JP4786294B2 - 光ケーブル接続用クロージャにおける成端盤 - Google Patents
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Description
このクロージャは、心線幹線用光ケーブルの主ケーブルから引き出された光ケーブル心線同士或いは分岐用光ケーブルから引き出された心線とを接続する接続部が収納され、さらに接続された心線の余長部分を巻回して保護収納する心線余長収納部とを備えたものとして接続機能専用クロージャ或いはドロップ機能専用クロージャとして用いられている。(特開2001−42155号)
また光ケーブルの分岐作業においては、ドロップ光ケーブルを引き落とすためには、使用不能の心線が生じて不経済となるし、心線を再度本線に戻すことも出来ないなど取り扱いも不便になり、アクセス系設備の効率的かつ経済的な使用ができないし、ドロップ光ケーブルや下部伸ばしテープ心線その他のケーブルへの接続作業時等の配線連絡に心線の引っ張りや屈曲の発生が生じて、接続不良や安全性に欠けさらには振動現象によって伝送特性にも信頼性がないなど問題があった。
そして該ドロップ成端トレイが、枢支部のヒンジ部によって回動自在で、着脱自在にトレイ固定ベースに設けて、各心線の接続回数により生ずる心線余長差を吸収する心線余長収納部を形成し、さらにコネクタ脱着時に心線の引っ張りや屈曲の発生を抑制するようになっている。
さらに、前記成端トレイを水平状態に保留する櫛歯が多段にあるトレイ収納部にトレイ取付部を摺動自在に配備してスプリッタトレイおよび成端トレイを前後にスライドできるようにしたことで、各トレイ内での接続作業がし易い位置に変移させて行うことができ、且つ回動自在のトレイであるため重ねられた各トレイの重合面の開放も容易で、点検、補修作業の簡便化が図れる。
すなわち、多心光ファイバテープ心線から光ファイバ単心線に分離して1心線のみ又はそれ以上を選んで引き落しケーブルに接続して、他は引き通し光ファイバ単心線として下部に送り込めるように保有しておくことが可能となる。また接続作業に必要な余長心線は、任意のドロップ用トレイを開いて、或いは取り出したりして接続部と共に収納しておくことができる。
そして、空いている心線はその後のユーザーの加入など必要な単心線として使用することができ、そのほか他の心線の接続作業や接続状況の点検、補修、確認、調整など作業をも統合してきわめて容易に行うことができる。
このように、光ケーブルAの心線の接続部となるコネクタCを備えてコネクタ接続を可能にした構成の成端トレイ4,5,6および/またはスプリッタトレイ7をクロージャ本体1に内装する光ケーブル接続用クロージャでは、前記成端トレイ4,5,6および/またはスプリッタトレイ7の各トレイに接続される心線に設けたコネクタCを複数着脱自在に取り付けられるコネクタ取付部14のある成端盤11を備え、該成端盤11に導入される単心線を外側面に湾曲して沿わせる配線保持部111 を形成し、該配線保持部111 上の心線を接離自在に押さえ込みコネクタ取付部14に案内保持するアール状ガイド15を回動自在に枢支すると共に、コネクタCを着脱自在に挿入するコネクタソケット16を介してコネクタ取付部14に配備してある。(図2及び図3)
この成端盤11は、前記トレイ固定ベース10に取り付けられるが、前記クロージャ本体1内の端面板2に臨んで設けられ、導入、導出される光ケーブルAの心線の接続に便宜よく対応するようになっている。
なお、前記アール状ガイド154は、先端に係止部を備えて成端盤11に着脱自在に係止できるようにし、主心線aの押さえ込みが確実にできるようにするのがよい。
即ち、コネクタCをコネクタソケット16に挿脱自在に内装してコネクタ脱着作業が簡便にできるようにするため、取付板に格子状にガイドリブ24を複数突設し、該ガイドリブ間の取付板に嵌合孔25を一対設け、該嵌合孔25に係止しうる係止片17,171 を備えたコネクタソケット16を着脱自在に配備するか(図4)、またはガイドリブ24間の取付板に嵌合孔25と係止孔26を設け、嵌合孔25と係止孔26に係止しうる係止片17を備えたコネクタソケット16を着脱自在に配備し(図6)、このコネクタソケツト16内にコネクタCを挿脱自在に配備すればよい。
さらに、ドロップケーブルd,d1 などの振動対策として、ドロップケーブルを固定するため、前記コネクタソケット16に挿入したコネクタCを固定するためコネクタ固定部材28がコネクタ固定ベース29に摺動自在に付設されて、成端盤11のコネクタ取付部14に対設され、該コネクタ固定部材28によって、前記コネクタCの一端を嵌挿保持して成端盤11に装着されたコネクタCの取り付けセット後の安全性が容易に確保でき各トレイへ安定配備ができるようになっている。(図2、図7及び図8)
なお、前記下部伸ばし成端トレイ4及びDS/R・TD成端トレイは、図10bのように二層構造に設けてあるが別個に配置して用いることもできる。
さらに、前記成端トレイ4,5,6並びにスプリッタトレイ7は、それぞれ複数重ねた状態でトレイ固定ベース10に設けたトレイ収納ケース12の摺動自在のトレイ取付部13に、枢支部によって回動自在に枢着してクロージャ本体1内に内装されて配線処理作業がし易くできるようになっている。(図13及び図14)
なお、振動対策として、ドロップケーブルを固定するため、前記コネクタソケット16に挿入したコネクタCを固定するためコネクタ固定部材28がコネクタ固定ベース29に摺動自在に付設されて、成端盤11のコネクタ取付部14に対設され、該コネクタ固定部材28によって、前記コネクタCの一端を嵌挿保持して成端盤11に装着されたコネクタCの取り付けセット後の安全性が容易に確保でき各トレイへ安定配備ができるようになっている。(図2)
なお、前記スプリッタトレイ7は、前記成端盤11に接続する心線aにプラグを設けられると共に、各成端トレイ4,5,6に接続される複数の心線にソケットを設けたスプリッタモジュールBが配備されてコネクタ接続を可能にしたスプリッタトレイ7に構成するのがよい。
このように前記前記トレイ取付部13をスライドベース131 を介してトレイ収納ケース12に摺動自在に備えれば、成端トレイ4,5,6およびスプリッタトレイ7が、クロージャ本体1のスリーブを拡開した際にスリーブ外側に引き出して開くことができトレイ作業が容易に行うことができる。
またドロップ固定部品用の把持具ベース18または係止片部181 をトレイ両端部または片側部に設けて、左右いずれの側からでもドロップケーブルを引き出せるようにし、しかも心線着脱時に他心線への影響をなくすために成端トレイ4,5.6の左右の心線導入口19を心線毎の個別通路構造として心線の引っ張りや屈曲の発生を抑制する安全な構成としてある。
またドロップ把持具固定用の把持具ベース18をトレイ両端部に設けて、左右いずれの側からでもドロップケーブルd,d1 を引き出せるようにし、しかもSP入力線のコネクタ接続部が左右に振り分けて固定できる構成とすると共に、心線着脱時に他心線への影響をなくすためにトレイの左右の心線導入口19を心線毎の個別通路構造として心線の引っ張りや屈曲の発生を抑制するストッパ構造のガイドを形成して安全な構成とした。(図10a)
また、この下部伸ばし成端トレイ4は、テープ心線ケーブルルートにクロージャを設置して単心運用するためにクロージャ中心点で切断したテープ心線と割り入れ心線との接続部と余長心線を収納保護するために用いられるが、主ケーブル側テープ心線余長をトレイ内に収納可能とし上部、下部側にこのトレイを配備して使用可能とするために左右対称形態とし、4心テープ分の出口を個別ルートに分割することで識別容易なものとして用いられ、DS/R・TD成端トレ5をトレイ内に組み込んだ二層形態で用いてあるが、別個形態で用いるのもよい。
このトレイ取付部13は、トレイ収納ケース12に段状にずらせた櫛歯182 の先端近くまで移動できるように摺動自在に移動できるように備えて、スライドすることでトレイ作業時の領域を確保し、前方に引きだしてから各トレイを階段状にずらせた多重状態下で開放し傾斜保持するようにするのがよく、収納時には櫛歯182 上に各トレイを水平状態に保って固定される。
前記クロージャ本体1に備えられる端面板2が、各種ケーブルを挿入するケーブル挿通路のある延長側壁部を設けたケーブルアダプタを着脱自在に装着したことで、作業時に前記クロージャ本体にスリーブを外すことなく開拡するスリーブの開放状態を調節できるスリーブ開放保持具を配備でき、作業側の開放状態を維持し開き具合をも連続的に可変調節可能のバンドタイプのスリーブ開放保持具を付設することもできるし、また、前記クロージャ本体に備えられる端面板に延長側壁部を設けたことで、主ケーブルやドロップケーブル等の各種ケーブルを仕分けて挿入してクロージャに収容したケーブル際の防水機能のある端面シールとして用い、ドロップケーブルおよびDSケーブルの防水を安全に図ることができるし、各種ケーブルを挿入するケーブル挿通路のある二つ割りで開閉自在のケーブルアダプタを挟持枠片によって着脱自在に装着したことにより、主ケーブルやドロップケーブル等の各種ケーブルを仕分けて挿入してクロージャに収容したケーブル際の防水機能のある端面シールとして用い、ドロップケーブルおよびDSケーブルの防水を図って安全性を高め分離配線の取扱を良好にすることができる。
さらに前記コネクタ収納部、スプリッタ収納部および余長心線収納部は必要に応じガイドリブ及び側壁を選んで区画してもよいし、心線の浮きを阻止する心線押え片或いは係止爪を一体に成形して、余長心線や心線接続部となるコネクタを各トレイ内に確実に保持できるようにするか、またコネクタ収納部或いは心線余長収納部を各トレイ毎に分離整理収納し、ケーブル挿入部からファイバ心線の曲げが極少で心線収納時のねじれをも防止でき、安全かつ高密度収納で高信頼性が得られるようにすることが配慮される。
このフラップ取付孔82 には、心線から単心線分離した単心線を結束し得るフラップ33を取り付け取り外し自在に配備して単心線の保護と心線識別を図るようにしてあるが、各フラップ33が整列固定されていると任意のフラップ33に結束さた残単心線によりドロップする場合、他のフラップ33に結束された単心線に影響がないように着脱ができて安全な作業ができる。
また、前記フラップ33は、図6に示すように心線嵌挿溝34をそれぞれ有する二つ折りの抱持片連接したものからなり、突き合わせ面に対向して凹凸からなる係止部35を設けてあり、連接部から折り曲げて単心線aを抱持して支持できるように構成し、さらに前記フラップ取付孔82 に挿入するフランジ付き突起36が突設され、該突起36が前記センタートレイ8のフラップ取付孔82 に挿入され、センタートレイ8の表面にスライドさせて着脱自在に固定でき、フラップ取り外しには、操作片37でフラップ33を反対方向に戻して移動すれば外すことができる。
いずれにしても、前記スプリッタトレイ7とドロップ成端トレイ6は、多段状のトレイ取付部13に回動自在に保持され、図1に示すように二つ割りのスリ
ーブからなる円筒状のクロージャ本体1内に組み込まれて用いられ、該クロージャ−本体1では、前記配線処理ガイドによりテープ心線とドロップ心線との動きを分離させるのがよい。
なお、心線導入口の一方側から単心線を入れて心線余長収納部に収納する場合、単心線の巻回の仕方によって、両方の心線導入口のいずれの側にも出すこともでき、かつ心線の曲率を小さくすることなく(過負荷を加えることなく)、入口側となった心線導入口と同一の又は異なる心線導入口を出口側として出すことができる。これにより、心線の出入口側を自由に選んで、光ケーブル用クロージャ内での単心線の配線の便宜を図ることができる。
また、前記コネクタ固定ベース29は、図8のように一端に把持溝43を櫛状に複数形成し、この把持溝43にコネクタ固定部材28を着脱自在に立設する植込部44があって、該把持溝43に前記コネクタ固定部材28の断面逆T字状の連結部41をスライドして入れられ立設するようになっていて、他端に取付部44を延設し、この取付部44でトレイ固定ベース10に連結して前記成端盤11にコネクタ固定部材28を対向配備できるように構成して、コネクタCのあるドロップケーブルd,d1 を確実に固定維持できるようにするのがよい。(図2及び図8)
この場合、多段に積み重ねられたドロップ成端トレイ6の中から所望のドロップ成端トレイ6をトレイ取付部13から外したり、トレイ取付部13を移動して引き出せ、各トレイ間の重ね合せ面を開くことができて、トレイの内面側を露出させて収納心線の点検、修理、接続の各作業が簡便に行うことができる。
さらに分離心線使用の場合には、この単心線とドロップケーブルd,d1 とを接続後にトレイ収納するが、ドロップ成端トレイ6に導入されたテープ心線は弾性保持材で固定されNo.1〜4までに分岐されそれぞれのトレイに整理配線されてトレイ収納ケース12に収納され、トレイ固定ベース10に固定された状態でクロージャ本体1内に保護されて用いられる。
しかも、複数枚重ねられた各トレイは光ケーブルの伝送特性に悪影響を与えることなく、光ケーブルの接続や切り替え或いは分岐接続作業や再収集作業が容易に実施でき、心線接続作業後に任意の収納トレイを開いて収納されている光ファイバ心線を迅速に取り出すことができ、心線識別も容易で接続部の再調整や修理など簡単に行うことができ、その作業性を大幅に向上することができる。
B スプリッタルジュール
C コネクタ
a 主心線
a1 出力心線
b テープ心線
c DSケーブル
d,d1 ドロップケーブル
1 クロージャ本体
2 端面板
3 ケーブルTM把持具
4,5,6, 成端トレイ
41 ,51 ,61 , コネクタ収納部
42 ,52 ,62 心線余長収納部
43 ,53 ,63 枢支部
7 スプリッタトレイ
8 センタートレイ
9 接続トレイ
9 アダプタ
10 トレイ固定ベース
11 成端盤
111 配線保持部
12 トレイ収納ケース
13 トレイ取付部
131 スライドベース
14 コネクタ取付部
141 センタートレイ取付部
142 係止ロック部
15 アール状ガイド
151 支軸
152 軸受部
16 コネクタソケット
17 係止片
18 把持具ベース
19 心線導入口
20 ケーブルアダプタ
21,22 ケーブル挿通路
23 挟持枠片
24 ガイドリブ
25 嵌合孔
26 係止孔
27 ガイド溝
28 コネクタ固定部材
29 コネクタ固定ベース
30 スリーブ開放保持具
31 リング
32 フック
33 フラップ
34 心線嵌挿溝
35 係止部
36 突起
37 操作片
38 コネクタ挿入凹部
39 心線挿通溝
40 受け部
41 連結部
42 ストッパ片
43 把持溝
44 植込部
45 取付部
Claims (9)
- 光ケーブル心線の接続部となるコネクタを収納するコネクタ収納部と、心線余長を収納する心線余長収納部とを備えてコネクタ接続を可能にした構成の成端トレイおよび/またはスプリッタトレイをクロージャ本体内に内装する光ケーブル接続用クロージャに用いられる成端盤が、前記成端トレイおよび/またはスプリッタトレイの各トレイに接続される心線に設けたコネクタを複数着脱自在に取り付けられるコネクタ取付部のある成端盤とし、該成端盤に導入される単心線を外側面に湾曲して沿わせる配線保持部を形成し、該配線保持部上の単心線を接離自在に押さえ込みコネクタ取付部に案内保持するアール状ガイドを回動自在に枢支すると共に、コネクタを着脱自在に挿入するコネクタソケットを介してコネクタ取付部に配備することを特徴とする光ケーブル接続用クロージャにおける成端盤
- 請求項1に記載の光ケーブル接続用クロージャにおける成端盤において、コネクタ取付部がコネクタを挿脱自在に内装できる筒状のコネクタソケットを介して取り付けられるものであって、コネクタソケットを嵌入しうる格子状のガイドリブと、把持溝となる該ガイドリブ間に形成された嵌合孔と係止孔に係止しうる係止片をコネクタソケットに対応して設けられていて、該コネクタソケットをコネクタ取付部に着脱自在に配備できる構成とした特徴とする光ケーブル接続用クロージャにおける成端盤。
- 請求項1または請求項2に記載の光ケーブル接続用クロージャにおける成端盤が、湾曲外側面の配線保持部を持った断面コ字状部材からなり、該湾曲外側面に沿うアール状ガイドを軸受部によって支軸に回動自在に枢支すると共に、上部にセンタートレイ取付部と前記ガイドを閉止固定並びに開放受け止めのための係止ロック部とを設け、下部にコネクタ取付部を備え、前記センタートレイ取付部に固定されたセンタートレイ内に導入される心線から分離した単心線を前記アール状ガイドによって配線保持部を経て下方に沿わせ落とし込み保持し、単心線に接続されたコネクタをコネクタソケットを介して前記コネクタ取付部に着脱自在に備えたことを特徴とする光ケーブル接続用クロージャの成端盤。
- 請求項2または請求項3に記載の光ケーブル接続用クロージャにおける成端盤において、該成端盤のコネクタ取付部にコネクタソケットを介して取り付けたコネクタを保持するコネクタ固定部材をコネクタ固定ベースによって前記コネクタ取付部に対向配備したことを特徴とする光ケーブル接続用クロージャの成端盤。
- 請求項2または請求項3に記載の光ケーブル接続用クロージャにおける成端盤において、前記コネクタ固定部材が、コネクタ挿入凹部と心線挿通溝とを備えた受け部にコネクタ固定ベースに係合する断面逆T字状の連結部と、ストッパ片とを一体に成形し、該連結部を前記コネクタ固定ベースの把持溝に着脱自在に嵌合したことを特徴とする光ケーブル接続用クロージャの成端盤。
- 請求項4または請求項5に記載の光ケーブル接続用クロージャにおける成端盤において、前記コネクタ固定ベースが、一端に把持溝を櫛状に複数形成し、該把持溝にコネクタ固定部材を着脱自在に立設する植込部を備え、他端にトレイ固定ベースに連結する取付部を延設したことを特徴とする光ケーブル接続用クロージャの成端盤。
- 請求項5または請求項6に記載の光ケーブル接続用クロージャにおいて、前記スプリッタトレイが、前記成端盤に接続する心線にプラグを設けられると共に、各成端トレイに接続される複数の心線にソケットを設けたスプリッタモジュールが配備されてコネクタ接続を可能にしたスプリッタトレイに構成したことを特徴とする光ケーブル接続用クロージャに用いられる成端盤。
- 請求項5、請求項6または請求項7に記載の光ケーブル接続用クロージャにおいて、前記成端トレイが、コネクタ収納部を左右に分けて複数備え、前記スプリッタトレイよりの心線を導入部で固定するドロップ固定部材を設けて、下部伸ばし成端トレイと、DS/R・TD成端トレイと、ドロップ成端トレイとして、それぞれトレイ取付部を介してトレイ固定ベースに複数重ねた状態で、枢支部によって回動自在に枢着したことを特徴とする光ケーブル接続用クロージャに用いられる成端盤。
- 請求項7、請求項8または請求項6に記載の光ケーブル接続用クロージャにおいて、前記光ケーブル心線の接続部を収納する接続部収納部と、心線余長を収納する心線余長収納部とを備えてコネクタ接続を可能にした構成の接続用トレイを設けると共に、前記成端トレイを水平状態に保留する櫛歯が多段にあるトレイ収納部にトレイ取付部を摺動自在に配備して成端トレイを前後にスライドできるようにしたことを特徴とする光ケーブル接続用クロージャに用いられる成端盤。
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