JP2001054169A - 移動無線端末装置 - Google Patents
移動無線端末装置Info
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Abstract
な移動無線端末装置を提供する。 【解決手段】 制御部100は、当該移動無線端末装置
の各部を統括して制御し、通信に係わる制御機能を有す
るもので、複数の移動無線通信システムがそれぞれ自己
の存在を示す信号を送信する周波数帯域のチャネルを順
次受信して、所定値以上の受信電界強度が得られるチャ
ネルを検出し、この検出したチャネルを、受信電界強度
の高い順に受信して、移動無線通信システムを識別する
識別情報を取得する際に、すでに識別情報の取得を試み
たチャネルに隣接するチャネル、および、すでに識別情
報の取得を試みたチャネルと予め設定した所定の周波数
差を有するチャネルについては、受信しないようにした
ものである。
Description
線電話システムや携帯無線電話システムなどの移動無線
通信システムで使用される移動無線端末装置に係わり、
特に、複数の事業者から接続する事業者を選択して通信
を行う移動無線端末装置に関する。
ムを用いて無線通信サービスを提供する複数の通信事業
者間で業務提携が行われ、相互のユーザが互いのシステ
ムを通じて使用することが可能となっている。
帯電話機や自動車電話装置などの移動無線端末装置のう
ち、複数の通信モードを備えるデュアルモード機では、
ディジタル方式及びアナログ方式のうち、一方の通信方
式を選択的に使用する機能を有しており、このような移
動無線端末装置にあっても、複数の通信事業者のシステ
ムを選択的に用いて使用することが可能である。
ステム、あるいは同じ事業者の複数のシステムを選択的
に用いて使用可能な移動無線端末装置では、料金体系や
サービスエリアの広さなどを考慮して、予めシステム選
択の優先順位が設定されている。
末装置は、まず、各システムの存在を示すチャネルをス
キャンし、一定レベル以上の受信電界強度が得られ捕捉
可能なチャネルを検出する。
信電界強度が強いものから順に、そのチャネルを通じて
システム識別情報SIDを取得し、前述の優先順位に従
って、通信に用いるシステムを選択していた。
方法では、検出された捕捉可能なチャネルの中には、あ
るチャネルの漏洩電界が隣接するチャネルに現れたもの
が存在したり、あるいは同じシステムが放送したものが
複数存在することがある。
それぞれシステム識別情報を取得する処理を実行するこ
とになり、移動無線端末装置がシステムを捕捉して通信
を行える状態になるまでに多くの時間を要するという問
題があった。
置では、通信に用いるシステムを選択するに当たり、他
のチャネルの漏洩電界によって一定レベル以上の受信電
界強度が得られるチャネルや、同じシステムが放送して
いる複数のチャネルについても、システム識別情報を取
得する処理を実行してしまうため、システムを捕捉して
通信を行える状態になるまでに多くの時間を要するとい
う問題があった。この発明は上記の問題を解決すべくな
されたもので、所望のシステムを迅速に捕捉することが
可能な移動無線端末装置を提供することを目的とする。
めに、この発明は、複数の移動無線通信システムがそれ
ぞれ自己の存在を示す信号を送信する周波数帯域のチャ
ネルを順次受信して、所定値以上の受信電界強度が得ら
れるチャネルを検出するチャネル検出手段と、このチャ
ネル検出手段により検出したチャネルを、受信電界強度
の高い順に受信して、移動無線通信システムを識別する
識別情報を取得する識別情報取得手段と、この識別情報
取得手段にて取得した識別情報に基づいて、所望の移動
無線通信システムを捕捉するシステム捕捉手段とを備え
る移動無線端末装置において、識別情報取得手段が、す
でに識別情報の取得を試みたチャネルに隣接するチャネ
ルについては、受信しないように構成するようにした。
移動無線通信システムがそれぞれ自己の存在を示す信号
を送信する周波数帯域のチャネルを順次受信して、所定
値以上の受信電界強度が得られるチャネルを検出し、こ
の検出したチャネルを、受信電界強度の高い順に受信し
て、移動無線通信システムを識別する識別情報を取得す
る際に、すでに識別情報の取得を試みたチャネルに隣接
するチャネルについては、受信を行わないようにしてい
る。
によれば、あるチャネルの漏洩電界により、隣接するチ
ャネルの受信電界強度が所定値以上となる場合でも、こ
の隣接するチャネルについては、識別情報を取得するた
めの受信を行わないので、所望のシステムを迅速に捕捉
することができる。
は、複数の移動無線通信システムがそれぞれ自己の存在
