JP2001056188A - 蒸気圧縮式冷凍サイクル等に使用される熱交換器 - Google Patents

蒸気圧縮式冷凍サイクル等に使用される熱交換器

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JP2001056188A JP11300138A JP30013899A JP2001056188A JP 2001056188 A JP2001056188 A JP 2001056188A JP 11300138 A JP11300138 A JP 11300138A JP 30013899 A JP30013899 A JP 30013899A JP 2001056188 A JP2001056188 A JP 2001056188A
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清一 山本
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F25B9/008Compression machines, plants or systems, in which the refrigerant is air or other gas of low boiling point characterised by the refrigerant the refrigerant being carbon dioxide

Abstract

(57)【要約】 【課題】 オゾン層の破壊の原因となるフロンに代わる
冷媒として、二酸化炭素CO2が冷媒として研究中であ
り、特に、超臨界圧力で運転される蒸気圧縮型空気調和
装置で使用されている従来の熱交換器では、構造が複雑
でしかも低圧冷媒が外気に曝されているので、断熱が必
要である。また、高圧側の圧力は、例えば、CO2の場
合、15MPaで、従来使用中の1.5MPaである冷媒(R13
4a)に対して高圧であるので、耐圧強度が求めれてい
る。従って、熱交換器を簡単な構造として、且つ冷却効
果を向上させること、更に超臨界圧力で運転される蒸気
圧縮型空気調和装置において、効率的な熱交換器を備え
た冷凍サイクルを実現することにある。 【解決手段】 低圧で低温の媒体が流れる管路を囲むよ
うに外側に、高圧で高温の媒体が流れる管路を設けて熱
交換を行わせる熱交換器として構成し、特に、圧縮機、
ガス冷却器、内部熱交換器、受液器、蒸発器、膨張弁を
有する超臨界サイクルを利用した蒸気圧縮式装置構造に
おいて好適となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空調装置に用いら
れる熱交換器に関し、特に、冷凍回路の一部において超
臨界状態が生じる空調装置に用いられる熱交換器に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】現在地球環境を考慮し、冷凍回路に封入
される冷媒の脱フロン化が進められている。そして、こ
の脱フロン化の一つとして二酸化炭素(CO2)を冷媒
として用いる蒸気圧縮式冷凍空調装置(以下、CO2
凍空調装置と略称する。)が提案されている。
【0003】図1は、上述したCO2冷凍空調装置の回
路構成図である。図1を参照すると、冷凍空調装置は、
圧縮機101、ガス冷却器102、膨張弁104及び蒸
発器105を有する冷凍回路を備えている。この空調装
置が運転されると、冷媒である二酸化炭素は、圧縮機1
01、ガス冷却器102,膨張弁104,蒸発器105
の順で移動し、圧縮機101に戻る。そして、空調装置
の運転が続く間、上記したような冷媒の移動が繰り返さ
れる。
【0004】なお、参照符号103は、受液器(気液分
離器とも言う)を示しており、蒸発器105と圧縮機1
01との間の位置に設けられる。さらに、圧縮機101
は吐出圧力の設定値が高いものが選ばれている。この理
由は、外気温度が高い場合にあっても、所望の冷凍能力
を確保出きるようにするためである。
【0005】それから、図1には四つの点A,B,C及び
Dが示されており、点Aは圧縮機101の入口側で且つ
受液器103の出口側、点Bは圧縮機101の出口側、
点Cはガス冷却器102の出口側、そして点Dは蒸発器
105の入口側の位置をそれぞれ表している。
【0006】図2は、二酸化炭素のp−h線図であり、
縦軸は圧力(p)、横軸はエンタルピ(h)を示してい
る。図中に示される四つの点A,B,C及びDは、図1中
の四つの点A,B,C及びDが表す位置における冷媒の状
態に対応している。そして、これら四つの点A,B,C及
びDを結ぶことで、図1で示したCO2冷凍空調装置の
冷凍サイクルが表現される。
【0007】図2を中心に図1をも参照して、上記した
CO2冷凍空調装置の冷凍サイクルを以下に説明する。
CO2冷凍空調装置の運転によって圧縮機101が稼働
すると、冷媒のCO2ガスが圧縮され、圧力は、等エン
トロピー曲線S1沿って上昇する。即ち、点Aでの圧力
1(MPaメガ・パスカル)から、点Bでの圧力P
2(MPa)まで上昇する。そして、点Bに至った冷媒C
2は、その臨界点を超えた超臨界の状態となってい
る。P2(MPa)まで上昇した冷媒CO2は、ガス冷却器
102に移動し、ここを通過する際の放熱作用によっ
て、点Bから点Cに向けて等圧冷却される。等圧冷却さ
れ点Cの位置に至った冷媒CO2は、依然として臨界点
を超えた超臨界の状態にある。なお、ガス冷却器102
の近傍には、モータファン(図示せず)が配設されてお
り、これによってガス冷却器102に於ける放熱作用が
促進されている。
【0008】点Cの位置まで冷却された冷媒CO2は、
膨張弁104に移動し、ここを通過する。そして、通過
の際の膨張作用によってCO2冷媒は、その圧力をP
1(MPa)まで降下させられ点Dに至る。点Dに至ったC
2冷媒は、湿り気蒸気の状態となっている。なお、点
Cから点Dに至る過程において、CO2冷媒にエンタル
ピの変化は生じていない。
【0009】次に、点Dの位置に至り湿り蒸気となった
CO2冷媒は、蒸発器105に移動し、ここを通過する
際の吸熱作用によって、点Dから点Aに向けて等圧加熱
されて飽和蒸気となる。そして、この蒸発器105にお
ける吸熱作用によって、蒸発器105の外方の流体(一
般的には空気)が冷却される。
【0010】ところで、フロン冷媒(例えば、R22や
R134a)が封入された冷凍回路を備えた冷凍空調装
置にあっては、点Bと点Cを結ぶ等圧力線に沿って等圧
冷却された冷媒は、飽和液線S1以下の温度となって冷
媒は液相化する。このため、等圧冷却過程に使用される
熱交換器は、一般的に凝縮器と呼ばれている。
【0011】一方、上述した冷媒にCO2を用いた冷凍
空調装置においては、点Bと点Cを結ぶ等圧力線に沿っ
て等圧冷却された冷媒は、超臨界の状態にあって液相化
していない。それ故、冷媒にCO2を用いた冷凍空調装
置において、等圧冷却過程に使用される熱交換器は一般
的にガス冷却器またはガス放熱器と呼ばれている。しか
しながら、凝縮器と呼ばれる熱交換器とガス冷却器(ガ
ス放熱器)と呼ばれる熱交換器とは、基本機能において
差異は無い。
【0012】話を元に戻し、図2を参照して、上記した
CO2冷凍空調装置の運転中における冷媒の状態変化の
説明を続ける。さて、圧縮過程(点Aから点Bに向かう
状態変化)並びに膨張過程(点Cから点Dに向かう状態
変化)は断熱変化であり、封入冷媒と外部流体(一般的
には空気)との間で熱の交換は行われない。しかしなが
ら、圧縮過程にあっては、圧縮機10がCO2ガスを圧
縮するために行った仕事が熱に変換される。
【0013】この結果、圧縮過程では、図2で示すよう
に、等エントロピー線S1に沿って点Aから点Bへと状
態変化する。従つて、放熱過程(点Bから点Cに向かう
状態変化)における変化熱量h2と吸熱過程(点Dから
点Aに向かう状態変化)における変化熱量h1との関係
は、h2>h1となる。さらに、図2で示した冷凍空調装
置の性能は熱量h1およびh2を用いて以下のように表す
ことが出来る。 ε=h1/(h2−h1)………(1) ここで、ε(イプシロン)は、成績係数であり、冷凍空
調装置の性能を示し、h1は冷凍熱量、(h2−h1
は、圧縮仕事を示している。上記の式から分かるよう
に、成績係数εを大きくするためには、すなわち冷凍空
調装置の性能を上げるためには、(1)式において分母
を小さくするか、あるいは分子を大きくすればよい。
【0014】成績係数εを大きくする(冷凍空調装置の
性能を上げる)例として、図3で示すようなCO2冷凍
空調装置が提案されている。
【0015】図3を参照し、この冷凍空調装置の説明を
行う。図3において、図1の参照符号と同一なものは同
じ構成要素を示しており、これらについての説明は省略
する。 さて、参照符号106は内部熱交換器と呼ばれ
るものであり、ガス冷却器102から膨張弁04に移動
する冷媒と、受液器103から圧縮機101に移動する
冷媒との間で熱交換を行わせるものである。
【0016】図3には、六つの点A,A´,B´,C,C´
及びD´が示されている。ここで、点Aは、圧縮機10
1の入口側で受液器103と内部熱交換器106との
間、点A´は、圧縮機101の入口側で内部熱交換器1
06と圧縮機101との間、点B´は、圧縮機101の
出口側、点Cはガス冷却器102の出口側でガス冷却器
102と内部熱交換器106との間、点C´はガス冷却
器102の出口側で内部熱交換器106と膨張弁104
との間、そして点D´は蒸発器105の入口側の位置を
それぞれ表している。なお、ガス冷却器102と蒸発器
105との近傍には、モーターファン102aとブロワ
ーファン105aが、それぞれ配設され、ガス冷却器1
02における放熱作用ならびに蒸発器105における吸
熱作用を促進させている。
【0017】図4は、図2と同様な二酸化炭素(C
2)のp-h線図である。図4中に示される四つの点A
´,B´,C´及びD´は、図3中の四つの点A´,B´,
C´及びD´が示す位置における冷媒の状態に対応して
いる。そして、図4中の四つの点A´,B´,C´及びD
´を結ぶことで、図3で示したCO2冷凍空調装置の冷
凍サイクルが表現される。なお、図4中の四つの点A、
B、C及びDを結んで示される冷凍サイクルは、図2中
で示された冷凍サイクルと同一のものである。さらに、
図3中の実線矢印はCO2 冷媒の移動の方向を表してい
る。
【0018】さて、図4を中心に図3も参照して、図3
で示したCO2冷凍空調装置の冷凍サイクルについて説
明する。
【0019】CO2冷凍空調装置の運転によって、圧縮
機101が稼働すると、冷媒のCO2ガスが圧縮され、
圧力は等エントロピー曲線S2に沿つて上昇する。即
ち、点A´での圧力P1(MPa)から点B´での圧力P2(M
Pa)まで上昇する。そして、点Bに至った冷媒CO
2 は、その臨界点を超えた超臨界の状態となっている。
ここで、点A´は、点Aと等圧であるが、△hだけ熱量
が大きい状態を示している。
【0020】これは、内部熱交換器106において、蒸
発器105から移勤してきた低温低圧のCO2 冷媒が、
ガス冷却器102から移動してきた高温高圧のCO2
媒から△hの熱を吸収したことによっている。また、点
B´は、点Bと等圧であるが△h´だけ熱量が大きい状
態を示している。また、点B´における温度T2 は、点
Bにおける温度T1 より高くなっている。なお、CO2
冷媒の―般特性として△h´は、△hより大きな値とな
る(△h´>△h)。
【0021】P2(MPa)まで上昇した冷媒は、ガス冷却
器102に移動し、ここを通過する際の放熱作用によっ
て、点B´から点Cに向けて等圧冷却される。等圧冷却
され点Cの位置に至った冷媒CO2は、依然として臨界
点を超えた超臨界の状態にある。
【0022】等圧冷却され点Cの位置に至った冷媒は、
内部熱交換器106に移動し、ここを通過する際の熱交
換作用によって、更に冷却され点C´に至る。点C´
は、点Cと等圧であるが、△hだけ熱量が小さい状態を
示している。点C´の位置に至った冷媒CO2 は、CO
2 冷凍空調装置の仕様に応じて超臨界あるいは液相のど
ちらかの状態となっている。
【0023】点C´の位置まで冷却された冷媒CO
2は、膨張弁104に移動し、ここを通過する。そし
て、通過の際の膨張作用によつてCO2冷媒は、その圧
力をP1(MPa)まで降下させられ点D´に至る。点D´
に至ったCO2 冷媒は、湿り蒸気の状態となっている。
【0024】なお、点C´から点D´に至る過程におい
て、CO2 冷媒にエンタルピの変化は生じていない。次
に、点D´の位置に至り湿り蒸気となったCO2 冷媒
は、蒸発器105に移動し、ここを通過する際の吸熱作
用によって点D´から点Aに向けて等圧加熱され飽和蒸
気となる。そして、この蒸発器105における吸熱作用
によって蒸発器105の外方の流体(一般的には空気)
が冷却される。従つて、(h1+△h)の熱量が蒸発器
105によって吸熱されることになる。 等圧加熱され
点Aの位置に至った冷媒は、内部熱交換器106に移動
通過し、既に述べたここでの熱交換作用によって、更に
等圧加熱され点A´に至る。
【0025】ここで、図3で示した冷凍空調装置の成績
係数εは、以下の式で表すことが出来る。 ε=(h1+△h)/(h2−h1)+(△h´ー△h)………(2) 一方、CO2 冷媒の一般特性として、△h>(△h´−
△h)なる関係がある。このことから、図1で示した冷
凍空調装置の成績係数ε((1)式参照)より図3で示
した冷凍空調装置の成績係数ε((2)式参照)の方が
大きくなることが分かる。すなわち、冷凍性能は、図1
で示した冷凍空調装置より図3で示した冷凍空調装置の
方が良くなることが分かる。さらに、図3で示した冷凍
空調装置の蒸発器105では、(△h+h1)の熱吸収
が行われことになり、図1で示した冷凍空調装置の蒸発
器105での熱吸収(h1)より大きな値となる。従つ
て、図3で示した冷凍空調装置の蒸発器105のほう
が、図1で示した冷凍空調装置の蒸発器105より冷却
効果を高めることが出来る。従って、内部熱交換器を工
夫することにより、(1)式と(2)式の成績係数εの
差(増加分)を大きくすることが出来る。すなわち、冷
凍空調装置の冷凍性能向上を高めることが出来る。
【0026】ところで、図3で示した、冷凍空調装置に
適用される内部熱交換器は、従来から知られている(例
えば、特開平9−113152号)。図19ならびに図
3を参照して、特開平9−113152号で開示した内
部熱交換器について詳述する。
【0027】内部熱交換器106は、第1ならびに第2
の渦巻状の流路20、30を有している。第1と第2の
流路20、30は互いに隔壁を介して連続的に隣接して
いる。 第1の流路20は―端に入口部21、他端に出
口部22を有している。第1の流路20の入口部21
は、ガス冷却器102の出口側(図3参照)に連結さ
れ、出口部22は膨張弁104の入口側(図3参照)に
連結されている。第1の流路20と同様に、第2の流路
30も―端に入口部31、他端に出口部32を有してい
る。そして、第2の流路30の入口部31は、受液器1
03の出口側(図3参照)に連結され、出口部32は圧
縮機101の入ロ側(図3参照)に連結されている。従
って、第1の流路20には、ガス冷却器102から移動
してくる高温高圧の冷媒が流れ(図19中の実線矢印参
照)、第2の流路30には蒸発器105から受液器10
3を経て移動してくる低温低圧の冷媒が流れる(図19
中の破線矢印参照)ことになる。
【0028】図19から分かるように、第1の流路20
の入ロ部21と第2の流路30の出口部32とは、渦巻
きの内方開始端にあって互いに隣接配置されている。ま
た、第1の流路20の出口部22と第2の流路30の入
口部31とは、渦巻きの外方終了端にあって互いに隣接
配置されている。そして、低温低圧の冷媒が流れる第2
の流路30の最外周部301は、高温高圧の冷媒が流れ
る第1の流路20の最外周部201を取り囲むよう配置
されている。上記したように、第1の流路20と第2の
流路30とが互いに隔壁を介して連続的に隣接している
ので、第1の流路を流れる高温高圧の冷媒と第2の流路
30を流れる低温低圧の冷媒との間で熱交換が行われる
ことになる。
【0029】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たような内部熱交換器106にあっては、低温低圧の冷
媒が流れる第2の流路30の最外周部301が、高温高
圧の冷媒が流れる第1の流路20の最外周部201を取
り囲むように配置されているので、第2の流路30の最
外周部301は内部熱交換器106の外方の流体(―般
的には空気)と接触することになる。それ故、流路30
を流れる低温低圧の冷媒の一部は、内部熱交換器106
の外方の空気と熱交換を行うことになる。
【0030】この為、内部熱交換器106において高温
高圧の冷媒は、全ての低温低圧の冷媒を対象にして放熱
することが出来ない。この結果、高温高圧の冷媒の放熱
量は高温高圧の冷媒が全ての低温低圧の冷媒を対象にし
て放熱した場合の熱量△hより小さくなってしまう(△
h>△ha)。ここで、△haは、高温高圧の冷媒が低温
低圧の冷媒の一部を除いた状態で、これに放熱した量を
示している。従つて、蒸発器105での熱吸収は,(△
a+h1)で示すことが出来る。
【0031】このことは、高温高圧の冷媒が全ての低温
低圧の冷媒を対象にして放熱した場合、(△h+h1
と較べ、蒸発器105における冷却効果の高まりが抑制
されてしまうことを意味している。さらにまた、図3で
示した冷凍空調装置の成績係数εの向上が、抑えられて
しまうことも意味している。
【0032】上記不具合を解消するには、流路30の最
外周部301の外縁に断熱壁を設け、これによって外方
空気の低温低圧の冷媒への熱的影響を遮断すればよい
が、一方で内部熱交換器106の構造が複雑化してしま
うという問題が生じてしまう。それから、流路20およ
び30を、渦巻状に形成すること自体、内部熱交換器1
06の構造を複雑にさせており、製造工数ならびに製造
コストを引き上げる要因となっている。
【0033】さらにまた、冷媒として、R134aが封
入される従来の冷凍回路では、高圧側の流路の圧力は、
約1.5MPa(メガ・パスカル)であるのに対し、二酸
化炭素CO2 が封入され超臨界状態が発生するような冷
凍回路では、高圧側の流路の圧力が約15MPaとなる
ことから、高い耐圧強度を有する内部熱交換器が求めら
れている。
【0034】以上のことに鑑み、本願発明が解決しよう
とする課題は、構造が簡単でしかも熱交換能力が損なわ
れない内部熱交換器を提供することである。また、本願
発明が解決しようとする更なる課題は、高い耐圧強度を
有する内部熱交換器を提供することである。
【0035】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、低圧で低温の冷媒が流れる管路を囲むよう
に外側に、高圧で高温の媒体が流れる管路を設けて熱交
換を行わせる蒸気圧縮式冷凍サイクル等に使用される熱
交換器を提供する。また、低圧・低温の媒体が流れる管
路を囲むように外側に、高温・高圧の媒体が流れる複数
の細管を、該低圧・低温の媒体が流れる管路周囲に環状
に設けて熱交換を行わせる。
【0036】高温・高圧の媒体が流れる管路から複数の
細管を分別して構成し、その内側に低温低圧の媒体が流
れる管路を挿入して熱交換器を形成する。
【0037】前記細管の間隙には熱伝達物質を充填して
熱交換器を形成する。
【0038】更に、低圧の媒体が流れる管路を蛇行状に
形成し、該管路を囲むように外側に高圧の媒体が流れる
管路を巻き付けて熱交換器を構成する。
【0039】低圧の媒体が流れる管路を囲むように外側
に、高圧の媒体が流れる管路を螺旋状に巻き付けて熱交
換器を構成し、低圧の媒体が流れる管路の随意の箇所に
熱交換の能力に必要に応じて設置できるようにする。
【0040】本発明の熱交換器をガスクーラのファンの
風量が届く範囲内に配置することで、冷却効果の向上を
図り熱交換の能力を上げる。
【0041】本発明は、圧縮機、ガス冷却器、内部熱交
換器、受液器、膨張弁、及び蒸発器を備えた、超臨界サ
イクルを利用した蒸気圧縮式空気調和装置において、前
記内部熱交換器は、低圧の管路を囲むように外側に高圧
の管路を設ける構成として、熱交換を行わせるものとし
た蒸気圧縮式空気調和装置を提供する。
【0042】
【発明の実施の形態】本発明の実施例について図面を参
照しつつ、以下詳述する。
【0043】図5は、本発明の第1の実施例に基づく内
部熱交換器の断面斜視図を示している。この内部熱交換
器は、図3で示したような冷凍空調装置に適用される。
図5を参照して説明すれば、内部熱交換器40は、直線
状の大径管41とその内部に同心状に配設された直線状
の中径管42を有している。従つて、大径管41と中径
管42との間には円環柱状の隙間43が画成される。隙
間43にはその軸方向に沿って複数の直線状の小径管4
4が配設されており、周方向で略等間隔に配置されてい
る。さらに小径管44を除いた隙間43には小径管44
の軸方向長さに渡つて伝熱性の高い部材、例えばアルミ
合金製の部材43aが充填されている。
【0044】なお、上記した三つの管41、42及び4
3は、高い伝熱性を有する物質、例えばアルミ合金で形
成されている。
【0045】図6をも参照して、説明を続けると、管の
軸方向寸法は、中径管42、大径管41そして小径管4
4の順で小さくなっている。小径管44の両端は、図6
中の破線で示す部分まで延在している。大径管41の両
端部は閉塞部411および412によって、それぞれ閉
塞されている。さらに、大径管41の両端部の外側面に
は、入口管401および出口管402がそれぞれ設けら
れている。入口管401を介してガス冷却器102の出
口側(図3参照)と小径部44の一端とが連通され、出
口管402を介して膨張弁104の入口側(図3参照)
と小径部44の他端とが連通されている。
【0046】この結果、複数の小径管44により、第1
の流路44aが形成される。中径管42は、その両端を
大径管41の両閉塞部411、412にそれぞれ貫通さ
せている。中径管42の一端開ロ部421は、受液器1
03の出口側(図3参照)と連通して入口部と為し、他
端開口部422は圧縮機101の入口側(図3参照)と
連通して出ロ部と為している。こうして、中径管42に
よって第2の流路42aが形成される。
【0047】上記のような内部熱交換器40を有するC
2 冷凍空調装置が運転すると、受液器103から移動
してきた低温低圧の冷媒が、入ロ部421を介して第2
の流路42aを流れ(図6中の破線矢印参照)、ガス冷
却器102から移動してきた高温高圧の冷媒が、入ロ管
401を介して第1の流路44aを流れる(図6中の実
線矢印参照)。そしてこの時、第1の流路44aを流れ
る高温高圧の冷媒と第2の流路42aを流れる低温低圧
の冷媒との間で熱交換が行われる。第2の流路42aを
流れた低温低圧の冷媒は、出ロ部422を介して圧縮機
101の入口側へと移動し(図6中の破線矢印参照)、
第1の流路44aを流れた高温高圧の冷媒は出口管40
2を介して膨張弁104の入口側へと移動する(図6中
の実線矢印参照)。
【0048】図5及び図6で示すように、本実施例によ
れば、第1の流路44aは、高温高圧の冷媒が流れる複
数の小径管44によって構成され、第2の流路42aは
低温低圧の冷媒が流れる単―の中径管42によって構成
されている。そして、小径管44は、中径管42を径方
向外方で等間隔を置いて取り囲んでいる。従って、第2
の流路42aを流れる低温低圧の冷媒の全てが第1の流
路44aを流れる高温高圧の冷媒と熱交換を行うことに
なる。この為、内部熱交換器106において、高温高圧
の冷媒は、全ての低温低圧の冷媒を対象にして放熱する
ことが出来る。
【0049】更に、第1の流路44aを流れる高温高圧
の冷媒の一部は、内部熱交換器106の外方の流体(一
般的には空気)と接触することになる。この為、第1の
流路44aを流れる高温高圧の冷媒の一部は、内部熱交
換器106の外方の空気とも熱交換を行うことになる。
それ故、高温高圧の冷媒は、全ての低温低圧の冷媒を対
象にして放熱するだけでなく、外部空気にも放熱するこ
とが出来る。この結果、高温高圧の冷媒の放熱量を高温
高圧の冷媒が全ての低温低圧の冷媒を対象にして放熱し
た場合の熱量△hより大きくすることが出来る(△h<
△hb)。
【0050】ここで、△hbは、高温高圧の冷媒が低温
低圧の冷媒の全てに放熱すると共に、その一部が空気に
も放熱した量の和を示している。従つて、蒸発器105
での熱吸収は(△hb+h1)で示すことが出来る。この
ことは、高温高圧の冷媒が全ての低温低圧の冷媒を対象
にして放熱した場合(△h+h1)と較べ、蒸発器10
5における冷却効果を―層高めていることを意味してい
る。また、図3で示した冷凍空調装置の成績係数εをさ
らに向上させていることも意味している。それから、従
来技術ように外方空気を熱的遮断することを目的に断熱
部材を設ける必要がないので、内部熱交換器の構造が複
雑化してしまうようなことがない。さらにまた、低温低
圧の冷媒流路ならびに高温高圧の冷媒流路は実質的に単
純な直管部材によって画成できるので、内部熱交換器の
構造が簡単になって製造が容易となる。
【0051】それから耐圧性について述べれば、本実施
例では高温高圧の冷媒流路を複数の断面円形の小径管4
4によって構成している為、個々の小径管44の管厚を
薄くしても所要の耐圧強度を得ることが可能である。こ
れは、『管の内圧で生じる半径方向応力ならびに周方向
応力に対する管の耐久性低下は、管の内径に比例し、管
厚に反比例する。』という関係が適用できるからであ
る。さらに、個々の小径管44の管厚を薄くできるので
高温高圧の冷媒流路を構成する管の総重量を軽減するこ
とが出来る。
【0052】図7は、内部熱交換器に係わる本発明の第
2の実施例を示しており、以下の点で第1の実施例と異
なっている。図7を参照すれば、この第2の実施例で
は、アルミ合金部材を引き抜き加工することにより、単
一の円筒状空所52ならびに複数の円筒状空所54が画
成されている。そして、円筒状空所54の内径は、円筒
状空所52の内径より小さくなるように設計されてい
る。さらに、それぞれの円筒状空所54は径方向に距離
を置いて上記円筒状空所52を取り囲み、しかも周方向
で略等距離となって配置させられている。このようにし
て、円筒状空所54と円筒状空所52は、実質的に第1
の実施例における小径管44と中径管42にそれぞれ対
応しており、第1の実施例同様に第1の流路44aなら
びに第2の流路42aをそれぞれ形成している。
【0053】図8は、内部熱交換器に係わる本発明の第
3の実施例を示しており、以下の点で第1の実施例と異
なっている。すなわち、図8から分かるように、複数の
小径管44は中径管42の外周面に接触した状態で中径
管42を取り囲み、且つ隣接する小径管44は互いに外
周面を接触させている。さらに、中径管42の外周面と
小径管44の外周面とによって画成される隙間431に
は伝熱性の高い物質からなる部材、例えば、アルミ合金
製の部材が充填されている。さらにまた、アルミ合金製
の管状の部材45が、複数の小径管44をその軸方向全
長に亘って接触して取り囲んでいる。
【0054】なお、管状の部材45に替えて、複数の帯
状のリング部材(図示せず)を用意し、これを用いて複
数の小径管44を軸方向の数ヵ所で束ねるように取り囲
んでもよい。何れにせよ、複数の小径管44が中径管4
2の周りで確実に固定されるようになつていればよい。
【0055】図9は、内部熱交換器に係わる本発明の第
4の実施例を示している。この実施例は、内部熱交換器
40に接続される配管(図示せず)の取り回しを考慮し
たものである。
【0056】図9および図6を参照して、第4の実施例
の要部について説明する。第1の実施例では図6から分
かるように、大径管41の一方端部の外側面に入口管4
01を設けたが、この実施例では、大径管41の一方の
閉塞部411の略中央部分に入口管401を設けてい
る。そしてさらに、中径管42の入口部421は大径管
41の一方端部近傍で直角に曲げられ大径管41の側部
を貫通している。
【0057】なお、出口管402と出口部422につい
ては、図6で示すような配置ままでもよいし、図示はし
ないが上記した入口管401と入口部421と同様な配
置を行ってもよい。また、入口管401と入口部421
は図6で示すような配置とし、出ロ管402と出ロ部4
22のみを、図9と同様な配置を行ってもよい。このよ
うに入ロ管401、出ロ管402、入口部421ならび
に出口部422の取り付け位置を各々適宜選択できるの
で、内部熱交換器40に接続される配管(図示せず)の
取り回しの自由度を大きくすることが出来る。
【0058】なお、第1乃至第4の実施例では、図6で
示すように第1の流路44a中を流れる高温高圧の冷媒
と第2の流路42aを流れる低温低圧の冷媒とが同一方
向に流れるようしたが、これに限定される必要はなく、
上記二つの流路を流れる冷媒がそれぞれ互いに向かい合
つて流れるようにしてもよい。
【0059】図10は、内部熱交換器に係わる本発明の
第5の実施例を示している。この実施例では伝熱性の高
い物質(例えば、アルミ合金)によって作成した複数の
環状部材46が、大径管41に嵌装されている。環状板
部材46が嵌装される大径管41の部位は、小径管44
が延在する部分に相当し、軸方向で略等間隔に配設され
ている。このような構造とすることにより、高温高圧の
冷媒が流れる第1の流路44aと内部熱交換器40の外
方空気との熱交換が促進される。この結果、内部熱交換
器40の熱交換能力を高めることが出来る。これは、最
終的には蒸発器105(図3参照)の冷却能力を高め且
つ、CO2 冷凍空調装置の成績係数εを向上させること
に繋がる。上記したような熱交換能力の向上は、高温高
圧の冷媒が流れる第1の流路44aと低温低圧の冷媒が
流れる第2の流路42aとの配置関係を図5で示すよう
にすることによって初めて可能となる。
【0060】図11、図13、図15および図16は、
内部熱交換器に係わる本発明の第6乃至第9の実施例を
それぞれ示している。これらの実施例では第1の流路な
らびに第2の流路を形成する管路の構造が、前記した第
1乃至第5の実施例と異なっている。しかしながら、低
温低圧の冷媒が流れる第2の流路を高温高圧の冷媒が流
れる第1流路が囲むという本発明の基本構成について
は、第1乃至第5の実施例と何ら変わるものではない。
【0061】図11ならびに図12を参照し、第6の実
施例に基づく内部熱交換器50について説明する。本実
施例では低温低圧の冷媒が流れる第2の流路52aは、
蛇行するように折り曲げられた―本の円形管52によっ
て形成されている。図12から分かるように、上記の管
52は蛇行するように折り曲げられていることで、複数
の直行部521と複数の曲部522とを有している。そ
して、隣接する直行部521は、互いに接触するように
配置されるとともに、その両端は曲部522によって接
続されている。管52の―方端は直行部521aを形成
し、その端部は入口部523を為して受液器103の出
口側(図3参照)と連通している。同様に、他方端も直
行部521bを形成し、その端部は出口部524を為し
て圧縮機101の入口側(図3参照)と連通している。
【0062】なお、上記した複数の直行部521および
複数の曲部522は、同一平面上に載るような配置とな
っている。高温高圧の冷媒が流れる第1の流路54aも
―本の円形管54によって形成されている。
【0063】図11から分かるように、管54は上記し
た管52の直行部521に略直交する状態で直行部52
1に複数回にわたり巻回されている。この結果、管54
には複数の周回部541が形成される。そして、隣接す
る周回部541は、互いに接触するように配置させられ
ている。管54の―方端部は入口部542を為してガス
冷却器102の出口側(図3参照)と連通し、他方端部
は出口部543を為して膨張弁104の入口側(図3参
照)と連通している。
【0064】この実施例では高温高圧の冷媒が流れる第
1の流路54aと、低温低圧の冷媒が流れる第2の流路
52aとは、互いに略直交する。ところで、上記直行部
521および曲部522の数、ならびに管54の巻回し
回数は、必要に応じて適宜選択できることは言うまでも
ない。
【0065】図13ならびに図14を参照して、第7の
実施例を以下説明する。本実施例においても、低温低圧
の冷媒が流れる第2の流路52aは、上記した第6の実
施例と同様な構成となっている。第6の実施例と異なる
ところは図13から分かるように、高温高圧の冷媒が流
れる第1の流路54aを構成する管54が、管52の直
行部521に略平行する状態で直行部521ならびに曲
部522に巻回されていることである。このように巻回
すことにより、第6の実施例と比較して管52と管54
との接触面積を大きくすることが出来る。 この結果、
内部熱交換器50の熱交換能力が高まる。
【0066】この実施例では、高温高圧の冷媒が流れる
第1の流路54aと低温低圧の冷媒が流れる第2の流路
52aとは、互いに略平行状態となる。そして、ある部
位では第1の流路54aを流れる高温高圧の冷媒と、第
2の流路52aを流れる低温低圧の冷媒とが同―方向に
流れ、他の部位では上記二つの冷媒がそれぞれ互いに向
かい合つて流れることになる。
【0067】図15を参照して、第8の実施例を以下説
明する。本実施例の内部熱交換器60は、図15で示す
ように、好ましくは、一対の集配器(ディストリビュー
タ)61、62および複数の細管63とによって、高温
高圧の冷媒が流れる第1の流路64aが構成されてい
る。複数の細管63は、―対の集配器61、62の間に
掛け渡されている。一方の集配器61には細管63とは
反対の位置に入口部611が設けられ、同様にして、
他方の集配器62には、細管63とは反対の位置に出口
部612が設けられいる。そして、入ロ部611はガス
冷却器102の出ロ側(図3参照)と連通し、出口部6
12は、膨張井104の入口側(図3参照)と連通する
ことになる。低温低圧の冷媒が流れる第2の流路62a
は、―本の円形の管64によって構成され、上記した複
数の細管63の中に略軸方向に沿って延在配置されてい
る。さらに、管64の両端部は互いに逆方行で直角に曲
げられ、それぞれ入口部641、出口部642を形成し
ている。そして、入口部641は受液器103の出口側
(図3参照)と連通し、出口部642は圧縮機101の
入ロ側(図3参照)と連通することになる。
【0068】なお、図15では細管63の本数が少なく
疎らに描かれているが、実際は管64の外周面全体を密
着して覆う程度の本数である。さらに、必要に応じて細
管63の本数ならびにその長さを適宜選択することは全
く自由である。
【0069】図16を参照して、第9の実施例を以下説
明する。本実施例の内部熱交換器70では、低温低圧の
冷媒が流れる第2の流路72aは、―本の管71によっ
て構成されている。管71の一方端部は入口部711を
為して受液器103の出口側(図3参照)と連通し、他
方端部は出口部712を為して圧縮機101の入口側
(図3参照)と連通している。
【0070】高温高圧の冷媒が流れる第1の流路74a
は、一本の細管72によって構成されている。この細管
72は、上記した管71の中央部の外周面に複数回にわ
たり密着して巻回されている。この結果、細管72には
複数の周回部721が形成される。そして、隣接する周
回部721は、互いに接触するように配置させられてい
る。細管72の一方端部は入口部722を為してガス冷
却器102の出口側(図3参照)と連通し、他方端部は
出口部723を為して膨張弁104の入口側(図3参
照)と連通している。
【0071】上記したように、本実施例の内部熱交換器
70は、極めて簡単な構造であるため、設置場所に関し
て大きな自由度を有している。さらに、必要に応じて細
管72の巻回し回数を適宜選択することは全く自由であ
る。
【0072】なお、上記した第1乃至第9の実施例で
は、高温高圧の冷媒が流れる第1流路を構成する複数の
流体通路の断面形状を円形としているが、本発明はこれ
に拘らず断面形状は自由に選択可能である。
【0073】図17は、自動車空調用CO2 冷凍空調装
置の一部を示した斜視図である。具体的にはガス冷却器
102および図10で示した内部熱交換器40が図示さ
れている。図17から分かるように、内部熱交換器40
は、ガス冷却器102の側部に隣接して配置されてい
る。このような配置は、内部熱交換器の設置の自由度が
大きいことにより可能となっている。そして、内部熱交
換器40がガス冷却器102とともに走行風(図17中
の白抜き矢印Aを参照)を受けることを可能とさせてい
る。この結果、第1の流路44aを流れる高温高圧の冷
媒と空気との熱交換が一層促進され、内部熱交換器40
の熱交換能力を更に高めることが出来る。
【0074】図18は、家庭用の空調用CO2冷凍空調
装置の一部を示した斜視図である。図18を参照し、ガ
ス冷却器102およびこれに付設されたモーターファン
102aが直方体の函体200内に収容されている。函
体200の前面部200aおよび後面部は、空気の流通
を考慮してルーバー状に形成されている。函体200内
には、更に本発明による内部熱交換器40が収容されて
いる。図18から分かるように、内部熱交換器40とガ
ス冷却器102は、互いに隣接して配置され、函体20
0の前面部200aの近傍に位置させられている。
【0075】なお、図示をしないが函体200内には、
圧縮機も収容されている。モーターファン102aは、
ガス冷却器102の後方すなわち函体200の後面部側
に位置するよう付設されている。さらに、モータ−ファ
ン102aは、その回転領域がガス冷却器102だけで
なく内部熱交換器40をも覆うように、その回転軸を位
置させている。
【0076】モーターファン102aが駆動すると、白
抜き矢印Aで示したように函体200を後面部から前面
部200aに向かって通過する空気の流れが発生する。
このように、函体200で画成された空間の中に内部熱
交換器40とガス冷却器102とを互いに隣接して配置
させたので、ガス冷却器102だけでなく内部熱交換器
40をもモーターファン102aの空気流の中に置くこ
とが出来る。この結果、第1の流路44a(図6参照)
を流れる高温高圧の冷媒と空気との熱交換が―層促進さ
れ、内部熱交換器40の熱交換能力を更に高めることが
出来る。
【0077】なお、開ロ部421は、受液器103の出
口側(図3参照)と連通して入口部と為し、他端開口部
422は、圧縮機101の入口側(図3参照)と連通し
て出ロ部と為している点は先の実施例におけるものと変
わりない。
【0078】上記した説明から分かるように、本発明に
係わる内部熱交換器は、冷凍回路の一部において超臨界
状態が生じるCO2冷凍空調装置に好ましく用いられる
が、これに限定されるものでなく、他の冷凍空調装置に
適用でき得ることは言うまでもない。
【0079】
【発明の効果】以上で説明したように、本発明に係わる
内部熱交換器は、低温低圧の冷媒が流れる第2の流路を
高温高圧の冷媒が流れる第1の流路が囲むように配置さ
れているので、従来技術と比較して内部熱交換器の熱交
換能を高めることが出来る。この結果、蒸発器の冷却能
力が高まり、且つ冷凍空調装置の成績係数εも向上する
ことが出来る。また、従来技術のように熱交換能の低減
を防ぐため断熱部材を設ける必要がないので構造を単純
化できる。さらに、内部熱交換器の設置の自由度を大き
く出来るし、小型化も可能としている。さらにまた、高
温高圧の冷媒が流れる第1流路を複数の管路で構成して
いるので、内部熱交換器を軽量化させつつ耐圧性を向上
させることができ、高い耐圧性が求められるCO2冷凍
空調装置に好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術を示す内部熱交換器を具備しないCO
2冷凍空調装置の回路構成図である。
【図2】二酸化炭素のp−h線図である。
【図3】内部熱交換器を具備したCO2冷凍空調装置の
回路構成図である。
【図4】図3で示す回路構成の説明に対応させた二酸化
炭素のp-h線図である。
【図5】本発明の第1の実施例に基づく内部熱交換器の
断面斜視図である。
【図6】本発明の第1の実施例に基づく内部熱交換器の
全体構成概念図である。
【図7】本発明の第2の実施例に基づく内部熱交換器の
断面斜視図である。
【図8】本発明の第3の実施例に基づく内部熱交換器の
断面斜視図である。
【図9】本発明の第4の実施例に基づく内部熱交換器の
一部構成概念図である。
【図10】本発明の第5の実施例に基づく内部熱交換器
の全体構成概念図である。
【図11】本発明の第6の実施例に基づく内部熱交換器
の全体斜視図である。
【図12】図11に示した内部熱交換器のうち、第2の
流路の全体斜視図である。
【図13】本発明の第7の実施例に基づく内部熱交換器
の全体斜視図である。
【図14】図13に示した内部熱交換器のうち、第2の
流路の全体斜視図である。
【図15】本発明の第8の実施例に基づく内部熱交換器
の全体斜視図である。
【図16】本発明の第9の実施例に基づく内部熱交換器
の全体斜視図である。
【図17】本発明を適用した自動車空調用CO2冷凍空調
装置の一部を示した斜視図である。
【図18】本発明を適用した家庭用の空調用CO2冷凍空
調装置の一部を示した斜視図である。
【図19】図3で示した冷凍空調装置に適用される従来
の内部熱交換器の模式図である。
【符号の説明】
101 圧縮機 102 ガス冷却器(ガスクーラー) 103 受液器(レシーバー) 104 膨張弁(減圧弁) 105 蒸発器(エバポレーター) 106 内部熱交換器 20、30 第1の流路、第2の流路 21、22 入口部,出出口 40 内部熱交換器 41 大径管 42 中径管 43、431 隙間 44 小径管 44a 第1の流路 42a 第2の流路 45 管状の部材 52 円筒状空所 54 円筒状空所 60 内部熱交換器 61,62 集配器(ディストリビュータ) 63 細管 70 内部熱交換器 72 細管

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】低温低圧の媒体が流れる管路を囲むように
    外側に、高温高圧の媒体が流れる管路を設けて熱交換を
    行わせることを特徴とする蒸気圧縮式冷凍サイクル等に
    使用される熱交換器。
  2. 【請求項2】低温低圧の媒体が流れる管路を囲むように
    外側に、高温高圧の媒体が流れる複数の細管を設けて熱
    交換を行わせることを特徴とする蒸気圧縮式冷凍サイク
    ル等に使用される熱交換器。
  3. 【請求項3】前記細管の間隙には熱伝達物質を充填した
    請求項2記載の蒸気圧縮式冷凍サイクル等に使用される
    熱交換器。
  4. 【請求項4】高温高圧の媒体が流れる管路から複数の細
    管を分別して構成し、その内側に低温低圧の媒体が流れ
    る管路を挿入して熱交換を行わせることを特徴とする蒸
    気圧縮式冷凍サイクル等に使用される請求項1記載の熱
    交換器。
  5. 【請求項5】低温低圧の媒体が流れる管路を蛇行状と
    し、該管路を囲むように外側に高温高圧の媒体が流れる
    管路を巻き付けたことを特徴とする蒸気圧縮式冷凍サイ
    クル等に使用される請求項1記載の熱交換器。
  6. 【請求項6】低温低圧の媒体が流れる管路を囲むように
    外側に高温高圧の媒体が流れる管路を螺旋状に巻き付け
    たことを特徴とする蒸気圧縮式冷凍サイクル等に使用さ
    れる請求項1記載の熱交換器。
  7. 【請求項7】前記熱交換器をガスクーラのファンの風量
    が届く範囲内に配置することを特徴とする蒸気圧縮式冷
    凍サイクル等に使用される請求項1記載の熱交換器。
  8. 【請求項8】圧縮機、ガス冷却器、内部熱交換器、受液
    器、膨張弁、及び蒸発器を備えた、超臨界サイクルを利
    用した蒸気圧縮式空気調和装置において、前記内部熱交
    換器は低圧の管路を囲むように外側に高温・高圧の管路
    を設けて熱交換を行わせる構成としたことを特徴とする
    蒸気圧縮式空気調和装置。
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