JP2001053252A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JP2001053252A
JP2001053252A JP11229621A JP22962199A JP2001053252A JP 2001053252 A JP2001053252 A JP 2001053252A JP 11229621 A JP11229621 A JP 11229621A JP 22962199 A JP22962199 A JP 22962199A JP 2001053252 A JP2001053252 A JP 2001053252A
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forming
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cell region
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Hitoshi Abiko
仁 安彦
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 DRAM混載ロジックデバイス等の容量素子
の形成工程を簡略化する。 【解決手段】 半導体基板1上のメモリセル領域と非メ
モリセル領域とにトランジスタを形成した後、該トラン
ジスタ上に第1の絶縁膜10を形成する。それぞれのソ
ース、ドレイン領域を露出させる第1の開口を形成し、
この第1の開口を第1の導電体で埋設し、プラグ15、
16、17を形成する。第2の絶縁膜18を全面に形成
した後、プラグ16の上部を露出させる第2の開口を形
成する。全面に容量絶縁膜となる第3の絶縁膜20を形
成する。第2の導電体で第2の開口を埋め込む導電体層
21(プレート電極)を形成した後、導電体層の上部を
研磨又はエッチバックで平坦化する(a)。全面に第4
の絶縁膜22を形成後、プラグ15、17の上面を露出
させる第3の開口23を形成する(b)。その後、プラ
グ15、17に接続される配線を第4の絶縁膜22上に
形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置および
その製造方法に関し、特にDRAM混載ロジックデバイ
ス等のメモリセルを有する半導体装置の容量素子の構造
およびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】マルチメディア時代の到来を迎えて、グ
ラフィックスLSIやASIC(app-lication specifi
c integrated circuit)では、DRAMとロジックデバ
イスを同一基板上に混載するDRAM混載ロジックデバ
イスが、多機能化が容易で動作高速化が図れることか
ら、その需要が伸びている。このDRAM混載ロジック
デバイスでは、DRAMの大容量化とゲート数の増加が
進められ高機能化が図られる一方で、その低価格化が強
く求められている。図12、図13は、DRAM混載ロ
ジックデバイスの容量素子の従来の製造工程を示す工程
順の断面図である。以下、図12、図13を参照して従
来のDRAM容量素子の形成方法を説明する。
【0003】半導体基板1上に素子領域間の分離のため
の素子分離膜6を形成した後、半導体基板1上にゲート
酸化膜を介してDRAM領域およびロジックデバイス領
域にゲート電極8、9を形成した後、イオン注入により
DRAM領域にドレイン領域2、ソース領域3、ロジッ
クデバイス領域にドレイン領域4、ソース領域5を形成
し、図12(a)に示すトランジスタを形成する。次
に、全面に第1の絶縁膜10を堆積し、この第1の絶縁
膜10を平坦化した後、DRAMのビットコンタクト1
1上、容量コンタクト12上およびロジック部のコンタ
クト13上に第1の開口14を形成する〔図12
(b)〕。次に、第1の開口14を第1の導電体で埋設
してビットコンタクト11上にプラグ15、容量コンタ
クト12上にプラグ16、ロジック部のコンタクト13
上にプラグ17を形成する〔図12(c)〕。
【0004】次に、容量素子コンタクト上のプラグ16
上に、柱状の容量スタック電極27を形成する。容量ス
タック電極27は、例えばスパッタリング法でW(タン
グステン)膜を堆積した後、フォトレジストをマスクに
したエッチングでパターニングして柱状に形成する。次
に、全面に容量絶縁膜28として例えばTa25膜を堆
積する。次に、容量絶縁膜28上の全面に例えばTiN
を堆積し、フォトリソグラフィとエッチングを用いてパ
ターニングを行って容量プレート電極29を形成する。
これらの工程を経て、図13(a)に示す容量スタック
電極27、容量絶縁膜28、容量プレート電極29から
なるDRAMの情報蓄積用容量素子が形成される。次
に、全面に層間絶縁膜30を堆積する。このとき容量素
子を形成した分だけ図13(b)に示すように、容量素
子上の層間絶縁膜30が高くなる。この後、フォトレジ
ストをスピン塗布してロジックデバイス領域などの凹所
をフォトレジストで被覆し、凹所での層間絶縁膜30の
高さが容量素子表面の高さとほぼ同じになるようにエッ
チバックを行う。次に、図13(c)に示すように、追
加の層間絶縁膜30aを堆積する。その後、図示は省略
するが、層間絶縁膜30a、30にプラグ15、17の
表面を露出させる開口を形成して該開口内を埋め込むプ
ラグを形成し、層間絶縁膜上に配線を形成する。このよ
うにしてDRAM混載ロジックデバイスの製造工程が完
了する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】フォトリソグラフィ工
程は、フォトレジストの塗布、露光・現像、フォトレジ
ストの除去などの工程を有し、厳重な工程管理と多大な
作業時間を要する。而して、DRAM混載ロジックデバ
イスにおける容量素子の従来の形成方法では、容量素子
を構成する容量スタック電極と容量プレート電極のパタ
ーニングにそれぞれ1回ずつの最低2回のフォトリソグ
ラフィ工程が必要となり、これがこの種デバイスのコス
ト高を招く要因となっていた。また、上述したスタック
型の容量素子を用いる場合には、メモリセル領域(DR
AM領域)とそれ以外の領域との間に、大きな段差が発
生し、このままでは精確なリソグラフィが行われなくな
ったり配線に断線が生じ易くなるなどの弊害があるた
め、大きな段差を解消するための平坦化の作業が必要と
なる。本願発明の課題は、上述した従来技術の問題点を
解決することであって、その目的は、第1に、より少な
いフォトリソグラフィ工程によりDRAM混載ロジック
デバイスなどの容量素子を形成できるようにすることで
あり、第2に、段差の生じにくい構造の容量素子および
その製造方法を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明によれば、半導体基板上のメモリセル領域と
非メモリセル領域とにそれぞれトランジスタが形成さ
れ、半導体基板が前記メモリセル領域と前記非メモリセ
ル領域のトランジスタのソース・ドレイン領域の表面を
露出させるコンタクト開口が開設された第1の絶縁膜に
よって覆われ、前記コンタクト開口内が導電性プラグに
よって埋め込まれ、メモリセル領域のトランジスタのソ
ース・ドレイン領域の一方に容量素子が接続されている
半導体装置において、前記容量素子の容量下部電極が、
前記導電性プラグを用いて形成されていることを特徴と
する半導体装置、が提供される。
【0007】また、上記の目的を達成するため、本発明
によれば、(1)メモリセル領域と非メモリセル領域と
が設定された半導体基板のそれぞれの領域上にトランジ
スタを形成する工程と、(2)全面に第1の絶縁膜を形
成し、前記第1の絶縁膜に前記メモリセル領域と非メモ
リセル領域のトランジスタのソース・ドレイン領域の表
面を露出させる第1の開口を形成する工程と、(3)第
1の導電体を前記第1の開口内に埋設し、前記メモリセ
ル領域のトランジスタのソース・ドレイン領域の一方に
接続される容量下部電極と、該メモリセル領域のトラン
ジスタのソース・ドレイン領域の他方と前記非メモリセ
ル領域のトランジスタのソース・ドレイン領域に接続さ
れる導電性プラグとを形成する工程と、(4)前記第1
の絶縁膜および前記第1の導電体上に第2の絶縁膜を形
成する工程と、(5)フォトリソグラフィと異方性エッ
チングにより前記第2の絶縁膜および前記第1の絶縁膜
を選択的に除去して、前記容量下部電極の表面およびそ
の側面の一部を露出させる第2の開口を形成する工程
と、(6)少なくとも前記容量下部電極の表面およびそ
の露出した側面を覆う第3の絶縁膜を形成する工程と、
(7)全面に第2の導電体を堆積し前記第2の絶縁膜の
表面に堆積した第2の導電体を除去して、前記第2の開
口を埋め込む容量プレート電極を形成する工程と、を有
することを特徴とする半導体装置の製造方法、が提供さ
れる。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。 [第1の実施の形態]図1〜図4は、本発明の第1の実
施の形態の製造工程を示す工程順の断面図である。以
下、図に沿ってこの実施の形態について説明する。半導
体基板1上に素子領域間の分離のための素子分離膜6を
形成した後、ゲート酸化膜を介してDRAM領域および
ロジックデバイス領域にそれぞれゲート電極8、9を形
成する。次に、イオン注入によりDRAM領域にドレイ
ン領域2、ソース領域3、ロジックデバイス領域にドレ
イン領域4、ソース領域5を形成する〔図1(a)〕。
次に、全面に第1の絶縁膜10となる酸化シリコン膜を
CVD法により堆積する。次に、第1の絶縁膜10を平
坦化した後、第1の絶縁膜10を選択的に除去して、ビ
ットコンタクト11上、容量コンタクト12上およびロ
ジック部のコンタクト13上に第1の開口14を形成す
る〔図1(b)〕。その後、この第1の開口を第1の導
電体としてのポリシリコンで埋設し、ビットコンタクト
上のプラグ15、容量コンタクト上のプラグ16、およ
びロジック部のコンタクト上のプラグ17を形成する
〔図1(c)〕。
【0009】次に、図2(a)に示すように、CVD法
によりシリコン酸化膜を堆積して第2の絶縁膜18を形
成する。次に、フォトリソグラフィと異方性エッチング
により第2および第1の絶縁膜を選択的に除去し、図2
(b)に示すように、容量コンタクト上のプラグ16上
部を露出させる第2の開口19を開設する。次に、図2
(c)に示すように、容量絶縁膜となる第3の絶縁膜2
0を全面に堆積する。第3の絶縁膜としては例えば、S
iO2/Si34/SiO2(ONO)の3層で合計膜厚
が10nm程度になるようにCVD法により形成する。
次に、リンドープのポリシリコンをLPCVD法により
堆積し、研磨(CMP)またはエッチバックにより第2
の絶縁膜18上のポリシリコンを除去して、第2の開口
19内を導電体層21で埋め込む〔図3(a)〕。
【0010】次に、図3(b)に示すように、CVD法
によりシリコン酸化膜を堆積して第4の絶縁膜22を形
成し、第4の絶縁膜22を選択的にエッチングして、ビ
ットコンタクト上のプラグ15、ロジック部のコンタク
ト上のプラグ17の表面を露出させる第3の開口23を
開設する。次に、図4に示すように、第3の開口23内
にポリシリコンなどの導電体を埋設してビットコンタク
ト上のプラグ15aおよびロジック部のコンタクト上の
プラグ17aを形成した後、Al(アルミニウム)また
はAl合金を用いて配線24を形成して本発明の第1の
実施の形態の構造を得る。上述した第1の実施の形態の
製造方法によれば、ビットコンタクトおよびロジック部
のコンタクト上に形成する開口と同一工程で形成した容
量コンタクト上の開口に埋設した導電体により形成され
た容量コンタクト上のプラグが容量素子の下部電極とな
るので、下部電極を形成するための固有のフォトリソグ
ラフィ工程がなくなる。そして、容量素子を形成するた
めのフォトリソグラフィ工程は、第2の開口19を開設
するための1回のみとなるため、製造工程の簡略化が図
れる。また、容量素子が層間絶縁膜内に埋め込まれるた
めに、従来技術において生じていた容量素子の高さによ
る段差が解消し、長時間の平坦化作業を要することなく
表面の平坦化が実現できる。
【0011】[第2の実施の形態]図5〜図7は、本発
明の第2の実施の形態の製造工程を示す工程順の断面図
である。以下、第2の実施の形態について図5〜図7を
参照して説明する。なお、第2の実施の形態の初期の工
程(トランジスタの形成から第1の開口形成まで)は第
1の実施の形態で説明したその工程と同様であるので説
明を省略する。第1の実施の形態と同様の工程を経て、
図1(c)に示すように、ソース・ドレイン領域上に開
口を形成した後、スパッタ法により、TiN、Tiを堆
積し、続いてCVD法によりWを堆積する。その後、エ
ッチバックにより第1の絶縁膜10上の堆積導電膜を除
去して、ビットコンタクト上のプラグ15、容量コンタ
クト上のプラグ16およびロジック部のコンタクト上の
プラグ17を形成する〔図5(a)〕。次に、図5
(b)に示すように、CVD法によりシリコン酸化膜を
堆積して第2の絶縁膜18を形成し、フォトリソグラフ
ィと異方性エッチングにより第2および第1の絶縁膜を
選択的に除去して、容量コンタクト上のプラグ16上部
を露出させる第2の開口19を開設する。その後、露出
した容量コンタクト上のプラグ16を異方性エッチング
してプラグの高さを低くする。次に、図5(c)に示す
ように、Ta25膜を5nm程度の厚さに堆積して容量
絶縁膜としての第3の絶縁膜20を形成する。
【0012】次に、図6(a)に示すように、第2の導
電体となるTiNで第2の開口19内を埋め込み導電体
層21を形成する。次に、導電体層21の表面を、図6
(b)に示すようにビットコンタクト上のプラグ15の
高さより低く、また容量コンタクト上のプラグ16の高
さより高い適当な位置までエッチングして第4の開口2
5を形成する。次に、図6(c)に示すように、シリコ
ン酸化膜の堆積とCMPにより、第4の開口25内を第
5の絶縁膜26により埋め込む。引き続き、図7(a)
に示すように、ビットコンタクト上に形成したプラグ1
5やロジック部のコンタクト上のプラグ17の表面が露
出するまで第2の絶縁膜18および第5の絶縁膜26を
研磨除去する。次に、図7(b)に示すように、第1、
第5の絶縁膜上に、AlまたはAl合金を用いて、プラ
グ15、17と接触する配線24を形成して第2の実施
の形態の構造を得る。この実施の形態においても先の第
1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0013】[第3の実施の形態]図8、図9は、本発
明の第3の実施の形態の製造工程を示す工程順の断面図
である。以下、第3の実施の形態について図8、図9を
参照して説明する。なお、第3の実施の形態の初期の工
程(トランジスタの形成から第1の開口内にプラグを埋
め込む形成まで)は第1の実施の形態で説明したその工
程と同様であるので説明を省略する。図8(a)に示す
ように、開口内をポリシリコンで埋め込んで、プラグ1
5〜17を形成した後、図8(b)に示すように、フォ
トリソグラフィおよび異方性エッチングにより第1の絶
縁膜10を選択的に除去して、プラグ16の上部を露出
させる第2の開口19を開設する。次に、図8(c)に
示すように、容量絶縁膜となるONO構造の第3の絶縁
膜20を全面に堆積する。次に、リンドープのポリシリ
コンからなる導電体層21により第2の開口19内を埋
め込む〔図9(a)〕。
【0014】次に、図9(b)に示すように、CVD法
によりシリコン酸化膜を堆積して第4の絶縁膜22を形
成し、第4の絶縁膜22を選択的にエッチングして、ビ
ットコンタクト上のプラグ15、ロジック部のコンタク
ト上のプラグ17の表面を露出させる第3の開口23を
開設する。次に、図9(c)に示すように、第3の開口
内にリンドープのポリシリコンなどからなる導電体を埋
設してビットコンタクト上のプラグ15aおよびロジッ
ク部のコンタクト上のプラグ17aを形成した後、Al
またはAl合金を用いて配線24を形成して本発明の第
3の実施の形態の構造を得る。
【0015】[第4の実施の形態]図10、図11は、
本発明の第4の実施の形態の製造工程を示す工程順の断
面図である。以下、第4の実施の形態について図10、
図11を参照して説明する。なお、第4の実施の形態の
初期の工程(トランジスタの形成から第2の開口形成ま
で)は第3の実施の形態で説明したその工程と同様であ
るので説明を省略する。第3の実施の形態と同様の工程
を経て、図8(b)に示すように、プラグ16の上部側
面を露出させる第2の開口19を形成した後、第2の開
口19を形成した際のフォトレジスト膜をそのまま用い
てプラグの上部を異方性エッチングして、図10(a)
に示すように、プラグ16の高さを少し低くする。次
に、図10(b)に示すように、容量絶縁膜となる第3
の絶縁膜20を形成する。
【0016】次に、図10(c)に示すように、リンド
ープのポリシリコンの堆積とエッチバックにより、第2
の開口19内に導電体層21を埋め込む。次に、CVD
法によりシリコン酸化膜を堆積して第4の絶縁膜22を
形成する〔図11(a)〕。続いて、第4の絶縁膜22
を選択的にエッチングして、ビットコンタクト上のプラ
グ15、ロジック部のコンタクト上のプラグ17の表面
を露出させる第3の開口を開設し、第3の開口にリンド
ープのポリシリコンなどの導電体を埋設してビットコン
タクト上のプラグ15aおよびロジック部のコンタクト
上のプラグ17aを形成する〔図11(b)〕。その
後、AlまたはAl合金を用いて配線24を形成して本
発明の第4の実施の形態の構造を得る〔図11
(c)〕。
【0017】以上好ましい実施の形態について説明して
きたが、本発明はこれらの実施の形態に限定されるもの
ではなく、特許請求の範囲に記載された範囲内において
適宜の変更が可能なものである。例えば、第1、第2、
第4、第5の絶縁膜として必ずしも酸化シリコン膜を用
いる必要はなく、PSG(Phosphosilicate Glass)膜
またはBPSG(Borophosphosilicate Glass)膜など
のガラス膜を用いてもよい。また、配線はTiN膜また
はW膜を用いてもよく、またそれらを積層させて用いて
もよい。また、第2の絶縁膜18や第4の絶縁膜22上
に配線を形成する場合には、第4、第2の絶縁膜内にプ
ラグ15a、17aを形成することなく、配線形成材料
が直接プラグ15、17に接触するようにしてもよい。
また、第2の実施の形態においては、第2の絶縁膜18
を除去することなく、第2の絶縁膜にプラグ15、17
の表面を露出させる開口を形成して第2の絶縁膜上に配
線を形成するようにしてもよい。また、本発明は、DR
AM混載ロジックデバイスに有利に適用されるが、これ
に限定されるものではなくダイナミック型メモリセルを
有する他の半導体装置にも適用が可能なものである。
【0018】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、トラ
ンジスタ上のビットコンタクト上のプラグ、ロジック部
のコンタクト上のプラグと同一工程で形成した容量コン
タクト上のプラグが、DRAMの容量素子の下部電極と
して形成され、そして容量素子を形成するためのフォト
リソグラフィ工程は、容量プレート電極の埋め込まれる
第2の開口を開設する際の1回のみに減少するので、製
造工程が簡略化される。また、容量素子を下層層間絶縁
膜内に埋め込んでいるので、下層層間絶縁膜上にスタッ
クトキャパシタを形成する場合のように、上層の層間絶
縁膜に段差を生じることがなくなり、DRAM混載デバ
イスなどの半導体装置における容量素子上の上層層間絶
縁膜の形成工程が簡略化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の製造工程を示す工
程順の断面図(その1)。
【図2】本発明の第1の実施の形態の製造工程を示す工
程順の断面図(その2)。
【図3】本発明の第1の実施の形態の製造工程を示す工
程順の断面図(その3)。
【図4】本発明の第1の実施の形態の製造工程を示す工
程順の断面図(その4)。
【図5】本発明の第2の実施の形態の製造工程を示す工
程順の断面図(その1)。
【図6】本発明の第2の実施の形態の製造工程を示す工
程順の断面図(その2)。
【図7】本発明の第2の実施の形態の製造工程を示す工
程順の断面図(その3)。
【図8】本発明の第3の実施の形態の製造工程を示す工
程順の断面図(その1)。
【図9】本発明の第3の実施の形態の製造工程を示す工
程順の断面図(その2)。
【図10】本発明の第4の実施の形態の製造工程を示す
工程順の断面図(その1)。
【図11】本発明の第4の実施の形態の製造工程を示す
工程順の断面図(その2)。
【図12】従来のDRAM混載デバイスの容量素子形成
を説明するための製造工程順の断面図(その1)。
【図13】従来のDRAM混載デバイスの容量素子形成
を説明するための製造工程順の断面図(その2)。
【符号の説明】
1 半導体基板 2、4 ドレイン領域 3、5 ソース領域 6 素子分離膜 8、9 ゲート電極 10 第1の絶縁膜 11 ビットコンタクト 12 容量コンタクト 13 ロジック部のコンタクト 14 第1の開口 15 ビットコンタクト上のプラグ 15a プラグ 16 容量コンタクト上のプラグ 17 ロジック部のコンタクト上のプラグ 17a プラグ 18 第2の絶縁膜 19 第2の開口 20 第3の絶縁膜 21 導電体層 22 第4の絶縁膜 23 第3の開口 24 配線 25 第4の開口 26 第5の絶縁膜 27 容量スタック電極 28 容量絶縁膜 29 容量プレート電極 30 層間絶縁膜 30a 層間絶縁膜

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上のメモリセル領域と非メモ
    リセル領域とにそれぞれトランジスタが形成され、半導
    体基板が前記メモリセル領域と前記非メモリセル領域の
    トランジスタのソース・ドレイン領域の表面を露出させ
    るコンタクト開口が開設された第1の絶縁膜によって覆
    われ、前記コンタクト開口内が導電性プラグによって埋
    め込まれ、メモリセル領域のトランジスタのソース・ド
    レイン領域の一方に容量素子が接続されている半導体装
    置において、前記容量素子の容量下部電極が、前記導電
    性プラグを用いて形成されていることを特徴とする半導
    体装置。
  2. 【請求項2】 前記容量下部電極が、エッチングにより
    他の導電性プラグより短く形成されていることを特徴と
    する請求項1記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記容量素子の容量プレート電極が、前
    記第1の絶縁膜内に埋め込まれ、その表面が前記第1の
    絶縁膜の表面に一致していることを特徴とする請求項1
    または2記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の絶縁膜上に第2の絶縁膜が形
    成され、前記容量素子の容量プレート電極が、前記第1
    および第2の絶縁膜内に埋め込まれ、その表面が前記第
    2の絶縁膜の表面に一致していることを特徴とする請求
    項1または2記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 (1)メモリセル領域と非メモリセル領
    域とが設定された半導体基板のそれぞれの領域上にトラ
    ンジスタを形成する工程と、 (2)全面に第1の絶縁膜を形成し、前記第1の絶縁膜
    に前記メモリセル領域と非メモリセル領域のトランジス
    タのソース・ドレイン領域の表面を露出させる第1の開
    口を形成する工程と、 (3)第1の導電体を前記第1の開口内に埋設し、前記
    メモリセル領域のトランジスタのソース・ドレイン領域
    の一方に接続される容量下部電極、および、該メモリセ
    ル領域のトランジスタのソース・ドレイン領域の他方と
    前記非メモリセル領域のトランジスタのソース・ドレイ
    ン領域に接続される導電性プラグを形成する工程と、 (4)前記第1の絶縁膜および前記第1の導電体上に第
    2の絶縁膜を形成する工程と、 (5)フォトリソグラフィと異方性エッチングにより前
    記第2の絶縁膜および前記第1の絶縁膜を選択的に除去
    して、前記容量下部電極の表面およびその側面の一部を
    露出させる第2の開口を形成する工程と、 (6)少なくとも前記容量下部電極の表面およびその露
    出した側面を覆う第3の絶縁膜を形成する工程と、 (7)全面に第2の導電体を堆積し前記第2の絶縁膜の
    表面に堆積した第2の導電体を除去して、前記第2の開
    口を埋め込む容量プレート電極を形成する工程と、を有
    することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記第(7)の工程の後、前記容量プレ
    ート電極の表面の一部をエッチングし、該容量プレート
    電極のエッチング除去された部分に第4の絶縁膜を埋め
    込む工程が付加されることを特徴とする請求項5記載の
    半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記容量プレート電極の表面を前記第2
    の絶縁膜の膜厚以上にエッチングし、該容量プレート電
    極のエッチング除去された部分に第4の絶縁膜を埋め込
    んだ後、前記第2の絶縁膜と前記第4の絶縁膜の一部を
    除去して前記導電性プラグの表面を露出させ、前記第1
    の絶縁膜上に前記導電性プラグに接続される配線を形成
    する工程が付加されることを特徴とする請求項6記載の
    半導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記第2の絶縁膜に前記導電性プラグの
    表面を露出させる開口を形成した後、この開口を介して
    前記導電性プラグに接続された配線を前記第2の絶縁膜
    上に形成する工程が付加されることを特徴とする請求項
    6記載の半導体装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 (1′)メモリセル領域と非メモリセル
    領域とが設定された半導体基板のそれぞれの領域上にト
    ランジスタを形成する工程と、 (2′)全面に第1の絶縁膜を形成し、前記第1の絶縁
    膜に前記メモリセル領域と非メモリセル領域のトランジ
    スタのソース・ドレイン領域の表面を露出させる第1の
    開口を形成する工程と、 (3′)第1の導電体を前記第1の開口内に埋設し、前
    記メモリセル領域のトランジスタのソース・ドレイン領
    域の一方に接続される容量下部電極、および、該メモリ
    セル領域のトランジスタのソース・ドレイン領域の他方
    と前記非メモリセル領域のトランジスタのソース・ドレ
    イン領域に接続される導電性プラグを形成する工程と、 (4′)フォトリソグラフィと異方性エッチングにより
    前記第1の絶縁膜を選択的に除去して、前記容量下部電
    極の側面の一部を露出させる第2の開口を形成する工程
    と、 (5′)少なくとも前記容量下部電極の表面および側面
    を覆う第3の絶縁膜を形成する工程と、 (6′)全面に第2の導電体を堆積し前記第1の絶縁膜
    の表面に堆積した第2の導電体を除去して、前記第2の
    開口を埋め込む容量プレート電極を形成する工程と、を
    有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 前記第(5)の工程の後前記第(6)
    の工程に先立って、若しくは、前記第(4′)の工程の
    後前記第(5′)の工程に先立って、異方性エッチング
    により前記容量下部電極の上部の一部をエッチング除去
    する工程が付加されることを特徴とする請求項5〜9の
    いずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
  11. 【請求項11】 前記第(7)の工程の後、若しくは、
    前記第(6′)の工程の後、前記第2の絶縁膜上、若し
    くは、前記第1の絶縁膜上に第5の絶縁膜を堆積し、前
    記第5の絶縁膜および前記第2の絶縁膜、若しくは、前
    記第5の絶縁膜を選択的にエッチング除去して前記導電
    性プラグの表面を露出させる開口を形成し、この開口を
    介して前記導電性プラグに接続された配線を前記第5の
    絶縁膜上に形成する工程が付加されることを特徴とする
    請求項5または9記載の半導体装置の製造方法。
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