JP2001042155A - 心線接続収納ケース - Google Patents

心線接続収納ケース

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JP2001042155A
JP2001042155A JP11212690A JP21269099A JP2001042155A JP 2001042155 A JP2001042155 A JP 2001042155A JP 11212690 A JP11212690 A JP 11212690A JP 21269099 A JP21269099 A JP 21269099A JP 2001042155 A JP2001042155 A JP 2001042155A
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謹司 峯島
Akira Ozawa
明 小澤
Akihito Nishimura
明仁 西村
Hisaya Iwamoto
悠也 岩本
Tatsuya Ishihara
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Akira Ono
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Akihisa Kajitani
明久 梶谷
Yasuyuki Mukai
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    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/44Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
    • G02B6/4439Auxiliary devices
    • G02B6/444Systems or boxes with surplus lengths
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ファイバケーブルの伝送特性に悪影響を与
えることなく、光ファイバケーブルを加入者宅等に引き
落す際に分岐単心の接続や切り替え或いは分岐接続作業
が容易に実施でき、増設も楽にでき、きわめてコンパク
トに心線余長並びに心線接続部を収納する。 【解決手段】 心線トレイ3をクロージャ1内に固着し
たトレイホルダー5に備え、この心線トレイ3は複数層
の重合状態でそれぞれヒンジ部4によって開閉自在に連
結されて一組とし、テープ心線から分岐した単心ごとに
コネクタと心線余長とを個別に一括収納できる心線ドロ
ップ用トレイ2に構成され、該心線ドロップ用トレイ2
を複数段に前記クロージャ1内に設けたトレイホルダー
5に挿脱自在に嵌装して分岐した単心ごとにコネクタと
心線余長とを一括収納できる構成とすると共に、該心線
ドロップ用トレイ2の高密度収納を可能とした構成とし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信ケーブル、特
に光ファイバ心線を有する光ファイバケーブル(以下光
ケーブル)の架空区間において、固定配線区画の配線点
や、ケーブル接続点における外被接続並びに架空ケーブ
ルや地下ケーブルなどの光ケーブルと、ドロップ光ファ
イバケーブル或いは集合ドロップ光ファイバケーブルの
接続のために用いられ、光ケーブルの接続部を保護し、
心線余長を収納する心線接続収納ケースに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来より、光ケーブルの分岐、引込、接
続などを行う場合、クロージャ内においてケーブル心線
相互を接続すると共に、ケーブル心線の余長分を収納す
るための心線接続余長収納ケースが用いられている。こ
のケースは、心線トレイからなり、トレイ本体に心線を
導出入する部分となる心線導出入部と、その心線導出入
部から導出入させる幹線用光ケーブルから引き出された
光ファイバ心線同士或いは分岐用光ケーブルから引き出
された心線とを接続するコネクタ等の接続部が収納され
るコネクタ収納部と、さらに接続された心線の余長部分
を巻回して保護収納する心線余長収納部とを備えたもの
が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、光ケーブル
を用いた通信網ではケーブルの高密度、多心化が進むに
つれて心線余長収納部ではその容量が不足しがちにな
り、クロージャ内での多数枚重ねられた心線トレイの多
様化で分岐心線の取扱いがやっかいとなり、また心線余
長の納まりが悪くなって、心線にストレスが掛ることが
多かったり、心線の光損失が生じ伝送特性に悪影響を与
えたり接続分岐に伴う作業や個別配線整理がやりにくい
し、さらには増設も簡単には対応できずコンパクト化で
きないといった問題が生じている。
【0004】本発明は、これら従来の事情に鑑みてなさ
れたものであり、光ケーブルの伝送特性に悪影響を与え
ることなく光ケーブルのドロップ接続や切り替え或いは
分岐接続作業や再収納作業が容易に実施でき、複数接続
単位で複層化とした高密度収納構造によって、テープ心
線ごとの収納や整理のほか心線ごとの増減が簡単にで
き、しかも増設も楽で、きわめてコンパクトに接続部を
安全に収納することができる取扱い簡便な心線接続収納
ケースを安価な形態で提供することを目的とするもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、請求項1の発明は、光ファイバ心線を導出入する
心線導出入部と、該心線導出入部から入る心線相互を接
続したコネクタを収納するコネクタ収納部と、心線余長
を巻回して収納する心線余長収納部とを備えた心線トレ
イを複数枚重ねて配備する心線接続収納ケースであっ
て、前記心線トレイが、複数層の重合状態でそれぞれヒ
ンジ部によって開閉自在に連結されて一組とし、テープ
心線から分岐した単心ごとにコネクタと心線余長とを個
別に一括収納できる心線ドロップ用トレイに構成され、
該心線ドロップ用トレイをクロージャ内に設けたトレイ
ホルダーに挿脱自在に嵌装してなることを特徴とする。
【0006】請求項2の発明は、請求項1に記載の心線
接続収納ケースにおいて、前記心線トレイが、外装トレ
イと、該外装トレイ内に積層した内装トレイとからなる
入れ込み構造とすると共に、この外装トレイの一対をヒ
ンジ部で観音開きに開閉自在に連結して心線ドロップ用
トレイとしてなることを特徴とする。
【0007】請求項3の発明は、請求項2に記載の心線
接続収納ケースにおいて、前記心線トレイが、心線の曲
率半径円をS字状に切り返し可能に一対の楕円筒状リブ
をトレイ底面上に間隔をあけて対向配備したことを特徴
とする。
【0008】請求項4の発明は、請求項2又は請求項3
に記載の心線接続収納ケースにおいて、前記外装トレイ
の外側面両側部に係止爪部を突設し、該係止爪部がクロ
ージャ内のトレイホルダーの案内溝に摺動自在に嵌装さ
れると共に、該案内溝に形成されるロック部に係脱する
構成としてなることを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明の心線接続収納ケースは、光ファイバ心
線の分岐心線の接続余長部分を保護収納する複数の心線
トレイがお互いに回動自在で着脱自在に連結されている
ので、任意の心線トレイを開いて或いは取り出したりし
てテープ心線から分岐した心線ドロップの接続作業や接
続状況の点検、確認、調整などをきわめて容易に安全に
行うことができる。また、心線収納ケースは複数接続単
位で複数層化とした高密度収納構造で、各心線トレイ
は、心線接続部のコネクタは固定し、心線余長も曲率半
径を確保した上で取り回し収納できるので、心線余長の
吸収に自由度を持たせて納められ、伝送特性に悪影響を
及ぼすことがない。しかも、心線接続後に上側の心線ト
レイを回動させて元の位置に戻しても光ファイバ心線に
弛みが生じないし、心線に過度に屈曲することがなく曲
率半径の小さい円弧状部分をも生じないで収納でき安全
な保護ができる。さらに、ドロップ心線を個別に心線ト
レイの集合体となる心線接続収納ケースに収納し、トレ
イホルダーに挿し込むことで隣接される心線トレイと整
理でき、またトレイホルダーから外して開閉することに
より連結した心線ドロップ用トレイを別個に露出するこ
とができ、接続作業や心線ドロップ用トレイの更新並び
に増設が容易にできるし、簡易な心線識別とハードトレ
イ化による安全性向上と任意心線の取り出し、接続、再
収納作業に対するハンドリング特性の向上とが図れる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図面を用いて説
明すると、心線接続クロージャ1には複数枚の心線ドロ
ップ用トレイ2を内装配備しているが、該心線ドロップ
用トレイ2は光ファイバ心線を導出入する心線導出入部
11と、該心線導出入部11から入る心線相互を接続し
たコネクタを収納するコネクタ収納部12と、心線余長
を巻回して収納する心線余長収納部13とを備えた心線
トレイ3を複数枚多重に積み重ねてなるものである。こ
の心線トレイ3は複数層の重合状態でそれぞれヒンジ部
4によって開閉自在に連結されて一組とし、テープ心線
から分岐した単心ごとにコネクタと心線余長とを個別に
一括収納できる心線ドロップ用トレイ2に構成され、該
心線ドロップ用トレイ2を複数段に前記クロージャ1内
に設けたトレイホルダー5に挿脱自在に嵌装してある。
この場合、前記心線トレイ3が、外装トレイ3と、
該外装トレイ3内に積層した内装トレイ3とか
らなる入れ込み構造とすると共に、この外装トレイ3
の一対をヒンジ部4で観音開きに開閉自在に連結し
た4層構造の心線ドロップ用トレイ2として心線接続収
納ケースとする。例えば4心テープを単心分離し、また
は分離心線を使用して単心線に変換した接続部及び余長
収納するケースとする。
【0011】そして、前記心線ドロップ用トレイ2は、
合成樹脂により一体成形された成形品の心線トレイ3か
ら構成したものであり、図2に示すように、略長方形状
の外形を有し、内面側が同一形状に形成されたもので、
前記心線ドロップトレイ2の心線導出入部11のある外
装トレイ3の両側縁部対称位置に係合孔7,7をそ
れぞれ対向して設け、各心線ドロップトレイ2を重ねた
状態において、係合杆8を係合孔7に嵌挿してトレイホ
ルダー5に固定してなるものである。
【0012】前記心線ドロップ用トレイ2としては、図
1乃至図4に示すように、テープ心線の4心一括収納タ
イプとした心線トレイ3を集合したもので、心線の接続
用コネクタが収納保持されるコネクタ収納部12と、該
コネクタ収納部12に保持された接続用コネクタから導
出される心線余長を引き廻し、ループ状に巻回させて保
持する心線余長収納部13とを区画して備え、心線押え
片21のある略長方形のトレイを用いる。そして、前記
クロージャ1内に固着したフレーム10にトレイホルダ
ー5、例えば棚状ケースを設け、該トレイホルダー5に
前記心線ドロップ用トレイ2を挿脱自在に備えて、心線
ドロップ用トレイ2が心線取出方向を上面にする方向で
水平に装着され、心線接続部と心線余長とを一括収納で
きる構成とすると共に、該心線ドロップ用トレイ2の外
装トレイ3の上面に蓋片6を挿脱自在に嵌装し、蓋
押え片22で保持してなる。
【0013】この前記心線トレイ3を4層トレイとした
場合にはNo.1〜4までの識別番号34を外装トレイ
3、及び内装トレイ3 に順次つけて配線取扱いやす
くしてあり、しかも、内装されるトレイの自由端側の側
面にトレイ開き止め用係止ピン35と内装された際のト
レイ撓み防止板36とを突設してあり、またトレイ内面
にトレイ撓み防止用受圧ピン37を備えて積層したトレ
イ間での変形しないように配慮されている。
【0014】なお、複数の前記心線トレイ3が、心線の
曲率半径円をS字状に切り返し可能に一対の楕円筒状リ
ブ16をトレイ底面上に間隔をあけて対向配備した構成
としてなる。また、前記外装トレイ3の両側面部に
係止爪部9と、ドロップテンションメンバ取付部17を
突設し、該係止爪部9がクロージャ内の前記トレイホル
ダー5の案内溝14に摺動自在に嵌装されると共に、該
案内溝14に形成されるロック部15に係脱する構成と
してクロージャ1内での心線ドロップ用トレイ2をトレ
イホルダー5から引き出し移動位置させて心線接続作業
が簡便にできるようにしてあり、前記ドロップテンショ
ンメンバ取付部17にはドロップテンションメンバ把持
具27を設けて分岐ケーブルCが固着される。即ち、前
記ドロップテンションメンバ取付部17に開閉自在にヒ
ンジ止めした心線押圧片17 で、No.1〜4の各
トレイから出た単心線を押えられるようにし、単心線の
飛び出し防止保護し、またドロップテンションメンバ把
持具27に固定されたドロップテンションメンバをさら
に上から押しつける着脱自在のドロップホルダー27
が備えられ、各トレイの移動時にドロップケーブルの
捩れ防止に役立て、ドロップケーブルの移動の際に追ず
い誘導をスムーズにできるように支持する構成となって
いる。
【0015】また、前記心線トレイ3に形成した舌状の
係止片18のある心線導出入部11には、分離スリット
のある心線挿通孔を設けた弾性保持部材(図示せず)を
圧入嵌合して心線の支持を確実にしてあり、この弾性保
持部材は心線径或いは心線数に応じた挿通孔のあるもの
を選んで用いられる。さらにコネクタ収納部12及び心
線余長収納部13は、必要に応じガイドリブ及び側壁を
選んで区画してもよいし、心線の浮きを阻止する心線押
え片21或いは係止爪を一体成形して余長の心線や心線
接続部となるコネクタを心線ドロップ用トレイ2内に確
実に保持できるようにするか、またコネクタ収納部12
或いは心線余長収納部13のみを区画した心線トレイ3
を組合せて一つとした形態としてもよく、各心線トレイ
3毎に心線を分離整理収納し、ケーブル挿入部からファ
イバ心線の曲げが極少で心線収納時のねじれをも防止で
き、安全かつ高密度収納で高信頼性が得られるようにす
る。
【0016】この場合、多段に積み重ねられた心線トレ
イ3の中から所望の心線トレイ3の上段側の心線トレイ
3の係合孔7から係合杆8を外せば、トレイホルダー5
から引き出せ、重ね合せ面を開くことができて、下段側
の心線トレイ3の内面側が蓋片6が取り外しによって露
出されて収納心線の接続配線作業が容易にできる。
【0017】さらに、一方の心線トレイ3を他方の心線
トレイ3に連結するときは、トレイホルダー5に嵌装し
て水平方向に押し込み、係合孔7に係合杆8を挿入して
各心線トレイ3が連結保持される。また取り外しの際に
は、係合杆8を取り除いてトレイホルダー5の前方側に
心線ドロップ用トレイ2をスライドさせると、係止爪部
9が外れ心線ドロップ用トレイ2が前方に引き出せ簡単
に外すことができ、心線ドロップ用トレイ2内の心線の
点検、修理、接続の各作業が簡便に行うことができる。
【0018】なお、前記心線導出入部11は、片側に設
けたシングルタイプに限らず両側に対に設け、即ち四隅
に設けたダブルタイプのものを用いることもできるし、
しかも合成樹脂の射出成形により、心線ドロップ用トレ
イ2を略正方形、長方形の四角形または楕円形に形成さ
れるので、コネクタ収納部12に隣接される心線余長収
納部13には所定間隔に配列される心線aの押え片21
および蓋片6で伝送特性に悪影響が及ばないように心線
がなめらかに湾曲したループ状に巻回保持できるように
配慮してある。例えば、前記心線ドロップ用トレイ2に
は曲率半径30mm以上を確保して心線の取り回し、収
納ができ、各種の接続部b例えば、融着補強スリーブ、
メカニカルスプライス、MTコネクタなどの収納可能で
あって、心線トレイ3を4段に積層し、各心線トレイ単
位で開閉或いは脱着可能に設け、心線余長と心線接続部
を一括収納できる。この場合は、心線トレイ3の一つは
接続部は固定しない構造として心線余長の吸収に自由度
を持たせることもできるし、一つのトレイに40心線分
(4心テープ10本分)の収納が可能で識別ホルダーを
用いれば、20心単位の心線識別が可能の形態とするこ
ともできる。
【0019】各内外装トレイの組合せでは、図2に示す
図2(b)と図2(d)とのトレイは一体成形品であ
り、図2(c)(d)及び図2(a)(b)での各トレ
イは、それぞれヒンジ部4で連結して組とする方式がと
れるし、表面内装トレイの上面に蓋片を付設することも
できる。また、図3及び図4に示す各トレイはそれぞれ
組合せてセットにすることができ、図3(a)(c)図
3(c)及び図4(a)の各トレイをヒンジ部4に連結
して組とする方式を採用することができる。
【0020】前記心線ドロップ用トレイ2は、複数重ね
合わせて棚状のトレイホルダー5に載置保持され、図5
乃至図8に示すように二つ割りのスリーブ1,1
,からなる円筒状のクロージャ1内に組み込まれて
用いられるが、該スリーブ1 ,1,はヒンジ締結
具30により脱着自在に定着すると共に、フレーム10
には配線処理ガイド31と、ケーブル把持金具32
と、テンションメンバ把持金具32とを配置固定でき、
前記スリーブ1,1,の外側に配置固定できる
配線リング33を備えている。この場合、前記配線ガイ
ド31によりテープ心線と分岐心線との動きを分離さ
せ、テープ心線は常に配線ガイド31のうしろ側に配置
している。
【0021】前記スリーブ1,1の両端壁嵌合
部に嵌装された端面板25とを備えたクロージャ1の例
で説明すると、端面板25にスペーサ26を介して、主
線光ケーブルAが貫通されてケーブル把持金具32
で固定され、かつ、該ケーブルのテンションメンバが、
テンションメンバ把持金具32に接続連結されている。
前記スペーサ26には、ドロップケーブルの挿通用の閉
塞孔を多数備え、引落し時に閉塞孔を開口してドロップ
ケーブルをクロージャ外に導出入できるようにしてあ
る。さらに心線ドロップ用トレイ2には取付部17を介
してドロップテンションメンバー把持具27を心線導出
入部11の近傍に着脱自在の構造として用いる形態とす
るのがよくまた、ドロップテンションメンバーアース線
27 をドロップテンションメンバ把持具27に装着
し、該アース線27 を配線ホルダ27 を介して配
線ガイド31に連結し、引き落しケーブルの保護を容易
にする。また心線ドロップ用トレイ2から導出された接
続心線aは端面板25から導出されて分岐ケーブルB及
びCとして配線される。前記スリーブ1,1 は、
分割接合面を突き合わせ密封結合するが、スリーブ外側
に設けたヒンジ部にループ状リングからなるヒンジ締結
具30を掛止めて連結一体化するようになっている。
【0022】なお、心線ドロップ用トレイ2に設けた係
合孔7は、心線トレイ3が複数積み重ねられたときに必
要に応じ、係合杆8などをトレイホルダー5に嵌挿して
連結固定保持するために用いてもよいし、上下段ごとに
連結ボスを嵌装して連結する形態とすることもできる。
【0023】また、前記トレイホルダー5には、単心接
続用トレイ20の複数を互に心線取出方向を上面にする
方向で水平に、かつそれぞれ個々に開閉自在に装着して
分岐心線または単心線分離の際の心線接続部と心線余長
とを一括収納する構成としクロージャ1内の棚状ケース
のトレイホルダー5に挿脱自在に配備することもでき
る。この場合、前記心線ドロップ用トレイ2にトレイベ
ースを介して前記トレイホルダー5の案内溝14に摺動
自在に嵌装される構成としトレイホルダー5の引出時並
びに収納時のトレイ保持が確実にできるようにしてもよ
い。
【0024】以上の構成からなる心線ドロップ用トレイ
2において、テープ心線aは心線トレイ3のいずれか一
方の心線導出入部11から入ると、心線通路を通ると共
に心線押さえ用の係止片18により押されられ、いずれ
かの心線余長収納部13内に入る。これらテープ心線a
が心線余長収納部13等内に入るときは、押え片21で
形成された全長通路を通る。そしてテープ心線aは、前
記係止片18によって押さえられるとともに、リブ16
の回りを巻回され、かつコネクタ収納部12の差込ガイ
ドリブ12に取り付けられたコネクタbまたは分岐
部に接続されると共に、コネクタbから出る心線aは、
その心線余長収納部13を通って、他方の心線導出入部
11からケース外部に出る。
【0025】このように、光ファイバケーブルを加入者
宅等に引き落とす際に、トレイ各層が70度以上開く構
造であると共に、単心に分岐するのに心線導出入部11
の一方側から心線aを入れる場合に、心線余長収納部1
3に収納したときは、他方の心線導出入部11側に出す
ことができる。なお、心線導出入部11の一方側から心
線aを入れて心線余長収納部13に収納する場合、心線
aの巻回の仕方によって、両方の心線導出入部11のい
ずれの側にも出すこともできる。以上のように、いずれ
かの心線導出入部11から心線aを心線ドロップ用トレ
イ2内に入れることができ、かつ心線aの曲率を小さく
することなく(過負荷を加えることなく)、入口側とな
った心線導出入部11と同一の又は異なる心線導出入部
11を出口側として出すことができる。これにより、心
線の出入口側を自由に選んで、光ケーブル用クロージャ
内での心線の配線の便宜を図ることができる。
【0026】ここで、心線導出入部11には、貫通穴が
形成されたスポンジゴム等の弾性変形可能な弾性保持部
材cが設けられ、心線aは、この貫通穴を通って心線ド
ロップ用トレイ2内に入り、かつ心線ドロップ用トレイ
2外に出る。この心線支持用の弾性保持部材は係止片1
8により保持される。このように弾性保持部材cを心線
導出入部11に介在させれば、心線aが心線導出入部1
1を通るときに、心線aがトレイ本体に擦れることや、
或いは引張衝撃等を確実に防止することができる。
【0027】そして、前記心線ドロップ用トレイ2、2
をヒンジ部4で連結した形態としたものを重ね合わせた
ものとして光ケーブル用クロージャ1内のトレイホルダ
ー5に順次積み重ねられるようにして実装される(図5
参照)。この積み重ねには、バンドで固定化し、重なり
合う心線接続収納トレイ同士をネジ止め等することなく
積層連結することができ、高密度収納構造の心線接続ク
ロージャ1とすることができる(図6参照)。この場
合、一つの心線導出入部11から心線aを入れ接続部b
をコネクタ収納部12に保持し、中央のリブ16に巻回
して同じ心線導出入部11から取出て配線したり、或い
は一方の心線導出入部11から心線aを入れ接続部bを
保持し、心線余長を心線余長収納部13に取り廻しして
他方の心線導出入部11から取り出す配線形態とするこ
とが、各心線ドロップ用トレイ2ごとに行ってクロージ
ャ1内で整理することができテープ心線から単心に分岐
して引き落し配線できる。
【0028】例えば、単心分離の場合、現場で光ケーブ
ルの外被を約500mmはぎ取りスロットルから出てき
た任意テープ心線(4心)を最遠端(500mm余長)
でカットし、先端から300mmの位置でツールを用い
て単心分離を行いドロップケーブル(×4)と接続した
後トレイ収納するが、外装トレイ3 に導入された心
線aは弾性保持部材cで固定され、No.1〜4までに
分岐されそれぞれのトレイに収納される。即ち図9に示
すように、No.2の内装トレイ3 にはNo.2の
単心線aを心線導出入部11より入れ心線押え片21の
下をくぐらせて、心線余長収納部13に引き廻し、単心
接続部bをコネクタ収納部12に固定したのち心線aを
リブ16の巻回して心線導出入部11より導出し、外装
トレイ3 のドロップテンションメンバ把持具27で
固定してドロップケーブルcをクロージャ1外に引き落
される。そして外装トレイ3 内においても内装トレ
イ3 と同時にNo.1の単心線aを引き廻し、コネ
クタ収納部12と心線余長収納部13とにそれぞれ整理
配線されて、No.2〜4の各トレイから出た単心線と
ともにドロップテンションメンバ把持具27に固定され
た状態で、クロージャ1内に保護される。
【0029】さらに分岐心線使用の場合には、現場で光
ケーブルの外被を500mmはぎ取り、スロットルから
出て来た任意テープ心線(4心)を最遠端(500mm
余長)でカットし、分岐心線のテープ側と接続し、さら
に分岐心線の単心線とドロップケーブルcとを接続後に
トレイ収納するが、図10に示すように、外装トレイ3
に導入されたテープ心線a は弾性保持部材cで固
定され、No.1〜4までに分岐されそれぞれのトレイ
に収納される。例えば、No.2の内装トレイ3
は、No.2の単心線aを心線導出入部11より入れ心
線押え片21の下をくぐらせて心線余長収納部13に引
き廻し、単心接続部bをコネクタ収納部12に固定した
のち心線aをリブ16の巻回して心線導出入部11より
導出し、外装トレイ3 のドロップテンションメンバ
把持具27で固定し、ドロップケーブルcをクロージャ
1外に引き落とされる。そして、外装トレイ3 内で
は、一方の心線導出入部11より分岐心線を入れ、分岐
心線分離部b 、テープ接続部b 及び単心接続部b
をそれぞれコネクタ収納部13に固定し、内装トレイ3
と同時にNo.1の単心線aを引き廻し、心線余長
収納部13とにそれぞれ整理配線されて、No.2〜4
の各トレイから出た単心線とともにドロップテンション
メンバ把持具27に固定された状態で、クロージャ1内
に保護されて用いられる。
【0030】また、図11乃至図13に示すように、前
記心線ドロップ用トレイ2の複数を互に心線取出方向を
上面にする方向で水平に、かつそれぞれ個々にヒンジ部
20を介して開閉自在に、装着して分岐心線または単心
線分離の際の心線接続部と心線余長とをコネクタ収納部
12及び心線余長収納部13に一括収納する構成とした
心線接続収納ケースとし、該心線接続収納ケースをクロ
ージャ1内の棚状ケースのトレイホルダー5に挿脱自在
に配備することもできる。この場合、最下段の心線ドロ
ップ用トレイ2の両側面部に係止爪部19を突設し、該
係止爪部19が、前記トレイホルダー5の案内溝14に
摺動自在に嵌装されると共に、該案内溝14に形成され
るロック部15に係脱する構成として、トレイホルダー
5の引出時並びに収納時のトレイ保持が確実にできるよ
うにしてある。以上の構成からなる心線ドロップ用トレ
イ2において、心線aはいずれか一方の第1出入口の心
線導出入部11から入ると、ガイドリブ12 ,13
,13 の間の心線通路を通るとともに心線押さえ
用の係止片18により押さえられ、いずれかの心線余長
収納部13内に入る。心線aが心線余長収納部13等内
に入るときは、ガイドリブ13 で形成された出入口
を通る。そして、心線aは前記係止片18によって押さ
えられると共に、ガイドリブ13 の回りを巻回さ
れ、かつコネクタ収納部12の差込ガイドリブ12
に取り付けられたコネクタbに接続されると共に、コネ
クタbから出る心線aは、その心線余長収納部13を通
って、他方の第2出入口の心線導出入部11からケース
外部に出る。なお、前記心線aを押える前記係止片18
は、2本以下に分けて、例えば1/2或いは2/3,1
/3の位置などに振り分けて突設し、心線aを通する際
に上側の係止片18と下側の係止片18とに分けて通過
させるようにし、増設時での配線に各心線aの干渉をな
くした安全な配線ができるようにすることが考慮されて
いる。
【0031】このように、心線導出入部11の一方側か
ら心線aを入れる場合に、心線余長収納部13に収納し
たときは、他方の心線導出入部11側に出すことができ
る。なお、心線導出入部11の一方側から心線aを入れ
て心線余長収納部13に収納する場合、心線aの巻回の
仕方によって、両方の心線導出入部11のいずれの側に
も出すこともできる。以上のように、いずれかの心線導
出入部11から心線aを心線ドロップ用トレイ2内に入
れることができ、かつ心線aの曲率を小さくすることな
く(過負荷を加えることなく)、入口側となった心線導
出入部11と同一の又は異なる心線導出入部11を出口
側として出すことができる。これにより、心線の出入口
側を自由に選べて、光ケーブル用クロージャ内での心線
の配線の便宜を図ることができる。
【0032】ここで、心線導出入部11には、貫通穴が
形成されたスポンジゴム等の弾性変形可能な弾性保持部
材が設けられ、心線aは、この貫通穴を通って心線ドロ
ップ用トレイ2内に入り、かつ心線ドロップ用トレイ2
外に出る。この心線支持用の弾性保持部材は係止片18
により保持される。このように弾性保持部材を心線導出
入部11に介在させれば、心線aが心線導出入部11を
通るときに、心線aがトレイ本体に擦れること、或いは
引張衝撃等を確実に防止することができる。
【0033】そして、この心線ドロップ用トレイ2、2
をヒンジ部20で連結した形態としたものを重ね合わせ
たものとして光ケーブル用クロージャ1内のトレイホル
ダー5に順次積み重ねられるようにして実装され、この
積み重ねには、係合用の係止ノブ23(トレイ本体上
面)側が前方側となるようにしバンドで固定化される。
そして、下側の心線ドロップ用トレイ2の係止爪部19
を、上側のトレイホルダー5に入れれば、重なり合うト
レイ同士をネジ止め等することなく積層連結することが
でき、高密度収納構造の心線接続クロージャ1とするこ
とができる。この場合、一つの心線導出入部11から心
線aを入れ接続部bをコネクタ収納部13に保持し中央
のガイドリブ13 に巻回して同じ心線導出入部11
から取出て配線したり(図12a,b)或いは一方の心
線導出入部11から心線aを入れ接続部bを保持し心線
余長を心線余長収納部13に取り廻しして他方の心線導
出入部11から取り出す配線形態(図13a,b)とす
ることが、各接続用トレイ2ごとに行ってクロージャ1
内で整理することができる。
【0034】
【発明の効果】本発明は、クロージャ内に固着したトレ
イホルダー挿脱自在に備えた心線ドロップ用トレイが複
数層の重合状態でそれぞれヒンジ部によって開閉自在に
連結されて一組とし、テープ心線から分岐した単心ごと
にコネクタと心線余長とを個別に一括収納できる心線ド
ロップ用トレイに構成され、該心線ドロップ用トレイを
クロージャ内に設けたトレイホルダーに挿脱自在に嵌装
してなることで、心線トレイの係脱が簡便にできて、簡
単に多段に積み重ねることができ、しかもケーブルの引
き落しの際に複数枚重ねられた心線ドロップ用トレイは
心線導出入部より光ケーブルの伝送特性に悪影響を与え
ることなく光ケーブルの接続や切り替え或いは分岐接続
作業や再収納作業が容易に実施でき、複数接続単位で複
層化とした高密度収納構造によってテープ心線ごとの収
納や整理のほか心線ごとの増減が簡単にでき増設も楽
で、きわめてコンパクトに接続部を安全に収納すること
ができるので、心線接続作業後に任意の収納トレイを開
いて収納されている光ファイバ心線を迅速に引き落すこ
とができ、心線識別も容易で接続部の再調整や修理など
簡単に行うことができ、作業性を大幅に向上すると共
に、各心線ドロップ用トレイを必要なだけ複数に積み重
ねることができると共に、多段に積み重ねられた収納ト
レイ全体を的確に保持できて安全性も高められる。
【0035】また本発明によれば、引き落し心線余長の
収納が収まり良くできるし、心線の巻回収納にも余裕が
あり、しかも心線の保持も緩衝的に行なわれているの
で、心線に弛みが生じないし、各心線トレイを展開して
も収納した光ファイバの余長部の長さの変化が少ないの
で、光ファイバの余長部の長さの変化が少なく、光ファ
イバ心線に無理な屈曲や小円弧が発生することなく光損
失をなくして伝送特性を良好に保ことができる。
【0036】さらに、本発明によれば、心線の分岐、引
込の際に心線ドロップ用トレイへの心線導出入の自由度
があって作業上、心線接続部へのアクセスが簡便化で
き、管理や組立分解作業も容易に行なえ、かつ高密度・
高信頼性が得られる。殊に、必要なだけ多段に積み重ね
た心線ドロップ用トレイ同士が外れたりずれたりするこ
となく、簡単確実に結合されて識別容易な心線接続部を
持ったクロージャとして安全性を大幅に高められ、心線
余長収納での高信頼性がえられるし、収納トレイ相互間
をネジ止め等することなく脱着でき取扱いも著しく容易
化でき、かつコンパクト化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の実施例の一使用状態を示し、
(a)は組込状態の平面図、(b)は一部展開状態の平
面図である。
【図2】図1の例で用いられる心線ドロップ用トレイを
示し、(a)はその表面内装トレイの平面図、(b)
(c)は中間内装トレイの平面図、(d)は外装トレイ
の平面図である。
【図3】図1の別例のトレイの一部を示し、(a)はそ
の中間及び表面内装トレイの平面図,(b)はその側面
図、(c)は外装トレイの平面図、(d)はその側面図
である。
【図4】図1のさらに別例のトレイの一部を示し、
(a)はその中間内装トレイの平面図、(b)はその蓋
片の平面図、(c)は中間内装トレイの側面図である。
【図5】図1の例をクロージャに収納状態を示す縦断面
図である。
【図6】図5の例のクロージャを示し、(a)はその一
部を切欠して内部を示す平面図、(b)はその一部切欠
側面図である。
【図7】図5の例のクロージャを示し、(a)はその正
面図、(b)は一部の縦断面図である。
【図8】図7の例のフレームの使用状態を示し,(a)
は単心分離の場合の下段接続トレイの側面図、(b)は
その側面図、(c)はその平面図である。
【図9】図1の例の単心分離の配線一使用状態を示し、
(a)は中間内装トレイの平面図、(b)は外装トレイ
の平面図である。
【図10】図1の例の分岐心線使用の配線一使用状態を
示し、(a)は中間内装トレイの平面図、(b)は外装
トレイの平面図である。
【図11】本発明の他の実施例の心線ドロップ用トレイ
を示す平面図である。
【図12】図11の例の一使用状態を示し、(a)は単
心分離の場合の下段心線ドロップ用トレイの平面図、
(b)はその上段心線ドロップ用トレイの平面図であ
る。
【図13】図11の例の他の使用状態を示し、(a)は
分岐心線の場合の下段心線ドロップ用トレイの平面図、
(b)はその上段心線ドロップ用トレイの平面図であ
る。
【符号の説明】
1 クロージャ 2 心線ドロップ用トレイ 3 心線トレイ 3 外装トレイ 3 内装トレイ 4 ヒンジ部 5 トレイホルダー 6 蓋片 7 係合孔 8 係合杆 9 係止爪部 10 フレーム 11 心線導出入部 12 コネクタ収納部 13 心線余長収納部 14 案内溝 16 リブ 17 ドロップテンションメンバ取付部 18 係止片 19 係止爪部 20 接続用トレイ 21 心線押え片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 峯島 謹司 東京都渋谷区代々木4−35−3 株式会社 ジャパンリーコム内 (72)発明者 小澤 明 東京都渋谷区代々木4−35−3 株式会社 ジャパンリーコム内 (72)発明者 西村 明仁 東京都渋谷区代々木4−35−3 株式会社 ジャパンリーコム内 (72)発明者 岩本 悠也 愛知県小牧市北外山入鹿新田1300 日本通 信電材株式会社内 (72)発明者 石原 竜也 愛知県小牧市北外山入鹿新田1300 日本通 信電材株式会社内 (72)発明者 小野 朗 東京都千代田区大手町2−3−1 日本電 信電話株式会社内 (72)発明者 梶谷 明久 東京都千代田区大手町2−3−1 日本電 信電話株式会社内 (72)発明者 向 保行 東京都千代田区大手町2−3−1 日本電 信電話株式会社内 Fターム(参考) 2H036 RA11 RA23 RA25 2H038 CA37 CA38

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ファイバ心線を導出入する心線導出入
    部と、該心線導出入部から入る心線相互を接続した心線
    接続部のコネクタを収納するコネクタ収納部と、心線余
    長を巻回して収納する心線余長収納部とを備えた心線ト
    レイを複数枚重ねて配備する心線接続収納ケースであっ
    て、 前記心線トレイが、複数層の重合状態でそれぞれヒンジ
    部によって開閉自在に連結されて一組とし、テープ心線
    から分岐した単心ごとにコネクタと心線余長とを個別に
    一括収納できる心線ドロップ用トレイに構成され、該心
    線ドロップ用トレイをクロージャ内に設けたトレイホル
    ダーに挿脱自在に嵌装してなることを特徴とする心線接
    続収納ケース。
  2. 【請求項2】 前記心線トレイが、外装トレイと、該外
    装トレイ内に積層した内装トレイとからなる入れ込み構
    造とすると共に、この外装トレイの一対をヒンジ部で観
    音開きに開閉自在に連結して心線ドロップ用トレイとし
    てなる請求項1記載の心線接続収納ケース。
  3. 【請求項3】 前記心線トレイが、心線の曲率半径円を
    S字状に切り返し可能に一対の楕円筒状リブをトレイ底
    面上に間隔をあけて対向配備した請求項1または2記載
    の心線接続収納ケース。
  4. 【請求項4】 前記心線ドロップ用トレイの外装トレイ
    の両側面部に係止爪部を突設し、該係止爪部が、クロー
    ジャ内の前記トレイホルダーの案内溝に摺動自在に嵌装
    されると共に、該案内溝に形成されるロック部に係脱す
    る構成とした請求項1、2または3記載の心線接続収納
    ケース。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005091689A (ja) * 2003-09-17 2005-04-07 Japan Recom Ltd 光ケーブル接続用クロージャ
JP2009036889A (ja) * 2007-07-31 2009-02-19 Kawamura Electric Inc 融着トレイの余長収納構造
JP2019168544A (ja) * 2018-03-22 2019-10-03 日本通信電材株式会社 光ファイバ接続用クロージャ

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