JP2001051850A - 情報処理装置、画像処理装置、情報処理方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

情報処理装置、画像処理装置、情報処理方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JP2001051850A
JP2001051850A JP11223995A JP22399599A JP2001051850A JP 2001051850 A JP2001051850 A JP 2001051850A JP 11223995 A JP11223995 A JP 11223995A JP 22399599 A JP22399599 A JP 22399599A JP 2001051850 A JP2001051850 A JP 2001051850A
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Takako Satou
多加子 佐藤
Koji Tone
剛治 刀根
Yoshiyuki Namitsuka
義幸 波塚
Hideto Miyazaki
秀人 宮崎
Shinya Miyazaki
慎也 宮崎
Rie Ishii
理恵 石井
Sugitaka Otegi
杉高 樗木
Yasuyuki Nomizu
泰之 野水
Hiroaki Fukuda
拓章 福田
Fumio Yoshizawa
史男 吉澤
Hiroyuki Kawamoto
啓之 川本
Yuji Takahashi
祐二 高橋
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 起動プログラムの転送から起動までの一連の
処理の高速化を図ること。 【解決手段】 ホスト・バッファー603が、プログラ
ムを一次的に記憶し、切替部601が、前記外部CPU
510からプログラムを転送する複数の転送形態を切り
替え、第1書込部602が、切替部601により切り替
えられた転送形態によって転送されたプログラムをホス
ト・バッファー603に書き込み、読出部604が、ホ
スト・バッファー603に書き込まれたプログラムを読
み出し、第2書込部605が、読出部604により読み
出されたプログラムをプログラムRAM405に書き込
み、起動部606が、プログラムRAM405に書き込
まれたプログラムを用いて起動をおこなう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、外部装置に接続
され、前記外部装置からプログラムを読み込み、読み込
んだプログラムを用いて起動をおこなう情報処理装置、
情報処理方法、およびその方法をコンピュータに実行さ
せるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な
記録媒体に関する。また、上記情報処理装置を備え、デ
ィジタル画像データに対する画像処理、特に、複写機、
ファクシミリ、プリンター、スキャナー等の機能を複合
したディジタル複合機における画像データに対する画像
処理をおこなう画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、アナログ複写機からディジタル化
された画像データの処理をおこなうディジタル複写機が
登場し、さらに、ディジタル複写機が複写機としての機
能だけでなく、複写機の機能に加えて、ファクシミリの
機能、プリンターの機能、スキャナーの機能等の各機能
を複合したディジタル複合機が存在する。
【0003】図12は、従来技術にかかるディジタル複
合機のハードウエア構成を示すブロック図である。図1
2に示すように、ディジタル複合機は、ディジタル読み
取りユニット2201、画像処理ユニット2202、ビ
デオ制御部2203、書き込みユニット2204の一連
の各構成部、さらにはメモリー制御部2205およびメ
モリー・モジュール2206によって形成される複写機
を構成する部分(複写機部分)と、マザーボード221
1を介して、追加的にファクシミリ制御ユニット221
2、プリンター制御ユニット2213、スキャナー制御
ユニット2214等のユニットが接続されることによっ
て、ディジタル複合機としての各機能を実現していた。
【0004】したがって、複写機としての機能を実現す
る複写機部分は、読み取りユニット2201、画像処理
ユニット2202、ビデオ制御部2203、書き込みユ
ニット2204の各構成部は、システム・コントローラ
ー2207、RAM2208、ROM2209によって
各構成部の一連の動作が制御されているのに対し、ファ
クシミリ制御ユニット2212、プリンター制御ユニッ
ト2213、スキャナー制御ユニット2214等の各ユ
ニットは、複写機における確立された一連の動作の一部
を利用することにより各ユニットの機能を実現するもの
であった。
【0005】換言すると、上記一連の構成部による一つ
のシステムとして確立している複写機部分にファクシミ
リ制御ユニット2212、プリンター制御ユニット22
13、スキャナー制御ユニット2214をアドオンする
ことにより、ディジタル複合機の機能を実現するもので
あった。これは、上記一連の構成部をASIC(App
lication Specific Integra
ted Circuit)等のハードウエアにより構成
することにより、処理速度を重視する(処理の高速化を
図る)という背景によるものであった。
【0006】また、読み取り信号の画像処理、メモリー
への画像蓄積、複数機能の並行動作およびそれぞれの画
像処理を最適化する『画像処理装置』(たとえば、特開
平8−274986号公報)等が開示されており、各種
の画像処理を一つの画像処理構成で実行できるものがあ
った。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術におけるディジタル複合機においては、上述のと
おり複写機部分が一つのシステムとして確立しているこ
とから、ファクシミリ制御ユニット2212、プリンタ
ー制御ユニット2213、スキャナー制御ユニット22
14等、上記複写機部分に接続されたユニットについて
は、各機能を実現するために複写機部分とは別個にそれ
ぞれ独立してシステムを構築しなければならないという
問題点があった。
【0008】したがって、各制御ユニットの機能を実現
するために必要なメモリー・モジュールは各ユニットが
それぞれ備えるように構成しなければならない。そのた
め、各ユニットが複写機部分が備えているメモリー・モ
ジュール2206を有効に活用できないばかりか、各ユ
ニットごとに重複したメモリー・モジュールを備えるこ
とによる装置全体としてのサイズの増大化、コストの増
大化を招いてしまうという問題点があった。
【0009】また同様に、上記複写機部分が一つのシス
テムとして確立していることから、周辺ユニットの性能
向上に伴う機能向上が効率よく図れないという問題点が
あった。したがって、読み取りユニット2201や書き
込みユニット2204のみを変更したい場合、より具体
的には、400dpiであった読み取りユニット220
1あるいは書き込みユニット2204を600dpiの
ものに変更したい場合に、単にユニットの交換のみの作
業では装置全体の機能向上を容易におこなうことができ
ないという問題点があった。
【0010】すなわち、上記複写機部分全体としてすで
に400dpiによって読み取り/書き込みされるよう
に一連のシステムが確立されてしまっているため、上記
のようなユニットを変換する場合は、中間処理のための
マトリックスサイズやしきい値等を変更する必要があ
る。また、他のユニットについても、600dpiによ
る読み取り/書き込みができるようにその設定内容を変
更しなければならない場合がある。
【0011】したがって、ASIC等のハードウエアで
構成されている場合は、ハードウエア(カスタム化した
ICやLSI等)そのものを交換しなければならない。
それゆえに、周辺ユニットの性能の向上にともない、周
辺ユニットを交換するだけでは、装置全体の機能を容易
にさせることができないのである。
【0012】これらは、周辺ユニットに限らず、操作性
等のディジタル複合機の機能向上を図る際にも同様に起
こりうる問題点でもある。すなわち、ディジタル複合機
の機能の向上を図るためには上記システムの内容全般に
わたり変更するという作業が必要となり、設計者が容易
にはディジタル複合機の機能を向上を図ることができな
いばかりでなく、ディジタル複合機を利用する利用者に
対して最新のアルゴリズムを容易に提供できないという
問題点である。
【0013】さらに、複写機を構成する部分が一つのシ
ステムとして確立していることから、ディジタル複合機
を単体スキャナーあるいは単体プリンターとして活用す
る場合の機能分割を容易におこなうことができないとい
う問題点があった。
【0014】以上のように、従来のディジタル複合機に
あっては、モジュール等の共有化、ユニットごとの交換
による機能向上、複数機能の分割等、システムにおける
各資源の有効活用を図るという点で最適な制御構成が構
築されていないという問題点があった。
【0015】上記の問題点の解決にともない、画像処理
装置等の情報処理装置を起動する際には、起動時におけ
るCPU(マイクロプロセッサー)の動作を規定するブ
ート・プログラムが必要となってくる。通常、ブート・
プログラムは、EPROM(Erasable Pro
gram Read Only Memory)やFL
ASHメモリー等の記憶媒体に格納される。
【0016】また従来技術として、たとえば、特開平8
−263297号公報(『プログラムブート方式』)等
に示されるように、ブートすべきすべてのプログラムを
格納するROMと、上記プログラムのブート先を管理す
るとともにブート先への各種指令を出力する中央処理装
置と、中央演算処理装置から演算処理プロセッサーへブ
ートプログラムを転送する手段としてデータ転送用のデ
ュアルポートRAMとを備えるプログラムブート方式が
知られている。
【0017】しかし、上記情報処理装置では、モジュー
ル等の共有化、ユニットごとの交換による機能向上、複
数機能の分割等、システムにおける各資源の有効活用を
図ることにともない、複数種の処理を実行しなければな
らないため、処理の種類によってはブートプログラムを
転送する転送形態が異なってくる。したがって、転送形
態の切替によっては転送速度等の違いから、ブートプロ
グラムの転送処理を十分に高速化できない場合がある。
【0018】また、一般に情報処理装置のマイクロプロ
セッサーの起動時に、起動プログラムをダウンロードす
る場合において、ホストCPUと格納先の記憶媒体が実
際必要なプログラムサイズが小さい場合でもある固定サ
イズのプログラムをロードさせる必要があった。したが
って、リセットが発生するたびに、プログラムのリロー
ドを実行するため、一度ロードしたものを、また同じよ
うにロードする分、結果として、起動処理を高速化する
ことができないという問題点があった。
【0019】この発明は、上述した従来技術による問題
点を解消するため、起動プログラムの転送から起動まで
の一連の処理の高速化を図ることが可能な情報処理装
置、情報処理方法およびその方法をコンピュータに実行
させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能
な記録媒体を提供することと、さらには、上記情報処理
装置を備えることで、多機能を実現する際のシステムに
おける各資源の有効活用を図り、システム全体として最
適な制御が可能な画像処理装置を提供することを目的と
する。
【0020】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するため、請求項1に記載の発明にかかる情
報処理装置は、外部装置に接続され、前記外部装置から
プログラムを読み込み、読み込んだプログラムを用いて
起動をおこなう情報処理装置において、プログラムを一
次的に記憶する第1の記憶手段と、前記外部装置からプ
ログラムを転送する複数の転送形態を切り替える切替手
段と、前記切替手段により切り替えられた転送形態によ
って転送されたプログラムを前記第1の記憶手段に書き
込む第1の書込手段と、前記第1の記憶手段に書き込ま
れたプログラムを読み出す読出手段と、前記読出手段に
より読み出されたプログラムを第2の記憶手段に書き込
む第2の書込手段と、前記第2の記憶手段に書き込まれ
たプログラムを用いて起動をおこなう起動手段と、を備
えたことを特徴とする。
【0021】この請求項1に記載の発明によれば、パラ
レルに起動プログラムのロード(読み込み)をおこなう
ことができる。
【0022】また、請求項2に記載の発明にかかる情報
処理装置は、請求項1に記載の発明において、前記第1
の書込手段により前記プログラムが書き込まれた前記第
1の記憶手段における最終メモリーアドレスと、前記読
出手段により前記プログラムの読み出しを終えた前記第
1の記憶手段における最終メモリーアドレスとを比較す
るアドレス比較手段と、前記アドレス比較手段により比
較された結果に基づいて、前記第1の書込手段による前
記第1の記憶手段への書き込みを制御する書込制御手段
と、を備えたことを特徴とする。
【0023】この請求項2に記載の発明によれば、いま
だ読み出しがされていないプログラムが記憶された領域
にあらたなプログラムが上書きされることがないように
することができる。
【0024】また、請求項3記載の発明にかかる情報処
理装置は、請求項1または2に記載の発明において、前
記第1の書込手段が前記外部装置から転送されたプログ
ラムを前記第1の記憶手段に書き込む速度と、前記読出
手段が前記第1の記憶手段に書き込まれたプログラムを
読み出す速度とを比較する速度比較手段と、前記速度比
較手段により比較された結果に基づいて、前記第1の書
込手段による前記第1の記憶手段への書き込みを制御す
る書込制御手段と、を備えたことを特徴とする。
【0025】この請求項3に記載の発明によれば、デー
タ転送のパフォーマンスが異なるシステム間において、
データ転送のパフォーマンスに応じた制御をおこなうこ
とにより、書き込みと読み出しのポインタを比較するこ
となく、いまだ読み出しがされていないプログラムが記
憶された領域にあらたなプログラムが上書きされること
がないようにすることができる。
【0026】また、請求項4に記載の発明にかかる情報
処理装置は、請求項1、2または3に記載の発明におい
て、リセット後に前記外部装置から転送されるプロトコ
ルの内容に基づいて、データ転送の終了を検知する検知
手段を備え、前記起動手段が、前記検知手段によりデー
タ転送の終了を検知した後、直ちに起動を開始すること
を特徴とする。
【0027】この請求項4に記載の発明によれば、デー
タ転送終了後起動開始までの時間を限りなくゼロにする
ことができる。
【0028】また、請求項5に記載の発明にかかる情報
処理装置は、請求項1〜4に記載の発明において、リセ
ットの種類を判定する判定手段を備え、前記第2の書込
手段が、前記判定手段による判定の結果、リセット後に
プログラムの起動の必要がない場合に、前記プログラム
よりもデータ量の小さいダミーデータを書き込み、前記
起動手段が、書き込まれたダミーデータを起動すること
を特徴とする。
【0029】この請求項5に記載の発明によれば、無駄
なプログラムの読み込みを防止し、起動プログラムの読
み込みに要する時間を短縮することができる。
【0030】また、請求項6に記載の発明にかかる画像
処理装置は、請求項1〜5のいずれか一つに記載の情報
処理装置を備えた画像処理装置であって、前記情報処理
装置が、画像データを読み取る画像読取手段および/ま
たは画像メモリーを制御して画像データの書込み/読出
しをおこなう画像メモリー制御手段および/または画像
データを転写紙等に書き込む画像書込手段に接続し、前
記画像読取手段により読み取られた第1の画像データお
よび/または前記画像メモリー制御手段により読み出さ
れた第2の画像データを受信し、前記第1の画像データ
および/または第2の画像データに対し加工編集等の画
像処理を施すとともに、前記画像処理が施された画像デ
ータを前記画像メモリー制御手段へおよび/または前記
画像書込手段へ送信することを特徴とする。
【0031】この請求項6に記載の発明によれば、画像
データの画像処理の最適化を図ることができる。
【0032】また、請求項7に記載の発明にかかる画像
処理装置は、請求項6に記載の発明において、前記情報
処理装置が、画像データ制御手段を介して、前記画像読
取手段および/または前記画像メモリー制御手段および
/または前記画像書込手段に接続し、前記画像データ制
御手段が、前記情報処理装置と、前記画像読取手段およ
び/または前記画像メモリー制御手段および/または前
記画像書込手段との間の画像データの送受信をおこなう
ことを特徴とする。
【0033】この請求項7に記載の発明によれば、画像
処理の入出力デバイスへの適応化を制御することができ
る。
【0034】また、請求項8に記載の発明にかかる画像
処理装置は、請求項6または7に記載の発明において、
前記情報処理装置が、前記第1の画像データに対する情
報劣化を補正する補正手段と、前記補正手段により補正
された画像データまたは前記第2の画像データに対して
作像特性に対応した画質処理をおこなう画質処理手段
と、を備えたことを特徴とする。
【0035】この請求項8に記載の発明によれば、読み
取られた画像データの画像処理の最適化を図ることがで
きる。
【0036】また、請求項9に記載の発明にかかる情報
処理方法は、外部装置に接続され、前記外部装置からプ
ログラムを読み込み、読み込んだプログラムを用いて起
動をおこなう情報処理方法において、前記外部装置から
プログラムを転送する複数の転送形態を切り替える切替
工程と、前記切替工程により切り替えられた転送形態に
よって転送されたプログラムを一時的に記憶する第1の
記憶手段に書き込む第1の書込工程と、前記第1の書込
工程により前記第1の記憶手段に書き込まれたプログラ
ムを読み出す読出工程と、前記読出工程により読み出さ
れたプログラムを第2の記憶手段に書き込む第2の書込
工程と、前記第2の書込工程により前記第2の記憶手段
に書き込まれたプログラムを用いて起動をおこなう起動
工程と、を含んだことを特徴とする。
【0037】この請求項9に記載の発明によれば、パラ
レルに起動プログラムのロード(読み込み)をおこなう
ことができる。
【0038】また、請求項10の発明にかかる記憶媒体
は、請求項9に記載された方法をコンピュータに実行さ
せるプログラムを記録したことで、そのプログラムを機
械読み取り可能となり、これによって、請求項9の動作
をコンピュータによって実現することができる。
【0039】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、この
発明にかかる情報処理装置、画像処理装置、情報処理方
法、およびその方法をコンピュータに実行させるプログ
ラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体の
好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0040】まず、本実施の形態にかかる画像処理装置
の原理について説明する。図1は、この発明の本実施の
形態にかかる画像処理装置の構成を機能的に示すブロッ
ク図である。図1において、画像処理装置は、以下に示
す5つのユニットを含む構成である。
【0041】上記5つのユニットとは、画像データ制御
ユニット100と、画像データを読み取る画像読取ユニ
ット101と、画像を蓄積する画像メモリーを制御して
画像データの書込み/読出しをおこなう画像メモリー制
御ユニット102と、画像データに対し加工編集等の画
像処理を施す画像処理ユニット103と、画像データを
転写紙等に書き込む画像書込ユニット104と、であ
る。
【0042】上記各ユニットは、画像データ制御ユニッ
ト100を中心に、画像読取ユニット101と、画像メ
モリー制御ユニット102と、画像処理ユニット103
と、画像書込ユニット104とがそれぞれ画像データ制
御ユニット100に接続されている。
【0043】(画像データ制御ユニット100)画像デ
ータ制御ユニット100によりおこなわれる処理として
は以下のようなものがある。たとえば、
【0044】(1)データのバス転送効率を向上させる
ためのデータ圧縮処理(一次圧縮)、(2)一次圧縮デ
ータの画像データへの転送処理、(3)画像合成処理
(複数ユニットからの画像データを合成すること可能で
ある。また、データバス上での合成も含む。)、(4)
画像シフト処理(主走査および副走査方向の画像のシフ
ト)、(5)画像領域拡張処理(画像領域を周辺へ任意
量だけ拡大することが可能)、(6)画像変倍処理(た
とえば、50%または200%の固定変倍)、(7)パ
ラレルバス・インターフェース処理、(8)シリアルバ
ス・インターフェース処理(後述するプロセス・コント
ローラー211とのインターフェース)、(9)パラレ
ルデータとシリアルデータのフォーマット変換処理、
(10)画像読取ユニット101とのインターフェース
処理、(11)画像処理ユニット103とのインターフ
ェース処理、等である。
【0045】(画像読取ユニット101)画像読取ユニ
ット101によりおこなわれる処理としては以下のよう
なものがある。たとえば、
【0046】(1)光学系による原稿反射光の読み取り
処理、(2)CCD(Charge Coupled
Device:電荷結合素子)での電気信号への変換処
理、(3)A/D変換器でのディジタル化処理、(4)
シェーディング補正処理(光源の照度分布ムラを補正す
る処理)、(5)スキャナーγ補正処理(読み取り経の
濃度特性を補正する処理)、等である。
【0047】(画像メモリー制御ユニット102)画像
メモリー制御ユニット102によりおこなわれる処理と
しては以下のようなものがある。たとえば、
【0048】(1)システム・コントローラーとのイン
ターフェース制御処理、(2)パラレルバス制御処理
(パラレルバスとのインターフェース制御処理)、
(3)ネットワーク制御処理、(4)シリアルバス制御
処理(複数の外部シリアルポートの制御処理)、(5)
内部バスインターフェース制御処理(操作部とのコマン
ド制御処理)、(6)ローカルバス制御処理(システム
・コントローラーを起動させるためのROM、RAM、
フォントデータのアクセス制御処理)、(7)メモリー
・モジュールの動作制御処理(メモリー・モジュールの
書き込み/読み出し制御処理等)、(8)メモリー・モ
ジュールへのアクセス制御処理(複数のユニットからの
メモリー・アクセス要求の調停をおこなう処理)、
(9)データの圧縮/伸張処理(メモリー有効活用のた
めのデータ量の削減するための処理)、(10)画像編
集処理(メモリー領域のデータクリア、画像データの回
転処理、メモリー上での画像合成処理等)、等である。
【0049】(画像処理ユニット103)画像処理ユニ
ット103が、本実施の形態における情報処理装置に該
当する。画像処理ユニット103によりおこなわれる処
理としては以下のようなものがある。たとえば、
【0050】(1)シェーディング補正処理(光源の照
度分布ムラを補正する処理)、(2)スキャナーγ補正
処理(読み取り経の濃度特性を補正する処理)、(3)
MTF補正処理、(4)平滑処理、(5)主走査方向の
任意変倍処理、(6)濃度変換(γ変換処理:濃度ノッ
チに対応)、(7)単純多値化処理、(8)単純二値化
処理、(9)誤差拡散処理、(10)ディザ処理、(1
1)ドット配置位相制御処理(右寄りドット、左寄りド
ット)、(12)孤立点除去処理、(13)像域分離処
理(色判定、属性判定、適応処理)、(14)密度変換
処理、等である。
【0051】(画像書込ユニット104)画像書込ユニ
ット104によりおこなわれる処理としては以下のよう
なものがある。たとえば、
【0052】(1)エッジ平滑処理(ジャギー補正処
理)、(2)ドット再配置のための補正処理、(3)画
像信号のパルス制御処理、(4)パラレルデータとシリ
アルデータのフォーマット変換処理、等である。
【0053】(ディジタル複合機のハードウエア構成)
つぎに、本実施の形態にかかる画像処理装置がディジタ
ル複合機を構成する場合のハードウエア構成について説
明する。図2は本実施の形態にかかる画像処理装置のハ
ードウエア構成の一例を示すブロック図である。
【0054】図2のブロック図において、本実施の形態
にかかる画像処理装置は、読取ユニット201と、セン
サー・ボード・ユニット202と、画像データ制御部2
03と、画像処理プロセッサー204と、ビデオ・デー
タ制御部205と、作像ユニット(エンジン)206と
を備える。また、本実施の形態にかかる画像処理装置
は、シリアルバス210を介して、プロセス・コントロ
ーラー211と、RAM212と、ROM213とを備
える。
【0055】また、本実施の形態にかかる画像処理装置
は、パラレルバス220を介して、画像メモリー・アク
セス制御部221と、メモリー・モジュール222と、
ファクシミリ制御ユニット224と、さらに、画像メモ
リー・アクセス制御部221に接続されるシステム・コ
ントローラー231と、RAM232と、ROM233
と、操作パネル234とを備える。
【0056】ここで、上記各構成部と、図1に示した各
ユニット100〜104との関係について説明する。す
なわち、読取ユニット201およびセンサー・ボード・
ユニット202により、図1に示した画像読取ユニット
101の機能を実現する。また同様に、画像データ制御
部203により、画像データ制御ユニット100の機能
を実現する。
【0057】また同様に、画像処理プロセッサー204
により画像処理ユニット103の機能を実現する。した
がって、画像処理プロセッサー204が本実施の形態に
おける情報処理装置に該当する。
【0058】また同様に、ビデオ・データ制御部205
および作像ユニット(エンジン)206により画像書込
ユニット104を実現する。また同様に、画像メモリー
・アクセス制御部221およびメモリー・モジュール2
22により画像メモリー制御ユニットを実現する。
【0059】つぎに、各構成部の内容について説明す
る。原稿を光学的に読み取る読取ユニット201は、ラ
ンプとミラーとレンズから構成され、原稿に対するラン
プ照射の反射光をミラーおよびレンズにより受光素子に
集光する。
【0060】受光素子、たとえばCCDは、センサー・
ボード・ユニット202に搭載され、CCDにおいて電
気信号に変換された画像データはディジタル信号に変換
された後、センサー・ボード・ユニット202から出力
(送信)される。
【0061】センサー・ボード・ユニット202から出
力(送信)された画像データは画像データ制御部203
に入力(受信)される。機能デバイス(処理ユニット)
およびデータバス間における画像データの伝送は画像デ
ータ制御部203がすべて制御する。
【0062】画像データ制御部203は、画像データに
関し、センサー・ボード・ユニット202、パラレルバ
ス220、画像処理プロセッサー204間のデータ転
送、画像データに対するプロセス・コントローラー21
1と画像処理装置の全体制御を司るシステム・コントロ
ーラー207との間の通信をおこなう。また、RAM2
12はプロセス・コントローラー211のワークエリア
として使用され、ROM213はプロセス・コントロー
ラー211のブートプログラム等を記憶している。
【0063】センサー・ボード・ユニット202から出
力(送信)された画像データは画像データ制御部203
を経由して画像処理プロセッサー204に転送(送信)
され、光学系およびディジタル信号への量子化に伴う信
号劣化(スキャナー系の信号劣化とする)を補正し、再
度、画像データ制御部203へ出力(送信)される。
【0064】画像メモリー・アクセス制御部221は、
メモリー・モジュールに対する画像データの書き込み/
読み出しを制御する。また、システム・パラレルバス2
20に接続される各構成部の動作を制御する。また、R
AM232はシステム・コントローラー231のワーク
エリアとして使用され、ROM233はシステム・コン
トローラー231のブートプログラム等を記憶してい
る。
【0065】操作パネル234は、画像処理装置がおこ
なうべき処理を入力する。たとえば、処理の種類(複
写、ファクシミリ送信、画像読込、プリント等)および
処理の枚数等を入力する。これにより、画像データ制御
情報の入力をおこなうことができる。なお、ファクシミ
リ制御ユニット224の内容については後述する。
【0066】つぎに、読み取った画像データをメモリー
・モジュール222に蓄積して再利用するジョブと、メ
モリー・モジュール222に蓄積しないジョブとがあ
り、それぞれの場合について説明する。メモリー・モジ
ュール222に蓄積する例としては、1枚の原稿につい
て複数枚を複写する場合に、読取ユニット201を1回
だけ動作させ、読取ユニット201により読み取った画
像データをメモリー・モジュール222に蓄積し、蓄積
された画像データを複数回読み出すという方法がある。
【0067】メモリー・モジュール222を使わない例
としては、1枚の原稿を1枚だけ複写する場合に、読み
取り画像データをそのまま再生すればよいので、画像メ
モリーアクセス制御部221によるメモリー・モジュー
ル222へのアクセスをおこなう必要はない。
【0068】まず、メモリー・モジュール222を使わ
ない場合、情報処理装置としての画像処理プロセッサー
204から画像データ制御部203へ転送されたデータ
は、再度画像データ制御部203から画像処理プロセッ
サー204へ戻される。画像処理プロセッサー204に
おいては、センサー・ボード・ユニット202における
CCDによる輝度データを面積階調に変換するための画
質処理をおこなう。
【0069】画質処理後の画像データは情報処理装置と
しての画像処理プロセッサー204からビデオ・データ
制御部205に転送される。面積階調に変化された信号
に対し、ドット配置に関する後処理およびドットを再現
するためのパルス制御をおこない、その後、作像ユニッ
ト206において転写紙上に再生画像を形成する。
【0070】つぎに、メモリー・モジュール222に蓄
積し画像読み出し時に付加的な処理、たとえば画像方向
の回転、画像の合成等をおこなう場合の画像データの流
れについて説明する。情報処理装置としての画像処理プ
ロセッサー204から画像データ制御部203へ転送さ
れた画像データは、画像データ制御部203からパラレ
ルバス220を経由して画像メモリー・アクセス制御部
221に送られる。
【0071】ここでは、システム・コントローラー23
1の制御に基づいて画像データとメモリー・モジュール
222のアクセス制御、外部PC(パーソナル・コンピ
ューター)223のプリント用データの展開、メモリー
・モジュール222の有効活用のための画像データの圧
縮/伸張をおこなう。
【0072】画像メモリー・アクセス制御部221へ送
られた画像データは、データ圧縮後メモリー・モジュー
ル222へ蓄積され、蓄積された画像データは必要に応
じて読み出される。読み出された画像データは伸張さ
れ、本来の画像データに戻し画像メモリー・アクセス制
御部221からパラレルバス220を経由して画像デー
タ制御部203へ戻される。
【0073】画像データ制御部203から画像処理プロ
セッサー204への転送後は画質処理、およびビデオ・
データ制御部205でのパルス制御をおこない、作像ユ
ニット206において転写紙上に再生画像を形成する。
【0074】画像データの流れにおいて、パラレルバス
220および画像データ制御部203でのバス制御によ
り、ディジタル複合機の機能を実現する。ファクシミリ
送信機能は読み取られた画像データを画像処理プロセッ
サー204にて画像処理を実施し、画像データ制御部2
03およびパラレルバス220を経由してファクシミリ
制御ユニット224へ転送する。ファクシミリ制御ユニ
ット224にて通信網へのデータ変換をおこない、公衆
回線(PN)225へファクシミリデータとして送信す
る。
【0075】一方、受信されたファクシミリデータは、
公衆回線(PN)225からの回線データをファクシミ
リ制御ユニット224にて画像データへ変換され、パラ
レルバス220および画像データ制御部203を経由し
て画像処理プロセッサー204へ転送される。この場
合、特別な画質処理はおこなわず、ビデオ・データ制御
部205においてドット再配置およびパルス制御をおこ
ない、作像ユニット206において転写紙上に再生画像
を形成する。
【0076】複数ジョブ、たとえば、コピー機能、ファ
クシミリ送受信機能、プリンター出力機能が並行に動作
する状況において、読取ユニット201、作像ユニット
206およびパラレルバス220の使用権のジョブへの
割り振りをシステム・コントローラー231およびプロ
セス・コントローラー211において制御する。
【0077】プロセス・コントローラー211は画像デ
ータの流れを制御し、システム・コントローラー231
はシステム全体を制御し、各リソースの起動を管理す
る。また、ディジタル複合機の機能選択は操作パネル
(操作部)234において選択入力し、コピー機能、フ
ァクシミリ機能等の処理内容を設定する。
【0078】システム・コントローラー231とプロセ
ス・コントローラー211は、パラレルバス220、画
像データ制御部203およびシリアルバス210を介し
て相互に通信をおこなう。具体的には、画像データ制御
部203内においてパラレルバス220とシリアルバス
210とのデータインターフェースのためのデータフォ
ーマット変換をおこなうことにより、システム・コント
ローラー231とプロセス・コントローラー211間の
通信をおこなう。
【0079】(画像処理ユニット103/画像処理プロ
セッサー204)つぎに、情報処理装置としての画像処
理ユニット103を構成する画像処理プロセッサー20
4における処理の概要について説明する。図3は本実施
の形態にかかる画像処理装置の画像処理プロセッサー2
04の処理の概要を示すブロック図である。
【0080】図3のブロック図において、画像処理プロ
セッサー204は、第1入力I/F301と、スキャナ
ー画像処理部302と、第1出力I/F303と、第2
入力I/F304と、画像処理部305と、第2出力I
/F306とを含む構成となっている。
【0081】上記構成において、読み取られた画像デー
タはセンサー・ボード・ユニット202、画像データ制
御部203を介して画像処理プロセッサー204の第1
入力インターフェース(I/F)301からスキャナー
画像処理部502へ伝達される。
【0082】読み取られた画像データの劣化を補正する
ことが目的であり、具体的には、シェーディング補正、
スキャナーγ補正、MTF補正等をおこなう。補正処理
ではないが、拡大/縮小の変倍処理もおこなうことがで
きる。読み取り画像データの補正処理が終了すると、第
1出力インターフェース(I/F)303を介して画像
データ制御部203へ画像データを転送する。
【0083】転写紙への出力の際は、画像データ制御部
203からの画像データを第2入力I/F504より受
信し、画質処理部505において面積階調処理をおこな
う。画質処理後の画像データは第2出力I/F306を
介してビデオ・データ制御部205または画像データ制
御部203へ出力される。
【0084】画質処理部305における面積階調処理
は、濃度変換処理、ディザ処理、誤差拡散処理等があ
り、階調情報の面積近似を主な処理とする。一旦、スキ
ャナー画像処理部302により処理された画像データを
メモリー・モジュール222に蓄積しておけば、画質処
理部305により画質処理を変えることによって種々の
再生画像を確認することができる。
【0085】たとえば、再生画像の濃度を振って(変更
して)みたり、ディザマトリックスの線数を変更してみ
たりすることにより、再生画像の雰囲気を容易に変更す
ることができる。この際、処理を変更するごとに画像を
読取ユニット201からの読み込みをやり直す必要はな
く、メモリー・モジュール222から蓄積された画像デ
ータを読み出すことにより、同一画像データに対して、
何度でも異なる処理を迅速に実施することができる。
【0086】また、単体スキャナーの場合、スキャナー
画像処理と階調処理を合わせて実施し、画像データ制御
部203へ出力する。処理内容はプログラマブルに変更
することができる。処理の切り替え、処理手順の変更等
はシリアルI/F308を介してコマンド制御部307
において管理する。
【0087】つぎに、画像処理プロセッサー204の内
部構成について説明する。図4は本実施の形態にかかる
情報処理装置、すなわち、画像処理装置の画像処理プロ
セッサー204の内部構成を示すブロック図である。図
4のブロック図において、外部とのデータ入出力に関
し、複数個の入出力ポート401を備え、それぞれデー
タの入力および出力を任意に設定することができる。
【0088】また、入出力ポート401と接続するよう
に内部にバス・スイッチ/ローカル・メモリー群402
を備え、使用するメモリー領域、データパスの経路をメ
モリー制御部403において制御する。入力されたデー
タおよび出力のためのデータは、バス・スイッチ/ロー
カル・メモリー群402をバッファーメモリーとして割
り当て、それぞれに格納される。
【0089】バス・スイッチ/ローカル・メモリー群4
02に格納された画像データに対してプロセッサー・ア
レー部404において各種処理をおこない、出力結果
(処理された画像データ)を再度バス・スイッチ/ロー
カール・メモリー群402に格納する。プロセッサーの
処理手順、処理のためのパラメーター等は、プログラム
RAM605およびデータRAM406との間でやりと
りをおこなう。
【0090】プログラムRAM405、データRAM6
06の内容はI/F408を通じて、プロセス・コント
ローラー211からホスト・バッファー407にダウン
ロードされる。また、プロセス・コントローラー211
がデータRAM606の内容を読み出して、処理の経過
を監視する。
【0091】処理の内容を変えたり、システムで要求さ
れる処理形態が変更になる場合は、プロセッサー・アレ
ー部404が参照するプログラムRAM405およびデ
ータRAM406の内容を更新して対応する。
【0092】(情報処理装置の構成)つぎに、情報処理
装置の構成について説明する。情報処理装置は、上述し
たように、画像処理プロセッサー204として機能する
場合のほか、画像データ以外のデータ(情報)を処理す
るプロセッサーとして機能を備えるようにしてもよい。
【0093】図5は、本実施の形態にかかる情報処理装
置の構成を示すブロック図である。なお、図4に示した
ブロック図と同一の構成については同一の符号を付して
ある。
【0094】図5において、情報処理装置500は、R
OM・ブート・外部アクセスの制御を司るROMブート
外部アクセス部501と、ホストI/F(インターフェ
ース)502と、クロックを発生させるクロック・ジェ
ネレーター503と、情報処理部(プロセッサー・アレ
ー部)404と、プログラムが書き込まれ、そのプログ
ラムを一次的に記憶するプログラムRAM405と、画
像データ等のデータが書き込まれ、そのデータを一次的
に記憶するデータRAM406と、上記各構成部を接続
するバスと、から構成される。
【0095】上記のような構成において、情報処理装置
500は、外部CPU510からバスを介してブート・
プログラムを転送する。転送されたブート・プログラム
は、ホストI/F502、情報処理部(プロセッサー・
アレー)404を介して、最終的には、プログラムRA
M405に書き込まれ、書き込まれたブート・プログラ
ムによって起動がおこなわれる。
【0096】図6は、本実施の形態にかかる情報処理装
置500の構成を機能的に示すブロック図である。図6
のブロック図において、ホストI/F502は、切替部
601と、第1書込部602と、ホスト・バッファー6
03と、読出部604と、を含む構成である。
【0097】また、情報処理部(プロセッサー・アレ
ー)404は、第2書込部605と、起動部606と、
アドレス比較部607と、書込制御部608と、速度比
較部609と、検知部610と、判定部611と、を含
む構成である。また、図中、太い矢印は、起動プログラ
ムの流れを示すものである。
【0098】ここで、切替部601は、外部CPU51
0から起動プログラムを転送する複数の転送形態を切り
替える。また、第1書込部602は、切替部601によ
り切り替えられた転送形態によって転送された起動プロ
グラムを第1の記憶部であるホスト・バッファーに書き
込む。ホスト・バッファー603では、上記起動プログ
ラムを一次的に記憶する。そして、読出部604は、ホ
スト・バッファー603に書き込まれたプログラムを読
み出す。
【0099】また、第2書込部605は、読出部604
により読み出された起動プログラムを第2の記憶部であ
るプログラムRAM405に書き込む。また、起動部6
06は、プログラムRAM405に書き込まれたプログ
ラムを用いて起動をおこなう。
【0100】また、アドレス比較部607は、第1書込
部602により上記起動プログラムが書き込まれたホス
ト・バッファー603における最終メモリーアドレス
と、読出部604により上記起動プログラムの読み出し
を終えたホスト・バッファー603における最終メモリ
ーアドレスとを比較する。
【0101】そして、書込制御部608は、アドレス比
較部607により比較された結果に基づいて、第1書込
部602によるホスト・バッファー603への書き込み
を制御する。なお、書き込み制御の詳細な内容について
は後述する。
【0102】また、速度比較部609は、第1書込部6
02が外部CPU510から転送された起動プログラム
をホスト・バッファー603に書き込む速度と、読出部
604がホスト・バッファー603に書き込まれたプロ
グラムを読み出す速度とを比較する。その際、書き込み
制御部608は、速度比較部609により比較された結
果に基づいて、第1書込部602によるホスト・バッフ
ァー603への書き込みを制御する。なお、書き込み制
御の詳細な内容については後述する。
【0103】また、検知部611は、リセット後に外部
CPU510から転送される起動プロトコルの内容に基
づいて、データ転送の終了を検知する。その際、起動部
607は、検知部610によりデータ転送の終了を検知
した後、直ちに起動を開始する。
【0104】また、判定部612は、電源投入などの全
くの初期化状態から開始によるリセット、予熱や省エネ
モード状態からの復帰によるリセット等のリセットの種
類を判定する。その際、第2書込部605は、判定部6
12による判定の結果、リセット後にプログラムの起動
の必要がない場合に、上記起動プログラムよりもデータ
量の小さいダミーデータを書き込み、起動部607は、
書き込まれたダミーデータを起動する。
【0105】(アドレス比較部、書込制御部の内容)つ
ぎに、アドレス比較部607および書込制御部608の
内容について説明する。図7は、本実施の形態にかかる
情報処理装置の一時記憶領域の構成を示す説明図であ
り、ホスト・バッファー603およびブート・テーブル
701を示すものである。
【0106】ここで、ブートテーブル701は、そこに
転送形態を指示するデータを書き込むことによりシリア
ル、パラレル、外部ROMを使う等の転送形態を指定す
ることができる構成をとる。切替部602は、この指定
により転送形態を切り替える。
【0107】したがって、電源投入後、図2に示したプ
ロセス・コントローラーより、画像データ制御部203
に対して、起動プログラムがシリアルバスを通じて画像
データ制御部203に転送される。画像データ制御部2
03、画像処理プロセッサー204間の転送バスは、高
速に転送をおこなうことができるパラレルI/Fを選択
することができる。この際、当然、シリアルI/Fを選
択することも可能である。
【0108】また、ホスト・バッファー603におい
て、「WritePointer」702は、外部(ホ
スト)CPU510から転送された起動プログラムが書
き込まれた最終メモリーアドレスを指し示している。一
方、「ReadPointer」703は、読出部60
4が読み出しを終えた最終メモリーアドレスを指し示し
ている。
【0109】ここで、データ(起動プログラム)は所定
サイズ単位でホスト・バッファー603に転送されるの
で、所定単位ごとに両者のポインタを比較する必要があ
る。その際、「WritePointer」702と
「ReadPointer」703のポインタのアドレ
ス位置が問題となる。
【0110】アドレス比較部607は、上記各ポインタ
アドレス位置を比較し、比較した結果を書込制御部60
8へ送る。比較の具体的な方法は以下のとおりである。
すなわち、
【0111】(1)「WritePointer」70
2 > 「ReadPointer」703の場合、こ
の状態では、書き込み、読み出しともに続行する。すな
わち、書込制御部608は第1書込部602に対しては
なにもしない。
【0112】(2)「WritePointer」70
2 = 「ReadPointer」703の場合、す
なわち両者のポインタのアドレス位置が等しくなった場
合、書込制御部608は、第1書込部602による書き
込みの制御を所定時間待たせるよう制御する。それによ
り、その間は、しばらく読み出しのみを実行するように
なる。
【0113】このようにして、いまだ読み込まれていな
いデータの上にあらたなデータが書き込まれる(上書き
される)ことを防止することができる。
【0114】(速度比較部の内容)つぎに、速度比較部
609の内容について説明する。上記のようにアドレス
比較部607は、未読み出しのデータの上に、データが
書き込まれないように、「WritePointer」
702と「ReadPointer」703を設け、両
者を比較することにより制御をおこなっていた。
【0115】しかし、ホスト・バッファー603へのデ
ータの書き込み速度、読み出し速度は、システムの構成
や、動作モードによって異ってくることが容易に考えら
れる。そこで、速度比較部609および書込制御部60
8においては、データの書き込み速度と読み出し速度に
応じた制御をおこなう。
【0116】まず最初に、画像データ制御部203がホ
スト・バッファー603にデータを転送する速度、およ
び、情報処理装置500がデータを読み出す速度は、シ
ステム設計の段階において容易にわかる。ソフト制御に
おいて、ある所定のレジスターに両者の速度比較結果を
書き込んでおき、そのレジスター値を参照にして制御を
変更することができる。
【0117】または、実際のパフォーマンスとしては、
読み出しをおこなう情報処理装置500が常に速い場合
でも、あるモードによって、意図的にクロックレートを
落として遅く動く処理が所望されることが考えられる。
その場合、先ほどのレジスター値をソフトが書き換えを
おこない、現在の処理モードにおいて前記レジスター値
を参照することにより常に速度比較結果を知ることがで
きる。
【0118】すなわち、上記レジスターを参照すること
により、速度比較をおこない、「書き込み速度 > 読
み出し速度」で、転送するデータがある場合は、「Wr
itePointer」702と「ReadPoint
er」703の位置を比較する。両者が同じだったら、
書き込み制御を待たせる。そうでなかったら、書き込
み、読み出し処理を続行し、転送データが終わるまで前
記処理を繰り返す。
【0119】また、「書き込み速度 <= 読み出し速
度」の場合は、書き込みが読み出しを追い越すことはあ
り得ないため、両者のポインタを比較する処理を省くこ
とができる。したがって、その際は、より高速にデータ
を転送することができる。
【0120】上記の内容を示したのが、図8のフローチ
ャートである。図8のフローチャートにおいて、まず、
書込速度が読み出し速度より速いか否かを判断する(ス
テップS801)。
【0121】ここで、書込速度の方が速い場合(ステッ
プS801肯定)は、つぎに、転送データがまだあるか
否かを判断し(ステップS802)、まだある場合(ス
テップS802肯定)は、書込ポインタ(「Write
Pointer」702)の位置と読込ポインタ(「R
eadPointer」703)の位置の比較をおこな
う(ステップS803)。
【0122】そこで、書込ポインタと読込ポインタが同
じ位置であるか否かを判断する(ステップS804)。
ここで、書込ポインタと読み出しポインタが同じ位置で
ある場合(ステップS803肯定)は、書込時間を所定
時間だけ待たせる(ステップS804)。所定時間は、
任意に設定することができるが、ステップS804にお
いて書込ポインタと読出ポインタとが同じ位置にならな
い状態になる最小時間であるのが好ましい。その後、ス
テップS802へ移行する。
【0123】一方、ステップS804において、同じ位
置でない場合(ステップS804否定)は、所定サイズ
のデータの書込処理および読出処理を実行し(ステップ
S806)、その後、ステップS802へ移行する。そ
して、ステップS802において、転送データがない場
合(ステップS802否定)は、すべての処理を終了す
る。
【0124】また、ステップS801において、書込速
度の方が速くない場合(ステップS801否定)は、つ
ぎに、転送データがまだあるか否かを判断し(ステップ
S807)、まだある場合(ステップS807肯定)
は、所定サイズのデータの書込処理および読出処理を実
行し(ステップS808)、その後、ステップS807
へ移行する。そして、ステップS807において、転送
データがない場合(ステップS807否定)は、すべて
の処理を終了する。
【0125】(情報処理装置へ転送されるプロトコルの
内容)つぎに、情報処理装置へ転送されるプロトコルの
内容について説明する。図9は、リセットがかかった
後、一番最初に、外部(ホスト)CPUから本情報処理
装置へ転送するプロトコルの内容の一例を示す説明図で
ある。
【0126】図9において、RESET信号901によ
りリセットになった後、データバスサイズ902を設定
し、ロードアドレス903を設定し、ロードデータ数9
04を設定し、NMI(non−maskable i
nterrupt)ベクタ905を設定し、リセットベ
クタ906を設定し、ロードデータ907を所定回数
(ロードデータ回数)設定する。そして、所定回数目の
ロードデータ908の設定がおこなわれたら、セットベ
クタにジャンプする。
【0127】ここで、データバスサイズ902は、転送
するデータのサイズ(8bit、16bit、32bi
t等)を示すものである。このプロトコルを設けること
により、ホストCPUのバス幅が変更された際に、転送
されるデータ幅を知ることができる。転送データ幅によ
って、書き込み方式が異なる場合になどに有効である。
【0128】また、ロードアドレス903は、転送され
たデータを格納するプログラムROMの先頭アドレスを
示すものである。また、ロードデータ数904は、上記
指定されたデータバスサイズ902において、本回数転
送をおこなうと、転送が終了することになる。その回数
を示すものである。
【0129】また、NMIベクタ905は、NMIベク
タアドレスを示すものである。また、リセットベクタ9
06は、リセットベクタアドレスを示すものである。ま
た、ロードデータ907は、実際の転送データを示すも
のである。
【0130】上記のデータを、情報処理装置500内の
ホスト・バッファー603に一端格納した後、必要な情
報を情報処理装置の起動用のメモリーであるプログラム
RAM405を設け、そこに格納する。リセットベクタ
906に関しては直接、とび先アドレスをプログラムR
AM405に書き込む。
【0131】通常のCPUの起動の場合、上記プロトコ
ルにおけるロードアドレス903の設定、リセットベク
タ906の設定は存在しない。したがって、転送データ
が少ない場合は、リセットベクタ906の示すアドレス
まで、空のデータを書き込む必要が生じる。
【0132】情報処理装置500は、外部CPU510
から、データ転送回数情報を格納したことから、本情報
処理装置の検地部610は転送の終了を知ることができ
る。データ転送が終了したら、起動部607は、直ちに
リセットベクタ906に書き込まれているアドレス(ロ
ードアドレスに相当する)から起動を開始する。
【0133】このような、プロトコル処理を起動時の最
初に設けることにより、プログラムRAM405の任意
のアドレスからデータを転送させることができ、必要サ
イズのデータ転送が終了した時点で、即刻起動を開始す
る処理に移行することができる。これにより、データ転
送終了後から起動開始処理に移行するまでの時間を限り
なくゼロに近づけることができる。
【0134】(ダミーデータ書込の内容)つぎに、第2
書込部605が、プログラムRAM405に起動プログ
ラムの代わりに、ダミーデータを書き込む内容について
説明する。まず、判定部611によりおこなわれるリセ
ットの種類の判定は、電源投入などの全くの初期化状態
から開始される場合と、予熱や、省エネモード状態から
の復帰の区別は外部(ホスト)CPU510の方で容易
把握することができる。
【0135】また、図9に示したとおり、一端RESE
T信号901が、外部(ホスト)CPU510から情報
処理装置500に入力されると、データバスサイズ90
2の設定〜リセットベクタ906の設定の各設定が開始
される。RESET901の後に、情報処理装置500
は、ロードされるプログラムをロードアドレス903に
ロードし、そのプログラムを実行して動作を開始する。
【0136】そこで、RESET901後に、起動プロ
グラムをロードする必要のない場合、図5にあるロード
データ数904に非常に小さな値をロードする。ロード
データ数904は、前記指定された、データバスサイズ
において、本回数転送をおこなうと、転送が終了するこ
とになる。
【0137】また、ロードデータ907は「なにも実行
しない」という内容のダミーデータとする。そのように
することで、ロード終了後、プログラムを実行しても
「なにもしない」ため、所定量のダウンロード処理がお
こなわれず、起動時間を大幅に削減することができる。
【0138】上記の内容を示したのが、図10のフロー
チャートである。図10のフローチャートにおいて、ま
ず、リセットがあったか否かを判断し(ステップS10
01)、リセットがあるのを待って、リセットがあった
場合(ステップS1001肯定)は、判定部611がリ
セットの種類を判定する(ステップS1002)。
【0139】ステップS1002における判定の結果、
プログラム起動が必要なリセットである場合(ステップ
S1003否定)は、第2書込部604がプログラムR
AM405へ起動プログラムを書き込む(ステップS1
004)。つぎに、書き込みが終了したか否かを判断し
(ステップS1005)、書き込みが終了していない場
合(ステップS1005否定)は、ステップS1004
へ移行し、引き続き書き込み処理をおこない、書き込み
が終了したら(ステップS1005肯定)、ステップS
1008へ移行する。
【0140】一方、ステップS1003において、ステ
ップS1002における判定の結果、プログラム起動が
不要なリセットである場合(ステップS1003肯定)
は、駆動プログラムの代わりにダミーデータをプログラ
ムRAM405へ書き込む(ステップS1006)。つ
ぎに、書き込みが終了したか否かを判断し(ステップS
1007)、書き込みが終了していない場合(ステップ
S1007否定)は、ステップS1006へ移行し、引
き続き書き込み処理をおこない、書き込みが終了したら
(ステップS1007肯定)、ステップS1008へ移
行する。
【0141】ステップS1008においては、プログラ
ムRAM405に書き込まれたデータ(プログラム)に
基づいて起動処理を実行し(ステップS1008)、ス
テップS1001へ移行する。以後、再びリセットがあ
るのを待つ(ステップS1001)。このようにして、
リセットの種類によっては、駆動時間自体を短縮するこ
とができる。
【0142】(SIMD型プロセッサーの構成)図11
はSIMD型プロセッサーの概略構成を示す説明図であ
る。SIMD(Single Instruction
stream Multiple Data str
eam)は複数のデータに対し、単一の命令を並列に実
行させるもので、複数のPE(プロセッサー・エレメン
ト)より構成される。
【0143】それぞれのPEはデータを格納するレジス
ター(Reg)2001、他のPEのレジスターをアク
セスするためのマルチプレクサー(MUX)2002、
バレルシフター(Shift Expand)200
3、論理演算器(ALU)2004、論理結果を格納す
るアキュムレーター(A)2005、アキュムレーター
の内容を一時的に対比させるテンポラリー・レジスター
(F)2006から構成される。
【0144】各レジスター2001はアドレスバスおよ
びデータバス(リード線およびワード線)に接続されて
おり、処理を規定する命令コード、処理の対象となるデ
ータを格納する。レジスター2001の内容は論理演算
器2004に入力され、演算処理結果はアキュムレータ
ー2005に格納される。結果をPE外部に取り出すた
めに、テンポラリー・レジスター2006に一旦退避さ
せる。テンポラリー・レジスター2006の内容を取り
出すことにより、対象データに対する処理結果が得られ
る。
【0145】命令コードは各PEに同一内容で与え、処
理の対象データをPEごとに異なる状態で与え、隣接P
Eのレジスター2001の内容をマルチプレクサー20
02において参照することで、演算結果は並列処理さ
れ、各アキュムレーター2005に出力される。
【0146】たとえば、画像データ1ラインの内容を各
画素後とにPEに配置し、同一の命令コードで演算処理
させれば、1画素づつ逐次処理するよりも短時間で1ラ
イン分の処理結果が得られる。特に、空間フィルター処
理、シェーディング補正処理はPEごとの命令コードは
演算式そのもので、PEすべてに共通に処理を実施する
ことができる。このように情報処理装置がSIMD型プ
ロセッサーにより構成されるので、高速な演算処理によ
り画像処理等の情報処理をおこなうことができる。
【0147】以上説明したように、本実施の形態にかか
る情報処理装置は、ホスト・バッファー603が、プロ
グラムを一次的に記憶し、切替部601が、前記外部C
PU510からプログラムを転送する複数の転送形態を
切り替え、第1書込部602が、切替部601により切
り替えられた転送形態によって転送されたプログラムを
ホスト・バッファー603に書き込み、読出部604
が、ホスト・バッファー603に書き込まれたプログラ
ムを読み出し、第2書込部605が、読出部604によ
り読み出されたプログラムをプログラムRAM405に
書き込み、起動部606が、プログラムRAM405に
書き込まれたプログラムを用いて起動をおこなうので、
パラレルに起動プログラムのロード(読み込み)をおこ
なうことができ、これにより、起動プログラムの転送か
ら起動までの一連の処理の高速化を図ることができる。
【0148】また、本実施の形態によれば、アドレス比
較部607が、第1書込部602によりプログラムが書
き込まれたホスト・バッファー603における最終メモ
リーアドレスと、読出部604によりプログラムの読み
出しを終えたホスト・バッファー603における最終メ
モリーアドレスとを比較し、書込制御部608が、アド
レス比較部607により比較された結果に基づいて、第
1書込部602によるホスト・バッファー603への書
き込みを制御するので、いまだ読み出しがされていない
プログラムが記憶された領域にあらたなプログラムが上
書きされることがないようにすることができる。
【0149】また、本実施の形態によれば、速度比較部
609が、第1書込部602が外部CPU510から転
送されたプログラムをホスト・バッファー603に書き
込む速度と、読出部604がホスト・バッファー603
に書き込まれたプログラムを読み出す速度とを比較し、
書込制御部608が、速度比較部609により比較され
た結果に基づいて、第1書込部602によるホスト・バ
ッファーへの書き込みを制御するので、データ転送のパ
フォーマンスが異なるシステム間において、データ転送
のパフォーマンスに応じた制御をおこなうことにより、
書き込みと読み出しのポインタを比較することなく、い
まだ読み出しがされていないプログラムが記憶された領
域にあらたなプログラムが上書きされることがないよう
にすることができる。
【0150】また、本実施の形態によれば、検知部61
0が、リセット後に外部CPU510から転送されるプ
ロトコルの内容に基づいて、データ転送の終了を検知
し、起動部606が、検知部610によりデータ転送の
終了を検知した後、直ちに起動を開始するので、データ
転送終了後起動開始までの時間を限りなくゼロにするこ
とができる。
【0151】また、本実施の形態によれば、判定部61
1が、リセットの種類を判定し、第2書込部605が、
判定部611による判定の結果、リセット後にプログラ
ムの起動の必要がない場合に、プログラムよりもデータ
量の小さいダミーデータを書き込み、起動部606が、
書き込まれたダミーデータを起動するので、無駄なプロ
グラムの読み込みを防止し、起動プログラムの読み込み
に要する時間を短縮することができる。
【0152】なお、本実施の形態で説明した情報処理方
法は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナル・
コンピューターやワークステーション等のコンピュータ
で実行することにより実現することができる。このプロ
グラムは、ハードディスク、フロッピーディスク、CD
−ROM、MO、DVD等のコンピュータで読み取り可
能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒
体から読み出されることによって実行される。またこの
プログラムは、上記記録媒体を介して、インターネット
等のネットワークを介して配布することができる。
【0153】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、第1の記憶手段が、プログラムを一次的
に記憶し、切替手段が、前記外部装置からプログラムを
転送する複数の転送形態を切り替え、第1の書込手段
が、前記切替手段により切り替えられた転送形態によっ
て転送されたプログラムを前記第1の記憶手段に書き込
み、読み出し手段が、前記第1の記憶手段に書き込まれ
たプログラムを読み出し、第2書込手段が、前記読出手
段により読み出されたプログラムを第2の記憶手段に書
き込み、起動手段が、前記第2の記憶手段に書き込まれ
たプログラムを用いて起動をおこなうので、パラレルに
起動プログラムのロード(読み込み)をおこなうことが
でき、これにより、起動プログラムの転送から起動まで
の一連の処理の高速化を図ることが可能な情報処理装置
が得られるという効果を奏する。
【0154】また、請求項2に記載の発明によれば、請
求項1に記載の発明において、アドレス比較手段が、前
記第1の書込手段により前記プログラムが書き込まれた
前記第1の記憶手段における最終メモリーアドレスと、
前記読出手段により前記プログラムの読み出しを終えた
前記第1の記憶手段における最終メモリーアドレスとを
比較し、書込制御手段が、前記アドレス比較手段により
比較された結果に基づいて、前記第1の書込手段による
前記第1の記憶手段への書き込みを制御するので、いま
だ読み出しがされていないプログラムが記憶された領域
にあらたなプログラムが上書きされることがないように
することができ、これにより、起動プログラムの転送か
ら起動までの一連の処理の高速化を図ることが可能な情
報処理装置が得られるという効果を奏する。
【0155】また、請求項3記載の発明によれば、請求
項1または2に記載の発明において、速度比較手段が、
前記第1の書込手段が前記外部装置から転送されたプロ
グラムを前記第1の記憶手段に書き込む速度と、前記読
出手段が前記第1の記憶手段に書き込まれたプログラム
を読み出す速度とを比較し、書込制御手段が、前記速度
比較手段により比較された結果に基づいて、前記第1の
書込手段による前記第1の記憶手段への書き込みを制御
するので、データ転送のパフォーマンスが異なるシステ
ム間において、データ転送のパフォーマンスに応じた制
御をおこなうことにより、書き込みと読み出しのポイン
タを比較することなく、いまだ読み出しがされていない
プログラムが記憶された領域にあらたなプログラムが上
書きされることがないようにすることができ、これによ
り、起動プログラムの転送から起動までの一連の処理の
高速化を図ることが可能な情報処理装置が得られるとい
う効果を奏する。
【0156】また、請求項4に記載の発明によれば、請
求項1、2または3に記載の発明において、検知手段
が、リセット後に前記外部装置から転送されるプロトコ
ルの内容に基づいて、データ転送の終了を検知し、前記
起動手段が、前記検知手段によりデータ転送の終了を検
知した後、直ちに起動を開始するので、データ転送終了
後起動開始までの時間を限りなくゼロにすることがで
き、これにより、起動プログラムの転送から起動までの
一連の処理の高速化を図ることが可能な情報処理装置が
得られるという効果を奏する。
【0157】また、請求項5に記載の発明によれば、請
求項1〜4に記載の発明において、判定手段が、リセッ
トの種類を判定し、前記第2の書込手段が、前記判定手
段による判定の結果、リセット後にプログラムの起動の
必要がない場合に、前記プログラムよりもデータ量の小
さいダミーデータを書き込み、前記起動手段が、書き込
まれたダミーデータを起動するので、無駄なプログラム
の読み込みを防止し、起動プログラムの読み込みに要す
る時間を短縮することができ、これにより、起動プログ
ラムの転送から起動までの一連の処理の高速化を図るこ
とが可能な情報処理装置が得られるという効果を奏す
る。
【0158】また、請求項6に記載の発明によれば、請
求項1〜5のいずれか一つに記載の情報処理装置を備
え、前記情報処理装置が、画像データを読み取る画像読
取手段および/または画像メモリーを制御して画像デー
タの書込み/読出しをおこなう画像メモリー制御手段お
よび/または画像データを転写紙等に書き込む画像書込
手段に接続し、前記画像読取手段により読み取られた第
1の画像データおよび/または前記画像メモリー制御手
段により読み出された第2の画像データを受信し、前記
第1の画像データおよび/または第2の画像データに対
し加工編集等の画像処理を施すとともに、前記画像処理
が施された画像データを前記画像メモリー制御手段へお
よび/または前記画像書込手段へ送信するので、画像デ
ータの画像処理の最適化を図ることができ、これによ
り、多機能を実現する際のシステムにおける各資源の有
効活用を図り、システム全体として最適な制御が可能な
画像処理装置が得られるという効果を奏する。
【0159】また、請求項7に記載の発明によれば、請
求項6に記載の発明において、前記情報処理装置が、画
像データ制御手段を介して、前記画像読取手段および/
または前記画像メモリー制御手段および/または前記画
像書込手段に接続し、前記画像データ制御手段が、前記
情報処理装置と、前記画像読取手段および/または前記
画像メモリー制御手段および/または前記画像書込手段
との間の画像データの送受信をおこなうので、画像処理
の入出力デバイスへの適応化を制御することができ、こ
れにより、多機能を実現する際のシステムにおける各資
源の有効活用を図り、システム全体として最適な制御が
可能な画像処理装置が得られるという効果を奏する。
【0160】また、請求項8に記載の発明によれば、請
求項6または7に記載の発明において、前記情報処理装
置が、前記第1の画像データに対する情報劣化を補正す
る補正手段と、前記補正手段により補正された画像デー
タまたは前記第2の画像データに対して作像特性に対応
した画質処理をおこなう画質処理手段と、を備えるの
で、読み取られた画像データの画像処理の最適化を図る
ことができ、これにより、多機能を実現する際のシステ
ムにおける各資源の有効活用を図り、システム全体とし
て最適な制御が可能な画像処理装置が得られるという効
果を奏する。
【0161】また、請求項9に記載の発明にかかる情報
処理方法は、切替工程が、前記外部装置からプログラム
を転送する複数の転送形態を切り替え、第1の書込工程
が、前記切替工程により切り替えられた転送形態によっ
て転送されたプログラムを一時的に記憶する第1の記憶
手段に書き込み、読出工程が、前記第1の書込工程によ
り前記第1の記憶手段に書き込まれたプログラムを読み
出し、第2の書込工程が、前記読出工程により読み出さ
れたプログラムを第2の記憶手段に書き込み、起動工程
が、前記第2の書込工程により前記第2の記憶手段に書
き込まれたプログラムを用いて起動をおこなうので、パ
ラレルに起動プログラムのロード(読み込み)をおこな
うことができ、これにより、起動プログラムの転送から
起動までの一連の処理の高速化を図ることが可能な情報
処理方法が得られるという効果を奏する。
【0162】また、請求項10に記載の発明によれば、
請求項9に記載された方法をコンピュータに実行させる
プログラムを記録したことで、そのプログラムを機械読
み取り可能となり、これによって、請求項9の動作をコ
ンピュータによって実現することが可能な記録媒体が得
られるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の本実施の形態にかかる画像処理装置
の構成を機能的に示すブロック図である。
【図2】本実施の形態にかかる画像処理装置のハードウ
エア構成の一例を示すブロック図である。
【図3】本実施の形態にかかる画像処理装置の画像処理
プロセッサーの処理の概要を示すブロック図である。
【図4】本実施の形態にかかる画像処理装置の画像処理
プロセッサーの内部構成を示すブロック図である。
【図5】本実施の形態にかかる情報処理装置の構成を示
すブロック図である。
【図6】本実施の形態にかかる情報処理装置の構成を機
能的に示すブロック図である。
【図7】本実施の形態にかかる情報処理装置の一時記憶
領域の構成を示す説明図である。
【図8】本実施の形態にかかる情報処理装置の書き込み
制御の一連の手順を示すフローチャートである。
【図9】本実施の形態にかかる情報処理装置の起動時の
プロトコルの内容を示す説明図である。
【図10】本実施の形態にかかる情報処理装置の起動制
御の手順を示すフローチャートである。
【図11】本実施の形態にかかる画像処理装置に用いら
れるSIMD型プロセッサーの概略構成を示す説明図で
ある。
【図12】従来技術にかかるディジタル複合機のハード
ウエア構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
