JP4508404B2 - ケーブル接続部収納用キャビネット - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、通信ケーブル、特に、光ファイバ心線を有する光ファイバケーブル(以下光ケーブル)やメタルケーブルの配線区間において、固定配線区画の配線点や、ケーブル接続点における外被接続並びに架空ケーブルや地下ケーブルなどのメタルケーブル或いは光ケーブルと、ドロップ光ケーブル或いは集合ドロップ光ケーブルの接続のために用いられ、光ケーブルの接続部を保護し、引き通しテープや心線余長を収納する地上設置用光成端キャビネットのケーブル接続部収納用キャビネットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、光ケーブルの分岐、引込、接続などを行う場合、キャビネット内においてケーブル心線相互を接続すると共に、ケーブル心線の余長分を収納するための心線接続余長収納ケースが用いられている。このケースは、心線トレイからなり、トレイ本体に心線を導出入する部分となる心線導出入部と、その心線導出入部から導出入させる幹線用光ケーブルから引き出された光ファイバ心線同士或いは分岐用光ケーブルから引き出された心線とを接続するコネクタ等の接続部が収納されるコネクタ収納部と、さらに接続された心線の余長部分を巻回して保護収納する心線余長収納部とを備えたものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、光ケーブルを用いた通信網では、既存のメタルケーブルを用いた通信網との併用が要請され、さらに光ケーブルの高密度、多心化が進むにつれて心線余長収納部では、その容量が不足しがちになり、キャビネット内での多数枚配備される心線トレイの多様化で分岐心線の取扱いがやっかいとなり、任意の心線ハンドリングも手数がかかり、また心線余長の納まりが悪くなって、心線にストレスが掛ることが多かったり、心線の光損失が生じ伝送特性に悪影響を与えたり接続分岐に伴う作業や個別配線整理がやりにくいし、さらには増設も簡単には対応できず構造が複雑化し、コスト高となりコンパクト化できないといった問題が生じている。
【0004】
本発明は、これら従来の事情に鑑みてなされたものであり、メタルケーブルと光ケーブルとの併用ができ、光ケーブルの伝送特性に悪影響を与えることなく、光ケーブルのドロップ接続や切り替え或いは分岐接続作業並びに再収納作業が容易に実施でき、複数接続単位で複層化とした高密度収納構造によって、テープ心線ごとの収納や、テープ接続や引き通しテープの収納整理のほか心線ごとの増減が簡単にでき、しかもその増設も容易で、きわめてコンパクトに接続部を安全に収納することができる取扱い簡便なケーブル心線接続部収納用キャビネットを安価な形態で提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決するために、本発明は、メタルケーブルのメタル心線接続部と、キャビネット本体に導入された光ケーブルからのテープ心線とキャビネット本体から導出される光ケーブルからのテープ心線とを接続すると共にその余長を収納するテープ心線収納部と、キャビネット本体に導入された光ケーブルから分岐された光ファイバ心線とキャビネット本体から導出されるドロップ光ケーブルからの光ファイバ心線とを接続すると共にその余長を収納する心線接続余長収納部とを備えたキャビネットにおいて、キャビネット本体内に導入されて前記メタル心線接続部へと至るメタルケーブルを保持するメタルケーブル把持部と、キャビネット本体内に導入されてテープ心線収納部及び心線接続余長収納部へと至る光ケーブルのテンションメンバを保持する光ケーブル把持部とを設けたものであって、前記テープ心線収納部、仕切板を複数多段に間隔をあけて収納枠体に配備され、該仕切板上に開閉自在の外蓋のあるソフトシート収納トレイを摺動自在に配備した構成からなり、前記心線接続余長収納部は、キャビネット本体に導入された光ケーブルから分岐された光ファイバ心線とキャビネット本体から導出されるドロップ光ケーブルからの光ファイバ心線とを導出入する心線導出入部と、該心線導出入部から入る心線相互を接続した心線接続部のコネクタを収納するコネクタ収納部と、心線余長を巻回して収納する心線余長収納部とを備えた心線トレイをキャビネット本体内に設けたトレイホルダーに挿脱自在に嵌装してなることを特徴とする。
【0006】
【作用】
本発明のケーブル接続部収納用キャビネットは、メタルケーブルの接続部も簡単に収納でき、さらに光ファイバ心線の分岐心線の接続余長部分を保護収納する複数のトレイが、互いに分離されて収納枠体に挿脱自在に収納されているので、任意の心線トレイを開いて或いは取り出したりしてテープ心線から分岐した心線ドロップの接続作業や接続状況の点検、確認、調整などをきわめて容易に安全に行うことができる。
また、テープ心線収納部やドロップ心線収納部は、トレイで複数接続単位で複数層化とした高密度収納構造となっていて、各心線トレイは、心線接続部のコネクタを保持固定し、心線余長も曲率半径を確保した上で取り回し収納できるので、心線余長の吸収に自由度を持たせて納められ、伝送特性に悪影響を及ぼすことがない。
しかも、心線接続作業後に心線トレイを元の位置に戻しても光ファイバ心線に弛みが生じないし、心線に過度に屈曲することがなく曲率半径の小さい円弧状部分をも生じないで収納でき安全な保護ができる。
さらに、ドロップ光ケーブルを個別に心線トレイに収納し、トレイホルダーに挿し込むことで隣接される心線トレイと整理でき、またトレイホルダーから外して開閉することにより、連結した心線ドロップ用トレイを別個に露出することができ、接続作業や心線トレイの更新並びに増設が容易にできるし、簡易な心線識別とハードトレイ化による安全性向上と任意心線の取り出し、接続、再収納作業に対するハンドリング特性の向上とが図れる。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明の実施例を図面を用いて説明すると、図1及び図2に示すように、メタルケーブルaのメタル心線接続部1と、光ケーブルbの光心線接続部及び該光心線接続部から延びる心線余長を収納するテープ心線収納部2と、前記光ケーブルbから分岐された心線接続余長収納部3とを備えたキャビネットにおいて、開閉扉46のあるキャビネット本体4内に導入されて前記メタル心線接続部1と、光ケーブルのテープ心線収納部2及び心線接続余長収納部3とにいたるケーブルを夫々保持するメタルケーブル把持部5と、光ケーブルbの心線を引き通す心線ホルダー6とテンションメンバを保持する光ケーブル把持部12とを設けたものであって、前記テープ心線収納部2が、仕切板2 を複数多段に間隔をあけて収納枠体2 に配備され、該仕切板2 上に開閉可能なフラップ片2 のあるソフトシート収納トレイ2 を摺動自在に配備した構成からなり、前記心線接続余長収納部3は光ファイバ心線を導出入する心線導出入部3 と、該心線導出入部3 から入る心線相互を接続したコネクタを収納するコネクタ収納部3 と、心線余長を巻回して収納する心線余長収納部3 とを備えた心線トレイ32の複数枚をトレイホルダー30に挿脱自在に嵌装した構成からなっている。
【0008】
前記テープ心線収納部2と、心線接続余長収納部3及びケーブル把持部5,12、その他必要な部材は、図3に示すようにベース板47に取付けられてキャビネット本体4内に配列装備される。
【0009】
また、前記メタルケーブル把持部5としては、メタルケーブル外被をかませて止める爪片7のある締め付けネジ8を備えたU字形部材(図4)で、キャビネット本体4内に設けたベース板47に着脱自在に係止されるようにし、さらに、図5及び図6の如く、前記光ケーブル把持部12は、取付部12 単独をベース板47に固設するか或いは、キャビネット本体4内に設けたベース板47の光・メタルケーブル共用把持部50に取付片12 で着脱自在に係止され、ベース板47または光・メタルケーブル共用把持部50に固定ネジ10によって固着されるものであって、光ケーブルbのテンションメンバcを挿通する案内孔11または案内溝のある取付部12 と、該取付部12 にテンションメンバcを固着する締め付けネジ13とを備えると共に、必要に応じ図6に示すようにテンションメンバcの末端を挿入する貫通孔11 を形成したものを用い、テンションメンバcを直角に折り曲げて貫通孔11 に挿入して引張し、締め付けネジ13で締め付け引張力をあげて、確実強固に光ケーブルを把持できるようにすることもできる。
これらの場合、キャビネット本体4内では、ベース板47上にメタルケーブル把持部5と、光ケーブル把持部12とを別個に設けたり、集合把持部として光・メタルケーブル共用把持部50と、ドロップ光ケーブル支持線把持部61とを設けて用いたり、その他の光ケーブル把持部やメタルケーブル把持部を光・メタルケーブル共用把持部50に並設して用いたりすることが選んででき、さらに、前記メタルケーブル把持部5において回転防止機構のついた爪片7のある締め付けネジ8は、互いに回動自在に接続して爪片7がケーブルに喰い付いたときにネジ8を廻しても、ケーブルを切断することなく押し付けて、締めつけることができるようにするのがよい。
【0010】
前記心線接続余長収納部3の心線トレイ32から引き出されたドロップ光ケーブルの支持線をドロップ光ケーブル支持線把持具61で固定できるように備える。このドロップ光ケーブル支持線把持具61としては、図7に示すように、縦型(RD)タイプとしたものでは、取付脚片65のある門型状の支持片62に仕切枠63と複数のネジ64とを備えたものからなり、ドロップ光ケーブルの支持線をネジで固定して、ドロップ光ケーブルに応力が掛かっても把持具61で受けて心線トレイ32に悪影響を及ぼさないようにしている。
この場合、前記支持片62を分割接続構造にすること(図1)で追加工事(SO工事)などでは管路からのケーブル引き上げが容易になるようにすることもできる。また、縦型(RD)タイプは、心線トレイが縦方向に固定されているため、トレイホルダーからトレイを引き出しても、ドロップ光ケーブルの応力はトレイに殆どかからない。
【0011】
また図8に示すドロップ光ケーブル支持線把持具61は、横型(OD)タイプとしたもので、支持片62を段差をつけて複数並列し、ドロップ光ケーブルの支持線部eはネジ64で固定するものであって、ドロップ光ケーブルfを仕切枠63の下面を通して配線するようにしてあるが、横型(OD)タイプは、心線トレイから出たドロップ光ケーブルが直角方向にルート変更するためトレイホルダからトレイを引き出す際にトレイに負荷がかかり変形しやすいので、このODタイプでは心線トレイの近くに、図9に示す応力調整部66を付設し、トレイの引き出し時に引き出し量に応じる摺動片67の移動でトレイの変形を防ぐように配慮してある。
この応力調整部66は、櫛歯状の摺動片67を備え、ガイド溝68に遊動自在にねじ止めしたものからなり、心線トレイを引き出して作業するときに摺動片67も引き出して使用する。例えば、心線トレイを引き出す際に摺動片67からドロップ光ケーブルが外れると、心線トレイのドロップテンションメンバ(DTM)把持に負荷(テンション)が掛かり、心線トレイを変形させたり白化させたり悪影響を及ぼすのでその欠点がなくなるようにしてある。また、摺動片67があるため、ドロップ光ケーブルを収納する心線トレイに異常な応力が掛からないようにすることができる。
【0012】
前記テープ心線収納部2としては、図10に示すように、天板と両側板からなる箱形の収納枠体2 に底板20を備えると共に、取付片21を設けると共に、該収納枠体2 の両側板22にガイド溝23を間隔をおいて複数形成し、該ガイド溝23に仕切板2 を嵌挿装備し、各段の仕切板2 上にソフトシート収納トレイ2 を摺動自在に装入した構成からなる。そして作業時には前記ソフトシート収納トレイ2 を前方に摺動して引き出し、外蓋となるフラップ片2 を開けて心線の収納、撤去作業を行い、作業終了後はソフトシート収納トレイ2 を元に戻して収納保持できるようにしてある。(図10a)
【0013】
即ち、テープ心線収納部2は、仕切板2 が複数多段に設けてあり、その仕切板2 上をスライドする案内がついた外蓋のフラップ片2 のあるソフトシート収納トレイ2 が摺動自在の構造となっている。しかもこのテープ心線収納部2は、最上段の両端から爪状の突起24が突出していて、ソフトシート収納トレイ2 への収納作業時に外蓋のフラップ片2 を前記突起24に引っ掛けておいて、そのトレイ内の各種作業が簡便に行えて作業性向上を図った構成としてある。(図10b)
【0014】
前記仕切板2 としては、切溝25を設けてあり、該切溝25はソフトシート収納トレイ2 を摺動した際に、トレイ2 にある爪状のフラップストッパ29が切溝25に沿って差し込み挿入し、摺動してトレイ2 の出し入れの脱落防止機能をはたす構成となっている。
また、仕切板2 の両端が折り曲げてあるのもトレイ2 のスライド案内となるようにしてある。
そして、テープ心線収納部2において、接続部のある或いは接続部のない引き通し用テープ心線収納のほかに、保留テープ心線収納に用いられ、特に接続部のある場合はトレイの中で固定せずに自由度を持たせて、なおかつ、曲率半径を十分に確保して接続部や心線余長の収納を確実にできる。また、前記仕切板2 上にソフトシート収納トレイ2 を引き出した時に、脱落防止のストッパ機能をフラップ片2 ではたらかせてもよい。
【0015】
なお、前記ソフトシート収納トレイ2 としては、図11に示すように、四辺を有する底片と各四辺に折曲線2 を介して側片2 を形成し、該側片2に折曲線を介してフラップ片2 を連設すると共に、対向する一対のフラップ片2 の重合部分に差込舌片26と、該差込舌片26を挿入する係止切込線27を備えた折畳みトレイとし、また、テープ心線の曲率を保つために前記底片にガイド舌片28と前記仕切板2 の切溝25に差込挿入する一対の爪状のフラップストッパ29とを形成してテープ心線の整とんが容易にできるようにしてある。
【0016】
なお、前記キャビネット本体4内では、保留心線収納トレイ40を設けて配線作業を簡便にできるようにしてあり、またキャビネット本体4が、地上設置成端キャビネットとして用いられるときには、図1及び図2に示すように地中のケーブル配管dから導入或いは導出されるケーブルのために管閉塞栓70が設けられる。
この管閉塞栓70は、ケーブル毎に導入口を設けると、配線の自由度が低いので、図12の例のように、両端に管外周に沿う折曲端があり管口に橋絡する支板71の一対を十文字状に支軸72で回動自在に軸着し、該支板71に突設したピン73にスリット74を介して、金属板の遮蔽板75を4枚円形状に並列して管口を閉塞できるようにしてあって、この遮蔽板75を適宜取り除いて、開口した部分(隙間)にケーブルを自由に配線し、配線しない部分は遮蔽板75を残して蓋をした状態に維持して用いられる。この場合、配線したケーブルの周囲は粘土などの詰め物で支板71間を埋め込み防塵、防風並びに防水に役立ててあって、かつ前記支板71を支軸72を中心に円周方向に回転できるようにしてあるので、配線の自由度が高く、しかも布設作業がしやすく、低コストで管閉作業が行えるようになっている。
【0017】
さらに、前記メタルケーブルaの心線接続部1は、図13に示すようにメタルの心線接続したコネクタ部をまとめてコネクタケース41に入れ、該コネクタケース41をベルト42とバックル43によってベース板47に設けた固定金具44に着脱自在に抱持する形態としてあるが、コネクタケース41をベルトによってハンガーを介して支持ポールの固定金具に吊下する形態とすることもできる。
【0018】
また前記心線接続余長収納部3の心線トレイ32は、各種の形態のものを用いられるが、一例として示すと、複数重合状態でそれぞれヒンジ部3 によって開閉自在に連結されて一組とし、テープ心線から分岐した単心ごとにコネクタと心線余長とを個別に一括収納できる心線トレイ32に構成されたものを用い、該心線トレイ32を複数枚前記キャビネット4内に設けたトレイホルダー30に挿脱自在に嵌装してある。
そして、この心線トレイ32は、合成樹脂により一体成形された成形品から構成したものであり、図14に示すように、略長方形状の外形を有し、内面側が同一形状に形成されたもので、光ケーブルbの心線導出入部3 と心線の接続用コネクタが収納保持されるコネクタ収納部3 と、該コネクタ収納部3 に保持された接続用コネクタから導出される心線余長を引き廻し、ループ状に巻回させて保持する心線余長収納部3 とをガイドリブ14により区画して備え、心線押え片15のある略長方形のトレイを用いる。
【0019】
前記キャビネット本体4内に配線ガイド45のあるベース板47を介して固着したトレイホルダー30、例えば棚状ケースを設け、該トレイホルダー30に前記心線トレイ32を挿脱自在に備えてある。また前記配線ガイド45によりメタルケーブルルートと光ケーブルルートを明確に分け、光心線に影響を与えない構造となり、かつこの配線ガイドでより一層安全な配線ルートが確保でき作業性や安全性がさらに向上できる。
【0020】
また、前記心線トレイ32の両サイドに形成した舌状の係止片16のある心線導出入部3 には、分離スリットのある心線挿通孔を設けた弾性保持部材(図示せず)を圧入嵌合して心線の支持を確実にしてあり、この弾性保持部材は心線径或いは心線数に応じた挿通孔のあるものを選んで用いられる。
さらに、コネクタ収納部3 及び心線余長収納部3 は、必要に応じガイドリブ及び側壁を選んで区画してもよいし、心線の浮きを阻止する心線押え片15或いは係止爪を一体成形して余長の心線や心線接続部となるコネクタを心線トレイ32内に確実に保持できるようにするか、またコネクタ収納部3 或いは心線余長収納部3 のみを区画した心線トレイ32を組合せて一つとした形態としてもよく、各心線トレイ32毎に心線を分離整理収納し、ケーブル挿入部からファイバ心線の曲げが極少で心線収納時のねじれをも防止でき、安全かつ高密度収納で高信頼性が得られるようにする。
【0021】
この場合、所望の心線トレイ32をトレイホルダー30から引き出せ、重ね合せ面を開くことができて、収納心線の接続配線作業が容易にできる。
【0022】
さらに、心線トレイ32の取り外しの際には、トレイホルダー30の前方側に心線トレイ32をスライドさせると、係止爪部19が外れ心線トレイ32が前方に引き出せ簡単に外すことができ、心線トレイ32内の心線の点検、修理、接続の各作業が簡便に行うことができる。
【0023】
なお、前記心線導出入部3 は、片側に設けたシングルタイプに限らず両側に対に設け、即ち四隅に設けたダブルタイプのものを用いることもできるし、しかも合成樹脂の射出成形により、心線トレイ32を略正方形、長方形の四角形または楕円形に形成されるので、前記コネクタ収納部3 に隣接される心線余長収納部3 には所定間隔に配列される心線押え片15および蓋片で伝送特性に悪影響が及ばないように心線がなめらかに湾曲したループ状に巻回保持できるように配慮してある。
例えば、前記心線トレイ32には曲率半径30mm以上を確保して心線を取り回して収納ができ、各種の接続部例えば、融着補強スリーブ、メカニカルスプライス、MTコネクタなどの収納可能であって、心線トレイ32を複数並列或いは多段に積層し、各心線トレイ単位で開閉或いは脱着可能に設け、心線余長と心線接続部を一括収納できる。
この場合は、心線トレイ32の一つは接続部は固定しない構造として心線余長の吸収に自由度を持たせることもできるし、一つのトレイに40心線分(4心テープ10本分)の収納が可能で識別ホルダーを用いれば、20心単位の心線識別が可能の形態とすることもできる。また、地上設置用キャビネットでは、ドロップ光ケーブルの心線トレイ32でのテープ接続部は収納しないが、適宜選んだ形態にすることができる。
【0024】
なお、前記心線導出入部3 の一方側から心線を入れて心線余長収納部3 に収納する場合、心線の巻回の仕方によって、両方の心線導出入部3 のいずれの側にも出すこともできる。
以上のように、いずれかの心線導出入部3 から心線を心線トレイ32内に入れることができ、かつ心線の曲率を小さくすることなく(過負荷を加えることなく)、入口側となった心線導出入部3 と同一の又は異なる心線導出入部3 を出口側として出すことができる。これにより、心線の出入口側を自由に選んで、キャビネット本体4内での心線の配線の便宜を図ることができる。
【0025】
ここで、心線導出入部3 には、貫通穴が形成されたスポンジゴム等の弾性変形可能な弾性保持部材が設けられ、心線は、この貫通穴を通って心線トレイ32内に入り、かつ心線トレイ32外に出る。この心線支持用の弾性保持部材は係止片16により保持される。
このように弾性保持部材を心線導出入部3 に介在させれば、心線が心線導出入部3 を通るときに、心線がトレイ本体に擦れることや、或いは引張衝撃等を確実に防止することができる。
【0026】
以上の構成からなる心線トレイ32において、心線はいずれか一方の第1出入口の心線導出入部3 から入ると、ガイドリブ14の間の心線通路を通るとともに、心線押さえ用の係止片15により押さえられ、いずれかの心線余長収納部3 内に入る。心線が心線余長収納部3 内に入るときは、ガイドリブ14で形成された出入口を通る。そして、心線は前記係止片15によって押さえられると共に、環状ガイドリブ14の回りを巻回され、かつコネクタ収納部3 の差込ガイドリブに取り付けられたコネクタに接続されると共に、コネクタから出る心線は、その心線余長収納部3 を通って、他方の心線導出入部3 からケース外部に出る。
なお、前記心線を押える前記係止片15は、必要に応じ2本以下に分けて、例えば1/2或いは2/3,1/3の位置などに振り分けて突設し、心線を通する際に上側の係止片と下側の係止片とに分けて通過させるようにし、増設時での配線に各心線の干渉をなくした安全な配線ができるようにすることが考慮されている。
【0027】
そして、この心線トレイ32,32をヒンジ部3 で連結した形態としたものを重ね合わせたものとしてキャビネット本体4内のトレイホルダー30に順次実装され、この配列には、係合用の係止ノブ3 側が前方側となるようにしバンドで固定化される。
この場合、一つの心線導出入部3 から心線を入れ接続部を前記コネクタ収納部3 に保持し、中央の環状ガイドリブ14に巻回して同じ心線導出入部3 から取出て配線したり或いは一方の心線導出入部3 から心線を入れ接続部を保持し心線余長を心線余長収納部3 に取り廻しして他方の心線導出入部3 から取り出す配線形態とすることが、各心線トレイ32ごとに行ってキャビネット本体4内で整理することができる。
【0028】
図15及び図16の実施態様では、キャビネット本体4内で配線ガイド45のあるベース板47を介して、ドロップ心線収納部3の心線トレイ32が心線取出方向を上面にする方向で水平に装着され、心線接続部のコネクタと心線余長とを一括収納できる構成としたもので、テープ心線収納部2との関係では、左右に並列した配線形態として、心線の配線の便宜を図るようにしてある。
【0029】
【発明の効果】
本発明は、メタルケーブルのメタル心線接続部と、キャビネット本体に導入された光ケーブルからのテープ心線とキャビネット本体から導出される光ケーブルからのテープ心線とを接続すると共にその余長を収納するテープ心線収納部と、キャビネット本体に導入された光ケーブルから分岐された光ファイバ心線とキャビネット本体から導出されるドロップ光ケーブルからの光ファイバ心線とを接続すると共にその余長を収納する心線接続余長収納部とを備えたキャビネットにおいて、キャビネット本体内に導入されて前記メタル心線接続部へと至るメタルケーブルを保持するメタルケーブル把持部と、キャビネット本体内に導入されてテープ心線収納部及び心線接続余長収納部へと至る光ケーブルのテンションメンバを保持する光ケーブル把持部とを設けたものであって、前記テープ心線収納部、仕切板を複数多段に間隔をあけて収納枠体に配備され、該仕切板上に開閉自在の外蓋のあるソフトシート収納トレイを摺動自在に配備した構成からなり、心線トレイをキャビネット本体内に設けたトレイホルダーに挿脱自在に嵌装してなることで、心線トレイの係脱が簡便にできて、メタルケーブルや光ケーブルの併用して簡単に配線することができ、しかも光ケーブルの引き落しの際に複数の心線トレイは心線導出入部より光ケーブルの伝送特性に悪影響を与えることなく、光ケーブルの接続や切り替え或いは分岐接続作業や再収納作業が容易に実施でき、複数接続単位で複層化とした高密度収納構造によって、テープ心線ごとの収納や整理のほか心線ごとの増減が簡単にでき増設も楽で、きわめてコンパクトに接続部を安全に収納することができるので、心線接続作業後に任意の心線トレイを開いて収納されている光ファイバ心線を迅速に引き落すことができ、心線識別も容易で接続部の再調整や修理など簡単に行うことができ、作業性を大幅に向上すると共に、各心線トレイを必要なだけ複数に積み重ねることができると共に、多段に積み重ねられた収納トレイ全体を的確に保持できて安全性も高められる。
【0030】
また本発明によれば、引き落し心線余長の収納が収まり良くできるし、心線の巻回収納にも余裕があり、しかも心線の保持も緩衝的に行なわれているので、心線に弛みが生じないし、各心線トレイを展開しても収納した光ファイバの余長部の長さの変化が少ないので、光ファイバの余長部の長さの変化が少なく、光ファイバ心線に無理な屈曲や小円弧が発生することなく光損失をなくして伝送特性を良好に保ことができる。
【0031】
さらに、本発明によれば、心線の分岐、引込の際に心線トレイへの心線導出入の自由度があって作業上、心線接続部へのアクセスが簡便化でき、管理や組立分解作業も容易に行なえ、かつ高密度・高信頼性が得られる。殊に、必要なだけ多段に積み重ねた心線トレイ同士が外れたりずれたりすることなく、簡単確実に結合されて識別容易な心線接続部を持ったキャビネットとして安全性を大幅に高められ、心線余長収納での高信頼性がえられるし、心線トレイ相互間をネジ止め等することなく脱着でき取扱いも著しく容易化でき、かつコンパクト化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の実施例の一使用状態を示し、扉を開けて内部を示す正面図である。
【図2】図1の例の縦断面図である。
【図3】図1の例で用いられるテープ心線収納部を設けるベース板の正面図である。
【図4】本発明で用いられるケーブル把持部を示し、(a)はその平面図、(b)はその側面図、(c)はその背面図である。
【図5】本発明で用いられるテンションメンバ把持部を示し、(a)はその正面図、(b)はその側面図、(c)はその平面図である。
【図6】図5の例の一使用状態を示し、(a)は配線前の把持部の斜視図、(b)はその配線後の把持部の斜視図である。
【図7】本発明の実施例で用いられるドロップケーブル支持線把持具のRDタイプの斜視図である。
【図8】ドロップケーブル支持線把持具の他の例でODタイプを示し、(a)は斜視図、(b)はE−E線における拡大縦断面図、(c)は使用状態の一部の斜視図である。
【図9】本発明の実施例で用いられる張力調整部の斜視図である。
【図10】図1の例で用いられるテープ心線収納部を示し、(a)はその展開分離斜視図(b)はソフトシート収納トレイを引き出しフラップ片(外蓋)を開けた使用状態の斜視図である。
【図11】図10の例のソフトシート収納トレイを示し、(a)はその展開平面図、(b)はその折畳状態の平面図、(c)はその側面図である。
【図12】本発明で用いられる管内塞栓を示し、(a)はその分離状態の斜視図、(b)はその使用状態の斜視図である。
【図13】本発明で用いられるコネクタケースハンガーを示し、(a)はその正面図、(b)はその平面図、(c)はその一使用状態を示す正面図である。
【図14】本発明で用いられる心線接続余長収納部の心線トレイの一例を示し、(a)はその平面図、(b)はその底面図である。
【図15】本発明の例の他の使用状態を示し、扉を開けて内部を示す正面図部ある。
【図16】図15の例で用いられるベース板の正面図である。
【符号の説明】
a メタルケーブル
b 光ケーブル
c テンションメンバー
1 メタル心線接続部
2 テープ心線収納部
収納枠体
仕切板
ソフトシート収納トレイ
フラップ片
3 心線接続余長収納部
心線導出入部
コネクタ収納部
心線余長収納部
ヒンジ部
4 キャビネット本体
5 メタルケーブル把持部
6 心線ホルダー
7 爪片
8 締め付けネジ
10 固定ネジ
11 案内孔
11 案内溝
11 貫通孔
12 光ケーブル把持部
12 取付部
13 締め付けネジ
14 ガイドリブ
15 心線押え片
16 係止片
20 底板
21 取付片
30 トレイホルダー
32 心線トレイ
40 保留心線収納トレイ
41 コネクターケース
42 ベルト
44 固定金具
47 ベース板
50 光・メタル共用把持部
61 ドロップ光ケーブル支持線把持具
63 仕切枠
64 ネジ
70 管閉塞栓
71 支板
72 支軸
73 ピン
74 スリット
75 遮蔽板

Claims (6)

  1. メタルケーブルのメタル心線接続部(1)と、キャビネット本体に導入された光ケーブルbからのテープ心線とキャビネット本体から導出される光ケーブルbからのテープ心線とを接続すると共にその余長を収納するテープ心線収納部(2)と、キャビネット本体に導入された光ケーブルから分岐された光ファイバ心線とキャビネット本体から導出されるドロップ光ケーブルfからの光ファイバ心線とを接続すると共にその余長を収納する心線接続余長収納部(3)とを備えたキャビネットにおいて、
    キャビネット本体内に導入されて前記メタル心線接続部(1)へと至るメタルケーブルaを保持するメタルケーブル把持部(5)と、キャビネット本体内に導入されてテープ心線収納部(2)及び心線接続余長収納部(3)へと至る光ケーブルのテンションメンバーを保持する光ケーブル把持部(12)とを設けたものであって、
    前記テープ心線収納部(2)は、仕切板を複数多段に間隔をあけて収納枠体に配備され、該仕切板上に開閉自在の外蓋のあるソフトシート収納トレイを摺動自在に配備した構成からなり、
    前記心線接続余長収納部(3)は、キャビネット本体に導入された光ケーブルbから分岐された光ファイバ心線とキャビネット本体から導出されるドロップ光ケーブルfからの光ファイバ心線とを導出入する心線導出入部(3 と、該心線導出入部から入る心線相互を接続した心線接続部のコネクタを収納するコネクタ収納部(3 と、心線余長を巻回して収納する心線余長収納部(3 とを備えた心線トレイ(32)をキャビネット本体内に設けたトレイホルダー(30)に挿脱自在に嵌装してなることを特徴とするケーブル接続部収納用キャビネット。
  2. 前記光ケーブル把持部が、キャビネット本体内に設けたベース板の光・メタルケーブル共用把持部に着脱自在に係止され、ベース板または光・メタルケーブル共用把持部に固定ネジによって固着されるものであって、光ケーブルのテンションメンバを挿通する案内溝のある取付部と、該取付部にテンションメンバを固着する締め付けネジとを備えると共に、テンションメンバの末端を挿入する貫通孔を形成した構成としたことを特徴とする請求項1記載のケーブル接続部収納用キャビネット。
  3. キャビネット本体内のベース板上に、門型状をした支持片からなるドロップ光ケーブル支持線把持具を備え、該門型状をした支持片の頂面位置に、心線トレイから引き出されたドロップ光ケーブルより分離した支持線を固定するネジと、該ネジを保持してケーブルを仕分け通過させる仕切枠とを設けたことを特徴とする請求項1記載のケーブル接続部収納用キャビネット。
  4. 前記テープ心線収納部が、仕切板を複数多段有し、該仕切板に板上をスライドする案内がついたフラップ片のあるソフトシート収納トレイを摺動自在に備えたことを特徴とする請求項1または2記載のケーブル接続部収納用キャビネット。
  5. 前記メタルケーブル把持部がメタルケーブル外被をかませて止める爪片のある締め付けネジを備えたU字形部材である請求項1または2記載のケーブル接続部収納用キャビネット。
  6. 前記メタルケーブルの心線接続部が、コネクタケースに収納されるものであって、このコネクタケースにベルトを介してキャビネットに配備されたベルト固定金具を備えたことを特徴とする請求項2,3,4または5記載のケーブル接続部収納用キャビネット。
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