JP2001230492A - 半導体発光装置 - Google Patents

半導体発光装置

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JP2001230492A
JP2001230492A JP2000042333A JP2000042333A JP2001230492A JP 2001230492 A JP2001230492 A JP 2001230492A JP 2000042333 A JP2000042333 A JP 2000042333A JP 2000042333 A JP2000042333 A JP 2000042333A JP 2001230492 A JP2001230492 A JP 2001230492A
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Toshiaki Fukunaga
敏明 福永
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 赤外色の光励起の面発光型半導体レーザ装置
において、高出力まで基本横モード発振すること、およ
び直接変調を可能にする。 【解決手段】 励起用に発振波長が780〜1100n
mである幅100μmのブロードエリア型半導体レーザ
素子21を用い、面発光型半導体素子39の10ペアのSiO
(厚さはλ/4nSiO2)/ZrO(厚さはλ/4
ZrO2)分布反射膜37側を取り付けられた穴あきヒート
シンク42と、集光レンズ41と、外部ミラー44を備えてい
る。外部ミラー44の凹面と面発光型半導体素子39の10
ペアのSiO2/ZrO2分布反射膜37とにより共振器
(共振器長L)が構成されている。共振器内には偏光素
子が挿入されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体レーザー装
置に関し、特に面発光型半導体素子を半導体レーザ素子
により励起してレーザ光を得る構成の半導体レーザ装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、2μm帯の半導体レーザとし
て、1999年発行のIEEE Photonics Technology Letters
pp. 794において、D. Z. Garbuzovらによって、2.3-2.7
-μmRoom Temperature CW Operation of InGaAs
Sb−AlGaAsSb Broad Waveguide SCH-QW Dio
des Lasersが報告されている。この半導体レーザは、I
nGaAsSbを活性層、Al0.9Ga0.1As0.03Sb
0.97を光導波層、Al 0.9Ga0.1As0.07Sb0.93をク
ラッド層とした構造であるが、しきい値電流の温度依存
性が悪く、発光効率が悪いという問題がある。特に、発
振波長が長くなるにつれてしきい値電流の温度依存性が
悪化する。そのため、100μmの幅広ストライプを有
していても、最大光出力は発振波長2.3μmにおいて
は500mWであり、発振波長2.6μmにおいては1
60mWしか得られていない。
【0003】また、従来のLD励起固体レーザーでは、
レーザー結晶の希土類元素の蛍光寿命が非常に長いこと
から、励起LDの直接変調による発振ビームの高速変調
ビームを得ることが困難であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事情に鑑
みて、2〜4μm帯波長の赤外色の半導体レーザ装置で
あって、高効率で、かつ高出力まで基本モード発振し、
さらに高速な直接変調が可能な半導体レーザ装置を提供
することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体レーザ装
置は、InGaAs、GaAsまたはInGaAsPを
活性層とした半導体レーザ素子からなる励起光源と、該
励起光源により励起されるInGaSbAs系の半導体
を活性層とした面発光型半導体素子とを備えたことを特
徴とするものである。
【0006】また、面発光型半導体素子における活性層
の積層方向の少なくとも片側に形成された分布反射ミラ
ーと、該分布反射ミラーと共振器を構成する、面発光型
半導体素子の外部に配置された少なくとも一つの外部ミ
ラーとを備えており、外部ミラーからレーザ光が出力さ
れる構成であってもよい。
【0007】上記構成において、面発光型半導体素子の
前記InGaSbAs系の半導体からなる活性層に、引
張り歪を有するAlGaAsSb系の半導体からなる障
壁層が隣接して配置されていてもよい。
【0008】また、半導体レーザ素子の活性層は、一つ
以上の量子井戸からなっていてもよい。また、さらに、
面発光型半導体素子の活性層は、一つ以上の量子井戸か
らなっていてもよい。
【0009】上記構成による本発明の半導体レーザ装置
において、半導体レーザ素子の発振領域幅は5μm以上
であってもよい。
【0010】
【発明の効果】本発明の半導体レーザ装置によれば、I
nGaAs、GaAsまたはInGaAsPを活性層と
した半導体レーザ素子からなる励起光源と、該励起光源
により励起される、InGaSbAs系の半導体を活性
層とした面発光型半導体素子とからなる構成であるの
で、高出力でかつ基本横モード発振する2〜4μmの赤
外色のレーザ発振を得ることができる。
【0011】また、本発明の半導体レーザ装置は、光励
起によりレーザ発振するものであり、赤外色の電流注入
型の半導体レーザ装置に比べて、電流注入によるジュー
ル発熱が低減できるので、半導体レーザ装置の長寿命化
を実現できる。
【0012】また、本発明の半導体レーザ装置は、面発
光型半導体素子における活性層の積層方向の少なくとも
片側に形成された分布反射ミラーと、分布反射ミラーと
共振器を構成する、面発光型半導体素子の外部に配置さ
れた少なくとも一つの外部ミラーとを備えている構成で
あってもよく、外部ミラーを用いることにより、万一、
サイドローブが発生した場合でも、スリット等を共振器
内に挿入することにより抑制することができるという利
点がある。
【0013】また、面発光型半導体素子のInGaSb
As系の半導体からなる活性層に、引張り歪を有するA
lGaAsSb系の半導体からなる障壁層が隣接して配
置されていることにより、光吸収により発生したキャリ
アを効率良く活性層に閉じ込めることができるので高効
率化を実現できる。
【0014】半導体レーザ素子の活性層が、一つ以上の
量子井戸からなることにより、高出力化が図られ、しき
い値電流の温度依存性を小さくすることができる。
【0015】面発光型半導体素子の活性層が、一つ以上
の量子井戸からなることにより、励起光により発生した
キャリアを効率良く活性層に閉じ込めることができるの
で高出力化に有効である。
【0016】また、半導体レーザ素子の発振領域幅が5
μm以上であることにより、例えば1W〜10Wの励起
光源の高出力化が可能である。従って、得られる発振出
力も数100mW〜数Wの赤外色のレーザ光を得ること
ができる。
【0017】また、本発明の半導体レーザ装置は、励起
光源に半導体レーザ素子を用いているので、高効率で低
コストかつCW動作を可能にすることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
を用いて詳細に説明する。
【0019】本発明の第1の実施の形態による半導体レ
ーザ装置について説明する。この半導体レーザ装置にお
ける励起用の半導体レーザ素子を図1に示し、該半導体
レーザ素子に励起される面発光型半導体素子を図2に示
し、単一横モードを実現する半導体レーザ装置の概略構
成図を図3に示す。まず励起用の半導体レーザ素子につ
いて説明する。図1に示すように、有機金属気相成長法
によりn−GaAs基板11上に、n−Ga1-z1Alz1
s下部クラッド層12(0≦z1≦1)、nあるいはi−Ga
As下部光導波層13、Inz2Ga1-z2As歪量子井戸活
性層14(0<z2≦0.45)、nあるいはi−GaAs上部
光導波層15、p−Ga1-z1Alz1As上部クラッド層16
(0≦z1≦1)、p−GaAsコンタクト層17を形成す
る。絶縁膜18を形成し、通常のリソグラフィーにより、
100μm程度のストライプの領域を除去し、p側電極19
を形成する。その後に基板の研磨を行い、n側電極20を
形成し、へき開により共振器を形成後、高反射コート
(図示せず)と低反射コート(図示せず)を行いチップ
化して半導体レーザ21を完成する。
【0020】半導体レーザ素子21の発振する波長λに関
しては、活性層を上記のInz2Ga 1-z2As(0<z2≦
0.45)、あるいはGaAsあるいはInxGa1-xAs
1-yy(ただし、0≦x≦0.4、0≦y≦0.6)とすることに
より、780<λ<1100(nm)の範囲で制御が可
能である。
【0021】上記半導体レーザ素子21では、簡単な絶縁
膜ストライプ構造のものについて記載しているが、リッ
ジストライプまたは内部ストライプ構造による幅広屈折
率導波型半導体レーザであっても良い。
【0022】次に、面発光型半導体素子について説明す
る。ここで、λは光励起により発振する波長であり、n
GaAlSbAs、nGaSbAs、nSiO2、nZrO2はそれぞれGaA
lSbAs、GaSbAs、SiO、ZrOの発振
波長での屈折率である。図2に示すように、有機金属気
相成長法により、InAs基板31上にGa1-x4Al x4
Sb1-y4Asy4クラッド層(0<x4<1、y4=0.08±0.01
+0.08y4)32、Ga1- x3Alx3Sb1-y3Asy3下部光
閉じ込め層(0≦x3<x4、y3=0.08±0.01+0.08y3)33、
Ga1-x2Alx2Sb1-y2Asy2(0≦x2≦x4、0.2≦y2≦
0.5)/In1-x1Gax1Sb1-y1Asy1多重量子井戸活性
層(0≦x1≦0.6、0≦y1≦1)34、Ga1-x3Alx3Sb
1-y3Asy3上部光閉じ込め層35、2ペアのGa1-x5Al
x5Sb1-y5Asy5(x4≦x5<1、y5=0.08±0.01+0.08y
5、厚さはλ/4nAlGaSbAs)/GaSb 0.92As0.08(厚
さはλ/4nGaSbAs)分布反射膜36(ただし、Ga1-x3
x3Sb1-y3Asy3上部光閉じ込め層35の直上はGa
1-x5Alx5Sb1-y5Asy5膜である。)を積層する。そ
の後、電子ビーム蒸着法等により、10ペアのSiO
(厚さはλ/4nSiO2)/ZrO(厚さはλ/4
ZrO2)分布反射膜37(ただし、分布反射膜36の直上は
SiO膜である。)を積層する。その後に基板の研磨
を行い、硫酸系エッチャントで発光領域のInAs基板
31を除去する。このとき、自動的にエッチングは、Ga
1-x4Alx4Sb1-y4Asy4クラッド層32が露出して停止
する。その後、ZrO(厚さはλ/4nZrO2)の無反射
コート38をおこない、へき開によりチップ化して、面発
光型半導体素子39を完成する。
【0023】上記面発光型半導体素子39の多重量子井戸
活性層において、障壁層であるGa 1-x2Alx2Sb1-y2
Asy2は、InAs基板31に格子整合するか、あるいは
引っ張り歪みを有する組成とすることが望ましく、井戸
層であるIn1-x1Gax1Sb 1-y1Asy1は、InAs基
板31に格子整合するか圧縮歪みを有する組成とすること
が望ましい。
【0024】ここで、歪量は、基板の格子定数をaInAs
とし、活性層の格子定数および膜厚をそれぞれaおよび
daとすると歪量△aは△a=|(a−aInAs)/aInAs
|で表される。活性層は、活性領域の結晶性を損なわな
い0.15nm≧Δada≧0の関係をもつ層構成が好ましい。ま
た、格子整合するとは、歪量Δaが、Δa≦0.003
の範囲内であることを示す。
【0025】また、活性層に隣接する障壁層として引っ
張り歪み障壁層を用いる場合は、障壁層の歪量および合
計の厚みをそれぞれΔbおよびdbとすると、0.15nm≧
Δada-Δbdb≧-0.15nmであることが好ましい。なお、分
布反射膜、クラッド層および光閉じ込め層は、格子整合
する組成とすることが望ましい。
【0026】次に、上記のように作製される半導体レー
ザ素子21と面発光型半導体素子39を用いた、本発明の第
1の実施の形態による半導体レーザ装置について説明す
る。本実施の形態による半導体レーザ装置は、図3aに
示すように、半導体レーザ素子21を励起光源に備え、上
記面発光型半導体素子39の10ペアのSiO(厚さはλ
/4nSiO2)/ZrO(厚さはλ/4nZrO2)分布反射膜3
7側を取り付けられた穴あきヒートシンク42と、集光レ
ンズ41と、外部ミラー44とを備えている。外部ミラー44
の凹面と面発光型半導体素子39の10ペアのSiO2/Z
rO2分布反射膜37とにより共振器(共振器長L)が構
成されている。共振器内には偏光素子43が挿入されてい
る。
【0027】半導体レーザ素子21からの波長780〜1
100nm帯の励起光45は、集光レンズ41により面発光
型半導体素子39に集光され、面発光型半導体素子39のク
ラッド層32、下部光導波層、多重量子井戸活性層34およ
び上部光導波層35により効率よく吸収されてレーザ発振
する(図中46)。この半導体レーザ装置から発せられる
波長λに関しては、面発光型半導体素子39のIn1-x1
x1Sb1-y1Asy1多重量子井戸活性層より、2000
<λ<4000(nm)の範囲までの制御が可能であ
る。
【0028】InAs基板は熱伝導係数も大きい事から
図3aに示す様なヒートシンクを構成すれば、容易に放
熱が可能である。また、熱レンズ等によるビーム変形も
非常に小さい。
【0029】また、半導体レーザ素子21からの励起光の
入射角度は、面発光型半導体素子39に対して図3bに示
すように角度を付けて入射させてもよい。
【0030】更に、単一縦モードを得る為に、共振器内
部に波長選択素子(例えば、リオフィルターもしくはエ
タロンもしくはこれらを複数枚)を挿入しても良い。
【0031】また、図3の励起用半導体レーザーを直接
変調する事によって、高速で変調が可能となる。これ
は、従来の固体レーザーにおいては、実現出来なかった
特性である。
【0032】また、本実施の形態に示すように、励起用
の半導体レーザ素子にはブロードエリア型の半導体レー
ザ素子を用いることが出来るので、励起光の高出力化
(例えば1W〜10W)が可能である。従って、得られ
る発振光出力も数100mW〜数Wの出力が可能とな
る。
【0033】また、本発明の半導体レーザ装置は、光励
起である為に、通常の電流注入の半導体レーザ素子とは
異なり、電流注入による発熱を低減できるという利点が
ある。
【0034】次に本発明の第2の実施の形態による半導
体レーザ装置について説明する。その半導体レーザ装置
を構成する面発光型半導体素子を図4に示し、半導体レ
ーザ装置の概略構成図を図5に示す。まず、面発光型半
導体素子について説明する。なお、λは光励起により発
振する波長であり、 nGaAlSbAs、nGaSbAs、nZrO2
それぞれGaAlSbAs、GaSbAs、ZrO
発振波長での屈折率である。図4に示すように、有機金
属気相成長法によりInAs基板51上に40ペアのGaS
0.92As0.08(厚さ:λ/4nGaSbAs)/Ga1-x5Al
x5Sb1-y5Asy 5(x4≦x5<1、y5=0.08±0.01+0.08y
5、厚さ:λ/4nAlGaSbAs)分布反射膜52、Ga1-x4
x4Sb1-y4Asy4クラッド層53(0<x4<1、y4=0.08
±0.01+0.08x4)、Ga1-x3Alx3Sb1-y3Asy3下部
光閉じ込め層(0≦x3<x4、y3=0.08±0.01+0.08y3)5
4、Ga1-x2Alx2Sb1-y2Asy2(0≦x2≦x4、0.2≦
y2≦0.5)/In1-x1Gax1Sb1-y1Asy1多重量子井戸
活性層(0≦x1≦0.6、0≦y1≦1)55、Ga1-x3Alx3
1-y3Asy3上部光閉じ込め層56、Ga1-x4Alx4Sb
1-y4Asy4クラッド層57を積層する。電子ビーム蒸着法
等により、ZrO2(厚さ:λ/4nZrO2)無反射コート
膜58を積層する。その後に基板の研磨を行いへき開によ
りチップ化して面発光型半導体素子59を完成させる。
【0035】上記面発光型半導体素子59の多重量子井戸
活性層においても、障壁層であるGa1-x2Alx2Sb
1-y2Asy2は、InAs基板51に格子整合するか、ある
いは引っ張り歪みを有する組成とすることが望ましく、
井戸層であるIn1-x1Gax1Sb1-y1Asy1は、InA
s基板51に格子整合するか圧縮歪みを有する組成とする
ことが望ましい。
【0036】次に、上記面発光型半導体素子59を用いた
本実施の形態による半導体レーザ装置について説明す
る。図5に示すように、励起光源には、上記第1の実施
の形態と同様に、半導体レーザ素子21を用い、上記面発
光型半導体素子59のInAs基板51側を取り付けられた
ヒートシンク62と、集光レンズ61と、外部ミラー64を備
えている。外部ミラー64の凹面と面発光型半導体素子59
の40ペアのGaSb0.92As0.08(厚さ:λ/4
GaSbAs)/Ga1-x5Alx5Sb1-y5Asy5(x4≦x5<
1、y5=0.08±0.01+0.08y5、厚さ:λ/4nAlGaSbAs
分布反射膜52とにより共振器(共振器長L)が構成され
ている。共振器内にブリュースター板63が挿入されてお
り、偏光が制御されている。
【0037】半導体レーザ素子21からの780〜110
0nmの励起光65は、サイドから励起される構成となっ
ている。励起光65は集光レンズ61により面発光型半導体
素子59に集光され、面発光型半導体素子59のクラッド層
57、上部光導波層56、多重量子井戸活性層55、下部光導
波層54およびクラッド層53により効率よく吸収されてレ
ーザ発振する(図中66)。この半導体レーザ装置から発
せられるレーザ光の波長帯に関しては、面発光型半導体
素子59のIn1-x1Gax1Sb1-y1Asy1量子井戸活性層
(0≦x3≦0.6、0≦y1≦1)により、2000<λ<40000
(nm)の範囲で制御が可能である。
【0038】本実施の形態の半導体レーザ装置では、I
nAs基板は熱伝導係数が大きいので、ヒートシンク側
に取り付けることにより、容易に放熱が可能であり、ま
た、熱レンズ等によるビーム変形も非常に小さいことか
ら、高出力化が可能である。また、第1の実施の形態と
同様、励起用半導体レーザ素子を直接変調することによ
って、高速で変調が可能となる。
【0039】本発明の半導体レーザ素子は、高速な情報
・画像処理及び通信、計測、医療、印刷の分野での光源
として応用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による半導体レーザ
装置を構成する半導体レーザ素子を示す断面図
【図2】本発明の第1の実施の形態による半導体レーザ
装置を構成する面発光型半導体素子を示す断面図
【図3】本発明の第1の実施の形態による半導体レーザ
装置を示す概略構成図
【図4】本発明の第2の実施の形態による半導体レーザ
装置を構成する面発光型半導体素子を示す断面図
【図5】本発明の第2の実施の形態による半導体レーザ
装置を示す概略構成図
【符号の説明】
21 半導体レーザ素子 31 InAs基板 37 SiO/ZrO分布反射膜 39 面発光型半導体素子 42 ヒートシンク 43 偏光素子 44 外部ミラー

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 InGaAs、GaAsまたはInGa
    AsPを活性層とした半導体レーザ素子からなる励起光
    源と、 該励起光源により励起される、InGaSbAs系の半
    導体を活性層とした面発光型半導体素子とを備えたこと
    特徴とする半導体レーザ装置。
  2. 【請求項2】 前記面発光型半導体素子における前記活
    性層の積層方向の少なくとも片側に形成された分布反射
    ミラーと、 該分布反射ミラーと共振器を構成する、前記面発光型半
    導体素子の外部に配置された少なくとも一つの外部ミラ
    ーとを備え、 該外部ミラーからレーザ光が出力されることを特徴とす
    る請求項1記載の半導体レーザ装置。
  3. 【請求項3】 前記面発光型半導体素子の前記InGa
    SbAs系の半導体からなる活性層に、引張り歪を有す
    るAlGaAsSb系の半導体からなる障壁層が隣接し
    て配置されていることを特徴とする請求項1または2記
    載の半導体レーザ装置。
  4. 【請求項4】 前記半導体レーザ素子の活性層が、一つ
    以上の量子井戸からなることを特徴とする請求項1から
    3いずれか1項記載の半導体レーザ装置。
  5. 【請求項5】 前記面発光型半導体素子の活性層が、一
    つ以上の量子井戸からなることを特徴とする請求項1か
    ら4いずれか1項記載の半導体レーザ装置。
  6. 【請求項6】 前記半導体レーザ素子の発振領域幅が5
    μm以上であることを特徴とする請求項1から5いずれ
    か1項記載の半導体レーザ装置。
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