100 画像データ制御ユニット 101 画像読取ユニット 102 画像メモリー制御ユニット 103 画像処理ユニット 104 画像書込ユニット 201 読取ユニット 202 センサー・ボード・ユニット 203 画像データ制御部 204 画像処理プロセッサー 205 ビデオ・データ制御部 206 作像ユニット(エンジン) 210 シリアルバス 211 プロセス・コントローラー 212,232 RAM 213,233 ROM 220 パラレルバス 221 画像メモリー・アクセス制御部 222 メモリー・モジュール 223 パーソナル・コンピューター(PC) 224 ファクシミリ制御ユニット 225 公衆回線 231 システム・コントローラー 234 操作パネル 301,303,304,306 インターフェース
(I/F) 302 スキャナー画像処理部 304 画像処理部 307 コマンド制御部 401 入出力ポート 402 バス・スイッチ/ローカル・メモリー 403 メモリー制御部 404 プロセッサー・アレー部 405 プログラムRAM 406 データRAM 407 ホスト・バッファー 500 情報処理装置 501 ROMブート外部アクセス部 502 ホストI/F 503 クロック・ジェネレーター 510 外部(ホスト)CPU 601 切替部 602 第1書込部 603 ホスト・バッファー 604 読出部 605 第2書込部 606 起動部 607 アドレス比較部 608 書込制御部 609 速度比較部 610 検知部 611 判定部 701 ブートテーブル 702 WritePointer 703 ReadPointer 2001 レジスター(Reg) 2002 マルチプレクサー(MUX) 2003 バレルシフター(Shift Expan
d) 2004 論理演算器(ALU) 2005 アキュムレーター(A) 2006 テンポラリー・レジスター(F)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 波塚 義幸 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 宮崎 秀人 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 宮崎 慎也 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 石井 理恵 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 樗木 杉高 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 野水 泰之 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 福田 拓章 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 吉澤 史男 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 川本 啓之 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 高橋 祐二 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 Fターム(参考) 5B057 CE05 CE11 CE16 5B076 BB18 5C062 AA01 AA02 AA05 AE10 AE13 BA04 5C077 PP02

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部装置に接続され、前記外部装置から
    プログラムを読み込み、読み込んだプログラムを用いて
    起動をおこなう情報処理装置において、 プログラムを一次的に記憶する第1の記憶手段と、 前記外部装置からプログラムを転送する複数の転送形態
    を切り替える切替手段と、 前記切替手段により切り替えられた転送形態によって転
    送されたプログラムを前記第1の記憶手段に書き込む第
    1の書込手段と、 前記第1の記憶手段に書き込まれたプログラムを読み出
    す読出手段と、 前記読出手段により読み出されたプログラムを第2の記
    憶手段に書き込む第2の書込手段と、 前記第2の記憶手段に書き込まれたプログラムを用いて
    起動をおこなう起動手段と、 を備えたことを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の書込手段により前記プログラ
    ムが書き込まれた前記第1の記憶手段における最終メモ
    リーアドレスと、前記読出手段により前記プログラムの
    読み出しを終えた前記第1の記憶手段における最終メモ
    リーアドレスとを比較するアドレス比較手段と、 前記アドレス比較手段により比較された結果に基づい
    て、前記第1の書込手段による前記第1の記憶手段への
    書き込みを制御する書込制御手段と、 を備えたことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装
    置。
  3. 【請求項3】 前記第1の書込手段が前記外部装置から
    転送されたプログラムを前記第1の記憶手段に書き込む
    速度と、前記読出手段が前記第1の記憶手段に書き込ま
    れたプログラムを読み出す速度とを比較する速度比較手
    段と、 前記速度比較手段により比較された結果に基づいて、前
    記第1の書込手段による前記第1の記憶手段への書き込
    みを制御する書込制御手段と、 を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の情
    報処理装置。
  4. 【請求項4】 リセット後に前記外部装置から転送され
    るプロトコルの内容に基づいて、データ転送の終了を検
    知する検知手段を備え、 前記起動手段は、前記検知手段によりデータ転送の終了
    を検知した後、直ちに起動を開始することを特徴とする
    請求項1、2または3のいずれか一つに記載の情報処理
    装置。
  5. 【請求項5】 リセットの種類を判定する判定手段を備
    え、 前記第2の書込手段は、前記判定手段による判定の結
    果、リセット後にプログラムの起動の必要がない場合
    に、前記プログラムよりもデータ量の小さいダミーデー
    タを書き込み、 前記起動手段は、書き込まれたダミーデータを起動する
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の
    情報処理装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか一つに記載の情
    報処理装置を備えた画像処理装置であって、 前記情報処理装置が、 画像データを読み取る画像読取手段および/または画像
    メモリーを制御して画像データの書込み/読出しをおこ
    なう画像メモリー制御手段および/または画像データを
    転写紙等に書き込む画像書込手段に接続し、 前記画像読取手段により読み取られた第1の画像データ
    および/または前記画像メモリー制御手段により読み出
    された第2の画像データを受信し、 前記第1の画像データおよび/または第2の画像データ
    に対し加工編集等の画像処理を施すとともに、前記画像
    処理が施された画像データを前記画像メモリー制御手段
    へおよび/または前記画像書込手段へ送信することを特
    徴とする画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記情報処理装置は、画像データ制御手
    段を介して、前記画像読取手段および/または前記画像
    メモリー制御手段および/または前記画像書込手段に接
    続し、 前記画像データ制御手段は、前記情報処理装置と、前記
    画像読取手段および/または前記画像メモリー制御手段
    および/または前記画像書込手段との間の画像データの
    送受信をおこなうことを特徴とする請求項6に記載の画
    像処理装置。
  8. 【請求項8】 前記情報処理装置は、 前記第1の画像データに対する情報劣化を補正する補正
    手段と、 前記補正手段により補正された画像データまたは前記第
    2の画像データに対して作像特性に対応した画質処理を
    おこなう画質処理手段と、 を備えたことを特徴とする請求項6または7に記載の画
    像処理装置。
  9. 【請求項9】 外部装置に接続され、前記外部装置から
    プログラムを読み込み、読み込んだプログラムを用いて
    起動をおこなう情報処理方法において、 前記外部装置からプログラムを転送する複数の転送形態
    を切り替える切替工程と、 前記切替工程により切り替えられた転送形態によって転
    送されたプログラムを一時的に記憶する第1の記憶手段
    に書き込む第1の書込工程と、 前記第1の書込工程により前記第1の記憶手段に書き込
    まれたプログラムを読み出す読出工程と、 前記読出工程により読み出されたプログラムを第2の記
    憶手段に書き込む第2の書込工程と、 前記第2の書込工程により前記第2の記憶手段に書き込
    まれたプログラムを用いて起動をおこなう起動工程と、 を含んだことを特徴とする情報処理方法。
  10. 【請求項10】 前記請求項9に記載された方法をコン
    ピュータに実行させるプログラムを記録したことを特徴
    とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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CN110968284A (zh) * 2019-12-09 2020-04-07 武汉纺织大学 基于双口ram双cpu的高速旋转led显示方法及系统
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