JP4724171B2 - ノード装置およびクロック切り替え方法 - Google Patents

ノード装置およびクロック切り替え方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4724171B2
JP4724171B2 JP2007310687A JP2007310687A JP4724171B2 JP 4724171 B2 JP4724171 B2 JP 4724171B2 JP 2007310687 A JP2007310687 A JP 2007310687A JP 2007310687 A JP2007310687 A JP 2007310687A JP 4724171 B2 JP4724171 B2 JP 4724171B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clock
pll
input
output
switching
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007310687A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008118680A (ja
Inventor
博之 渡邉
清高 辻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2007310687A priority Critical patent/JP4724171B2/ja
Publication of JP2008118680A publication Critical patent/JP2008118680A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4724171B2 publication Critical patent/JP4724171B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Maintenance And Management Of Digital Transmission (AREA)

Description

本発明は、複数の網回線を収容するノード装置およびクロック切り替え方法に関する。
例えば、鉄道管理システム、地下鉄管理システム、道路管理システム、下水道管理シス
テム、飛行場管理システム、河川管理システムなどの管理システムにおいては、遠隔地に
配置したデータ発生源からのデータを通信技術を用いて管理センター等に収集し、その収
集結果を表示するなどして遠隔地の状況を把握することが基本となっている。
このうち、鉄道管理システムを例に挙げれば、鉄道に沿って配置される監視カメラや列
車感知センサなどをこれらを管轄する各ノード装置を介して例えば管理センターたるノー
ド装置に集めてモニタ装置に表示する等により集中管理するようにしている。また、信号
機等の列車制御情報報知手段を鉄道に沿って配置し、これらの情報に基づき信号機等を駆
動して列車の運行制御等を管理することも行われている。
この種の通信システムの構築例として、データ発信源と管理センターを1対1の通信線
で接続して情報を集め、また管理センターからも1対1の通信線でデータ受信装置(信号
機等)に接続しその制御を行うのが一般的であった。ところが、今日、ATM(Asynchro
nous Transfer Mode:非同期転送モード)交換方式の実用化に向けた開発が急速に進ん
できており、このATM技術を上述したような通信システムに応用することで、ATMの
メリットを活かした柔軟性のあるシステムの構築が可能になってきている。
このATM技術を用いて上述した種々の管理システムを構築する場合、ATM交換機能
を有する複数のノード装置を光ファイバ等の伝送路を介してリング状に配置すると共に、
これら各ノード装置に上述した監視カメラやモニタ装置等に相当するローカル通信端末を
接続したうえで、伝送路に対してリング状に複数の仮想的な通信パスを設定し、該通信パ
スにより、上記各ローカル通信端末間の情報を各ノード装置を介して送受する形態が考え
られる。
図13は通信システムのシステム構成図であり、図13の通信システムでは、リング上
のノード装置1−1〜1−nと2から構成され、ノード装置2はシステムマスタクロック
ノードとなり、自走クロック若しくはクロック源4からのクロックをシステムクロックと
して抽出している。また、ノード装置には一つまたは複数のローカル通信端末3が接続さ
れている。
この通信システムでは、各ノード装置のそれぞれに接続されるローカル通信端末間で通
信を行う場合、これら各ローカル通信端末を管轄する各ノード装置の間で仮想的な通信パ
スを設定し、この通信パスを用いて上記通信を実現する。設定可能な通信パスとしては、
上記ローカル通信端末間で実際のデータ(ユーザデータ)を送受するためのユーザパスと
、ノード装置へのパス設定などの制御を行う制御用パスの2種類が存在する。
図13の通信システムにおいて、通信パスは太線で示す如く時計回りの第1の通信パス
と反時計回りの第2の通信パスが設定される。これら第1及び第2の各通信パスのうち、
第1の通信パスは通常状態で用いられる現用系の通信パスであり、第2の通信パスは現用
系の通信パスに異常が発生したときに用いられる予備系の通信パスである。
尚、先に述べたようにATM交換方式を採用している通信システムでは、各ノード装置
間の通信パスとしては、ユーザ(ローカル通信端末)のデータを送信するユーザパスと、
ノード装置へのパス設定などの制御を行う制御用パスが存在するが、ここでは1つの通信
パスとして記載している。
システムマスタクロックノード2からのクロックは、細線で示す如く時計回りの第1の
クロックと反時計回りの第2のクロックがあり、通常状態では第1のクロックが用いられ
、クロック分配が行われる。
このような通信システムにおいて、図14に示すようにノード装置1−1とノード装置
1−2の間で障害が発生すると、各ノード装置では隣接部における障害の発生を検出して
通信パスのループバックを行うことにより迂回通信パスを形成することにより、通信を継
続する。
このとき、ノード装置1−2では、障害の影響により右回りの第1のクロックが送られ
てこなくなるので、ノード装置1−2の内部に設けられた内部クロック(図示せず)によ
り、クロック分配が行われる。 このように、伝送路またはノード装置の障害が発生する
と、クロック源からのクロックが遮断されたノード装置では、ノード装置の内部クロック
を基にクロック分配が行われ、運転を継続することができる。
次に、抽出クロック障害時に、別のクロック抽出可能な回線からのクロックに切り替え
ることにより、運転を継続する通信システムについて説明する。
さまざまな通信速度の通信回線に対し、全てATM技術を適用し、データ伝送技術につ
いては、媒体、速度などに依存しない同じATM方式を採用した回路網を構築した場合に
は、さまざまな通信速度の通信回線が同じノード装置に収容されることになる。
このとき、ノード装置は、ノード装置内のシステムクロックを網クロックと同期させる
ことによってジッタ・ワンダへの耐性の強い、より効率的な通信が可能となる。ノード装
置内に収容されるさまざまな通信速度の網回線の網クロックにシステムクロックを同期さ
せる場合、クロックの品質としては回線速度が速い方が望ましく、通常回線速度の速い回
線を切り替える際の優先度を高く設定しておく。
図15は、従来のノード装置におけるクロック切り替え部の構成図であり、クロック抽
出可能な回線が接続されるインターフェース部I/F1〜I/Fnと、このインターフェ
ース部の出力を入力としいずれかを選択出力するインターフェース制御部BASE1〜B
ASEmと、網同期ができない場合に自走させるための自走クロックと、ノード間の伝送
路のための抽出クロック155M1〜155M2と、各インターフェース制御部と自走ク
ロックと抽出クロックを入力としいずれかを選択出力するセレクタSELaと、網同期を
行うPLLと、各装置に切り替え等の指令を与えるCPUとからなる。
このような構成において、現在抽出を行っているクロック(優先順位1位のクロック)
に障害が発生し、別のクロック(優先順位2位のクロック)に切り替えを行う場合につい
て説明する。ここでは、優先順位1位のクロックがインターフェース制御部BASE1で
、優先順位2位のクロックがインターフェース制御部BASEmとする。
この場合、予め優先順位が2位のインターフェース部であるインターフェース制御部B
ASEm内のセレクタSELmを切り替えておき、優先順位1位のクロックであるインタ
ーフェース制御部BASE1に障害が発生すると、クロック制御部のセレクタSELaを
インターフェース制御部BASEmに切り替える。
これにより、クロックは優先順位1位のクロックから優先順位2位のクロックに切り替
えることができる。
しかしながら、クロック源からのクロックが遮断されたノード装置においてノード装置
の内部クロックを基にクロック分配を行い、運転を継続するシステムでは、伝送路または
ノード装置の障害が発生した状態では、クロック源とノード装置の内部クロックの2つの
クロックが存在することになる。
この2つのクロックは基本的には同一に設定されているが、全く等しくすることは不可
能であり、時間経過と共にずれが大きくなり、ビットエラーが発生するようになる。この
ように、従来の通信装置のクロック切り替え方法では、複数若しくは単一伝送路またはノ
ード装置の障害時にユーザパス、制御パスと同期して該当ノードのクロック抽出・分配を
制御できていなかった。
そのため、ユーザパス、制御パスとクロックの切り替えタイミングが異なり通信に影響
を及ぼし、ユーザデータ欠落等の発生により送受信に多大な影響を及ぼしていた。また、
システムクロックは、システムマスタクロックノードにより、自走クロック若しくはクロ
ック源からのクロックを抽出して用いていたが、外部クロック源からの抽出の場合は異常
時に始めて起動して使用するようにしていた。
そのため、別クロックに切り替わる際の位相ずれ、切り替え時間等により、通信に影響
を及ぼし、ユーザデータ欠落等の発生により送受信に多大な影響を及ぼしていた。更に、
抽出クロック障害時に、別のクロック抽出可能な回線からのクロックに切り替えることに
より、運転を継続する通信システムにおいて、インターフェース制御部からクロック制御
部のセレクタへのクロックラインが各インターフェース制御部から並列に入力されている
システムでは、クロック抽出可能な回路数分収容ノードに布線する必要があり、布線の数
及びセレクタの数が膨大になるため、クロック切り替え部が複雑になるという問題がある
また、抽出クロックの障害時には、障害検出及び切り替えのためのソフト的な処理のた
め、時間がかかり、瞬間的にPLLが引き込むクロックがなくなる。そのためクロックに
ずれが生じ、同期はずれ、スリップが発生し、通信データに影響を与える問題があった。
本発明は、上記問題を解決するためになされたもので、第1の目的として、伝送路また
はノード装置の障害時にユーザパス、制御パスと同期して該当ノードのクロック抽出・分
配を制御することにより、ユーザデータに最小限の影響しか与えないクロック切り替え方
