JP2001049543A - 起毛糸の加工方法及びその装置 - Google Patents
起毛糸の加工方法及びその装置Info
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- JP2001049543A JP2001049543A JP11253427A JP25342799A JP2001049543A JP 2001049543 A JP2001049543 A JP 2001049543A JP 11253427 A JP11253427 A JP 11253427A JP 25342799 A JP25342799 A JP 25342799A JP 2001049543 A JP2001049543 A JP 2001049543A
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- yarns
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-
- D—TEXTILES; PAPER
- D02—YARNS; MECHANICAL FINISHING OF YARNS OR ROPES; WARPING OR BEAMING
- D02G—CRIMPING OR CURLING FIBRES, FILAMENTS, THREADS, OR YARNS; YARNS OR THREADS
- D02G3/00—Yarns or threads, e.g. fancy yarns; Processes or apparatus for the production thereof, not otherwise provided for
- D02G3/22—Yarns or threads characterised by constructional features, e.g. blending, filament/fibre
- D02G3/34—Yarns or threads having slubs, knops, spirals, loops, tufts, or other irregular or decorative effects, i.e. effect yarns
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】 毛羽を均一に付与する起毛糸を低コストで作
成するこのできる起毛方法と装置の提供 【解決手段】 糸に均一なバルーンを形成させるための
フライヤーとそのバルーンに接触するように設けられた
環状型砥石の内面で起毛する形態を有する起毛装置を中
空スピンドル６，１７を備えたカバリング機に取り付け
ることにより、撚糸条件と起毛条件を最適な条件に設定
することができ、一工程で撚糸、起毛が行うことができ
るため、撚糸後の糸の経時変化に影響されることなく糸
に毛羽を均一に付与でき、低コストで高品質の起毛糸の
作成が可能。
成するこのできる起毛方法と装置の提供 【解決手段】 糸に均一なバルーンを形成させるための
フライヤーとそのバルーンに接触するように設けられた
環状型砥石の内面で起毛する形態を有する起毛装置を中
空スピンドル６，１７を備えたカバリング機に取り付け
ることにより、撚糸条件と起毛条件を最適な条件に設定
することができ、一工程で撚糸、起毛が行うことができ
るため、撚糸後の糸の経時変化に影響されることなく糸
に毛羽を均一に付与でき、低コストで高品質の起毛糸の
作成が可能。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】 本発明は各種フィラメント糸、
紡績糸を問わず出来上がりの織物、編み物に膨らみ、柔
らかみ、色彩変化をもたらすことのできる起毛糸の加工
方法及び装置に関する。
紡績糸を問わず出来上がりの織物、編み物に膨らみ、柔
らかみ、色彩変化をもたらすことのできる起毛糸の加工
方法及び装置に関する。
【０００２】
【発明が解決しようとする課題】 起毛糸の加工方法
は、従来各種フィラメント糸、紡績糸を問わず前工程と
して撚糸工程が必要となり起毛糸を作成する上でコスト
的な問題が生じる。また撚糸後の糸は撚糸工程から起毛
工程までの時間経過により、複数本の糸の収束状態が固
定され起毛する上での品質に影響を与えていた。
は、従来各種フィラメント糸、紡績糸を問わず前工程と
して撚糸工程が必要となり起毛糸を作成する上でコスト
的な問題が生じる。また撚糸後の糸は撚糸工程から起毛
工程までの時間経過により、複数本の糸の収束状態が固
定され起毛する上での品質に影響を与えていた。
【０００３】本発明は、撚糸と起毛の最適加工条件が同
時に設定でき撚糸工程と起毛工程を一工程で行うことに
より、撚糸工程でのカバリング糸によって摩擦体に接触
する糸のテンションが安定し、撚糸後の経時変化にも影
響されることなく糸に均一な毛羽を付与した起毛糸の加
工方法及び装置と工程の簡略化による起毛糸作成のコス
トダウンを提供することを目的としている。
時に設定でき撚糸工程と起毛工程を一工程で行うことに
より、撚糸工程でのカバリング糸によって摩擦体に接触
する糸のテンションが安定し、撚糸後の経時変化にも影
響されることなく糸に均一な毛羽を付与した起毛糸の加
工方法及び装置と工程の簡略化による起毛糸作成のコス
トダウンを提供することを目的としている。
【０００４】
【課題を解決するための手段】 本発明による方法は、
複数本の糸に中空スピンドルに用意されたカバリング糸
を螺旋状に巻き付けながら中空スピンドル下部に取り付
けられたフライヤー装置によりバルーンを生じさせ、バ
ルーンを環状型の摩擦体の内面に接触させ毛羽を発生さ
せることを特徴としている。
複数本の糸に中空スピンドルに用意されたカバリング糸
を螺旋状に巻き付けながら中空スピンドル下部に取り付
けられたフライヤー装置によりバルーンを生じさせ、バ
ルーンを環状型の摩擦体の内面に接触させ毛羽を発生さ
せることを特徴としている。
【０００５】本発明の装置は、カバリング糸が装着でき
る中空スピンドル、フライヤー装置が装着できる中空ス
ピンドルを装備した各種カバリング方式の撚糸機に装着
することを目的とし、複数本の糸にバルーンを発生させ
るフライヤー装置と水平な環状型摩擦体を設けている。
る中空スピンドル、フライヤー装置が装着できる中空ス
ピンドルを装備した各種カバリング方式の撚糸機に装着
することを目的とし、複数本の糸にバルーンを発生させ
るフライヤー装置と水平な環状型摩擦体を設けている。
【０００６】
【発明の実施形態】 図１から図４までは本発明の実施
例を示したものであるがここでは図４に従って説明す
る。
例を示したものであるがここでは図４に従って説明す
る。
【０００７】チーズ１、１’から引き出された糸２、
２’は送り出しローラ３、３’を介してベルト７の駆動
で回転する中空スピンドル６に導かれる。
２’は送り出しローラ３、３’を介してベルト７の駆動
で回転する中空スピンドル６に導かれる。
【０００８】中空スピンドル６に導かれた糸２、２’に
ベルト７の駆動で回転する中空スピンドル６にセットさ
れたパッケージ５から引き出されたカバリング糸４が螺
旋状に巻き付きながら中空スピンドル６の内孔を通過し
ベルト１８の駆動で回転する中空スピンドル１７に導か
れる。
ベルト７の駆動で回転する中空スピンドル６にセットさ
れたパッケージ５から引き出されたカバリング糸４が螺
旋状に巻き付きながら中空スピンドル６の内孔を通過し
ベルト１８の駆動で回転する中空スピンドル１７に導か
れる。
【０００９】中空スピンドル１７に導かれた糸束９は中
空スピンドル１７の内孔を通過し、ベルト１８の駆動で
回転する中空スピンドル１７の下部に取り付けられ、中
空スピンドル１７と同速で回転するフライヤー装置８に
導かれる。
空スピンドル１７の内孔を通過し、ベルト１８の駆動で
回転する中空スピンドル１７の下部に取り付けられ、中
空スピンドル１７と同速で回転するフライヤー装置８に
導かれる。
【００１０】フライヤー装置８に導かれた糸束９は、フ
ライヤー装置８の側面からガイド１６に導かれ、送り出
しローラ１３との間でフライヤー装置８が回転すること
によりバルーンＡが形成される。このバルーンＡを形成
している交絡状態の糸束１１は、１本１本が別個に環状
型砥石１２の内面に接触し糸束１１は好適に起毛され、
起毛時に発生する埃はフライヤー装置８と環状型砥石１
２間に取り付けられた吸引式ノズル１０によって除去さ
れる。
ライヤー装置８の側面からガイド１６に導かれ、送り出
しローラ１３との間でフライヤー装置８が回転すること
によりバルーンＡが形成される。このバルーンＡを形成
している交絡状態の糸束１１は、１本１本が別個に環状
型砥石１２の内面に接触し糸束１１は好適に起毛され、
起毛時に発生する埃はフライヤー装置８と環状型砥石１
２間に取り付けられた吸引式ノズル１０によって除去さ
れる。
【００１１】環状型砥石１２の内面に接触し好適に起毛
された糸束１４はカバリング糸４が螺旋状に巻き付いた
状態で糸の収束状態が固定され送り出しローラ１３を介
し巻き取りチーズ１５に巻き取られる。
された糸束１４はカバリング糸４が螺旋状に巻き付いた
状態で糸の収束状態が固定され送り出しローラ１３を介
し巻き取りチーズ１５に巻き取られる。
【００１２】
【発明の効果】 以上説明したように本発明によれば、
複数本の糸にカバリング糸を螺旋状に巻き付けながら撚
糸し、中空スピンドルに取り付けられたフライヤー装置
によりバルーンを形成し、環状型砥石の内面に接触させ
ることにより、撚糸後の経時変化に影響されることなく
毛羽を均一に付与した起毛糸を低コストで効率よく製造
することができる。
複数本の糸にカバリング糸を螺旋状に巻き付けながら撚
糸し、中空スピンドルに取り付けられたフライヤー装置
によりバルーンを形成し、環状型砥石の内面に接触させ
ることにより、撚糸後の経時変化に影響されることなく
毛羽を均一に付与した起毛糸を低コストで効率よく製造
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】 請求項１の実施例を示す正面図。
【図２】 請求項２の実施例を示す正面図。
【図３】 請求項３の実施例を示す正面図。
【図４】 請求項４の実施例を示す正面図。
【図５】 本発明の起毛装置の拡大正面図。
【図６】 環状型砥石の上面図。
【図７】 図６におけるＡ−Ａ’間の断面図。
【図８】 フライヤー装置の上面図。
Ａ バルーン １，１’ チーズ ２， ２’ 撚糸され起毛される糸 ３，３’，１３ 送り出しローラ ４ カバリング糸 ６，１７ 中空スピンドル ８ フライヤー装置 １０ 吸引ノズル １１ 起毛する糸 １２ 環状型砥石 １４ 起毛された糸 １５ 巻き取りチーズ
Claims (6)
- 【請求項１】 撚糸工程で複数本の糸が中空スピンドル
の上方から下方に進行するダウン方式のカバリング機に
おいて、中空スピンドル下部に直接フライヤー装置を取
り付けカバリング糸が備え付けられた中空スピンドルと
同じ回転速度でフライヤー装置を回転させることによっ
て複数本の糸を撚糸しながらバルーンを発生させフライ
ヤー装置下部に取り付けられた環状型の摩擦体の内面に
交絡した複数本の糸を接触させ糸上に毛羽を付与するこ
とを特徴とする起毛糸の加工方法。 - 【請求項２】 撚糸工程で複数本の糸が中空スピンドル
の上方から下方に進行するダウン方式のカバリング機に
おいて、カバリング糸が備え付けられた中空スピンドル
下部に単独で回転する中空スピンドルにフライヤー装置
を取り付け、カバリング糸が備え付けられた中空スピン
ドルと異なった回転速度又は同速度ででフライヤー装置
を回転させることによって複数本の糸を撚糸しながらバ
ルーンを発生させフライヤー装置下部に取り付けられた
環状型の摩擦体の内面に交絡した複数本の糸を接触させ
糸上に毛羽を付与することを特徴とする起毛糸の加工方
法。 - 【請求項３】 撚糸工程で複数本の糸が中空スピンドル
の下方から上方に進行するアップ方式のカバリング機に
おいて、カバリング糸が備え付けられた中空スピンドル
上部に単独で回転するり中空スピンドルにフライヤー装
置を取り付け、カバリング糸が備え付けられた中空スピ
ンドルと異なった回転速度又は同速度でフライヤー装置
を回転させることによって複数本の糸を撚糸しながらバ
ルーンを発生させフライヤー装置上部に取り付けられた
環状型の摩擦体の内面に交絡した複数本の糸を接触させ
糸上に毛羽を付与することを特徴とする起毛糸の加工方
法。 - 【請求項４】 撚糸工程で糸の送り出しローラ、中空ス
ピンドルが複数系統装着されているカバリング方式の意
匠糸製造機において、カバリング糸が備え付けられた中
空スピンドル下部に単独で回転する中空スピンドルにフ
ライヤー装置を取り付け、カバリング糸が備え付けられ
た中空スピンドルと異なった回転速度又は同速度でフラ
イヤー装置を回転させることによって複数本の糸を撚糸
しながらバルーンを発生させフライヤー装置下部に取り
付けられた環状型の摩擦体の内面に交絡した複数本の糸
を接触させ糸上に毛羽を付与することを特徴とする起毛
糸の加工方法。 - 【請求項５】 フライヤー装置と環状型の摩擦体までの
間隔を調節可能とすることを特徴とする請求項１から請
求項４までの記載の装置。 - 【請求項６】 フライヤー装置と環状型の摩擦体の間に
吸引口を取り付け糸上に毛羽を付与する工程で発生する
埃を除去することを特徴とする請求項１から請求項４ま
での記載の装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11253427A JP2001049543A (ja) | 1999-08-04 | 1999-08-04 | 起毛糸の加工方法及びその装置 |
| KR1019990050385A KR100319670B1 (ko) | 1999-08-04 | 1999-11-12 | 기모사의 가공방법 및 그 장치 |
| TW088120633A TW490518B (en) | 1999-08-04 | 1999-11-25 | Method and apparatus for producing raised yarns |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11253427A JP2001049543A (ja) | 1999-08-04 | 1999-08-04 | 起毛糸の加工方法及びその装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001049543A true JP2001049543A (ja) | 2001-02-20 |
Family
ID=17251255
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11253427A Pending JP2001049543A (ja) | 1999-08-04 | 1999-08-04 | 起毛糸の加工方法及びその装置 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001049543A (ja) |
| KR (1) | KR100319670B1 (ja) |
| TW (1) | TW490518B (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105442118A (zh) * | 2015-12-16 | 2016-03-30 | 嵊州市南丰机械有限公司 | 涤纶长丝带毛缝纫线的纺纱方法及涤纶长丝缝纫线捻线机 |
| CN108728967A (zh) * | 2018-07-05 | 2018-11-02 | 嘉兴学院 | 包缠结构亚麻、涤纶长丝段彩复合纱的加工方法及复合纱 |
| CN109518333A (zh) * | 2017-09-20 | 2019-03-26 | 海宁市晶成纺织有限公司 | 一种细纱机的起毛装置 |
| CN115233354A (zh) * | 2022-08-25 | 2022-10-25 | 常熟市伟成非织造成套设备有限公司 | 复新纱线的加工方法 |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100944686B1 (ko) | 2009-02-20 | 2010-02-26 | (주)덕계텍스타일 | 화학 성형사의 보풀 성형장치용 절단보풀 흡입장치 |
| KR101654913B1 (ko) | 2016-04-20 | 2016-09-06 | 김원식 | 기모사 제조장치 및 제조방법 |
| KR101726565B1 (ko) * | 2016-08-30 | 2017-04-13 | 이규창 | 화학 섬유사 기모 형성 장치 및 그 방법 |
| KR101695602B1 (ko) * | 2016-09-07 | 2017-01-11 | 백종국 | 기모 간격 조정 기능을 갖는 기모장치 |
| KR101726141B1 (ko) | 2016-10-26 | 2017-04-12 | 황영인 | 기모사 가공장치 |
| KR101778911B1 (ko) | 2017-01-03 | 2017-09-14 | 김태흥 | 기모형성이 가능한 투포원 연사기 |
| CN106948056B (zh) * | 2017-04-01 | 2018-04-13 | 江苏海特服饰股份有限公司 | 亲肤磨毛纱的生产方法 |
| KR102094779B1 (ko) | 2019-05-23 | 2020-03-30 | 김재정 | 연사기를 이용한 기모사 제조장치 |
-
1999
- 1999-08-04 JP JP11253427A patent/JP2001049543A/ja active Pending
- 1999-11-12 KR KR1019990050385A patent/KR100319670B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1999-11-25 TW TW088120633A patent/TW490518B/zh not_active IP Right Cessation
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105442118A (zh) * | 2015-12-16 | 2016-03-30 | 嵊州市南丰机械有限公司 | 涤纶长丝带毛缝纫线的纺纱方法及涤纶长丝缝纫线捻线机 |
| CN109518333A (zh) * | 2017-09-20 | 2019-03-26 | 海宁市晶成纺织有限公司 | 一种细纱机的起毛装置 |
| CN109518333B (zh) * | 2017-09-20 | 2024-05-03 | 河南金纶纺织有限公司 | 一种细纱机的起毛装置 |
| CN108728967A (zh) * | 2018-07-05 | 2018-11-02 | 嘉兴学院 | 包缠结构亚麻、涤纶长丝段彩复合纱的加工方法及复合纱 |
| CN115233354A (zh) * | 2022-08-25 | 2022-10-25 | 常熟市伟成非织造成套设备有限公司 | 复新纱线的加工方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| TW490518B (en) | 2002-06-11 |
| KR20010020096A (ko) | 2001-03-15 |
| KR100319670B1 (ko) | 2002-01-09 |
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