JP4724171B2 - ノード装置およびクロック切り替え方法 - Google Patents
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Description
テム、飛行場管理システム、河川管理システムなどの管理システムにおいては、遠隔地に
配置したデータ発生源からのデータを通信技術を用いて管理センター等に収集し、その収
集結果を表示するなどして遠隔地の状況を把握することが基本となっている。
車感知センサなどをこれらを管轄する各ノード装置を介して例えば管理センターたるノー
ド装置に集めてモニタ装置に表示する等により集中管理するようにしている。また、信号
機等の列車制御情報報知手段を鉄道に沿って配置し、これらの情報に基づき信号機等を駆
動して列車の運行制御等を管理することも行われている。
で接続して情報を集め、また管理センターからも1対1の通信線でデータ受信装置(信号
機等)に接続しその制御を行うのが一般的であった。ところが、今日、ATM(Asynchro
nous Transfer Mode:非同期転送モード)交換方式の実用化に向けた開発が急速に進ん
できており、このATM技術を上述したような通信システムに応用することで、ATMの
メリットを活かした柔軟性のあるシステムの構築が可能になってきている。
を有する複数のノード装置を光ファイバ等の伝送路を介してリング状に配置すると共に、
これら各ノード装置に上述した監視カメラやモニタ装置等に相当するローカル通信端末を
接続したうえで、伝送路に対してリング状に複数の仮想的な通信パスを設定し、該通信パ
スにより、上記各ローカル通信端末間の情報を各ノード装置を介して送受する形態が考え
られる。
のノード装置1−1〜1−nと2から構成され、ノード装置2はシステムマスタクロック
ノードとなり、自走クロック若しくはクロック源4からのクロックをシステムクロックと
して抽出している。また、ノード装置には一つまたは複数のローカル通信端末3が接続さ
れている。
信を行う場合、これら各ローカル通信端末を管轄する各ノード装置の間で仮想的な通信パ
スを設定し、この通信パスを用いて上記通信を実現する。設定可能な通信パスとしては、
上記ローカル通信端末間で実際のデータ(ユーザデータ)を送受するためのユーザパスと
、ノード装置へのパス設定などの制御を行う制御用パスの2種類が存在する。
と反時計回りの第2の通信パスが設定される。これら第1及び第2の各通信パスのうち、
第1の通信パスは通常状態で用いられる現用系の通信パスであり、第2の通信パスは現用
系の通信パスに異常が発生したときに用いられる予備系の通信パスである。
間の通信パスとしては、ユーザ(ローカル通信端末)のデータを送信するユーザパスと、
ノード装置へのパス設定などの制御を行う制御用パスが存在するが、ここでは1つの通信
パスとして記載している。
クロックと反時計回りの第2のクロックがあり、通常状態では第1のクロックが用いられ
、クロック分配が行われる。
1−2の間で障害が発生すると、各ノード装置では隣接部における障害の発生を検出して
通信パスのループバックを行うことにより迂回通信パスを形成することにより、通信を継
続する。
てこなくなるので、ノード装置1−2の内部に設けられた内部クロック(図示せず)によ
り、クロック分配が行われる。 このように、伝送路またはノード装置の障害が発生する
と、クロック源からのクロックが遮断されたノード装置では、ノード装置の内部クロック
を基にクロック分配が行われ、運転を継続することができる。
ることにより、運転を継続する通信システムについて説明する。
いては、媒体、速度などに依存しない同じATM方式を採用した回路網を構築した場合に
は、さまざまな通信速度の通信回線が同じノード装置に収容されることになる。
ことによってジッタ・ワンダへの耐性の強い、より効率的な通信が可能となる。ノード装
置内に収容されるさまざまな通信速度の網回線の網クロックにシステムクロックを同期さ
せる場合、クロックの品質としては回線速度が速い方が望ましく、通常回線速度の速い回
線を切り替える際の優先度を高く設定しておく。
出可能な回線が接続されるインターフェース部I/F1〜I/Fnと、このインターフェ
ース部の出力を入力としいずれかを選択出力するインターフェース制御部BASE1〜B
ASEmと、網同期ができない場合に自走させるための自走クロックと、ノード間の伝送
路のための抽出クロック155M1〜155M2と、各インターフェース制御部と自走ク
ロックと抽出クロックを入力としいずれかを選択出力するセレクタSELaと、網同期を
行うPLLと、各装置に切り替え等の指令を与えるCPUとからなる。
に障害が発生し、別のクロック(優先順位2位のクロック)に切り替えを行う場合につい
て説明する。ここでは、優先順位1位のクロックがインターフェース制御部BASE1で
、優先順位2位のクロックがインターフェース制御部BASEmとする。
ASEm内のセレクタSELmを切り替えておき、優先順位1位のクロックであるインタ
ーフェース制御部BASE1に障害が発生すると、クロック制御部のセレクタSELaを
インターフェース制御部BASEmに切り替える。
えることができる。
の内部クロックを基にクロック分配を行い、運転を継続するシステムでは、伝送路または
ノード装置の障害が発生した状態では、クロック源とノード装置の内部クロックの2つの
クロックが存在することになる。
能であり、時間経過と共にずれが大きくなり、ビットエラーが発生するようになる。この
ように、従来の通信装置のクロック切り替え方法では、複数若しくは単一伝送路またはノ
ード装置の障害時にユーザパス、制御パスと同期して該当ノードのクロック抽出・分配を
制御できていなかった。
を及ぼし、ユーザデータ欠落等の発生により送受信に多大な影響を及ぼしていた。また、
システムクロックは、システムマスタクロックノードにより、自走クロック若しくはクロ
ック源からのクロックを抽出して用いていたが、外部クロック源からの抽出の場合は異常
時に始めて起動して使用するようにしていた。
を及ぼし、ユーザデータ欠落等の発生により送受信に多大な影響を及ぼしていた。更に、
抽出クロック障害時に、別のクロック抽出可能な回線からのクロックに切り替えることに
より、運転を継続する通信システムにおいて、インターフェース制御部からクロック制御
部のセレクタへのクロックラインが各インターフェース制御部から並列に入力されている
システムでは、クロック抽出可能な回路数分収容ノードに布線する必要があり、布線の数
及びセレクタの数が膨大になるため、クロック切り替え部が複雑になるという問題がある
。
め、時間がかかり、瞬間的にPLLが引き込むクロックがなくなる。そのためクロックに
ずれが生じ、同期はずれ、スリップが発生し、通信データに影響を与える問題があった。
はノード装置の障害時にユーザパス、制御パスと同期して該当ノードのクロック抽出・分
配を制御することにより、ユーザデータに最小限の影響しか与えないクロック切り替え方
法を提供することを目的とする。また、第2の目的として、システムクロックの抽出にお
いては、クロックを2点抽出しておくことにより、システムクロック抽出障害時の切り替
え、切り戻しでクロックの位相ずれを防ぎ、通信エラーの少ないクロック切り替え方法を
提供することを目的とする。更に、第3の目的として、クロック切り替え制御が簡単に構
成でき、網同期はずれやスリップを生じることの無いノード装置およびクロック切り替え
方法を提供することを目的とする。
生じることの無いクロック切り替え方法を提供することができる。
置の様子を模式的に示す図であり、図2は、ノード装置の具体的な構成図である。これら
を用いて障害発生時のユーザパス、制御パス及びクロック分配方法を説明する。
、制御パスはパス切り替えを行うスイッチ制御部11で自動的にループバックされる。こ
のとき、従来はクロックを内部クロックに切り替えていたが、本実施例では、このパス切
り替え処理(ループバック)と同期をとって、クロック分配のクロックも切り替えが行わ
れ、そのクロックを用いて他のノード装置や回線にクロック分配が行われる。
と、伝送路を接続する回線インターフェース部12−1〜12−4と、ローカル通信端末
を接続する複数の端末インターフェース部13−1〜13−nと、装置全体の制御を行う
制御部14と、クロックの切り替えを行なうクロック切替部15と、自走クロック16で
構成されている。
ク切替部15に入力される。同様に、左回りの第2のクロックは、回路インターフェース
部12−4により抽出され、クロック切替部15に入力される。また、本実施例では直接
関係していないが、クロック切替部15には、他に自走クロック16の信号と、端末イン
ターフェースで抽出されたクロックも入力されている。
ループバックさせるタイミングを示すループバック指令信号が入力されている。このルー
プバック指令信号は、スイッチ制御部11に入力されている通信パスのループバック信号
と同じである。ここで、ループバック指令信号と表現したが、例えば隣接するノード装置
または伝送路の障害検出信号等が該当する。尚、スイッチ制御部11でのユーザパス、制
御パスのループバックについては、良く知られているので、ここではその説明を省略する
。
号つまり右回りの第1のクロックと左回りの第2のクロックを、ループバック指令信号に
従って、回路インターフェース部12−3、12−2への信号つまり右回りの第1の分配
クロックと左回りの第2の分配クロックを決定する。
ース部12−3への信号は、ループバック指令信号が入力されていない通常運転時には、
回路インターフェース部12−1からの右回りの第1のクロックが選択され、伝送路また
はノード装置の障害発生によりループバック指令信号が入力された場合(第1のクロック
が消失した場合)には、回路インターフェース部12−4からの左回りの第2のクロック
が選択される。
れていない通常運転時には、回路インターフェース部12−4からの左回りの第2のクロ
ックが選択され、伝送路またはノード装置の障害発生によりループバック指令信号が入力
された場合には、回路インターフェース部12−1からの右回りの第1のクロックが選択
される。
と、スイッチ制御部は右回りのユーザパス、制御パスを従来より行われていた方法により
ループバックさせる。これと同時に、図2のようにクロック切替部15には、ループバッ
ク指令信号が入力されているので、信号が送られなくなった第2のクロックに代わり、第
1のクロックを分配クロックとして選択して、運転を継続する。
てクロック分配を制御することにより、従来内部クロックに切り替えていた時のようなク
ロックのずれが発生することが無く、ユーザデータに与える影響を最小限に止めることが
できる。
切り替え処理(自動ループバック切り戻し)が行われ、それと同期をとってクロック分配
の切り戻しが行われる。
図3において、通信システムのソフトウェアは、ネットワーク管理装置やローカル保守
端末との接続を行うエージェント/コマンド制御部31と、リングの各種制御・管理を行
うリング制御部32と、各種構成に関する制御・管理を行う構成管理部33と、各種障害
に関する制御・管理を行う障害管理部34と、各種性能に関する制御・管理を行う性能管
理部35と、PVCパスに関する制御・管理をスイッチ制御部に対して行うパス管理部3
6と、各種回線に関する制御を行う回路制御部37と、ノード制御部のハード制御を行う
ハード制御部38とからなる。
対向ノード装置を含む)の状態を監視し、伝送路に障害が発生すると、回路制御部37は
障害管理部34に対して伝送路障害の旨の通知を行う。
ム制御、障害抑制制御、障害マスク制御およびNMS通知等)を行うと共にパス管理部3
6に対して通知を行う。障害管理部34からの通知を受け取ったパス管理部36は、ユー
ザパス、制御パスの切り替えを行うと共にクロック分配の切り替えも行う。このとき、ク
ロック分配の切り替えは構成管理部33に通知して、運転状態の変更を認識しておく。尚
、クロック分配の切り替えは構成管理部33が行うことも考えられる。
スの切り替えと同期してクロック分配の切り戻しを行う。基本的な切り替え、切り戻しに
ついては、上記の通りであるが、システムの運用に応じては、次のような情報を基に制御
を行った方が良いことがある。
ードタイム、自動ループバックを行った際の自動ループバック切り戻しをするまでのガー
ドタイムである。
は、復旧時に人による確認作業を要するものがある。そのようなシステムにおいては自動
ループバックは行わないようにする必要がある。
でのガードタイム等の所定期間切り替え、切り戻しを行わないガードタイムを設けること
により、回路状態のふらつき(瞬間的な障害、瞬間的な復旧等)により自動ループバック
や自動ループバック切り戻しが必要以上に発生することを防止することができる。このよ
うなガードタイムを設けることは、特に、各ノード装置間を無線により伝送を行うような
システムにおいては、気象条件などによりも影響を受けるので、有効である。
図4において、図13に示した従来の通信システムと異なる点は、クロック源4からの
クロックを2つのノード装置2−1,2−2で抽出するようにした点である。これにより
、同じクロックが複数のノード装置(システムマスタクロックノード)に与えられること
になる。
。
図5において、ノード装置1−1とノード装置1−2の間とノード装置1−3とノード
装置1−nの間の2個所で伝送路に障害が発生している。ここでは、詳細には述べないが
、伝送路に障害が発生すると、隣接するノード装置ではループバックが行われ、迂回経路
が形成される。
えば、ノード装置2−1だけがクロック源4からのクロックを得ている場合では、障害が
発生した2つの伝送路に挟まれたノード装置2−1が存在しない範囲には、システムクロ
ックが与えられなくなってしまう。
えられていると、ノード装置2−1からのシステムクロックが送られて来なった時点で、
同じクロックを基にしているノード装置2−2のシステムクロックを利用することで位相
のずれが生じることがないので、ユーザデータ欠落等が発生することなく、通信を継続す
ることができる。
図6において、ノード装置2−1に障害が発生している。ノード装置2−1に障害が発
生すると、隣接するノード装置1−1、1−nで、ループバックが行われ、迂回経路が形
成される。それと共に、ノード装置2−1から得ていたシステムクロックを、ノード装置
2−2のシステムクロックに切り替える。
クロック源4のクロックを基にしており、切り替え時に位相のずれが生じることがないの
で、ユーザデータ欠落等が発生することなく、通信を継続することができる。
発生したときの説明図である。
図7において、クロック源4からノード装置2−1への伝送路に障害が発生している。
クロック源4からノード装置2−1への伝送路に障害が発生すると、ノード装置2−1へ
のクロックが送られなくなる。これを検出した時点で、システムクロックをノード装置2
−2のクロックに切り替える。
クロックを基にしており、切り替え時に位相のずれが生じることがないので、ユーザデー
タ欠落等が発生することなく、通信を継続することができる。
ために、インターフェース制御部BASE1〜BASEmの出力を共通クロックラインI
FCにより、1系統にまとめられクロック制御部SELaに入力されている点であり、更
に所望のクロックに切り替える際に、一旦自走クロックに切り替えると共に、障害発生時
の瞬間的な同期はずれの問題を解決するためにPLL自身の出力をPLLにフィードバッ
クするようにしたものである。
ース部I/F1〜I/Fnと(図2の端末インターフェース部13に相当する)、このイ
ンターフェース部の出力を入力としいずれかを選択出力するインターフェース制御部BA
SE1〜BASEmと、インターフェース制御部BASE1〜BASEmの出力を1系統
にまとめた共通クロックラインIFCと、網同期ができない場合に自走させるための自走
クロック(図2の自走クロック16に相当する)と、ノード間の伝送路のための抽出クロ
ック155M1〜155M2(図2の回路インターフェース部12からの信号に相当する
)と、共通クロックラインと自走クロックと抽出クロックを入力としいずれかを選択出力
するセレクタSELaと、網同期を行うPLLと、セレクタSELaの出力とPLLの出
力を入力としいずれかを選択出力するセレクタSELbと、各装置に切り替え等の指令を
与えるCPUとからなる。
きの切り替え動作について、図9を用いて説明する。優先順位が1位のクロックをインタ
ーフェース部I/F1とすると、各セレクタは次の信号を選択出力している。セレクタS
EL1は、インターフェース部I/F1を選択している。ゲートGATE1は開かれてい
るので、共通クロックラインIFCに乗る信号はインターフェース部I/F1の信号とな
り、セレクタSELaはその共通クロックラインIFCを選択し、セレクタSELbはセ
レクタSELaの出力を選択している。
Mを検出する(STEP1)ことにより、セレクタSELbが動作し、セレクタSELa
の出力側からPLLの出力側に切り替えられる(STEP2)。これにより、瞬時にPL
Lの出力が自身にフィードバックされるので、瞬間的な同期はずれを防ぐことができる。
走クロックに切り替える(STEP3)と共に、セレクタSELbを制御し、PLLの出
力側からセレクタSELaの出力側に切り替える(STEP4)。その後、インターフェ
ース制御部BASE1内のセレクタSEL1を制御し、優先順位が1位のクロックである
インターフェース部I/F1から優先順位が2位のクロックであるインターフェース部I
/F2に切り替え(STEP5)、更にセレクタSELaを制御し、自走クロックから共
通クロックラインIFCに切り戻す(STEP6)。
リップが発生することがなくなる。
、セレクタSELbにより、PLLの出力が自身にフィードバックされる動作を行う必要
はなく、STEP2乃至STEP4の代わりに、セレクタSELaを制御し、共通クロッ
クラインIFCからクロック制御部の自走クロックに切り替えるSTEP7が行われる。
ス制御部BASEmのクロックが優先順位2位と決定しているときの切り替え動作につい
て、図10を用いて説明する。
信号を選択出力している。セレクタSEL1は、インターフェース部I/F1を選択して
いる。ゲートGATE1は開かれているので、共通クロックラインIFCに乗る信号はイ
ンターフェース部I/F1の信号となり、セレクタSELaはその共通クロックラインI
FCを選択し、セレクタSELbはセレクタSELaの出力を選択している。
Mを検出する(STEP11)ことにより、セレクタSELbが動作し、セレクタSEL
aの出力側からPLLの出力側に切り替えられる(STEP12)。これにより、瞬時に
PLLの出力が自身にフィードバックされるので、瞬間的な同期はずれを防ぐことができ
る。
走クロックに切り替える(STEP13)と共に、セレクタSELbを制御し、PLLの
出力側からセレクタSELaの出力側に切り替える(STEP14)。その後、ゲートG
ATE1を閉じ、ゲートGATEmを開ける(STEP15)と共に、セレクタSELm
を優先順位が2位のクロックであるインターフェース部I/Fnに切り替え(STEP1
6)、更にセレクタSELaを制御し、自走クロックから共通クロックラインIFCに切
り戻す(STEP17)。
リップが発生することがなくなる。
、セレクタSELbにより、PLLの出力が自身にフィードバックされる動作を行う必要
はなく、STEP12乃至STEP14の代わりにセレクタSELaを制御し、共通クロ
ックラインIFCからクロック制御部の自走クロックに切り替えるSTEP18が行われ
る。
55M1のクロックが優先順位2位と決定しているときの切り替え動作について、図11
を用いて説明する。
信号を選択出力している。セレクタSEL1は、インターフェース部I/F1を選択して
いる。ゲートGATE1は開かれているので、共通クロックラインIFCに乗る信号はイ
ンターフェース部I/F1の信号となり、セレクタSELaはその共通クロックラインI
FCを選択し、セレクタSELbはセレクタSELaの出力を選択している。
Mを検出する(STEP21)ことにより、セレクタSELbが動作し、セレクタSEL
aの出力側からPLLの出力側に切り替えられる(STEP22)。これにより、瞬時に
PLLの出力が自身にフィードバックされるので、瞬間的な同期はずれを防ぐことができ
る。
走クロックに切り替える(STEP23)と共に、セレクタSELbを制御し、PLLの
出力側からセレクタSELaの出力側に切り替える(STEP24)。その後、セレクタ
SELaを自走クロックから優先順位が2位のクロックである抽出クロック155M1に
切り替え(STEP25)、ゲートGATE1を閉じる(STEP26)。
はずれ、スリップが発生することなく切り替えを行うことができる。尚、クロックの障害
ではなく、保守等の目的で意識的にクロックを切り替える場合には、セレクタSELbに
より、PLLの出力が自身にフィードバックされる動作を行う必要はなく、STEP22
乃至STEP24の代わりに、セレクタSELaを制御し、共通クロックラインIFCか
らクロック制御部の自走クロックに切り替えるSTEP27が行われる。また、ここでは
、他の切り替えと同じ手順になるように自走クロックに一旦切り替えてから抽出クロック
155M1に切り替えるようにしたが、直接抽出クロック155M1に切り替えても特に
問題はない。
ASE1のクロックが優先順位2位と決定しているときの切り替え動作について、図12
を用いて説明する。
を選択出力している。セレクタSELaは抽出クロック155M1を選択し、セレクタS
ELbはセレクタSELaの出力を選択している。また、この場合は予めセレクタSEL
1により優先順位が2位のインターフェース部I/F1を選択しておき(STEP31)
、更にインターフェース制御部BASE1のゲートGATE1を開けておく(STEP3
2)。
Mを検出する(STEP33)ことにより、セレクタSELbが動作し、セレクタSEL
aの出力側からPLLの出力側に切り替えられる(STEP34)。これにより、瞬時に
PLLの出力が自身にフィードバックされるので、瞬間的な同期はずれを防ぐことができ
る。
クロックに切り替える(STEP35)と共に、セレクタSELbを制御し、PLLの出
力側からセレクタSELaの出力側に切り替える(STEP36)。その後、セレクタS
ELaを自走クロックから共通クロックラインIFCに切り替える(STEP37)。こ
れにより、クロック制御部とインターフェース制御部での切り替えにおいても、同期はず
れ、スリップが発生することなく切り替えを行うことができる。
、セレクタSELbにより、PLLの出力が自身にフィードバックされる動作を行う必要
はなく、STEP34乃至STEP36の代わりに、セレクタSELaを制御し、抽出ク
ロック155M1からクロック制御部の自走クロックに切り替えるSTEP38が行われ
る。
から共通クロックラインIFCに切り替えるようにしたが、直接共通クロックラインIF
Cに切り替えても特に問題はない。
クシステムについても適用が可能であり、また、各ノード装置間の通信方式についても特
に限定されることはなく、例えば、STM方式でもATM方式でも構わない。
3・・・ローカル通信端末
11・・・ATMスイッチ部
12−1〜12−4・・・回路インターフェース部
13−1〜13−n・・・端末インターフェース部
14・・・制御部
I/F1〜I/Fn・・・インターフェース部
BASE1〜BASEm・・・インターフェース制御部
SEL1〜SELm・・・セレクタ
SELa,SELb・・・セレクタ
IFC・・・共通クロックライン
Claims (3)
- 網回線から受信する複数のクロックのうちからいずれか一つがPLLに入力され、前記PLLが網同期した内部クロックを生成して出力するノード装置が、その入力されるクロックの障害を通知するアラームを検出した場合、新たなクロックに切り替えるにあたり、前記障害が通知されたクロックに代わる当該装置内の自走クロックを前記PLLへ入力した後、前記新たなクロックに切り替えるノード装置のクロック切替方法において、
前記アラームを検出すると直ちに前記PLLが出力している内部クロックを前記PLLにフィードバック入力する切り替えを行い、前記PLLが出力する内部クロックの網同期を継続し、更に前記自走クロックを前記PLLに入力する切替を行うことを特徴とするノード装置のクロック切替方法。 - 網同期した内部クロックを生成して出力するPLLと、クロック選択手段と、網回線からクロックを抽出するクロック抽出手段と、自走クロック発生手段と、制御手段とを備え、収容する複数の網回線から抽出した複数のクロックのうちいずれか一つを入力される前記PLLが前記内部クロックを出力し、前記入力されるクロックの障害を通知するアラームが検出された場合、前記PLLが新たなクロックに切り替えて入力される前に、前記自走クロック手段が出力するクロックが一時入力されてから前記新たなクロックへ切り替えられるノード装置のクロック切り替え方法において、
前記クロック抽出手段から抽出された複数のクロックと前記自走クロック発生手段から出力されるクロックとが第1の前記クロック選択手段に入力され、
前記第1のクロック選択手段から出力されるクロックと、前記PLLが出力する内部クロックとが第2の前記クロック選択手段に入力され、
前記制御手段は、
通常の場合、
前記第1のクロック選択手段に対し、前記クロック抽出手段から前記抽出されたクロックのいずれか一つを選択して前記第2のクロック選択手段へ出力させ、前記第2のクロック選択手段に対して前記第1のクロック選択手段から入力されるクロックを選択して前記PLLへ出力させることにより前記PLLが前記抽出されたクロックを入力されて網同期した内部クロックを生成して出力する制御を行い、
前記PLLへ入力される前記選択されたクロックの障害を通知するアラームを検出した場合、
前記第2のクロック選択手段に対し、直ちに前記障害の通知されたクロックに代えて前記PLLが出力する内部クロックを選択して前記PLLへフィードバック入力させる切替を行って前記PLLに網同期を維持した内部クロックを出力させ、
続いて前記第1の選択手段に対して前記自走クロック発生手段が出力するクロックを選択して前記第2の選択手段へ出力する切替を行い、
その後、前記第2の選択手段に対して前記第1のクロック選択手段から出力されるクロックを選択して前記PLLに入力させる切替を行い、
更に前記第1のクロック選択手段へ前記抽出されるクロックのいずれかを選択して前記第2のクロック選択手段へ出力させるクロック切り替え制御を行う
ことを特徴とするクロック切り替え方法。 - 収容する複数の網回線からクロック抽出手段が抽出したクロックのいずれか一つを入力されるPLLが網同期した内部クロックを生成して出力し、入力されるクロックに障害があるアラームを通知された時に、前記PLLに入力されるその障害があるクロックを自走クロックに切替えてから更に前記網回線から抽出される新たなクロックへ切り替えて内部クロックを出力するノード装置において、
入力される前記抽出されたクロックに基づいて網同期した内部クロックを生成して出力するPLLと、
自走クロックを出力する自走クロック発生手段と、
前記クロック抽出手段から複数のクロックと、前記自走クロック発生手段から前記自走クロックとが入力され、前記入力されるクロックのうちから1つを選択クロックとして前記PLLへ向けて選択して出力する第1のクロック選択手段と、
前記第1のクロック選択手段と前記PLLとの間に設けられ、前記選択クロックと、前記PLLが出力する内部クロックが入力され、これらの2つの入力されるクロックのいずれか一方を前記PLLへ選択して出力する第2のクロック選択手段と、
通常の場合、
前記第1のクロック選択手段に対して前記抽出したクロックのいずれかひとつを選択して出力させ、前記第2のクロック選択手段に対して前記第1のクロック選択手段からの選択クロックを入力して前記PLLへ出力させる制御を行い、
前記障害を通知するアラームを通知された場合、
前記第2のクロック選択手段に直ちに前記PLLが出力している内部クロックを前記PLLへフィードバック入力する切替をして前記PLLから出力する内部クロックの網同期を維持し、
続いて、前記第1のクロック選択手段に前記自走クロックを選択して前記第2の選択手段へ出力させる制御を行い、
その後、前記第2のクロック選択手段に前記第1のクロック選択手段から入力される前記選択クロックを選択して前記PLLへ出力する制御を行い、
更に前記第1のクロック選択手段へ前記入力される正常な複数の前記抽出された前記クロックのうち一つを選択して前記第2のクロック選択手段へ出力するクロック切替え制御を行う制御手段とを
具備することを特徴とするノード装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007310687A JP4724171B2 (ja) | 2007-11-30 | 2007-11-30 | ノード装置およびクロック切り替え方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007310687A JP4724171B2 (ja) | 2007-11-30 | 2007-11-30 | ノード装置およびクロック切り替え方法 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30822799A Division JP2001127773A (ja) | 1999-10-29 | 1999-10-29 | クロック切り替え方法 |
Publications (2)
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