JP2001046021A - 体力増強・疲労回復用素材及びそれを用いた食品 - Google Patents

体力増強・疲労回復用素材及びそれを用いた食品

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JP2001046021A
JP2001046021A JP11226008A JP22600899A JP2001046021A JP 2001046021 A JP2001046021 A JP 2001046021A JP 11226008 A JP11226008 A JP 11226008A JP 22600899 A JP22600899 A JP 22600899A JP 2001046021 A JP2001046021 A JP 2001046021A
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Junichi Wakamatsu
純一 若松
Yoshiko Wada
佳子 和田
Masahiro Numata
正寛 沼田
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 畜肉加工廃液及びその濃縮物である畜肉エキ
スを、酸性から中性領域で電気透析し、畜肉に豊富に含
まれるL−カルニチン及びヒスチジン関連ジペプチド
(カルノシン,アンセリン,バレニン)及びタウリンを
主成分とし、濃縮することによって体力増強・疲労回復
用素材を得ることができる。又、これを含有することに
より体力増強・疲労回復効果のある食品を得ることがで
きる。 【効果】 畜肉抽出物に含まれるL−カルニチンとヒス
チジン関連ジペプチド,タウリンの作用によって、脂肪
の分解を促進し、生体機能を平常に維持し、体力増強・
疲労回復効果が得られた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、体力増強・疲労回
復用素材及びそれを用いた食品に関する。
【0002】
【従来の技術】畜肉製品製造工程で大量に産出する畜肉
加工廃液には、タンパク質やアミノ酸,非蛋白体窒素成
分などが含まれており、ほとんどが廃液処理されてい
る。しかし、これらの廃液は有機物質を多く含むため、
近年の地球環境対策に向け、廃水処理には多大な施設や
経費が必要となり、何らかの有効利用が望まれる。
【0003】一部では濃縮を行ない、調味料向けに畜肉
エキスを販売されるにすぎないが、安価な調味料向けに
製造する場合は相当量の廃液を濃縮しない限り採算が合
わない。このため、高付加価値の商品の開発が望まれ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来ほとん
どが廃棄されている畜産加工廃液から、有用な成分を安
価な手法で採取並びに高純度化することにより、地球環
境保護の面からも、畜産物由来の高付加商品を提供する
ことにある。
【0005】畜肉製品の製造工程において産出される加
工廃液には、冷凍原料等の解凍水,肉色を薄めるための
さらし水,蒸煮や煮沸時の煮汁等が挙げられる。これら
はいずれも衛生的に回収することが可能なため、食品な
どへの応用ができる。
【0006】医薬品を除く体力増強・疲労回復剤とし
て、民間療法的に様々な動植物のエキス等を用いた健康
食品が数多く出回っているが、日常に多食しているもの
は少なく、多量かつ長期的に摂った場合の安全性につい
ては定かでない。
【0007】又、医薬品において、有効成分を特定し、
高度に濃縮したもの及び化学的に合成したものは治療効
果が明確に現れるが、副作用の危険性も考えられる。健
康食品を含む食品では副作用の危険性よりも、長期摂取
における安全性を優先させるべきである。
【0008】本発明は上記課題を解決するためになされ
たものであり、日常的によく食べているものの副産物を
用いて体力増強・疲労回復用素材及びそれを用いた食品
を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の体力増強及び疲
労回復用素材は、一般的に製造されている畜肉製品の加
工廃液を加熱して除蛋白後、無機物を電気透析にて除去
し、濃縮することによって得られる。本発明者らは、畜
肉加工廃液及び濃縮物である畜肉エキスを、酸性から中
性領域で電気透析を行なった場合、無機物のみ除去され
るが、大部分の有機物質は残存し、食肉つまり筋肉由来
のエネルギー代謝関連物質及び生体調節物質についても
ほとんど除去されないことを確認した。
【0010】食肉は昔からご馳走として、滋養強壮効果
のあるものとされていた。実際に食肉効果(Meat
Effect)として、多くの栄養吸収促進効果や生体
調節機能などが報告されている。
【0011】本発明者らは、これら畜肉の生体調節機能
の中から疲労改善・体力増強効果について研究したとこ
ろ、畜肉加工廃液及び濃縮物である畜肉エキスを電気透
析することにより、濃縮して本製品の完成に至った。そ
の結果、食肉つまり筋肉由来のエネルギー代謝関連物質
及び生体調節物質を主成分としたものが得られた。
【0012】本発明は、畜肉加工廃液及び濃縮物である
畜肉エキスを使用することにより、天然のエネルギー代
謝関連物質を、安価に効率よく得ることができる。筋肉
由来のエネルギー代謝関連物質としては、例えばL−カ
ルニチン,生体調節物質としてカルノシン,アンセリ
ン,バレニンなどのヒスチジン関連ジペプチド,タウリ
ンが挙げられる。
【0013】L−カルニチンは脂質代謝、特に脂肪酸の
酸化において、ミトコンドリア内へ脂肪酸を運ぶ役割を
し、脂肪のエネルギーへの燃焼を促進する。体内でも生
合成されるが、強度のスポーツや労働時に、十分量が合
成されているかどうかは不明であり、食事などからの摂
取の有効性が提唱されつつある。
【0014】食品においては動物性食品、特に鳥獣肉に
多く含まれていることが知られており、牛肉には0.1
3%、豚肉には0.7%、鶏肉には0.3%含まれてい
る(多田ら,日本栄養・食糧学会誌,37,13−17
(1984))。
【0015】脂肪は高カロリーかつ高エネルギーな栄養
素であるが、脂肪の構成成分である脂肪酸は、細胞内に
ミトコンドリアに取り込まれて、β−酸化,TCAサイ
クル及び酸化的リン酸化反応を経て、多量の酸素を使用
してATPを生産し、エネルギーとして利用しやすい形
となる。
【0016】しかし、脂肪酸は大きな分子であるため単
独でミトコンドリア膜を通過することはできない。この
ミトコンドリア内への脂肪酸の取り込みにL−カルニチ
ンが必要である。L−カルニチンは、主として脂肪酸を
エネルギー源として使用する心臓や骨格筋に多量に含ま
れている。このため、食品の中で、食肉類に多く含まれ
ている。
【0017】十分な栄養状態下ではL−カルニチンが体
内で生合成され、欠乏症は稀であるが、更に摂取するこ
とにより、血中L−カルニチン濃度を上げ、細胞内への
L−カルニチンの取込量を上昇させて、体内の脂肪のエ
ネルギーへの変換を促進させることができる。
【0018】ここでL−カルニチンは、リジンとメチオ
ニンという2つのアミノ酸からつくられるが、リジンも
メチオニンも必須アミノ酸と呼ばれ、体内では合成でき
ないか、充分量を合成されないため、食物から摂取しな
ければならない。米や小麦などの穀類ではリジンが少な
く、大豆などの豆類ではメチオニンを含む含硫アミノ酸
が少なく制限アミノ酸となっている。
【0019】なお、カルニチンは光学異性体をもってお
り、D−カルニチンは生物学的活性がないばかりでな
く、L−カルニチンに対し拮抗作用を有する。しかし、
天然に存在するものは全てL型であるため、畜肉由来の
カルニチンも全てL型である。
【0020】カルノシン,アンセリンなどのヒスチジン
関連ジペプチドは、骨格筋に多量(約0.1〜0.3
%)に含有されており、いずれの基本構造もβ−アラニ
ンとヒスチジンのジペプチドであり、ヒスチジンのメチ
ル化の有無などにより異なる。
【0021】ヒスチジン関連ジペプチドは、動物種によ
り存在パターンが異なり、ヒトや牛,豚では、カルノシ
ンが大部分を占め、鶏ではアンセリンが大部分を占め
る。生体内での生理機能は不明な部分が多いが、活性酸
素除去などの抗酸化作用やpH緩衝作用が知られてい
る。
【0022】これらヒスチジン関連ジペプチドも生体内
で生合成され、欠乏することはないとされている。しか
し、構成成分の1つであるヒスチジンは、子供では必須
アミノ酸に分類され、食事より摂取されなければならな
いが、野菜や果物類で制限アミノ酸となり不足してい
る。
【0023】又、タウリンは硫黄分子を含む含硫アミノ
酸であり、体中の全ての組織に存在しており、神経伝達
物質,心機能維持,胆汁の分泌などの重要な作用を持つ
ばかりか、降血圧作用やコレステロール低下作用,肝機
能改善作用,解毒作用など多彩な機能の存在が知られて
いる。
【0024】そしてタウリンは生体内で、メチオニンや
シスチンなどから合成されるが、これらは必須アミノ酸
であって、食事より摂取されなければならない。つま
り、十分な栄養状態でなければ、L−カルチニン同様、
不足しがちになるとされている。
【0025】なお、タウリンは生合成以外に食物からか
なりの量が摂取されるが、イカやタコなどの魚介類に特
に豊富に含まれているばかりか、鳥獣肉にも豊富に含ま
れている。
【0026】電気透析は、公知の電気透析装置により行
なわれるが、検討の結果、比較的高濃度の畜産加工廃液
並びに畜肉エキスを中性〜アルカリ性で電気透析を行な
うと、電気透析の進展に伴なう濃縮により、不溶物の析
出が起こり、透析膜の破損などの原因となり得る。一
方、中性〜酸性条件での電気透析においては、電気透析
による濃縮によっても、不溶物の析出はみられず、更に
L−カルチニン,ヒスチジン関連ジペプチド,タウリン
の漏出や分解などが起こらないことがわかった。
【0027】以上のように、畜肉加工廃液並びにその濃
縮物である畜肉エキスを、中性〜酸性条件のpHでの電
気透析により脱塩処理することにより、脂肪(脂肪酸)
の燃焼に必要なL−カルニチンを豊富に含み、カルノシ
ンなどのヒスチジン関連ジペプチド、更にタウリンを豊
富に含むことから、畜肉抽出物に体力増強・疲労回復効
果がある。
【0028】本発明において、L−カルニチンやカルノ
シンなどのヒスチジン関連物質,タウリンの有効投与量
は特に定義はなく、健常成人1日当たり0.1〜500
0mg程度が適当である。又、本発明の対象となる食品
は、本組成物が高い水溶性と分散性を有することから、
固形食品,飲料,錠剤,粉末状,顆粒状など、形態を問
わず利用することができることが特徴である。
【0029】
【実施例】次に実施例を説明する。実施例1 ビーフエキストラクト1500gを3倍量の水を加え、
加温して全て溶解した後、脱色・脱臭の目的として、活
性炭を250g加え、濾過した。なお、濾液のpHは約
5.8である。
【0030】濾液を卓上電気透析装置(マイクロ・アシ
ライザーS3、旭化成工業社製)により、18時間電気
透析を行なった。処理後の溶液に、賦形剤としてデキス
トリンを250g加え、噴霧乾燥して約600gを得
た。
【0031】本組成物の一般成分は、蛋白質60.7
%、脂肪0.1%、水分3.2%、炭水化物他32.4
%であり、L−カルニチン含量は5.0%、カルノシン
含量は4.4%、タウリン含量は4.7%であった。電
気透析処理により、これらの成分の純度は飛躍的に増大
した(図1)。
【0032】実施例2 強力粉100g、薄力粉50g、ベーキングパウダー小
さじ1/4、本組成物5g、バター50g、塩少々、卵
白1個分、冷水大さじ1杯半からなる体力増強・疲労回
復クッキー(約50個分)を製造した。
【0033】本組成物は水溶性が極めて高いことから、
均一に混合され、味のバラツキがなかった。又、酵素処
理を行なっていないため、ペプチド特有の苦みはなく、
濃厚な風味を持つ体力増強・疲労回復クッキーとなっ
た。体力増強・疲労回復クッキー1個当たり60〜65
mgの牛肉抽出物、3.0〜3.3mgのL−カルニチ
ンと、2.6〜2.9mgのカルノシン、2.8〜3.
1gのタウリンが含まれた。
【0034】実施例3 果糖ブドウ糖液糖18.0g、ステビア0.02g、ク
エン酸0.27g、L−アスコルビン酸0.15g、5
倍濃縮柑橘果汁8g及び本組成物6gに、飲料用水を加
えて200mlとし、体力増強・疲労回復オレンジジュ
ースを製造した。
【0035】本組成物は水溶性が高く、加熱殺菌中にも
凝集沈殿反応がみられなかった。又、クッキーと同様に
苦みは感じなかった。体力増強・疲労回復オレンジジュ
ース200ml当たり約4gの牛肉抽出物と、300m
gのL−カルニチンと、265mgのカルノシン、28
0gのタウリンが含まれた。
【0036】実施例4 本組成物6410g、乳糖397g、トウモロコシデン
プン260g、カルボキシメチルセルロース245g、
メチルセルロース150g及びステアリン酸マグネシウ
ム38gを混合して打錠し、1錠300mgの錠剤型体
力増強・疲労回復補助食品を25000錠調製した。
【0037】錠剤型体力増強・疲労回復補助食品6錠当
たり約1000mgの牛肉抽出物と、約50mgのL−
カルニチン、44mgのカルノシン、47gのタウリン
が含まれた。
【0038】次に試験例を説明する。ICR系の雄マウ
スを使用して、運動能力比較試験を行なった。カゼイ
ン,ポテトスターチ,コーン油,セルロース,ミネラル
混合物,ビタミン混合物並びに本組成物を使用した試験
区と、本組成物の代わりにポテトスターチを使用した対
照区で比較検討した。
【0039】蛋白質源としてのカゼイン含量は、飼料1
00g当たり20gに統一した。試験区の本組成物は飼
料100g当たり6gとし、対照区は等量のポテトスタ
ーチとした。コーン油,セルロース,ミネラル混合物,
ビタミン混合物は両群とも等量とした。使用した本組成
物は、L−カルニチンが5%、カルノシンが4.4%、
タウリンが4.7%であったため、試験飼料中には、L
−カルニチンが0.30%、カルノシンが0.26%、
タウリンが0.28%含まれることになる。
【0040】マウスは7週齢で購入し、馴化のため2週
間予備飼育後、各群12匹ずつに分け、実験に供試し
た。飼育期間は5週間とし、飼料及び水は自由摂取とし
た。週に1回、水槽(直径1m、深さ60cm)に、水
温34±0.5℃の水を入れ、エアーポンプにより空気
を送り込み水面を波立たせた。その中に、体重の4%の
おもりを尾部根本に負荷したマウスを入れ、遊泳開始か
ら水面下に頭部を7秒以上沈めるまでの時間を測定し、
遊泳時間とした。
【0041】図2は各週のマウスの遊泳時間を示したグ
ラフであり、縦軸に時間(分)を、横軸に飼育期間と
し、実線が本組成供試区、波線が対照区を示した。図2
からわかるように牛肉抽出物を与えた群の方が、いずれ
の飼育期間において遊泳時間の延長がみられた。以上の
結果より、牛肉抽出物は体力の増強及び疲労を改善する
効果があることがわかった。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば畜
肉加工廃液及びその濃縮物である畜肉エキスを電気透析
して得ることにより、畜肉中に含まれるL−カルニチ
ン,カルノシンなどのヒスチジン関連物質及びタウリン
の作用により、脂肪の分解促進、体内のpH安定作用並
びに心機能維持により、体力増強・疲労回復用素材及び
それを用いた食品としての提供をなし得た。
【図面の簡単な説明】
【図1】電気透析処理による有効成分の純度を比較した
グラフ。
【図2】マウスの遊泳時間を比較したグラフ。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年8月24日(1999.8.2
4)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】畜肉製品製造工程で大量に産出する畜肉
加工廃液には、タンパク質やアミノ酸,非蛋白体窒素成
分などが含まれており、ほとんどが廃棄処理されてい
る。しかし、これらの廃液は有機物質を多く含むため、
近年の地球環境対策に向け、廃水処理には多大な施設や
経費が必要となり、何らかの有効利用が望まれる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正内容】
【0033】本組成物は水溶性が極めて高いことから、
均一に混合され、味のバラツキがなかった。又、酵素処
理を行なっていないため、ペプチド特有の苦みはなく、
濃厚な風味を持つ体力増強・疲労回復クッキーとなっ
た。体力増強・疲労回復クッキー1個当たり60〜65
mgの牛肉抽出物、3.0〜3.3mgのL−カルニチ
ンと、2.6〜2.9mgのカルノシン、2.8〜3.
1mgのタウリンが含まれた。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0035
【補正方法】変更
【補正内容】
【0035】本組成物は水溶性が高く、加熱殺菌中にも
凝集沈殿反応がみられなかった。又、クッキーと同様に
苦みは感じなかった。体力増強・疲労回復オレンジジュ
ース200ml当たり約4gの牛肉抽出物と、300m
gのL−カルニチンと、265mgのカルノシン、28
0mgのタウリンが含まれた。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0037
【補正方法】変更
【補正内容】
【0037】錠剤型体力増強・疲労回復補助食品6錠当
たり約1000mgの牛肉抽出物と、約50mgのL−
カルニチン、44mgのカルノシン、47mgのタウリ
ンが含まれた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 31/205 A61K 31/205 35/34 35/34 38/00 37/18 (72)発明者 沼田 正寛 茨城県北相馬郡守谷町久保ケ丘1丁目2番 伊藤ハム株式会社内 Fターム(参考) 4B018 MD20 MD70 ME02 ME12 ME14 MF01 4C084 AA02 BA01 BA08 BA14 CA25 MA02 MA35 MA41 MA43 NA11 ZA661 4C087 AA01 AA02 AA04 BB47 CA06 CA47 MA02 MA35 MA41 MA43 MA52 NA11 ZA66 4C206 AA01 AA02 FA59 JA08 MA03 MA04 MA55 MA61 MA63 MA72 ZA66

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 畜肉加工廃液及びその濃縮物である畜肉
    エキスを、酸性から中性領域で電気透析することにより
    水溶性ペプチド及び有効水溶性成分からなることを特徴
    とする体力増強・疲労回復用素材及びそれを用いた食
    品。
  2. 【請求項2】 畜肉に含まれるL−カルニチン及びヒス
    チジン関連ジペプチド(カルノシン,アンセリン,バレ
    ニン)及びタウリンを含むことを特徴とする請求項1記
    載の体力増強・疲労回復用素材及びそれを用いた食品。
JP11226008A 1999-08-10 1999-08-10 体力増強・疲労回復用素材及びそれを用いた食品 Pending JP2001046021A (ja)

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