JP2001048128A - 熱収縮包装方法及び装置 - Google Patents

熱収縮包装方法及び装置

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JP2001048128A
JP2001048128A JP11217307A JP21730799A JP2001048128A JP 2001048128 A JP2001048128 A JP 2001048128A JP 11217307 A JP11217307 A JP 11217307A JP 21730799 A JP21730799 A JP 21730799A JP 2001048128 A JP2001048128 A JP 2001048128A
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JP
Japan
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heat
steam
chamber
air
hot air
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JP11217307A
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English (en)
Inventor
Sadao Shimura
貞男 志村
Masahiko Emi
昌彦 江見
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Kyowa Electric and Chemical Co Ltd
KYOWA DENKI KK
Original Assignee
Kyowa Electric and Chemical Co Ltd
KYOWA DENKI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱風と蒸気等の両方による加湿された熱風を
包装フィルムの熱収縮の加熱に採用することによって、
熱風又は蒸気を単独に用いた場合の課題の解決を図る。 【解決手段】 所要形態のワーク13に熱収縮性の包装
フィルム14を被せる。その包装フィルム14を加熱収
縮によりワーク13の表面に密着して包装を行う。その
包装フィルム14の加熱収縮を蒸気又は加湿空気と熱風
との混合気による加熱雰囲気中にて行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ワークに被せた
熱収縮性の包装フィルムを加熱収縮によりワーク表面に
密着して包装を行う熱収縮包装方法及び装置に関するも
のである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】これまでの熱収縮包装
は、電熱ヒーターにより加熱した空気による熱風雰囲気
中にて、ワークに被せた熱収縮性の包装フィルムを加熱
収縮する方法と、蒸気による加熱雰囲気にて熱収縮フィ
ルムを加熱収縮する方法とがある。
【0003】乾燥した熱風による収縮包装は、仕上がり
状態にむらが生じ易く、ワークの形態によって安定した
仕上がりを得ることがきわめて困難な場合がある。それ
に対し、蒸気による収縮包装では、仕上がりむらが殆ど
見られず、仕上がり状態も安定したものとなるが、ワー
クの表面に熱収縮して密着した包装フィルムに、蒸気の
冷却により生じた水分が付着することが多く、このため
水分を乾燥除去するための付帯装置を必要としている。
【0004】この発明は上記事情から考えられたもので
あって、その目的は、熱風と蒸気の両方による加湿され
た熱風を包装フィルムの熱収縮の加熱に採用することに
よって、熱風又は蒸気を単独に用いた場合の課題を解決
し得る新たな熱収縮包装方法及び装置を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的によるこの発明
の方法は、所要形態のワークに熱収縮性の包装フィルム
を被せ、その包装フィルムを加熱収縮によりワーク表面
に密着して包装を行うに当たり、包装フィルムの加熱収
縮を蒸気又は加湿空気と熱風との混合気による加熱雰囲
気中にて行う、というものである。
【0006】またこの発明の装置は、周壁内が空洞で内
壁面に多数の吹出し孔を所定間隔ごとに有するトンネル
状の熱収縮室と、その熱収縮室の底壁上に配設したワー
ク移送用のコンベアと、上記空洞と連通して熱収縮室に
設けた電熱ヒーター内装の空気加熱室と、その空気加熱
室内の所要個所に設けられて熱風を上記吹出し孔から熱
収縮室内に供給する送風手段と、その送風手段に近接し
て空気加熱室に設けた蒸気又は加湿空気の噴出口とから
なり、その噴出口からの蒸気又は加湿空気と電熱ヒータ
ーによる加熱空気とを上記送風手段により混合して吹出
し、上記熱収縮室内を蒸気又は加湿空気と熱風との混合
気による加熱雰囲気となす、というものである。
【0007】
【発明の実施の形態】図中1はトンネル状の熱収縮室
で、周壁内が空洞2で各内壁面3,3に多数の吹出し孔
4,4が所定間隔ごと穿設された両端開口の長尺の函体
5により形成され、その熱収縮室1の底壁6上にワーク
移送用のコンベアベルト7が配設してある。
【0008】8は函体天井の空洞を兼ねる空気加熱室
で、函体両側の空洞2と連通して熱収縮室1の上部に設
けられ、その内部の片側面に複数本の管状の電熱ヒータ
ー9が長手方向に沿って配置してある。また空気加熱室
8の中央部の天井には、電熱ヒーター9により加熱され
た空気を熱風として上記吹出し孔4,4から熱収縮室1
に供給する送風用ファン10が下向きに設けてある。
【0009】この送風用ファン10の近傍の空気加熱室
8の天井には蒸気又は加湿空気(以下蒸気等と称する)
の噴出口11が設けてあり、また送風用ファン10の下
側の熱収縮室1の上部内壁面には、該送風用ファン10
よりも或る程度小径の還流穴12が開設してあって、熱
収縮室1に供給された蒸気等と熱風の混合気が空気加熱
室8に還流して循環使用することが出来るようにしてあ
る。
【0010】上記構成の包装装置では、電熱ヒーター9
により空気加熱室8に取り入れられた空気が加熱される
とともに、送風用ファン10の回転により上記空洞2を
経て内壁面の各吹出し孔4,4から熱収縮室1に乾燥し
た熱風として吹き出される。このような状態において、
上記噴出口11から送風用ファン10の近傍に装置外に
て発生させた蒸気等を噴出すると、蒸気等は送風用ファ
ン10により加熱空気と攪拌混合されて、乾燥した熱風
が湿潤状態にて吹出し孔4,4から吹き出るようにな
り、熱収縮室1は蒸気等と熱風とが混合した所定温度
(たとえば100℃)の加熱雰囲気となる。
【0011】このような加熱雰囲気にある熱収縮室1
に、通常のごとく、熱収縮性の包装フィルム14を緩く
被せたワーク13を上記コンベアベルト7に載せて、図
示のように送込むと、包装フィルムは湿潤状態の熱風に
より周囲から加熱されて均一に熱収縮を起こし、熱収縮
室1を通過する間にワーク表面にむらなく密着するよう
になる。
【0012】この蒸気等と熱風との混合気による包装フ
ィルムの熱収縮では、収縮むらが原因とされるフィルム
のしわや破れなどが看られず、また水分の付着も極めて
少量で、それは室温により蒸発する程度のもので、後工
程として乾燥を要するものではなかった。
【0013】このようなことから、これまでの課題であ
った熱風又は蒸気などの単独使用による熱収縮包装の課
題が解決され、そこに蒸気を採用するものであっても、
包装後のワークを乾燥させる装置やスペースが不要とな
り、また段ボール箱等への梱包においても湿気による箱
体への悪影響もなく、包装設備及び荷造り設備の簡素
化、簡略化を行うことが出来るようになる。さらにまた
包装装置自体の構造も、従来構造に蒸気等の供給手段を
付加する程度で済むので、殊更に構造が複雑となるよう
なことがなく、コスト高となるようなこともない。
【0014】なお上記実施形態は、熱風による熱収縮包
装装置に蒸気等の供給手段を付加したものであるが、蒸
気による熱収縮包装装置に電熱ヒーターを付加しても同
様な効果を得ることができるので、この発明は、図示の
実施形態に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係わる熱収縮包装方法を実施し得
る装置の縦断正面図である。
【図2】 同上の縦断側面図である。
【符号の説明】
1 熱収縮室 2 空洞 3 内壁面 4 吹出し孔 5 函体 6 底壁 7 コンベヤベルト 8 空気加熱室 9 電熱ヒーター 10 送風用ファン 11 噴出口 12 還流穴 13 ワーク 14 包装フィルム

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所要形態のワークに熱収縮性の包装フィ
    ルムを被せ、その包装フィルムを加熱収縮によりワーク
    表面に密着して包装を行うに当たり、包装フィルムの加
    熱収縮を蒸気又は加湿空気と熱風との混合気による加熱
    雰囲気中にて行うことを特徴とする熱収縮包装方法。
  2. 【請求項2】 周壁内が空洞で内壁面に多数の吹出し孔
    を所定間隔ごとに有するトンネル状の熱収縮室と、その
    熱収縮室の底壁上に配設したワーク移送用のコンベア
    と、上記空洞と連通して熱収縮室に設けた電熱ヒーター
    内装の空気加熱室と、その空気加熱室内の所要個所に設
    けられて熱風を上記吹出し孔から熱収縮室内に供給する
    送風手段と、その送風手段に近接して空気加熱室に設け
    た蒸気又は加湿空気の噴出口とからなり、その噴出口か
    らの蒸気又は加湿空気と電熱ヒーターによる加熱空気と
    を上記送風手段により混合して吹出し、上記熱収縮室内
    を蒸気又は加湿空気と熱風との混合気による加熱雰囲気
    となすことを特徴とする熱収縮包装装置。
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