法を提供することを目的とする。また、第2の目的として、システムクロックの抽出にお
いては、クロックを2点抽出しておくことにより、システムクロック抽出障害時の切り替
え、切り戻しでクロックの位相ずれを防ぎ、通信エラーの少ないクロック切り替え方法を
提供することを目的とする。更に、第3の目的として、クロック切り替え制御が簡単に構
成でき、網同期はずれやスリップを生じることの無いノード装置およびクロック切り替え
方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のノード装置のクロック切替方法は、網回線から受信する複数のクロックのうちからいずれか一つがPLLに入力され、前記PLLが網同期した内部クロックを生成して出力するノード装置が、その入力されるクロックの障害を通知するアラームを検出した場合、新たなクロックに切り替えるにあたり、前記障害が通知されたクロックに代わる当該装置内の自走クロックを前記PLLへ入力した後、前記新たなクロックに切り替えるノード装置のクロック切替方法において、前記アラームを検出すると直ちに前記PLLが出力している内部クロックを前記PLLにフィードバック入力する切り替えを行い、前記PLLが出力する内部クロックの網同期を継続し、更に前記自走クロックを前記PLLに入力する切替を行うことを特徴とする。
また、本発明のノード装置は、収容する複数の網回線からクロック抽出手段が抽出したクロックのいずれか一つを入力されるPLLが網同期した内部クロックを生成して出力し、入力されるクロックに障害があるアラームを通知された時に、前記PLLに入力されるその障害があるクロックを自走クロックに切替えてから更に前記網回線から抽出される新たなクロックへ切り替えて内部クロックを出力するノード装置において、入力される前記抽出されたクロックに基づいて網同期した内部クロックを生成して出力するPLLと、自走クロックを出力する自走クロック発生手段と、前記クロック抽出手段から複数のクロックと、前記自走クロック発生手段から前記自走クロックとが入力され、前記入力されるクロックのうちから1つを選択クロックとして前記PLLへ向けて選択して出力する第1のクロック選択手段と、前記第1のクロック選択手段と前記PLLとの間に設けられ、前記選択クロックと、前記PLLが出力する内部クロックが入力され、これらの2つの入力されるクロックのいずれか一方を前記PLLへ選択して出力する第2のクロック選択手段と、通常の場合、前記第1のクロック選択手段に対して前記抽出したクロックのいずれかひとつを選択して出力させ、前記第2のクロック選択手段に対して前記第1のクロック選択手段からの選択クロックを入力して前記PLLへ出力させる制御を行い、前記障害を通知するアラームを通知された場合、前記第2のクロック選択手段に直ちに前記PLLが出力している内部クロックを前記PLLへフィードバック入力する切替をして前記PLLから出力する内部クロックの網同期を維持し、続いて、前記第1のクロック選択手段に前記自走クロックを選択して前記第2の選択手段へ出力させる制御を行い、その後、前記第2のクロック選択手段に前記第1のクロック選択手段から入力される前記選択クロックを選択して前記PLLへ出力する制御を行い、更に前記第1のクロック選択手段へ前記入力される正常な複数の前記抽出された前記クロックのうち一つを選択して前記第2のクロック選択手段へ出力するクロック切替え制御を行う制御手段とを具備することを特徴とする
本発明によれば、クロック切り替え制御が簡単に構成でき、網同期はずれやスリップを
生じることの無いクロック切り替え方法を提供することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
図1は、実施例1の形態の隣接する伝送路またはノード装置で障害が発生したノード装
置の様子を模式的に示す図であり、図2は、ノード装置の具体的な構成図である。これら
を用いて障害発生時のユーザパス、制御パス及びクロック分配方法を説明する。
図1に示すように、隣接する伝送路またはノード装置で障害が発生すると、ユーザパス
、制御パスはパス切り替えを行うスイッチ制御部11で自動的にループバックされる。こ
のとき、従来はクロックを内部クロックに切り替えていたが、本実施例では、このパス切
り替え処理(ループバック)と同期をとって、クロック分配のクロックも切り替えが行わ
れ、そのクロックを用いて他のノード装置や回線にクロック分配が行われる。
このときのクロック切り替えを、図2を用いて説明する。
図2において、ノード装置は、ATMセルのルーティングを行うATMスイッチ部11
と、伝送路を接続する回線インターフェース部12−1〜12−4と、ローカル通信端末
を接続する複数の端末インターフェース部13−1〜13−nと、装置全体の制御を行う
制御部14と、クロックの切り替えを行なうクロック切替部15と、自走クロック16で
構成されている。
右回りの第1のクロックは、回路インターフェース部12−1により抽出され、クロッ
ク切替部15に入力される。同様に、左回りの第2のクロックは、回路インターフェース
部12−4により抽出され、クロック切替部15に入力される。また、本実施例では直接
関係していないが、クロック切替部15には、他に自走クロック16の信号と、端末イン
ターフェースで抽出されたクロックも入力されている。
また、クロック切替部15には、制御部14より障害発生時にユーザパス、制御パスを
ループバックさせるタイミングを示すループバック指令信号が入力されている。このルー
プバック指令信号は、スイッチ制御部11に入力されている通信パスのループバック信号
と同じである。ここで、ループバック指令信号と表現したが、例えば隣接するノード装置
または伝送路の障害検出信号等が該当する。尚、スイッチ制御部11でのユーザパス、制
御パスのループバックについては、良く知られているので、ここではその説明を省略する
クロック切替部15では、入力された回路インターフェース部12−1、12−4の信
号つまり右回りの第1のクロックと左回りの第2のクロックを、ループバック指令信号に
従って、回路インターフェース部12−3、12−2への信号つまり右回りの第1の分配
クロックと左回りの第2の分配クロックを決定する。
先ず、回路インターフェース部12−3への信号について説明する。回路インターフェ
ース部12−3への信号は、ループバック指令信号が入力されていない通常運転時には、
回路インターフェース部12−1からの右回りの第1のクロックが選択され、伝送路また
はノード装置の障害発生によりループバック指令信号が入力された場合(第1のクロック
が消失した場合)には、回路インターフェース部12−4からの左回りの第2のクロック
が選択される。
同様に、回路インターフェース部12−2への信号は、ループバック指令信号が入力さ
れていない通常運転時には、回路インターフェース部12−4からの左回りの第2のクロ
ックが選択され、伝送路またはノード装置の障害発生によりループバック指令信号が入力
された場合には、回路インターフェース部12−1からの右回りの第1のクロックが選択
される。
これにより、例えば、図1のように隣接するノード装置または伝送路で障害が発生する
と、スイッチ制御部は右回りのユーザパス、制御パスを従来より行われていた方法により
ループバックさせる。これと同時に、図2のようにクロック切替部15には、ループバッ
ク指令信号が入力されているので、信号が送られなくなった第2のクロックに代わり、第
1のクロックを分配クロックとして選択して、運転を継続する。
このように、ユーザパス、制御パスのパス切り替え処理(ループバック)と同期をとっ
てクロック分配を制御することにより、従来内部クロックに切り替えていた時のようなク
ロックのずれが発生することが無く、ユーザデータに与える影響を最小限に止めることが
できる。
また、伝送路またはノード装置の障害が復旧した際には、ユーザパス、制御パスのパス
切り替え処理(自動ループバック切り戻し)が行われ、それと同期をとってクロック分配
の切り戻しが行われる。
次に通信システムの切り替え処理についてソフトウェアの処理に沿って説明する。
図3は、本発明の実施例に係わる通信システムのソフトウェアの構成例である。
図3において、通信システムのソフトウェアは、ネットワーク管理装置やローカル保守
端末との接続を行うエージェント/コマンド制御部31と、リングの各種制御・管理を行
うリング制御部32と、各種構成に関する制御・管理を行う構成管理部33と、各種障害
に関する制御・管理を行う障害管理部34と、各種性能に関する制御・管理を行う性能管
理部35と、PVCパスに関する制御・管理をスイッチ制御部に対して行うパス管理部3
6と、各種回線に関する制御を行う回路制御部37と、ノード制御部のハード制御を行う
ハード制御部38とからなる。
実施例1のソフトウェアの処理の一例をあげると、回路制御部37で定期的に伝送路(
対向ノード装置を含む)の状態を監視し、伝送路に障害が発生すると、回路制御部37は
障害管理部34に対して伝送路障害の旨の通知を行う。
伝送路障害の通知を受け取った障害管理部34は、障害に関する各種制御(ガードタイ
ム制御、障害抑制制御、障害マスク制御およびNMS通知等)を行うと共にパス管理部3
6に対して通知を行う。障害管理部34からの通知を受け取ったパス管理部36は、ユー
ザパス、制御パスの切り替えを行うと共にクロック分配の切り替えも行う。このとき、ク
ロック分配の切り替えは構成管理部33に通知して、運転状態の変更を認識しておく。尚
、クロック分配の切り替えは構成管理部33が行うことも考えられる。
また、伝送路障害が復旧した場合には、上記と同様の処理を行い、ユーザパス、制御パ
スの切り替えと同期してクロック分配の切り戻しを行う。基本的な切り替え、切り戻しに
ついては、上記の通りであるが、システムの運用に応じては、次のような情報を基に制御
を行った方が良いことがある。
例えば、自動ループバック切り戻しを行うかどうかと、自動ループバックするまでのガ
ードタイム、自動ループバックを行った際の自動ループバック切り戻しをするまでのガー
ドタイムである。
先ず、自動ループバックを行うかどうかであるが、システム或いは障害の程度によって
は、復旧時に人による確認作業を要するものがある。そのようなシステムにおいては自動
ループバックは行わないようにする必要がある。
また、自動ループバックするまでのガードタイムや自動ループバック切り戻しをするま
でのガードタイム等の所定期間切り替え、切り戻しを行わないガードタイムを設けること
により、回路状態のふらつき(瞬間的な障害、瞬間的な復旧等)により自動ループバック
や自動ループバック切り戻しが必要以上に発生することを防止することができる。このよ
うなガードタイムを設けることは、特に、各ノード装置間を無線により伝送を行うような
システムにおいては、気象条件などによりも影響を受けるので、有効である。
次に本発明の実施例2について説明する。
図4は、本発明の実施例2の構成図である。
図4において、図13に示した従来の通信システムと異なる点は、クロック源4からの
クロックを2つのノード装置2−1,2−2で抽出するようにした点である。これにより
、同じクロックが複数のノード装置(システムマスタクロックノード)に与えられること
になる。
図5は、実施例2においてノード装置間の伝送路に障害が発生したときの説明図である

図5において、ノード装置1−1とノード装置1−2の間とノード装置1−3とノード
装置1−nの間の2個所で伝送路に障害が発生している。ここでは、詳細には述べないが
、伝送路に障害が発生すると、隣接するノード装置ではループバックが行われ、迂回経路
が形成される。
このとき、従来のようにシステムマスタクロックノードが1つしか存在しない場合、例
えば、ノード装置2−1だけがクロック源4からのクロックを得ている場合では、障害が
発生した2つの伝送路に挟まれたノード装置2−1が存在しない範囲には、システムクロ
ックが与えられなくなってしまう。
これに対して、実施例2のように、クロック源2のクロックがノード装置2−2にも与
えられていると、ノード装置2−1からのシステムクロックが送られて来なった時点で、
同じクロックを基にしているノード装置2−2のシステムクロックを利用することで位相
のずれが生じることがないので、ユーザデータ欠落等が発生することなく、通信を継続す
ることができる。
図6は、実施例2のノード装置に障害が発生したときの説明図である。
図6において、ノード装置2−1に障害が発生している。ノード装置2−1に障害が発
生すると、隣接するノード装置1−1、1−nで、ループバックが行われ、迂回経路が形
成される。それと共に、ノード装置2−1から得ていたシステムクロックを、ノード装置
2−2のシステムクロックに切り替える。
上述のように、ノード装置2−1のクロックとノード装置2−2のクロックとは、同じ
クロック源4のクロックを基にしており、切り替え時に位相のずれが生じることがないの
で、ユーザデータ欠落等が発生することなく、通信を継続することができる。
図7は、実施例2においてクロック源4からクロックを供給するための伝送路に障害が
発生したときの説明図である。
図7において、クロック源4からノード装置2−1への伝送路に障害が発生している。
クロック源4からノード装置2−1への伝送路に障害が発生すると、ノード装置2−1へ
のクロックが送られなくなる。これを検出した時点で、システムクロックをノード装置2
−2のクロックに切り替える。
ノード装置2−1のクロックとノード装置2−2のクロックとは、同じクロック源4の
クロックを基にしており、切り替え時に位相のずれが生じることがないので、ユーザデー
タ欠落等が発生することなく、通信を継続することができる。
次に本発明の実施例3について説明する。
実施例3は、従来で示した図15のクロック切り替え部が複雑になる問題点を解決する
ために、インターフェース制御部BASE1〜BASEmの出力を共通クロックラインI
FCにより、1系統にまとめられクロック制御部SELaに入力されている点であり、更
に所望のクロックに切り替える際に、一旦自走クロックに切り替えると共に、障害発生時
の瞬間的な同期はずれの問題を解決するためにPLL自身の出力をPLLにフィードバッ
クするようにしたものである。
図8は、実施例3の構成図であり、クロック抽出可能な回線が接続されるインターフェ
ース部I/F1〜I/Fnと(図2の端末インターフェース部13に相当する)、このイ
ンターフェース部の出力を入力としいずれかを選択出力するインターフェース制御部BA
SE1〜BASEmと、インターフェース制御部BASE1〜BASEmの出力を1系統
にまとめた共通クロックラインIFCと、網同期ができない場合に自走させるための自走
クロック(図2の自走クロック16に相当する)と、ノード間の伝送路のための抽出クロ
ック155M1〜155M2(図2の回路インターフェース部12からの信号に相当する
)と、共通クロックラインと自走クロックと抽出クロックを入力としいずれかを選択出力
するセレクタSELaと、網同期を行うPLLと、セレクタSELaの出力とPLLの出
力を入力としいずれかを選択出力するセレクタSELbと、各装置に切り替え等の指令を
与えるCPUとからなる。
先ず、インターフェース制御部BASE1内で優先順位の1位、2位が決定していると
きの切り替え動作について、図9を用いて説明する。優先順位が1位のクロックをインタ
ーフェース部I/F1とすると、各セレクタは次の信号を選択出力している。セレクタS
EL1は、インターフェース部I/F1を選択している。ゲートGATE1は開かれてい
るので、共通クロックラインIFCに乗る信号はインターフェース部I/F1の信号とな
り、セレクタSELaはその共通クロックラインIFCを選択し、セレクタSELbはセ
レクタSELaの出力を選択している。
ここで、優先順位1位のクロックに障害が発生すると、その障害ステータスであるAL
Mを検出する(STEP1)ことにより、セレクタSELbが動作し、セレクタSELa
の出力側からPLLの出力側に切り替えられる(STEP2)。これにより、瞬時にPL
Lの出力が自身にフィードバックされるので、瞬間的な同期はずれを防ぐことができる。
次に、セレクタSELaを制御し、共通クロックラインIFCからクロック制御部の自
走クロックに切り替える(STEP3)と共に、セレクタSELbを制御し、PLLの出
力側からセレクタSELaの出力側に切り替える(STEP4)。その後、インターフェ
ース制御部BASE1内のセレクタSEL1を制御し、優先順位が1位のクロックである
インターフェース部I/F1から優先順位が2位のクロックであるインターフェース部I
/F2に切り替え(STEP5)、更にセレクタSELaを制御し、自走クロックから共
通クロックラインIFCに切り戻す(STEP6)。
これにより、同一インターフェース制御部内での切り替えにおいても、同期はずれ、ス
リップが発生することがなくなる。
尚、クロックの障害ではなく、保守等の目的で意識的にクロックを切り替える場合には
、セレクタSELbにより、PLLの出力が自身にフィードバックされる動作を行う必要
はなく、STEP2乃至STEP4の代わりに、セレクタSELaを制御し、共通クロッ
クラインIFCからクロック制御部の自走クロックに切り替えるSTEP7が行われる。
次に、インターフェース制御部BASE1のクロックが優先順位1位、インターフェー
ス制御部BASEmのクロックが優先順位2位と決定しているときの切り替え動作につい
て、図10を用いて説明する。
優先順位が1位のクロックをインターフェース部I/F1とすると、各セレクタは次の
信号を選択出力している。セレクタSEL1は、インターフェース部I/F1を選択して
いる。ゲートGATE1は開かれているので、共通クロックラインIFCに乗る信号はイ
ンターフェース部I/F1の信号となり、セレクタSELaはその共通クロックラインI
FCを選択し、セレクタSELbはセレクタSELaの出力を選択している。
ここで、優先順位1位のクロックに障害が発生すると、その障害ステータスであるAL
Mを検出する(STEP11)ことにより、セレクタSELbが動作し、セレクタSEL
aの出力側からPLLの出力側に切り替えられる(STEP12)。これにより、瞬時に
PLLの出力が自身にフィードバックされるので、瞬間的な同期はずれを防ぐことができ
る。
次に、セレクタSELaを制御し、共通クロックラインIFCからクロック制御部の自
走クロックに切り替える(STEP13)と共に、セレクタSELbを制御し、PLLの
出力側からセレクタSELaの出力側に切り替える(STEP14)。その後、ゲートG
ATE1を閉じ、ゲートGATEmを開ける(STEP15)と共に、セレクタSELm
を優先順位が2位のクロックであるインターフェース部I/Fnに切り替え(STEP1
6)、更にセレクタSELaを制御し、自走クロックから共通クロックラインIFCに切
り戻す(STEP17)。
これにより、異なるインターフェース制御部での切り替えにおいても、同期はずれ、ス
リップが発生することがなくなる。
尚、クロックの障害ではなく、保守等の目的で意識的にクロックを切り替える場合には
、セレクタSELbにより、PLLの出力が自身にフィードバックされる動作を行う必要
はなく、STEP12乃至STEP14の代わりにセレクタSELaを制御し、共通クロ
ックラインIFCからクロック制御部の自走クロックに切り替えるSTEP18が行われ
る。
次に、インターフェース制御部BASE1のクロックが優先順位1位、抽出クロック1
55M1のクロックが優先順位2位と決定しているときの切り替え動作について、図11
を用いて説明する。
優先順位が1位のクロックをインターフェース部I/F1とすると、各セレクタは次の
信号を選択出力している。セレクタSEL1は、インターフェース部I/F1を選択して
いる。ゲートGATE1は開かれているので、共通クロックラインIFCに乗る信号はイ
ンターフェース部I/F1の信号となり、セレクタSELaはその共通クロックラインI
FCを選択し、セレクタSELbはセレクタSELaの出力を選択している。
ここで、優先順位1位のクロックに障害が発生すると、その障害ステータスであるAL
Mを検出する(STEP21)ことにより、セレクタSELbが動作し、セレクタSEL
aの出力側からPLLの出力側に切り替えられる(STEP22)。これにより、瞬時に
PLLの出力が自身にフィードバックされるので、瞬間的な同期はずれを防ぐことができ
る。
次に、セレクタSELaを制御し、共通クロックラインIFCからクロック制御部の自
走クロックに切り替える(STEP23)と共に、セレクタSELbを制御し、PLLの
出力側からセレクタSELaの出力側に切り替える(STEP24)。その後、セレクタ
SELaを自走クロックから優先順位が2位のクロックである抽出クロック155M1に
切り替え(STEP25)、ゲートGATE1を閉じる(STEP26)。
これにより、インターフェース制御部とクロック制御部での切り替えにおいても、同期
はずれ、スリップが発生することなく切り替えを行うことができる。尚、クロックの障害
ではなく、保守等の目的で意識的にクロックを切り替える場合には、セレクタSELbに
より、PLLの出力が自身にフィードバックされる動作を行う必要はなく、STEP22
乃至STEP24の代わりに、セレクタSELaを制御し、共通クロックラインIFCか
らクロック制御部の自走クロックに切り替えるSTEP27が行われる。また、ここでは
、他の切り替えと同じ手順になるように自走クロックに一旦切り替えてから抽出クロック
155M1に切り替えるようにしたが、直接抽出クロック155M1に切り替えても特に
問題はない。
次に、抽出クロック155M1のクロックが優先順位1位、インターフェース制御部B
ASE1のクロックが優先順位2位と決定しているときの切り替え動作について、図12
を用いて説明する。
優先順位が1位のクロックを抽出クロック155M1とすると、各セレクタは次の信号
を選択出力している。セレクタSELaは抽出クロック155M1を選択し、セレクタS
ELbはセレクタSELaの出力を選択している。また、この場合は予めセレクタSEL
1により優先順位が2位のインターフェース部I/F1を選択しておき(STEP31)
、更にインターフェース制御部BASE1のゲートGATE1を開けておく(STEP3
2)。
ここで、優先順位1位のクロックに障害が発生すると、その障害ステータスであるAL
Mを検出する(STEP33)ことにより、セレクタSELbが動作し、セレクタSEL
aの出力側からPLLの出力側に切り替えられる(STEP34)。これにより、瞬時に
PLLの出力が自身にフィードバックされるので、瞬間的な同期はずれを防ぐことができ
る。
次に、セレクタSELaを制御し、抽出クロック155M1からクロック制御部の自走
クロックに切り替える(STEP35)と共に、セレクタSELbを制御し、PLLの出
力側からセレクタSELaの出力側に切り替える(STEP36)。その後、セレクタS
ELaを自走クロックから共通クロックラインIFCに切り替える(STEP37)。こ
れにより、クロック制御部とインターフェース制御部での切り替えにおいても、同期はず
れ、スリップが発生することなく切り替えを行うことができる。
尚、クロックの障害ではなく、保守等の目的で意識的にクロックを切り替える場合には
、セレクタSELbにより、PLLの出力が自身にフィードバックされる動作を行う必要
はなく、STEP34乃至STEP36の代わりに、セレクタSELaを制御し、抽出ク
ロック155M1からクロック制御部の自走クロックに切り替えるSTEP38が行われ
る。
また、ここでは、他の切り替えと同じ手順になるように自走クロックに一旦切り替えて
から共通クロックラインIFCに切り替えるようにしたが、直接共通クロックラインIF
Cに切り替えても特に問題はない。
尚、本明細書中ではリング型ネットワークを基に説明を行ったが、スター型ネットワー
クシステムについても適用が可能であり、また、各ノード装置間の通信方式についても特
に限定されることはなく、例えば、STM方式でもATM方式でも構わない。
本発明の実施例1の隣接する伝送路または、ノード装置で障害が発生した場合の様子を模式的に示す図。 実施例1のノード装置の構成図。 実施例1の通信システムのソフトウェアの構成図。 実施例2の通信システムの構成図。 実施例2においてノード装置間の伝送路に障害が発生したときの説明図。 実施例2においてノード装置に障害が発生したときの説明図。 実施例2においてクロック供給するための伝送路に障害が発生したときの説明図。 実施例3のノード装置のクロック切り替え部の構成図。 実施例3の同じインターフェース制御部内でクロック切り替え動作を行うときのフローチャート。 実施例3の別のインターフェース制御部内でクロック切り替え動作を行うときのフローチャート。 実施例3のインターフェース制御部から抽出クロック155M1にクロック切り替え動作を行うときのフローチャート。 実施例3の抽出クロック155M1からインターフェース制御部にクロック切り替え動作を行うときのフローチャート。 通信システムのシステム構成図。 通信システムにおいて、ノード装置間で障害が発生したときの通信パスのループバックを説明する図。 従来のノード装置におけるクロック切り替え部の構成図。
符号の説明
1−1〜1−n、2・・・ノード装置
3・・・ローカル通信端末
11・・・ATMスイッチ部
12−1〜12−4・・・回路インターフェース部
13−1〜13−n・・・端末インターフェース部
14・・・制御部
I/F1〜I/Fn・・・インターフェース部
BASE1〜BASEm・・・インターフェース制御部
SEL1〜SELm・・・セレクタ
SELa,SELb・・・セレクタ
IFC・・・共通クロックライン

Claims (3)

  1. 網回線から受信する複数のクロックのうちからいずれか一つがPLLに入力され、前記PLLが網同期した内部クロックを生成して出力するノード装置が、その入力されるクロックの障害を通知するアラームを検出した場合、新たなクロックに切り替えるにあたり、前記障害が通知されたクロックに代わる当該装置内の自走クロックを前記PLLへ入力した後、前記新たなクロックに切り替えるノード装置のクロック切替方法において、
    前記アラームを検出すると直ちに前記PLLが出力している内部クロックを前記PLLにフィードバック入力する切り替えを行い、前記PLLが出力する内部クロックの網同期を継続し、更に前記自走クロックを前記PLLに入力する切替を行うことを特徴とするノード装置のクロック切替方法
  2. 網同期した内部クロックを生成して出力するPLLと、クロック選択手段と、網回線からクロックを抽出するクロック抽出手段と、自走クロック発生手段と、制御手段とを備え、収容する複数の網回線から抽出した複数のクロックのうちいずれか一つを入力される前記PLLが前記内部クロックを出力し、前記入力されるクロックの障害を通知するアラームが検出された場合、前記PLLが新たなクロックに切り替えて入力される前に、前記自走クロック手段が出力するクロックが一時入力されてから前記新たなクロックへ切り替えられるノード装置のクロック切り替え方法において、
    前記クロック抽出手段から抽出された複数のクロックと前記自走クロック発生手段から出力されるクロックとが第1の前記クロック選択手段に入力され、
    前記第1のクロック選択手段から出力されるクロックと、前記PLLが出力する内部クロックとが第2の前記クロック選択手段に入力され、
    前記制御手段は、
    通常の場合、
    前記第1のクロック選択手段に対し、前記クロック抽出手段から前記抽出されたクロックのいずれか一つを選択して前記第2のクロック選択手段へ出力させ、前記第2のクロック選択手段に対して前記第1のクロック選択手段から入力されるクロックを選択して前記PLLへ出力させることにより前記PLLが前記抽出されたクロックを入力されて網同期した内部クロックを生成して出力する制御を行い、
    前記PLLへ入力される前記選択されたクロックの障害を通知するアラームを検出した場合、
    前記第2のクロック選択手段に対し、直ちに前記障害の通知されたクロックに代えて前記PLLが出力する内部クロックを選択して前記PLLへフィードバック入力させる切替を行って前記PLLに網同期を維持した内部クロックを出力させ、
    続いて前記第1の選択手段に対して前記自走クロック発生手段が出力するクロックを選択して前記第2の選択手段へ出力する切替を行い、
    その後、前記第2の選択手段に対して前記第1のクロック選択手段から出力されるクロックを選択して前記PLLに入力させる切替を行い、
    更に前記第1のクロック選択手段へ前記抽出されるクロックのいずれかを選択して前記第2のクロック選択手段へ出力させるクロック切り替え制御を行う
    ことを特徴とするクロック切り替え方法。
  3. 収容する複数の網回線からクロック抽出手段が抽出したクロックのいずれか一つを入力されるPLLが網同期した内部クロックを生成して出力し、入力されるクロックに障害があるアラームを通知された時に、前記PLLに入力されるその障害があるクロックを自走クロックに切替えてから更に前記網回線から抽出される新たなクロックへ切り替えて内部クロックを出力するノード装置において、
    入力される前記抽出されたクロックに基づいて網同期した内部クロックを生成して出力するPLLと、
    自走クロックを出力する自走クロック発生手段と、
    前記クロック抽出手段から複数のクロックと、前記自走クロック発生手段から前記自走クロックとが入力され、前記入力されるクロックのうちから1つを選択クロックとして前記PLLへ向けて選択して出力する第1のクロック選択手段と、
    前記第1のクロック選択手段と前記PLLとの間に設けられ、前記選択クロックと、前記PLLが出力する内部クロックが入力され、これらの2つの入力されるクロックのいずれか一方を前記PLLへ選択して出力する第2のクロック選択手段と、
    通常の場合、
    前記第1のクロック選択手段に対して前記抽出したクロックのいずれかひとつを選択して出力させ、前記第2のクロック選択手段に対して前記第1のクロック選択手段からの選択クロックを入力して前記PLLへ出力させる制御を行い、
    前記障害を通知するアラームを通知された場合、
    前記第2のクロック選択手段に直ちに前記PLLが出力している内部クロックを前記PLLへフィードバック入力する切替をして前記PLLから出力する内部クロックの網同期を維持し、
    続いて、前記第1のクロック選択手段に前記自走クロックを選択して前記第2の選択手段へ出力させる制御を行い、
    その後、前記第2のクロック選択手段に前記第1のクロック選択手段から入力される前記選択クロックを選択して前記PLLへ出力する制御を行い、
    更に前記第1のクロック選択手段へ前記入力される正常な複数の前記抽出された前記クロックのうち一つを選択して前記第2のクロック選択手段へ出力するクロック切替え制御を行う制御手段とを
    具備することを特徴とするノード装置。
JP2007310687A 2007-11-30 2007-11-30 ノード装置およびクロック切り替え方法 Expired - Fee Related JP4724171B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007310687A JP4724171B2 (ja) 2007-11-30 2007-11-30 ノード装置およびクロック切り替え方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007310687A JP4724171B2 (ja) 2007-11-30 2007-11-30 ノード装置およびクロック切り替え方法

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30822799A Division JP2001127773A (ja) 1999-10-29 1999-10-29 クロック切り替え方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008118680A JP2008118680A (ja) 2008-05-22
JP4724171B2 true JP4724171B2 (ja) 2011-07-13

Family

ID=39504175

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007310687A Expired - Fee Related JP4724171B2 (ja) 2007-11-30 2007-11-30 ノード装置およびクロック切り替え方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4724171B2 (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2679506B2 (ja) * 1992-01-22 1997-11-19 日本電気株式会社 クロック切替方式
JPH09181757A (ja) * 1995-12-26 1997-07-11 Fujitsu Ltd クロック供給装置
JP2972590B2 (ja) * 1996-08-14 1999-11-08 埼玉日本電気株式会社 クロック切替回路
JPH10290158A (ja) * 1997-04-15 1998-10-27 Saitama Nippon Denki Kk 二重化位相同期装置
JPH10336224A (ja) * 1997-05-30 1998-12-18 Fujitsu Ltd クロック供給装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008118680A (ja) 2008-05-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6832347B1 (en) Clock synchronization and fault protection for a telecommunications device
JPS63206045A (ja) リング網での障害箇所の検出方法
CN105264799B (zh) 保护倒换的方法、节点和控制设备
JP5620876B2 (ja) 網同期装置のシェルフ、網同期装置
JP4724171B2 (ja) ノード装置およびクロック切り替え方法
JPH0918436A (ja) 無線装置
JP2004112246A (ja) 遠方監視制御システム
JP2007533226A (ja) データを伝送し、かつ評価するシステムと方法およびシステムの加入者
JP2001127773A (ja) クロック切り替え方法
JP6654762B2 (ja) 受電装置、給電装置及び電源供給システム
JP4229453B2 (ja) トンネル防災設備
JP2827735B2 (ja) クロック切替方式
JP2718543B2 (ja) 従属同期方式
JP6367630B2 (ja) 冗長系システム、冗長機器及びその切替方法
JPH10336224A (ja) クロック供給装置
JP4187480B2 (ja) クロック同期切替装置
JP2000049841A (ja) 通信システム
JP6241117B2 (ja) 多重伝送装置、多重伝送装置を備えた冗長構成ネットワークおよび冗長構成ネットワークの障害信号の挿入方法
CN105812158B (zh) 一种跨背板的数据处理方法及装置
JP2015188220A (ja) 光チャネルデータユニットスイッチおよび光チャネルデータユニットスイッチを動作させるための方法
CN113285779A (zh) 一种通信设备及时钟同步的方法
JP2000324201A (ja) 通信装置
JP2000209243A (ja) 監視システム
JP2643114B2 (ja) ループ状伝送路の回線制御装置
JP3611121B2 (ja) 複数系統伝送方式

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101029

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101222

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110318

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110408

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140415

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4724171

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140415

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees