11】図1のCPU2により実行されるリレー印刷
処理を示すフローチャートである。
【図12】従来の印刷システムにおけるプリンタエラー
発生時の処理過程を説明するための図である。
【符号の説明】
1 ホスト装置 2 CPU 3 入力装置 4 RAM 5 表示装置 6 LANポート 7 記憶装置 8 記憶媒体 9 バス 201 アプリケーションプログラム(AP1) 202 グラフィカルデバイスインタフェース(GD
I) 203 スプール制御部 204 リレー印刷制御ファイル 205 リレー印刷制御部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年11月8日(2000.11.
8)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 印刷制御装置、及び記録媒体
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の印刷ジョブ
を複数の印刷装置で印刷する際に、状況に応じて印刷装
置の切換制御を行う印刷制御装置、及びその制御プログ
ラムを記憶した記録媒体に関する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】バッファリング機能付き印刷装置は、例え
ば、LAN(Local Area Network)に接続されて、複数
の利用者から共有して利用される。多くの利用者からの
印刷要求ジョブが集中した際の、印刷装置の負荷を分散
して印刷待ち時間を減らすために、複数の印刷装置をL
AN上に接続する場合も多くなっている。この場合、予
め印刷装置を幾つかのグループに分類しておき、グルー
プ内のある印刷装置に、印刷中に用紙切れ等の印刷エラ
ーが発生した場合、自動的に同じグループ内の他の印刷
装置に切り換えて印刷するリレー印刷機能が利用されて
いる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】そして、リレー印刷制御部102は、プリ
ンタ1のエラー検出後、グループ化されたプリンタの中
から他の空いているプリンタ2を検出し、エラー検出し
た56ページ〜100ページの印刷データをプリンタ1
からプリンタ2に切り換えて送出し、印刷を続行する。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この場
合、プリンタ1のエラーが回復せず、電源を落としてし
まったような場合には、51ページ〜55ページまでの
印刷データは印刷出力されないまま失われてしまう。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】一方、プリンタにバッファリングされてい
る印刷データの出力状況を、ホストコンピュータからの
要求に応じて認識可能な技術も知られているが、通常、
プリンタ側では複数の印刷ジョブ毎に印刷データの出力
状況を管理するようなインテリジェント機能を持ってい
ない。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】このため、1つの印刷要求ジョブに含まれ
る全ての印刷頁データの印刷出力が完了してから、次の
印刷要求ジョブのデータをプリンタへ送信するような場
合には、エラーによる中断があっても印刷出力の未完了
頁位置を特定できる。しかしながら、複数の印刷ジョブ
のデータを連続してプリンタに送信するような場合に
は、複数の印刷ジョブ毎に印刷データの出力状況を管理
できないので、印刷処理が中断された際の印刷出力の未
完了頁位置を特定することができなかった。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】本発明の課題は、複数の印刷ジョブを複数
の印刷装置で印刷する場合に、いずれかの印刷装置にお
いて用紙切れ等のエラーが発生した際に、中断された印
刷ジョブの未だ印刷が完了していないページから他の印
刷装置へ切り換えて印刷することを可能にすることであ
る。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】特に、複数の利用者からの複数の印刷ジョ
ブを連続して処理するような場合において、複数の印刷
ジョブ毎に印刷データの出力状況を管理するようなイン
テリジェント機能を持たないプリンタへ印刷ジョブを出
力する場合であっても、印刷効率を低下させること無く
複数印刷ジョブの切り換え印刷を行えるようにすること
である。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の手段は
次の通りである。複数の印刷装置に対する印刷データの
出力制御を行う印刷制御装置であって、利用者から要求
された複数の印刷要求ジョブに含まれる複数頁の印刷デ
ータを、前記複数の印刷装置の少なくとも1つに対して
順次送信する送信手段と、前記送信手段によって送信さ
れた印刷データの印刷出力状況を各印刷要求ジョブ毎に
管理する管理手段と、前記印刷装置の印刷出力状況を取
得し、その印刷装置の印刷出力状況に基づいて、前記印
刷要求ジョブ毎に管理される印刷データの印刷出力状況
を更新する更新手段と、前記印刷装置による印刷処理が
エラーの発生により中断された際に、前記印刷要求ジョ
ブ毎に管理される印刷データの印刷出力状況に基づい
て、印刷出力が中断された印刷要求ジョブおよび中断さ
れた頁位置を特定する特定手段と、エラー状態でない印
刷装置に対して、前記印刷出力が中断された印刷要求ジ
ョブの中断された頁位置からの印刷データを再度送信す
る再開手段と、を備えたことを特徴としている。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】請求項6の発明の手段は次の通りである。
ネットワーク接続された複数の印刷装置に対する印刷デ
ータの出力制御を行う印刷制御装置であって、利用者か
ら要求された複数の印刷要求ジョブに含まれる複数頁の
印刷データを、前記複数の印刷装置の少なくとも1つに
対して順次送信する送信手段と、前記印刷装置による印
刷処理がエラーの発生により中断された際に、前記印刷
装置に送信した印刷データの内、印刷出力が中断された
印刷要求ジョブおよびその印刷要求ジョブにおける未印
刷出力完了頁位置を特定する特定手段と、ネットワーク
接続された他のエラー状態でない印刷装置を選択し、前
記印刷出力が中断された印刷要求ジョブの未印刷出力完
了頁位置からの印刷データをその選択された印刷装置に
対して再度送信する再開手段と、を更に備えたことを特
徴としている。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】削除
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0091
【補正方法】変更
【補正内容】
【0091】
【発明の効果】請求項1記載の発明の印刷制御装置、及
び請求項7記載の発明の記録媒体によれば、プリンタ側
に複数の印刷ジョブ毎の印刷状況を管理するようなイン
テリジェント機能を持たなくとも、例えばプリンタにバ
ッファリングされている単純な未印刷頁数の情報を取得
するだけで、プリンタへ送信した複数の印刷ジョブの中
で印刷出力が中断された印刷要求ジョブおよび中断され
た頁位置を特定することができる。複数の利用者からの
連続した複数の印刷要求ジョブを処理するような場合に
おいても、1つの印刷要求ジョブの処理毎に印刷出力の
完了を待つことなく、連続して複数の印刷要求ジョブの
印刷頁デ−タをプリンタに送信することができ、エラー
等により印刷が中断された際に、プリンタに対して電源
OFFやリセット等の操作が行われた場合でも、中断さ
れた印刷要求ジョブの正しいページ位置からのデータ送
信により印刷ページ抜けが発生することなく印刷を再開
することができ、印刷システムの利便性と信頼性を向上
できる。
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0093
【補正方法】変更
【補正内容】
【0093】請求項3記載の発明によれば、エラーの回
復を待つこと無く、未印刷頁からの印刷データを他のエ
ラー状態でない印刷装置に切り換えて直ちに印刷を続行
することができる。請求項4記載の発明によれば、複数
の印刷要求ジョブのデータを印刷装置に送信している場
合でも、どの印刷要求ジョブのどの頁位置まで印刷出力
が完了したかを確認できる。請求項5記載の発明によれ
ば、ジョブ毎の出力完了頁を認識するために印刷装置か
ら未印刷頁数を取得する回数を必要最小限にすることが
できるので、印刷性能に影響することなく、複数印刷要
求ジョブに対する適切な印刷制御を行うことができる。
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0094
【補正方法】変更
【補正内容】
【0094】請求項6記載の発明の印刷制御装置、及び
請求項8記載の発明の記録媒体によれば、複数の利用者
からの連続した複数の印刷要求ジョブを処理するような
場合において、1つの印刷要求ジョブの処理毎に印刷出
力の完了を待つことなく、連続して複数の印刷要求ジョ
ブの印刷頁デ−タをプリンタに送信することができ、エ
ラー等により印刷が中断された際に、ネットワーク上の
他のエラー状態でないプリンタに対し、中断された印刷
要求ジョブの正しいページ位置からのデータ送信により
印刷ページ抜けが発生することなく印刷を再開すること
ができ、印刷システムの利便性と信頼性を向上できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田村 恒治 東京都東大和市桜が丘2丁目229番地 カ シオ計算機株式会社東京事業所内 (72)発明者 波多野 英二 東京都東大和市桜が丘2丁目229番地 カ シオ計算機株式会社東京事業所内 (72)発明者 津留見 誠 東京都東大和市桜が丘2丁目229番地 カ シオ計算機株式会社東京事業所内 (72)発明者 福本 直樹 東京都東大和市桜が丘2丁目229番地 カ シオ計算機株式会社東京事業所内 Fターム(参考) 2C061 AP01 HN23 HP00 HQ01 2C087 AB05 AB08 BA03 BC04 DA09 5B021 BB02 CC04 DD07 EE02 NN21

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】受信した複数ページの印刷要求データを一
    時的にバッファに記憶した後、このバッファからデータ
    を取り出しながら1ページずつ順番に印刷を行う印刷装
    置を制御する印刷制御装置であって、 前記印刷装置に送信した印刷データに対する印刷が途中
    で中断された場合に、その印刷装置より印刷ページに関
    する情報を取得することにより、印刷要求を受けたジョ
    ブに対する印刷未完了ページ位置を特定する印刷未完了
    ページ位置特定手段と、 前記中断された印刷の再開を行う際に、その印刷の再開
    を行う印刷装置に対して、前記印刷未完了ページ位置か
    らの印刷データの送信を行う印刷データ再送手段と、 を具備したことを特徴とする印刷制御装置。
  2. 【請求項2】前記印刷装置によるエラーの発生により印
    刷が中断された場合には、その印刷装置のバッファに記
    憶されている印刷出力未完了の印刷要求データを削除す
    る印刷要求削除手段を更に具備し、 前記印刷再開データ送信手段は、前記印刷が中断された
    印刷装置とは別の印刷装置に対して印刷未完了ページ位
    置からの印刷データの送信を行うようにしたことを特徴
    とする請求項1記載の印刷制御装置。
  3. 【請求項3】印刷装置のエラー発生時に印刷装置を切り
    換えて継続印刷を行うための切換先 印刷装置を予め指定する切換先印刷装置指定手段を更に
    具備し、 印刷装置のエラー発生時には、前記切換先印刷装置指定
    手段で指定されている印刷装置に対して前記印刷データ
    再送信手段による印刷未完了ページ位置からの印刷デー
    タの送信を行うようにしたことを特徴とする請求項1記
    載の印刷制御装置。
  4. 【請求項4】複数の印刷要求ジョブの各々について前記
    印刷装置に送信した印刷データのページ数を記憶する送
    信ページ数記憶手段を更に具備し、 前記印刷未完了ページ位置特定手段は、前記印刷装置よ
    り取得した印刷中のページに関する情報と、前記送信ペ
    ージ数記憶手段に記憶した各印刷要求ジョブに対する送
    信ページ数情報とに基づいて、各々のジョブに対する印
    刷未完了ページ位置を特定するようにしたことを特徴と
    する請求項1記載の印刷制御装置。
  5. 【請求項5】受信した複数ページの印刷要求データを一
    時的にバッファに記憶した後、このバッファからデータ
    を取り出しながら1ページずつ順番に印刷を行う印刷装
    置を制御するためのコンピュータが実行可能なプログラ
    ムを格納した記憶媒体であって、 前記印刷装置に送信した印刷データに対する印刷が途中
    で中断された場合に、その印刷装置より印刷ページに関
    する情報を取得することにより、印刷要求を受けたジョ
    ブに対する印刷未完了ページ位置を特定するためのコン
    ピュータが実行可能なプログラムコードと、 前記中断された印刷の再開を行う際に、その印刷の再開
    を行う印刷装置に対して、前記印刷未完了ページ位置か
    らの印刷データの送信を行うためのコンピュータが実行
    可能なプログラムコードと、 を含むプログラムを格納したことを特徴とする記憶媒
    体。
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