JP2001186332A - 画像処理装置、画像処理方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JP2001186332A
JP2001186332A JP37189999A JP37189999A JP2001186332A JP 2001186332 A JP2001186332 A JP 2001186332A JP 37189999 A JP37189999 A JP 37189999A JP 37189999 A JP37189999 A JP 37189999A JP 2001186332 A JP2001186332 A JP 2001186332A
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Fumio Yoshizawa
史男 吉澤
Koji Tone
剛治 刀根
Hideto Miyazaki
秀人 宮崎
Yoshiyuki Namitsuka
義幸 波塚
Hiroyuki Kawamoto
啓之 川本
Sugitaka Otegi
杉高 樗木
Rie Ishii
理恵 石井
Hiroaki Fukuda
拓章 福田
Yuji Takahashi
祐二 高橋
Shinya Miyazaki
慎也 宮崎
Yasuyuki Nomizu
泰之 野水
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入力画像と出力画像の違和感が少なくなるよ
うに解像度変更処理および階調変更処理をおこない、か
つ、当該処理を効率的におこなうこと。 【解決手段】 画像処理装置は、注目画素の画素位置に
おける階調の濃淡の方向である階調方向を決定する位置
マトリクスおよび注目画素の画素位置における空間周波
数を決定する分散マトリクスを選択するマトリクス選択
部307と、注目画素を微少画素に分割する画素補間部
304と、注目画素の階調値と位置マトリクスと分散マ
トリクスとから微少画素の階調値を決定する変換テーブ
ルを選択するテーブル選択部308と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ディジタル画像
データに対する画像処理、特に、解像度を変更し、中間
調処理をおこなう画像処理装置、画像処理方法、および
その方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録
したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、スキャナーやPC(パーソナル・
コンピューター)等により入力した原稿画像もしくはフ
ァクシミリ受信した原稿画像を記録紙に出力する場合、
解像度や階調の調整・変更をおこなっていた。たとえ
ば、n値の画像データを2倍の解像度を持つm値画像デ
ータ(n>m)へ変換するときには、まず、拡大処理と
同様のプロセスを用いて解像度を2倍に増やし、つぎに
階調処理をおこなっていた。もしくは、上記手順とは反
対に、階調処理をおこなった後で拡大処理をおこなって
いた。
【0003】その他にも、原稿画像がカラー画像であっ
て、作像装置が白黒画像を出力する場合に階調変更が必
要であった。また、原稿画像が高解像度であって、作像
装置の解像度がそれに満たない場合に解像度の調整が必
要であった。すなわち、入力画像と出力画像が同質でな
い場合に、解像度や階調の調整をおこなう必要があっ
た。換言すると、入力画像と出力画像を人間の視覚特性
に適合させて、できるだけ同質な画像に見えるように解
像度や階調の調整がおこなわれていた。このような調整
をおこなうことにより、入力画像に比して違和感の少な
い出力画像を得ることが可能であった。
【0004】このような拡大処理おこなう技術として
は、たとえば『画像処理装置』(特開平10−3273
16号公報)に記載されるものが知られており、階調処
理をおこなう技術としては、たとえば『画像処理装置』
(特開平9−294209)に記載されるものが知られ
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術における画像処理装置においては、以下のような
問題点があった。すなわち、拡大処理後に階調処理をお
こなう場合については、拡大処理をおこなって画素数が
増大した画像データ、換言すると、容量の増大した画像
データを用いて階調処理をおこなうこととなる。したが
って、最終的に処理結果として出力される画像データが
n値より小さいm値の画像データであるにもかかわら
ず、拡大処理されたn値画像データを一時的に格納する
ための大容量のメモリーが必要であるという問題点があ
った。すなわち、処理の都合上一時的にしか使用されな
い大容量のメモリーが必要であるという問題点があっ
た。
【0006】また、画像処理装置には、他の画像データ
の入出力をおこない、他の画像処理との円滑な連携をお
こなう必要性があるので、一般的に、できるだけ律速要
因となるような画像処理部分を設けたくないという要請
がある。したがって、拡大処理によって大容量となった
画像データの階調をn値からm値に円滑に補間・変更す
るためだけに高いパフォーマンスを持った演算器が必要
になるという問題点があった。
【0007】一方、階調処理後に拡大処理をおこなう場
合については、すでにm値化された画像データに対して
画素の補間(拡大処理)をおこなうため、入力されるn
値の画像情報が十分に活用されず、画質が低下してしま
うという問題点があった。換言すると、入力画像に比し
て違和感の大きな出力画像となってしまう場合があると
いう問題点があった。
【0008】また、近年では、ディジタル複合機とし
て、複写機にファクシミリ機能部分、プリンター機能部
分等をマザーボードを介してアドオンするものや、複写
機能部分、ファクシミリ機能部分、プリンター機能部分
等をそれぞれユニット化し、これら各ユニットから入力
する画像データを、制御担当や処理担当のユニットにお
いて、装置全体のプロセス制御をおこなうプロセス・コ
ントローラーの制御を受けながら統一的に処理するもの
も案出されている。
【0009】これらのディジタル複合機においては、各
機能部分もしくは各機能ユニットの機能向上にともな
い、当該機能ユニット等が交換される。したがって、入
力画像に比して違和感の少ない出力画像を得るために、
解像度や階調の調整を、より適切におこなう必要性があ
る。しかしながら、一部の機能ユニット等の向上にとも
ない、そのたびごとに上述したような、一時的にしか使
用されない大容量のメモリーをさらに大容量のものへ交
換したり、演算器をより高速なものに交換するのは、不
経済であり、既存のメモリーや演算器を使用して効率的
な画像処理をおこなっていないという問題点があった。
【0010】この発明は、上述した従来技術による問題
点を解消するため、入力画像と出力画像の違和感が少な
くなるように解像度変更処理および階調変更処理をおこ
ない、かつ、当該処理を効率的におこなうことが可能な
画像処理装置、画像処理方法、およびその方法をコンピ
ュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ
読み取り可能な記録媒体を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するため、請求項1に記載の発明にかかる画
像処理装置は、画像の解像度および前記画像を構成する
画素の階調値を変更する画像処理装置であって、注目画
素の画素位置における階調の濃淡の方向である階調方向
を決定する階調方向決定手段と、前記注目画素の画素位
置における空間周波数を決定する空間周波数決定手段
と、前記注目画素を微少画素に分割する分割手段と、前
記注目画素の階調値、前記階調方向決定手段により決定
された階調方向、および、前記空間周波数決定手段によ
り決定された空間周波数に基づいて、前記分割手段によ
り生成された微少画素の階調値を決定する階調決定手段
と、を備えたことを特徴とする。
【0012】この請求項1に記載の発明によれば、分割
した微少画素を一旦メモリーなどの記憶手段に記憶させ
ることなく、当該微少画素の階調を決定することができ
る。
【0013】また、請求項2に記載の発明にかかる画像
処理装置は、請求項1に記載の発明において、前記空間
周波数決定手段が、前記画像の画像種類に基づいて前記
注目画素の画素位置における空間周波数を決定すること
を特徴とする。
【0014】この請求項2に記載の発明によれば、画像
種類に応じて画像を構成する各画素において適切な空間
周波数を決定することができる。
【0015】また、請求項3に記載の発明にかかる画像
処理装置は、請求項1に記載の発明において、前記分割
手段が、前記注目画素を2分割もしくは4分割すること
を特徴とする。
【0016】この請求項3に記載の発明によれば、簡単
な制御により微少画素の画像データの管理をおこなうこ
とができる。
【0017】また、請求項4に記載の発明にかかる画像
処理装置は、請求項1〜3のいずれか一つに記載の発明
において、さらに、前記注目画素の階調値を当該階調値
の範囲より狭い範囲の階調値に変更する階調変更手段を
備えたことを特徴とする。
【0018】この請求項4に記載の発明によれば、画像
データの容量を少なくすることができる。
【0019】また、請求項5に記載の発明にかかる画像
処理装置は、請求項4に記載の発明において、前記階調
変更手段が、前記注目画素の階調値と所定の閾値とを比
較することにより、前記注目画素の階調値を変更するこ
とを特徴とする。
【0020】この請求項5に記載の発明によれば、単純
な比較演算により階調値を変更することができる。
【0021】また、請求項6に記載の発明にかかる画像
処理装置は、請求項4または5に記載の発明において、
前記階調変更手段が、所定のディザマトリクスを用いて
前記注目画素の階調値を変更することを特徴とする。
【0022】この請求項6に記載の発明によれば、複数
の注目画素の階調値を、単純な比較演算により一括して
変更することができる。
【0023】また、請求項7に記載の発明にかかる画像
処理装置は、請求項6に記載の発明において、前記階調
決定手段が、前記ディザマトリクスおよび当該ディザマ
トリクスのエレメント位置に基づいて、前記分割手段に
より生成された微少画素の階調値を決定することを特徴
とする。
【0024】この請求項7に記載の発明によれば、単純
な比較演算により微少画素の階調値を決定することがで
きる。
【0025】また、請求項8に記載の発明にかかる画像
処理方法は、画像の解像度および前記画像を構成する画
素の階調値を変更する画像処理方法であって、注目画素
の画素位置における階調の濃淡の方向である階調方向を
決定する階調方向決定工程と、前記注目画素の画素位置
における空間周波数を決定する空間周波数決定工程と、
前記注目画素を微少画素に分割する分割工程と、前記注
目画素の階調値、前記階調方向決定工程により決定され
た階調方向、および、前記空間周波数決定工程により決
定された空間周波数に基づいて、前記分割工程により生
成された微少画素の階調値を決定する階調決定工程と、
を含んだことを特徴とする。
【0026】この請求項8に記載の発明によれば、分割
した微少画素を一旦メモリーなどの記憶手段に記憶させ
ることなく、当該微少画素の階調を決定することができ
る。
【0027】また、請求項9に記載の発明にかかる画像
処理方法は、請求項8に記載の発明において、さらに、
前記注目画素の階調値を当該階調値の範囲より狭い範囲
の階調値に変更する階調変更工程を含んだことを特徴と
する。
【0028】この請求項9に記載の発明によれば、画像
データの容量を少なくすることができる。
【0029】また、請求項10に記載の発明にかかる記
録媒体は、請求項8または9に記載された方法をコンピ
ュータに実行させるプログラムを記録したことで、その
プログラムを機械読み取り可能となり、これによって、
請求項8または9の動作をコンピュータによって実現す
ることができる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、この
発明にかかる画像処理装置の好適な実施の形態を詳細に
説明する。
【0031】まず、本実施の形態にかかる画像処理装置
の原理について説明する。図1は、この発明の本実施の
形態にかかる画像処理装置の構成を機能的に示すブロッ
ク図である。図1において、画像処理装置は、以下に示
す5つのユニットを含む構成である。
【0032】上記5つのユニットとは、画像データ制御
ユニット100と、画像データを読み取る画像読取ユニ
ット101と、画像を蓄積する画像メモリーを制御して
画像データの書込み/読出しをおこなう画像メモリー制
御ユニット102と、画像データに対し加工編集等の画
像処理を施す画像処理ユニット103と、画像データを
転写紙等に書き込む画像書込ユニット104と、であ
る。
【0033】上記各ユニットは、画像データ制御ユニッ
ト100を中心に、画像読取ユニット101と、画像メ
モリー制御ユニット102と、画像処理ユニット103
と、画像書込ユニット104とがそれぞれ画像データ制
御ユニット100に接続されている。
【0034】(画像データ制御ユニット100)画像デ
ータ制御ユニット100によりおこなわれる処理として
は以下のようなものがある。
【0035】たとえば、(1)データのバス転送効率を
向上させるためのデータ圧縮処理(一次圧縮)、(2)
一次圧縮データの画像データへの転送処理、(3)画像
合成処理(複数ユニットからの画像データを合成するこ
とが可能である。また、データバス上での合成も含
む。)、(4)画像シフト処理(主走査および副走査方
向の画像のシフト)、(5)画像領域拡張処理(画像領
域を周辺へ任意量だけ拡大することが可能)、(6)画
像変倍処理(たとえば、50%または200%の固定変
倍)、(7)パラレルバス・インターフェース処理、
(8)シリアルバス・インターフェース処理(後述する
プロセス・コントローラー211とのインターフェー
ス)、(9)パラレルデータとシリアルデータのフォー
マット変換処理、(10)画像読取ユニット101との
インターフェース処理、(11)画像処理ユニット10
3とのインターフェース処理、等である。
【0036】(画像読取ユニット101)画像読取ユニ
ット101によりおこなわれる処理としては以下のよう
なものがある。
【0037】たとえば、(1)光学系による原稿反射光
の読み取り処理、(2)CCD(Charge Cou
pled Device:電荷結合素子)での電気信号
への変換処理、(3)A/D変換器でのディジタル化処
理、(4)シェーディング補正処理(光源の照度分布ム
ラを補正する処理)、(5)スキャナーγ補正処理(読
み取り系の濃度特性を補正する処理)、等である。
【0038】(画像メモリー制御ユニット102)画像
メモリー制御ユニット102によりおこなわれる処理と
しては以下のようなものがある。
【0039】たとえば、(1)システム・コントローラ
ーとのインターフェース制御処理、(2)パラレルバス
制御処理(パラレルバスとのインターフェース制御処
理)、(3)ネットワーク制御処理、(4)シリアルバ
ス制御処理(複数の外部シリアルポートの制御処理)、
(5)内部バスインターフェース制御処理(操作部との
コマンド制御処理)、(6)ローカルバス制御処理(シ
ステム・コントローラーを起動させるためのROM、R
AM、フォントデータのアクセス制御処理)、(7)メ
モリー・モジュールの動作制御処理(メモリー・モジュ
ールの書き込み/読み出し制御処理等)、(8)メモリ
ー・モジュールへのアクセス制御処理(複数のユニット
からのメモリー・アクセス要求の調停をおこなう処
理)、(9)データの圧縮/伸張処理(メモリー有効活
用のためのデータ量の削減するための処理)、(10)
画像編集処理(メモリー領域のデータクリア、画像デー
タの回転処理、メモリー上での画像合成処理等)、等で
ある。
【0040】(画像処理ユニット103)画像処理ユニ
ット103によりおこなわれる処理としては以下のよう
なものがある。
【0041】たとえば、(1)シェーディング補正処理
(光源の照度分布ムラを補正する処理)、(2)スキャ
ナーγ補正処理(読み取り系の濃度特性を補正する処
理)、(3)MTF補正処理、(4)平滑処理、(5)
主走査方向の任意変倍処理、(6)濃度変換(γ変換処
理:濃度ノッチに対応)、(7)単純多値化処理、
(8)単純二値化処理、(9)誤差拡散処理、(10)
ディザ処理、(11)ドット配置位相制御処理(右寄り
ドット、左寄りドット)、(12)孤立点除去処理、
(13)像域分離処理(色判定、属性判定、適応処
理)、(14)密度変換処理、等である。
【0042】(画像書込ユニット104)画像書込ユニ
ット104によりおこなわれる処理としては以下のよう
なものがある。
【0043】たとえば、(1)エッジ平滑処理(ジャギ
ー補正処理)、(2)ドット再配置のための補正処理、
(3)画像信号のパルス制御処理、(4)パラレルデー
タとシリアルデータのフォーマット変換処理、等であ
る。
【0044】(ディジタル複合機のハードウエア構成)
つぎに、本実施の形態にかかる画像処理装置がディジタ
ル複合機を構成する場合のハードウエア構成について説
明する。図2は本実施の形態にかかる画像処理装置のハ
ードウエア構成の一例を示すブロック図である。
【0045】図2のブロック図において、本実施の形態
にかかる画像処理装置は、読取ユニット201と、セン
サー・ボード・ユニット202と、画像データ制御部2
03と、画像処理プロセッサー204と、ビデオ・デー
タ制御部205と、作像ユニット(エンジン)206と
を備える。また、本実施の形態にかかる画像処理装置
は、シリアルバス210を介して、プロセス・コントロ
ーラー211と、RAM212と、ROM213とを備
える。
【0046】また、本実施の形態にかかる画像処理装置
は、パラレルバス220を介して、画像メモリー・アク
セス制御部221とファクシミリ制御ユニット224と
を備え、さらに、画像メモリー・アクセス制御部221
に接続されるメモリー・モジュール222と、システム
・コントローラー231と、RAM232と、ROM2
33と、操作パネル234とを備える。
【0047】ここで、上記各構成部と、図1に示した各
ユニット100〜104との関係について説明する。す
なわち、読取ユニット201およびセンサー・ボード・
ユニット202により、図1に示した画像読取ユニット
101の機能を実現する。また同様に、画像データ制御
部203により、画像データ制御ユニット100の機能
を実現する。また同様に、画像処理プロセッサー204
により画像処理ユニット103の機能を実現する。
【0048】また同様に、ビデオ・データ制御部205
および作像ユニット(エンジン)206により画像書込
ユニット104を実現する。また同様に、画像メモリー
・アクセス制御部221およびメモリー・モジュール2
22により画像メモリー制御ユニット102を実現す
る。
【0049】つぎに、各構成部の内容について説明す
る。原稿を光学的に読み取る読取ユニット201は、ラ
ンプとミラーとレンズから構成され、原稿に対するラン
プ照射の反射光をミラーおよびレンズにより受光素子に
集光する。
【0050】受光素子、たとえばCCDは、センサー・
ボード・ユニット202に搭載され、CCDにおいて電
気信号に変換された画像データはディジタル信号に変換
された後、センサー・ボード・ユニット202から出力
(送信)される。
【0051】センサー・ボード・ユニット202から出
力(送信)された画像データは画像データ制御部203
に入力(受信)される。機能デバイス(処理ユニット)
およびデータバス間における画像データの伝送は画像デ
ータ制御部203がすべて制御する。
【0052】画像データ制御部203は、画像データに
関し、センサー・ボード・ユニット202、パラレルバ
ス220、画像処理プロセッサー204間のデータ転
送、画像データに対するプロセス・コントローラー21
1と画像処理装置の全体制御を司るシステム・コントロ
ーラー231との間の通信をおこなう。また、RAM2
12はプロセス・コントローラー211のワークエリア
として使用され、ROM213はプロセス・コントロー
ラー211のブートプログラム等を記憶している。
【0053】センサー・ボード・ユニット202から出
力(送信)された画像データは画像データ制御部203
を経由して画像処理プロセッサー204に転送(送信)
され、光学系およびディジタル信号への量子化にともな
う信号劣化(スキャナー系の信号劣化とする)を補正
し、再度、画像データ制御部203へ出力(送信)され
る。
【0054】画像メモリー・アクセス制御部221は、
メモリー・モジュール222に対する画像データの書き
込み/読み出しを制御する。また、パラレルバス220
に接続される各構成部の動作を制御する。また、RAM
232はシステム・コントローラー231のワークエリ
アとして使用され、ROM233はシステム・コントロ
ーラー231のブートプログラム等を記憶している。
【0055】操作パネル234は、画像処理装置がおこ
なうべき処理を入力する。たとえば、処理の種類(複
写、ファクシミリ送信、画像読込、プリント等)および
処理の枚数等を入力する。これにより、画像データ制御
情報の入力をおこなうことができる。なお、ファクシミ
リ制御ユニット224の内容については後述する。
【0056】つぎに、読み取った画像データにはメモリ
ー・モジュール222に蓄積して再利用するジョブと、
メモリー・モジュール222に蓄積しないジョブとがあ
り、それぞれの場合について説明する。メモリー・モジ
ュール222に蓄積する例としては、1枚の原稿につい
て複数枚を複写する場合に、読取ユニット201を1回
だけ動作させ、読取ユニット201により読み取った画
像データをメモリー・モジュール222に蓄積し、蓄積
された画像データを複数回読み出すという方法がある。
【0057】メモリー・モジュール222を使わない例
としては、1枚の原稿を1枚だけ複写する場合に、読み
取り画像データをそのまま再生すればよいので、画像メ
モリー・アクセス制御部221によるメモリー・モジュ
ール222へのアクセスをおこなう必要はない。
【0058】まず、メモリー・モジュール222を使わ
ない場合、画像処理プロセッサー204から画像データ
制御部203へ転送されたデータは、再度画像データ制
御部203から画像処理プロセッサー204へ戻され
る。画像処理プロセッサー204においては、センサー
・ボード・ユニット202におけるCCDによる輝度デ
ータを面積階調に変換するための画質処理をおこなう。
【0059】画質処理後の画像データは画像処理プロセ
ッサー204からビデオ・データ制御部205に転送さ
れる。面積階調に変化された信号に対し、ドット配置に
関する後処理およびドットを再現するためのパルス制御
をおこない、その後、作像ユニット206において転写
紙上に再生画像を形成する。
【0060】つぎに、メモリー・モジュール222に蓄
積し画像読み出し時に付加的な処理、たとえば画像方向
の回転、画像の合成等をおこなう場合の画像データの流
れについて説明する。画像処理プロセッサー204から
画像データ制御部203へ転送された画像データは、画
像データ制御部203からパラレルバス220を経由し
て画像メモリー・アクセス制御部221に送られる。
【0061】ここでは、システム・コントローラー23
1の制御に基づいて画像データとメモリー・モジュール
222のアクセス制御、外部PC(パーソナル・コンピ
ューター)223のプリント用データの展開、メモリー
・モジュール222の有効活用のための画像データの圧
縮/伸張をおこなう。
【0062】画像メモリー・アクセス制御部221へ送
られた画像データは、データ圧縮後メモリー・モジュー
ル222へ蓄積され、蓄積された画像データは必要に応
じて読み出される。読み出された画像データは伸張さ
れ、本来の画像データに戻し画像メモリー・アクセス制
御部221からパラレルバス220を経由して画像デー
タ制御部203へ戻される。
【0063】画像データ制御部203から画像処理プロ
セッサー204への転送後は画質処理、およびビデオ・
データ制御部205でのパルス制御をおこない、作像ユ
ニット206において転写紙上に再生画像を形成する。
【0064】画像データの流れにおいて、パラレルバス
220および画像データ制御部203でのバス制御によ
り、ディジタル複合機の機能を実現する。ファクシミリ
送信機能は読み取られた画像データを画像処理プロセッ
サー204にて画像処理を実施し、画像データ制御部2
03およびパラレルバス220を経由してファクシミリ
制御ユニット224へ転送する。ファクシミリ制御ユニ
ット224にて通信網へのデータ変換をおこない、公衆
回線(PN)225へファクシミリデータとして送信す
る。
【0065】一方、受信されたファクシミリデータは、
公衆回線(PN)225からの回線データをファクシミ
リ制御ユニット224にて画像データへ変換され、パラ
レルバス220および画像データ制御部203を経由し
て画像処理プロセッサー204へ転送される。この場
合、特別な画質処理はおこなわず、ビデオ・データ制御
部205においてドット再配置およびパルス制御をおこ
ない、作像ユニット206において転写紙上に再生画像
を形成する。
【0066】複数ジョブ、たとえば、コピー機能、ファ
クシミリ送受信機能、プリンター出力機能が並行に動作
する状況において、読取ユニット201、作像ユニット
206およびパラレルバス220の使用権のジョブへの
割り振りをシステム・コントローラー231およびプロ
セス・コントローラー211において制御する。
【0067】プロセス・コントローラー211は画像デ
ータの流れを制御し、システム・コントローラー231
はシステム全体を制御し、各リソースの起動を管理す
る。また、ディジタル複合機の機能選択は操作パネル
(操作部)234において選択入力し、コピー機能、フ
ァクシミリ機能等の処理内容を設定する。
【0068】システム・コントローラー231とプロセ
ス・コントローラー211は、パラレルバス220、画
像データ制御部203およびシリアルバス210を介し
て相互に通信をおこなう。具体的には、画像データ制御
部203内においてパラレルバス220とシリアルバス
210とのデータ・インターフェースのためのデータフ
ォーマット変換をおこなうことにより、システム・コン
トローラー231とプロセス・コントローラー211間
の通信をおこなう。
【0069】(画像処理ユニット103/画像処理プロ
セッサー204)つぎに、画像処理ユニット103を構
成する画像処理プロセッサー204における処理の概要
について説明する。図3は本実施の形態にかかる画像処
理装置の画像処理プロセッサー204の処理の概要を示
すブロック図である。
【0070】図3のブロック図において、画像処理プロ
セッサー204は、画像データ制御部203から画像デ
ータを入力する入力I/F301と、処理された画像デ
ータを画像データ制御部203もしくはビデオ・データ
制御部205に出力する出力I/F302と、画像デー
タにディザ処理を施すディザ処理部303と、画像デー
タを分割し階調を調整する画素補間部304と、後述す
るディザマトリクス、位置情報マトリクスおよび分散マ
トリクスを格納するマトリクス記憶部305と、後述す
る変換テーブルを格納する変換テーブル記憶部306
と、マトリクス記憶部305から画像処理に適したマト
リクスを選択するマトリクス選択部307と、画像デー
タに適した変換テーブルを変換テーブル記憶部306か
ら選択するテーブル選択部308と、マトリクス選択部
307およびテーブル選択部308をはじめとし、画像
処理プロセッサー204各部の制御をおこなうコマンド
制御部309と、から構成される。
【0071】また、ディザ処理部303および画素補間
部304はそれぞれ画像データや各種マトリクスを格納
するバッファーメモリー310およびバッファーメモリ
ー311を有する。尚、シリアルI/F312は、コマ
ンド制御部309と画像データ制御部203とを接続す
るシリアルI/Fである。
【0072】つぎに、画像処理プロセッサー204の各
部の動作、処理内容について説明する。ディザ処理部3
03は、画像データ制御部203から入力した画像デー
タにディザマトリクスを用いてディザ処理をおこなう。
たとえば、入力した画像データが256階調の画像デー
タである場合に9階調の画像データに変更する。
【0073】ディザ処理部303で使用するディザマト
リクスは様々な種類のものを用いることができるが、こ
こでは説明の簡単のため2種類のディザマトリクスにつ
いて説明する。図4および図5は、マトリクス記憶部3
04に記憶されているマトリクスの一例を示す図であ
り、図4(a)および5(a)はディザマトリクスを、
図4(b)および図5(b)は位置マトリクスを、図4
(c)および図5(c)は分散マトリクスをそれぞれ示
す。
【0074】図4(a)に示すディザマトリクスM11
〜M18は、いわゆるドット集中型マトリクスを代表す
るもので、図5(a)に示すディザマトリクスM41〜
M48は、いわゆるドット分散型マトリクスを代表する
ものである。図6はドット集中型のディザマトリクスの
一例を示す図であり、図7は、ドット分散型のディザマ
トリクスの一例を示す図である。マトリクス選択部30
7は、コマンド制御部309の制御の下、原稿画像の種
類等に応じて最適なディザマトリクスを決定し、マトリ
クス記憶部305に記憶されたディザマトリクスから、
バッファーメモリー310に送信する。
【0075】なお、原稿の種類に応じた適切なディザマ
トリクスとは、文字原稿のような急峻な濃度変化の多い
画像に対しては、ドット集中型ディザマトリクス(M1
1〜M18)であり、写真原稿のような濃度購買の緩や
かな画像に対しては、ドット分散型ディザマトリクス
(M41〜M48)である。なお、入力した画像データ
によっては、これらのディザマトリクスを各領域ごと
に、どちらのタイプのマトリクスにより処理するかを決
定してもよい。
【0076】ディザ処理部303では、適切なディザマ
トリクスを用いて、入力画像を256値から9値に変更
する。たとえば、入力画像(256階調)のうち、ある
4×4画素領域を、バッファーメモリー310に格納さ
れたディザマトリクスM12(図4(a)参照)を用い
て、閾値を44として2値と3値に振り分ける。他の画
素領域についても、同様に階調値を変更する。
【0077】つぎに、画素補間部304について説明す
る。一般的に、ディザ処理部303によりディザ処理が
おこなわれた各画素を、そのまま画素補間部304で単
に分割しても、実質的な解像度は向上しない。換言する
と、ディザ処理部303によりディザ処理がおこなわれ
た各画素を、そのまま画素補間部304で単に分割して
も、実質的な画質の向上は期待できない。
【0078】そこで、ディザ処理部303では、入力し
た元の画像データの濃度勾配や、原稿種類に関する情報
も織り込んで画素補間部304に送出する。すなわち、
マトリクス選択部307は、マトリクス記憶部305か
ら最適なディザマトリクスを選択する際、当該ディザマ
トリクスに対応させて、もしくは独立に位置マトリクス
と分散マトリクスも選択する。
【0079】ここで、位置マトリクスとは、各画素位置
における濃度勾配の方向を示す情報をマトリクスエレメ
ントとするマトリクスである。換言すると、入力画素の
濃度を連続的に増加させてディザ処理をおこなった場合
に、ディザ処理後の画像でドットが成長する方向を示し
たマトリクスである(図4(b)および図5(b)参
照)。
【0080】すなわち、位置マトリクスは、ディザマト
リクスがどのような順序で閾値を配列していくかという
情報である。たとえば、ドット集中型ディザマトリクス
では、中心部から外側にしたがってって閾値が配列され
る(図6参照)。したがって、たとえば位置マトリクス
M21(図4参照)の左上のエレメントは、右下が濃く
左上が薄い様に濃度分布されるべき方向を持っていると
いえる。位置マトリクスはこのような階調の濃淡の方向
をあらわすマトリクスである。
【0081】また、分散マトリクスとは、各注目画素の
画素位置における空間周波数特性を示す図である(図4
(c)および図5(c)参照)。通常、原稿画像は、文
字画像もしくは写真画像のように、一定の空間周波数を
有するが、文字と写真の組合わさった原稿画像や、原稿
画像を所定領域に細分化した場合は、空間周波数が異な
ってくる場合がある。分散マトリクスとは、このような
各画素位置における画像データの空間周波数を織り込ん
だマトリクスである。ここでは簡単のため、マトリクス
エレメントは、文字画像である場合は0を、写真画像で
ある場合は1とする。
【0082】なお、図4において、M21,M31はM
11に対応したマトリクスであり、M31ではすべての
エレメントを0とし、M32〜M38では中心部を1、
周辺部を0としたマトリクスであるが、これに限ること
なく種々のマトリクスを選択することができる。
【0083】画素補間部304では、ディザ処理部30
3で変更された階調値と位置マトリクスおよび分散マト
リクスにあらわされる各マトリクスエレメントの情報を
用いて、各画素を4分割すると同時に細分化された微少
画素の階調値を決定する。これは、変換テーブルを参照
しておこなう。
【0084】図8および図9は、画素を分割し所定の階
調値を有する画像データに変更する変換テーブルの一例
を示す図であり、図8は分散パラメーター0(文字原
稿)に対する変換テーブルを示し、図9は分散パラメー
ター1(写真原稿)に対する変換テーブルを示す。図8
もしくは図9から明らかなように、変換テーブルは階調
値、位置マトリクスおよび分散マトリクスに示される情
報と微少画素の階調値が対応づけをおこなう表である。
【0085】すなわち、画素補間部304では、入力し
た9値の画像データを、同時に入力する位置マトリクス
の情報および分散マトリクスの情報に基づいて、各画素
を4分割して、解像度を主操作方向および副走査方向に
倍増するとともにディザ処理部303で入力した原画像
を違和感なく再現するために、階調値を決定する。
【0086】画素補間部304は、画像データを分割
し、容量の増えた画像データを一旦格納することなく、
階調変更をおこなうことができる。また、階調変更に際
しては、複雑な演算をすることなく、あらかじめ変換テ
ーブル記憶部306に格納された変換テーブルを元に、
各画素を比較演算するのみであるので、ハイパフォーマ
ンスの演算器を別途必要としなくてもよい。
【0087】最後に画像処理プロセッサー204の処理
の流れについて説明する。図10は、画像処理プロセッ
サー204の処理の流れを示すフローチャートである。
画像処理プロセッサー204は、画像データ制御部20
3から画像データを入力する(ステップS1001)。
【0088】入力した画像データの解像度、階調幅、各
画素の階調値、原稿種類、濃淡の分布および微少領域で
の濃淡の方向などの各種データに基づいて、必要なディ
ザマトリクス、位置マトリクス、分散マトリクスを決定
する(ステップS1002)。
【0089】決定されたマトリクスのうち、ディザマト
リクスおよび位置マトリクスは、ディザ処理部303の
バッファーメモリー310に格納し(ステップS100
3)、分散マトリクスは画素補間部304のバッファー
メモリー311に格納する(ステップS1004)。
【0090】ディザ処理部303では、ディザマトリク
スに基づいて画像データの階調を変更する(ステップS
1005)。つぎに、階調値が変更された画像データと
バッファーメモリー310に格納された位置マトリクス
を画素補間部304に転送する(ステップS100
6)。
【0091】コマンド制御部309はテーブル選択部3
08を制御して、分散マトリクスにしたがって、変換テ
ーブル記憶部306に記憶された変換テーブルを選択
し、画素補間部304に送出する制御をおこなう(ステ
ップS1007)。画素補間部304は、ディザ処理部
303から送られた画像データ、位置マトリクスおよび
変換テーブルに基づいて画素を分割すると同時に、微少
画素の階調を決定する(ステップS1008)。
【0092】最後に、画素補間部304は、処理された
画像データを出力I/F302を介して所定の送出先
(画像データ制御部203もしくはビデオ・データ制御
部205)に送出する(ステップS1009)。
【0093】なお、以上の説明において、位置マトリク
スはバッファーメモリー310に、分散マトリクスはバ
ッファーメモリー311に送出したが、必要に応じて、
バッファーメモリー310にすべて送出する態様であっ
てもよい。図11は、マトリクスのデータの流れを示す
他の一例を示す図である。図から明らかなように、分散
マトリクスはバッファーメモリー310に格納される。
【0094】画素補間部304では、階調変更された画
像データと、位置マトリクスと分散マトリクスを入力
し、これら各データに基づいて、変換テーブル記憶部3
06から適切な変換テーブルを入力し画像データを分割
し、階調値を変更する。このような構成にすることによ
り、テーブル選択部が不要となり、画像処理プロセッサ
ー204の構成を簡単にすることが可能となる。
【0095】なお、図3には示さないが、画像処理プロ
セッサー204では、ディザ処理や画素補間処理の他
に、読み取られた画像データの劣化を補正する処理、具
体的には、シェーディング補正、スキャナーγ補正、M
TF補正等もおこなう。また、必要に応じて、拡大/縮
小の変倍処理もおこなうことができる。
【0096】なお、ディザ処理、画素補間処理等の上記
各処理は、画像データを一旦メモリー・モジュール22
2に蓄積することにより、画像処理プロセッサー204
によって、画質処理を変えて種々の再生画像を得ること
ができる。すなわち、処理を変更するごとに画像を読取
ユニット201からの読み込みをやり直す必要はなく、
メモリー・モジュール222から蓄積された画像データ
を読み出すことにより、同一画像データに対して、何度
でも異なる処理を迅速に実施することができる。
【0097】つぎに、画像処理プロセッサー204の内
部構成について説明する。図12は本実施の形態にかか
る画像処理装置の画像処理プロセッサー204の内部構
成を示すブロック図である。図12のブロック図におい
て、画像処理プロセッサー204は、外部とのデータ入
出力に関し、複数個の入出力ポート1201を備え、そ
れぞれデータの入力および出力を任意に設定することが
できる。
【0098】また、入出力ポート1201と接続するよ
うに内部にバス・スイッチ/ローカル・メモリー群12
02を備え、使用するメモリー領域、データバスの経路
をメモリー制御部1203において制御する。入力され
たデータおよび出力のためのデータは、バス・スイッチ
/ローカル・メモリー群1202をバッファー・メモリ
ーとして割り当て、それぞれに格納し、外部とのI/F
を制御される。
【0099】バス・スイッチ/ローカル・メモリー群1
202に格納された画像データに対してプロセッサー・
アレー部1204において各種処理をおこない、出力結
果(処理された画像データ)を再度バス・スイッチ/ロ
ーカル・メモリー群1202に格納する。プロセッサー
・アレー部1204における処理手順、処理のためのパ
ラメーター等は、プログラムRAM1205およびデー
タRAM1206との間でやりとりがおこなわれる。
【0100】プログラムRAM1205、データRAM
1206の内容はシリアルI/F1208を通じて、プ
ロセス・コントローラー211からホスト・バッファー
1207にダウンロードされる。なお、シリアルI/F
1208は図3におけるシリアルI/F312と同一の
ものである。また、プロセス・コントローラー211が
データRAM1206の内容を読み出して、処理の経過
を監視する。
【0101】処理の内容を変えたり、システムで要求さ
れる処理形態が変更になる場合は、プロセッサー・アレ
ー部1204が参照するプログラムRAM1205およ
びデータRAM1206の内容を更新して対応する。
【0102】(画像データ制御ユニット100/画像デ
ータ制御部203)つぎに、画像データ制御ユニット1
00を構成する画像データ制御部203における処理の
概要について説明する。図13は本実施の形態にかかる
画像処理装置の画像データ制御部203の処理の概要を
示すブロック図である。
【0103】図13のブロック図において、画像データ
入出力制御部1301は、センサー・ボード・ユニット
202からの画像データを入力(受信)し、画像処理プ
ロセッサー204に対して画像データを出力(送信)す
る。すなわち、画像データ入出力制御部1301は、画
像読取ユニット101と画像処理ユニット103(画像
処理プロセッサー204)とを接続するための構成部で
あり、画像読取ユニット101により読み取られた画像
データを画像処理ユニット103へ送信するためだけの
専用の入出力部であるといえる。
【0104】また、画像データ入力制御部1302は、
画像処理プロセッサー204でスキャナー画像補正され
た画像データを入力(受信)する。入力された画像デー
タはパラレルバス220における転送効率を高めるため
に、データ圧縮部1303においてデータ圧縮処理をお
こなう。その後、データ変換部1304を経由し、パラ
レルデータI/F1305を介してパラレルバス220
へ送出される。
【0105】パラレルバス220からパラレルデータI
/F1305を介して入力される画像データは、バス転
送のために圧縮されているため、データ変換部1304
を経由してデータ伸張部1306へ送られ、そこでデー
タ伸張処理をおこなう。伸張された画像データは画像デ
ータ出力制御部1307において画像処理プロセッサー
204へ転送される。
【0106】また、画像データ制御部203は、パラレ
ルデータとシリアルデータの変換機能も備えている。シ
ステム・コントローラー231はパラレルバス220に
データを転送し、プロセス・コントローラー211はシ
リアルバス210にデータを転送する。画像データ制御
部203は2つのコントローラーの通信のためにデータ
変換をおこなう。
【0107】また、シリアルデータI/Fは、シリアル
バス210を介してプロセス・コントローラーとのデー
タのやりとりをする第1シリアルデータI/F1308
と、画像処理プロセッサー204とのデータのやりとり
に用いる第2シリアルデータI/F1309を備える。
画像処理プロセッサー204との間に独立に1系統持つ
ことにより、画像処理プロセッサー204とのインター
フェースを円滑化することができる。また、コマンド制
御部1310は、入力された命令にしたがってって、上
述した画像データ制御部203内の各構成部および各イ
ンターフェースの動作を制御する。
【0108】(画像書込ユニット104/ビデオ・デー
タ制御部205)つぎに、画像書込ユニット104の一
部を構成するビデオ・データ制御部205における処理
の概要について説明する。図14は本実施の形態にかか
る画像処理装置のビデオ・データ制御部205の処理の
概要を示すブロック図である。
【0109】図14のブロック図において、ビデオ・デ
ータ制御部205は、入力される画像データに対して、
作像ユニット206の特性に応じて、追加の処理をおこ
なう。すなわち、エッジ平滑処理部1401がエッジ平
滑処理によるドットの再配置処理をおこない、パルス制
御部1402がドット形成のための画像信号のパルス制
御をおこない、上記の処理がおこなわれた画像データを
作像ユニット206へ出力する。
【0110】また、画像データの変換とは別に、パラレ
ルデータとシリアルデータのフォーマット変換機能を備
え、ビデオ・データ制御部205単体でもシステム・コ
ントローラー231とプロセス・コントローラー211
の通信に対応することができる。すなわち、パラレルデ
ータを送受信するパラレルデータI/F1403と、シ
リアルデータを送受信するシリアルデータI/F140
4と、パラレルデータI/F1403およびシリアルデ
ータI/F1404により受信されたデータを相互に変
換するデータ変換部1405とを備えることにより、両
データのフォーマットを変換する。
【0111】(ユニット構成)つぎに、本実施の形態に
かかる画像処理装置のユニット構成について説明する。
図15は、画像処理装置がディジタル複合機の場合のユ
ニット構成の一例を示すブロック図である。
【0112】図15に示すようにディジタル複合機の場
合においては、画像読取ユニット101、画像エンジン
制御ユニット1500、画像書込ユニット104の3つ
のユニットで構成され、各ユニットはそれぞれ単独のP
CB基板で管理できる。
【0113】画像読取ユニット101は、CCD150
1、A/D変換モジュール1502、ゲイン制御モジュ
ール1503等から構成され、光学的に読み取られた光
学画像情報をディジタル画像信号に変換する。
【0114】画像エンジン制御ユニット1500は、シ
ステム・コントローラー231、プロセス・コントロー
ラー211、画像メモリー制御ユニット102内のメモ
リー・モジュール222を中心に構成し、画像処理プロ
セッサー204、画像メモリー・アクセス制御部221
およびバス制御をおこなう画像データ制御部203をひ
とまとまりとしてあつかう。
【0115】また、画像書込ユニット104は、ビデオ
・データ制御部205を中心に作像ユニット206を含
む構成である。
【0116】これらのユニット構成において、画像読取
ユニット101の仕様、性能が変更になった場合、ディ
ジタル複合機のシステムでは画像読取ユニット101の
みを変更すれば、データ・インターフェースは保持され
ているので他のユニットは変更する必要がない。また、
作像ユニット(エンジン)206が変更になった場合、
画像書込ユニット104のみ変更すればシステムの再構
築が可能となる。
【0117】このように、入出力デバイスに依存するユ
ニットは別々な構成でシステムを構築するので、データ
・インターフェースが保持されている限り、最小ユニッ
トの交換のみでシステムのアップグレードがおこなえ
る。
【0118】図15に示した画像エンジン制御ユニット
1500の構成において、画像処理プロセッサー20
4、画像データ制御部203、画像メモリー・アクセス
制御部221の各モジュール(構成部)は独立なモジュ
ールで構成する。したがって、画像エンジン制御ユニッ
ト1500からコントローラーへの転用は不要なモジュ
ールを削除することで、共通モジュールは汎用的に使用
されている。このように、画像エンジン制御用のモジュ
ール、コントローラー用のモジュールを別々に作成せず
に、同様な機能は共通のモジュールを使用することで実
現している。
【0119】(SIMD型プロセッサーの構成)図16
はSIMD型プロセッサーの概略構成を示す説明図であ
る。SIMD(Single Instruction
Multiple Data stream)は複数
のデータに対し、単一の命令を並列に実行させるもの
で、複数のPE(プロセッサー・エレメント)より構成
される。
【0120】それぞれのPEはデータを格納するレジス
ター(Reg)1601、他のPEのレジスターをアク
セスするためのマルチプレクサー(MUX)1602、
バレルシフター(Shift Expand)160
3、論理演算器(ALU)1604、論理結果を格納す
るアキュムレーター(A)1605、アキュムレーター
1605の内容を一時的に退避させるテンポラリー・レ
ジスター(F)1606から構成される。
【0121】各レジスター1601はアドレスバスおよ
びデータバス(リード線およびワード線)に接続されて
おり、処理を規定する命令コード、処理の対象となるデ
ータを格納する。レジスター1601の内容は論理演算
器1604に入力され、演算処理結果はアキュムレータ
ー1605に格納される。結果をPE外部に取り出すた
めに、テンポラリー・レジスター1606に一旦退避さ
せる。テンポラリー・レジスター1606の内容を取り
出すことにより、対象データに対する処理結果が得られ
る。
【0122】命令コードは各PEに同一内容で与え、処
理の対象データをPEごとに異なる状態で与え、隣接P
Eのレジスター1601の内容をマルチプレクサー16
02において参照することで、演算結果は並列処理さ
れ、各アキュムレーター1605に出力される。
【0123】たとえば、画像データ1ラインの内容を各
画素ごとにPEに配置し、同一の命令コードで演算処理
させれば、1画素ずつ逐次処理するよりも短時間で1ラ
イン分の処理結果が得られる。特に、空間フィルター処
理、シェーディング補正処理はPEごとの命令コードは
演算式そのもので、PEすべてに共通に処理を実施する
ことができる。
【0124】以上説明したように、本実施の形態にかか
る画像処理装置は、分割した微少画素を一旦メモリーな
どの記憶手段に記憶させることなく、当該微少画素の階
調を決定することができ、これにより、入力画像と出力
画像の違和感が少なくなるように解像度変更処理および
階調変更処理をおこなうことが可能で、かつ、当該処理
を効率的におこなうことが可能となる。
【0125】また、ディザマトリクス等により、複雑な
画像処理をおこなわずに比較計算をおこなうだけで画像
処理をおこなうことができる。また、画像処理をSIM
D型プロセッサーにより高速な演算処理をおこなうこと
ができる。
【0126】なお、本実施の形態で説明した画像処理方
法は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナル・
コンピューターやワークステーション等のコンピュータ
で実行することにより実現することができる。このプロ
グラムは、ハードディスク、フロッピーディスク、CD
−ROM、MO、DVD等のコンピュータで読み取り可
能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒
体から読み出されることによって実行される。またこの
プログラムは、上記記録媒体を介して、インターネット
等のネットワークを介して配布することができる。
【0127】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、階調方向決定手段が注目画素の画素位置
における階調の濃淡の方向である階調方向を決定し、空
間周波数決定手段が前記注目画素の画素位置における空
間周波数を決定し、分割手段が前記注目画素を微少画素
に分割し、階調決定手段が前記注目画素の階調値、前記
階調方向決定手段により決定された階調方向、および、
前記空間周波数決定手段により決定された空間周波数に
基づいて、前記分割手段により生成された微少画素の階
調値を決定するので、分割した微少画素を一旦メモリー
などの記憶手段に記憶させることなく、当該微少画素の
階調を決定することができ、これにより、入力画像と出
力画像の違和感が少なくなるように解像度変更処理およ
び階調変更処理をおこない、かつ、当該処理を効率的に
おこなうことが可能な画像処理装置が得られるという効
果を奏する。
【0128】また、請求項2に記載の発明によれば、請
求項1に記載の発明において、前記空間周波数決定手段
が、前記画像の画像種類に基づいて前記注目画素の画素
位置における空間周波数を決定するので、画像種類に応
じて画像を構成する各画素において適切な空間周波数を
決定することができ、これにより、入力画像と出力画像
の違和感が少なくなるように解像度変更処理および階調
変更処理をおこない、かつ、当該処理を効率的におこな
うことが可能な画像処理装置が得られるという効果を奏
する。
【0129】また、請求項3に記載の発明によれば、請
求項1に記載の発明において、前記分割手段が、前記注
目画素を2分割もしくは4分割するので、簡単な制御に
より微少画素の画像データの管理をおこなうことがで
き、これにより、これにより、入力画像と出力画像の違
和感が少なくなるように解像度変更処理および階調変更
処理をおこない、かつ、当該処理を効率的におこなうこ
とが可能な画像処理装置が得られるという効果を奏す
る。
【0130】また、請求項4に記載の発明によれば、請
求項1〜3のいずれか一つに記載の発明において、階調
変更手段が前記注目画素の階調値を当該階調値の範囲よ
り狭い範囲の階調値に変更するので、画像データの容量
を少なくすることができ、これにより、入力画像と出力
画像の違和感が少なくなるように解像度変更処理および
階調変更処理をおこない、かつ、当該処理を効率的にお
こなうことが可能な画像処理装置が得られるという効果
を奏する。
【0131】また、請求項5に記載の発明によれば、請
求項4に記載の発明において、前記階調変更手段が、前
記注目画素の階調値と所定の閾値とを比較することによ
り、前記注目画素の階調値を変更するので、単純な比較
演算で階調値を変更することができ、これにより、入力
画像と出力画像の違和感が少なくなるように解像度変更
処理および階調変更処理をおこない、かつ、当該処理を
効率的におこなうことが可能な画像処理装置が得られる
という効果を奏する。
【0132】また、請求項6に記載の発明によれば、請
求項4または5に記載の発明において、前記階調変更手
段が、所定のディザマトリクスを用いて前記注目画素の
階調値を変更するので、複数の注目画素の階調値を、単
純な比較演算により一括して変更することができ、これ
により、入力画像と出力画像の違和感が少なくなるよう
に解像度変更処理および階調変更処理をおこない、か
つ、当該処理を効率的におこなうことが可能な画像処理
装置が得られるという効果を奏する。
【0133】また、請求項7に記載の発明によれば、請
求項6に記載の発明において、前記階調決定手段が、前
記ディザマトリクスおよび当該ディザマトリクスのエレ
メント位置に基づいて、前記分割手段により生成された
微少画素の階調値を決定するので、単純な比較演算によ
り微少画素の階調値を決定することができ、これによ
り、入力画像と出力画像の違和感が少なくなるように解
像度変更処理および階調変更処理をおこない、かつ、当
該処理を効率的におこなうことが可能な画像処理装置が
得られるという効果を奏する。
【0134】また、請求項8に記載の発明によれば、階
調方向決定工程が注目画素の画素位置における階調の濃
淡の方向である階調方向を決定し、空間周波数決定工程
が前記注目画素の画素位置における空間周波数を決定
し、分割工程が前記注目画素を微少画素に分割し、階調
決定工程が前記注目画素の階調値、前記階調方向決定工
程により決定された階調方向、および、前記空間周波数
決定工程により決定された空間周波数に基づいて、前記
分割工程により生成された微少画素の階調値を決定する
ので、分割した微少画素を一旦メモリーなどの記憶手段
に記憶させることなく、当該微少画素の階調を決定する
ことができ、これにより、入力画像と出力画像の違和感
が少なくなるように解像度変更処理および階調変更処理
をおこない、かつ、当該処理を効率的におこなうことが
可能な画像処理方法が得られるという効果を奏する。
【0135】また、請求項9に記載の発明によれば、請
求項8に記載の発明において、階調変更手段が、前記注
目画素の階調値を当該階調値の範囲より狭い範囲の階調
値に変更するので、画像データの容量を少なくすること
ができ、これにより、入力画像と出力画像の違和感が少
なくなるように解像度変更処理および階調変更処理をお
こない、かつ、当該処理を効率的におこなうことが可能
な画像処理方法が得られるという効果を奏する。
【0136】また、請求項10に記載の発明によれば、
請求項8または9に記載された方法をコンピュータに実
行させるプログラムを記録したことで、そのプログラム
を機械読み取り可能となり、これによって、請求項8ま
たは9の動作をコンピュータによって実現することが可
能な記録媒体が得られるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の本実施の形態にかかる画像処理装置
の構成を機能的に示すブロック図である。
【図2】本実施の形態にかかる画像処理装置のハードウ
エア構成の一例を示すブロック図である。
【図3】本実施の形態にかかる画像処理装置の画像処理
プロセッサーの処理の概要を示すブロック図である。
【図4】本実施の形態にかかる画像処理装置のマトリク
ス記憶部に記憶されているマトリクスの一例を示す図で
ある。
【図5】本実施の形態にかかる画像処理装置のマトリク
ス記憶部に記憶されているマトリクスの別の一例を示す
図である。
【図6】ドット集中型のディザマトリクスの一例を示す
図である。
【図7】ドット分散型のディザマトリクスの一例を示す
図である。
【図8】分散パラメーター0(文字原稿)に対する変換
テーブルの一例を示す図である。
【図9】分散パラメーター1(写真原稿)に対する変換
テーブルの一例を示す図である。
【図10】本実施の形態にかかる画像処理プロセッサー
の処理の流れを示すフローチャートである。
【図11】マトリクスのデータの流れを示す他の一例を
示す図である。
【図12】本実施の形態にかかる画像処理装置の画像処
理プロセッサーの内部構成を示すブロック図である。
【図13】本実施の形態にかかる画像処理装置の画像デ
ータ制御部の処理の概要を示すブロック図である。
【図14】本実施の形態にかかる画像処理装置のビデオ
・データ制御部の処理の概要を示すブロック図である。
【図15】画像処理装置がディジタル複合機の場合のユ
ニット構成の一例を示すブロック図である。
【図16】SIMD型プロセッサーの概略構成を示す説
明図である。
【符号の説明】
100 画像データ制御ユニット 101 画像読取ユニット 102 画像メモリー制御ユニット 103 画像処理ユニット 104 画像書込ユニット 201 読取ユニット 202 センサー・ボード・ユニット 203 画像データ制御部 204 画像処理プロセッサー 205 ビデオ・データ制御部 206 作像ユニット 210 シリアルバス 211 プロセス・コントローラー 220 パラレルバス 221 画像メモリー・アクセス制御部 222 メモリー・モジュール 224 ファクシミリ制御ユニット 231 システム・コントローラー 234 操作パネル 301 入力I/F 302 出力I/F 303 ディザ処理部 304 画素補間部 305 マトリクス記憶部 306 変換テーブル記憶部 307 マトリクス選択部 308 テーブル選択部 309 コマンド制御部 310,311 バッファーメモリー 312 シリアルI/F 1201 入出力ポート 1202 ローカル・メモリー群 1203 メモリー制御部 1204 プロセッサー・アレー部 1205 プログラムRAM 1206 データRAM 1207 ホスト・バッファー 1208 シリアルI/F 1301 画像データ入出力制御部 1302 画像データ入力制御部 1303 データ圧縮部 1304 データ変換部 1305 パラレルデータI/F 1306 データ伸張部 1307 画像データ出力制御部 1308 第1シリアルデータI/F 1309 第2シリアルデータI/F 1310 コマンド制御部 1401 エッジ平滑処理部 1402 パルス制御部 1403 パラレルデータI/F 1404 シリアルデータI/F 1405 データ変換部 1500 画像エンジン制御ユニット 1601 レジスター 1602 マルチプレクサー 1604 論理演算器 1605 アキュムレーター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮崎 秀人 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 波塚 義幸 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 川本 啓之 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 樗木 杉高 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 石井 理恵 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 福田 拓章 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 高橋 祐二 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 宮崎 慎也 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 野水 泰之 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 Fターム(参考) 5B057 CA02 CA08 CA12 CA16 CB02 CB07 CB12 CB16 CC01 CD06 CE13 CH07 CH08 DB02 DB05 DB09 DC30 5C076 AA36 BA07 BB04 BB13 5C077 LL17 LL19 MP01 NN08 PP20 PP49 PP68 PQ23 RR19 SS01 SS02 TT06

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像の解像度および前記画像を構成する
    画素の階調値を変更する画像処理装置であって、 注目画素の画素位置における階調の濃淡の方向である階
    調方向を決定する階調方向決定手段と、 前記注目画素の画素位置における空間周波数を決定する
    空間周波数決定手段と、 前記注目画素を微少画素に分割する分割手段と、 前記注目画素の階調値、前記階調方向決定手段により決
    定された階調方向、および、前記空間周波数決定手段に
    より決定された空間周波数に基づいて、前記分割手段に
    より生成された微少画素の階調値を決定する階調決定手
    段と、 を備えたことを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記空間周波数決定手段は、前記画像の
    画像種類に基づいて前記注目画素の画素位置における空
    間周波数を決定することを特徴とする請求項1に記載の
    画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記分割手段は、前記注目画素を2分割
    もしくは4分割することを特徴とする請求項1に記載の
    画像処理装置。
  4. 【請求項4】 さらに、前記注目画素の階調値を当該階
    調値の範囲より狭い範囲の階調値に変更する階調変更手
    段を備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一
    つに記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記階調変更手段は、前記注目画素の階
    調値と所定の閾値とを比較することにより、前記注目画
    素の階調値を変更することを特徴とする請求項4に記載
    の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記階調変更手段は、所定のディザマト
    リクスを用いて前記注目画素の階調値を変更することを
    特徴とする請求項4または5に記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記階調決定手段は、前記ディザマトリ
    クスおよび当該ディザマトリクスのエレメント位置に基
    づいて、前記分割手段により生成された微少画素の階調
    値を決定することを特徴とする請求項6に記載の画像処
    理装置。
  8. 【請求項8】 画像の解像度および前記画像を構成する
    画素の階調値を変更する画像処理方法であって、 注目画素の画素位置における階調の濃淡の方向である階
    調方向を決定する階調方向決定工程と、 前記注目画素の画素位置における空間周波数を決定する
    空間周波数決定工程と、 前記注目画素を微少画素に分割する分割工程と、 前記注目画素の階調値、前記階調方向決定工程により決
    定された階調方向、および、前記空間周波数決定工程に
    より決定された空間周波数に基づいて、前記分割工程に
    より生成された微少画素の階調値を決定する階調決定工
    程と、 を含んだことを特徴とする画像処理方法。
  9. 【請求項9】 さらに、前記注目画素の階調値を当該階
    調値の範囲より狭い範囲の階調値に変更する階調変更工
    程を備えたことを特徴とする請求項8に記載の画像処理
    方法。
  10. 【請求項10】 前記請求項8または9に記載された方
    法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したこ
    とを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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