を示す信号を送信する周波数帯域のチャネルを順次受信
して、所定値以上の受信電界強度が得られるチャネルを
検出するチャネル検出手段と、このチャネル検出手段に
より検出したチャネルを、受信電界強度の高い順に受信
して、移動無線通信システムを識別する識別情報を取得
する識別情報取得手段と、この識別情報取得手段にて取
得した識別情報に基づいて、所望の移動無線通信システ
ムを捕捉するシステム捕捉手段とを備える移動無線端末
装置において、識別情報取得手段が、すでに識別情報の
取得を試みたチャネルと、予め設定した所定の周波数差
を有するチャネルについては、受信しないように構成す
るようにした。
移動無線通信システムがそれぞれ自己の存在を示す信号
を送信する周波数帯域のチャネルを順次受信して、所定
値以上の受信電界強度が得られるチャネルを検出し、こ
の検出したチャネルを、受信電界強度の高い順に受信し
て、移動無線通信システムを識別する識別情報を取得す
る際に、すでに識別情報の取得を試みたチャネルと、予
め設定した所定の周波数差を有するチャネルについて
は、受信を行わないようにしている。
によれば、同じシステムから所定の周波数差を有する複
数のチャネルが受信される場合でも、同じシステムから
は1つのチャネルについてのみ識別情報を取得するため
の受信を行うことになるため、所望のシステムを迅速に
捕捉することができる。
に係わる移動無線端末装置の一実施形態について説明す
る。ここでは、TDMA(Time Division Multiple Acc
ess)方式のPDC端末装置を例に挙げて説明する。図
1は、その構成を示すものである。
11を備えた無線部10と、モデム部20と、TDMA
部30と、スピーカ43およびマイクロホン44(M)
を備えた通話部40と、着信報知部50と、メモリ部6
0と、ユーザインターフェイス部70と、バッテリ80
と、バッテリ監視部90と、制御部100とから構成さ
れる。
送られた無線周波信号は、アンテナ11で受信されたの
ち無線部10の高周波スイッチ(SW)12を介して受
信部13に入力される。
周波信号が周波数シンセサイザ14から発生された受信
局部発振信号とミキシングされて受信中間周波信号に周
波数変換される。
生される局部発振周波数は、無線チャネル周波数に応じ
て制御部100より指示される。また、無線部10には
受信電界強度検出部(RSSI)16が設けられてい
る。この受信電界強度検出部16では無線基地局から到
来した無線周波信号の受信電界強度が検出され、その検
出値は制御部100に通知される。
波信号は、モデム部20の復調部21に入力される。復
調部21では上記受信中間周波信号のディジタル復調が
行なわれ、これによりディジタル通話信号が再生され
る。
では、制御部100の指示に従ってタイムスロットごと
に上記ディジタル通話信号が分解される。そして、この
分解された複数のディジタル通話信号のうち、自機宛て
のスロットのディジタル通話信号が通話部40に入力さ
れる。
ーダ(ADPCM TRANS CODER)41と、PCMコーデック
(PCM CODEC)42とからなり、上記ディジタル通話信
号はこの適応差分PCMトランスコーダ41およびPC
Mコーデック42で順次復号されてアナログ通話信号に
再生される。そして、このアナログ通話信号は図示しな
い受話増幅器で増幅されたのちスピーカ43から拡声出
力される。
音声は、PCMコーデック42および適応差分PCMト
ランスコーダ41で順次符号化されてディジタル通話信
号となり、TDMAエンコード部32に入力される。
差分トランスコーダ41から出力されたディジタル通話
信号が制御部100から指示されたタイムスロットに挿
入されて、変調部22に入力される。変調部22では、
上記ディジタル通話信号により搬送波信号がディジタル
変調される。このようにして変調された搬送波信号は、
送信部15に入力される。
号が周波数シンセサイザ14から発生された送信局部発
振信号とミキシングされることにより、制御部100よ
り指示された無線チャネル周波数に周波数変換されたの
ち、所定の送信電力レベルに増幅される。そして、送信
部15にて周波数変換および信号増幅された無線周波信
号は高周波スイッチ12を介してアンテナ11から無線
基地局に向け送信される。
信があった場合に、制御部100の制御によりユーザに
対して着信を報知するもので、可聴音を発して報知を行
なう発音体51と、発光により報知を行なう発光体52
と、例えば偏心モータなどにより振動を発生して報知を
行なう振動体53とからなる。
ほか、E2PROMなどの半導体メモリを記憶媒体とし
たもので、これらの記憶媒体には制御部100の制御プ
ログラムの他に、複数のシステムを通じて通信を行うた
めに、各システムの種々の制御データ、ユーザによる各
種設定データ、短縮ダイヤル等に対応させたダイヤルデ
ータなどを記憶する。
憶エリア60aと、Dチャネル候補記憶エリア60b
と、検証済Dチャネル記憶エリア60cと、SID候補
記憶エリア60dと、Pチャネル候補記憶エリア60e
と、検証済Pチャネル記憶エリア60fとを備える。
端末装置にて利用可能な通信事業者のシステムの識別情
報SID-A1〜SID-Anが優先順位順(A1,A2,…
Anの順)に記憶されるエリアである。
のシステムのDチャネルをスキャンした結果、所定値以
上の受信電界強度が得られる捕捉可能なチャネルについ
て、受信電界強度が大きいチャネルから順に記憶するエ
リアである。
チャネル候補記憶エリア60bに記憶されるDチャネル
のうち、後述のイニシャライズ処理にて、ワード同期を
とる対象となったチャネルを記憶するエリアである。
可能なシステムのSIDを記憶するエリアである。
のシステムのPチャネルをスキャンした結果、所定値以
上の受信電界強度が得られる捕捉可能なチャネルについ
て、受信電界強度が大きいチャネルから順に記憶するエ
リアである。
チャネル候補記憶エリア60eに記憶されるPチャネル
のうち、後述のPチャネル選択処理にて、ワード同期を
とる対象となったチャネルを記憶するエリアである。
71とキー入力部72とからなる。表示部71は、例え
ばLCD(Liquid Crystal Display)などからなりユー
ザに対して自機の状態(発信/着信、バッテリ残量、受
信強度)やメモリ部60から読み出したダイヤルデータ
を視覚的に示すためのものである。
なうためのテンキーなど発着信に関わる通常の機能を実
施するためのキーの他、着信報知方法(可聴音/発光/
バイブレータ/報知なし)の切り換えなどの各種設定を
行なうための機能設定キーを備えたものである。
ッケル水素電池などの二次電池からなるもので、当該端
末装置の駆動電源である。バッテリ監視部90は、バッ
テリ80を監視するもので、このバッテリの残量を検出
して制御部100に通知する機能の他に、バッテリ80
が充電中であるか否かを検出する充電検出手段91を備
えている。
ータを主制御部とし、上述した各部を統括して制御し、
図示しない基地局と通信リンクを開設して通信を行なう
通信制御機能を備える。
を参照して、上記構成の移動無線端末装置における待ち
受け受信状態までの処理について説明する。なお、以下
に説明する処理は、制御部100によってなされる。
まず図2に示す処理が開始される。まず、ステップ2a
では、所定のリセット処理を実行し、ステップ2bに移
行する。ステップ2bでは、イニシャライズ処理を実行
する。ここで、図3を参照して、イニシャライズ処理に
ついて説明する。
プ3aにて、イニシャライズ用の複数のシステムの制御
チャネル(Dチャネル)をスキャンして、これにより所
定値以上の受信電界強度が得られる捕捉可能なチャネル
を、あるチャネル数だけ検出する。そして、受信電界強
度が大きいチャネルから順に、メモリ部60のDチャネ
ル候補記憶エリア60bに記録され、ステップ3bに移
行する。
してきた場合には、ステップ3aにて検出した最も受信
電界強度レベルが大きいDチャネルに対して、一方、後
述するステップ3fより移行してきた場合には、ステッ
プ3dあるいはステップ3hにて指定されたDチャネル
に対して、それぞれビット同期とフレーム同期、つまり
ワード同期を確立するための制御を行う。
の確立対象とした、最も受信電界強度レベルが大きいD
チャネル、およびステップ3dあるいはステップ3hに
て指定されたDチャネルを検証済みのチャネルとして、
メモリ部60の検証済Dチャネル記憶エリア60cに記
録する。
イム)に確立できた場合には、ステップ3cに移行す
る。一方、上記所定時間が経過(タイムアウト)した場
合には、ステップ3dに移行する。
チャネルを通じて、基地局から送られた制御情報の中か
らシステム識別情報SID-Mを検出する。ここで、S
ID-Mが所定時間内(インタイム)に検出できた場合
には、ステップ3gに移行する。一方、上記所定時間が
経過(タイムアウト)した場合には、ステップ3dに移
行する。
したDチャネルのうち、ステップ3bにてワード同期確
立制御の対象としたDチャネルに次いで、受信電界強度
レベルが大きいDチャネルがあれば、このDチャネルを
指定して、ステップ3eに移行する。一方、ワード同期
確立制御の対象とするDチャネルがなければ、ステップ
3aに移行し、再びDチャネルをスキャンする。
ステップ3hにて指定されたDチャネルと隣接するチャ
ネルが、検証済Dチャネル記憶エリア60cに記録され
ているか否かを判定する。ここで、上記チャネルが存在
する、すなわちステップ3dあるいはステップ3hにて
指定されたDチャネルが、検証済みのDチャネルと隣接
する場合には、ステップ3dに移行し、一方、上記チャ
ネルが存在しない、すなわちステップ3dあるいはステ
ップ3hにて指定されたDチャネルが、検証済みのDチ
ャネルと隣接しない場合には、ステップ3fに移行す
る。
ステップ3hにて指定されたDチャネルと、検証済Dチ
ャネル記憶エリア60cに記録されているチャネルとの
周波数差が、予め設定された周波数差の整数倍になって
いるかを判定する。なお、ここでいう整数倍の周波数差
は、同じシステムにおいて使用される複数のDチャネル
間の周波数差となるように設定される。
hにて指定されたDチャネルと、検証済Dチャネル記憶
エリア60cに記録されているチャネルとの周波数差
が、予め設定された周波数差の整数倍になっている、す
なわちステップ3dあるいはステップ3hにて指定され
たDチャネルが、すでに検証され検証済Dチャネル記憶
エリア60cに記録されているチャネルと同じシステム
のDチャネルである場合には、ステップ3dに移行す
る。
波数差の整数倍になっていない、すなわちステップ3d
あるいはステップ3hにて指定されたDチャネルが、す
でに検証され検証済Dチャネル記憶エリア60cに記録
されているチャネルと異なるシステムのDチャネルであ
る場合には、ステップ3bに移行して、ワード同期をと
る。
たSID-Mが、SID記憶エリア60aに記憶される
SIDに一致するか否か判定する。ここで、SID-M
が一致する場合には、SID-MをSID候補記憶エリ
ア60dに記録し、ステップ3hに移行する。一方、一
致しない場合には、そのままステップ3hに移行する。
したDチャネルのうち、ステップ3bにてワード同期確
立制御の対象としたDチャネルに次いで、受信電界強度
レベルが大きいDチャネルがあれば、このDチャネルを
指定して、ステップ3eに移行する。一方、ワード同期
確立制御の対象とするDチャネルがなければ、ステップ
3iに移行する。
D候補記憶エリア60dに記録されたSID-Mがある
か否かを判定する。ここで、1つでも、SID-MがS
ID候補記憶エリア60dに記録されている場合には、
ステップ3jに移行し、一方、1つも記録されていない
場合には、ステップ3aに移行し、再びDチャネルをス
キャンする。
aを参照して、SID候補記憶エリア60dに記録され
るSID-Mを、優先順位順に並べ直し、ステップ2c
に移行する。
めの制御チャネル(Pチャネル)の選択処理を実行す
る。この処理は、図4に示すようなフローチャートに従
って行われる。
キャンして、これにより所定値以上の受信電界強度が得
られる捕捉可能なチャネルを、あるチャネル数だけ検出
する。そして、受信電界強度が大きいチャネルから順
に、メモリ部60のPチャネル候補記憶エリア60eに
記録され、ステップ4bに移行する。
してきた場合には、ステップ4aにて検出した最も受信
電界強度レベルが大きいPチャネルに対して、一方、後
述するステップ4fより移行してきた場合には、ステッ
プ4dにて指定されたPチャネルに対して、ビット同期
とフレーム同期、つまりワード同期を確立するための制
御を行う。
の確立対象とした、最も受信電界強度レベルが大きいP
チャネル、およびステップ4dにて指定されたPチャネ
ルを検証済みのチャネルとして、メモリ部60の検証済
Pチャネル記憶エリア60fに記録する。
イム)に確立できた場合には、ステップ4cに移行す
る。一方、上記所定時間が経過(タイムアウト)した場
合には、ステップ4dに移行する。
チャネルを通じて、基地局から送られた制御情報の中か
らシステム識別情報SID-Mを検出する。ここで、S
ID-Mが所定時間内(インタイム)に検出できた場合
には、ステップ4gに移行する。一方、上記所定時間が
経過(タイムアウト)した場合には、ステップ4dに移
行する。
したPチャネルのうち、ステップ4bにてワード同期確
立制御の対象としたPチャネルに次いで、受信電界強度
レベルが大きいPチャネルがあれば、そのPチャネルを
指定して、ステップ4eに移行する。このようなPチャ
ネルがなければ、前述のステップ2bに移行する。
されたPチャネルと隣接するチャネルが、検証済Pチャ
ネル記憶エリア60fに記録されているか否かを判定す
る。ここで、上記チャネルが存在する、すなわちステッ
プ4dにて指定されたPチャネルが、検証済みのPチャ
ネルと隣接する場合には、ステップ4dに移行し、一
方、上記チャネルが存在しない、すなわちステップ4d
にて指定されたPチャネルが、検証済みのPチャネルと
隣接しない場合には、ステップ4fに移行する。
されたPチャネルと、検証済Pチャネル記憶エリア60
fに記録されているチャネルとの周波数差が、予め設定
された周波数差の整数倍になっているかを判定する。な
お、ここでいう整数倍の周波数差は、同じシステムにお
いて使用される複数のPチャネル間の周波数差となるよ
うに設定される。
ャネルと、検証済Pチャネル記憶エリア60fに記録さ
れているチャネルとの周波数差が、予め設定された周波
数差の整数倍になっている、すなわちステップ4dにて
指定されたPチャネルが、すでに検証され検証済Pチャ
ネル記憶エリア60fに記録されているチャネルと同じ
システムのPチャネルである場合には、ステップ4dに
移行する。
波数差の整数倍になっていない、すなわちステップ4d
にて指定されたPチャネルが、すでに検証され検証済P
チャネル記憶エリア60fに記録されているチャネルと
異なるシステムのPチャネルである場合には、ステップ
4bに移行して、ワード同期をとる。
60dに記録されるSID-Mのうち、最も優先順位の
高いSID-Mを読み出し、ステップ4hに移行する。
ステップ4hでは、ステップ4cにて検出したSID-
Mが、ステップ4gにて読み出したSID-Mと一致す
るか否かを検証する。ここで、両者が一致する場合に
は、ステップ2dに移行して、待ち受け受信状態とな
る。一方、一致しなかった場合には、ステップ4dに移
行する。
置では、待ち受け受信の対象とするSID-Mを検出す
る際に、スキャンによって所定値以上の受信電界強度が
得られるDチャネルおよびPチャネルのうち、漏洩電界
に起因するものや、同じシステムのチャネルについて
は、ワード同期をとる対象としないようにしている。
よれば、漏洩電界に起因して所定値以上の受信電界強度
が得られるチャネルや、同じシステムのチャネルについ
ては、システム識別情報を取得する処理を実行しないた
め、所望のシステムを迅速に捕捉することができる。
るものではない。その他、この発明の要旨を逸脱しない
範囲で種々の変形を施しても同様に実施可能であること
はいうまでもない。
の移動無線通信システムがそれぞれ自己の存在を示す信
号を送信する周波数帯域のチャネルを順次受信して、所
定値以上の受信電界強度が得られるチャネルを検出し、
この検出したチャネルを、受信電界強度の高い順に受信
して、移動無線通信システムを識別する識別情報を取得
する際に、すでに識別情報の取得を試みたチャネルに隣
接するチャネルについては、受信を行わないようにして
いる。
ネルの漏洩電界により、隣接するチャネルの受信電界強
度が所定値以上となる場合でも、この隣接するチャネル
については、識別情報を取得するための受信を行わない
ので、所望のシステムを迅速に捕捉することが可能な移
動無線端末装置を提供できる。
システムがそれぞれ自己の存在を示す信号を送信する周
波数帯域のチャネルを順次受信して、所定値以上の受信
電界強度が得られるチャネルを検出し、この検出したチ
ャネルを、受信電界強度の高い順に受信して、移動無線
通信システムを識別する識別情報を取得する際に、すで
に識別情報の取得を試みたチャネルと、予め設定した所
定の周波数差を有するチャネルについては、受信を行わ
ないようにしている。
テムから所定の周波数差を有する複数のチャネルが受信
される場合でも、同じシステムからは1つのチャネルに
ついてのみ識別情報を取得するための受信を行うことに
なるため、所望のシステムを迅速に捕捉することが可能
な移動無線端末装置を提供できる。
形態の構成を示す回路ブロック図。
け受信状態までの処理を説明するためのフローチャー
ト。
するためのフローチャート。
するためのフローチャート。
DER) 42…PCMコーデック(PCM CODEC) 43…スピーカ 44…マイクロホン(M) 50…着信報知部 51…発音体 52…発光体 53…振動体 60…メモリ部 60a…SID記憶エリア 60b…Dチャネル候補記憶エリア 60c…検証済Dチャネル記憶エリア 60d…SID候補記憶エリア 60e…Pチャネル候補記憶エリア 60f…検証済Pチャネル記憶エリア 70…ユーザインターフェイス部 71…表示部 72…キー入力部 80…バッテリ 90…バッテリ監視部 100…制御部
Claims (3)
- 【請求項1】 複数の移動無線通信システムがそれぞれ
自己の存在を示す信号を送信する周波数帯域のチャネル
を順次受信して、所定値以上の受信電界強度が得られる
チャネルを検出するチャネル検出手段と、このチャネル
検出手段により検出したチャネルを、前記受信電界強度
の高い順に受信して、前記移動無線通信システムを識別
する識別情報を取得する識別情報取得手段と、この識別
情報取得手段にて取得した識別情報に基づいて、所望の
移動無線通信システムを捕捉するシステム捕捉手段とを
備える移動無線端末装置において、 前記識別情報取得手段が、すでに識別情報の取得を試み
たチャネルに隣接するチャネルについては、受信しない
ことを特徴とする移動無線端末装置。 - 【請求項2】 複数の移動無線通信システムがそれぞれ
自己の存在を示す信号を送信する周波数帯域のチャネル
を順次受信して、所定値以上の受信電界強度が得られる
チャネルを検出するチャネル検出手段と、このチャネル
検出手段により検出したチャネルを、前記受信電界強度
の高い順に受信して、前記移動無線通信システムを識別
する識別情報を取得する識別情報取得手段と、この識別
情報取得手段にて取得した識別情報に基づいて、所望の
移動無線通信システムを捕捉するシステム捕捉手段とを
備える移動無線端末装置において、 前記識別情報取得手段が、すでに識別情報の取得を試み
たチャネルと、予め設定した所定の周波数差を有するチ
ャネルについては、受信しないことを特徴とする移動無
線端末装置。 - 【請求項3】 前記識別情報取得手段は、すでに識別情
報の取得を試みたチャネルと、予め設定した所定の周波
数の自然数倍の周波数差を有するチャネルについては、
受信しないことを特徴とする請求項2に記載の移動無線
端末装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22870899A JP4202543B2 (ja) | 1999-08-12 | 1999-08-12 | 移動無線端末装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22870899A JP4202543B2 (ja) | 1999-08-12 | 1999-08-12 | 移動無線端末装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2001054169A true JP2001054169A (ja) | 2001-02-23 |
JP4202543B2 JP4202543B2 (ja) | 2008-12-24 |
Family
ID=16880572
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22870899A Expired - Fee Related JP4202543B2 (ja) | 1999-08-12 | 1999-08-12 | 移動無線端末装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP4202543B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004312092A (ja) * | 2003-04-02 | 2004-11-04 | Nec Corp | 無線通信装置および無線通信装置のチャネル選択方法 |
US7356360B2 (en) | 2002-02-05 | 2008-04-08 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Radio communication system |
-
1999
- 1999-08-12 JP JP22870899A patent/JP4202543B2/ja not_active Expired - Fee Related
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US7356360B2 (en) | 2002-02-05 | 2008-04-08 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Radio communication system |
JP2004312092A (ja) * | 2003-04-02 | 2004-11-04 | Nec Corp | 無線通信装置および無線通信装置のチャネル選択方法 |
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JP4202543B2 (ja) | 2008-12-24 |
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