JPH06276623A - 複合型受変電設備 - Google Patents

複合型受変電設備

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JPH06276623A
JPH06276623A JP5056795A JP5679593A JPH06276623A JP H06276623 A JPH06276623 A JP H06276623A JP 5056795 A JP5056795 A JP 5056795A JP 5679593 A JP5679593 A JP 5679593A JP H06276623 A JPH06276623 A JP H06276623A
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彰 伊藤
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正文 大島
Toyoichi Tanaka
豊一 田中
Toru Tanimizu
徹 谷水
Masao Saito
雅雄 斉藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】需要家敷地形状に応じて、又は受電形態や増設
要求に応じてレイアウトのし易さに自由度をもたせるこ
とのできる複合型受変電設備を提供することを目的とす
る。 【構成】列盤構成された配電盤ユニットの裏面側に、配
電盤ユニットの長手方向と同方向に変圧器ユニットを、
かつ配電盤ユニットの長手方向と直交する方向に開閉装
置ユニットRを夫々近接配置し、全体をほぼ長方形状に
形成する。 【効果】1回線1バンク方式での基本構成を用いて、各
種の変形に対応できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複合型受変電設備に係
り、特に顧客敷地、あるいは設備形態についての顧客要
望に応じて任意にレイアウトすることの可能な複合型受
変電設備に関する。
【0002】
【従来の技術】大規模なビルディングあるいは工場は、
受変電設備を介して電力会社から電力の供給を受けてお
り、その受電電圧階級により特別高圧需要家又は、高圧
需要家と呼ばれる。ここで、受変電設備とは、変圧器,
開閉装置,電力量計量器,配電盤を主要な機器として構
成されて電力を供給する設備であり、特にこれらの機器
が一体に構成されたものを複合型受変電設備という。係
る複合型受変電設備としては、特開平2−262808 号が知
られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】特別高圧需要家又は、
高圧需要家にとって、受変電設備はその敷地内負荷に電
力を供給する上で重要な設備ではあるが、一般には顧客
敷地の一隅に設置されることが多い。例えば、デパート
等を考えれば、受変電設備は地下等の目立たないところ
に設置されるのが殆どであり、売場面積を最大限に確保
するためにはこれらの受変電設備は、極力小スペースの
ものとすることが要求されている。複合型受変電設備
は、係る背景のもとに変圧器,開閉装置,電力量計量
器,配電盤といった機器を、敷地面積を最小とする観点
からこれらを効率良く配置したものである。
【0004】受変電設備は、一般には需要家の準備した
敷地に設置されるが、この敷地は必ずしも複合型受変電
設備の形状に合致するものではない。このため、需要家
敷地の条件(長方形か,正方形か、又は柱の多い空間
か,外部か)に応じて受変電設備のレイアウトをその都
度設計し直しているのが実情である。また、時として電
力負荷増大に伴い受変電設備の容量増大が要求される。
この場合設置面積は確保されるもののレイアウトの再検
討が必要となる。この問題は、需要家側から見ると受注
から据付け、運転開始までの期間が長くなることを意味
する。また、設備の増設の際の停電時間の拡大を伴う。
【0005】この点に関し、前記の公知例は係る問題点
の解決について充分な検討がされていない。
【0006】以上のことから、本発明の目的とするとこ
ろは需要家敷地形状に応じて、又は受電形態や増設要求
に応じてレイアウトのし易さに自由度をもたせることの
できる複合型受変電設備を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の上記課題は、列
盤構成された配電盤ユニットの裏面側に、配電盤ユニッ
トの長手方向と同方向に変圧器ユニットを、かつ配電盤
ユニットの長手方向と直交する方向に開閉装置ユニット
Rを夫々近接配置し、全体をほぼ長方形状に形成したこ
とで達成される。
【0008】
【作用】上記の構成により、配電盤や開閉装置の操作面
を一面に纏めることが可能であり、各種の変形に対応で
きる。
【0009】
【実施例】受変電設備は、変圧器,開閉装置,電力量計
量器,配電盤を主要な機器として構成されるが、一般に
は2回線2バンク構成とされることが多い。ここで、2
回線2バンク構成とは、図5に示すように2組の変圧器
TR,2組の開閉装置R,1つの電力量計量器(以下単
にPCTという)、複数配電盤群Sで構成されるもので
あり、2組の開閉装置R1,R2から夫々受電した後、
共通のPCTに導入され、PCTから2組の変圧器TR
1,TR2に分岐し、2組の変圧器から複数配電盤群S
を介して負荷に給電するものをいう。この構成におい
て、2回線とは、2組の開閉装置R1,R2から夫々受
電することを意味しており、2バンクとは2組の変圧器
TR1,TR2を備えることをいう。
【0010】なお、この他には、1回線1バンク構成,
1回線2バンク構成,2回線3バンク構成,2回線4バ
ンク構成といったものも有る。この構成の意味するとこ
ろは、2回線2バンク構成についての前記説明から容易
に理解し得る通りであり、例えば2回線3バンク構成と
は2組の開閉装置から夫々受電し、3組の変圧器を備え
ることをいう。なお、これらの構成の更に特殊な組合
せ、あるいはこれらの詳細構成については以下の実施例
の中で詳細に述べる。
【0011】以下、本発明の複合型受変電設備につい
て、基本形である1回線1バンク構成を例にとり説明す
る。図2は1回線1バンク構成の複合型受変電設備の電
気回路を示す。
【0012】図2において、Rは開閉装置、TRは変圧
器、Sは複数配電盤群を示しており、夫々ユニット構成
される。また、この図において、各機器の位置の配置構
成は図示するとおりである。つまり、ほぼ長方形状の開
閉装置ユニットRの一方端から、これに直交する方向に
ほぼ長方形状の変圧器ユニットTRを配置する。また、
開閉装置ユニットRの他方端から、これに直交する方向
にほぼ長方形状の配電盤ユニットSを配置する。そし
て、変圧器ユニットTRと配電盤ユニットSは、開閉装
置ユニットRの長手方向の同一面側に配置される。
【0013】なお、図においてPCTは、通常電力会社
から支給されるものであり、設備据付けの際に別途図示
の位置に配置される。従って、メーカ側では変圧器ユニ
ットTRと、配電盤ユニットSと、開閉装置ユニットR
を図示の位置関係に配置したものを、一括輸送して現地
に据え付け、外部の数個所の電気的接続を行うことで運
用開始できる。
【0014】各ユニット内には、図2に示すように以下
の機器が収納される。まず、開閉装置ユニットRは、外
部電力取り込みのためのケーブルヘッドCH,開閉器D
S,EDS,遮断器GCB,アレスタLA等で構成さ
れ、これらの機器がほぼ長方形状のユニットRに立体配
置されている。変圧器ユニットTRはその内部に変圧器
を収納して、ほぼ長方形状のユニットを形成する。配電
盤ユニットSは、複数の配電盤を段積したものであり、
夫々の配電盤は少なくとも真空遮断器VCBを収納し、
負荷(図示せず)に電力を供給する。なお、特別高圧需
要家の場合に特有に特高操作盤が、また開閉器DS,E
DS、あるいは遮断器GCBの操作用電源として直流電
源装置Dが図示の位置に設置される。
【0015】本発明では以上のように各ユニットが配置
されるため、据付け時には基本的にはPCTと各ユニッ
ト間の接続と、電源又は負荷との接続を行うのみで運用
開始可能である。そして、この単位ユニットの複合型受
変電設備は3(m)×5(m)程度の大きさにできる。ま
た、PCTの大きさを含めても5(m)四方程度にでき
る。
【0016】図2の複合型受変電設備の基本構成は、要
するに列盤構成された配電盤ユニットの裏面側に、配電
盤ユニットの長手方向と同方向に変圧器ユニットを、か
つ配電盤ユニットの長手方向と直交する方向に開閉装置
ユニットRを夫々近接配置し、全体をほぼ長方形状に形
成したものであり、例えば変圧器の一次側をガス絶縁開
閉装置(以下単にGISという)で構成するときの一例
を図1に示している。図1において、開閉装置ユニット
RはGISで構成されており、開閉装置ユニットR内の
開閉器DS,EDS、あるいは遮断器GCBの操作用パ
ネルP(この部分のみがGISでない),GISタンク
R1乃至R4,R9,R10からなる。なお、図1にお
いて、Wは変圧器冷却用のラジエータである。
【0017】図3は、図1の矢視面Aから見たときのG
ISタンクの配置を示しており、縦型タンクR3の下部
からケーブルヘッドCHを介して受電し、水平タンクR
2内の開閉器EDS,縦型タンクR1内の縦型遮断器G
CB,タンクR3とタンクR2の上部空間に設けられた
接続用水平タンクR4,同接続用水平タンクR5,R6
(図1に図示),PCTに接続するための縦型タンクR
7を介してPCTに接続する。縦型タンクR7の一部は
往復導体を含み、PCTの負荷側導体は接続用水平タン
クR6の下部でR6と直交する接続用水平タンクR8,
同接続用水平タンクR9,同接続用水平タンクR10を
介して変圧器TRに接続する。
【0018】図1,図3において、PCTは電力会社か
ら支給される機器であり、タンクR5,R6,R7,R
8は、開閉装置RとPCTとを接続するためのタンクで
あることから、開閉装置Rを構成する機器(P,R1乃
至R4,R9,R10)と、PCTとを接続するための
タンク(R5,R6,R7,R8)とは、別体に製作す
る。そして、開閉装置Rを構成する機器と、変圧器ユニ
ットと、配電盤ユニットとが、一つのユニットとして一
体に構成され、この単位で輸送される。PCTと接続する
ためのタンク(R5,R6,R7,R8)もまた一体に
製作されて、この単位で輸送される。
【0019】本発明にかかるこの構成の特徴は、複合型
受変電設備の各種操作面がユニットの一つの面に集約さ
れていることである。つまり、図4に示したようにB面
に各種の盤(配電盤S,特高操作盤C,直流電源装置
D,開閉装置ユニットRの操作用パネルP)の操作扉が
配置されており、このことが、以下に説明する各種構成
のときのレイアウトの際の自由度を大きくしている。こ
の結果、PCTの設置位置をC面ばかりでなく、C面と
することもできる。
【0020】本発明になる複合型受変電設備の基本構成
は以上のようであり、この基本構成をベースとして、以
下に示す種々の変形を可能とし、顧客敷地、あるいは設
備形態についての顧客要望に応じて任意にレイアウトす
ることを可能とする。
【0021】図5は、2回線2バンク構成の複合型受変
電設備の電気回路を示す図であり、基本的には図1の複
合型受変電設備の基本構成が2組、PCTを中心とする
対象線Y1ーY2を基準として、対象的に配置される点
に大きな特徴を有する。1回線1バンク構成の図1の複
合型受変電設備との相違点は以下のとおりである。
【0022】図1の複合型受変電設備の基本構成が2
組、PCTを中心とする対象線Y1−Y2を基準とし
て、対象的に配置される点。
【0023】PCTと変圧器TR一次回路との間に、
開閉装置Ra2,Rb2を追加し、その内部に開閉器E
DSと遮断器GCBを収納した点。
【0024】特高操作盤Cと、直流電源装置Dは、2
回線2バンク構成の複合型受変電設備に1組有れば良い
ことから、特高操作盤Cをa系列側に配置し、直流電源
装置Dをb系列側に配置した点。
【0025】以上述べたように、図1のC面同士を突合
せ配置したことで、ほぼ基本構成のままで2回線2バン
ク構成の複合型受変電設備が実現可能であり、図から明
らかなように、操作扉は各系列ごとに独立に集中配置さ
れたことで操作性の向上を図っている。
【0026】図6は、図5の複合型受変電設備の開閉装
置RをGISで構成するときの配置図を示している。こ
の複合型受変電設備は全体として8(m)×5(m)程
度の大きさにできることから、ビルディング内に設置す
るときに問題となる柱Lの標準的間隔(6(m))が障害
となることはない。この理由は全体が小さいことと、P
CTの背部空間に柱を置くことで対策している。図6
と、図1及び図3との相違点は、以下のとおりである。
【0027】A面から見たときの最前列のGIS配置
は基本的に同じであり、図1及び図3ではその接続用水
平タンクR5のC面側を封止していたものを、b系列の
接続用水平タンクR4との接続に用いた点。また、図5
の開閉装置ユニットRa1には遮断器GCBの負荷側に
開閉器EDSを追加設置するので、これを図3の水平タ
ンクR4内に収納した点。
【0028】A面から見たときの次の列のGIS配置
は、図7に示すように図3と異なる。この列では、接続
用水平タンクR6から、縦型タンクR7を介してPCT
に接続し、R7の一部に往復導体を収納しており、PC
Tの負荷側導体が接続用水平タンクR8に接続される点
は同じであるが、接続用水平タンクR8はその内部導体
をa系列側とb系列側とに分岐している。図7は説明を
簡便にするためにa系列側のみを示しているが、接続用
水平タンクR9,開閉器EDSを収納する水平タンクR
11,遮断器GISを収納する縦型タンクR12,水平
タンクR11の下部に置かれ、これと直交する接続用水
平タンクR13を介して変圧器に接続する。このタンク
R9,R11,R12,R13が、図5の開閉装置ユニッ
トRa2に相当する。
【0029】図5の配電盤Sa3とSb3の間を接続
し、2組の配電盤の母線を共通母線とするための接続用
のダクトBDを設けた点。
【0030】図8は、図6の2回線2バンク構成の複合
型受変電設備をキュービクル内に設置して屋外配置を可
能としたものであり、(a)は平面図、(b)は正面外観
図を示す。図6では左右両面(図1のB面)に操作扉を
設けていることから、このB面側に点検用の通路を配し
ている。この複合型受変電設備は、全体として8(m)×
11(m)程度の大きさにできる。
【0031】図9は、2回線2バンク構成の複合型受変
電設備を直線配置したときの電気回路を示す図であり、
基本的には図1の複合型受変電設備の基本構成が2組、
A面を中心とする対象線X1−X2を基準として、対象
的に配置される点に大きな特徴を有する。そして、2つ
の対向するA面間にPCTを設置したものである。この
直線配置複合型受変電設備が、1回線1バンク構成の図
1の複合型受変電設備との相違点は以下のとおりであ
る。
【0032】図1の複合型受変電設備の基本構成が2
組,A面を中心とする対象線X1−X2を基準として、
対象的に配置される点。
【0033】2つの対向するA面間にPCTを設置し
た点。
【0034】PCTと変圧器TR一次回路との間に、
開閉装置Ra2,Rb2を追加し、その内部に開閉器E
DSと遮断器GCBを収納した点。
【0035】特高操作盤Cと、直流電源装置Dは、2
回線2バンク構成の複合型受変電設備に1組有れば良い
ことから、特高操作盤Cをa系列側に配置し、直流電源
装置Dをb系列側に配置した点。
【0036】結果的に、a系列とb系列の全ての操作
用扉が同一面に集約された点。
【0037】以上述べたように、図1のA面同士を突合
せ配置したことで、ほぼ基本構成のままで2回線2バン
ク構成の直線配置複合型受変電設備が実現可能であり、
図から明らかなように、操作扉が集中配置されたことで
操作性の向上を図っている。図10は、図9の直線配置
複合型受変電設備の開閉装置RをGISで構成するとき
の配置図を示している。この図から明らかなように、中
央部にPCTが配置され、その両側に2組の複合型受変
電設備を備える。この直線配置複合型受変電設備におい
て、各系列の開閉装置RのGIS構成(Ra1,Ra2)
はほぼ基本構成のままで実現できる。図11,図12に
図10の各系列の開閉装置RのGIS構成を示している
が、これが図1及び図3の開閉装置RのGIS構成と異
なるのは、以下の各点である。
【0038】図11は、図10のGIS配置Ra1を
断面Z1−Z1で見たときの配置を示しており、これは
基本的に図3と同じである。図9の開閉装置ユニットR
a1には遮断器GCBの負荷側に開閉器EDSを追加設
置するので、これを図11の水平タンクR4内に収納し
た点。水平タンクR4が縦型タンクR2の上部で図11
の手前方向に屈曲し、図10のPCT部の水平タンクR
20に接続される点。なお、水平タンクR20は図10
のタンクR5を介してPCTに至る点。また、図10の
PCT部からの戻り導体の配管タンクR21が、縦型タ
ンクR3の上部で図11の奥行き方向に延伸している
点。
【0039】図12は、図10のGIS配置Ra2を
断面Z2ーZ2で見たときの配置を示しており、基本的
に2回線2バンク構成とするときのGIS配置Ra2を
示す図7と同じ構成である。但し、図10のPCT部か
らの戻り導体の配管タンクR21に接続されるタンクR
22が、水平タンクR9の代わりに使用されているのみ
である。
【0040】最後に、PCT部のGIS構成について説
明すると、図10において前述のように開閉装置Ra1
のタンクR4から、R20,R5を介してPCTに至
る。
【0041】PCTからの戻り配管は、タンクR20,
R5の下部空間を経由して縦型タンクR21に至り、G
IS配置Ra1を跨いでGIS配置Raに至る。
【0042】この複合型受変電設備は全体として13
(m)×3(m)程度の大きさにできることから、ビル
ディング内に設置するときに問題となる柱Lの標準的間
隔(6(m))が障害となることはない。
【0043】図13は、図9,図10に示した直線配置
複合型受変電設備の変形例を示す。図9,図10は2回
線2バンク1PCT方式であるが、図13は2回線2バ
ンク2PCT方式としたものである。つまり、PCT
1,PCT2の2組を並列に配置し、これらの間をタン
クR30で接続すると共に、この場合に必要な開閉器E
DSをタンクR5内に設置したものである。
【0044】図14は、図13や図10の直線配置複合
型受変電設備において、操作面を扇形に配置して、運転
員の操作,監視を行いやすくしたものであり、扇形のほ
ぼ中央に運転員の操作のためのコンソールEを配置し、
遠隔操作を可能としている。この場合に、操作面の各所
に適宜の警報表示器が設置され、あるいはコンソールE
上にCRT等が設備される。
【0045】図15と図16は、図1の基本構成を2回
線3バンク方式に適用した事例を示す電気回路図とGI
Sで構成するときの図を示す。ここで、図16におい
て、系列a,bは図6と殆ど同じ構成である。系列cは
図6の系列bのGISのRb2と、配電盤Sbと、変圧
器Trbとから成り、タンクR9につながるタンクR40
を新設して、図6のタンクR8内の導体に接続したのみ
である。なお、特高操作盤Cあるいは直流電源装置Dに
相当する部分Fは、特に必要がないので単なる空間とさ
れ、あるいは必要に応じ適宜補助盤として使用される。
【0046】図17と図18は、図1の基本構成を2回
線4バンク方式に適用した事例を示す電気回路図とGI
Sで構成するときの図を示す。ここで、図18におい
て、系列a,bは図6と殆ど同じ構成である。系列dは
図16の系列cと全く同じ構成を採用しており、タンク
R9につながるタンクR40を新設して、図6のタンク
R8内の導体に相互接続したのみである。なお、特高操
作盤Cあるいは直流電源装置Dに相当する部分Fは、特
に必要がないので単なる空間とされ、あるいは必要に応
じ適宜補助盤として使用される。
【0047】図19と図20は、図1の基本構成を2回
線1バンク方式に適用した事例を示す電気回路図とGI
Sで構成するときの図を示す。この配置は図10におい
て、b系列のGIS配置Rb1のみを残し、またa系列
のGIS配置Ra2が削除されたものである。
【0048】
【発明の効果】本発明によれば、1回線1バンク方式で
の基本構成を踏襲することで、各種の変形に対応できる
ために、特に顧客敷地、あるいは設備形態についての顧
客要望に応じて任意にレイアウトすることの可能な複合
型受変電設備を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の複合型受変電設備の基本構成である1
回線1バンク構成の複合型受変電設備を示す図。
【図2】図1の基本構成の電気回路を示す図。
【図3】図1の複合型受変電設備の開閉装置RをGIS
で構成するときの配置図。
【図4】図1の複合型受変電設備のB面から見たときの
配置図。
【図5】2回線2バンク構成の複合型受変電設備の電気
回路を示す図。
【図6】図5の複合型受変電設備の開閉装置RをGIS
で構成するときの配置図。
【図7】図6において、A面側から見たときの第2列目
のGIS配置を示す図。
【図8】図6の2回線2バンク構成の複合型受変電設備
をキュービクル内に設置して屋外配置とした図。
【図9】2回線2バンク構成の複合型受変電設備を直線
配置したときの電気回路図。
【図10】図9の複合型受変電設備の開閉装置RをGI
Sで構成するときの配置図。
【図11】図10の断面Z1−Z1でのGIS配置を示
す図。
【図12】図10の断面Z2−Z2でのGIS配置を示
す図。
【図13】直線配置の時の2PCT方式の変形例を示す
図。
【図14】直線配置の時の他の変形例を示す図。
【図15】2回線3バンク方式のときの電気回路図。
【図16】図15のGIS配置構成図。
【図17】2回線4バンク方式のときの電気回路図。
【図18】図17のGIS配置構成図。
【図19】2回線1バンク方式のときの電気回路図。
【図20】図19のGIS配置構成図。
フロントページの続き (72)発明者 谷水 徹 茨城県日立市国分町一丁目1番1号 株式 会社日立製作所国分工場内 (72)発明者 斉藤 雅雄 茨城県日立市国分町一丁目1番1号 株式 会社日立製作所国分工場内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】夫々の扉が同一面に設置された複数の盤,
    該複数の盤の前記扉の面と対向する面に沿って配置され
    た変圧器,前記複数の盤の前記扉の面と直交する面に沿
    って配置された開閉装置とを含んで構成される複合型受
    変電設備。
  2. 【請求項2】夫々の扉が同一面に設置された複数の盤
    と、該複数の盤の前記扉の面と対向する面に沿って配置
    された変圧器と、前記複数の盤の前記扉の面と直交する
    面に沿って配置された開閉装置とから構成される複合型
    受変電設備を2組有し、各組の変圧器側の面同士を対向
    配置するとともに、各組の開閉装置を同一面に配置した
    ことを特徴とする複合型受変電設備。
  3. 【請求項3】夫々の扉が同一面に設置された複数の盤
    と、該複数の盤の前記扉の面と対向する面に沿って配置
    された変圧器と、前記複数の盤の前記扉の面と直交する
    面に沿って配置された開閉装置とから構成される複合型
    受変電設備を2組有し、各組の変圧器側の面同士を対向
    配置し、変圧器間に電力量計量器を設置するとともに、
    各組の開閉装置を同一面に配置したことを特徴とする複
    合型受変電設備。
  4. 【請求項4】請求項3記載の複合型受変電設備をキュー
    ビクル内に収納し、複数の盤の前記扉の面側に通路を設
    けたことを特徴とする複合型受変電設備。
  5. 【請求項5】請求項3記載の複合型受変電設備を建屋内
    に設置した複合型受変電設備において、電力量計量器の
    開閉装置と反対の面側に前記建屋の柱を位置付けること
    を特徴とする複合型受変電設備。
  6. 【請求項6】夫々の扉が同一面に設置された複数の盤
    と、該複数の盤の前記扉の面と対向する面に沿って配置
    された変圧器と、前記複数の盤の前記扉の面と直交する
    面に沿って配置された開閉装置とを含んで構成される複
    合型受変電設備を2組有し、各組の開閉装置側の面同士
    を対向配置し、変圧器間に電力量計量器を設置するとと
    もに、各組の前記複数の盤の扉側の面を同一面側に配置
    したことを特徴とする複合型受変電設備。
  7. 【請求項7】請求項6記載の複合型受変電設備におい
    て、変圧器間に2組の電力量計量器を配置したことを特
    徴とする複合型受変電設備。
  8. 【請求項8】請求項6記載の複合型受変電設備におい
    て、各組の前記複数の盤の扉側の面が扇状に屈曲して配
    置されたことを特徴とする複合型受変電設備。
  9. 【請求項9】夫々の扉が同一面に設置された複数の盤
    と、該複数の盤の前記扉の面と対向する面に沿って配置
    された変圧器と、前記複数の盤の前記扉の面と直交する
    面に沿って配置された開閉装置とを含んで構成される複
    合型受変電設備を3組有し、第1組と第2組の変圧器側
    の面同士を対向配置し、変圧器間に電力量計量器を設置
    し、各組の開閉装置を同一面に配置するとともに、第1
    組と第3組の開閉装置側の面同士を対向配置し、これら
    の組の前記複数の盤の扉側の面を同一面側に配置したこ
    とを特徴とする複合型受変電設備。
  10. 【請求項10】夫々の扉が同一面に設置された複数の盤
    と、該複数の盤の前記扉の面と対向する面に沿って配置
    された変圧器と、前記複数の盤の前記扉の面と直交する
    面に沿って配置された開閉装置とから構成される複合型
    受変電設備を4組有し、2組ずつその変圧器側の面同士
    を対向配置し、いずれかの変圧器間に電力量計量器を設
    置し、各組の開閉装置を同一面に配置するとともに、こ
    れらの開閉装置側の面同士を対向配置したことを特徴と
    する複合型受変電設備。
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