JP2001045621A - ガス絶縁開閉装置 - Google Patents

ガス絶縁開閉装置

Info

Publication number
JP2001045621A
JP2001045621A JP11219655A JP21965599A JP2001045621A JP 2001045621 A JP2001045621 A JP 2001045621A JP 11219655 A JP11219655 A JP 11219655A JP 21965599 A JP21965599 A JP 21965599A JP 2001045621 A JP2001045621 A JP 2001045621A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gis
gas
units
unit
mof
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11219655A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuichi Imai
秀一 今井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissin Electric Co Ltd
Original Assignee
Nissin Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissin Electric Co Ltd filed Critical Nissin Electric Co Ltd
Priority to JP11219655A priority Critical patent/JP2001045621A/ja
Publication of JP2001045621A publication Critical patent/JP2001045621A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Gas-Insulated Switchgears (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 2L−2TR−2MOFからなるGISにお
いて、部品点数を低減し、据え付け面積を縮小化し、保
守・点検の作業効率を向上する。 【解決手段】 GISを構成する機器を複合化すること
により、2つの受電線ごとに受電線回路ユニットU1,
U10、変圧器回路ユニットU2,U9、MOFユニッ
トU3,U8を形成し、前記受電線回路ユニットと前記
変圧器回路ユニットと前記MOFユニットを線対称に隣
接配置し、各機器の操作器及びガス制御装置を同一面に
配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガス絶縁開閉装置
(以下、「GIS」という。)に関し、特に、2L−2
TR−2MOF(2受電線−2変圧器−2MOF)から
なるGISに関する。
【0002】
【従来の技術】受変電設備として、2L−2TR−2M
OFから構成されるGISがある。図1及び図2を用い
て、従来の2L−2TR−2MOFからなるGISを説
明する。図1はGISのスケルトン図である。図2はG
ISのレイアウトを示す平面図である。
【0003】図2のGISのレイアウトに示すように、
GISを構成する各機器は、ほぼ図1のスケルトンに合
わせて配置される。また、一部の機器については、複数
の複合化がされている。つまり、受電線1L,2Lの断
路器DS1と接地開閉器ES1が複合化されて1つの容
器11に収納され、ガス遮断器GCBと接地開閉器ES
2が複合化されて1つのガス遮断器容器12,13に収
納される。
【0004】また、ガス遮断器GCB,断路器DS,接
地開閉器ESを操作するための操作器及び、ガス監視を
するためのガス制御装置は、各機器ごとに配置される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のGISにお
いては、GISを構成する各機器がほぼ図1のスケルト
ンに合わせて配置されている。このため、母線管路など
の部品の数が多くなっている。また、一部の機器につい
ては複合化しているが、殆どの機器は複合化されていな
い。このため、容器、伸縮継手、絶縁スペーサなどの主
要部品の数が多くなり、また、GIS全体の据え付け面
積が大きくなる。さらに、各機器に対する操作器とガス
制御装置が、機器ごとに分散して配置されているため、
保守・点検の作業効率が悪い。
【0006】本発明は、2L−2TR−2MOFからな
るGISにおいて、部品点数を低減し、据え付け面積を
縮小化し、保守・点検の作業効率を向上することを目的
とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するためになされたものである。本発明は、2L−2
TR−2MOFからなるGISにおいて、GISを構成
する機器を複合化することにより、2つの受電線ごとに
受電線回路ユニット、変圧器回路ユニット、MOFユニ
ットを形成し、前記受電線回路ユニットと前記変圧器回
路ユニットと前記MOFユニットを線対称に隣接配置
し、各機器の操作器及びガス制御装置を同一面に配置す
る。
【0008】本発明によれば、GISを構成する各機器
の大部分を複合化することにより、容器などの主要部品
の数を減少させることができる。また、複合化した各ユ
ニットを合理的に配置することにより、引回しのための
母線管路を省略し、GISの据付け寸法をコンパクトに
する。さらに、各機器の操作器及びガス制御装置をGI
Sの一面に集中配置することにより、前記機器の操作及
びガス監視が一方向から集中してできるようになり、保
守・点検の作業効率が向上する。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態について図を用
いて説明する。図3は、本発明を適用したGISのスケ
ルトン図である。図4は、GISのレイアウトを示す平
面図、図5は正面図である。図6〜図8は、各部の側面
を示す図で、図6は受電線管路ユニットの側面、図7は
変圧器管路ユニットの側面、図8は母線区分ユニットの
側面を示す。図9は、MOFユニットとGPTユニット
との接続関係を示す図である。
【0010】本例においては、GISを構成する各機器
が所定の区分ごとにユニット化され、複数のユニットを
組み合わせることによりGISを構成する。各機器の区
分を図3に示す。なお、図3のスケルトン自体は前述の
図1と同一である。受電線回路ユニットU1,U10
は、線路用断路器DS1及び接地開閉器ES1、ガス遮
断器GCB、ガス遮断器点検用接地開閉器ES2を一括
してガス遮断器容器14に収納して構成される。
【0011】変圧器回路ユニットU2,U9は、変圧器
1TR,2TR側のガス遮断器GCB、ガス遮断器点検
用接地開閉器ES2、断路器DS2を一括してガス遮断
器容器15に収納して構成される。MOFユニットU
3,U8は、MOFと、点検用接地開閉器ES3を収納
したMOF接続容器19と、断路器DS3を収納したM
OF接続容器とから構成される。
【0012】GPTユニットU4,U9は、GPTをG
PT容器17に収納して構成される。母線区分ユニット
U5,U6は、断路器DS3及び接地開閉器ES3を一
括して断路器/接地開閉器容器18に収納して構成され
る。各ユニットは、図4、図5に示すように、母線区分
ユニットU5,U6を中心として、左右に、GPTユニ
ットU4,U7、MOFユニットU3,U8、変圧器回
路ユニットU2,U9、受電線回路ユニットU1,U1
0が配置される。
【0013】図6〜図8の側面図にも示されるように、
各機器を操作する操作器とガス監視のためのガス制御装
置が、各ユニットU1〜U10の前面側、即ち同一面側
に配置される。受電線回路ユニットU1,U10と変圧
器回路ユニットU2,U9と母線区分ユニットU5,U
6の前面に、操作器とガス制御装置を収納した操作箱2
1,22,23が配置される。GPTユニットU4,U
7の前面には、ガス制御装置24が配置され、その上部
に、断路器用操作器25と接地開閉器用操作器26が配
置される。
【0014】一方、MOFユニットU3,U8は、独立
した操作箱及び操作部を持たない。MOFユニットU
3,U8内に収納された点検用接地開閉器ES3、断路
器DS3は、図9に示すように、連結機構27により隣
接するGPTユニットU4,U7の各操作器25,26
と連結される。また、ユニット容器のガス配管28は、
GPTユニットU4,U7の前面に配置される。
【0015】各ユニットU1〜U10間は、ユニット上
部の前面側及び背面側に配置された接続用の容器に収納
された母線BUSにより接続される。ケーブルヘッドC
HDの容器31が、受電線回路ユニットU1,U10の
背面側に配置される。受電線回路ユニットU1,U10
とMOFユニットU3,U8とは、前面側に配置された
T形金属容器32,33、直線容器34を通して接続さ
れる。MOFユニットU3,U8と変圧器回路ユニット
U2,U9とGPTユニットU4,U7と母線区分ユニ
ットU5,U6の間は、背面側に配置されたT形金属容
器37,38,39を通して接続される。各接続用の容
器間には、伸縮継手35、絶縁スペーサ36が配置され
る。
【0016】以上のように、各機器をユニット化して一
つの容器に収納したことにより、GIS全体の容器、伸
縮継手、絶縁スペーサの種類及び数を減少させることが
できる。ここで、図1〜図2に示した実施例のGIS
と、図3〜図9に示した実施例のGISとの比較を行う
と、次のようになる。GISのレイアウトの縮小化によ
り、据付面積は、従来例が10500m×6750mで
あったのが、実施例では、10200m×2200mと
なり、従来の32%に減少する。
【0017】部品点数の削減及び部品の共通化により、
容器については、従来例が19種類の容器が必要で、総
数が38であったのが、実施例では17種類で総数34
に減少する。伸縮継手については、従来例が4種類で総
数9であったのが、実施例では1種類で総数7に減少す
る。絶縁スペーサについては、従来例の総数が29であ
ったのが実施例では28に減少する。
【0018】さらには、据付け面積の縮小と部品点数の
削減により、内部導体も、約20%程度削減できる。ま
た、容器数の減少により、これらを支える架台の数も削
減できる。また、GISの操作箱21,22,23、操
作器25,26、ガス制御装置24、ガス配管28など
を、GISの前面側に配置したので、GISの各機器の
操作及びガス監視などの作業は、全てGISの一方の面
において実施できるので、保守・点検の作業効率が向上
する。
【0019】さらに、複数ユニットを一括してトラック
輸送が可能となり、輸送費のコストダウンとなる。ま
た、ユニットの分割箇所が減少するため、出荷時及び現
地搬入後における解体及び組立の作業が不要となる。こ
れは、信頼性の向上にもつながる。なお、以上説明した
例は、母線区分ユニットU5,U6とGPTユニットU
4,U7を含んだ構成となっている。しかしながら、本
発明は、母線区分ユニットU5,U6とGPTユニット
U4,U7のいずれか一方又は両方を省略した受変電設
備に対しても適用可能である。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、2L−2TR−2MO
FからなるGISにおいて、部品点数を低減し、据え付
け面積を縮小化し、保守・点検の作業効率を向上するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のGISのスケルトン図。
【図2】図1のGISのレイアウトを示す平面図。
【図3】本発明を適用したGISのストルトン図。
【図4】本発明を適用したGISのレイアウトを示す平
面図。
【図5】図4のGISの正面図。
【図6】図4のGISの側面図(その1)。
【図7】図4のGISの側面図(その2)。
【図8】図4のGISの側面図(その3)。
【図9】図4のGISのMOFユニットとGPTユニッ
トの操作部及びガス制御装置との配置を示す図。
【符号の説明】
11…容器 12,13…ガス遮断器容器 14,15…ガス遮断器容器 16…MOF接続容器 17…GPT容器 18…断路器/接地開閉器容器 21,22,23…操作箱 24…ガス制御装置 25…断路器用操作器 26…接地開閉器用操作器 27…連結機構 28…ガス配管 31…ケーブルヘッド容器 32,33,37,38,39…T形金属容器 34…直線容器 35…伸縮継手 36…絶縁スペーサ U1,U10…受電線回路ユニット U2,U9…変圧器回路ユニット U3,U8…MOFユニット U4,U7…GPTユニット U5,U6…母線区分ユニット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2受電線−2変圧器−2MOFからなる
    ガス絶縁開閉装置において、 ガス絶縁開閉装置を構成する機器を複合化することによ
    り、2つの受電線ごとに、受電線回路ユニット、変圧器
    回路ユニット、MOFユニットを形成し、 前記受電線回路ユニットと前記変圧器回路ユニットと前
    記MOFユニットを線対称に隣接配置し、 前記機器の操作及びガス監視を一方向から集中してでき
    るように、各機器の操作器及びガス制御装置を同一面に
    配置して構成したこと、 を特徴とするガス絶縁開閉装置。
JP11219655A 1999-08-03 1999-08-03 ガス絶縁開閉装置 Pending JP2001045621A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11219655A JP2001045621A (ja) 1999-08-03 1999-08-03 ガス絶縁開閉装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11219655A JP2001045621A (ja) 1999-08-03 1999-08-03 ガス絶縁開閉装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001045621A true JP2001045621A (ja) 2001-02-16

Family

ID=16738912

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11219655A Pending JP2001045621A (ja) 1999-08-03 1999-08-03 ガス絶縁開閉装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001045621A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9853424B2 (en) 2014-01-20 2017-12-26 Mitsubishi Electric Corporation Gas insulated switching apparatus

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9853424B2 (en) 2014-01-20 2017-12-26 Mitsubishi Electric Corporation Gas insulated switching apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2001024333A1 (en) Gas insulated switch
JP2001045621A (ja) ガス絶縁開閉装置
JP2000224720A (ja) ガス絶縁開閉装置
JP2002078125A (ja) ガス絶縁開閉装置
JP4896786B2 (ja) ガス絶縁開閉装置
JPH0628889Y2 (ja) 常用予備2回線ガス絶縁受電設備
JPS631527Y2 (ja)
JPH1012461A (ja) ガス静止誘導電器
JP2593634Y2 (ja) ガス絶縁開閉装置
JP3173146B2 (ja) ガス絶縁開閉装置
JPH06276623A (ja) 複合型受変電設備
JP2016135004A (ja) ガス絶縁開閉装置
JPH10257620A (ja) ガス絶縁開閉装置
JPH01174205A (ja) ガス絶縁開閉装置
JP2001157332A (ja) ガス絶縁開閉装置
JPH0898347A (ja) ガス絶縁開閉装置
JPH06311612A (ja) ガス絶縁開閉装置
JPH1080014A (ja) 二重母線方式の電気所設備
JP5488918B2 (ja) ガス絶縁開閉装置
JPH0533610U (ja) ガス絶縁開閉装置
JPH02262809A (ja) 集合形変電設備
JP2008312417A (ja) ガス絶縁開閉装置
JPH06276627A (ja) ガス絶縁開閉装置
JPH0530618A (ja) ガス絶縁開閉装置
JPS6318908A (ja) ガス絶縁開閉装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060310

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060411

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060801