JP2001053382A - 半導体レーザ装置 - Google Patents

半導体レーザ装置

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JP2001053382A
JP2001053382A JP22217099A JP22217099A JP2001053382A JP 2001053382 A JP2001053382 A JP 2001053382A JP 22217099 A JP22217099 A JP 22217099A JP 22217099 A JP22217099 A JP 22217099A JP 2001053382 A JP2001053382 A JP 2001053382A
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Toshiaki Fukunaga
敏明 福永
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リッジ型の屈折率導波機構を有する半導体レ
ーザ装置において、高い出力まで基本横モード発振を
得、かつ信頼性を向上させる。 【解決手段】 n型GaAs基板11上にn-In0.49(Alz3G
a1-z3)0.51P下部クラッド層12、nあるいはi-Inx2Ga
1-x2As1-y2Py2光導波層13、Inx1Ga1-x1As1-y1Py1圧縮歪
量子井戸活性層14、pあるいはi-Inx2Ga1-x2As1-y2Py2
部第一光導波層15、p-Inx6Ga1-x6Pエッチング阻止層1
6、p-Inx2Ga1-x2As1-y2Py2上部第二光導波層17、p-In
0.49(Alz3Ga1-z3)0.51P上部クラッド層18、p-GaAsコン
タクト層、絶縁膜20を形成し、3μm程度のストライプ
で、これに連続する周辺部に平行な幅6μm程度のストラ
イプの絶縁膜20を除去する。絶縁膜膜20をマスクとし
て、GaAsコンタクト層19を除去し、p-In0.49(Alz3Ga
1-z3)0.51P上部クラッド層18除去する。p-Inx2Ga1-x2As
1-y2Py2上部第二光導波層17をp-Inx6Ga1-x6Pエッチング
阻止層の上部まで除去して、リッジストライプを形成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体レーザ装置
に関し、特に、リッジ型の屈折率導波機構を備えた半導
体レーザ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、0.9μmから1.1μmの
高出力の半導体レーザ装置において、基本横モード発振
を得るために、屈折率導波機構を設けることが広くなさ
れている。例えば1998年発行のApplied Physics Lette
r,Vol.73,No.9 pp.1182-1184において、活性領域にAl
を含まない、InGaAsを活性層とし、InGaAs
Pを光導波層とし、クラッド層をInGaPとした構造
を採用した970nm帯の半導体レーザ装置が報告され
ている。上記文献においては高出力特性を改善するため
に、活性層の光密度を低減する構造として、光導波層の
厚みを大きくした、LOC(Large Optical Cavity)構
造が考案されており、最高光出力の増大が報告されてい
る。但し、最高光出力は端面での光吸収により流れる電
流による発熱により、端面温度が上昇し、さらに端面で
のバンドギャップが小さくなりさらに光吸収が多くなる
という循環により、端面が破壊されるCOMD(Catast
rophic Optical Mirror Damage)現象が起こる。このC
OMDに達する光出力が高くなると、高出力駆動で高信
頼性が得られる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
構造では光導波層が厚いために屈折率導波機構を作りつ
けるには、光導波層の途中までエッチングする必要があ
り、高い精度でエッチング深さを制御するのが困難であ
る。そのため、再現性よく高出力まで基本横モード発振
する屈折率導波型半導体レーザを作成するのが困難であ
った。
【0004】本発明は上記事情に鑑みて、高出力下にお
いても基本横モード発振する信頼性の高い半導体レーザ
装置を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体レーザ装
置は、第一導電型GaAs基板上に、第一導電型下部ク
ラッド層、組成比がx2=(0.49±0.01)y2および0≦x2≦
0.3である第一導電型Inx2Ga1-x2As1-y2y2下部
光導波層、組成比が0<x3≦0.4および0≦y3≦0.1である
Inx3Ga1-x3As1-y3y3圧縮歪量子井戸活性層、組
成比がx2=(0.49±0.01)y2および0≦x2≦0.3である第二
導電型Inx2Ga1-x2As1-y2y2上部第一光導波層、
組成比が0.2≦x6≦0.8である第二導電型Inx6Ga1-x6
Pエッチング阻止層、電流注入窓となるストライプ部に
沿って該ストライプ部の両側が除去された、組成比がx2
=(0.49±0.01)y2および0≦x2≦0.3である第二導電型I
x2Ga1-x2As1-y2y2上部第二光導波層、第二導電
型クラッド層および第二導電型コンタクト層がこの順に
積層されてなるリッジ型の屈折率導波機構を備えてお
り、圧縮歪量子井戸活性層の歪量と膜厚の積の絶対値が
0.25nm以下であり、エッチング阻止層の歪量と膜
厚の積の絶対値が0.25nm以下であり、圧縮歪量子
井戸活性層およびエッチング阻止層以外の全ての層が、
前記第一導電型GaAs基板と格子整合する組成である
ことを特徴とするものである。
【0006】なお、上記両側が除去されたとは、ストラ
イプ部に沿ってその両側の一部がエッチング阻止層まで
除去されてリッジ型のストライプ部の両側に溝が形成さ
れた構造と、ストライプに沿って両側の全てがエッチン
グ阻止層まで除去されてリッジ型のストライプ部のみが
残った構造を含む。
【0007】また、前記圧縮歪量子井戸活性層の上下
に、組成比が0≦x5≦0.3および0<y5≦0.6であるInx5
Ga1-x5As1-y5y5引張り歪障壁層が形成されていて
もよく、圧縮歪量子井戸活性層の歪量と膜厚の積と、該
引張り歪障壁層の歪量と該2つの引張り歪障壁層の合計
の膜厚の積の和の絶対値が0.25nm以下であること
を特徴とするものであってもよい。
【0008】なお、第一導電型下部光導波層、第二導電
型上部第一光導波層および第二導電型上部第二光導波層
の合計の厚さは0.6μm以上であることが望ましい。
【0009】また、圧縮歪量子井戸活性層は、多重量子
井戸構造であってもよい。
【0010】また、第二導電型クラッド層は、組成比が
0≦z3≦1であるIn0.49(Alz1Ga1-z10.51Pまた
は組成比が0.3≦z2≦0.7であるAlz2Ga1-z2Asであ
ることが望ましい。
【0011】また、ストライプ部の幅は1μm以上であ
ってもよい。
【0012】ここで、量子井戸活性層の歪量とは、Ga
As基板の格子定数をcsとし、活性層の格子定数をca
とすると、(ca−cs)/csで表される値を示す。
【0013】また、エッチング阻止層の歪量とは、Ga
As基板の格子定数をcsとし、エッチング阻止層の格
子定数をceとすると、(ce−cs)/csで表される値
を示す。
【0014】また、上記格子整合するとは、GaAs基
板の格子定数をcsとし、成長層の格子定数をcとする
と(c−cs)/csで表される値が0.003以下であ
ることを示す。
【0015】また、上記引張り歪障壁層の歪量は、Ga
As基板の格子定数をcsとし、障壁層の格子定数をcb
とすると、(cb−cs)/csで表される値を示す。
【0016】なお、上記第一導電型および第二導電型と
は、例えば第一導電型がn型半導体であれば、第二導電
型は第一導電型と逆極性であるp型半導体を示すもので
ある。
【0017】
【発明の効果】本発明の半導体レーザ装置の製造方法に
よると、特に、Inx2Ga1-x2As1-y2y上部第一光
導波層の上にInx6Ga1-x6Pエッチング阻止層(0.2
≦x6≦0.8)を形成し、リッジ深さ、すなわち、リッジ
部の両脇の溝底辺から活性層までの厚さを高出力発振が
可能な厚さに制御でき、かつ、Inx6Ga1-x6Pエッチ
ング阻止層の上にInx2Ga1-x2As1-y2y2上部第二
光導波層を形成しているので光導波層を0.3μm以上
の厚さに形成することができるので、高出力発振を得な
がら、かつ活性層のピーク密度を低減することができ、
高光密度による光出射端面の劣化を低減することがで
き、信頼性を向上させることができる。
【0018】また、Inx2Ga1-x2As1-y2y2第二光
導波層を形成することにより、活性層とのバンドギャッ
プ差を従来より大きくすることができるので、効率良く
キャリアを閉じ込めることができるので、低しきい値電
流密度での発振が実現できる。
【0019】さらに、エッチング阻止層にInx6Ga
1-x6Pを用いているため、Inx6Ga1-x6Pは硫酸系の
エッチャントではエッチングされないため、硫酸系のエ
ッチャントで精度良くInx6Ga1-x6Pエッチング阻止
層で停止させることができるので、リッジ深さを高精度
に制御することができる。
【0020】また、圧縮歪量子井戸活性層の上下にIn
x5Ga1-x5As1-y5y5引張り歪障壁層を形成した場
合、しきい値電流の低減等、種々の特性を向上させるこ
とができる。
【0021】また、ストライプ幅が1μm以上の半導体
レーザ装置において、上記構成による本発明を適用する
ことはより効果的であり、マルチモードであっても低雑
音でかつ高出力発振する半導体レーザ装置を得ることが
できる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
を用いて詳細に説明する。
【0023】図1は本発明の第1の実施の形態による半
導体レーザ素子について説明し、その作成過程の斜視図
を図1に示す。
【0024】図1aに示すように、n型GaAs基板11
上に有機金属気相成長法によりn−In0.49(Alz3
1-z30.51P下部クラッド層12(0≦z3≦1)、nある
いはi−Inx2Ga1-x2As1-y2y2光導波層13(x2=
(0.49±0.01)y2、0≦x2≦0.3)、Inx1Ga1-x1As
1-y1y1圧縮歪量子井戸活性層14(0<x1≦0.4、0≦y1
≦0.1)、pあるいはi−Inx2Ga1-x2As1-y2y2
上部第一光導波層15(x2=(0.49±0.01)y2、0≦x2≦0.
3)、厚さが例えば10nm程度のp−Inx6Ga1-x6
Pエッチング阻止層16(0.2≦x6≦0.8)、p−Inx2
1-x2As1-y2y2上部第二光導波層17(x2=(0.49±
0.01)y2、0≦x2≦0.3)、p−In0.49(Alz3Ga
1-z30.51P上部クラッド層18(0≦z3≦1)、p−Ga
Asコンタクト層19を形成する。この上に絶縁膜20を形
成し、通常のリソグラフィにより3μm程度のストライ
プで、これに連続する周辺部に平行な幅6μm程度のス
トライプの絶縁膜20を除去する。
【0025】次に、この絶縁膜20をマスクとして、硫酸
系エッチャントでGaAsコンタクト層19を除去し、引
き続き塩酸系エッチャントでp−In0.49(Alz3Ga
1-z30.51P上部クラッド層18除去する。その後、p−
Inx2Ga1-x2As1-y2y2上部第二光導波層17を硫酸
系エッチャントでp−Inx6Ga1-x6Pエッチング阻止
層の上部まで除去して、リッジストライプを形成する。
Inx6Ga1-x6Pは硫酸系のエッチャントではエッチン
グされないので、活性層からのエッチングされた底面ま
での距離(d)が高精度で制御でき、リッジ溝部での等
価屈折率段差△Nを精度良く制御できる。上部第一光導
波層の厚みは共振器中央部のリッジ構造の幅(W)の導
波路で単一基本モードによる屈折率導波が高出力まで達
成できるような厚みとする。△Nは1.5〜7×10-3
程度とし、Wは1〜5μm程度とする。
【0026】次に図1bに示すように、絶縁膜20を除去
した後、絶縁膜21を形成し、通常のリソグラフィによ
り、リッジストライプ上の絶縁膜21を除去し、p側電極
22を形成し、基板の研磨を行い、n側電極23を形成す
る。その後、試料を劈開して形成した共振器面に高反射
コート24、反対側端面に低反射率コート25を行い、その
後、チップ化して半導体レーザ素子を完成させる。
【0027】上記構造により、単一横モードを保ったま
ま、高いレベルの光出力のレーザ光を発生させる。
【0028】本発明の第2の実施の形態による半導体レ
ーザ素子について説明し、その作成過程の斜視図を図2
に示す。
【0029】図2aに示すように、n型GaAs基板31
上に有機金属気相成長法によりn−In0.49(Alz3
1-z30.51P下部クラッド層32(0≦z3≦1)、nある
いはi−Inx2Ga1-x2As1-y2y2光導波層33(x2=
(0.49±0.01)y2、0≦x2≦0.3)、Inx5Ga1-x5As
1-y5y5(0≦x5≦0.3、0<y5≦0.6)引張り歪障壁層3
4、Inx1Ga1-x1As1-y1y1圧縮歪量子井戸活性層3
5(0<x1≦0.4、0≦y1≦0.1)、Inx5Ga1-x5As
1-y5y5(0≦x5≦0.3、0<y5≦0.6)引張り歪障壁層3
6、pあるいはi−Inx2Ga1-x2As1-y2y2上部第
一光導波層37(x2=(0.49±0.01)y2、0≦x2≦0.3)、厚
さが例えば10nm程度のp−Inx6Ga1-x6Pエッチ
ング阻止層38(0.2≦x6≦0.8)、p−Inx2Ga1-x2
1-y2y2上部第二光導波層39(x2=(0.49±0.01)y2、
0≦x2≦0.3)、p−In0.49(Alz3Ga1-z30.51
上部クラッド層40(0≦z3≦1)、p−GaAsコンタク
ト層41を形成する。この上に絶縁膜42を形成し、通常の
リソグラフィにより3μm程度のストライプで、これに
連続する周辺部に平行な幅6μm程度のストライプの絶
縁膜42を除去する。
【0030】次に、この絶縁膜42をマスクとして、硫酸
系エッチャントを用いp−GaAsコンタクト層41を除
去し、引き続き塩酸系エッチャントでp−In0.49(A
z3Ga1-z30.51P上部クラッド層40除去する。その
後、p−Inx2Ga1-x2As1-y2y2上部第二光導波層
39を硫酸系エッチャントでp−Inx6Ga1-x6Pエッチ
ング阻止層38の上部まで除去して、リッジストライプを
形成する。Inx6Ga1-x6Pは硫酸系のエッチャントで
はエッチングされないので、活性層からのエッチングさ
れた底面までの距離(d)が高精度で制御でき、リッジ
溝部での等価屈折率段差△Nを精度良く制御できる。上
部第一光導波層の厚みは共振器中央部のリッジ構造の幅
(W)の導波路で単一基本モードによる屈折率導波が高
出力まで達成できるような厚みとする。△Nは1.5〜
7×10-3程度とし、Wは1〜5μm程度とする。 次
に図2bに示すように、絶縁膜42を除去した後、絶縁膜
43を形成し、通常のリソグラフィにより、リッジストラ
イプ上の絶縁膜43を除去し、p側電極44を形成し、基板
の研磨を行い、n側電極45を形成する。その後、試料を
劈開して形成した共振器面に高反射コート46、反対側端
面に低反射率コート47を行い、その後、チップ化して半
導体レーザ素子を完成させる。
【0031】上記構造により、単一横モードを保ったま
ま、高いレベルの光出力のレーザ光を発生させる。
【0032】上記4つの実施の形態について、発振する
波長帯λに関しては、圧縮歪のIn x3Ga1-x3As1-y3
y3活性層(0<x3≦0.4、0≦y3≦0.1)より、900<
λ<1200(nm)の範囲までの制御が可能である。
【0033】また、上記4つの実施の形態は、屈折率導
波機構付き半導体レーザのみを記載しているが、回折格
子付きの半導体レーザや光集積回路の作成にも用いるこ
とが可能である。
【0034】また、上部クラッド層は、Alz2Ga1-z2
As(0.3≦z2≦0.7)であってもよく、この場合、硫酸
系のエッチャントでp−Inx6Ga1-x6Pエッチング阻
止層38の上部まで除去してリッジストライプを形成すれ
ばよい。
【0035】また、基本横モード発振する半導体レーザ
だけでなく、多モード発振する1μm以上の屈折率導波
型幅広ストライプ半導体レーザの作成にも用いることが
可能である。
【0036】また、層構成は、n型GaAs基板を用い
た場合について記述しているが、p型導電性の基板を用
いてもよく、この場合、上記すべての導電性を反対にす
ればよい。
【0037】また、量子井戸が単一で光導波層組成が一
定のSQW−SCHと呼ばれる構造を示したが、SQW
の代わりに量子井戸を複数とする多重量子井戸構造であ
ってもよい。
【0038】結晶層の成長法として、固体あるいはガス
を原料とする分子線エピタキシャル成長法であってもよ
い。
【0039】また、本発明による半導体レーザ装置を用
いて、固体レーザ発生装置および固体レーザ発生装置に
よって第二高調波発生素子を励起することにより、高ビ
ーム品位の高出力光源が実現できる。この半導体レーザ
を直接、第二高調波発生素子を励起し、紫外〜赤色レー
ザ光源を実現することができる。従って、高速な情報・
画像処理および通信、計測、医療、印刷の分野での光源
としての応用が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による半導体レーザ
素子の作成工程を示す斜視図
【図2】本発明の第2の実施の形態による半導体レーザ
素子の作成工程を示す斜視図
【符号の説明】
11,31 GaAs基板 12,32 下部クラッド層 13,33 下部光導波層 14,35 量子井戸活性層 15,37 上部第一光導波層 16,38 エッチング阻止層 17,39 上部第二光導波層 18,40 上部クラッド層

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一導電型GaAs基板上に、 第一導電型下部クラッド層、 組成比がx2=(0.49±0.01)y2および0≦x2≦0.3である第
    一導電型Inx2Ga1-x2As1-y2y2下部光導波層、 組成比が0<x3≦0.4および0≦y3≦0.1であるInx3Ga
    1-x3As1-y3y3圧縮歪量子井戸活性層、 組成比がx2=(0.49±0.01)y2および0≦x2≦0.3である第
    二導電型Inx2Ga1-x2As1-y2y2上部第一光導波
    層、 組成比が0.2≦x6≦0.8である第二導電型Inx6Ga1-x6
    Pエッチング阻止層、 電流注入窓となるストライプ部に沿って該ストライプ部
    の両側が除去された、組成比がx2≒0.49y2および0≦x2
    ≦0.3である第二導電型Inx2Ga1-x2As1-y2y2
    部第二光導波層、第二導電型クラッド層および第二導電
    型コンタクト層がこの順に積層されてなるリッジ型の屈
    折率導波機構を備えており、 前記圧縮歪量子井戸活性層の歪量と膜厚の積の絶対値が
    0.25nm以下であり、 前記エッチング阻止層の歪量と膜厚の積の絶対値が0.
    25nm以下であり、 前記圧縮歪量子井戸活性層および前記エッチング阻止層
    以外の全ての層が、前記第一導電型GaAs基板と格子
    整合する組成であることを特徴とする半導体レーザ装
    置。
  2. 【請求項2】 前記圧縮歪量子井戸活性層の上下に、組
    成比が0≦x5≦0.3および0<y5≦0.6であるInx5Ga
    1-x5As1-y5y5引張り歪障壁層が形成されており、 前記圧縮歪量子井戸活性層の歪量と膜厚の積と、該引張
    り歪障壁層の歪量と該2つの引張り歪障壁層の合計の膜
    厚の積の和の絶対値が0.25nm以下であることを特
    徴とする請求項1記載の半導体レーザ装置。
  3. 【請求項3】 前記第一導電型下部光導波層、前記第二
    導電型上部第一光導波層および前記第二導電型上部第二
    光導波層の合計の厚さが0.6μm以上であることを特
    徴とする請求項1または2記載の半導体レーザ装置。
  4. 【請求項4】 前記圧縮歪量子井戸活性層が多重量子井
    戸構造であることを特徴とする請求項1、2または3記
    載の半導体レーザ装置。
  5. 【請求項5】 前記第二導電型クラッド層が、組成比が
    0≦z3≦1であるIn0.49(Alz1Ga1-z10.51Pまた
    は組成比が0.3≦z2≦0.7であるAlz2Ga1-z2Asであ
    ることを特徴とする請求項1から4いずれか1項記載の
    半導体レーザ装置。
  6. 【請求項6】 前記ストライプ部の幅が1μm以上であ
    ることを特徴とする請求項1から5いずれか1項記載の
    半導体レーザ装置。
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KR100460374B1 (ko) * 2002-03-08 2004-12-08 엘지전자 주식회사 반도체 레이저 다이오드 어레이 및 그의 제조 방법
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