JP2001044974A - 予備系抽出クロック選択回路 - Google Patents

予備系抽出クロック選択回路

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JP2001044974A
JP2001044974A JP11214478A JP21447899A JP2001044974A JP 2001044974 A JP2001044974 A JP 2001044974A JP 11214478 A JP11214478 A JP 11214478A JP 21447899 A JP21447899 A JP 21447899A JP 2001044974 A JP2001044974 A JP 2001044974A
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Japan
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clock signal
clock
transmission line
line interface
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JP11214478A
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Inventor
Kenji Oyama
健二 尾山
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Toyo Communication Equipment Co Ltd
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Toyo Communication Equipment Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】抽出基準クロック信号の選択時に、切り戻し動
作のある予備の伝送路インターフェース盤の選択優先順
位を最下位とする予備系抽出クロック選択回路を提供す
ることを目的とする。 【解決手段】#1から#N回線までの伝送路を夫々収容
し受信データからクロック信号を抽出する第一の伝送路
インターフェース盤11から第Nの伝送路インターフェ
ース盤12と、装置内クロック信号を生成するクロック
分配盤13と、予備パッケージとなる伝送路インターフ
ェース盤14とにより構成する。更に、伝送路インター
フェース盤については、クロック抽出回路5と、抽出基
準クロック生成回路6と、クロック制御回路7と、状態
信号検出回路15とを備えている。クロック分配盤13
は、現用系状態監視回路16と、イネーブル回路17
と、クロック断検出回路18と、クロック選択回路19
と、位相同期発振器10とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はディジタル通信網に
用いられる予備系抽出クロック選択回路に関し、特に伝
送装置等の同期方式を従属モードとしている時に、予備
系のクロック抽出回路を設け、障害発生時における現用
系及び予備系のクロック抽出回路の切替方法を決定する
予備系抽出クロック選択回路に関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタル通信における網同期方式は、
ディジタル通信網を構築する上で不可欠な技術である。
その中で、従属同期方式は上位局から伝送された受信デ
ータからクロック信号を下位局にて抽出し、自局のクロ
ック信号とする方式であって、一般的なクロック信号生
成方式である。また、クロック信号は複数の上位局と接
続した各伝送路から抽出し、抽出したクロック信号に優
先順位を定め、所望の抽出クロック信号を基準クロック
信号として選択し、装置内クロック信号を生成する。
【0003】図2に、従来の予備系抽出クロック選択回
路の構成図を示す。なお、同図はクロック信号の流れに
関する構成要素のみを示しており、#1から#N回線ま
での伝送路を介して受信される受信データからクロック
信号の抽出を行っている。また、クロック信号抽出を行
っている伝送路インターフェース盤として、障害時に切
り替えて使用するための予備の伝送路インターフェース
盤を備えている。従来の予備系抽出クロック選択回路
は、#1回線伝送路からの受信データを入力し、該受信
データからクロック信号を抽出する第一伝送路インター
フェース盤1と、該第一伝送路インターフェース盤1と
同様に#N回線伝送路の受信データからクロック信号を
抽出する第Nの伝送路インターフェース盤2と、予備パ
ッケージ伝送路インターフェース盤4と、各伝送路イン
ターフェース盤から供給されるクロック信号を入力する
クロック分配盤3とにより構成する。
【0004】各伝送路インターフェース盤1、2及び4
は、伝送路の受信データからクロック信号を抽出するク
ロック抽出回路5と、抽出基準クロック信号を生成する
抽出基準クロック生成回路6と、抽出基準クロック信号
の位相を制御するクロック制御回路7とを備える。一
方、クロック分配盤3は、各伝送路インターフェース盤
が出力する複数の抽出基準クロック信号を監視し、抽出
基準クロック信号を定められた手順により選択運用する
クロック断検出回路8と、クロック断検出回路8の制御
により選択する抽出基準クロック信号を切り替えるクロ
ック選択回路9と、選択した基準クロック信号を基に装
置内において必要な複数の装置内クロック信号を生成す
る位相同期発振器10とを備えている。
【0005】上記のように構成した予備系抽出クロック
選択回路は、各伝送路(#1乃至#N)に対応して設け
られている各伝送路インターフェース盤(第一伝送路イ
ンターフェース盤1乃至第N伝送路インターフェース盤
2)において、伝送されてきた受信データからパルスの
繰り返し成分を抽出してクロック信号とし、更に抽出し
たクロック信号を分周して装置に必要な抽出基準クロッ
ク信号を生成してクロック分配盤3に出力する。また、
各伝送路インターフェース盤から出力される抽出基準ク
ロック信号はクロック分配盤3からの制御信号により、
現在選択されて運用している基準クロック信号の位相に
同期している。
【0006】クロック分配盤3においては、各伝送路イ
ンターフェース盤が出力する抽出基準クロック信号を監
視し、その結果から定められた手順に従って基準クロッ
ク信号を選択する。選択した基準クロック信号は位相同
期発振器10に入力し複数の装置内クロック信号を生成
し、装置内に分配する。一方、現用系の伝送路インター
フェース盤の出力に異常が生ずると、予備の伝送路イン
ターフェース盤に切り換え、現用系の障害が復旧すると
元に切り戻す。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
予備系抽出クロック選択回路においては次のような問題
点が生じていた。すなわち、従来の基準クロック信号の
選択方法として採用されている切り換え方式は、ラウン
ドロビン形式と呼ばれるもので、(N系統の現用+1系
統の予備)の抽出基準クロック信号から運用に使用する
抽出基準クロック信号を選択する場合、1系統→2系統
→・・・→N系統→予備→1系統のように自己障害が発
生する毎に現用系の抽出基準クロック信号抽出元系統を
切換え、最後に予備系を選択した後に予備系の障害が生
ずると再び1系統の抽出基準クロック信号に戻り、以
降、前述のように選択動作を繰り返すものである。
【0008】例えば、現用系伝送路インターフェース盤
が全て正常に作動している時であって、かつ#N回線伝
送路に接続した伝送路インターフェース盤から抽出基準
クロック信号を選択している際に、該#N回線伝送路に
接続した伝送路インターフェース盤の出力に障害が発生
すると、#N回線伝送路がリレーにより予備系伝送路イ
ンターフェース盤に接続するよう切り替わり、かつ、予
備系伝送路インターフェース盤からの抽出基準クロック
信号が選択される。したがって、予備系伝送路インター
フェース盤から出力される抽出基準クロック信号が立ち
上がるまで所定の時間がかかり、正常に作動している他
の現用系回路に影響を与え、主信号にエラーを生じると
いう問題点があった。本発明は、上述したような従来の
予備系抽出クロック選択回路の問題を解決するためにな
されたものであって、抽出基準クロック信号の選択時
に、切り戻し動作のある予備の伝送路インターフェース
盤の選択優先順位を最下位とする予備系抽出クロック選
択回路を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係る予備系抽出クロック選択回路の請求項1
記載の発明は、伝送路より入力した受信データからクロ
ック信号を抽出し抽出基準クロック信号生成機能を備え
た複数の現用系インターフェース回路ならびに少なくと
も一つの予備系インターフェース回路と、前記複数のイ
ンターフェース回路から出力される抽出基準クロック信
号の信号断監視を行い一つの基準クロック信号を定めら
れた手順により選択するクロック断検出及びクロック選
択機能と前記選択した基準クロック信号を用い複数の装
置内クロック信号を生成する位相同期発振機能とを備え
たクロック分配回路において、前記複数の現用系インタ
ーフェース回路が出力する運用状態検出信号を監視して
現用系インターフェース回路の運用数が残り一つとなっ
たことを検出する現用系状態監視機能と、前記予備系イ
ンターフェース回路が出力する抽出基準クロック信号の
有効及び無効を制御するイネーブル機能とを設け、現用
系インタフェース回路が全て障害となった時のみ前記予
備系インターフェース回路の抽出基準クロック信号を選
択した。
【0010】本発明に係る予備系抽出クロック選択回路
の請求項2記載の発明は、伝送路を介して受信した受信
データからクロック信号を抽出するクロック抽出回路
と、該抽出されたクロック信号に基づきクロック信号を
生成する抽出基準クロック生成回路と、該抽出基準クロ
ック生成回路出力を制御するクロック制御回路と、伝送
路インターフェース盤の運用状態を検出する状態信号検
出回路とをそれぞれ備えた複数の現用系伝送路インター
フェース盤と、伝送路を介して受信した受信データから
クロック信号を抽出するクロック抽出回路と、該抽出さ
れたクロック信号に基づきクロック信号を生成する抽出
基準クロック生成回路と、該抽出基準クロック生成回路
出力を制御するクロック制御回路とを備えた少なくとも
一つの予備系伝送路インターフェース盤と、前記現用系
伝送路インターフェース盤及び予備系伝送路インターフ
ェース盤からのクロック信号を入力し、クロック信号の
状態を検出するクロック断検出回路と、前記クロック信
号のうち所定のクロック信号を選択するクロック選択回
路と、クロック選択回路出力に基づきクロック信号を生
成する位相同期発振器と、前記現用系伝送路インターフ
ェース盤に設けた状態信号検出回路出力に基づき、予備
系伝送路インターフェース盤から供給されるクロック信
号を有効または無効とする現用系状態監視回路及びイネ
ーブル回路とを備え、現用系伝送路インターフェース盤
出力の何れかが正常に動作している限り予備系伝送路イ
ンターフェース盤出力を無効とするように前記イネーブ
ル回路を作動させた。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図示した実施例に基づいて
本発明を詳細に説明する。図1は、本発明による予備系
抽出クロック選択回路の一実施例を示す構成図であり、
クロック信号の流れに関する構成要素のみを示す。予備
系抽出クロック選択回路は伝送路#1から伝送路#Nま
での各伝送路を介して送信された受信データからクロッ
ク信号の抽出を行っており、クロック信号抽出を行って
いる伝送路インターフェース盤については、障害時に切
り替えて使用するため、予備の伝送路インターフェース
盤を備えている。
【0012】本発明に係る予備系抽出クロック選択回路
は、#1伝送路からの受信データを入力し、該受信デー
タからクロック信号を抽出する第一伝送路インターフェ
ース盤11と、第一伝送路インターフェース盤と同様の
構成で#N伝送路からの受信データからクロック信号を
抽出する第N伝送路インターフェース盤12と、予備パ
ッケージとなる伝送路インターフェース盤14と、各伝
送路インターフェース盤から供給されるクロック信号を
入力するクロック分配盤13とにより構成する。各伝送
路インターフェース盤11及び12は各伝送路の受信デ
ータからクロック信号を抽出するクロック抽出回路5
と、抽出基準クロック信号を生成する抽出基準クロック
生成回路6と、抽出基準クロック信号の位相を制御する
クロック制御回路7と、現用系の伝送路インターフェー
ス盤の運用状態を検出する状態信号検出回路15とを備
えている。
【0013】一方、クロック分配盤13は現用系の伝送
路インターフェース盤の状態信号検出出力を入力し、予
備の伝送路インターフェース盤14の抽出基準クロック
信号の出力を制御する現用系状態監視回路16(現用系
状態監視機能)と、予備の伝送路インターフェース盤1
4の抽出基準クロック信号の出力を有効/無効に切り替
えるイネーブル回路17(イネーブル機能)と、各伝送
路インターフェース盤が出力する抽出基準クロック信号
の信号断を監視し、その結果から定められた手順に従っ
て基準クロック信号を選択するクロック断検出回路18
と、クロック断検出回路18の制御により抽出基準クロ
ック信号を選択するクロック選択回路19と、選択した
基準クロック信号を基に装置内において必要な複数の装
置内クロック信号を生成する位相同期発振器10とを備
えている。
【0014】このように構成した予備系抽出クロック選
択回路において、各伝送路に対応して設けられている第
一伝送路インターフェース盤11乃至第N伝送路インタ
ーフェース盤12の各クロック抽出回路5で伝送されて
きた受信データからパルスの繰り返し成分を抽出してク
ロック信号とし、更に、抽出基準クロック生成回路6に
おいて前記抽出したクロック信号を分周して装置に必要
な抽出基準クロック信号を生成しクロック分配盤13に
出力する。また、クロック分配盤13にて選択されてい
ない各伝送路インターフェース盤が出力する抽出基準ク
ロック信号は、クロック分配盤13からの制御信号を受
け、クロック制御回路7により現在選択されて運用して
いる基準クロック信号の位相に同期させている。各現用
系の伝送路インターフェース盤には、各盤に運用状態を
検出する状態信号検出回路15を備え、伝送路インター
フェース盤の実装の有無と障害の有無とを示す信号を生
成し、クロック分配盤13の現用系状態監視回路16に
出力する。
【0015】クロック分配盤13においては、現用系状
態監視回路16により第一乃至第N伝送路インターフェ
ース盤の運用状態信号を監視し、伝送路インターフェー
ス盤の実装数と障害の有無の数を比較し、現用系として
運用している伝送路インターフェース盤の数が残り一パ
ッケージか否かを監視する。そこで、現用系として運用
している伝送路インターフェース盤(#1乃至#N伝送
路インターフェース盤)の数が残り一パッケージとなる
と、予備の伝送路インターフェース盤が出力する抽出基
準クロック信号を有効/無効に切り替えるイネーブル回
路17を制御し、予備系伝送路インターフェース盤14
より供給される抽出基準クロック信号を有効とする。従
って、現用系伝送路インターフェース盤出力に障害が生
じ、伝送路が予備系伝送路インターフェース盤に切り替
わっても、他の現用系伝送路インターフェース盤出力が
正常な限り予備系伝送路インターフェース盤からの抽出
基準クロック信号はクロック選択回路に供給されず、現
用系の伝送路インターフェース盤の運用数が残り一パッ
ケージとなるまで無効である。
【0016】次に、クロック断検出回路18において、
第一乃至第Nの伝送路インターフェース盤11、12及
び予備の伝送路インターフェース盤14の各出力となる
抽出基準クロック信号を監視し、その結果から定められ
た手順により基準クロック信号を生成するために必要な
抽出基準クロック信号を選択する。本実施例において
は、定められた順序としてラウンドロビン形式を採用し
ており、現用系の伝送路インターフェース盤の運用数が
残り一パッケージになるまでは、1→2→・・・→N→
1に示すように現用系の1番目の抽出基準クロック信号
から自己障害が発生する毎に2番、3番と順次抽出基準
クロック信号を選択し、現用系N番目の次は1番目に戻
り、予備の伝送路インターフェース盤が出力する抽出基
準クロック信号は選択されない。すなわち、現用系伝送
路インターフェース盤の何れかが正常に動作している限
り、伝送路の切り替えを伴う予備伝送路インターフェー
ス盤からの抽出基準クロック信号は選択されない。
【0017】一方、現用系の伝送路インターフェース盤
の運用数が残り一パッケージとなると、予備の伝送路イ
ンターフェース盤が出力する抽出基準クロック信号はイ
ネーブル回路17の動作により有効となりクロック断検
出回路18に入力されるため、有効な抽出基準クロック
信号は現用系の1系統と予備系の1系統となる。従っ
て、最後の現用系パッケージ(現用系伝送路インターフ
ェース盤)に障害が発生したときのみ伝送路の切り替え
が伴う予備系伝送路インターフェース盤からの抽出基準
クロック信号が選択されるので、当該抽出基準クロック
信号が立ち上がるまでに所定の時間がかかっても、他の
現用系伝送路インターフェース盤は全て障害が発生中の
ため他の現用系回路に影響を与えることがない。また、
予備の伝送路インターフェース盤は、現用系の伝送路イ
ンターフェース盤の障害が復旧すると元に切り戻される
が、この時も復旧した現用系伝送路インターフェース盤
以外の現用系パッケージは全て障害発生中であり、切り
戻し時に発生する他の現用系回路への影響は問題となら
ない。
【0018】次に、本発明による予備系抽出クロック選
択回路において、選択した抽出基準クロック信号に障害
が発生し他の抽出基準クロック信号に選択移動する場合
について詳しく説明する。前述のように、選択する抽出
基準クロック信号の選択移動は、ラウンドロビン形式に
より決められた優先順位に従って行われるが、選択した
抽出基準クロック信号の障害とは次のようなものであ
る。障害には、クロック分配盤のクロック断検出回路に
より検出する伝送路インターフェース盤の障害による出
力断、伝送路インターフェース盤の抜去、予備の伝送路
インターフェース盤の切り戻し等と、実施例には図示し
てないが伝送路インターフェース盤、クロック分配盤及
び他のパッケージ等とバス接続しているCPUパッケー
ジにより、ソフトウェアによる処理を行って各パッケー
ジの故障を検出ものがある。
【0019】ソフトウェア処理によるものとしては、受
信クロック信号の同期はずれ、伝送路からの受信データ
断、AIS警報、保守点検のための選択移動等が有り、
これらの障害により選択している抽出基準クロック信号
の選択移動が行われる時は、選択されていない他の全て
の抽出基準クロック信号がクロック分配盤からの制御信
号により、現在選択されて運用している装置内クロック
信号の位相に同期させているため、主信号にエラーが発
生することなく選択移動が行われる。一方、クロック断
検出回路が検出する障害により選択している抽出基準ク
ロック信号の選択移動が行われる時は、抽出基準クロッ
ク信号の信号断を検出してから選択先の抽出基準クロッ
ク信号を受信するまでに時間がかかり、その間抽出基準
クロック信号が失われるため主信号にエラーが発生す
る。
【0020】しかしながら、本発明にかかる抽出基準ク
ロック信号の選択回路を用いることにより、現用系伝送
路インターフェース盤出力の何れかが正常に作動してい
る限り、伝送路の切り替えを伴う予備系伝送路インター
フェース盤からの抽出基準クロック信号を選択しないの
で、他の現用系パッケージの主信号にエラーが生じるこ
とを防止することが可能となる。
【0021】
【発明の効果】本発明は上述したように抽出基準クロッ
ク信号の選択において、運用している現用系の伝送路イ
ンターフェース盤が最後の1パッケージとなるまで予備
系の伝送路インターフェース盤の抽出基準クロック信号
の選択を停止していることにより、予備の伝送路インタ
ーフェース盤の抽出基準クロック信号が選択される機会
が少なくなり、予備の伝送路インターフェース盤から現
用系の伝送路インターフェース盤への切り戻しに伴なう
他の現用系回路に与える影響を最小限にとどめることが
出来るので、伝送システムを運用する上で大きな効果を
発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による予備系抽出クロック選択回路の一
実施例を示す構成図である。
【図2】従来の予備系抽出クロック選択回路の構成図を
示す。
【符号の説明】
1・・第一の伝送路インターフェース盤、 2・・第
Nの伝送路インターフェース盤、 3・・クロック分
配盤、 4・・予備の伝送路インターフェース盤、
5・・クロック抽出回路、 6・・抽出基準クロッ
ク生成回路、7・・クロック制御回路、 8・・クロ
ック断検出回路、 9・・クロック選択回路、 1
0・・位相同期発振器、 11・・第一の伝送路イン
ターフェース盤、 12・・第Nの伝送路インターフ
ェース盤、 13・・クロック分配盤、 14・・
予備の伝送路インターフェース盤、 15・・状態信
号検出回路、 16・・現用系状態監視回路、 1
7・・イネーブル回路、 18・・クロック断検出回
路、 19・・クロック選択回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伝送路より入力した受信データからクロ
    ック信号を抽出し抽出基準クロック信号生成機能を備え
    た複数の現用系インターフェース回路ならびに少なくと
    も一つの予備系インターフェース回路と、前記複数の現
    用系インターフェース回路から出力される抽出基準クロ
    ック信号の信号断監視を行い一つの基準クロック信号を
    定められた手順により選択するクロック断検出及びクロ
    ック選択機能と前記選択した基準クロック信号を用い複
    数の装置内クロック信号を生成する位相同期発振機能と
    を備えたクロック分配回路において、 前記複数の現用系インターフェース回路が出力する運用
    状態検出信号を監視して現用系インターフェース回路の
    運用数が残り一つとなったことを検出する現用系状態監
    視機能と、 前記予備系インターフェース回路が出力する抽出基準ク
    ロック信号の有効及び無効を制御するイネーブル機能と
    を設け、 現用系インタフェース回路が全て障害となった時のみ前
    記予備系インターフェース回路の抽出基準クロック信号
    を選択したことを特徴とする予備系抽出クロック選択回
    路。
  2. 【請求項2】 伝送路を介して受信した受信データから
    クロック信号を抽出するクロック抽出回路と、該抽出さ
    れたクロック信号に基づきクロック信号を生成する抽出
    基準クロック生成回路と、該抽出基準クロック生成回路
    出力を制御するクロック制御回路と、伝送路インターフ
    ェース盤の運用状態を検出する状態信号検出回路とをそ
    れぞれ備えた複数の現用系伝送路インターフェース盤
    と、 伝送路を介して受信した受信データからクロック信号を
    抽出するクロック抽出回路と、該抽出されたクロック信
    号に基づきクロック信号を生成する抽出基準クロック生
    成回路と、該抽出基準クロック生成回路出力を制御する
    クロック制御回路とを備えた少なくとも一つの予備系伝
    送路インターフェース盤と、 前記現用系伝送路インターフェース盤及び予備系伝送路
    インターフェース盤からのクロック信号を入力し、クロ
    ック信号の状態を検出するクロック断検出回路と、前記
    クロック信号のうち所定のクロック信号を選択するクロ
    ック選択回路と、クロック選択回路出力に基づきクロッ
    ク信号を生成する位相同期発振器と、前記現用系伝送路
    インターフェース盤に設けた状態信号検出回路出力に基
    づき、予備系伝送路インターフェース盤から供給される
    クロック信号を有効または無効とする現用系状態監視回
    路及びイネーブル回路とを備え、 現用系伝送路インターフェース盤出力の何れかが正常に
    動作している限り予備系伝送路インターフェース盤出力
    を無効とするように前記イネーブル回路を作動させたこ
    とを特徴とする予備系抽出クロック選択回路。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7277643B2 (en) 2002-12-09 2007-10-02 Hitachi, Ltd. Clock extracting fabric in a communication device

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7277643B2 (en) 2002-12-09 2007-10-02 Hitachi, Ltd. Clock extracting fabric in a communication device

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