JP2008312417A - ガス絶縁開閉装置 - Google Patents
ガス絶縁開閉装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008312417A JP2008312417A JP2007160358A JP2007160358A JP2008312417A JP 2008312417 A JP2008312417 A JP 2008312417A JP 2007160358 A JP2007160358 A JP 2007160358A JP 2007160358 A JP2007160358 A JP 2007160358A JP 2008312417 A JP2008312417 A JP 2008312417A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- unit
- disconnector
- transformer
- bus
- power receiving
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02B—BOARDS, SUBSTATIONS OR SWITCHING ARRANGEMENTS FOR THE SUPPLY OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02B13/00—Arrangement of switchgear in which switches are enclosed in, or structurally associated with, a casing, e.g. cubicle
- H02B13/02—Arrangement of switchgear in which switches are enclosed in, or structurally associated with, a casing, e.g. cubicle with metal casing
- H02B13/035—Gas-insulated switchgear
- H02B13/0352—Gas-insulated switchgear for three phase switchgear
Abstract
【課題】EVT有無によらず標準ユニットで構成され、かつ、全総可搬できるGISを提供することを目的とする。
【解決手段】2回線受電及び2系列変圧器接続用のVCTバイパス回路付きガス絶縁開閉装置であって、第1の変圧器一次ユニット20と、VCTユニット30と、第1の受電回路ユニット40と、第2の受電回路ユニット50と、第2の変圧器一次ユニット60と、断路器ユニット70と、を備えることを特徴とするガス絶縁開閉装置を有する。
【選択図】図9
【解決手段】2回線受電及び2系列変圧器接続用のVCTバイパス回路付きガス絶縁開閉装置であって、第1の変圧器一次ユニット20と、VCTユニット30と、第1の受電回路ユニット40と、第2の受電回路ユニット50と、第2の変圧器一次ユニット60と、断路器ユニット70と、を備えることを特徴とするガス絶縁開閉装置を有する。
【選択図】図9
Description
本発明は、受変電設備に使用されるガス絶縁開閉装置に関し、特に2回線受電及び2系列変圧器接続用のVCTバイパス回路付きガス絶縁開閉装置に関するものである。
ガス絶縁開閉装置(以下「GIS」と言う。)は、接地電位の気密容器内にSF6ガスなどの絶縁性ガスを封入し、その容器内に遮断器、断路器、接地開閉器などの開閉機器類を収納してなるものである。GISは、優秀な絶縁性能により、空気絶縁で構成する開閉装置に比べて、その敷地面積を大幅に縮小することができる。
近年、更なる変電所の建設コストの低減要求があり、GISにも更なる設置面積の縮小化が求められている。
また、GISの構成も、VCTの数、バイパスVCT回路の有無、接続する変圧器の数等により様々な構成があるが、典型的でありかつ複雑な構成として、常用予備2回線受電の1VCT、バイパスVCT回路、及び、2変圧器構成のGISが知られている。この構成のGISは、複雑な機器接続となるため、GISの設置面積が大きくなり易いものである。
従来の常用予備2回線受電の1VCT、バイパスVCT回路、及び、2変圧器構成のGISについて、以下に図を用いて説明する。
図1の単線結線図を構成するGISは、図2のユニット毎に分けたブロック単線結線図に示すように複数のユニットにより構成され、図3の平面図及び図4の断面図に示すように配置される。図示のように、GIS100は、VCTユニット120を中心として、左右にそれぞれ配置される受電・変圧器一次ユニット110、130を、母線管路で繋ぐことで構成される。
また、需要家構内で非常用発電をする場合、GISにEVT(接地計器用変圧器)を備えることが系統連系ガイドライン(経済産業省資源エネルギー庁の指針)で義務付けられているため、上述の常用予備2回線受電の1VCT、バイパスVCT回路、及び、2変圧器構成のGISは、需要家構内に非常用発電機が存在する場合EVTを備える必要がある。
従来の常用予備2回線受電の1VCT、バイパスVCT回路、及び、2変圧器構成のEVT付きGISについて、以下に図を用いて説明する。
図5の単線結線図を構成するEVT付きGISは、図6のユニット毎に分けたブロック単線結線図に示すように複数のユニットにより構成され、図7の平面図及び図8の断面図に示すように配置される。図示のように、GIS200は、VCTユニット220を中心として、左右にそれぞれ配置される受電・変圧器一次ユニット210、230を、母線管路で繋ぐことで構成される。
図5の単線結線図を構成するEVT付きGISは、図6のユニット毎に分けたブロック単線結線図に示すように複数のユニットにより構成され、図7の平面図及び図8の断面図に示すように配置される。図示のように、GIS200は、VCTユニット220を中心として、左右にそれぞれ配置される受電・変圧器一次ユニット210、230を、母線管路で繋ぐことで構成される。
図2〜4、及び、図6〜8からわかるように、GIS100及びGIS200においては、受電ユニットと変圧器一次ユニットが、受電・変圧器一次ユニットとして1つのユニットとして構成されるため、受電・変圧器一次ユニット210、230は、他のユニットに比べて寸法的にも重量的にも大きくなり、横手方向が2,200mmを越えトラックによる搬送が不可能であった。
そのため、GIS100、200は、製作工場で組立て後、トラックによる全装搬送できず、出荷時や現地搬入後のGIS解体・組立作業が生じ、異物混入や損傷等が生じることがあり、さらに、現地における据え付け作業の工期が長くなるという課題があった。
また、寸法が大きいため、GIS使用後に残存する未回収のGIS内のSF6ガス量も増大し、温室効果ガスの大気への放出量も多くなった。
また、受電・変圧器一次ユニットが、GISの構成において、長手方向の両端部に設置され、受電・変圧器一次ユニット間に、接続母線が3本平行に配置される等、機器間の接続構成が複雑であった。そのため、GISを構成するユニットのモジュール化、標準化が困難であった。
さらに、需要家構内に非常用発電設備がある場合と無い場合で、GISに対するEVT取付の有無が発生するが、従来のGISは、EVTの有無によって、VCT前後のDS/ESやバイパスDS、および母線区分DS等の主要構成機器の配置が大きく変わるため、ユニットのモジュール化による部品点数の減少が困難という課題があった。
そこで上記の目的を達成するために、本発明に係るガス絶縁開閉装置は、2回線受電及び2系列変圧器接続用のVCTバイパス回路付きガス絶縁開閉装置であって、ガス絶縁開閉装置の長手方向の端部に配置され、第1の変圧器に接続可能な第1の変圧器一次ユニットと、第2の変圧器に接続可能であり、かつ、第2の変圧器が第1の変圧器に平行して設置可能なように第1の変圧器一次ユニットと長手方向に距離をおいて配置される第2の変圧器一次ユニットと、第1の変圧器一次ユニットと第2の変圧器一次ユニットとの間に配置され、かつ、第1の受電回線用のケーブル又はブッシングに接続する第1の受電回路ユニットと、第1の変圧器一次ユニットと第2の変圧器一次ユニットとの間に配置され、かつ、第2の受電回線用のケーブル又はブッシングに接続する第2の受電回路ユニットと、第1の変圧器一次ユニットと第1の受電回路ユニットとの間に配置されるVCTユニットと、ガス絶縁開閉装置の長手方向の端部に配置され、かつ、第1の変圧器一次ユニットと母線接続する断路器ユニットと、を備えることを特徴とする。
上記断路器ユニットは、接地計器用変圧器と接続可能であってもよく、また、接地計器用変圧器を有していても良い。
さらに、第1の変圧器ユニットは、第1の変圧器に接続可能な第1の遮断部、及び第1の接地開閉付断路器を有し、かつ、第1の接地開閉器付断路器を介して第1の遮断部に接続される断路器ユニット接続用母線を引き出し、VCTユニットは、VCT、及び第2の接地開閉器付断路器を有し、第2の接地開閉器付断路器を介してVCTに接続されるVCT入力母線を引き出し、第1の受電回路ユニットは、第1の受電回線用のケーブル又はブッシングに接続する第1の引き込み部、第3の接地開閉器付断路器、及び第1の断路器を有し、第1の断路器を介して第1の引き込み部に接続されるVCT入力母線及び第3の接地開閉器付断路器を介して受電回路ユニットバイパス用母線を引き出し、第2の受電回路ユニットは、第2の受電回線用のケーブル又はブッシングに接続する第2の引き込み部、第4の接地開閉器付断路器、及び第2の断路器を有し、第2の断路器を介して第2の引き込み部に接続される第2の変圧器一次ユニット接続用母線及び第4の接地開閉器付断路器を介して受電回路ユニットバイパス用母線を引き出し、第2の変圧器一次ユニットは、第2の変圧器に接続可能な第2の遮断部、第3の断路器、及び第4の断路器を有し、第3及び第4の断路器を介して第2の遮断部に接続される第2の変圧器一次ユニット接続用母線を引き出し、断路器ユニットは、第5の接地開閉器付断路器を有し、第5の接地開閉器付断路器を介して接地計器用変圧器に接続される断路器ユニット接続用母線を引き出すことが可能である。
上記第1〜第4の接地開閉器付断路器は、導体部が回転して、接地、開極及び閉極のいずれかのポジションをとる接地開閉器付断路器であっても良い。また、上記第1〜第3の断路器は、導体部が回転して、開極及び閉極のいずれかのポジションをとる断路器であっても良い。
本発明によるGISは、受電ユニットは変圧器一次ユニットと分かれ、GISの中央部に配置されたため、各ユニット間を横断する母線接続箇所が減り、横手方向の長さを短縮することが可能となった。
本発明によるGISは、回転型であるため省スペース型の接地開閉器付断路器、及び/又は、断路器を母線と共に収納することで、接地開閉器付断路器又は断路器用のユニットの数を低減したため、GISを小型化、低コスト化することができる。
また、本発明によるGISは、小型化されたため、GIS廃棄時に残存する未回収のGIS内のSF6ガス量を少なくすることができ、地球環境の保護に寄与することができる。
さらに、本発明によるGISは、設置面積及び高さの低下、それに伴う軽量化により、GISの製作工場から現地にトラックにて全装可搬が可能となったため、出荷時や現地搬入後の解体・組立作業が減少し、現地における据え付け作業の工期短縮と、解体・組立作業における異物混入や損傷を防ぐ等の信頼性向上を図ることができる。
また、本発明によるGISは、EVT付GISの場合でも、EVT無しGISの場合でも、GISを構成する全ユニットが共通して利用可能であるため、ユニットのモジュール化又は標準化が行え、部品数低下による製作コストの低下、及びユニットの在庫化等によるGIS製作工期短縮を図ることができる。
図9を用いて、本発明に係るGISをユニット毎に分けて表示したブロック単線結線図について説明する。本例のGISの単線結線図は、図5に示したとおりである。
本例のGIS10は、変圧器一次ユニット20、VCTユニット30、受電回路ユニット40、50、変圧器一次ユニット60、断路器ユニット70を有する。
本例のGIS10は、変圧器一次ユニット20、VCTユニット30、受電回路ユニット40、50、変圧器一次ユニット60、断路器ユニット70を有する。
図示されるように、GIS10は、長手方向において左から順番に変圧器一次ユニット20、VCTユニット30、受電回路ユニット40、50、変圧器一次ユニット60、断路器ユニット70を連結配置することで構成される。
図10は、本発明に係るGISの平面図、図11は本発明に係るGISの断面図である。
各ユニットは、前面部に、各ユニットの操作盤22、42、52、62が設置される。監視装置や機器操作機構が操作盤の中に組み込まれているため、操作や監視が容易に行えるようになっている。また、短手寸法が2,190mm、長手寸法が6,200mm、また、重さは20トン未満(変圧器一次ユニット(3.0トン)、VCTユニット(3.9トン)、受電回路ユニット(3.0トン)、断路器ユニット(3.0トン))となっており、GIS10は、クレーンで持ち上げ、大形トラックの荷台に載せることが可能な寸法及び重さである。
各ユニットは、前面部に、各ユニットの操作盤22、42、52、62が設置される。監視装置や機器操作機構が操作盤の中に組み込まれているため、操作や監視が容易に行えるようになっている。また、短手寸法が2,190mm、長手寸法が6,200mm、また、重さは20トン未満(変圧器一次ユニット(3.0トン)、VCTユニット(3.9トン)、受電回路ユニット(3.0トン)、断路器ユニット(3.0トン))となっており、GIS10は、クレーンで持ち上げ、大形トラックの荷台に載せることが可能な寸法及び重さである。
図12を用いて、変圧器一次ユニット20の断面図について説明する。
変圧器一次ユニット20は、操作盤22、母線容器24、遮断部26、断路器ユニット70との接続母線BUSを格納する母線管路27を収納する。
母線容器24は、VCTユニット30に接続される母線BUS、接地開閉器付断路器DS/ES、断路器DSを収納する。母線BUSは、接地開閉器付断路器DS/ES及び断路器DSを介して、遮断部26に接続される。また、母線BUSは、接地開閉器付断路器DS/ESを介して、母線管路27内の母線BUSに接続される。母線管路27内の母線BUSは、母線管路を介して断路器ユニット70に接続される。
変圧器一次ユニット20は、操作盤22、母線容器24、遮断部26、断路器ユニット70との接続母線BUSを格納する母線管路27を収納する。
母線容器24は、VCTユニット30に接続される母線BUS、接地開閉器付断路器DS/ES、断路器DSを収納する。母線BUSは、接地開閉器付断路器DS/ES及び断路器DSを介して、遮断部26に接続される。また、母線BUSは、接地開閉器付断路器DS/ESを介して、母線管路27内の母線BUSに接続される。母線管路27内の母線BUSは、母線管路を介して断路器ユニット70に接続される。
遮断部26は、遮断器CB、接地開閉器ESを収納し、変圧器接続容器28に接続される。変圧接続容器28は、GIS10の外部に設置される変圧器に直接接続可能であり、また、図示されていないがケーブル接続も可能である。
なお、図12では、3相分のBUSのうち、1相のBUSについて、接地開閉器付断路器DS/ES等の機器との繋がりを表しているが、他の2相についても、全く同様に機器が備え付けられている。
図13を用いて、変圧器一次ユニット20内の接地開閉器付断路器DS/ES及び断路器DSについて説明する。
接地開閉器付断路器DS/ESは、導体部21A、接地開閉器21B、BUS接続導体部21Cを有し、導体部21Aが回転し、導体部21Aを接地開閉器21Bに投入する接地ポジション、導体部21Aを接地開閉器21B及びBUS接続導体部21Cのいずれにも投入しない開極ポジション、導体部21AをBUS接続導体21Cに投入する閉極ポジションの3つのポジションを切り替えることができる。
このように、本発明に係る接地開閉器付断路器DS/ESは、導体部21Aを回転して接地、開極、閉極の3つのポジションをとることができ、母線容器24内に接地開閉器ES、断路器DSを各々設置する場合と比べ収納スペースをとらず、接地開閉器付断路器DS/ES用の専用容器を必要とすることなく、母線BUSと共に母線容器24内に設置することができる。
接地開閉器付断路器DS/ESは、導体部21A、接地開閉器21B、BUS接続導体部21Cを有し、導体部21Aが回転し、導体部21Aを接地開閉器21Bに投入する接地ポジション、導体部21Aを接地開閉器21B及びBUS接続導体部21Cのいずれにも投入しない開極ポジション、導体部21AをBUS接続導体21Cに投入する閉極ポジションの3つのポジションを切り替えることができる。
このように、本発明に係る接地開閉器付断路器DS/ESは、導体部21Aを回転して接地、開極、閉極の3つのポジションをとることができ、母線容器24内に接地開閉器ES、断路器DSを各々設置する場合と比べ収納スペースをとらず、接地開閉器付断路器DS/ES用の専用容器を必要とすることなく、母線BUSと共に母線容器24内に設置することができる。
断路器DSも、導体部23Aが回転し、導体部23AをBUS接続導体部23Bに投入しない開極ポジション、導体部23AをBUS接続導体部23Bに投入する閉極ポジションの2つのポジションを切り替えることができる。このように、本発明に係る断路器DSは、回転して開極、閉極のポジションをとることができ、母線容器24内に導体部を往復動作により開閉させる通常の断路器を設置する場合と比べ収納スペースをとらないため、断路器用の専用容器を必要とすることなく、母線容器24内に設置することができる。
このように、本発明に係るGISが有する接地開閉器付断路器DS/ES、断路器DSは、小型であり、収納スペースをとらないため、GISの容器全体を省スペース化することを可能とする。また、後述するGISに含まれる接地開閉器付断路器DS/ES、及び断路器DSは、全て上述に説明した回転型の接地開閉器付断路器DS/ES、及び断路器DSである。
図14を用いて、VCTユニット30の断面図について説明する。
VCTユニット30は、母線容器34、VCT36を収納する。また、母線容器34の後方にある母線管路37は、上述した母線管路27と接続されており、変圧器一次ユニット20から断路器ユニット70への接続母線BUSを収納する。
VCTユニット30は、母線容器34、VCT36を収納する。また、母線容器34の後方にある母線管路37は、上述した母線管路27と接続されており、変圧器一次ユニット20から断路器ユニット70への接続母線BUSを収納する。
母線容器34は、VCT36に接続される母線BUS、接地開閉器付断路器DS/ESを収納する。VCT36への入力用母線BUSが接地開閉器付断路器DS/ESを介して、VCT36に接続される。なお、ここで図示されないが、母線容器34は、VCT36からのVCT出力母線を収納し、このVCT出力母線は、図12において説明されたVCTから変圧器一次ユニット20の母線容器24内の母線BUSである。
図15を用いて、受電回路ユニット40の断面図について説明する。
受電回路ユニット40は、操作盤42、母線容器44、遮断部46、受電回路ユニット50との接続母線BUSを格納する母線管路48を収納する。また、母線容器44の後方にある母線管路47は、上述した母線管路37と接続されており、変圧器一次ユニット20から断路器ユニット70への母線BUSを収納する。
受電回路ユニット40は、操作盤42、母線容器44、遮断部46、受電回路ユニット50との接続母線BUSを格納する母線管路48を収納する。また、母線容器44の後方にある母線管路47は、上述した母線管路37と接続されており、変圧器一次ユニット20から断路器ユニット70への母線BUSを収納する。
母線容器44は、VCTユニット30に接続される母線BUS、接地開閉器付断路器DS/ES、断路器DSを収納する。母線BUSは、断路器DSを介して、遮断部46に接続される。また、母線BUSは、接地開閉器付断路器DS/ESを介して、母線管路48内の母線BUSに接続される。
遮断部46は、遮断器CB、接地開閉器ES、避雷器LA、及び接地開閉器付断路器DS/ESを収納し、変流器CTが付いたケーブルヘッドCHDが接続される。また、後述するが、遮断部46は、ブッシング接続可能である。
図16を用いて、受電回路ユニット50の断面図について説明する。
受電回路ユニット50は、操作盤52、母線容器54、遮断部56、受電回路ユニット40との接続母線BUSを格納する母線管路58を収納する。また、母線容器54の後方にある母線管路57は、上述した母線管路47と接続されており、変圧器一次ユニット20から断路器ユニット70への母線BUSを収納する。
受電回路ユニット50は、操作盤52、母線容器54、遮断部56、受電回路ユニット40との接続母線BUSを格納する母線管路58を収納する。また、母線容器54の後方にある母線管路57は、上述した母線管路47と接続されており、変圧器一次ユニット20から断路器ユニット70への母線BUSを収納する。
母線容器54は、母線管路58の受電回路ユニット40からの母線BUSを引き込み、接地開閉器付断路器DS/ES、断路器DS、変圧器一次ユニット60に接続される母線BUSを収納する。受電回路ユニット40からの母線BUSは、接地開閉器付断路器DS/ESを介して、母線管路58内の母線BUSに接続され、さらに、断路器DSを介して遮断部56に接続される。
遮断部56は、遮断器CB、接地開閉器ES、避雷器LA、及び接地開閉器付断路器DS/ESを収納し、変流器CTが付いたケーブルヘッドCHDが接続される。また、後述するが、遮断部56は、ブッシング接続可能である。
図17を用いて、変圧器一次ユニット60の断面図について説明する。
変圧器一次ユニット60は、操作盤62、母線容器64、遮断部66、断路器ユニット70に接続する母線BUSを格納する母線管路68を有する。また、母線容器64の後方にある母線管路67は、上述した母線管路57と接続されており、変圧器一次ユニット60から断路器ユニット70への接続母線BUSを収納する。
変圧器一次ユニット60は、操作盤62、母線容器64、遮断部66、断路器ユニット70に接続する母線BUSを格納する母線管路68を有する。また、母線容器64の後方にある母線管路67は、上述した母線管路57と接続されており、変圧器一次ユニット60から断路器ユニット70への接続母線BUSを収納する。
母線容器64は、受電回路ユニット50に接続される母線BUS、2つの断路器DSを収納する。母線管路68の母線BUSは、母線容器64内の断路器DSを介して、遮断部66に接続される。また、母線管路68の母線BUSは、断路器DSを介して、母線容器64内の接続母線BUSに接続される。
遮断部66は、1つの遮断器CB、2つの接地開閉器ESを収納し、変圧器接続容器69に接続される。変圧接続容器69は、GIS10の外部に設置される変圧器に直接接続可能であり、また、ケーブル接続も可能である。
図18を用いて、断路器ユニット70の断面図について説明する。
断路器ユニット70は、操作盤71、72、上部母線容器74、下部母線容器76、上部EVT77、下部EVT78を有する。
断路器ユニット70は、操作盤71、72、上部母線容器74、下部母線容器76、上部EVT77、下部EVT78を有する。
上部母線容器74は、変圧器一次ユニット20に母線回路を介して接続される母線BUS、接地開閉器付断路器DS/ESを収納する。上部母線容器74の母線BUSは、上部EVT77及び接地開閉器付断路器DS/ESに接続される。
下部母線容器76は、変圧器一次ユニット60に接続される母線BUS、接地開閉器付断路器DS/ESを収納する。上部母線容器74の接地開閉器付断路器DS/ESからの出力は、下部母線容器76の接地開閉器付断路器DS/ESを介して、下部EVT78及び母線BUSに接続される。
図19は、EVT無しのGISのユニット毎に分けた単線結線図である。EVT付きGISのユニット毎に分けた単線結線図である図9と比較するとわかるように、断路器ユニット70が、EVT無しの断路器ユニット80に変更されただけで、他のユニット20〜60は、単線結線図において変更は無い。
図20は、EVT無しの断路器ユニット80の断面図である。図19を用いて、EVT無しの断路器ユニット80について説明する。
断路器ユニット80は、上部母線容器84、下部母線容器86を有する。上部母線容器84は、変圧器一次ユニット20に母線回路を介して接続される母線BUS、接地開閉器付断路器DS/ESを収納し、下部母線容器86は、変圧器一次ユニット60に接続される母線BUS、接地開閉器付断路器DS/ESを収納する。
断路器ユニット80は、上部母線容器84、下部母線容器86を有する。上部母線容器84は、変圧器一次ユニット20に母線回路を介して接続される母線BUS、接地開閉器付断路器DS/ESを収納し、下部母線容器86は、変圧器一次ユニット60に接続される母線BUS、接地開閉器付断路器DS/ESを収納する。
上部母線容器84の母線BUSは、上部母線容器84内の接地開閉器付断路器DS/ES、及び、下部母線容器84内の接地開閉器付断路器DS/ESを介して、変圧器一次ユニット60に接続される母線BUSに接続される。
このように、EVTの有無によるGISの構成の変更は、断路器ユニットにEVT追加又は除去し、それに伴い、母線容器74、76又は母線容器84、86内の機器の変更を行わなくても対応可能である。さらに、このEVTの有無によるGISの構成の変更は、GIS全体の設置面積、重量に、殆ど影響を与えないため、EVTの有無により、GISの搬送、工場での組立工事、現地における据え付け作業等の変更を生じさせるものではない。
図21は、変圧器と接続した本発明によるGISを表す平面図である。
図示のように、GIS10の変圧器一次ユニット20は、変圧器83と、変圧器一次ユニット60は、変圧器82とケーブルを介さず直接接続可能である。これは、変圧器一次ユニット20及び変圧器一次ユニット60が、変圧器82、83をGISに直接接続可能なように、配置されているためである。
このように、本発明によるGIS10は、変圧器82、83がGIS10にケーブルを介さず直接接続することで、変圧器及びGISの設置面積を減少することができる。
図示のように、GIS10の変圧器一次ユニット20は、変圧器83と、変圧器一次ユニット60は、変圧器82とケーブルを介さず直接接続可能である。これは、変圧器一次ユニット20及び変圧器一次ユニット60が、変圧器82、83をGISに直接接続可能なように、配置されているためである。
このように、本発明によるGIS10は、変圧器82、83がGIS10にケーブルを介さず直接接続することで、変圧器及びGISの設置面積を減少することができる。
図22は、変圧器と接続し、かつ、ブッシング接続した場合の本発明に係るGISを表す平面図である。
図示のように、GIS10がブッシング92、94に接続した場合でも、GIS10の変圧器一次ユニット20は、変圧器83と、変圧器一次ユニット60は、変圧器82とケーブルを介さず直接接続可能である。
このように、本発明によるGIS10は、ブッシング接続の場合でも、変圧器82、83がGIS10にケーブルを介さず直接接続することで、変圧器及びGISの設置面積を減少することができる。
図示のように、GIS10がブッシング92、94に接続した場合でも、GIS10の変圧器一次ユニット20は、変圧器83と、変圧器一次ユニット60は、変圧器82とケーブルを介さず直接接続可能である。
このように、本発明によるGIS10は、ブッシング接続の場合でも、変圧器82、83がGIS10にケーブルを介さず直接接続することで、変圧器及びGISの設置面積を減少することができる。
以上説明した本発明に係るGISは、各ユニットに回転型の断路器及び/又は接地開閉器付断路器を収納し、母線容器の数を減少化させると共に、EVTの有無によらず、全ての構成ユニットが使用可能であり構成ユニットのモジュール化及び標準化が可能で、また、従来技術と比して敷地面積を縮小できる。
さらに、本発明に係るGISは、トラックによる全装搬送が可能であり、現地による組立てを不要とし、据付工数を低減させる。
したがって、GISの製品コスト、組立コストの低下、品質の向上等が可能となる。
さらに、本発明に係るGISは、トラックによる全装搬送が可能であり、現地による組立てを不要とし、据付工数を低減させる。
したがって、GISの製品コスト、組立コストの低下、品質の向上等が可能となる。
10 GIS
20 変圧器一次ユニット
30 VCTユニット
40、50 受電回路ユニット
60 変圧器一次ユニット
70、80 断路器ユニット
82、83 変圧器
20 変圧器一次ユニット
30 VCTユニット
40、50 受電回路ユニット
60 変圧器一次ユニット
70、80 断路器ユニット
82、83 変圧器
Claims (6)
- 2回線受電及び2系列変圧器接続用のVCTバイパス回路付きガス絶縁開閉装置であって、
前記ガス絶縁開閉装置の長手方向の端部に配置され、第1の変圧器に接続可能な第1の変圧器一次ユニットと、
第2の変圧器に接続可能であり、かつ、該第2の変圧器が前記第1の変圧器に平行して設置可能なように前記第1の変圧器一次ユニットと長手方向に距離をおいて配置される第2の変圧器一次ユニットと、
前記第1の変圧器一次ユニットと前記第2の変圧器一次ユニットとの間に配置され、かつ、第1の受電回線用のケーブル又はブッシングに接続する第1の受電回路ユニットと、
前記第1の変圧器一次ユニットと前記第2の変圧器一次ユニットとの間に配置され、かつ、第2の受電回線用のケーブル又はブッシングに接続する第2の受電回路ユニットと、
前記第1の変圧器一次ユニットと前記第1の受電回路ユニットとの間に配置されるVCTユニットと、
前記第1の変圧器一次ユニットの反対側である前記ガス絶縁開閉装置の長手方向の端部に配置され、かつ、前記第1の変圧器一次ユニットと母線接続する断路器ユニットと、
を備えることを特徴とするガス絶縁開閉装置。 - 前記断路器ユニットは、接地計器用変圧器と接続可能である請求項1に記載のガス絶縁開閉装置。
- 前記断路器ユニットは、接地計器用変圧器を有する請求項1又は2に記載のガス絶縁開閉装置。
- 前記第1の変圧器ユニットは、前記第1の変圧器に接続可能な第1の遮断部、及び第1の接地開閉付断路器を有し、かつ、該第1の接地開閉器付断路器を介して該第1の遮断部に接続される断路器ユニット接続用母線を引き出し、
前記VCTユニットは、VCT、及び第2の接地開閉器付断路器を有し、該第2の接地開閉器付断路器を介して該VCTに接続されるVCT入力母線を引き出し、
前記第1の受電回路ユニットは、前記第1の受電回線用のケーブル又はブッシングに接続する第1の引き込み部、第3の接地開閉器付断路器、及び第1の断路器を有し、該第1の断路器を介して該第1の引き込み部に接続される前記VCT入力母線及び該第3の接地開閉器付断路器を介して受電回路ユニットバイパス用母線を引き出し、
前記第2の受電回路ユニットは、前記第2の受電回線用のケーブル又はブッシングに接続する第2の引き込み部、第4の接地開閉器付断路器、及び第2の断路器を有し、該第2の断路器を介して該第2の引き込み部に接続される第2の変圧器一次ユニット接続用母線及び該第4の接地開閉器付断路器を介して前記受電回路ユニットバイパス用母線を引き出し、
前記第2の変圧器一次ユニットは、前記第2の変圧器に接続可能な第2の遮断部、第3の断路器、及び第4の断路器を有し、該第3及び第4の断路器を介して該第2の遮断部に接続される第2の変圧器一次ユニット接続用母線を引き出し、
前記断路器ユニットは、第5の接地開閉器付断路器を有し、該第5の接地開閉器付断路器を介して前記接地計器用変圧器に接続される断路器ユニット接続用母線を引き出す、請求項3に記載のガス絶縁開閉装置。 - 前記第1〜第4の接地開閉器付断路器は、導体部が回転して、接地、開極及び閉極のいずれかのポジションをとる請求項4に記載のガス絶縁開閉装置。
- 前記第1〜第3の断路器は、導体部が回転して、開極及び閉極のいずれかのポジションをとる請求項4に記載のガス絶縁開閉装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007160358A JP2008312417A (ja) | 2007-06-18 | 2007-06-18 | ガス絶縁開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007160358A JP2008312417A (ja) | 2007-06-18 | 2007-06-18 | ガス絶縁開閉装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008312417A true JP2008312417A (ja) | 2008-12-25 |
Family
ID=40239482
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007160358A Withdrawn JP2008312417A (ja) | 2007-06-18 | 2007-06-18 | ガス絶縁開閉装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008312417A (ja) |
-
2007
- 2007-06-18 JP JP2007160358A patent/JP2008312417A/ja not_active Withdrawn
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101058918B1 (ko) | 진공 절연 스위치기어 | |
JP4268991B2 (ja) | 真空絶縁スイッチギヤ | |
US7944680B2 (en) | High-voltage switchgear | |
JPWO2007148374A1 (ja) | ガス絶縁電力機器 | |
KR101716284B1 (ko) | 가스 절연 개폐 장치 | |
JPWO2007116479A1 (ja) | ガス絶縁電力機器 | |
JP2000209714A (ja) | 多重極遮断器組立体及びその操作方法 | |
KR101271146B1 (ko) | 기체절연 개폐장치 | |
KR20130000620A (ko) | 중전압 가스 절연 스위치기어 | |
JP2000224720A (ja) | ガス絶縁開閉装置 | |
CN101752798B (zh) | 金属封闭的高压配电站 | |
US10693289B2 (en) | DC breaker | |
JP4896786B2 (ja) | ガス絶縁開閉装置 | |
JP2008312417A (ja) | ガス絶縁開閉装置 | |
JP2002078125A (ja) | ガス絶縁開閉装置 | |
JPH0217808A (ja) | 単相予備母線付ガス絶縁開閉装置 | |
JP2000253520A (ja) | ガス絶縁開閉装置 | |
JP2008086141A (ja) | スイッチギヤ | |
KR20240019020A (ko) | 기체절연 개폐장치 | |
JP6713840B2 (ja) | 電源系統システム | |
WO2014102968A1 (ja) | ガス絶縁開閉装置 | |
WO2013046737A1 (ja) | ガス絶縁開閉装置 | |
JPH02262808A (ja) | 集合形変電設備 | |
KR101416288B1 (ko) | 가스절연 개폐장치 | |
KR20240032992A (ko) | 단상 또는 3상 작동을 위한 고전압 가스 절연형 스위치기어, hv gis |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20100907 |