JP2001044690A - チップ部品供給装置 - Google Patents

チップ部品供給装置

Info

Publication number
JP2001044690A
JP2001044690A JP11218393A JP21839399A JP2001044690A JP 2001044690 A JP2001044690 A JP 2001044690A JP 11218393 A JP11218393 A JP 11218393A JP 21839399 A JP21839399 A JP 21839399A JP 2001044690 A JP2001044690 A JP 2001044690A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
component
cover
chip
chip component
path
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11218393A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3680204B2 (ja
Inventor
Tetsuro Ito
鉄郎 伊藤
Tsukasa Kin
司 金
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TDK Corp filed Critical TDK Corp
Priority to JP21839399A priority Critical patent/JP3680204B2/ja
Publication of JP2001044690A publication Critical patent/JP2001044690A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3680204B2 publication Critical patent/JP3680204B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 保管時や使用時の温度変化が大きい条件下で
もカバーの膨張・収縮に起因する管状部品給送路の真空
漏れを防止可能で、大きな温度変化に対応可能にして信
頼性の向上を図る。 【解決手段】 先端が部品ピックアップ位置Pに至る横
方向の管状部品給送路41を備え、該管状部品給送路4
1の先端側を真空吸引することで前記部品ピックアップ
位置Pに向かう空気流を前記横方向の管状部品給送路内
に発生させてチップ部品を搬送する場合において、前記
横方向の管状部品給送路41は整列シュート42に形成
された給送溝43を複数に分割された取り外し可能なカ
バー44A,44Bで覆った構成であり、かつ前記カバ
ー相互の突き合わせ平面Sが前記整列シュート上側より
みてチップ部品搬送方向に非直角となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、チップ部品をプリ
ント基板に装着するためのチップ部品装着機等において
使用するチップ部品供給装置に係り、とくに保管時や使
用時の温度変化が大きい条件下での動作の信頼性を確保
できるチップ部品供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、本出願人提案の特開平7−176
893号公報において、チップ部品を収容したホッパー
内のバルク状のチップ部品を1個毎に落下させて分離、
整列する部品分離用案内路(上下方向の管状部品給送
路)を有する部品ガイド部と、一端が前記部品分離用案
内路に接続し、他端が部品ピックアップ位置に至る横方
向の管状部品給送路を有する部品搬送部とを備え、負圧
により前記部品ピックアップ位置に向かう空気流を前記
横方向の管状部品給送路内に発生させてチップ部品を搬
送するチップ部品供給装置の基本構成が提案されてい
る。
【0003】図7及び図8は横方向の管状部品給送路の
構成の1例であって、整列シュート42に形成された給
送溝43を1個の長尺の透明樹脂カバー44で覆って
(整列シュート42に固定ビス45で固定)部品給送路
41を構成したものである。図8の断面図に示すよう
に、前記給送溝43はチップ部品20の断面形状より僅
かに大きな断面略方形溝である。なお、部品給送路41
の基端側は部品ガイド部30の部品分離用案内路31に
接続し、先端側はシャッター部60に至り、吸着ノズル
によるチップ部品の吸着点である部品ピックアップ位置
Pに到達している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種のチ
ップ部品供給装置において、その保管時、使用時の周囲
温度は0〜50℃の範囲とされている。また、チップ部
品を搬送する管状部品給送路においては、整列シュート
に形成された凹部形状の給送溝を覆う上部カバーとして
視認性の良い透明樹脂カバーが使用されている。最大5
0℃の周囲温度変化のもとで使用すると、樹脂カバーに
は膨張・収縮が発生する。長手方向の寸法が規制されて
いるカバーにおいて、収縮時は始端部及び終端部に隙間
が発生し、また膨張時には上部方向への浮き上がり等に
より給送溝を形成した整列シュート上面との間に隙間が
生じる。いずれの場合にも真空漏れが起こり、チップ部
品を搬送する給送路内での真空吸引力が低下してチップ
部品の搬送ができなくなる現象が発生する。
【0005】本発明は、上記の点に鑑み、保管時や使用
時の温度変化が大きい条件下でもカバーの膨張・収縮に
起因する管状部品給送路の真空漏れを防止可能で、大き
な温度変化に対応可能で信頼性の高い動作が可能なチッ
プ部品供給装置を提供することを目的とする。
【0006】本発明のその他の目的や新規な特徴は後述
の実施の形態において明らかにする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、先端が部品ピックアップ位置に至る横方
向の管状部品給送路を備え、該管状部品給送路の先端側
を真空吸引することで前記部品ピックアップ位置に向か
う空気流を前記横方向の管状部品給送路内に発生させて
チップ部品を搬送するチップ部品供給装置において、前
記横方向の管状部品給送路は整列シュートに形成された
給送溝を複数に分割された取り外し可能なカバーで覆っ
た構成であり、かつ前記カバー相互の突き合わせ平面が
前記整列シュート上側よりみてチップ部品搬送方向に非
直角となっていることを特徴している。
【0008】前記整列シュートの少なくとも一方の端部
上に位置するカバーを金属製とし、その他のカバーを透
明樹脂製にするとよい。
【0009】前記カバーが前記整列シュートに螺子部材
で固着されており、該螺子部材を弛めることで、前記チ
ップ部品搬送方向の直交方向への前記カバーの取付位置
が調整自在であるとよい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るチップ部品供
給装置の実施の形態を図面に従って説明する。
【0011】図1及び図2は本発明に係るチップ部品供
給装置の第1の実施の形態の要部構成を示し、図3及び
図4は全体構成を示す。
【0012】まず、チップ部品供給装置の全体構成につ
いて説明する。全体構成を示す図3及び図4において、
仮想線1で示すのは、チップ部品装着機の供給部ベース
であり、該供給部ベース1上にチップ部品供給装置の本
体フレーム10が載置されるようになっている。
【0013】本体フレーム10の右端には、ホッパーベ
ース11が上下方向に摺動自在に取り付けられ、該ホッ
パーベース11にホッパー(貯留室)12が設けられる
とともに、バルク状のチップ部品20を多数収容したチ
ップ部品供給ケース13が着脱自在に配設されている。
チップ部品供給ケース13内部とホッパー12内部とは
連通していて、ホッパー12内にチップ部品供給ケース
13から逐次チップ部品20が補充されるようになって
いる。前記ホッパーベース11は本体フレーム10の右
端下側のホッパー昇降用モーター14及びカム機構15
によって往復上下運動を行う。なお、本実施の形態では
チップ部品20が直方体状の角チップ部品である場合を
例にとって説明する。
【0014】前記本体レーム10には、ホッパー12内
のチップ部品20が1個毎に落下する部品分離用案内路
(上下方向の管状部品給送路)31を有する部品ガイド
部30が固定されている。部品分離用案内路31は上向
きの開放角穴を有するとともに円弧状に湾曲して下端部
は水平に向いている。
【0015】前記本体フレーム10上辺部には、図1及
び図2のように、一端(基端側)が前記部品分離用案内
路31に接続(連通)した横方向の管状部品給送路とし
ての直線状部品給送路41を有する部品搬送部40が固
定配置されている。ここで、直線状部品給送路41は整
列シュート42に形成された給送溝43を複数の分割さ
れたカバー44A,44Bで覆った構成であり、整列シ
ュート42の上側よりみてカバー44A,44B相互の
突き合わせ平面Sが整列シュート42のチップ部品搬送
方向(給送溝43)に対して傾斜(非直角)している。
そして、部品給送路41の他端(先端側)はシャッター
部60に至り、吸着ノズルによるチップ部品の吸着点で
ある部品ピックアップ位置Pに到達している。
【0016】前記カバー44A,44Bの突き合わせ平
面Sをチップ部品搬送方向に対して傾斜させる理由は、
カバー44A,44Bの一方又は両方をチップ部品搬送
方向の直交方向(矢印T方向)にずらすことにより、カ
バー44A,44Bを組み合わせたカバー連結体の長手
方向寸法の全長を調整できるようにし、膨張・収縮を補
正可能にするためである。従って、カバー44A,44
Bと、部品ガイド部30及びシャッター部60との境界
面はカバー44A,44Bを矢印T方向に円滑にずらす
ことが可能なようにチップ部品搬送方向に直交してい
る。
【0017】前記カバー44A,44Bは螺子部材とし
ての固定ビス45で整列シュート42の上面に固着され
ている。これらのカバー44A,44Bは締め付け状態
の固定ビス45を弛めることで、前記チップ部品搬送方
向の直交方向(矢印T方向)への取付位置が調整自在で
ある。また、固定ビス45を外すことで整列シュート4
2からカバーを取り外し可能である。
【0018】前記カバー44A,44Bのうち、整列シ
ュート42のシャッター部60に隣接する端部側のカバ
ー44Bは膨張・収縮の少ない金属製であり、その他の
カバー44Aは内部が透視可能な透明樹脂製である。
【0019】保管又は使用時の温度が相当高く、カバー
44A,44Bの膨張により、それらカバー44A,4
4Bが整列シュート42の上面から部分的に浮き上がる
場合、固定ビス45を弛めてカバー44A,44Bの一
方又は両方を矢印T方向にずらすことで、カバー44
A,44Bを組み合わせたカバー連結体の長手方向寸法
の全長を短くなるように調整して、前記浮き上がりを解
消できる。
【0020】保管又は使用時の温度が相当低く、カバー
44A,44Bの収縮により、それらカバー44A,4
4Bが整列シュート42の給送溝43を完全に覆うこと
ができず、微小な隙間が生じる場合、固定ビス45を弛
めてカバー44A,44Bの一方又は両方を矢印T方向
にずらすことで、カバー44A,44Bを組み合わせた
カバー連結体の長手方向寸法の全長を長くなるように調
整して、前記隙間を解消できる。
【0021】前記シャッター部60は前記部品ピックア
ップ位置Pに設けられた部品取り出し用開口61を開閉
するシャッター62を開閉自在に有している。また、部
品給送路41は部品ピックアップ位置P側から本体フレ
ーム10に設けられた負圧源としての真空発生器(真空
エジェクタ)70で真空吸引されている。
【0022】従って、真空発生器作動時は、部品ピック
アップ位置Pに向かう空気流が横方向の部品給送路41
内に発生され、これによりチップ部品20の長手方向が
部品給送路41に平行な姿勢となって前記部品ピックア
ップ位置Pに向けて搬送される。
【0023】前記シャッター62は、チップ部品装着機
側の吸着ノズルが前記部品ピックアップ位置Pにてチッ
プ部品20を吸着する動作時に、図3の操作力Fが操作
レバー71に加わってこれを回動させ、これがリンク機
構72等を介して伝達されることで開くようになってい
る。シャッター62が開いたときのみ部品取り出し用開
口61からチップ部品20を吸着ノズルでピックアップ
できる。シャッター62が閉じているときは、真空発生
器70の真空吸引動作が実行され、部品ピックアップ位
置Pに向かう空気流が部品給送路41内に発生され、チ
ップ部品20を前記部品ピックアップ位置Pに向けて搬
送する。
【0024】前記本体フレーム10の下辺にはフィーダ
ーロックレバー80及びこれで作動されるロック爪81
が取り付けられており、ロック爪81によりチップ部品
供給装置の本体フレーム10がチップ部品装着機の供給
部ベース1に固定されるようになっている。
【0025】次に、この実施の形態の全体的動作説明を
行う。
【0026】ホッパー12内のチップ部品20はホッパ
ーベース11の上下運動に伴いホッパー下部から部品ガ
イド部30の部品分離用案内路31の垂直部分を1個毎
に分離されて落下し、徐々に横向きに向きを変えられて
水平部分の左端に達する。水平部分では重力によるチッ
プ部品給送作用は無くなる。このため、直線状部品給送
路41先端側の部品ピックアップ位置Pの部品取り出し
用開口61をシャッター62で密閉し、給送路41に連
通している部品分離用案内路31の上側のみが実質的に
開口している状態とし、真空発生器70により部品給送
路41の部品ピックアップ位置P側において真空吸引す
る。チップ部品供給装置の保管、使用時の温度が通常の
温度範囲であれば部品給送路41に真空リークは発生せ
ず、この結果、部品ピックアップ位置Pに向かう空気流
が横方向の部品給送路41内に良好に発生されることに
なり、最先端のチップ部品20は部品取り出し用開口6
1の部品ピックアップ位置Pに位置決め停止され、吸着
ノズルによるピックアップを待機する状態となる。
【0027】その後、チップ部品装着機側の吸着ノズル
を下降させるとともに、操作レバー71に操作力Fを加
えてシャッター62を左方向にスライドさせて開き、吸
着ノズルに対するチップ部品20の供給を実行する。
【0028】チップ部品供給装置の保管、使用時の温度
条件が過酷であるとき(0℃に近い、あるいは50℃に
近いとき)、カバー44A,44Bの収縮に起因する始
端部、終端部の隙間、カバー44A,44Bの膨張に起
因する整列シュート42の上面からの浮き上がりが発生
して、部品給送路41に真空リークが発生するときがあ
る。この場合、固定ビス45を弛めてカバー44A,4
4Bの一方又は両方を矢印T方向にずらすことで、カバ
ー44A,44Bを組み合わせたカバー連結体の長手方
向寸法の全長を可変調整して固定ビス45を締め直し、
前記隙間又は浮き上がりを解消しておく。以後、通常の
チップ部品供給動作を実行できる。
【0029】この第1の実施の形態によれば、次の通り
の効果を得ることができる。
【0030】(1) 横方向の管状部品給送路41は整列
シュート42に形成された給送溝43を複数に分割され
た取り外し可能なカバー44A,44Bで覆った構成で
あり、かつカバー相互の突き合わせ平面Sが整列シュー
ト上側よりみてチップ部品搬送方向に対し傾斜(非直
角)となっているため、カバー44A,44Bの一方又
は両方を矢印T方向にずらすことで、カバー44A,4
4Bを組み合わせたカバー連結体の長手方向寸法の全長
を可変調整してカバー始端部、終端部の隙間又はカバー
の整列シュート42からの浮き上がりを容易に解消でき
る。従って、保管、使用温度条件の過酷な場合でも対応
可能で、正常に動作させることができる。
【0031】(2) 整列シュート42のシャッター部6
0に隣接するカバー44Bを膨張・収縮の少ない金属製
としたので、必要な寸法精度及び強度を確保できる。
【0032】(3) 各カバー44A,44Bは固定ビス
45で固定されており、固定ビス45を弛めることで、
各カバーの位置調整が容易に実行可能である。
【0033】図5は本発明の第2の実施の形態の要部構
成を示す。この場合、部品搬送部40の直線状部品給送
路41は整列シュート42に形成された給送溝43を複
数の分割されたカバー44C,44Dで覆った構成であ
り、整列シュート42の上側よりみてカバー44C,4
4D相互の突き合わせ平面Sが整列シュート42のチッ
プ部品搬送方向(給送溝43)に対して傾斜(非直角)
している。そして、部品給送路41の先端側はシャッタ
ー部60に至り、吸着ノズルによるチップ部品の吸着点
である部品ピックアップ位置Pに到達している。
【0034】前記カバー44C,44Dは螺子部材とし
ての固定ビス45で整列シュート42の上面に固着され
ている。これらのカバー44C,44Dは締め付け状態
の固定ビス45を弛めることで、前記チップ部品搬送方
向の直交方向(矢印T方向)への取付位置が調整自在で
ある。また、固定ビス45を外すことで整列シュート4
2からカバーを取り外し可能である。
【0035】前記カバー44C,44Dのうち、整列シ
ュート42の部品ガイド部30に隣接する端部側のカバ
ー44Cは膨張・収縮の少ない金属製であり、その他の
カバー44Dは内部が透視可能な透明樹脂製であり、整
列シュート42の部品ガイド部30に隣接するカバー4
4Cを膨張・収縮の少ない金属製として、必要な寸法精
度及び強度を確保している。
【0036】なお、その他の構成、作用効果は前述の第
1の実施の形態と同様であり、同一又は相当部分に同一
符号を付して説明を省略する。
【0037】以上の第1及び第2の実施の形態では、2
分割構造のカバーを使用したが、3分割以上のカバー構
造としてもよい。3分割のカバーを使用した例を図6に
本発明の第3の実施の形態として示す。図6は本発明の
第3の実施の形態の要部構成を示すもので、部品搬送部
40の直線状部品給送路41は整列シュート42に形成
された給送溝43を複数の分割されたカバー44E,4
4F,44Gで覆った構成であり、整列シュート42の
上側よりみて各カバー相互の突き合わせ平面S1,S2
が整列シュート42のチップ部品搬送方向(給送溝4
3)に対して傾斜(非直角)している。そして、部品給
送路41の先端側はシャッター部60に至り、吸着ノズ
ルによるチップ部品の吸着点である部品ピックアップ位
置Pに到達している。
【0038】前記カバー44E,44F,44Gは螺子
部材としての固定ビス45で整列シュート42の上面に
固着されている。これらのカバー44E,44F,44
Gは締め付け状態の固定ビス45を弛めることで、前記
チップ部品搬送方向の直交方向(矢印T方向)への取付
位置が調整自在である。また、固定ビス45を外すこと
で整列シュート42からカバーを取り外し可能である。
【0039】前記カバー44E,44F,44Gのう
ち、整列シュート42の両端部、つまり部品ガイド部3
0に隣接する端部側のカバー44E及びシャッター部6
0に隣接する端部側のカバー44Gは膨張・収縮の少な
い金属製であり、その他のカバー44Fは内部が透視可
能な透明樹脂製である。このように、整列シュート42
の部品ガイド部30及びシャッター部60に隣接するカ
バー44E,44Gを膨張・収縮の少ない金属製とし
て、必要な寸法精度及び強度を確保している。
【0040】なお、その他の構成は前述した第1の実施
の形態と同様であり、同一又は相当部分に同一符号を付
して説明を省略する。
【0041】各実施の形態において、金属製のカバーの
代わりに膨張・収縮の少ないその他の材質のカバーを採
用してもよい。
【0042】以上本発明の実施の形態について説明して
きたが、本発明はこれに限定されることなく請求項の記
載の範囲内において各種の変形、変更が可能なことは当
業者には自明であろう。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るチッ
プ部品供給装置によれば、先端が部品ピックアップ位置
に至る横方向の管状部品給送路の先端側を真空吸引する
ことで前記部品ピックアップ位置に向かう空気流を前記
横方向の管状部品給送路内に発生させてチップ部品を搬
送する場合において、整列シュートに形成された給送溝
を複数に分割された取り外し可能なカバーで覆って前記
横方向の管状部品給送路を構成し、かつ前記カバー相互
の突き合わせ平面が前記整列シュート上側よりみてチッ
プ部品搬送方向に非直角となるように設定したので、各
カバーの長手方向の収縮・膨張に対して、少なくともい
ずれかのカバーを横方向(チップ部品搬送方向の直交方
向)に位置調整して補正できる。
【0044】従って、チップ部品供給装置において、周
囲温度0〜50℃の範囲で保管・使用する場合でも、真
空吸引時に管状部品給送路上部カバーでの真空漏れを容
易に解消でき、真空吸引力は低下せず安定したチップ部
品の搬送が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るチップ部品供給装置の第1の実施
の形態であって、その要部構成を示す平面図である。
【図2】同じく拡大断面図である。
【図3】第1の実施の形態の全体構成を示す正面図であ
る。
【図4】同平面図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態の要部構成を示す平
面図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態の要部構成を示す平
面図である。
【図7】従来のチップ部品供給装置の要部構成を示す平
面図である。
【図8】同じく従来のチップ部品供給装置の要部構成の
拡大断面図(図7のVIII−VIII拡大断面図)である。
【符号の説明】
1 供給部ベース 10 本体フレーム 11 ホッパーベース 12 ホッパー 13 チップ部品供給ケース 14 ホッパー昇降用モーター 15 カム機構 20 チップ部品 30 部品ガイド部 31 部品分離用案内路 40 部品搬送部 41 直線状部品給送路 42 整列シュート 43 給送溝 44,44A乃至44G 45 固定ビス 60 シャッター部 61 部品取り出し用開口 62 シャッター 70 真空発生器 71 操作レバー 72 リンク機構 80 フィーダーロックレバー 81 ロック爪

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端が部品ピックアップ位置に至る横方
    向の管状部品給送路を備え、該管状部品給送路の先端側
    を真空吸引することで前記部品ピックアップ位置に向か
    う空気流を前記横方向の管状部品給送路内に発生させて
    チップ部品を搬送するチップ部品供給装置において、 前記横方向の管状部品給送路は整列シュートに形成され
    た給送溝を複数に分割された取り外し可能なカバーで覆
    った構成であり、かつ前記カバー相互の突き合わせ平面
    が前記整列シュート上側よりみてチップ部品搬送方向に
    非直角となっていることを特徴とするチップ部品供給装
    置。
  2. 【請求項2】 前記整列シュートの少なくとも一方の端
    部上に位置するカバーを金属製とし、その他のカバーを
    透明樹脂製とした請求項1記載のチップ部品供給装置。
  3. 【請求項3】 前記カバーが前記整列シュートに螺子部
    材で固着されており、該螺子部材を弛めることで、前記
    チップ部品搬送方向の直交方向への前記カバーの取付位
    置が調整自在である請求項1又は2記載のチップ部品供
    給装置。
JP21839399A 1999-08-02 1999-08-02 チップ部品供給装置 Expired - Fee Related JP3680204B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21839399A JP3680204B2 (ja) 1999-08-02 1999-08-02 チップ部品供給装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21839399A JP3680204B2 (ja) 1999-08-02 1999-08-02 チップ部品供給装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001044690A true JP2001044690A (ja) 2001-02-16
JP3680204B2 JP3680204B2 (ja) 2005-08-10

Family

ID=16719214

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21839399A Expired - Fee Related JP3680204B2 (ja) 1999-08-02 1999-08-02 チップ部品供給装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3680204B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP3680204B2 (ja) 2005-08-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR20100036368A (ko) 플레이트 공급 및 배출 디바이스, 이를 이용한 인쇄 플레이트 형성 디바이스, 플레이트 공급 테이블, 및 플레이트 배출 테이블
JP2007042698A (ja) バルクフィーダおよび電子部品実装装置
JP2001044690A (ja) チップ部品供給装置
JP2007145365A (ja) テーピング装置及びその制御方法
JP2001036289A (ja) チップ部品供給装置
JP2001206519A (ja) チップ部品供給装置
JPH10200293A (ja) 部品供給装置
WO2019138480A1 (ja) 部品供給装置
JP3461629B2 (ja) 部品供給装置
JPH11310322A (ja) バルクフィーダ
JPH11204989A (ja) バルクフィーダ
JPH11354990A (ja) バルクフィーダの残留チップ回収装置
JP7467757B2 (ja) 部品実装装置
JPH08222890A (ja) 電子部品供給装置
JP4835473B2 (ja) チップの実装装置
JP2002190694A (ja) 部品供給装置
JP2002094293A (ja) チップ部品装着装置におけるチップ部品供給装置
JP3682644B2 (ja) チップ部品供給装置
JP4849082B2 (ja) テープフィーダ
JPH08279693A (ja) バルクカセット
JP2000280126A (ja) 部品供給装置
JP2001237594A (ja) チップ部品供給装置
JP2001036288A (ja) 部品供給装置
JP2001097538A (ja) 部品供給装置及び部品供給方法
JP3328771B2 (ja) ボンディング装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050104

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050307

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050412

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050428

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees