JP2001047904A - シート高調節機構を有するジュニアシート - Google Patents

シート高調節機構を有するジュニアシート

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JP2001047904A
JP2001047904A JP11220555A JP22055599A JP2001047904A JP 2001047904 A JP2001047904 A JP 2001047904A JP 11220555 A JP11220555 A JP 11220555A JP 22055599 A JP22055599 A JP 22055599A JP 2001047904 A JP2001047904 A JP 2001047904A
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JP
Japan
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seat
junior
spacer
adjusting mechanism
height adjusting
Prior art date
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Pending
Application number
JP11220555A
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English (en)
Inventor
Naonari Fukuhara
直成 福原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minoru Kasei Co Ltd
Original Assignee
Minoru Kasei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 広範な年齢層に適用可能なジュニアシートを
提供する。 【解決手段】 シートの両側にシートベルトガイドを有
するガードを立設し、車のクッションに載置して用いる
ためのジュニアシートにおいて、シート下方にシートの
高さを調節するためのスペーサー部を設けたことを特徴
とするジュニアシート。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として幼児後期から
学童期までの子供を、車に装備されたシートベルトを用
いて適切かつ安全に保護するためのジュニアシートに関
する。
【0002】
【従来の技術】乗用車の普及に伴なって安全性を向上さ
せるために様々な装備が設けられている。シートベルト
の着用は運転者や同乗者が積極的に係る安全システムで
あり、非常に高い効果があるが、それは、あくまでも適
切な使用を前提としている。しかるに、車に装備されて
いる標準的なシートベルトは身体的に未発達で身長、体
重が少ない年少者には不適当である。そこで、新生児か
ら概ね幼児前期(0〜4歳頃)までを対象とするチャイ
ルドシート及び幼児後期から学童期(略4〜10歳)ま
でを対象とするジュニアシートが提供されている。ジュ
ニアシートはチャイルドシートに比較して、対象となる
子供の体格がやや大きく姿勢が安定していることから、
一般的に図5に示すようにシートaの両側にガードbを
一体的に形成するかボルト等で固設した形が基本であ
り、使用時には、自動車の座席にこれを載置して子供を
座らせ、ガードbのシートベルトガイドcに車の腰ベル
ト及び肩ベルトを通して交差させる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のごとく、シート
ベルト着用時の安全性は適切な使用が必須であるが、図
5に示す従来のジュニアシートの場合には、シートaの
高さが一定であるために身長の高低に対応できず、適切
な位置でシートベルトを着用するためには必然的に適用
期間が短くならざるを得なかった。また、場合によって
は不適切な高さでシートベルトを着用し安全性が低下す
る恐れがあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、シートの両側
にシートベルトガイドを有するガードを立設し、車のク
ッション上に載置して用いるためのジュニアシートにお
いて、シート下方にシート高調節機構を設けたことを特
徴とするジュニアシートを提供するものである。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明のジュニアシートにおける
シート高調節機構は、シートの高さを調節することがで
きることを条件として任意の機構を利用できるが、シー
ト底面に下方が開口した凹部を設け、該凹部に収納され
かつ凹部開口部から下方に向けて突出自在なスペーサー
を組合せて構成すると好都合である。例えば、方形の凹
部をシート底面に設け、該凹部の相対する側壁に設けた
支軸に、スペーサーを一方の端(固定端部)を中心とし
て揺動自在に支持せしめ、該スペーサーの非固定端部
(自由端部)が凹部から突出しその底面でジュニアシー
トをクッションの上に安定に支持するようにすること
で、スペーサーの凹部から突出する部分の長さに応じて
シートの高さを調節できる。スペーサーは、上方回転時
に凹部に全体が収納され、下方回転したとき自由端部が
凹部から突出するよう適当に屈曲させてプラスチックな
どで形成する。また、スペーサーはシート底面の凹部の
前後又は左右に一対設けると安定性が高く好都合であ
る。
【0006】上記の本発明の好ましい実施態様におい
て、凹部内壁に揺動自在に支持されたスペーサーが該凹
部に収納された状態では、本発明のジュニアシートはシ
ート底面でクッション上に載置されるのでシート位置が
低く、身長の高い子供に適する。一方、スペーサーの固
定端を中心として下方に回転させ自由端部を凹部下方に
突出させた状態では、本発明のジュニアシートは該スペ
ーサーの自由端底面でクッション上に載置されるのでシ
ート位置が高くなり、身長の低い子供に適する。実際に
は、スペーサーを凹部に収納した状態では6〜10歳の
子供、凹部から突出させた状態では3〜7歳の子供に、
それぞれ適したシート高が得られるよう、凹部及びスペ
ーサーの形状、大きさを決定することが好ましい。
【0007】以下、本発明のシート高調節機構を有する
ジュニアシート(以下、本ジュニアシートという)の実
施の形態を図を参照して説明する。 実施例1 図1は本ジュニアシートの1実施態様の全体斜視図であ
る。図1において、1はシートであり、その両側にガー
ド2が立設されている。3はシートベルトガイドであ
る。Aはシート高調節機構であり、シート底面に設けた
凹部4と、該凹部4に収納されかつ凹部4下方に向けて
突出自在なスペーサー5からなる。スペーサー5は凹部
4の相対する左右側壁の前後に設けた支軸6に固定端部
5aで揺動自在に支持されている。この固定端部5aに
は支軸6を嵌挿しうる軸受部が設けられている。図2
は、車のクッションBに載置した本ジュニアシートのス
ペーサー5を凹部4に収納した状態(仮想線)から、固
定端部5aを中心に下方回転させ、その自由端部5bを
凹部4から下方に突出させてその底面でクッションBに
載置した状態を示す側面図である。乗車に際しては、子
供の身長に応じて適宜スペーサー5の位置を決定し、着
座させた後、シートベルトガイド3にシートベルトを通
して着用させることにより、身体を安全な態勢に維持す
ることができる。
【0008】実施例2 図3及び図4は本ジュニアシートの他の実施態様の全体
斜視図及び正面図である。この実施態様のジュニアシー
トは、シート高調節機構Aを、シート1底面に設けた凹
部4と、該凹部4の相対する前後側壁の左右に設けた支
軸6にスペーサー5の固定端部5aを揺動自在に支持せ
しめた以外は実施例1と同様の構造及び機能を有する。
【0009】
【発明の効果】本発明のジュニアシートは高低調節可能
なスペーサー部を有するので子供の身長の変化に応じて
適当な高さでシートベルトを着用させることができ、幅
広い年齢層の子供に安全に使用しうる。さらには、シー
トとスペーサーをブロー成形法で一体成形することによ
り、使用しやすく安全なジュニアシートを安価に供給で
きるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1の全体斜視図である。
【図2】 図1のジュニアシートの側面図である。
【図3】 実施例1のジュニアシートの全体斜視図であ
る。
【図4】 図3の肘掛ガードの正面図である。
【図5】 従来のジュニアシートの全体斜視図である。
【符号の説明】
1 シート 2 ガード 3 シートベルトガイド 4 凹部 5 スペーサー 6 支軸 A シート高調節機構

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートの両側にシートベルトガイドを有
    するガードを立設し、車のクッション上に載置して用い
    るためのジュニアシートにおいて、シート下方にシート
    高調節機構を設けたことを特徴とするジュニアシート。
  2. 【請求項2】 シート高調節機構が、シート底面の下方
    が開口した凹部と、該凹部に収納されかつ凹部下方の開
    口部から突出自在なスペーサーからなることを特徴とす
    る請求項1記載のジュニアシート。
  3. 【請求項3】 凹部の相対する側壁に一対のスペーサー
    を固定端部を中心として揺動自在に支持せしめ、該スペ
    ーサーを下方回転させたとき自由端部が凹部から突出し
    その底面がクッションに当接するようにしたことを特徴
    とする請求項2記載のジュニアシート。
JP11220555A 1999-08-03 1999-08-03 シート高調節機構を有するジュニアシート Pending JP2001047904A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010006364A (ja) * 2008-06-25 2010-01-14 Wonderland Nurserygoods Co Ltd 子供用安全シート
JP2014028305A (ja) * 2011-01-07 2014-02-13 Wonderland Nurserygoods Hong Kong Co Ltd 補助椅子

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US8182035B2 (en) 2008-06-25 2012-05-22 Wonderland Nurserygoods Co., Ltd. Impact absorbing child safety seat
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