JP2001053272A - 半導体装置 - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】
【課題】実効容量の減少と、リーク電流の増大とを有効
に防止することが可能な半導体装置を提供する。 【解決手段】この半導体装置は、主表面を有するシリコ
ン基板1と、そのシリコン基板1の主表面に形成された
酸化を抑制するためのシリコン窒化層3と、そのシリコ
ン窒化層3上に形成された高誘電率を有するタンタル酸
化層4と、そのタンタル酸化層4上に形成されたゲート
電極5とを備えている。
に防止することが可能な半導体装置を提供する。 【解決手段】この半導体装置は、主表面を有するシリコ
ン基板1と、そのシリコン基板1の主表面に形成された
酸化を抑制するためのシリコン窒化層3と、そのシリコ
ン窒化層3上に形成された高誘電率を有するタンタル酸
化層4と、そのタンタル酸化層4上に形成されたゲート
電極5とを備えている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体装置に関
し、特に、高誘電率絶縁層を有する半導体装置に関す
る。
し、特に、高誘電率絶縁層を有する半導体装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体装置の高集積化に伴って、
素子の微細化が要求されている。そのため、たとえば、
MOSトランジスタのゲート電極の面積も小さくなって
きている。MOSトランジスタのゲート電極の面積が小
さくなると、ゲート電極とシリコン基板との間の容量が
減少し、その結果、MOSトランジスタのしきい値電圧
が高くなるという不都合が生じる。このため、MOSト
ランジスタでは、素子が微細化された場合も、一定の容
量を確保する必要がある。そこで、従来では、MOSト
ランジスタのゲート絶縁層を薄膜化することにより、ゲ
ート電極とシリコン基板との間の容量を増加し、素子が
微細化された場合も、一定の容量を確保していた。ま
た、従来のMOSトランジスタのゲート絶縁層としては
シリコン酸化層が一般的に使用されていた。
素子の微細化が要求されている。そのため、たとえば、
MOSトランジスタのゲート電極の面積も小さくなって
きている。MOSトランジスタのゲート電極の面積が小
さくなると、ゲート電極とシリコン基板との間の容量が
減少し、その結果、MOSトランジスタのしきい値電圧
が高くなるという不都合が生じる。このため、MOSト
ランジスタでは、素子が微細化された場合も、一定の容
量を確保する必要がある。そこで、従来では、MOSト
ランジスタのゲート絶縁層を薄膜化することにより、ゲ
ート電極とシリコン基板との間の容量を増加し、素子が
微細化された場合も、一定の容量を確保していた。ま
た、従来のMOSトランジスタのゲート絶縁層としては
シリコン酸化層が一般的に使用されていた。
【0003】しかし、ゲート電極とシリコン基板との間
の容量を増加するために、ゲート絶縁層として使用され
るシリコン酸化層を極端に薄膜化すると、シリコン酸化
層にかかる電界強度が大きくなる。そのため、直接トン
ネル現象に起因するゲートリーク電流が増加し、その結
果、MOSトランジスタの電気的特性が劣化するという
不都合が生じる。このため、従来では、ゲート絶縁層を
薄膜化するには限界があった。
の容量を増加するために、ゲート絶縁層として使用され
るシリコン酸化層を極端に薄膜化すると、シリコン酸化
層にかかる電界強度が大きくなる。そのため、直接トン
ネル現象に起因するゲートリーク電流が増加し、その結
果、MOSトランジスタの電気的特性が劣化するという
不都合が生じる。このため、従来では、ゲート絶縁層を
薄膜化するには限界があった。
【0004】そこで、従来、このような不都合を解消す
るために、ゲート絶縁層として、シリコン酸化層に比べ
て高い誘電率を有する高誘電率絶縁層を使用することが
提案されている。このように、高誘電率絶縁層をゲート
絶縁層として用いれば、ゲート絶縁層を薄膜化すること
なく、MOSトランジスタの容量を増大することができ
る。それにより、素子が微細化されてゲート電極の表面
積が減少した場合にも、一定の容量を確保することがで
きる。なお、高誘電率絶縁層のうち、特に、タンタル酸
化層(Ta2O5)などの金属酸化層は、比誘電率が高
く(タンタル酸化層では25)、シリコン酸化層に代わ
るゲート絶縁層として検討されている。
るために、ゲート絶縁層として、シリコン酸化層に比べ
て高い誘電率を有する高誘電率絶縁層を使用することが
提案されている。このように、高誘電率絶縁層をゲート
絶縁層として用いれば、ゲート絶縁層を薄膜化すること
なく、MOSトランジスタの容量を増大することができ
る。それにより、素子が微細化されてゲート電極の表面
積が減少した場合にも、一定の容量を確保することがで
きる。なお、高誘電率絶縁層のうち、特に、タンタル酸
化層(Ta2O5)などの金属酸化層は、比誘電率が高
く(タンタル酸化層では25)、シリコン酸化層に代わ
るゲート絶縁層として検討されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
タンタル酸化層(高誘電率を有する金属酸化層)をゲー
ト絶縁層として用いる方法では、以下のような問題点が
ある。すなわち、タンタル酸化層(高誘電率を有する金
属酸化層)をシリコン基板上に堆積すると、タンタル酸
化層とシリコン基板との界面での酸化還元反応によっ
て、タンタル酸化層とシリコン基板との界面にシリコン
酸化層が形成される。このシリコン酸化層のために、ゲ
ート電極とシリコン基板との間の実効容量が減少し、そ
の結果、十分な容量を確保するのが困難であった。ま
た、このシリコン酸化層のために、リーク電流が増大す
るという問題点もあった。
タンタル酸化層(高誘電率を有する金属酸化層)をゲー
ト絶縁層として用いる方法では、以下のような問題点が
ある。すなわち、タンタル酸化層(高誘電率を有する金
属酸化層)をシリコン基板上に堆積すると、タンタル酸
化層とシリコン基板との界面での酸化還元反応によっ
て、タンタル酸化層とシリコン基板との界面にシリコン
酸化層が形成される。このシリコン酸化層のために、ゲ
ート電極とシリコン基板との間の実効容量が減少し、そ
の結果、十分な容量を確保するのが困難であった。ま
た、このシリコン酸化層のために、リーク電流が増大す
るという問題点もあった。
【0006】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたものであり、実効容量の減少と、リーク電
流の増大とを有効に防止することが可能な高誘電率絶縁
層を有する半導体装置を提供することを目的とする。
めになされたものであり、実効容量の減少と、リーク電
流の増大とを有効に防止することが可能な高誘電率絶縁
層を有する半導体装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1における半導体
装置は、主表面を有する半導体層と、第1の絶縁層と、
第2の絶縁層と、電極層とを備えている。第1の絶縁層
は、半導体層の主表面に形成されており、酸化を抑制す
る機能を有する。第2の絶縁層は、第1の絶縁層上に形
成されており、高誘電率を有する金属酸化層からなる。
電極層は、第2の絶縁層上に形成されている。なお、本
発明の半導体層は、半導体基板のみならず、ウェル領域
や絶縁基板上に形成される半導体薄膜などを含む概念で
ある。また、本発明の半導体装置は、通常の半導体基板
上に形成される半導体素子のみならず、絶縁基板上に形
成される薄膜トランジスタ(TFT)なども含む概念で
ある。
装置は、主表面を有する半導体層と、第1の絶縁層と、
第2の絶縁層と、電極層とを備えている。第1の絶縁層
は、半導体層の主表面に形成されており、酸化を抑制す
る機能を有する。第2の絶縁層は、第1の絶縁層上に形
成されており、高誘電率を有する金属酸化層からなる。
電極層は、第2の絶縁層上に形成されている。なお、本
発明の半導体層は、半導体基板のみならず、ウェル領域
や絶縁基板上に形成される半導体薄膜などを含む概念で
ある。また、本発明の半導体装置は、通常の半導体基板
上に形成される半導体素子のみならず、絶縁基板上に形
成される薄膜トランジスタ(TFT)なども含む概念で
ある。
【0008】請求項1では、上記のように、高誘電率を
有する金属酸化層からなる第2の絶縁層を、酸化を抑制
するための第1の絶縁層上に形成することにより、半導
体層の主表面上に第2の絶縁層を形成する際に、第2の
絶縁層と半導体層との界面での酸化還元反応が上記第1
の絶縁層によって抑制される。それにより、半導体層と
電極層との間の実効容量が減少するのを防止することが
でき、その結果、素子が微細化された場合にも十分な容
量を確保することができる。また、第2の絶縁層と半導
体層との界面に酸化層が形成されるのが防止されるの
で、リーク電流が増大するのを有効に防止することがで
きる。
有する金属酸化層からなる第2の絶縁層を、酸化を抑制
するための第1の絶縁層上に形成することにより、半導
体層の主表面上に第2の絶縁層を形成する際に、第2の
絶縁層と半導体層との界面での酸化還元反応が上記第1
の絶縁層によって抑制される。それにより、半導体層と
電極層との間の実効容量が減少するのを防止することが
でき、その結果、素子が微細化された場合にも十分な容
量を確保することができる。また、第2の絶縁層と半導
体層との界面に酸化層が形成されるのが防止されるの
で、リーク電流が増大するのを有効に防止することがで
きる。
【0009】請求項2は、上記請求項1の構成におい
て、第1の絶縁層が、窒化層、SiON層およびSiC
層からなるグループより選択される少なくとも1つを含
む。
て、第1の絶縁層が、窒化層、SiON層およびSiC
層からなるグループより選択される少なくとも1つを含
む。
【0010】請求項3は、上記請求項2の構成におい
て、窒化層が、半導体層に窒素をイオン注入することに
より形成される。このように、窒化層をイオン注入によ
って形成すれば、注入条件などを調節することにより、
容易に厚みの薄い窒化層を形成することができる。
て、窒化層が、半導体層に窒素をイオン注入することに
より形成される。このように、窒化層をイオン注入によ
って形成すれば、注入条件などを調節することにより、
容易に厚みの薄い窒化層を形成することができる。
【0011】請求項4は、請求項1〜3のいずれかの構
成において、高誘電率を有する金属酸化層は、Ta2O
5,Al2O3,TiO2,BaTiO3,PbTiO
3,SrTiO3,BaSrTiO3およびPZT(P
bZrO3−PbTiO3)からなるグループより選択
される少なくとも1つを含む。
成において、高誘電率を有する金属酸化層は、Ta2O
5,Al2O3,TiO2,BaTiO3,PbTiO
3,SrTiO3,BaSrTiO3およびPZT(P
bZrO3−PbTiO3)からなるグループより選択
される少なくとも1つを含む。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
【0013】図1は本発明の一実施の形態による半導体
装置(MOSトランジスタ)を示した断面図である。
装置(MOSトランジスタ)を示した断面図である。
【0014】まず、図1を参照して、本実施の形態によ
るMOSトランジスタでは、p型単結晶シリコン基板1
(以下、シリコン基板1という)の主表面上に、所定の
間隔を隔てて、素子分離膜2が形成されている。素子分
離膜2によって囲まれたシリコン基板1の主表面には、
シリコン窒化層3が1nm〜10nm程度の厚みで形成
されている。このシリコン窒化層3は、酸化を抑制する
機能を有し、本発明の「酸化を抑制するための第1の絶
縁層」を構成する。そのシリコン窒化層3上に直接接触
するように、高誘電率を有するタンタル酸化層(Ta2
O5)4が5nm〜50nm程度の厚みで形成されてい
る。このタンタル酸化層4は、本発明の「高誘電率を有
する金属酸化層からなる第2の絶縁層」を構成する。こ
のシリコン窒化層3およびタンタル酸化層4によって、
ゲート絶縁層が構成される。
るMOSトランジスタでは、p型単結晶シリコン基板1
(以下、シリコン基板1という)の主表面上に、所定の
間隔を隔てて、素子分離膜2が形成されている。素子分
離膜2によって囲まれたシリコン基板1の主表面には、
シリコン窒化層3が1nm〜10nm程度の厚みで形成
されている。このシリコン窒化層3は、酸化を抑制する
機能を有し、本発明の「酸化を抑制するための第1の絶
縁層」を構成する。そのシリコン窒化層3上に直接接触
するように、高誘電率を有するタンタル酸化層(Ta2
O5)4が5nm〜50nm程度の厚みで形成されてい
る。このタンタル酸化層4は、本発明の「高誘電率を有
する金属酸化層からなる第2の絶縁層」を構成する。こ
のシリコン窒化層3およびタンタル酸化層4によって、
ゲート絶縁層が構成される。
【0015】また、タンタル酸化層4上および素子分離
膜2上には、窒化チタン(TiN)からなるゲート電極
5が50nm〜300nm程度の厚みで形成されてい
る。このゲート電極5が、本発明の「電極層」を構成す
る。また、デバイスの全面を覆うように、SiO2また
はSiNからなる層間絶縁層6が500nm〜1500
nm程度の厚みで形成されている。層間絶縁層6のコン
タクトホール6aを介してゲート電極5に電気的に接触
するようにアルミ合金電極7が形成されている。また、
シリコン基板1の裏面には、AuCrからなる裏面電極
8が200nm〜1500nm程度の厚みで形成されて
いる。
膜2上には、窒化チタン(TiN)からなるゲート電極
5が50nm〜300nm程度の厚みで形成されてい
る。このゲート電極5が、本発明の「電極層」を構成す
る。また、デバイスの全面を覆うように、SiO2また
はSiNからなる層間絶縁層6が500nm〜1500
nm程度の厚みで形成されている。層間絶縁層6のコン
タクトホール6aを介してゲート電極5に電気的に接触
するようにアルミ合金電極7が形成されている。また、
シリコン基板1の裏面には、AuCrからなる裏面電極
8が200nm〜1500nm程度の厚みで形成されて
いる。
【0016】ここで、本実施の形態によるMOSトラン
ジスタでは、上記のように、酸化を抑制する機能を有す
るシリコン窒化層3上に直接接触するように高誘電率を
有するタンタル酸化層(Ta2O5)4を形成すること
により、シリコン基板1の主表面上にタンタル酸化層4
を形成する際に、タンタル酸化層4とシリコン基板1と
の界面での酸化還元反応が上記シリコン窒化層3によっ
て抑制される。これにより、タンタル酸化層4とシリコ
ン基板1との界面にシリコン酸化層が形成されるのを有
効に防止することができる。それにより、シリコン基板
1とゲート電極5との間の実効容量の減少を防止するこ
とができ、その結果、素子が微細化された場合にも十分
な容量を確保することができる。また、タンタル酸化層
4とシリコン基板1との界面にシリコン酸化層が形成さ
れるのを有効に防止することができるので、リーク電流
が増大するのも有効に防止することができる。
ジスタでは、上記のように、酸化を抑制する機能を有す
るシリコン窒化層3上に直接接触するように高誘電率を
有するタンタル酸化層(Ta2O5)4を形成すること
により、シリコン基板1の主表面上にタンタル酸化層4
を形成する際に、タンタル酸化層4とシリコン基板1と
の界面での酸化還元反応が上記シリコン窒化層3によっ
て抑制される。これにより、タンタル酸化層4とシリコ
ン基板1との界面にシリコン酸化層が形成されるのを有
効に防止することができる。それにより、シリコン基板
1とゲート電極5との間の実効容量の減少を防止するこ
とができ、その結果、素子が微細化された場合にも十分
な容量を確保することができる。また、タンタル酸化層
4とシリコン基板1との界面にシリコン酸化層が形成さ
れるのを有効に防止することができるので、リーク電流
が増大するのも有効に防止することができる。
【0017】図2〜図6は、本実施の形態による半導体
装置(MOSトランジスタ)の製造方法を説明するため
の断面図である。図2〜図6を参照して、以下に、本実
施の形態によるMOSトランジスタの製造プロセスにつ
いて説明する。
装置(MOSトランジスタ)の製造方法を説明するため
の断面図である。図2〜図6を参照して、以下に、本実
施の形態によるMOSトランジスタの製造プロセスにつ
いて説明する。
【0018】まず、第1工程では、図2に示すように、
シリコン基板1の主表面上に、LOCOS(Local Oxida
tion of Silicon)法を用いて、素子分離膜2を形成す
る。なお、LOCOS法による素子分離膜2に代えて、
STI(Shallow Trench Isolation)による素子分離を用
いてもよい。この後、ウエット雰囲気中での熱酸化法ま
たはドライ酸化によって、素子形成領域上に、SiO2
からなる犠牲酸化層10を10nm〜50nm程度の厚
みで形成する。この犠牲酸化層10は、素子形成領域に
おけるシリコン基板1の表面の欠陥を除去して良好なゲ
ート絶縁層を形成するために形成する。また、この犠牲
酸化層10は、後述する窒素イオンの注入時に注入ピー
クが基板表面にくるようにする機能も有する。
シリコン基板1の主表面上に、LOCOS(Local Oxida
tion of Silicon)法を用いて、素子分離膜2を形成す
る。なお、LOCOS法による素子分離膜2に代えて、
STI(Shallow Trench Isolation)による素子分離を用
いてもよい。この後、ウエット雰囲気中での熱酸化法ま
たはドライ酸化によって、素子形成領域上に、SiO2
からなる犠牲酸化層10を10nm〜50nm程度の厚
みで形成する。この犠牲酸化層10は、素子形成領域に
おけるシリコン基板1の表面の欠陥を除去して良好なゲ
ート絶縁層を形成するために形成する。また、この犠牲
酸化層10は、後述する窒素イオンの注入時に注入ピー
クが基板表面にくるようにする機能も有する。
【0019】次に、第2工程では、図3に示すように、
犠牲酸化層10を介してシリコン基板1に窒素を低エネ
ルギーでイオン注入する。この窒素のイオン注入は、注
入エネルギーが10KeV〜20KeV程度、ドーズ量
が5×1014cm−2〜5×1015cm−2程度の
条件下で行う。このイオン注入によって、シリコン基板
1の極表面に1nm〜10nm程度の薄い厚みを有する
シリコン窒化層3が形成される。このようにイオン注入
法を用いてシリコン窒化層3を形成すれば、注入条件な
どを調節することにより、容易に厚みの薄いシリコン窒
化層3を形成することができる。
犠牲酸化層10を介してシリコン基板1に窒素を低エネ
ルギーでイオン注入する。この窒素のイオン注入は、注
入エネルギーが10KeV〜20KeV程度、ドーズ量
が5×1014cm−2〜5×1015cm−2程度の
条件下で行う。このイオン注入によって、シリコン基板
1の極表面に1nm〜10nm程度の薄い厚みを有する
シリコン窒化層3が形成される。このようにイオン注入
法を用いてシリコン窒化層3を形成すれば、注入条件な
どを調節することにより、容易に厚みの薄いシリコン窒
化層3を形成することができる。
【0020】次に、第3工程では、図3に示した犠牲酸
化層10を希フッ酸を用いて剥離する。これにより、図
4に示すように、素子形成領域の極表面に形成されたシ
リコン窒化層3が露出される。
化層10を希フッ酸を用いて剥離する。これにより、図
4に示すように、素子形成領域の極表面に形成されたシ
リコン窒化層3が露出される。
【0021】次に、第4工程では、図5に示すように、
減圧CVD(Low Pressure Chemical Vapor Depositio
n)法を用いて、素子形成領域のシリコン窒化層3上に
直接接触するように、タンタル酸化層(Ta2O5)4
を5nm〜50nm程度の厚みで形成する。この減圧C
VD法によるタンタル酸化層4の形成は、使用ガスがT
a(OC2H5)2+O2、圧力が約0.25Tor
r、温度が約410℃の条件下で行う。さらに、堆積し
たタンタル酸化層4を結晶化させるとともにリーク電流
を低減するために、酸素雰囲気中で約800℃、60秒
程度のランプアニールと、約300℃、30分程度のU
Vオゾンアニールとを行う。
減圧CVD(Low Pressure Chemical Vapor Depositio
n)法を用いて、素子形成領域のシリコン窒化層3上に
直接接触するように、タンタル酸化層(Ta2O5)4
を5nm〜50nm程度の厚みで形成する。この減圧C
VD法によるタンタル酸化層4の形成は、使用ガスがT
a(OC2H5)2+O2、圧力が約0.25Tor
r、温度が約410℃の条件下で行う。さらに、堆積し
たタンタル酸化層4を結晶化させるとともにリーク電流
を低減するために、酸素雰囲気中で約800℃、60秒
程度のランプアニールと、約300℃、30分程度のU
Vオゾンアニールとを行う。
【0022】このように、本実施の形態によるMOSト
ランジスタの製造プロセスでは、高誘電率を有するタン
タル酸化層4を、イオン注入により形成したシリコン窒
化層3上に直接接触するように形成することにより、シ
リコン基板1の主表面上にタンタル酸化層4を形成する
際に、タンタル酸化層4とシリコン基板1との界面での
酸化還元反応が上記シリコン窒化層3により抑制され
る。これにより、タンタル酸化層4とシリコン基板1と
の界面にシリコン酸化層が形成されるのを有効に防止す
ることができる。この結果、シリコン基板1とゲート電
極5との間の実効容量の減少と、リーク電流の増加とを
有効に防止することが可能な高誘電率絶縁層を用いたM
OSトランジスタを容易に製造することができる。
ランジスタの製造プロセスでは、高誘電率を有するタン
タル酸化層4を、イオン注入により形成したシリコン窒
化層3上に直接接触するように形成することにより、シ
リコン基板1の主表面上にタンタル酸化層4を形成する
際に、タンタル酸化層4とシリコン基板1との界面での
酸化還元反応が上記シリコン窒化層3により抑制され
る。これにより、タンタル酸化層4とシリコン基板1と
の界面にシリコン酸化層が形成されるのを有効に防止す
ることができる。この結果、シリコン基板1とゲート電
極5との間の実効容量の減少と、リーク電流の増加とを
有効に防止することが可能な高誘電率絶縁層を用いたM
OSトランジスタを容易に製造することができる。
【0023】次に、第5工程では、図6に示すように、
タンタル酸化層4上に、スパッタ法またはCVD法を用
いて窒化チタン(TiN)層を50nm〜300nm程
度の厚みで形成する。そして、このTiN層を、リソグ
ラフィー技術を用いてHBrガスとBCl3ガスにより
パターニングすることによって、ゲート電極5を形成す
る。そして、ゲート電極5をマスクとしてイオン注入す
ることによって、一対のソース・ドレイン領域(図示せ
ず)を形成する。
タンタル酸化層4上に、スパッタ法またはCVD法を用
いて窒化チタン(TiN)層を50nm〜300nm程
度の厚みで形成する。そして、このTiN層を、リソグ
ラフィー技術を用いてHBrガスとBCl3ガスにより
パターニングすることによって、ゲート電極5を形成す
る。そして、ゲート電極5をマスクとしてイオン注入す
ることによって、一対のソース・ドレイン領域(図示せ
ず)を形成する。
【0024】最後に、図1に示したように、デバイスの
全面を覆うようにSiO2またはSiNからなる層間絶
縁層6を500nm〜1500nm程度の厚みで形成す
る。層間絶縁層6にコンタクトホール6aを形成した
後、そのコンタクトホール6aを介してゲート電極5に
電気的に接触するようにアルミ合金電極7を形成する。
そして、シリコン基板1の裏面にAuCrからなる裏面
電極8を200nm〜1500nm程度の厚みで形成す
る。このようにして、実施の形態1による半導体装置
(MOSトランジスタ)が完成される。
全面を覆うようにSiO2またはSiNからなる層間絶
縁層6を500nm〜1500nm程度の厚みで形成す
る。層間絶縁層6にコンタクトホール6aを形成した
後、そのコンタクトホール6aを介してゲート電極5に
電気的に接触するようにアルミ合金電極7を形成する。
そして、シリコン基板1の裏面にAuCrからなる裏面
電極8を200nm〜1500nm程度の厚みで形成す
る。このようにして、実施の形態1による半導体装置
(MOSトランジスタ)が完成される。
【0025】なお、今回開示された実施の形態は、すべ
ての点で例示であって制限的なものではないと考えられ
るべきである。本発明の範囲は、上記した実施の形態の
説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特
許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変
更が含まれる。
ての点で例示であって制限的なものではないと考えられ
るべきである。本発明の範囲は、上記した実施の形態の
説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特
許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変
更が含まれる。
【0026】たとえば、上記した実施の形態では、シリ
コン基板1に窒素をイオン注入することによって、シリ
コン基板1の極表面にシリコン窒化層3を形成したが、
本発明はこれに限らず、シリコン基板1を熱窒化法によ
り窒化することによりシリコン窒化層を形成してもよい
し、CVD法によりシリコン窒化層を形成するようにし
ても同様の効果を得ることができる。
コン基板1に窒素をイオン注入することによって、シリ
コン基板1の極表面にシリコン窒化層3を形成したが、
本発明はこれに限らず、シリコン基板1を熱窒化法によ
り窒化することによりシリコン窒化層を形成してもよい
し、CVD法によりシリコン窒化層を形成するようにし
ても同様の効果を得ることができる。
【0027】また、上記実施の形態では、酸化を抑制す
るための絶縁層としてシリコン窒化層3を採用したが、
本発明はこれに限らず、酸化を抑制する機能を有する絶
縁層であればシリコン窒化層以外の絶縁層でもよい。た
とえば、SiON層やSiC層が考えられる。また、酸
化を抑制するための絶縁層は、酸化を抑制する機能を有
する複数の絶縁層からなる積層膜であってもよく、たと
えば、シリコン窒化層、SiON層およびSiC層のう
ちの複数の層を含む積層膜が考えられる。
るための絶縁層としてシリコン窒化層3を採用したが、
本発明はこれに限らず、酸化を抑制する機能を有する絶
縁層であればシリコン窒化層以外の絶縁層でもよい。た
とえば、SiON層やSiC層が考えられる。また、酸
化を抑制するための絶縁層は、酸化を抑制する機能を有
する複数の絶縁層からなる積層膜であってもよく、たと
えば、シリコン窒化層、SiON層およびSiC層のう
ちの複数の層を含む積層膜が考えられる。
【0028】また、上記実施の形態では、高誘電率を有
する金属酸化層の一例としてのタンタル酸化層4につい
ての適用例を示したが、本発明はこれに限らず、タンタ
ル酸化層(Ta2O5)4以外の高誘電率を有する金属
酸化層に適用しても同様の効果を得ることができる。た
とえば、Al2O3,TiO2,BaTiO3,PbT
iO3,SrTiO3,BaSrTiO3またはPZT
(PbZrO3−PbTiO3)からなる金属酸化層に
ついても同様の効果を得ることができる。また、これら
の高誘電率を有する金属酸化層のうちの複数層からなる
積層膜に適用しても同様の効果を得ることができる。
する金属酸化層の一例としてのタンタル酸化層4につい
ての適用例を示したが、本発明はこれに限らず、タンタ
ル酸化層(Ta2O5)4以外の高誘電率を有する金属
酸化層に適用しても同様の効果を得ることができる。た
とえば、Al2O3,TiO2,BaTiO3,PbT
iO3,SrTiO3,BaSrTiO3またはPZT
(PbZrO3−PbTiO3)からなる金属酸化層に
ついても同様の効果を得ることができる。また、これら
の高誘電率を有する金属酸化層のうちの複数層からなる
積層膜に適用しても同様の効果を得ることができる。
【0029】また、上記実施の形態では、シリコン基板
1上に形成したMOSトランジスタについての適用例を
示したが、本発明はこれに限らず、絶縁基板上に形成さ
れた薄膜トランジスタ(TFT)などに適用しても同様
の効果を得ることができる。
1上に形成したMOSトランジスタについての適用例を
示したが、本発明はこれに限らず、絶縁基板上に形成さ
れた薄膜トランジスタ(TFT)などに適用しても同様
の効果を得ることができる。
【0030】さらに、上記実施の形態では、半導体基板
としてシリコン基板1を用いた例を示したが、本発明は
これに限らず、たとえば、Ge,GaAs,AlAs,
GaN,AlN,ZnSe,ZnS,CdTe,ZnT
eまたはCdS基板を用いても同様の効果を得ることが
できる。
としてシリコン基板1を用いた例を示したが、本発明は
これに限らず、たとえば、Ge,GaAs,AlAs,
GaN,AlN,ZnSe,ZnS,CdTe,ZnT
eまたはCdS基板を用いても同様の効果を得ることが
できる。
【0031】また、上記実施の形態では、酸化を抑制す
る機能を有するシリコン窒化層3上に直接接触するよう
に高誘電率を有するタンタル酸化層(Ta2O5)4を
形成したが、本発明はこれに限らず、シリコン窒化層3
とタンタル酸化層(Ta2O 5)4との間に酸化を抑制
しない層が介在するようにしてもよい。このように構成
した場合にも、シリコン基板1の主表面上にタンタル酸
化層4を形成する際に、タンタル酸化層4とシリコン基
板1との界面での酸化還元反応が上記シリコン窒化層3
によって抑制される。つまり、シリコン窒化層3とタン
タル酸化層4との間に酸化を抑制しない層が介在したと
しても、シリコン窒化層3によりシリコン基板1の表面
の酸化を抑制することができる。これにより、タンタル
酸化層4とシリコン基板1との界面にシリコン酸化層が
形成されるのを有効に防止することができる。
る機能を有するシリコン窒化層3上に直接接触するよう
に高誘電率を有するタンタル酸化層(Ta2O5)4を
形成したが、本発明はこれに限らず、シリコン窒化層3
とタンタル酸化層(Ta2O 5)4との間に酸化を抑制
しない層が介在するようにしてもよい。このように構成
した場合にも、シリコン基板1の主表面上にタンタル酸
化層4を形成する際に、タンタル酸化層4とシリコン基
板1との界面での酸化還元反応が上記シリコン窒化層3
によって抑制される。つまり、シリコン窒化層3とタン
タル酸化層4との間に酸化を抑制しない層が介在したと
しても、シリコン窒化層3によりシリコン基板1の表面
の酸化を抑制することができる。これにより、タンタル
酸化層4とシリコン基板1との界面にシリコン酸化層が
形成されるのを有効に防止することができる。
【0032】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、実効容
量の減少と、リーク電流の増加とを有効に防止すること
が可能な半導体装置を提供することができる。
量の減少と、リーク電流の増加とを有効に防止すること
が可能な半導体装置を提供することができる。
【図1】本発明の一実施の形態による半導体装置を示し
た断面図である。
た断面図である。
【図2】図1に示した本発明の一実施の形態による半導
体装置の製造プロセスの第1工程を説明するための断面
図である。
体装置の製造プロセスの第1工程を説明するための断面
図である。
【図3】図1に示した本発明の一実施の形態による半導
体装置の製造プロセスの第2工程を説明するための断面
図である。
体装置の製造プロセスの第2工程を説明するための断面
図である。
【図4】図1に示した本発明の一実施の形態による半導
体装置の製造プロセスの第3工程を説明するための断面
図である。
体装置の製造プロセスの第3工程を説明するための断面
図である。
【図5】図1に示した本発明の一実施の形態による半導
体装置の製造プロセスの第4工程を説明するための断面
図である。
体装置の製造プロセスの第4工程を説明するための断面
図である。
【図6】図1に示した本発明の一実施の形態による半導
体装置の製造プロセスの第5工程を説明するための断面
図である。
体装置の製造プロセスの第5工程を説明するための断面
図である。
1 p型単結晶シリコン基板 2 素子分離膜 4 タンタル酸化層(Ta2O5) 5 ゲート電極 6 層間絶縁層 7 アルミ合金電極
フロントページの続き Fターム(参考) 4M104 AA01 AA02 AA04 AA05 AA06 BB30 CC05 DD37 DD43 EE03 EE12 EE14 EE16 EE17 GG09 HH20 5F040 DA00 DC01 DC03 DC05 EC04 ED01 ED03 EJ03 EK01 FC15 5F110 AA06 AA30 CC02 EE01 EE44 EE45 FF01 FF03 FF04 FF09 FF21 FF26 FF29 FF32 FF36 GG02 GG03 GG04 HL03 NN02 NN23 NN24
Claims (4)
- 【請求項1】 主表面を有する半導体層と、 前記半導体層の主表面に形成された酸化を抑制するため
の第1の絶縁層と、 前記第1の絶縁層上に形成された高誘電率を有する金属
酸化層からなる第2の絶縁層と、 前記第2の絶縁層上に形成された電極層とを備えた、半
導体装置。 - 【請求項2】 前記第1の絶縁層は、窒化層、SiON
層およびSiC層からなるグループより選択される少な
くとも1つを含む、請求項1に記載の半導体装置。 - 【請求項3】 前記窒化層は、前記半導体層に窒素をイ
オン注入することにより形成される、請求項2に記載の
半導体装置。 - 【請求項4】 前記高誘電率を有する金属酸化層は、T
a2O5,Al2O 3,TiO2,BaTiO3,Pb
TiO3,SrTiO3,BaSrTiO3およびPZ
T(PbZrO3−PbTiO3)からなるグループよ
り選択される少なくとも1つを含む、請求項1〜3のい
ずれかに記載の半導体装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11226974A JP2001053272A (ja) | 1999-08-10 | 1999-08-10 | 半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11226974A JP2001053272A (ja) | 1999-08-10 | 1999-08-10 | 半導体装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001053272A true JP2001053272A (ja) | 2001-02-23 |
Family
ID=16853542
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11226974A Pending JP2001053272A (ja) | 1999-08-10 | 1999-08-10 | 半導体装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001053272A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006173294A (ja) * | 2004-12-15 | 2006-06-29 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 半導体装置 |
JP2018190876A (ja) * | 2017-05-10 | 2018-11-29 | 国立研究開発法人物質・材料研究機構 | Mis型半導体装置およびその製造方法 |
JP2020009884A (ja) * | 2018-07-06 | 2020-01-16 | 国立研究開発法人物質・材料研究機構 | 半導体装置、半導体装置の使用方法およびその半導体装置の製造方法 |
-
1999
- 1999-08-10 JP JP11226974A patent/JP2001053272A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006173294A (ja) * | 2004-12-15 | 2006-06-29 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 半導体装置 |
JP2018190876A (ja) * | 2017-05-10 | 2018-11-29 | 国立研究開発法人物質・材料研究機構 | Mis型半導体装置およびその製造方法 |
JP2020009884A (ja) * | 2018-07-06 | 2020-01-16 | 国立研究開発法人物質・材料研究機構 | 半導体装置、半導体装置の使用方法およびその半導体装置の製造方法 |
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