JP2019210029A - ラベル加熱装置及び蒸気供給機構 - Google Patents
ラベル加熱装置及び蒸気供給機構 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2019210029A JP2019210029A JP2018109422A JP2018109422A JP2019210029A JP 2019210029 A JP2019210029 A JP 2019210029A JP 2018109422 A JP2018109422 A JP 2018109422A JP 2018109422 A JP2018109422 A JP 2018109422A JP 2019210029 A JP2019210029 A JP 2019210029A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steam
- label
- heating
- heating chamber
- region
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Labeling Devices (AREA)
Abstract
Description
そのうえ、蒸気供給機構が蒸気の温度を変更可能に構成されているので、蒸気の温度を、ラベル装着後の被装着物に付着したミストがすぐに蒸発してしまう程度に調整することで、被装着物に付着したミストを取り除くための機構が不要であり、装置全体の大型化や高コスト化を抑えることができる。
このような構成であれば、過熱蒸気よりも低温の蒸気を供給する場合に比べて、ラベル装着後の被装着物に付着したミストをより速く蒸発させることができる。
このような構成であれば、加熱前の蒸気に含まれるミストを微細化する場合に比べて、ミストをより細かくすることができる。これにより、ラベル装着後の被装着物に付着したミストをより確実に蒸発させることができる。
このような構成であれば、微細化領域を通過することで蒸気の温度が下がったとしても、第2加熱領域において所望の設定温度に再度加熱することができる。
このような構成であれば、蒸気に含まれる比較的な大きめなミストは、壁部材に付着して蒸気から取り除かれ、蒸気に含まれるミストをより確実に微細化することができる。
このような構成であれば、上流側壁部材や下流側壁部材に形成された複数の小穴を通過することで、蒸気に含まれるより多くのミストを微細化することができる。
このような構成であれば、蒸気に含まれるミスとを上流側壁部材の小穴を通過させることである程度微細化し、その後に下流側壁部材のより小さい小穴を通過させることで、ミストをより微細化させることができる。
このような蒸気供給器機構を用いれば、上述したラベル加熱装置と同様の作用効果を得ることができる。
本実施形態のラベル加熱装置100は、被装着物Xに被覆された状態のシュリンクラベルL(以下、単にラベルLという)を加熱して、該ラベルLを被装着物Xに装着するために用いられるものである。なお、本実施形態のラベルLは、例えば樹脂製などの熱収縮性を有するフィルムである。また、被装着物Xは、例えば樹脂製、ガラス製、或いは金属製の容器などであり、ここではペットボトルを一例として挙げている。
本実施形態の蒸気供給路5Lは、途中で複数の分岐流路に分岐しており、各分岐流路5L1に対応する導出ポート5Lbが、予熱室20の供給空間2P又は加熱室30の供給空間3Pに接続されている。なお、ここでは各供給空間2P、3Pに2つの導出ポート5Lbが接続されるが、接続する導出ポート5Lbの数はこれに限られない。
また、各分岐流路5L1には、開閉弁Vが設けられており、蒸気の供給と、その停止とを切り替え可能にしてある。つまり、本実施形態の蒸気供給機構50は、開閉弁Vを手動又は自動で開閉することにより、予熱室20や加熱室30に蒸気を供給する供給状態と、蒸気の供給を停止する停止状態とに切り替え可能に構成されている。さらに供給状態においては、予熱室20及び加熱室30の両方に蒸気を供給することもできるし、予熱室20又は加熱室30の一方のみに蒸気を供給することもできる。
具体的にこの温調部51は、導入口51a及び導出口51bが形成された管状部材であり、内部空間には、導入口51aから導入した蒸気を加熱する第1加熱領域5S1、第1加熱領域5S1を通過した蒸気を微細化する微細化領域5S2、及び微細化領域5S2を通過した蒸気を再度加熱して導出口51bから導出する第2加熱領域5S3が形成されている。
具体的にこの供給量制御部52は、蒸気供給路5Lに設けられた一次側調圧弁5V1と、蒸気供給路5Lにおける一次側調圧弁5V1よりも下流に設けられた二次側調圧弁5V2とを有しており、ここでは、一次側調圧弁5V1が温調部51の上流に設けられ、二次側調圧弁5V2が温調部51の下流に設けられている。
本実施形態のラベル加熱装置100によれば、蒸気の供給量を制御可能に構成された蒸気供給機構50を備えているので、例えばミシン目の入ったラベルの装着時には予熱室20や加熱室30に過熱蒸気を供給することで、これまでの熱風トンネル式のラベル加熱装置には不向きであったラベルを装着することができる。
しかも、予熱室20や加熱室30への蒸気の供給を停止させることで、これまでの熱風トンネル式のラベル加熱装置により装着することのできていた例えば糊付きの紙ラベル等の装着性能は担保することができ、熱風トンネル式と蒸気トンネル式とを複合させたハイブリッド的なラベル加熱装置となる。
なお、本発明は前記実施形態に限られるものではない。
また、内側壁部材に複数の小穴を形成しても良いし、上流側壁部材や下流側壁部材としては内側壁部材と同様の切欠き部を設ければ必ずしも複数の小穴が形成されていなくても良い。
さらに、上流側壁部材や下流側壁部材に形成された小穴は円形状に限らず、楕円形状、三角形状、矩形状、多角形状など種々変更して構わないし、上流側壁部材や下流側壁部材としては例えばメッシュ状のものとしても良い。
また、第1加熱領域及び第2加熱領域は必ずしも両方設けておく必要はなく、何れか一方の加熱領域のみを設けても良い。さらには、例えば3つの加熱領域と、互いに隣り合う加熱領域の間に介在する2つの微細化領域を設けるなど、加熱領域や微細化領域の数は適宜変更して構わない。
10 ・・・搬送機構
20 ・・・予熱室
30 ・・・加熱室
50 ・・・蒸気供給機構
5L ・・・蒸気供給路
51 ・・・温調部
51S・・・第1加熱領域
5S2・・・微細化領域
5S3・・・第2加熱領域
511・・・壁部材
52 ・・・供給量制御部
5V1・・・一次側調圧弁
5V2・・・二次側調圧弁
Claims (10)
- 被装着物に被覆されたラベルに熱風を吹き付けて該ラベルを前記被装着物に装着するためのラベル加熱装置であって、
前記被装着物が搬入出されるとともに、熱風が供給される加熱室と、
前記加熱室に蒸気を供給するとともに、その蒸気の温度を変更可能に構成された蒸気供給機構とを備えるラベル加熱装置。 - 前記蒸気供給機構が、前記加熱室に過熱蒸気を供給する請求項1記載のラベル加熱装置。
- 前記蒸気供給機構が、前記加熱室に供給される蒸気の温度を80℃以上600℃以下に温調する請求項1又は2記載のラベル加熱装置。
- 前記蒸気供給機構が、
蒸気が導入される導入口及び加熱した蒸気を導出する導出口を有した管状の温調部を有し、
前記温調部の内部空間に、前記導入口から導入された蒸気を加熱する第1加熱領域及び前記第1加熱領域を通過した蒸気に含まれるミストを微細化する微細化領域が形成されている請求項1乃至3のうち何れか一項に記載のラベル加熱装置。 - 前記温調部の内部空間に、前記微細化領域を通過した蒸気を加熱する第2加熱領域が形成されている請求項4記載のラベル加熱装置。
- 前記微細化領域に蒸気が衝突する複数の壁部材が設けられている請求項4又は5記載のラベル加熱装置。
- 前記複数の壁部材のうちの上流側に位置する上流側壁部材及び下流側に位置する下流側壁部材に複数の小穴が形成されている請求項6記載のラベル加熱装置。
- 前記上流側壁部材に形成された前記小穴よりも、前記下流側壁部材に形成された小穴の方が小さい請求項7記載のラベル加熱装置。
- 前記被装着物の搬送路における前記加熱室の上流又は下流に設けられ、被装着物に被覆されたラベルを加熱する第2の加熱室をさらに備え、
前記蒸気供給路が、前記加熱室及び前記第2の加熱室の両部屋に蒸気を供給する請求項1乃至8のうち何れか一項に記載のラベル加熱装置。 - 被装着物に被覆されたラベルに熱風を吹き付けて該ラベルを前記被装着物に装着するためのラベル加熱装置に用いられるものであり、
前記被装着物が搬入出されるとともに、熱風が供給される加熱室に蒸気を供給するとともに、その蒸気の温度を変更可能に構成された蒸気供給機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018109422A JP6592560B1 (ja) | 2018-06-07 | 2018-06-07 | ラベル加熱装置及び蒸気供給機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018109422A JP6592560B1 (ja) | 2018-06-07 | 2018-06-07 | ラベル加熱装置及び蒸気供給機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP6592560B1 JP6592560B1 (ja) | 2019-10-16 |
JP2019210029A true JP2019210029A (ja) | 2019-12-12 |
Family
ID=68234960
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018109422A Active JP6592560B1 (ja) | 2018-06-07 | 2018-06-07 | ラベル加熱装置及び蒸気供給機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6592560B1 (ja) |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001048128A (ja) * | 1999-07-30 | 2001-02-20 | Kyowa Denki Kk | 熱収縮包装方法及び装置 |
JP2005255192A (ja) * | 2004-03-10 | 2005-09-22 | Wako Pure Chem Ind Ltd | シュリンク装置及びシュリンク方法 |
JP2008150063A (ja) * | 2006-12-15 | 2008-07-03 | Fuji Seal International Inc | シュリンクフィルムの加熱収縮装置 |
JP2013151303A (ja) * | 2012-01-24 | 2013-08-08 | Toyo Ink Sc Holdings Co Ltd | フィルム付容器の製造方法およびフィルム付容器 |
JP2014181062A (ja) * | 2013-03-19 | 2014-09-29 | Fuji Seal International Inc | ラベル加熱装置 |
JP2014208155A (ja) * | 2014-05-19 | 2014-11-06 | 株式会社藤商事 | 遊技機 |
-
2018
- 2018-06-07 JP JP2018109422A patent/JP6592560B1/ja active Active
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001048128A (ja) * | 1999-07-30 | 2001-02-20 | Kyowa Denki Kk | 熱収縮包装方法及び装置 |
JP2005255192A (ja) * | 2004-03-10 | 2005-09-22 | Wako Pure Chem Ind Ltd | シュリンク装置及びシュリンク方法 |
JP2008150063A (ja) * | 2006-12-15 | 2008-07-03 | Fuji Seal International Inc | シュリンクフィルムの加熱収縮装置 |
JP2013151303A (ja) * | 2012-01-24 | 2013-08-08 | Toyo Ink Sc Holdings Co Ltd | フィルム付容器の製造方法およびフィルム付容器 |
JP2014181062A (ja) * | 2013-03-19 | 2014-09-29 | Fuji Seal International Inc | ラベル加熱装置 |
JP2014208155A (ja) * | 2014-05-19 | 2014-11-06 | 株式会社藤商事 | 遊技機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6592560B1 (ja) | 2019-10-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6959233B2 (ja) | 加工対象物を処理する処理設備及び方法 | |
JP5670443B2 (ja) | 改良された赤外線フロートバー | |
KR102298981B1 (ko) | 연소장치 | |
SE443607B (sv) | Anordning vid gasturbiner | |
JP5990104B2 (ja) | 物体を乾燥するための装置 | |
CN104056765A (zh) | 用于干燥工件的装置和用于运行这种装置的方法 | |
US9809909B2 (en) | Fiber oxidation oven with multiple independently controllable heating systems | |
US5325158A (en) | Ventilation and cooling device for a photocopier | |
CN104132454A (zh) | 热气体产生装置 | |
JP6592560B1 (ja) | ラベル加熱装置及び蒸気供給機構 | |
JP6592559B1 (ja) | ラベル加熱装置 | |
EP2089228B1 (en) | Cooling system for ink curing apparatus | |
EP0950437A3 (en) | Hot melt adhesive dispensing system with laminated air heater | |
JP6623225B2 (ja) | 特に炭素繊維原料の酸化安定化のためのモジュール炉 | |
SE531512C2 (sv) | Anordning och förfarande för värmning av ett metallmaterial | |
US6427360B1 (en) | Method for convectively heating permeable material | |
US7596882B2 (en) | Treater oven for manufacturing prepreg | |
JP2007003107A (ja) | 局所空間を精密に温度制御するための空調システム | |
JP2024027607A (ja) | ラベル装着装置 | |
JP2024027605A (ja) | ラベル装着装置 | |
US3433566A (en) | Cooling means for an exposure cylinder of photoprinting apparatus | |
JP2020200105A (ja) | ラベル装着装置 | |
KR20240071741A (ko) | 냉각구조를 갖는 드라이어 | |
US11460199B2 (en) | Climate control of direct printing machines | |
US20200353792A1 (en) | Electric heater comprising four independent heating regions |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180626 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20190329 |
|
A975 | Report on accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005 Effective date: 20190411 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190709 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190904 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190917 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190920 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6592560 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |