JP2001047903A - 開閉ガード付きジュニアシート - Google Patents
開閉ガード付きジュニアシートInfo
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- JP
- Japan
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- guards
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- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
- B60N2/24—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles for particular purposes or particular vehicles
- B60N2/26—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles for particular purposes or particular vehicles for children
- B60N2/28—Seats readily mountable on, and dismountable from, existing seats or other parts of the vehicle
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-
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- Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 乗降が容易で安全性の高いジュニアシートを
提供する。 【解決手段】 シートの両側にシートベルトガイドを有
するガードを立設してなるジュニアシートにおいて、該
ガードをシートに対して開閉自在にしたことを特徴とす
るジュニアシート。
提供する。 【解決手段】 シートの両側にシートベルトガイドを有
するガードを立設してなるジュニアシートにおいて、該
ガードをシートに対して開閉自在にしたことを特徴とす
るジュニアシート。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、主として幼児後期から
学童期までの子供を、車に装備されたシートベルトを用
いて適切かつ安全に保護するためのジュニアシートに関
する。
学童期までの子供を、車に装備されたシートベルトを用
いて適切かつ安全に保護するためのジュニアシートに関
する。
【０００２】
【従来の技術】乗用車の普及に伴なって安全性を向上さ
せるために様々な装備が設けられている。シートベルト
の着用は運転者や同乗者が積極的に係る安全システムで
あり、非常に高い効果があるが、それは、あくまでも適
切な使用を前提としている。しかるに、車に装備されて
いる標準的なシートベルトは身体的に未発達で身長、体
重が少ない年少者には不適当である。そこで、新生児か
ら概ね幼児前期（０〜４歳頃）までを対象とするチャイ
ルドシート及び幼児後期から学童期（略４〜１０歳）ま
でを対象とするジュニアシートが提供されている。ジュ
ニアシートはチャイルドシートに比較して、対象となる
子供の体格がやや大きく姿勢が安定していることから、
一般的に図８に示すようにシートａの両側にガードｂを
一体的に形成するか、ボルト等で固設した形が基本であ
る。使用時には、自動車の座席に載置されたジュニアシ
ートに着座し、ガードｂのシートベルトガイドｃに車の
腰ベルト及び肩ベルトを通して交差させ着用する。
せるために様々な装備が設けられている。シートベルト
の着用は運転者や同乗者が積極的に係る安全システムで
あり、非常に高い効果があるが、それは、あくまでも適
切な使用を前提としている。しかるに、車に装備されて
いる標準的なシートベルトは身体的に未発達で身長、体
重が少ない年少者には不適当である。そこで、新生児か
ら概ね幼児前期（０〜４歳頃）までを対象とするチャイ
ルドシート及び幼児後期から学童期（略４〜１０歳）ま
でを対象とするジュニアシートが提供されている。ジュ
ニアシートはチャイルドシートに比較して、対象となる
子供の体格がやや大きく姿勢が安定していることから、
一般的に図８に示すようにシートａの両側にガードｂを
一体的に形成するか、ボルト等で固設した形が基本であ
る。使用時には、自動車の座席に載置されたジュニアシ
ートに着座し、ガードｂのシートベルトガイドｃに車の
腰ベルト及び肩ベルトを通して交差させ着用する。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記のごとく、シート
ベルト着用時の安全性には適切な使用が必須であるが、
図８におけるガードｂを高くするほど腰ベルトで腰が充
分に固定され、また肩ベルトによる上半身の固定も確実
になり、衝突時の安全性は高くなる。しかし、ガードを
高くすると乗降の際に不便であり、無理な姿勢で移動し
転倒する恐れがあった。また、ガードが固定されている
ので成長するに従って子供に圧迫感を与え、窮屈な姿勢
を強いることになり、子供の「応諾」が得られずジュニ
アシート着用率の低下を招く恐れがあった。
ベルト着用時の安全性には適切な使用が必須であるが、
図８におけるガードｂを高くするほど腰ベルトで腰が充
分に固定され、また肩ベルトによる上半身の固定も確実
になり、衝突時の安全性は高くなる。しかし、ガードを
高くすると乗降の際に不便であり、無理な姿勢で移動し
転倒する恐れがあった。また、ガードが固定されている
ので成長するに従って子供に圧迫感を与え、窮屈な姿勢
を強いることになり、子供の「応諾」が得られずジュニ
アシート着用率の低下を招く恐れがあった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、シートの両側
にシートベルトガイドを有するガードを立設してなるジ
ュニアシートにおいて、該ガードをシートに対して開閉
自在にしたことを特徴とするジュニアシートを提供する
ものである。本発明のジュニアシートは、シートベルト
着用に適した定位置でガードを固定するためのロック装
置を設けることが好ましい。
にシートベルトガイドを有するガードを立設してなるジ
ュニアシートにおいて、該ガードをシートに対して開閉
自在にしたことを特徴とするジュニアシートを提供する
ものである。本発明のジュニアシートは、シートベルト
着用に適した定位置でガードを固定するためのロック装
置を設けることが好ましい。
【０００５】
【発明の実施の形態】本発明のジュニアシートにおい
て、本発明のジュニアシートにおいて、ガードについて
「定位置」とは、ガードのシートベルトガイドが、子供
の身体をシートベルトで安全に保護することができる適
切な位置にある状態を意味する。また、該ガードが「定
位置」にあるときガードは「閉」じており、それ以外の
状態にあるときは「開」いている。さらに、ガードが閉
じた状態を基準として、シートと両側のガードで形成さ
れる空間をジュニアシートに関して便宜上「内」、それ
以外を「外」という。ガードが「開閉自在」であると
は、シートベルトの使用時等にはシートの両側定位置に
あって「閉」状態になり、使用前及び後などの不要時に
は「開」状態に随意変更できることを意味する。従っ
て、ガードを「開」にすることで本発明のジュニアシー
トへの進入及び退出が容易である。なお、本発明のジュ
ニアシートのガードは開閉自在であることから、「開閉
ガード」とも呼称する。ガードが「ロック可能」である
とは、ガードをシートベルトの着用に適した上記定位置
で適宜、固定しうることを意味する。本発明の開閉ガー
ドはシートへの進入・退出に際して障害にならないこと
から、従来のジュニアシートよりもガードを高くするこ
とができる。安全なガードの高さは使用者（子供）の体
格に応じて変化するが、一般に高い方が好ましく、１５
ｃｍ以上であることがより好ましい。高さ調節が可能な
ガードを用いれば、子供の体格に応じて変化させる事が
できるので好都合であり、本ジュニアシートにはそのよ
うな調節機能を有するガードを用いることもできる。
て、本発明のジュニアシートにおいて、ガードについて
「定位置」とは、ガードのシートベルトガイドが、子供
の身体をシートベルトで安全に保護することができる適
切な位置にある状態を意味する。また、該ガードが「定
位置」にあるときガードは「閉」じており、それ以外の
状態にあるときは「開」いている。さらに、ガードが閉
じた状態を基準として、シートと両側のガードで形成さ
れる空間をジュニアシートに関して便宜上「内」、それ
以外を「外」という。ガードが「開閉自在」であると
は、シートベルトの使用時等にはシートの両側定位置に
あって「閉」状態になり、使用前及び後などの不要時に
は「開」状態に随意変更できることを意味する。従っ
て、ガードを「開」にすることで本発明のジュニアシー
トへの進入及び退出が容易である。なお、本発明のジュ
ニアシートのガードは開閉自在であることから、「開閉
ガード」とも呼称する。ガードが「ロック可能」である
とは、ガードをシートベルトの着用に適した上記定位置
で適宜、固定しうることを意味する。本発明の開閉ガー
ドはシートへの進入・退出に際して障害にならないこと
から、従来のジュニアシートよりもガードを高くするこ
とができる。安全なガードの高さは使用者（子供）の体
格に応じて変化するが、一般に高い方が好ましく、１５
ｃｍ以上であることがより好ましい。高さ調節が可能な
ガードを用いれば、子供の体格に応じて変化させる事が
できるので好都合であり、本ジュニアシートにはそのよ
うな調節機能を有するガードを用いることもできる。
【０００６】本発明のジュニアシートの開閉ガードは任
意の機構を利用して作製することができるが、後述の実
施例に記載のごとく、ガードをその底面でヒンジを介し
てシートに連結することにより上下に開閉するようにす
るか、その後部をシート後方に設けた支軸に軸支させ左
右に開閉するようにすることが好ましい。前者の場合、
ヒンジとしては当業者に既知のものを用いることがで
き、ガードとシートの先端にボス部を有するヒンジ板を
設け、ヒンジピンにより枢着連結する構造であってよ
い。あるいはブロー成形法により、シート、ヒンジ及び
ガードを一体成形することもできる。ブロー成形法によ
るヒンジ部分を含む成形体の製法は既知であり、例え
ば、本出願人による特願平１０−１４８２５１号記載の
方法等がある。後者の場合、シート後部の支軸を起点と
してガード後部を回動自在に支持させる。この場合もブ
ロー成形法でシートおよびガードを成形し適宜連結する
ことができる。
意の機構を利用して作製することができるが、後述の実
施例に記載のごとく、ガードをその底面でヒンジを介し
てシートに連結することにより上下に開閉するようにす
るか、その後部をシート後方に設けた支軸に軸支させ左
右に開閉するようにすることが好ましい。前者の場合、
ヒンジとしては当業者に既知のものを用いることがで
き、ガードとシートの先端にボス部を有するヒンジ板を
設け、ヒンジピンにより枢着連結する構造であってよ
い。あるいはブロー成形法により、シート、ヒンジ及び
ガードを一体成形することもできる。ブロー成形法によ
るヒンジ部分を含む成形体の製法は既知であり、例え
ば、本出願人による特願平１０−１４８２５１号記載の
方法等がある。後者の場合、シート後部の支軸を起点と
してガード後部を回動自在に支持させる。この場合もブ
ロー成形法でシートおよびガードを成形し適宜連結する
ことができる。
【０００７】ロック装置は、シートに対してガードを適
当な開閉度で固定しうることを条件として、任意の形態
をとることができる。また、ヒンジとしてロック付きヒ
ンジを用いてロック装置を兼用してもよい。なお、ロッ
ク装置によりガードを２以上の開閉度で固定できるよう
にすることにより子供の体格の相異や成長に応じてガー
ドの角度を変えることができ、より安全性が高くなると
共に着座時の圧迫感の解消効果がある。
当な開閉度で固定しうることを条件として、任意の形態
をとることができる。また、ヒンジとしてロック付きヒ
ンジを用いてロック装置を兼用してもよい。なお、ロッ
ク装置によりガードを２以上の開閉度で固定できるよう
にすることにより子供の体格の相異や成長に応じてガー
ドの角度を変えることができ、より安全性が高くなると
共に着座時の圧迫感の解消効果がある。
【０００８】以下、本発明の開閉ガード付きジュニアシ
ート（以下、本ジュニアシートという）の実施の形態を
図を参照して説明する。 実施例１ 図１及び図２は本ジュニアシートの１実施態様であり、
シート１の両側に一対のガード２がその底辺でヒンジ３
により開閉自在に設けられており、これらシート１、ガ
ード２及びヒンジ３はブロー成形で一体的に形成されて
いる。Ａはロック装置であり、ロック装置Ａはシート１
背面両側に係止レバー４を回動自在に設け、その先端の
突起５をシート１に対して同側にあるガード２の凹部６
に押圧して嵌め込むことにより機能する。突起５は係止
レバー４と一体的に形成することができる。使用に際し
ては、図２に記載のごとく車のクッションＢに載置し、
仮想線で示したように、凹部６に対する係止レバー４の
係止を解いてガード２を倒し、シート１に着座し、ガー
ド２を立てて係止レバー４の突起５を凹部６に押圧して
嵌めこみ、車に装備されている肩ベルト及び腰ベルト
（図示せず）を相対するガード２のシートベルトガイド
７に通して着用し、身体を安全な態勢に維持する。逆
に、下車時にはシートベルトを解いたのち、いずれか一
方のガイド２の凹部６から係止レバー４の突起５を外し
てガード２を外側に倒すことにより容易にジュニアシー
トから出ることができる。
ート（以下、本ジュニアシートという）の実施の形態を
図を参照して説明する。 実施例１ 図１及び図２は本ジュニアシートの１実施態様であり、
シート１の両側に一対のガード２がその底辺でヒンジ３
により開閉自在に設けられており、これらシート１、ガ
ード２及びヒンジ３はブロー成形で一体的に形成されて
いる。Ａはロック装置であり、ロック装置Ａはシート１
背面両側に係止レバー４を回動自在に設け、その先端の
突起５をシート１に対して同側にあるガード２の凹部６
に押圧して嵌め込むことにより機能する。突起５は係止
レバー４と一体的に形成することができる。使用に際し
ては、図２に記載のごとく車のクッションＢに載置し、
仮想線で示したように、凹部６に対する係止レバー４の
係止を解いてガード２を倒し、シート１に着座し、ガー
ド２を立てて係止レバー４の突起５を凹部６に押圧して
嵌めこみ、車に装備されている肩ベルト及び腰ベルト
（図示せず）を相対するガード２のシートベルトガイド
７に通して着用し、身体を安全な態勢に維持する。逆
に、下車時にはシートベルトを解いたのち、いずれか一
方のガイド２の凹部６から係止レバー４の突起５を外し
てガード２を外側に倒すことにより容易にジュニアシー
トから出ることができる。
【０００９】なお、図１及び図２に示すように凹部６を
２個所又はそれ以上設けると、ガード２の角度を変える
ことで体格に合わせて座席の余裕を調節することが可能
となり、子供が圧迫感や窮屈な思いすることなくシート
ベルトを適切に使用することができる。逆に突起５の数
を増やすことによっても、座席の調節が可能である。
２個所又はそれ以上設けると、ガード２の角度を変える
ことで体格に合わせて座席の余裕を調節することが可能
となり、子供が圧迫感や窮屈な思いすることなくシート
ベルトを適切に使用することができる。逆に突起５の数
を増やすことによっても、座席の調節が可能である。
【００１０】実施例２ 図３及び図４は実施例１に記載の本ジュニアシートの他
の実施態様であり、シート１の両側にガード２が底辺で
ヒンジ３により開閉自在に設けられており、シートベル
トを通すためのシートベルトガイド７が形成されてい
る。Ａはロック装置であり、ガード２先端に設けた中空
又は中実のパイプ８を、係止板９の両端に刻設された係
止溝１０に押圧し嵌めこむことにより固定するよう構成
されている。パイプ８の係止溝１０に当接する部分を他
の部分よりも細くして係止板９が前方に抜け出ないよう
にするとよい。この実施態様の場合には、係止板９をパ
イプ８から外してガード２を外側に倒し、シート上に着
座して係止板９の係止溝１０にパイプ８を嵌めこんでロ
ックし、シートベルトを着用することができる。また、
下車時には係止板９の一方の係止溝１０の係止を解き、
ガード２を外側に倒し、ジュニアシートから容易に出る
ことができる。
の実施態様であり、シート１の両側にガード２が底辺で
ヒンジ３により開閉自在に設けられており、シートベル
トを通すためのシートベルトガイド７が形成されてい
る。Ａはロック装置であり、ガード２先端に設けた中空
又は中実のパイプ８を、係止板９の両端に刻設された係
止溝１０に押圧し嵌めこむことにより固定するよう構成
されている。パイプ８の係止溝１０に当接する部分を他
の部分よりも細くして係止板９が前方に抜け出ないよう
にするとよい。この実施態様の場合には、係止板９をパ
イプ８から外してガード２を外側に倒し、シート上に着
座して係止板９の係止溝１０にパイプ８を嵌めこんでロ
ックし、シートベルトを着用することができる。また、
下車時には係止板９の一方の係止溝１０の係止を解き、
ガード２を外側に倒し、ジュニアシートから容易に出る
ことができる。
【００１１】実施例３ 図５は本ジュニアシートの他の実施態様であり、シート
１の両側にガード２がその底辺で、ロックヒンジ１１に
より開閉自在に設けられている。７はシートベルトを通
すためのシートベルトガイドである。この実施態様の場
合には、ロック装置はロックヒンジ１１に組み込まれて
おり、乗車に際してはシート１に着座した後、ガード２
を立てロックヒンジ１１のロック機構（図示せず）を利
用してガード２を一定位置に固定する。また、降車に際
してはロックを解除しガード２を外側に倒せばよい。シ
ート１に対してロックされるガード２の角度を２段階又
はそれ以上にすることで、実施例１と同様に子供の体格
に合わせて座席の余裕を調節することが可能となる。
１の両側にガード２がその底辺で、ロックヒンジ１１に
より開閉自在に設けられている。７はシートベルトを通
すためのシートベルトガイドである。この実施態様の場
合には、ロック装置はロックヒンジ１１に組み込まれて
おり、乗車に際してはシート１に着座した後、ガード２
を立てロックヒンジ１１のロック機構（図示せず）を利
用してガード２を一定位置に固定する。また、降車に際
してはロックを解除しガード２を外側に倒せばよい。シ
ート１に対してロックされるガード２の角度を２段階又
はそれ以上にすることで、実施例１と同様に子供の体格
に合わせて座席の余裕を調節することが可能となる。
【００１２】実施例４ 図６及び図７は本発明のジュニアシートの他の実施態様
であり、シート１の両側に一対のガード２がその後部で
支軸１２に対して左右に開閉自在に軸支されている。支
軸１２はシート１の後部両側に突設されており、ガード
２の軸受け１３に嵌挿されており、シート１に対してガ
ード２を前後に回動自在に支持する。軸受け９には、ガ
ード２が最も内側の定位置よりも中に回転することを制
止するための回転止め（図示せず）を設けることが好ま
しい。また、ロック装置Ａは、図２に実線で示した位置
以外の仮想線で示した位置においてもロック可能であ
り、子供の体格に応じて適宜調節できる。なお、ロック
装置Ａとしては同様の場合に当該技術分野で用いられる
適当なロック機構を利用することができる。
であり、シート１の両側に一対のガード２がその後部で
支軸１２に対して左右に開閉自在に軸支されている。支
軸１２はシート１の後部両側に突設されており、ガード
２の軸受け１３に嵌挿されており、シート１に対してガ
ード２を前後に回動自在に支持する。軸受け９には、ガ
ード２が最も内側の定位置よりも中に回転することを制
止するための回転止め（図示せず）を設けることが好ま
しい。また、ロック装置Ａは、図２に実線で示した位置
以外の仮想線で示した位置においてもロック可能であ
り、子供の体格に応じて適宜調節できる。なお、ロック
装置Ａとしては同様の場合に当該技術分野で用いられる
適当なロック機構を利用することができる。
【００１３】
【発明の効果】本発明によれば、左右のガードが開閉自
在であるためにガードによる障害なしに乗降することが
でき、ジュニアシートのガードを高くして安全性を向上
することができる。また、子供の体格に合わせてガード
の幅を調節することも可能となり、圧迫感を減少できる
ので子供の応諾を得やすく安全性が向上すると共に、長
期間の使用が可能になるという効果もある。さらには、
ブロー成形法で一体成形することにより、使用しやすく
安全なジュニアシートを安価に供給できるという効果も
ある。
在であるためにガードによる障害なしに乗降することが
でき、ジュニアシートのガードを高くして安全性を向上
することができる。また、子供の体格に合わせてガード
の幅を調節することも可能となり、圧迫感を減少できる
ので子供の応諾を得やすく安全性が向上すると共に、長
期間の使用が可能になるという効果もある。さらには、
ブロー成形法で一体成形することにより、使用しやすく
安全なジュニアシートを安価に供給できるという効果も
ある。
【図１】 実施例１の開閉ガード付きジュニアシートの
全体斜視図である。
全体斜視図である。
【図２】 図１のジュニアシートのガードを開いた状態
を示す側面図である。
を示す側面図である。
【図３】 実施例２の開閉ガード付きジュニアシートの
全体斜視図である。
全体斜視図である。
【図４】 図３のジュニアシートのガードを開いた状態
を示す側面図である。
を示す側面図である。
【図５】 実施例３の開閉ガード付きジュニアシートの
全体斜視図である。
全体斜視図である。
【図６】 実施例４の開閉ガード付きジュニアシートの
全体斜視図である。
全体斜視図である。
【図７】 図６のジュニアシートのガードを開いた状態
を示す平面図である。
を示す平面図である。
【図８】 従来のジュニアシートの全体斜視図である。
１ シート ２ ガード ３ ヒンジ ４ 係止レバー ５ 突起 ６ 凹部 ７ シートベルトガイド ８ パイプ ９ 係止板 １０ 係止溝 １１ ロックヒンジ １２ 支軸 １３ 軸受け Ａ ロック装置 Ｂ クッション
Claims (4)
- 【請求項１】 シートの両側にシートベルトガイドを有
するガードを立設してなるジュニアシートにおいて、該
ガードをシートに対して開閉自在にしたことを特徴とす
るジュニアシート。 - 【請求項２】 シートベルト着用に適した定位置でガー
ドを固定するためのロック装置を設けたことを特徴とす
る請求項１記載のジュニアシート。 - 【請求項３】 ガードが、ヒンジを介してシートに対し
て上下に開閉自在に連結されていることを特徴とする請
求項１又は２記載のジュニアシート。 - 【請求項４】 ガードが、シート後部の支軸を起点とし
てシートに対して左右に開閉自在に連結されていること
を特徴とする請求項１又は２記載のジュニアシート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11220553A JP2001047903A (ja) | 1999-08-03 | 1999-08-03 | 開閉ガード付きジュニアシート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11220553A JP2001047903A (ja) | 1999-08-03 | 1999-08-03 | 開閉ガード付きジュニアシート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001047903A true JP2001047903A (ja) | 2001-02-20 |
Family
ID=16752807
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11220553A Pending JP2001047903A (ja) | 1999-08-03 | 1999-08-03 | 開閉ガード付きジュニアシート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001047903A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014028305A (ja) * | 2011-01-07 | 2014-02-13 | Wonderland Nurserygoods Hong Kong Co Ltd | 補助椅子 |
-
1999
- 1999-08-03 JP JP11220553A patent/JP2001047903A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014028305A (ja) * | 2011-01-07 | 2014-02-13 | Wonderland Nurserygoods Hong Kong Co Ltd | 補助椅子 |
| US8960793B2 (en) | 2011-01-07 | 2015-02-24 | Wonderland Nurserygoods Company Limited | Booster seat |
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