JP2001042812A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

Info

Publication number
JP2001042812A
JP2001042812A JP11219433A JP21943399A JP2001042812A JP 2001042812 A JP2001042812 A JP 2001042812A JP 11219433 A JP11219433 A JP 11219433A JP 21943399 A JP21943399 A JP 21943399A JP 2001042812 A JP2001042812 A JP 2001042812A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid crystal
voltage value
outputs
crystal display
voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11219433A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoki Masazumi
直樹 将積
Eiji Yamakawa
英二 山川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Minolta Co Ltd filed Critical Minolta Co Ltd
Priority to JP11219433A priority Critical patent/JP2001042812A/ja
Publication of JP2001042812A publication Critical patent/JP2001042812A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 メモリ性を有する液晶を用いて構成した液晶
表示素子を、簡単な構成で多値の駆動パルス電圧を得て
駆動可能とすること。 【解決手段】 メモリ性液晶を用いて構成された液晶表
示素子を、走査ドライバ回路304から電圧値V1のリ
セットパルスを印加してホメオトロピック状態にリセッ
トすると共に、電圧値V2のリセットパルスを印加して
フォーカルコニック状態にリセットし、さらに電圧値V
3の選択パルスを印加して所望の画素をプレーナ状態に
セットする。このような駆動はCPU300から出力さ
れる電圧値データに基づいてアナログスイッチ301を
切り換えて所定の電圧値を得ることによって行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、液晶表示装置、特に、メモリ性
液晶を用いて構成された液晶表示素子を備えた液晶表示
装置に関する。
【0002】
【従来の技術と課題】従来知られている室温でコレステ
リック相を示す液晶、例えば、コレステリック液晶又は
カイラルネマティック液晶を2枚の基板間に狭持した液
晶表示素子では、液晶の状態をプレーナ状態とフォーカ
ルコニック状態に切り換えて表示を行うことができる。
【0003】この種の液晶はメモリ性を有し、表示装置
の軽量化、薄型化、省エネルギー化、駆動の簡易化等の
利点によって注目されている。しかし、この種の液晶は
固有のヒステリシス現象を有していることが知られてい
る。
【0004】前記ヒステリシス現象を消すためには、そ
の駆動に際して、まず、液晶にエネルギーの大きなリセ
ットパルスを印加してホメオトロピック状態にリセット
する必要がある。このため、各画素に画像データに基い
て選択パルスを印加して画像を書き込もうとすると、通
常、複数種類(より詳しくは3種類以上)の電圧値のパ
ルス信号が必要となり、多値出力のドライバICを必要
とし、コストアップを招来するという問題点を有してい
た。
【0005】そこで、本発明の目的は、簡単な構成で多
値出力を得られるようにした駆動回路を備えた液晶表示
装置を提供することにある。
【0006】
【発明の構成、作用及び効果】以上の目的を達成するた
め、本発明に係る液晶表示装置は、メモリ性液晶を用い
て構成された液晶表示素子と、この液晶表示素子に駆動
電圧を印加する走査ドライバ及びデータドライバとで構
成された制御部と、を備え、制御部は、走査ドライバに
入力する駆動電圧を走査ドライバとは独立した電圧変動
手段によって変動可能であることを特徴とする。
【0007】前記電圧変動手段は、D/Aコンバータと
アンプとで構成したり、アナログスイッチで構成するこ
とができる。
【0008】さらに、本発明に係る液晶表示装置におい
ては、前記走査ドライバのグランドレベルを走査ドライ
バグランドレベル変動手段によって変動可能としたり、
前記データドライバのグランドレベルをデータドライバ
グランドレベル変動手段によって変動可能としてもよ
い。
【0009】即ち、本発明においては、走査ドライバに
入力する駆動電圧を走査ドライバとは独立した電圧変動
手段によって変動可能にしたため、走査ドライバ自体に
出力電圧値を多値に切り換える構成を必要とせず、電源
部ひいては駆動回路を簡単、安価に製作することができ
る。
【0010】
【発明の実施形態】以下、本発明に係る液晶表示装置の
実施形態について、添付図面を参照して説明する。
【0011】(液晶表示素子の構成)まず、本発明に係
る液晶表示装置を構成する反射型液晶表示素子の一例を
図1に示す。この液晶表示素子10は光吸収層19の上
に、赤色の選択反射と透明状態の切り換えにより表示を
行う赤色表示層11Rを配し、その上に緑色の選択反射
と透明状態の切り換えにより表示を行う緑色表示層11
Gを積層し、さらに、その上に青色の選択反射と透明状
態の切り換えにより表示を行う青色表示層11Bを積層
したものである。
【0012】各表示層11R,11G,11Bは、それ
ぞれ透明電極13,14を形成した透明基板12の間に
樹脂製柱状構造物15、図示しないセル厚制御用スペー
サ及び各色の選択反射を示す液晶16を挟持したもので
ある。また、透明電極13,14上には図示しない配向
制御膜あるいは絶縁膜を設けたり、スペーサ粒子を散布
してもよい。
【0013】液晶16としては、室温でコレステリック
相を示すコレステリック液晶、カイラルネマティック液
晶を使用することができる。カイラルネマティック液晶
はネマティック液晶にカイラル材を添加することによっ
て得られる。カイラル材は、ネマティック液晶に添加さ
れた場合にネマティック液晶の分子をねじる作用を有
し、添加量を調整することで液晶の選択反射波長が制御
される。
【0014】この液晶表示素子10において、各表示層
11R,11G,11Bの透明電極13,14はそれぞ
れ駆動回路20に接続されており、駆動回路20によ
り、各透明電極13,14の間にそれぞれ所定のパルス
電圧が印加される。この印加電圧に応答して、各液晶1
6が可視光を透過する透明状態(フォーカルコニック状
態)、可視光を選択的に反射する選択反射状態(プレー
ナ状態)、及びそれらの中間状態の間で表示が切り換え
られる。
【0015】透明電極13,14は、それぞれ微細な間
隔を保って平行に並べられた複数の帯状電極よりなり、
その帯状に並ぶ向きが互いに直角方向となるように対向
させてある。即ち、各液晶16に対してマトリクス状に
順次電圧が印加されて表示が行われる。このようなマト
リクス駆動を各色表示層11R,11G,11Bごとに
順次又は同時に行うことにより、液晶表示素子10にフ
ルカラー画像の表示を行う。
【0016】光吸収層19を観察する方向(矢印A方
向)に対して最下層に設けることにより、各表示層11
R,11G,11Bを透過した光は全て光吸収層19に
よって吸収される。即ち、各表示層の全てが透明状態な
らば黒色の表示となる。このような光吸収層19として
は、例えば、黒色のフィルムを用いることができる。ま
た、表示素子10の最下面に黒色インク等の黒色塗料を
塗布して光吸収層19としてもよい。
【0017】図1では、赤色表示層11Rはプレーナ状
態、緑色表示層11Gはフォーカルコニック状態、青色
表示層11Bはプレーナ状態とフォーカルコニック状態
の両方が混在する状態を示している。液晶表示素子10
における各表示層11R、11G、11Bの積層順につ
いては図1に示す以外の場合も可能である。
【0018】(第1実施形態、図2及び図3参照)前記
液晶表示素子10の各表示層における画素構成は単純マ
トリクスであり、図2に示す駆動回路20A(第1実施
形態)によって駆動される。この駆動回路20Aは、C
PU100、アンプ102、走査ドライバ回路105、
データドライバ回路109からなる。
【0019】走査ドライバ回路105は、駆動電圧を切
り換えるための高耐圧スイッチ103と走査波形を制御
するためのロジック回路104とからなる。データドラ
イバ回路109は、駆動電圧を切り換えるための高耐圧
スイッチ107とデータ波形を制御するためのロジック
回路108からなる。データドライバ回路109の高耐
圧側の入力端子にはV4の電圧値が入力されるが、この
V4の電圧を発生する電源は、データドライバ回路10
9のグランドに対して出力されるように構成されてい
る。
【0020】前記液晶表示素子10の各液晶を駆動する
には、まず、液晶のヒステリシス現象を消すために、液
晶をホメオトロピック状態にリセットした後、フォーカ
ルコニック状態にリセットし、さらに、所望の画素をプ
レーナ状態にセットする。以下、前記電極13,14の
一方を走査電極(ライン)、他方をデータ電極(ライ
ン)と称する。
【0021】図3に、走査ドライバ回路105から走査
電極に出力される走査波形を示す。リセット期間200
は全走査ライン上のカイラルネマティック液晶をホメオ
トロピック状態にするための期間で、リセットパルスは
十分高い電圧値V1が必要となる。休止期間201はカ
イラルネマティック液晶に電圧が印加されない期間であ
る。リセット期間202は全走査ライン上のカイラルネ
マティック液晶をフォーカルコニック状態にするための
期間で、リセットパルスは電圧値V1よりも小さい電圧
値V2であり、パルス幅もリセット期間200のパルス
よりも長くなる(例えば、リセット期間200のパルス
幅が数ms〜数十msであるのに対して、リセット期間
202のパルス幅が100ms)。休止期間203はカ
イラルネマティック液晶に電圧が印加されない期間であ
る。
【0022】さらに、選択期間204は第1番目の走査
ラインのカイラルネマティック液晶の表示状態を決定す
るために、電圧値V1とV2との間の電圧値V3の選択
パルスが印加される期間である(パルス幅は例えば約3
ms)。選択期間205は第2番目の走査ラインのカイ
ラルネマティック液晶の表示状態を決定する期間で、以
下、最終の走査ラインまで同様に走査される。
【0023】まず、リセット期間200において、CP
U100はD/Aコンバータ101に8ビットの電圧値
データを出力する。D/Aコンバータ101の出力はア
ンプ102で増幅され、電圧値V1となる。この電圧が
走査ドライバ回路105の高圧入力端子に入力される。
ここで、CPU100はロジック回路104に走査制御
信号を出力する。この走査制御信号により、全走査ライ
ンは電圧値V1のリセットパルスを出力する。
【0024】次に、休止期間201において、CPU1
00はロジック回路104に、全走査ラインがグランド
レベルを出力するように走査制御信号を出力する。これ
を受けて、走査ドライバ回路105の全走査ラインはグ
ランドレベルを出力する。
【0025】次に、リセット期間202において、CP
U100はD/Aコンバータ101に8ビットの電圧値
データを出力する。D/Aコンバータ101の出力はア
ンプ102で増幅され、電圧値V2となる。この電圧が
走査ドライバ回路105の高圧入力端子に入力される。
ここで、CPU100はロジック回路104に走査制御
信号を出力する。この走査制御信号により、全走査ライ
ンは電圧値V2のリセットパルスを出力する。
【0026】次に、休止期間203において、CPU1
00はロジック回路104に、全走査ラインがグランド
レベルを出力するように走査制御信号を出力する。これ
を受けて、走査ドライバ回路105の全走査ラインはグ
ランドレベルを出力する。
【0027】以上のリセット期間200、休止期間20
1、リセット期間202、休止期間203において、デ
ータドライバ回路109は常にグランドレベルを出力し
ている。
【0028】次に、選択期間204において、CPU1
00はD/Aコンバータ101に8ビットの電圧値デー
タを出力する。D/Aコンバータ101の出力はアンプ
102で増幅され、電圧値V3となる。この電圧が走査
ドライバ回路105の高圧入力端子に入力される。ここ
で、CPU100はロジック回路104に走査制御信号
を出力する。この走査制御信号により、第1番目の走査
ラインに電圧値V3の選択パルスを出力する。それ以外
の走査ラインにはグランドレベルを出力する。
【0029】以下、選択期間205,206,…と順番
に走査ラインに電圧値V3の選択パルスが印加される。
この選択期間204,205,206…において、デー
タドライバ回路109は、画像データに応じてパルス幅
変調されたデータパルスが印加される。
【0030】以上のように、本第1実施形態の駆動回路
を用いると、2値出力の走査ドライバ回路105を使用
して、カイラルネマティック液晶に必要な複数の走査駆
動電圧V1,V2,V3を出力することが可能になる。
【0031】(第2実施形態、図4参照)前記第1実施
形態では走査ドライバ回路105の外部にD/Aコンバ
ータ101とアンプ102からなる駆動電圧変動手段を
用いていたが、これは3接点のアナログスイッチで置き
換えることができる。そのような駆動回路20Bを第2
実施形態として図4に示す。
【0032】この駆動回路20Bは、CPU300、3
接点のアナログスイッチ301、走査ドライバ回路30
4、データドライバ回路308からなる。走査ドライバ
回路304は、駆動電圧を切り換えるための高耐圧スイ
ッチ302と走査波形を制御するためのロジック回路3
03からなる。データドライバ回路308は、駆動電圧
を切り換えるための高耐圧スイッチ306とデータ波形
を制御するためのロジック回路307からなる。
【0033】3接点のアナログスイッチ301には、V
1,V2,V3の電圧が入力される。CPU300が前
記第1実施形態においてD/Aコンバータ101を制御
したのと同じタイミングでアナログスイッチ301を制
御することにより、図3に示したのと同じ走査波形を出
力することが可能になる。アナログスイッチを用いるこ
とにより、先の実施形態に比べて高速応答性に優れ、ま
た、電圧値の精度を向上することができる。
【0034】(第3実施形態、図5及び図6参照)カイ
ラルネマティック液晶は、前記第1及び第2実施形態の
ように一方の電極にパルス電圧を印加するだけでも駆動
が可能であるが、液晶内部に溶け込んだ不純物の影響を
軽減し、長寿命化を達成するために交流駆動することが
好ましい。本題3実施形態では駆動波形を交流化するた
めの駆動回路について説明する。
【0035】図5に交流化のための駆動回路20Cを示
す。この駆動回路20Cは、CPU400、D/Aコン
バータ401、403、アンプ402,404、フォト
カプラ405、走査ドライバ回路408、データドライ
バ回路412からなる。
【0036】走査ドライバ回路408は、駆動電圧を切
り換えるための高耐圧スイッチ406と走査波形を制御
するためのロジック回路407からなる。データドライ
バ回路412は、駆動電圧を切り換えるための高耐圧ス
イッチ410とデータ波形を制御するためのロジック回
路411からなる。
【0037】図6に走査波形とデータ波形を示す。これ
らの駆動波形は期間500〜509に分かれている。以
下の第1表にこれらの期間にアンプ402,404が出
力する電圧値を示す。以下、第1表に従って駆動の説明
を行う。
【0038】
【表1】
【0039】リセット期間500において、CPU40
0はD/Aコンバータ401,403に8ビットの電圧
値データを出力する。D/Aコンバータ401の出力は
アンプ402で増幅され、電圧値V1となる。D/Aコ
ンバータ403の出力はアンプ404で増幅され、電圧
値ゼロを出力する。CPU400は同時にフォトカプラ
405に走査制御信号を出力する。フォトカプラ405
はこれを受けて、ロジック回路407に走査制御信号を
レベル変換して出力する。走査ドライバ回路408はこ
の走査制御信号により、電圧値V1のパルスを出力す
る。また、CPU400はロジック回路411にデータ
制御信号を出力する。データドライバ回路412はこの
データ制御信号によりゼロの電圧を出力する。
【0040】次に、リセット期間501において、CP
U400はD/Aコンバータ401,403に8ビット
の電圧値データを出力する。D/Aコンバータ401は
アンプ402を介して電圧値ゼロを出力する。D/Aコ
ンバータ403の出力はアンプ404で増幅され、電圧
値−V1となる。CPU400は同時にフォトカプラ4
05に走査制御信号を出力する。フォトカプラ405は
これを受けて、ロジック回路407に走査制御信号をレ
ベル変換して出力する。走査ドライバ回路408はこの
走査制御信号により、電圧値−V1のパルスを出力す
る。また、CPU400はロジック回路411にデータ
制御信号を出力する。データドライバ回路412はこの
データ制御信号によりゼロの電圧を出力する。
【0041】次に、休止期間502において、CPU4
00はD/Aコンバータ401,403に8ビットの電
圧値データを出力する。D/Aコンバータ401の出力
はアンプ402で増幅され、電圧値V2となる。D/A
コンバータ403はアンプ404を介して電圧値ゼロを
出力する。CPU400は同時にフォトカプラ405に
走査制御信号を出力する。フォトカプラ405はこれを
受けて、ロジック回路407に走査制御信号をレベル変
換して出力する。走査ドライバ回路408はこの走査制
御信号によりゼロの電圧を出力する。また、CPU40
0はロジック回路411にデータ制御信号を出力する。
データドライバ回路412はこのデータ制御信号により
ゼロの電圧を出力する。
【0042】リセット期間503において、CPU40
0はD/Aコンバータ401,403に8ビットの電圧
値データを出力する。D/Aコンバータ401の出力は
アンプ402で増幅され、電圧値V2となる。D/Aコ
ンバータ403はアンプ404を介して電圧値ゼロを出
力する。CPU400は同時にフォトカプラ405に走
査制御信号を出力する。フォトカプラ405はこれを受
けて、ロジック回路407に走査制御信号をレベル変換
して出力する。走査ドライバ回路408はこの走査制御
信号により、電圧値V2のパルスを出力する。また、C
PU400はロジック回路411にデータ制御信号を出
力する。データドライバ回路412はこのデータ制御信
号によりゼロの電圧を出力する。
【0043】次に、リセット期間504において、CP
U400はD/Aコンバータ401,403に8ビット
の電圧値データを出力する。D/Aコンバータ401は
アンプ402を介して電圧値ゼロを出力する。D/Aコ
ンバータ403の出力はアンプ404で増幅され、電圧
値−V2となる。CPU400は同時にフォトカプラ4
05に走査制御信号を出力する。フォトカプラ405は
これを受けて、ロジック回路407に走査制御信号をレ
ベル変換して出力する。走査ドライバ回路408はこの
走査制御信号により、電圧値−V2のパルスを出力す
る。また、CPU400はロジック回路411にデータ
制御信号を出力する。データドライバ回路412はこの
データ制御信号によりゼロの電圧を出力する。
【0044】次に、休止期間505において、CPU4
00はD/Aコンバータ401,403に8ビットの電
圧値データを出力する。D/Aコンバータ401の出力
はアンプ402で増幅され、電圧値V3+V4/2とな
る。D/Aコンバータ403はアンプ404を介して電
圧値ゼロを出力する。CPU400は同時にフォトカプ
ラ405に走査制御信号を出力する。フォトカプラ40
5はこれを受けて、ロジック回路407に走査制御信号
をレベル変換して出力する。走査ドライバ回路408は
この走査制御信号によりゼロの電圧を出力する。また、
CPU400はロジック回路411にデータ制御信号を
出力する。データドライバ回路412はこのデータ制御
信号によりゼロの電圧を出力する。
【0045】選択期間506において、CPU400は
D/Aコンバータ401,403に8ビットの電圧値デ
ータを出力する。D/Aコンバータ401の出力はアン
プ402で増幅され、電圧値V3+V4/2となる。D
/Aコンバータ403の出力はアンプ404で増幅さ
れ、電圧値V4/2となる。CPU400は同時にフォ
トカプラ405に走査制御信号を出力する。フォトカプ
ラ405はこれを受けて、ロジック回路407に走査制
御信号をレベル変換して出力する。走査ドライバ回路4
08はこの走査制御信号により、電圧値V3+V4/2
のパルスを出力する。また、CPU400はロジック回
路411にデータ制御信号を出力する。データドライバ
回路412はこのデータ制御信号により、ゼロ、もしく
はV4の電圧値を持つ、パルス幅変調されたパルスを出
力する。
【0046】選択期間507において、CPU400は
D/Aコンバータ401,403に8ビットの電圧値デ
ータを出力する。D/Aコンバータ401の出力はアン
プ402で増幅され、電圧値V4/2となる。D/Aコ
ンバータ403の出力はアンプ404で増幅され、電圧
値−V3+V4/2となる。CPU400は同時にフォ
トカプラ405に走査制御信号を出力する。フォトカプ
ラ405はこれを受けて、ロジック回路407に走査制
御信号をレベル変換して出力する。走査ドライバ回路4
08はこの走査制御信号により、電圧値−V3+V4/
2のパルスを出力する。また、CPU400はロジック
回路411にデータ制御信号を出力する。データドライ
バ回路412はこのデータ制御信号により、ゼロ、もし
くはV4の電圧値を持つ、パルス幅変調されたパルスを
出力する。
【0047】選択期間508において、CPU400は
D/Aコンバータ401,403に8ビットの電圧値デ
ータを出力する。D/Aコンバータ401の出力はアン
プ402で増幅され、電圧値V3+V4/2となる。D
/Aコンバータ403の出力はアンプ404で増幅さ
れ、電圧値V4/2となる。CPU400は同時にフォ
トカプラ405に走査制御信号を出力する。フォトカプ
ラ405はこれを受けて、ロジック回路407に走査制
御信号をレベル変換して出力する。走査ドライバ回路4
08はこの走査制御信号により、電圧値V4/2のパル
スを出力する。また、CPU400はロジック回路41
1にデータ制御信号を出力する。データドライバ回路4
12はこのデータ制御信号により、ゼロ、もしくはV4
の電圧値を持つ、パルス幅変調されたパルスを出力す
る。
【0048】選択期間509において、CPU400は
D/Aコンバータ401,403に8ビットの電圧値デ
ータを出力する。D/Aコンバータ401の出力はアン
プ402で増幅され、電圧値V4/2となる。D/Aコ
ンバータ403の出力はアンプ404で増幅され、電圧
値−V3+V4/2となる。CPU400は同時にフォ
トカプラ405に走査制御信号を出力する。フォトカプ
ラ405はこれを受けて、ロジック回路407に走査制
御信号をレベル変換して出力する。走査ドライバ回路4
08はこの走査制御信号により、電圧値V4/2のパル
スを出力する。また、CPU400はロジック回路41
1にデータ制御信号を出力する。データドライバ回路4
12はこのデータ制御信号により、ゼロ、もしくはV4
の電圧値を持つ、パルス幅変調されたパルスを出力す
る。
【0049】以下、本第3実施形態では、このようにし
て順番に走査を行うことにより、交流駆動を行う。
【0050】(第4実施形態、図7及び図8参照)アナ
ログスイッチを用いて交流駆動する場合、本第4実施形
態のような構成を取ることで、用いる電圧の種類を5種
類にすることができる。第4実施形態としての駆動回路
20Dを図7に示す。この駆動回路20Dは、CPU7
00、アナログスイッチ701,702、走査ドライバ
回路705、データドライバ回路709、フォトカプラ
710からなる。
【0051】走査ドライバ回路705は、駆動電圧を切
り換えるための高耐圧スイッチ703と走査波形を制御
するためのロジック回路704からなる。データドライ
バ回路709は、駆動電圧を切り換えるための高耐圧ス
イッチ707とデータ波形を制御するためのロジック回
路708からなる。データドライバ回路709の高耐圧
側の入力端子には、電圧値V4の電圧が入力されるが、
この電圧を発生する電源は、データドライバ回路709
のグランドに対して出力されるように構成されている。
【0052】図8に走査波形とデータ波形を示す。これ
らの駆動波形は期間800〜809に分かれている。以
下の第2表に各期間にアナログスイッチ701,702
が出力する電圧値と、走査ドライバ回路705とデータ
ドライバ回路709が出力する電圧値を示す。
【0053】
【表2】
【0054】本第4実施形態においても、前記第3実施
形態で示したのと同様に、図8に示すタイミングでアナ
ログスイッチ701,702を制御することで、交流駆
動が可能になる。
【0055】(第5実施形態、図9参照)図9に第5実
施形態として示す駆動回路20Eは、第2実施形態とし
て図4に示した駆動回路20Bに、走査ドライバ回路3
04のグランドレベル変動手段として3接点アナログス
イッチ305を使用して交流駆動するようにしたもので
ある。他の構成は図4に示す各部品と同じであり、ま
た、フォトカプラ405は第3実施形態として図5に示
したものと同じ機能を奏する。
【0056】(第6実施形態、図10参照)図10に第
6実施形態として示す駆動回路20Fは、第3実施形態
として図5に示した駆動回路20CのD/Aコンバータ
403、アンプ404及びフォトカプラ405をデータ
ドライバ回路412のグランドレベル変動手段として使
用して交流駆動するようにしたものである。他の構成は
図5に示す各部品と同じであり、駆動方法は図7、図8
に示した第4実施形態と同様である。
【0057】(他の実施形態)なお、本発明に係る液晶
表示装置は前記実施形態に限定するものではなく、その
要旨の範囲内で種々に変更することができる。
【0058】特に、液晶の種類、液晶表示素子の構成や
その駆動回路は任意である。また、前記リセットパルス
や選択パルスは、各実施形態に示した電圧波形以外にも
種々の波形を使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る液晶表示装置を構成する液晶表示
素子の一例を示す断面図。
【図2】本発明の第1実施形態である駆動回路を示すブ
ロック図。
【図3】前記第1実施形態で液晶に印加される駆動パル
ス波形を示すチャート図。
【図4】本発明の第2実施形態である駆動回路を示すブ
ロック図。
【図5】本発明の第3実施形態である駆動回路を示すブ
ロック図。
【図6】前記第3実施形態で液晶に印加される駆動パル
ス波形を示すチャート図。
【図7】本発明の第4実施形態である駆動回路を示すブ
ロック図。
【図8】前記第4実施形態で液晶に印加される駆動パル
ス波形を示すチャート図。
【図9】本発明の第5実施形態である駆動回路を示すブ
ロック図。
【図10】本発明の第6実施形態である駆動回路を示す
ブロック図。
【符号の説明】
10…液晶表示素子 11R,11G,11B…表示層 13,14…電極 16…液晶 20A〜20F…駆動回路 100,300,400,700…CPU 101,401,403…D/Aコンバータ 102,402,404…アンプ 105,304,408,705…走査ドライブ回路 109,308,412,709…データドライブ回路 301,701,702…アナログスイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H093 NA11 NB09 NB13 NC03 NC09 NC21 ND35 ND49 ND54 NF14 5C006 AA16 AC21 AC26 AF45 AF83 BB11 BC16 BF15 BF26 FA41 5C080 AA10 BB05 DD22 EE25 EE29 FF09 JJ02 JJ04

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリ性液晶を用いて構成された液晶表
    示素子と、 前記液晶表示素子に駆動電圧を印加する走査ドライバ及
    びデータドライバとで構成された制御部と、を備え、 前記制御部は、走査ドライバに入力する駆動電圧を走査
    ドライバとは独立した電圧変動手段によって変動可能で
    あること、 を特徴とする液晶表示装置。
  2. 【請求項2】 前記電圧変動手段はD/Aコンバータと
    アンプとからなることを特徴とする請求項1記載の液晶
    表示装置。
  3. 【請求項3】 前記電圧変動手段はアナログスイッチか
    らなることを特徴とする請求項1記載の液晶表示装置。
  4. 【請求項4】 前記走査ドライバのグランドレベルが走
    査ドライバグランドレベル変動手段によって変動可能で
    あることを特徴とする請求項1記載の液晶表示装置。
  5. 【請求項5】 前記走査ドライバグランドレベル変動手
    段はD/Aコンバータとアンプとからなることを特徴と
    する請求項4記載の液晶表示装置。
  6. 【請求項6】 前記走査ドライバグランドレベル変動手
    段はアナログスイッチからなることを特徴とする請求項
    4記載の液晶表示装置。
  7. 【請求項7】 前記データドライバのグランドレベルが
    データドライバグランドレベル変動手段によって変動可
    能であることを特徴とする請求項1記載の液晶表示装
    置。
  8. 【請求項8】 前記データドライバグランドレベル変動
    手段はD/Aコンバータとアンプとからなることを特徴
    とする請求項7記載の液晶表示装置。
  9. 【請求項9】 前記データドライバグランドレベル変動
    手段はアナログスイッチからなることを特徴とする請求
    項7記載の液晶表示装置。
JP11219433A 1999-08-03 1999-08-03 液晶表示装置 Pending JP2001042812A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11219433A JP2001042812A (ja) 1999-08-03 1999-08-03 液晶表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11219433A JP2001042812A (ja) 1999-08-03 1999-08-03 液晶表示装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001042812A true JP2001042812A (ja) 2001-02-16

Family

ID=16735337

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11219433A Pending JP2001042812A (ja) 1999-08-03 1999-08-03 液晶表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001042812A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002073297A1 (fr) * 2001-03-13 2002-09-19 Minolta Co.,Ltd. Procede de commande d'un dispositif d'affichage a cristaux liquides et dispositif d'affichage a cristaux liquides
KR100522688B1 (ko) * 2003-03-19 2005-10-19 삼성에스디아이 주식회사 콘트라스트 향상을 위한 콜레스테릭 액정 표시 패널의구동 방법
KR100563043B1 (ko) * 2001-12-21 2006-03-24 삼성에스디아이 주식회사 지연된 호메오트로픽 리셋에 의한 콜레스테릭 액정 표시패널의구동 방법
KR100573107B1 (ko) * 2003-03-19 2006-04-24 삼성에스디아이 주식회사 펄스-폭에 의한 콜레스테릭 액정 표시 패널의 구동 방법
US7817128B2 (en) 2004-06-17 2010-10-19 Citizen Holdings Co., Ltd. Liquid crystal display device and driving circuit for liquid crystal panel with a memory effect
US8400387B2 (en) 2008-07-09 2013-03-19 Citizen Holdings Co., Ltd. Liquid crystal display device

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002073297A1 (fr) * 2001-03-13 2002-09-19 Minolta Co.,Ltd. Procede de commande d'un dispositif d'affichage a cristaux liquides et dispositif d'affichage a cristaux liquides
US7034798B2 (en) 2001-03-13 2006-04-25 Minolta Co., Ltd. Liquid crystal display driving method and liquid crystal display apparatus
CN100399116C (zh) * 2001-03-13 2008-07-02 美能达株式会社 液晶显示元件的驱动方法及液晶显示装置
KR100563043B1 (ko) * 2001-12-21 2006-03-24 삼성에스디아이 주식회사 지연된 호메오트로픽 리셋에 의한 콜레스테릭 액정 표시패널의구동 방법
KR100522688B1 (ko) * 2003-03-19 2005-10-19 삼성에스디아이 주식회사 콘트라스트 향상을 위한 콜레스테릭 액정 표시 패널의구동 방법
KR100573107B1 (ko) * 2003-03-19 2006-04-24 삼성에스디아이 주식회사 펄스-폭에 의한 콜레스테릭 액정 표시 패널의 구동 방법
US7817128B2 (en) 2004-06-17 2010-10-19 Citizen Holdings Co., Ltd. Liquid crystal display device and driving circuit for liquid crystal panel with a memory effect
US8400387B2 (en) 2008-07-09 2013-03-19 Citizen Holdings Co., Ltd. Liquid crystal display device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4370762B2 (ja) 電気光学装置、電気光学装置の駆動方法及び電子機器
JPH0766248B2 (ja) 液晶表示装置及びその駆動方法
JPH0581913B2 (ja)
JP2004101938A (ja) 電気光学装置、電気光学装置の駆動方法及び電子機器
JP5163652B2 (ja) ドットマトリクス型の表示素子を有する表示装置およびその駆動方法
JPH02188718A (ja) 強誘電性液晶タッチパネル装置
JP4654070B2 (ja) 液晶表示装置及びメモリ性液晶パネルの駆動回路
JP4258128B2 (ja) 液晶表示素子の駆動方法及び液晶表示装置
JP2001042812A (ja) 液晶表示装置
JP3705436B2 (ja) 表示装置および表示方法、並びに、液晶駆動回路および液晶駆動方法
JP4196615B2 (ja) 電気光学装置、電気光学装置の駆動方法及び電子機器
JP4706123B2 (ja) 液晶表示装置及び液晶表示素子の駆動方法
JP2001042286A (ja) 液晶表示素子の駆動方法及び液晶表示装置
JP2001051255A (ja) 液晶表示装置及び液晶表示素子の駆動方法
TWI285360B (en) Display apparatus, display method, liquid crystal driver circuit and liquid crystal driving method
JP4244455B2 (ja) 液晶表示装置及びその駆動方法
JP4705494B2 (ja) メモリ性液晶パネル
JP2001100182A (ja) 液晶表示装置
JP4453170B2 (ja) 液晶表示装置及び液晶表示素子の駆動方法
TW200410188A (en) Active matrix liquid crystal display devices
JP2002297112A (ja) 液晶表示素子の駆動装置
US7436383B2 (en) Driving method for cholesteric liquid crystal display
JP4310915B2 (ja) 液晶表示素子の駆動方法及び液晶表示装置
JP2002297111A (ja) 液晶表示装置
JP2004309732A (ja) 液晶表示装置の駆動方法

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20050613

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060424

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070412

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080205

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080610