JP2001049634A - 除雪機の駆動装置 - Google Patents

除雪機の駆動装置

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JP2001049634A
JP2001049634A JP11225807A JP22580799A JP2001049634A JP 2001049634 A JP2001049634 A JP 2001049634A JP 11225807 A JP11225807 A JP 11225807A JP 22580799 A JP22580799 A JP 22580799A JP 2001049634 A JP2001049634 A JP 2001049634A
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auger
pulley
shaft
snow
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Shigeru Takahashi
繁 高橋
Hiroshi Uno
宏 宇野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 除雪機の駆動装置においてシャーピンレスを
達成する。 【解決手段】 中空のブロア軸15に小径のオーガ軸2
1を貫通させ、このオーガ軸21の一端にオーガプーリ
22を固定すると共に他端をギヤケース23まで延ば
し、オーガ軸21でギヤケース23を介してオーガ24
を駆動するようにし、ブロアプーリ16とオーガプーリ
22とを隣接させ、ブロアプーリ16に掛けたブロア駆
動ベルト26,26を原動機側プーリ27に巻掛けると
共に、この原動機側プーリ27にオーガ駆動ベルト28
をも巻掛け、このオーガ駆動ベルト28をオーガプーリ
22に掛けたことを特徴とする。 【効果】 ブロアが過負荷状態になったときにはブロア
駆動ベルト廻りでスリップさせ、又はオーガが過負荷状
態になったときにはオーガ駆動ベルト廻りでスリップさ
せる構成としたため、従来のシャーピンを使用すること
なく、ブロア並びにオーガの過負荷対策を講じることが
できた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は除雪機の駆動装置の
シャーピンを廃止することのできる構造に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平9−195239号公報「除雪装
置」の図2におけるオーガ25,25で路上の雪を中央
に寄せ、寄った雪を図3のブロア35で跳ね上げ、シュ
ータ28を通じて遠くへ飛ばすという除雪機の基本的構
造が明示されている。更に、上記公報の図4によれば、
プーリ38でブロア軸33を廻し、このブロア軸33で
シャーピン入りカップリング37を介してブロア35を
廻し、且つブロア軸33でギヤケース24を介してオー
ガ軸39を廻すというものである。公報には、シャーピ
ン入りカップリング37とブロア軸33との関係が詳し
く説明されていないので、次の図で補足的に説明する。
【0003】図6は従来の除雪機のシャーピンの取付け
構造図であり、上記公報の図4の要部を拡大断面図にし
たものであるが、符号は新たに振り直した。ブロア軸で
シャーピン入りカップリングを介してブロアを廻すもの
であるから、ブロア軸101に、第1ハーフカップリン
グ102及び第2ハーフカップリング103を取付け、
後者の第2ハーフカップリング103はブロア軸101
に回転可能に取付け、前者の第1ハーフカップリング1
02はキー104で回転力を伝え、ビス105で軸方向
のずれの発生を抑えるようにしてブロア軸101に実質
的に一体化したものである。そして、第1ハーフカップ
リング102にシャーピン106を介して第2ハーフカ
ップリング103を機械的に連結する。
【0004】ブロア107に路上の異物(大きな氷の固
まりや石など)が接触すると、ブロア107及びこれに
繋がっている第2ハーフカップリング103に極めて大
きな抵抗力(回転を妨げる力)が作用する。一方、ブロ
ア軸101は原動機の駆動力供給のもとで回転を続けよ
うとする。廻ろうとする第1ハーフカップリング102
と止まろうとする第2ハーフカップリング103との間
で大きな剪断力が発生し、この剪断力がシャーピン10
6の破断強度を超えたら、シャーピン106が中央で破
断する。すると、第1ハーフカップリング102から第
2ハーフカップリング103が分離する。第2ハーフカ
ップリング103がフリーとなればブロア107は止ま
り、この結果、ブロア107の機械的損傷を未然に防止
することができる。これが、除雪機におけるシャーピン
入りカップリングの設置目的である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記公報の
図4に示される通り、シャーピン入りカップリングの取
付け位置は、除雪ハウジング21の羽根収納凹部32内
であり、オーガ25の奥であるため、シャーピンを交換
するにはオーガ25を外す必要がある。これでは、作業
中断時間が長くなり、除雪作業に影響がでる。しかし、
シャーピン入りカップリングは機能上、ブロア35とギ
ヤケース24との間に設けざるを得ず、対策の打ちよう
がないのが現状である。しかし、除雪作業の効率化が強
く求められている現在、シャーピンが交換しにくいまま
でいることは好ましいことではない。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者等は除
雪作業を再度詳細に検証した。その結果、ブロアより前
方にあるオーガに多くの異物噛込みが認められた。即
ち、異物による過負荷対策はオーガとブロアの双方に講
じる必要があることが分かった。とすれば、従来からの
ブロア保護の為のシャーピン構造は、見直すべきであ
る。この知見から、本発明者等はシャーピンに代わる技
術を開発すること及びブロアとオーガとを同等に保護す
ることの両方を満たす技術を見出すべく試作及び実験を
進め、満足し得る構造を確立することに成功した。
【0007】具体的には請求項1は、オーガで雪を寄
せ、この寄せた雪をブロアで吹上げる形式の除雪機にお
いて、この除雪機は、ブロアを囲うハウジングに軸受を
介して中空軸形のブロア軸を取付け、このブロア軸の一
端にブロアプーリを固定すると共に他端にブロアを固定
し、ブロア軸にオーガ軸を貫通させ、このオーガ軸の一
端にオーガプーリを固定すると共に他端をギヤケースま
で延ばし、ブロアプーリとオーガプーリとを隣接させ、
ブロアプーリに掛けたブロア駆動ベルトを原動機側プー
リに巻掛けると共に、この原動機側プーリにオーガプー
リに掛けたオーガ駆動ベルトをも巻掛けたことを特徴と
する。
【0008】原動機側プーリで、オーガ駆動ベルトを介
してオーガ軸を廻すとともに、ブロア駆動ベルトを介し
てブロア軸を廻すことにより、オーガ及びブロアを廻
す。仮に、オーガに異物が噛む等してオーガ軸に過大な
負荷が作用したときには、オーガ駆動ベルトがオーガプ
ーリ若しくは原動機側プーリとスリップしてオーガが損
傷することを防止する。同様に、ブロアに異物が噛む等
してブロア軸に過大な負荷が作用したときには、ブロア
駆動ベルトがブロアプーリ若しくは原動機側プーリとス
リップしてブロアが損傷することを防止する。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図に基
づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見る
ものとする。図1は本発明に係る除雪機の駆動装置の断
面図であり、除雪機の駆動装置10は、ブロア11を囲
うハウジング12にスリーブ13を固定し、このスリー
ブ13に軸受14,14を介して中空軸形のブロア軸1
5を取付け、このブロア軸15の一端にブロアプーリ1
6を固定すると共に他端にスプライン17を切ってお
き、このスプライン17にブロア11を嵌合し、ナット
19で抑えることで、ブロア軸15にブロア11を固定
し、中空のブロア軸15に小径のオーガ軸21を貫通さ
せ、このオーガ軸21の一端にオーガプーリ22を固定
すると共に他端をギヤケース23まで延ばし、オーガ軸
21でギヤケース23を介してオーガ24を駆動するよ
うにし、ブロアプーリ16とオーガプーリ22とを隣接
させ、ブロアプーリ16に掛けたブロア駆動ベルト2
6,26を原動機側プーリ27に巻掛けると共に、この
原動機側プーリ27にオーガ駆動ベルト28をも巻掛
け、このオーガ駆動ベルト28をオーガプーリ22に掛
けたことを特徴とする。
【0010】29はテンションプーリであり、このテン
ションプーリ29でブロア駆動ベルト26,26及びオ
ーガ駆動ベルト28に一括してテンション(張力)を掛
ける。詳細は図3で説明する。
【0011】30はハウジング12にマウントした原動
機である。なお、原動機30はガソリンエンジンが好適
であるが、ジーゼルエンジンや電動機であってもよい。
原動機側プーリ27は3本のVベルトを掛けることので
きる小径の3列Vプーリであり、ブロアプーリ16は2
本のVベルトを掛けることのできる大径の2列Vプーリ
であり、オーガプーリ22は1本のVベルトを掛けるこ
とのできる大径の単列Vプーリである。
【0012】以上の構成からなる除雪機の駆動装置の作
用を次に説明する。図1において、原動機30にて原動
機側プーリ27を廻すと、オーガ駆動ベルト28を介し
てオーガプーリ22及びオーガ軸21を廻すことがで
き、オーガ軸21を廻すことでギヤケース23を介して
オーガ24を所定回転数で廻すことができる。同様に、
原動機30にて原動機側プーリ27を廻すと、ブロア駆
動ベルト26,26を介してブロアプーリ16及びブロ
ア軸15を廻すことができ、ブロア軸15を廻すことで
ブロア11を所定回転数で廻すことができる。なお、ブ
ロア軸15とオーガ軸21との間にモリブデン含有の固
体潤滑剤や固めのグリース(液状潤滑剤)を介在させる
ことは好ましいことである。
【0013】次にオーガ24又はブロア11に過負荷が
作用したときの作動を説明する。図2(a)〜(e)は
本発明に係る除雪機の駆動装置の作用説明図である。な
お、(a)は図1のa−a矢視図に相当し、(b)は同
b−b線断面図に相当する。(c)と(e)は(a)の
変化図、(d)は(b)の変化図である。
【0014】(a)において、ばね32の引き作用で、
レバー33を支持ピン34回りに反時計方向に回すこと
により、テンションプーリ29でオーガ駆動ベルト28
を緊張させる。これで、原動機側プーリ27の回転力が
オーガプーリ22に有効に伝わる。なお、プーリ22,
27が時計回りするときには、オーガプーリ22の回転
中心と原動機側プーリ27の回転中心とを通る線35よ
り、図左側がベルトの緊張側、右側がベルトのたるみ側
となる。
【0015】(b)においても、テンションプーリ29
でブロア駆動ベルト26を緊張させる。これで、原動機
側プーリ27の回転力がブロアプーリ16に有効に伝わ
る。そして、ブロアプーリ16の回転中心と原動機側プ
ーリ27の回転中心とを通る線36より、図左側がベル
トの緊張側、右側がベルトのたるみ側となる。
【0016】次にオーガに過負荷が作用したとする。
(c)において、オーガに過負荷が作用したことによ
り、オーガプーリ22が減速(若しくは停止)する。こ
の結果、原動機側プーリ27に制動力が作用し、原動機
側プーリ27も減速(若しくは停止)する。このままで
は、オーガ駆動ベルト28の緊張側に過大なテンション
が作用し、オーガ駆動ベルト28の破断に繋がる。しか
し、同時に次の(d)が進行する。
【0017】(d)は原動機側プーリ27、ブロア駆動
ベルト26及びブロアプーリ16の関係を示す図である
が、原動機側プーリ27が前記(c)により減速(若し
くは停止)しても、慣性力でブロアプーリ16は回り続
けようとし、ブロア駆動ベルト26の(線36より)図
右側が緊張側になる。この結果、ばね32に抗して、テ
ンションプーリ29が図右(反テンション側)へ押し戻
される。(e)は(c)の変化図でもあり、テンション
プーリ29が反テンション側へ押し戻されたため、オー
ガ駆動ベルト28の緊張が解けてベルトにスリップ現象
が発生し、結果、原動機側プーリ27が回転可能とな
る。
【0018】このため、オーガ駆動ベルト28の破断を
未然に防止することができる。以上は、オーガに過負荷
状態になったときの作用を説明したが、ブロアが過負荷
状態になったときも同様である。従って、図1におい
て、オーガ24に異物が噛む等してオーガ軸21に過大
な負荷が作用したときには、オーガ駆動ベルト28がオ
ーガプーリ22若しくは原動機側プーリ27とスリップ
してオーガ24が損傷することを防止する。同様に、ブ
ロア11に異物が噛む等してブロア軸15に過大な負荷
が作用したときには、ブロア駆動ベルト26,26がブ
ロアプーリ16若しくは原動機側プーリ27とスリップ
してブロア11が損傷することを防止する。
【0019】従って、この実施例によればシャーピンを
使用することなく、ブロア11の過負荷対策を講じるこ
とができ、且つブロア11のみならずオーガ24の過負
荷対策を講じることができることを特徴とする。
【0020】次に本発明の改善実施例を説明する。図3
は図1の改良実施例に係る要部断面図であり、図1と同
一構成部分は図1の符号を流用する。この改良実施例
は、ブロア軸15にシャーピン42を介してブロアプー
リ16を取付けたこと、オーガ軸21にシャーピン43
を介してオーガプーリ22を取付けたこと、及びブロア
軸15に平軸受としてのブッシュ41,41を介してオ
ーガ軸21を取付けたことを特徴とする。
【0021】詳しくは、ブロア軸15にフランジ45を
設け、このフランジ45に鍔付きボス46を対向させ、
フランジ45と鍔付きボス46でブロアプーリ16を挟
み込み、シャーピン42でブロア軸15側にブロアプー
リ16を連結し、過負荷時にシャーピン42を切断させ
ることで、ブロア軸15に対してブロアプーリ16を空
転可能にし、同様に、オーガ軸21にフランジ48を設
け、このフランジ48に鍔付きボス49を対向させ、フ
ランジ48と鍔付きボス49でオーガプーリ22を挟み
込み、オーガ軸21側にオーガプーリ22をシャーピン
43で連結し、過負荷時にシャーピン43を切断させる
ことで、オーガ軸21に対してオーガプーリ22を空転
可能にした。また、ブッシュ41,41の存在により、
オーガ軸21をブロア軸15に対して滑らかに相対回転
させることができる。
【0022】ここで、ブロアプーリ16及びオーガプー
リ22は、図1を参照すれば明らかな如く、ハウジング
12の外に在って、保守点検容易な場所に在ることが分
かる。シャーピン41,42の交換要領は次図で説明す
るが、この様にブロアプーリ16及びオーガプーリ22
にシャーピン41,42を配置したので、シャーピン4
1,42の交換は容易となる。
【0023】図4は図3の4矢視図であり、手前のオー
ガプーリ22に複数個の大きな点検孔51を開けてお
き、これらの点検孔51の一つを使用して、奥のシャー
ピン42を交換することができるようにしたものであ
る。図3に戻って、シャーピン42は点検孔51を利用
し、シャーピン43は点検孔52を利用すればよい。点
検孔51,52はブロアプーリ16及びオーガプーリ2
2の軽量化を図る肉抜き孔の役割を兼ねる。
【0024】図3,4で述べた改良実施例では、過負荷
の程度を、軽度な過負荷と重大な過負荷に分け、軽度な
過負荷には図1に示したベルト16,28,28のスリ
ップで対応させ、重大な過負荷にはシャーピン42,4
3の破断で対応させることが望ましい。そうすれば、シ
ャーピン42,43の交換頻度を小さくすることがで
き、除雪作業を能率よく継続させることができるからで
ある。
【0025】図5は図1の更なる改良実施例に係る要部
断面図であり、図3の改良技術を示したものでもある。
この更なる改良実施例では、ブロア軸15に鍔53を設
け、この鍔53に摩擦板54を介してブロアプーリ16
を当て、このブロアプーリ16に摩擦板55を介して皿
ばね56を臨ませ、この皿ばね56をナット57で締め
ることで、ブロアプーリ16を摩擦力でブロア軸15に
止めるところ摩擦式トルクリミッタを採用した。同様
に、オーガ軸21に鍔63を設け、この鍔63に摩擦板
64を介してオーガプーリ22を当て、このオーガプー
リ22に摩擦板65を介して皿ばね66を臨ませ、この
皿ばね66をナット67で締めることで、オーガプーリ
22を摩擦力でオーガ軸21に止める。
【0026】ブロアプーリ16に、皿ばね56による摩
擦力を超える力が作用すると、ブロア軸15に対してブ
ロアプーリ16は空転する。外力が消失すると空転は収
る。同様に、オーガプーリ22に、皿ばね66による摩
擦力を超える力が作用すると、オーガ軸21に対してオ
ーガプーリ22は空転する。シャーピンではピンの交換
が必須となるが、この摩擦式トルクリミッタではその必
要がなく、除雪作業を一層能率よく継続させることがで
きる。
【0027】以上に述べた実施例、改良実施例、更なる
改良実施例ともに、「ブロアプーリとオーガプーリとに
分割構成した」ことは共通であり、これに改良実施例で
はシャーピンを加え、更なる改良実施例では摩擦式トル
クリミッタを加えた。従って、実施例、改良実施例、又
は更なる改良実施例の何れを採用するかは任意に選択す
ればよい。
【0028】尚、以上の例では、ブロア駆動ベルト26
を2本、オーガ駆動ベルト28を1本としたが、これら
の本数は任意に変更して差支えない。
【0029】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1は、中空のブロア軸にオーガ軸を通し、
ブロアはブロア駆動ベルト及びブロア軸で駆動し、オー
ガはオーガ駆動ベルト及びオーガ軸で駆動するように構
成し、ブロアが過負荷状態になったときにはブロア駆動
ベルト廻りでスリップさせ、又はオーガが過負荷状態に
なったときにはオーガ駆動ベルト廻りでスリップさせる
構成としたため、従来のシャーピンを使用することな
く、ブロア並びにオーガの過負荷対策を講じることがで
きた。
【0030】シャーピンを使用しないので、ハウジング
に潜ってシャーピンを交換すると言った面倒な作業がな
くなる。また、ブロア駆動ベルト及びオーガ駆動ベルト
はハウジングの外にあって保守点検容易であるため、ベ
ルトが消耗したときには簡単に交換できる。従って、請
求項1によれば、除雪作業をほぼ中断することなく続け
ることができ、除雪作業の能率を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る除雪機の駆動装置の断面図
【図2】本発明に係る除雪機の駆動装置の作用説明図
【図3】図1の改良実施例に係る要部断面図
【図4】図3の4矢視図
【図5】図1の更なる改良実施例に係る要部断面図
【図6】従来の除雪機のシャーピンの取付け構造図
【符号の説明】
10…除雪機の駆動装置、11…ブロア、12…ハウジ
ング、15…ブロア軸、16…ブロアプーリ、21…オ
ーガ軸、22…オーガプーリ、24…オーガ、26…ブ
ロア駆動ベルト、27…原動機側プーリ、28…オーガ
駆動ベルト、29…テンションプーリ、30…原動機。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オーガで雪を寄せ、この寄せた雪をブロ
    アで吹上げる形式の除雪機において、この除雪機は、ブ
    ロアを囲うハウジングに軸受を介して中空軸形のブロア
    軸を取付け、このブロア軸の一端にブロアプーリを固定
    すると共に他端にブロアを固定し、前記ブロア軸にオー
    ガ軸を貫通させ、このオーガ軸の一端にオーガプーリを
    固定すると共に他端をギヤケースまで延ばし、前記ブロ
    アプーリとオーガプーリとを隣接させ、ブロアプーリに
    掛けたブロア駆動ベルトを原動機側プーリに巻掛けると
    共に、この原動機側プーリにオーガプーリに掛けたオー
    ガ駆動ベルトをも巻掛けたことを特徴とする除雪機の駆
    動装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019186822A1 (ja) * 2018-03-28 2019-10-03 本田技研工業株式会社 除雪機の駆動装置
JP2021088909A (ja) * 2019-12-06 2021-06-10 株式会社クボタ 除雪機

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