JP2001046771A - ベルトループ供給装置 - Google Patents

ベルトループ供給装置

Info

Publication number
JP2001046771A
JP2001046771A JP11224319A JP22431999A JP2001046771A JP 2001046771 A JP2001046771 A JP 2001046771A JP 11224319 A JP11224319 A JP 11224319A JP 22431999 A JP22431999 A JP 22431999A JP 2001046771 A JP2001046771 A JP 2001046771A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
belt loop
seam
cutting
tape material
joint
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11224319A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4336420B2 (ja
Inventor
Yasushi Ono
安志 小野
Masahiko Tanaka
正彦 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Juki Corp
Original Assignee
Juki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Juki Corp filed Critical Juki Corp
Priority to JP22431999A priority Critical patent/JP4336420B2/ja
Publication of JP2001046771A publication Critical patent/JP2001046771A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4336420B2 publication Critical patent/JP4336420B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B35/00Work-feeding or -handling elements not otherwise provided for
    • D05B35/06Work-feeding or -handling elements not otherwise provided for for attaching bands, ribbons, strips, or tapes or for binding
    • D05B35/066Work-feeding or -handling elements not otherwise provided for for attaching bands, ribbons, strips, or tapes or for binding for attaching small textile pieces, e.g. labels, belt loops
    • D05B35/068Work-feeding or -handling elements not otherwise provided for for attaching bands, ribbons, strips, or tapes or for binding for attaching small textile pieces, e.g. labels, belt loops for attaching belt loops

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Sewing Machines And Sewing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 継目処理の際に無駄な動作を行わずロスタイ
ムを極力減らすことができ、従来よりも高い生産性を有
するベルトループ供給装置を提供する。 【解決手段】 ミシン本体12に所定の長さのベルトル
ープを供給するもので、テープ材Tを所定の経路に沿っ
て繰り出す繰出し手段37と、繰出し手段37に接離可
能でテープ材Tを引き出す引出し手段38と、前記所定
の経路の終端近傍に設けられている切断手段34と、前
記所定の経路の途中においてテープ材Tの継目を検出す
る継目検出手段60と、継目検出手段60による検出結
果に応じて、テープ材Tの継目のない部分と継目を含む
部分とを判別し継目排出処理を行う制御部51とを備え
るベルトループ供給装置13において、前記所定の経路
において、継目検出手段60により継目を検出する位置
から切断手段34によりテープ材Tを切断する切断位置
までの距離は、前記所定の長さより長く設定されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ベルトループを
縫製物に縫い付けるミシンに対して、所定の長さに切断
されたベルトループを供給するベルトループ供給装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、ジーンズ、パンツ、スカート
などの縫製物の腰部に、ベルトを通すための複数のベル
トループを縫い付けるミシンが開発されている。このよ
うなミシンは、縫製作業中にミシンベッド上の所定の位
置にベルトループを供給するベルトループ供給装置を有
する。
【0003】ベルトループ供給装置は、ロープ状のベル
トループ材料を繰り出す繰出し手段と、ベルトループ材
料を引き出す引出し手段と、ベルトループ材料を切断す
る切断手段と、ベルトループをミシンまで搬送し供給す
るループ供給手段等を備え、ベルトループの縫製作業時
に以下の一連の動作を繰り返す。まず、ロープ状のベル
トループ材料が繰出し手段によって繰り出されると、た
とえば対向する位置にある引出し手段が繰出し手段に近
づいていき、繰り出されたベルトループ材料の先端をつ
かんで後退する。これによって、繰出し手段と引出し手
段の間に所定長さのベルトループ材料が掛け渡される。
次に、この掛け渡されたベルトループ材料が繰出し手段
の繰出し口で切断手段により切断され、ループ供給手段
が切断されたベルトループ材料(ベルトループ)に近づ
き、これを挟持し、ミシン本体のミシンベッド上に供給
する。
【0004】ところで、上記のようなベルトループ供給
装置で用いられるベルトループ材料は、布を継ぎ合わせ
て長いロープ状に形成されている。継目部分はベルトル
ープとして縫製に用いることができないので排出する必
要があり、そのために継目部分を検出する手段が設けら
れる。
【0005】図8には、上記のような従来のベルトルー
プ供給装置の繰出し手段7を示す。ベルトループ材料T
(2点破線)は、図8において、繰出しローラ7aを有
する繰出し手段7によって繰り出されて、所定の経路を
経て、切断刃4a,4b側に送られる。前記経路の途中
には支点2を中心に回転揺動可能な検出レバー1が設け
られ、該検出レバー1の下端部がベルトループ材料Tの
表面に当接するようになっている。検出レバー1が、通
過するベルトループ材料Tの厚みに応じて揺動すると、
その回転角度がアナログメーターに伝達され、ベルトル
ープ材料の厚さが分かる。継目部分は、他の部分よりも
厚いことから、制御回路等に予めベルトループ材料の厚
さに関するデータを記憶させることによって継目部分を
判別できるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図8に示す従
来のベルトループ供給装置では、切断刃に比較的近いと
ころに検出レバー1が設けられているため継目検出のタ
イミングが遅く、常に継目がない、と想定して、繰出し
手段と引出し手段による前述の作業が行われ、作業の途
中で継目を検出すると、そこで始めて継目排出処理の動
作を行うようになっていた。つまり、継目を含む部分が
繰り出される際にも、繰出し手段7によって繰り出され
たベルトループ材料Tを引出し手段によって引き出して
しまい、その引き出し動作の途中で検出レバー1により
継目が検出されると、引出し手段はベルトループ材料T
を離して元の位置に戻り、次に、継目部分を含むベルト
ループ材料Tを切断刃4a、4bによって切り落とし、
再度ベルトループ材料Tの繰出し、引出しをやり直す。
このようなやり直しを行うことによって、継目部分を排
除する時間の他に、引出し手段が継目検出前にベルトル
ープ先端をつかみに行く動作時間及び継目検出後に元の
位置に戻る動作時間という余分な時間が必要となる。こ
れにともなって、ループ供給手段側も次のベルトループ
が切断されるまでの間、待機しなければならず、サイク
ルタイムが長くなってしまうという問題があった。
【0007】この発明は、上記実状に鑑みてなされたも
ので、継目処理の際に無駄な動作を行わずロスタイムを
極力減らすことができ、従来よりも高い生産性を有する
ベルトループ供給装置を提供することを目的としてい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の請求項1に記載の発明は、図1および図2
に示すように、ベルトループを縫製物に縫い付けるミシ
ン(ミシン本体12)に対して、所定の長さに切断され
たベルトループを供給するもので、布地を継ぎ合わせて
形成したベルトループ材料(テープ材T)を所定の経路
に沿って繰り出す繰出し手段(37)と、前記繰出し手
段に接離可能とし、接近してベルトループ材料の先端を
挟持し、離間して前記ベルトループ材料を引き出す引出
し手段(38)と、前記所定の経路の終端近傍に設けら
れ、前記ベルトループ材料を切断する切断手段(34)
と、前記所定の経路の途中において、前記ベルトループ
材料の継目を検出する継目検出手段(60)と、前記継
目検出手段による検出結果に応じて、前記ベルトループ
材料における継目のない部分と、排除すべき継目を含む
部分とを判別し、継目部分が切断位置を越える位置まで
前記ベルトループ材料を送出して切断する継目排出処理
を施す制御部(51)とを備えるベルトループ供給装置
(13)において、前記所定の経路において、前記継目
検出手段により継目を検出する位置から前記切断手段に
よりベルトループ材料を切断する切断位置までの距離
は、前記所定の長さより長く設定され、前記制御部は、
継目排出処理に際して前記引出し手段の駆動を待たずし
て直ちに繰出し手段を駆動して継目排出処理を施すこと
を特徴とする。
【0009】請求項1に記載の発明によれば、継目検出
手段により継目を検出する位置からベルトループ材料を
切断する切断位置までの距離が、ミシンに供給するベル
トループの長さよりも長いことから、継目のない正常な
ベルトループ材料が切断位置に繰り出されている間に、
後方の継目を検出することができるので、制御部は、排
除すべき継目を含む部分が切断位置に繰り出されるより
も前に、切断位置に近づきつつあることを判別すること
ができる。したがって、制御部は継目排出処理に際して
引出し手段の駆動を待たずして直ちに繰出し手段を駆動
して継目排出処理を行うことができ、従来のように継目
を含む部分について継目のない正常な部分であると仮定
して途中までベルトループを供給するための動作をして
しまうといった無駄な動作を行うことなく、継目のある
部分が切断位置に達すればすかさず排除するように制御
することができるようになり、その結果、ロスタイムが
減り、高い生産性を有するベルトループ供給装置とな
る。
【0010】制御部による判別方法としては、たとえ
ば、継目検出手段が継目を検出したことを受けて、その
継目と切断位置との間のベルトループ材料の長さと、ミ
シンに供給するベルトループの長さ(所定の長さ)とを
比較し、ベルトループ材料が繰出し手段により繰り出さ
れるにともない、継目と切断位置の長さが前記所定の長
さよりも短くなれば、次に継目を含む部分が繰り出され
てくると判断するといった方法が挙げられる。また、ベ
ルトループ材料の継目には、継目のない部分よりも厚い
ものや逆に薄いものもある。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて、図面を参照しながら説明する。図1には、本発明
に係るベルトループ供給装置を備えるベルトループ縫付
けミシンを示した。図1のベルトループ縫付けミシン1
0は、2本針のサイクルミシンであるミシン本体12
と、このミシン本体12の右側方に配設されたベルトル
ープ供給装置13等からなり、縫製テーブル14上に配
設されている。
【0012】ベルトループ供給装置13は、ベルトルー
プ材料であるテープ材Tを所定の長さに切断しベルトル
ープとしたものをミシン本体12に供給するものであ
り、繰出し手段37と、引出し手段38と、切断手段3
4と、ループ供給手段35等を備える。ベルトループ材
料であるテープ材Tは、布地を継ぎ合わせてロープ状に
形成したものである。
【0013】図2には、繰出し手段37、引出し手段3
8、および切断手段34の概略を示した。また、図3に
は、繰出し手段37と引出し手段38との間にテープ材
が渡された状態を示した。繰出し手段37は、繰出しロ
ーラ40、ステッピングモータ44、テープ送出台4
1、継目検出手段60等を備える。繰出しローラ40
は、外周全体に送り歯が形成されたギアであり、テープ
材Tの送出方向に対して直交するようにしてほぼ水平に
配設された回転軸42の一端部に取り付けられている。
ステッピングモータ44は、図2において繰出しローラ
40の右下方に設けられており、その出力軸44aに駆
動用歯付きベルトプーリ45が嵌着されている。前記回
転軸42の他端部には従動用歯付きベルトプーリ43が
嵌着されており、この従動用歯付きベルトプーリ43と
前記駆動用歯付きベルトプーリ45とにタイミングベル
ト46が掛け渡されており、ステッピングモータ44の
回転が繰出しローラ40に伝達されるようになってい
る。ステッピングモータ44は、後述の制御部51(図
4)により所定のタイミングで駆動されるようになって
いる。
【0014】テープ送出台41は斜め方向に平坦な送出
面(図示せず)が形成されているものである。繰出しロ
ーラ40の下方にはこの送出面に連続する平坦な水平面
(図示せず)が形成され、これら送出面と水平面により
テープ材が通る経路が構成される。矢印Aの挿入口から
入れられたテープ材は前記送出面上と前記水平面上を通
って矢印Bから繰り出されるようになっている。繰出し
ローラ40の下方において、テープ材は繰出しローラ4
0と接触した状態であり、繰出しローラ40の回転によ
って、所定長さ分矢印Bから繰り出される。
【0015】継目検出手段60は、継目検出レバー61
を備え、この継目検出レバー61を介してテープ材Tの
厚さを連続的に検出しながら継目を検出するものであ
る。継目検出レバー61は、図2に示すように、U字状
の先端部61bを有し、2カ所において折れ曲がった形
状に形成されており、一方の折れ曲がった部分である折
曲部61aにおいて支持板62に取り付けられている。
継目検出レバー61は、折曲部61aを支点にして回動
可能であるとともに、図示しないバネ部材の作用により
反時計方向に付勢されており、先端部61bが常にテー
プ材Tに接するようになっている。継目検出レバー61
は、テープ材の継目のない部分(正常部分)が通過して
いるときにはあまり回動しないが、正常部分より厚みの
ある継目部分が通過すると先端部61bが押し上げら
れ、比較的大きく回転する。また、継目検出レバー61
の先端部61bがテープ材に接する場所(継目を検出す
る位置)から、後述する可動刃72と固定刃73とによ
ってテープ材が切断される場所(切断位置)までの距離
は、1ベルトループの長さより長く設定されている。
【0016】前記支持板62の裏面には、継目検出レバ
ー61の回転にともなって回転する大ギア63が設けら
れており、この大ギア63は小ギア64に噛合してい
る。この小ギア64はアナログメーター65に取り付け
られている。よって、継目検出レバー61の回転にとも
なう大ギア63の回転が小ギア64により増幅されてア
ナログメーター65に伝達される。アナログメーター6
5は制御部51に接続されており、小ギア64の回転角
の変化量に関する信号を制御部51に送出するようにな
っている
【0017】引出し手段38は、前述の繰出し手段37
により図2のB方向に繰り出されたテープ材をつかみに
行って引き出すものであり、固定アーム101aと可動
アーム101bとからなるつかみアーム101を備え
る。固定アーム101aの先端にはテープ材が乗りやす
いようにわずかに下方に曲げられたつかみ下部103が
形成され、一方可動アーム101bの先端には鉛直方向
に曲げられテープ材を引っかけやすいように鋭い端部を
有するつかみ上部107が形成されている。可動アーム
101bはエアシリンダ110が往復動することにより
上下に揺動するようになっており、それによりつかみ下
部103とつかみ上部107が接離可能となっている。
前記エアシリンダ110は、制御部51により制御され
るつかみアーム用電磁弁111を介して駆動されるよう
になっている。
【0018】つかみアーム101は取付部112に取り
付けられており、この取付部112の下方には駆動ロッ
ド105が固定されている。この駆動ロッド105は、
ステッピングモータからなるつかみアーム用モータ52
(図4)が回転することによって図2の左右方向に往復
駆動されるようになっている。つかみアーム101は、
制御部51の制御の下、所定のタイミングで繰出し手段
37に対して近づいていき(図2の状態)、繰り出され
てきたテープ材を、図3のつかみ位置においてつかみ上
部107とつかみ下部103により挟んでつかむ。そし
て、そのまま図3の後退位置まで後退(図2の左方、図
3の上方)する。このつかみアーム101の動作によ
り、図3に示すように、繰出し手段37と引出し手段3
8との間にテープ材Tが所定長さ渡された状態になる。
【0019】切断手段34は、図2に示すように、切断
用駆動シリンダ71、可動刃72、固定刃73等から構
成される。エアシリンダである切断用駆動シリンダ71
は、駆動シャフト71aを介して可動刃72を上下方向
に駆動するものであり、切断用電磁弁53(図4)によ
り所定のタイミングで駆動されるようになっている。固
定刃73は、テープ材の送出経路の直下であって可動刃
72にほぼ対向する位置に設けられており、前記可動刃
72と固定刃73により、前述のように繰出し手段37
と引出し手段38との間に渡された状態のテープ材が、
図3で示す切断位置で切断されるようになっている。
【0020】ループ供給手段35は、従来周知のベルト
ループ供給装置のように、その先端でテープ材を挟持す
るフォーク200a,200bを備え、このフォーク2
00a,200bをモータ機構やカム機構を用いて駆動
しながら、所定の長さに切断されたテープ材(ベルトル
ープ)をミシン本体12に対して供給するものである。
具体的には、図3に示すように、フォーク200a,2
00bは、繰出し手段37と引出し手段38との間に渡
され、切断手段34により切断されたテープ材T(ベル
トループ)の後方から近づいて挟持し、そのまま前進
し、ミシン本体12のミシンベッド5上に載置された縫
製物Sの所定の位置に供給する。供給後は、後退し、再
びベルトループを挟持するため前進する。なお、フォー
ク200a,200bの後退時の軌道は、繰出し手段3
7、引出し手段38、切断手段34による作業を妨害し
ないように、供給時よりも下方になっている。
【0021】ループ供給手段35においては、前記モー
タ機構を駆動する供給用モータ54(図4)および前記
カム機構を駆動するエアシリンダ(図示せず)を備え、
これらモータおよびエアシリンダを介してフォーク20
0a,200bを所定の軌道に沿って駆動するようにな
っている。これら供給用モータ54およびエアシリンダ
を駆動する供給用電磁弁55は、制御部51により適宜
制御されるようになっている。
【0022】図4には、ベルトループ供給装置13の動
作制御を行う制御回路50のブロック図を示した。制御
システム50は、制御部51と、該制御部51に接続さ
れているステッピングモータ44、つかみアーム用電磁
弁111、つかみアーム用モータ52、切断用電磁弁5
3、供給用モータ54、供給用電磁弁55、アナログメ
ーター65等から構成されるものである。
【0023】制御部51は、CPU(central processi
ng unit)、ROM(read only memory)、RAM(ran
dom access memory)、およびI/Oインターフェース
等を備え、ROMに格納された制御プログラムや制御デ
ータに従い、前記各モータ、電磁弁の動作を制御する。
また、制御部51には継目の有無に対応したテープ材の
厚さに関するデータが記憶されており、そのデータと、
通過するテープ材の厚さに応じた前記継目検出手段60
のアナログメーター65からの信号により、テープ材の
継目の位置を認識し、継目のない部分と継目を含む部分
を判別するようになっている。さらに、制御部51は、
上記の繰出し手段37、引出し手段38、切断手段34
の動作を、ループ供給手段35側の供給動作とともに、
所定のタイミングで制御し、継目のない部分はベルトル
ープとして供給し、継目を含む部分は排除するように制
御する。
【0024】図5、図6には、上記構成を有するベルト
ループ供給装置13において、制御部51の制御の下で
行われる繰出し手段37、引出し手段38、切断手段3
4の制御処理のフローチャートを示した。図5、図6の
制御処理は、たとえば、縫製作業開始とともに始めら
れ、並列して実行される。図5の制御処理は、縫製物に
供給するベルトループ長さXを切断位置から継目までの
長さLと比較することによって、継目のない正常なテー
プ材用の処理(正常処理)と継目を排除する処理(継目
排出処理)とを選択し、テープ材を繰出し切断する制御
処理を示し、一方、図6の制御処理は、継目検出の有無
に応じて前記Lを設定する制御処理を示す。
【0025】まず、図6のステップS8において、テー
プ材の切断位置から継目までの長さLとして最大値を記
憶する処理が行われる。この最大値は、想定される継目
と継目の間隔よりも大きな値を予め定めたものである。
図5のステップS1においては、上記ステップS8で記
憶したLに対して、ベルトループ長さXが小さいか否か
判定する処理が行われる。Lは想定される継目と継目の
間隔よりも大きな値で在ることから、当然XはLより小
さく、その場合、ステップS2に移行する。
【0026】ステップS2〜ステップS5においては正
常処理が行われる。すなわち、ステップS2において、
ステッピングモータ44を介して繰出しローラ40を駆
動する処理が行われ、これによりテープ材が所定長さ繰
り出される。次に、ステップS3において、つかみアー
ム用モータ52およびつかみアーム用電磁弁111を介
して、つかみアーム101を前進させ、テープ材をつか
ませる処理を行う。次いで、ステップS4において、ス
テッピングモータ44を介して繰出しローラ40を駆動
させるともに、つかみアーム用モータ52およびつかみ
アーム用電磁弁111を介して、つかみアーム101を
後退させる処理を行い、ステップS5に移行する。ステ
ップS5においては、切断用電磁弁53を介して、切断
手段34によりテープ材を切断する処理を行い、その
後、ステップS1に戻る。
【0027】一方、図6のフローでは、図5のステップ
S2〜ステップS5の間、繰出しローラ40の駆動処理
(ステップS2、ステップS4)を受けて、ステップS
9、ステップS10の判定が行われる。すなわち、ステ
ップS9において繰出しローラ40の駆動によりテープ
材が繰り出されたか否か判定される。図5のステップS
2、S4によりテープ材が繰り出されていれば、ステッ
プS10に移行し、前記継目検出手段60を介してテー
プ材の継目が検出されたか否か判定される。継目が検出
されればステップS11に移行する。ステップS9にお
いてテープ材が繰り出されていなければ、繰り出される
までステップS9の判定を繰り返す。また、ステップS
10において継目が検出されていないと判定されればス
テップS9に戻る。
【0028】ステップS11では、テープ材の切断位置
から検出された継目までの距離L1を、L値として記憶
する処理が行われる。次いで、ステップS12におい
て、ステップS9同様にテープ材が繰り出されているか
否か判定され、繰り出されていれば、ステップS13に
移行する。ステップS13においては、ステップS12
におけるテープ材の繰出し分の長さL2がL1より減算
され、その減算後の値(L1−L2)を新しいL値とし
て記憶する処理が行われる。ステップS12において、
テープ材が繰り出されていなければ、繰り出されるまで
ステップS12の判定を繰り返す。
【0029】次いで、ステップS14に移行し、図5の
フローにおいて継目排出処理(ステップS6,S7)が
行われた否か判定され、まだ行われていなければステッ
プS12に戻る。再びステップS12の判定の後、ステ
ップS13に移行すると、ステップS13においては、
直前のステップS12で繰り出されたテープ材の長さL
3を(L1−L2)から減算し、その減算後の値(L1
−L2−L3)を新しいL値として記憶する処理が行わ
れる。このようにステップS12〜ステップS14が繰
り返される限り、ステップS13において、直前のステ
ップS12において繰り出されたテープ材の長さを、現
在のL値より減算する処理が続けられる。したがって、
継目検出後のL値はテープ材の繰出しに連れて徐々に小
さくなり、最終的には前記Xよりも小さな値になる。
【0030】図6のフローでステップS11以降の処理
が行われているとき、図5のフローでは、ステップS1
において、Xと、ステップS13において記憶された新
しいL値(L1−L2、L1−L2−L3…)が比較さ
れる。Xが新しいL値より小さければ前述のステップS
2〜ステップS5を経てステップS1に戻る。しかし、
Xが新しいL値より大きくなると、すなわち、テープ材
の継目と切断位置との距離がベルトループの長さより短
くなり、このままベルトループとして準備すると継目を
含むベルトループとなってしまう状態になると、ステッ
プS6に移行する。ステップS6においては、繰出しロ
ーラ40を駆動し継目を切断位置よりも先方に送り出す
処理が行われ、次のステップS7において切断手段34
によって切断する処理が行われ、ステップS1に戻る。
図5のフローでステップS7の処理が済むと、図6のフ
ローでは、ステップS14からステップS8に戻る。
【0031】つまり、図6のフローは、ステップS8〜
ステップS10(フローB1)と、ステップS11〜ス
テップS14(フローB2)に分けられ、継目が検出さ
れない限りフローB1が繰り返され、その間は、図5の
ステップS1におけるL値として前記最大値が用いられ
る。継目が検出されれば、フローB2の処理が継目の処
理が行われるまで繰り返され、ステップS13において
定めるL値が図5のステップS1において用いられるの
である。
【0032】次に、図7と図3に基づいて、継目排出処
理と正常処理を行う場合の繰出し手段37、引出し手段
38、切断手段34およびループ供給手段35の動作の
タイミングについて説明する。図7においては、ベルト
ループ供給装置13で行われるベルトループ供給動作の
1サイクルの中で行われる各作業のタイミングを、時間
の経過にしたがって左から右に向かって示している。
【0033】まず、すでに繰出し手段37と引出し手段
38との間に所定の長さに切断されたテープ材Tが準備
されている状態を最初の状態とする。この状態で、フォ
ーク200a、200bは後方のフォーク後退位置より
前進し、準備されたテープ材のある位置(折込位置)で
停止する。フォーク200a,200bはテープ材を折
り込んで挟持し、再び前進し、ミシン本体の手前の位置
(待機位置)で停止し一旦待機する。フォーク200
a,200bが折込位置から待機位置に向かって前進
し、折込位置からテープ材が無くなると継目排出処理が
行われる。すなわち、繰出しローラ40は、テープ材を
繰り出し、継目が切断位置より先方(図3では上方)に
繰り出された後、停止し、継目を含む部分は切断手段3
4により切断され排除される。
【0034】継目排出処理と一部オーバーラップして、
待機位置で待機していたフォーク200a,200b
は、所定のタイミングで、あるいはスタートスイッチ
(図示せず)の操作により前進し、縫製位置で停止し、
ここでテープ材(ベルトループ)をミシンベッド5上の
縫製物Sに供給する。この供給動作と一部オーバーラッ
プして、前記継目排出処理が終了すると、繰出しローラ
40はテープ材を所定長さ繰り出し停止し、一方、引出
し手段38のつかみアーム101が前進する。フォーク
200a,200bが縫製位置に達した後、つかみアー
ム101はつかみ位置に達し、停止し、テープ材をつか
み、後退する。つかみアーム101の後退に合わせて、
繰出しローラ40はテープ材を繰り出す。フォーク20
0a,200bは縫製位置でベルトループを供給した後
は、後退し、始めのフォーク後退位置で停止する。と同
時に、繰出しローラ40およびつかみアーム101の動
作も停止し、可動刃72が動作しテープ材が切断され、
新たなベルトループが形成される。これにより、フォー
ク後退時には、新たなベルトループが折込位置へと用意
されることになるので、フォークは後退後、直ちに折込
位置へと移動し、それに続く供給動作を行うことができ
る。なお、継目排出処理が行われず、ベルトループ形成
処理のみの場合、図7の継目排出処理を行わずにベルト
ループ形成処理が前倒しで行われる。
【0035】以上のベルトループ供給装置13によれ
ば、継目検出手段60により継目を検出する位置からテ
ープ材Tを切断する切断位置までの距離が、ミシン本体
12に供給するベルトループの長さよりも長いことか
ら、継目のない正常なベルトループが切断位置に繰り出
されている間に、後方の継目を検出することができるの
で、制御部51は、排除すべき継目を含む部分が切断位
置に繰り出されるより前に、切断位置に近づきつつある
ことを認識することができる。したがって、継目を含む
部分が切断位置に達した際にベルトループ形成処理は一
切行わず、最初から排除する処理を行い、図7に示すよ
うに1サイクルの中で継目排出処理とベルトループ形成
処理を行うことができるようになり、無駄な操作をせず
ロスタイムを減らすことができ、高い生産性を有するベ
ルトループ供給装置となる。
【0036】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、継目検
出手段により継目を検出する位置からベルトループ材料
を切断する切断位置までの距離が、ミシンに供給するベ
ルトループの長さよりも長いことから、継目のない正常
なベルトループ材料が切断位置に繰り出されている間
に、後方の継目を検出することができるので、継目判別
手段は、排除すべき継目を含む部分が切断位置に繰り出
されるよりも前に、切断位置に近づきつつあることを判
別することができる。したがって、制御部は継目排出処
理に際して引出し手段の駆動を待たずして直ちに繰出し
手段を駆動して継目排出処理を行うことができ、従来の
ように継目を含む部分について継目のない正常な部分で
あると仮定して途中までベルトループを供給するための
動作をしてしまうといった無駄な動作を行うことなく、
継目のある部分が切断位置に達すればすかさず排除する
ように制御することができるようになり、その結果、ロ
スタイムが減り、高い生産性を有するベルトループ供給
装置となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例としてのベルトループ供給装置を
備えるベルトループ縫付けミシンを示す平面図である。
【図2】図1のベルトループ供給装置の繰出し手段、引
出し手段、切断手段を示す側面図である。
【図3】繰出し手段と引出し手段の間にテープ材が渡さ
れた状態を示す概略図である。
【図4】図1のベルトループ供給装置の動作制御を行う
制御回路を示すブロック図である。
【図5】テープ材を所定の長さのベルトループに切断す
る制御処理のフローチャートを示す。
【図6】継目検出に関する制御処理のフローチャートを
示す。
【図7】継目排出処理の際の繰出し手段、引出し手段、
切断手段、およびループ供給手段の動作のタイミングを
説明するための図である。
【図8】従来のベルトループ供給装置の繰出し手段を示
す側面図である。
【符号の説明】
10 ベルトループ縫付けミシン 12 ミシン本体 13 ベルトループ供給装置 34 切断手段 35 ループ供給手段 37 繰出し手段 38 引出し手段 50 制御回路 51 制御部 60 継目検出手段 61 継目検出レバー T テープ材(ベルトループ材料)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3B150 AA11 AA16 AA22 BA03 BB04 CC01 CE01 CE23 EE01 EE08 EH01 GF02 GF03 JA07 JA13 LA42 LB01 MA16 NA31 NA43 NB12 NB13 NC06 NC18 QA04 QA06 QA07

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベルトループを縫製物に縫い付けるミシ
    ンに対して、所定の長さに切断されたベルトループを供
    給するもので、 布地を継ぎ合わせて形成したベルトループ材料を所定の
    経路に沿って繰り出す繰出し手段と、 前記繰出し手段に接離可能とし、接近してベルトループ
    材料の先端を挟持し、離間して前記ベルトループ材料を
    引き出す引出し手段と、 前記所定の経路の終端近傍に設けられ、前記ベルトルー
    プ材料を切断する切断手段と、 前記所定の経路の途中において、前記ベルトループ材料
    の継目を検出する継目検出手段と、 前記継目検出手段による検出結果に応じて、前記ベルト
    ループ材料における継目のない部分と、排除すべき継目
    を含む部分とを判別し、継目部分が切断位置を越える位
    置まで前記ベルトループ材料を送出して切断する継目排
    出処理を施す制御部とを備えるベルトループ供給装置に
    おいて、 前記所定の経路において、前記継目検出手段により継目
    を検出する位置から前記切断手段によりベルトループ材
    料を切断する切断位置までの距離は、前記所定の長さよ
    り長く設定され、 前記制御部は、継目排出処理に際して前記引出し手段の
    駆動を待たずして直ちに繰出し手段を駆動して継目排出
    処理を施すことを特徴とするベルトループ供給装置。
JP22431999A 1999-08-06 1999-08-06 ベルトループ供給装置 Expired - Fee Related JP4336420B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22431999A JP4336420B2 (ja) 1999-08-06 1999-08-06 ベルトループ供給装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22431999A JP4336420B2 (ja) 1999-08-06 1999-08-06 ベルトループ供給装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001046771A true JP2001046771A (ja) 2001-02-20
JP4336420B2 JP4336420B2 (ja) 2009-09-30

Family

ID=16811898

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22431999A Expired - Fee Related JP4336420B2 (ja) 1999-08-06 1999-08-06 ベルトループ供給装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4336420B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009136487A (ja) * 2007-12-06 2009-06-25 Juki Corp ベルトループ供給装置
CN102373583A (zh) * 2010-08-17 2012-03-14 上海贵衣缝纫设备有限公司 自动裤袢机的送带机构
CN104878524A (zh) * 2014-02-28 2015-09-02 兄弟工业株式会社 供给装置

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102493131B (zh) * 2011-12-03 2012-12-05 宁波舒普机电科技有限公司 一种自动钉襻机的送料装置
CN104878525B (zh) * 2014-02-28 2017-12-01 兄弟工业株式会社 供给装置和缝制系统

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009136487A (ja) * 2007-12-06 2009-06-25 Juki Corp ベルトループ供給装置
CN102373583A (zh) * 2010-08-17 2012-03-14 上海贵衣缝纫设备有限公司 自动裤袢机的送带机构
CN104878524A (zh) * 2014-02-28 2015-09-02 兄弟工业株式会社 供给装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4336420B2 (ja) 2009-09-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2184440C (en) Sewing sleeves on shirt bodies
US5709162A (en) Semi-automatic method to attach circular collars to T-shirts
JP2969489B2 (ja) 袖口自動縫製装置
JPH01270892A (ja) 縫製用の縫目チェーンを生地上に位置決めするための装置と、縫製ステーションに生地を搬送するための装置
JP5117836B2 (ja) ベルトループ供給装置
US5850792A (en) Method and apparatus for sewing sleeves on shirt bodies
JP4336420B2 (ja) ベルトループ供給装置
JP3779921B2 (ja) ボタン穴かがり縫いミシン
JPH05505547A (ja) 自動ラッチバック装置を備えたミシン及びその縫製方法
JP2798887B2 (ja) 玉縁縫い機
WO2019064394A1 (ja) ミシン及び縫製装置、並びに縫製方法
CN107663718A (zh) 缝纫机及缝纫机的控制方法
CN111663253B (zh) 圆状物面料的卷边缝制缝纫机
JPH06126058A (ja) ズボン前立片の縁縫加工装置
JP2000042273A (ja) ベルトループ縫付けミシン
JP3804034B2 (ja) テープ材送給装置
JP2001038082A (ja) テープ材送給動作制御方法およびテープ材送給装置
JPH03168178A (ja) テープ付け空環縫込み装置
CN105463715B (zh) 缝纫机
JPH0531278A (ja) 自動縫製装置
JPH06115531A (ja) 環糸形成機構における糸捕捉成否判別装置
JPS63281681A (ja) 表示リボンの縫着方法及び縫着装置
JP2000237481A (ja) テープ材送給装置
JPH06246080A (ja) テープ状生地の縫着方法
JPH10314479A (ja) ミシン用のベルトループ片供給装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060801

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090129

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090203

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090609

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090629

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120703

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4336420

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120703

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130703

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees