JP4020200B2 - 光ケーブル接続部収納用キャビネット - Google Patents

光ケーブル接続部収納用キャビネット Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、通信ケーブル、特に光ファイバ心線を有する光ファイバケーブル(以下光ケーブル)の配線区間において、固定配線区画の配線点や、屋外から屋内に引き込まれる光ケーブルのケーブル接続点における接続並びに架空ケーブルや地下ケーブルなどの光ケーブルと、分岐光ファイバケーブルの接続のために用いられ、光ケーブルの接続部を保護して心線余長をも収納する光ケーブル接続部収納用キャビネットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、光ケーブルの分岐、引込、接続などを行う場合、キャビネット内においてケーブル心線相互を接続すると共に、ケーブル心線の余長分を収納するための心線接続余長収納ケースが用いられている。このケースは、心線収納トレイからなり、トレイ本体に心線を導出入する部分となる心線導出入部と、その心線導出入部から導出入させる幹線用光ケーブルから引き出された光ファイバ心線同士或いは分岐用光ケーブルから引き出された心線とを接続する接続部が収納される接続部収納部と、さらに接続された心線の余長部分を巻回して保護収納する心線余長収納部とを備えたものが知られている。(特開平9−288217号など)
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、光ケーブルを用いた通信網ではケーブルの高密度、多心化が進むにつれて心線余長収納部ではその容量が不足しがちになり、キャビネット内での多数枚の心線収納トレイの多様化で分岐心線の取扱いがやっかいとなり、また心線余長の納まりが悪くなって、心線にストレスが掛ることが多かったり、心線の光損失が生じ伝送特性に悪影響を与えたり、接続分岐に伴う作業や個別配線整理がやりにくいし、さらには増設も簡単には対応できずコンパクト化できないといった問題が生じている。
【0004】
本発明は、これら従来の事情に鑑みてなされたものであり、光ケーブルの伝送特性に悪影響を与えることなく、光ケーブルの接続或いは分岐接続作業や再収納作業が容易に実施でき、複数接続単位で複層化とした高密度収納構造によって、心線ごとの収納や整理のほか心線ごとの増減が簡単にでき、しかも増設も楽で、きわめてコンパクトに接続部を安全に収納することができ、光ケーブルの接続部を保護して心線余長をも収納する取扱い簡便な光ケーブル接続部収納用キャビネットを安価な形態で提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決するために、本発明は光ファイバ心線を導出入する心線導出入部と、該心線導出入部から入る心線相互を接続した心線接続部を収納する接続部収納部と、心線余長を巻回して収納する心線余長収納部とを備えたトレイを複数枚重ねて配備する心線収納トレイが引き通し用トレイを介してキャビネット本体内に着脱自在に備えたものであって、前記心線収納トレイが、トレイを上下層の重合状態でそれぞれヒンジ部によって開閉自在に連結されて一組とし、心線から分岐した単心線或いは複数心線ごとに心線接続部と心線余長とを一括収納できる複数層の一括心線収納トレイ個別心線収納トレイに構成され、該一括心線収納トレイと個別心線収納トレイとの複数ブロックが、引き通し線と分岐線とを収納するためにキャビネット本体の中央一端から光ケーブルを導入する中央通路を隔ててそれぞれ左右に引き通し用トレイを介して分離配備し、該中央通路上にケーブル把持具を配備したことを特徴とする。
【0006】
また本発明は、前記一括心線収納トレイと個別心線収納トレイが、前記引き通しトレイに積層され、該引き通し用トレイの両側に突設した係止片をキャビネット本体内に固着したベース板に形成した取付孔挿脱自在で、かつベース板に潜らせて摺動自在に装着したことと、さらに前記一括心線収納トレイと個別心線収納トレイとが、心線の曲率半径30mm以上を確保する円筒状または楕円筒状のリブをトレイ底面上に突設配備し、該リブに囲まれた内部位置に形成した取付部に挿脱して上下層トレイを着脱自在に備えたことを特徴とする。
【0007】
さらに本発明は、光ケーブル接続部収納用キャビネットにおいて、前記一括心線収納トレイと個別心線収納トレイとのトレイの内側部係止凹凸部を設けると共にトレイの外側部にノブを突設し、該ノブに嵌入する孔きの固定用バンドを係脱自在に配備したことと、前記トレイの外側にヒンジ部としてピンとピン軸受部とを一組としてそれれ対向して設け、一方のトレイのピンを他方の心線収納トレイのヒンジ軸受部に嵌挿して両トレイを互いに回動自在に連結したことをことを特徴としている。
【0008】
本発明は、光ケーブル接続部収納用キャビネットにおいて、前記ベース板が、前記引き通し用トレイに突設した係止片より大きな面積の切欠孔と、該切欠孔に連通したスライド用切欠孔とを有する取付孔を対向配備され、取り外し或いは開閉自在のカバーのあるキャビネット本体内にベース板背面側に隙間を開けて固着したことを特徴とする。
【0009】
【作用】
本発明の光ケーブル接続部収納用キャビネットにおける心線収納トレイは、光ファイバ心線の分岐心線の接続余長部分を保護収納する複数の心線トレイがお互いに回動自在で着脱自在に連結されているので、任意の心線収納トレイを開いて或いは取り出したりして心線から分岐した心線の接続作業や接続状況の点検、確認、調整などをきわめて容易に安全に行うことができる。また、一括心線収納トレイと個別心線収納トレイとをヒンジ開閉構造で積層された心線収納トレイが引き通し用トレイを介してキャビネット本体内に着脱自在に備えているので、一括心線収納トレイと個別心線収納トレイとの心線収納トレイの2ブロックを離して左右に組み込まれ、引き通し線と引き落し線を分けて整理でき仕様を多様化できると共に、心線収納ケースは複数接続単位で複数層化とした高密度収納構造で、各心線トレイは、心線接続部のコネクタを固定し、心線余長も曲率半径を確保した上で取り回し収納できるので、心線余長の吸収に自由度を持たせて納められて伝送特性に悪影響を及ぼすことがない。
しかも、心線接続後に心線トレイには複数心個別収納トレイがあることで、光ファイバ心線に弛みが生じないし、心線過度に屈曲することがなく曲率半径の小さい円弧状部分をも生じないで収納でき保護シートの脱着で安全な保護ができる。さらに、心線を個別に心線トレイに収納し、引き通し用トレイに挿し込むことでキャビネット本体内に整理でき、また引き通し用トレイから外して開閉することにより、連結した心線収納トレイを別個に露出することができ、接続作業や心線収納トレイの更新並びに増設が容易にできるし、簡易な心線識別とハードトレイ化による安全性向上と任意心線の取り出し、接続、再収納作業に対するハンドリング特性の向上とが図れる。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の実施例を図面を用いて説明すると、キャビネット本体1には光ケーブルAが導入され分岐された心線aを収納できる複数枚の一括心線収納トレイ2と個別心線収納トレイ3とが引き通し用トレイ5,5を介して内装配備しているが、該一括心線収納トレイ2および個別心線収納トレイ3は光ファイバ心線を導出入する心線導出入部11と、該心線導出入部11から入る心線相互を接続した接続部収納する接続部収納部12と、心線余長を巻回して収納する心線余長収納部13とを備えたもので、これを複数枚多重に積み重ねてなるものである。
この心線収納トレイ2,3はトレイを複数層の重合状態でそれぞれヒンジ部4によって開閉自在に連結されて一組とし、心線aから分岐した単心ごとに接続部と心線余長とを個別に一括収納できる集合心線収納トレイに構成され、該心線収納トレイ2,3を前記キャビネット本体1内に設けたベース板10に引き通し用トレイ5,5を介して取付けてある。
【0011】
この場合、前記一括心線収納トレイ2には、その上段に上層トレイ2、例えば4心一括収納トレイを設けると共に、下段に下層トレイ2を上下層の重合状態でそれぞれヒンジ部4によって開閉自在に連結されて一組とし、また前記個別心線収納トレイ3には、 その上段に上層トレイ3、例えば単心個別収納トレイを設けると共に、下段に下層トレイ3を上下層の重合状態でそれぞれヒンジ部4によって開閉自在に連結されて一組とし、心線から分岐した単心線或いは複数心線ごとに接続部と心線余長とを一括或いは個別に収納できる複数層の心線収納トレイに構成され、該一括心線収納トレイ2と個別心線収納トレイ3との複数ブロックが、引き通し線と分岐線とを収納するためにキャビネット本体1の中央一端から光ケーブルを導入する中央通路を隔ててそれぞれ左右に引き通し用トレイ5,5 を介して分離配備すると共に、該中央通路上にケーブル把持具6,6を配備してある。
【0012】
この場合、前記4心一括収納トレイ2の上下層トレイ2,2には、係止部材、例えば係止凹凸部を設けて着脱自在に装着すると共に、各上下層トレイ2,2をヒンジ部4によって開閉自在に連結した多層構造の集合心線トレイ2としてキャビネット本体1内に内装して心線接続収納ケースとするのがよい。例えば4心線を単心分離し、または分離心線を使用して単心線に変換した接続部及び余長収納するケースとするが、前記個別心線収納トレイ3も同様の構成とする。
【0013】
そして、前記一括心線収納トレイ2及び個別心線収納トレイ3は、合成樹脂により一体成形された成形品のトレイから構成したものであり、図3乃至図8に示すように、略長方形状の外形を有し、内面側が同一形状に形成されたもので、各上下層トレイ2,2或いは3,3を重ねた状態において、最下段トレイに設けた取付部21例えば係止ボスに嵌挿し、前記引き通し用トレイ5,5 の両側に設けた係止片22を介して、前記ベース板10に着脱自在に備えたもので、一括心線収納トレイ2と個別心線収納トレイ3のヒンジ部4を互いに向かい合わせでキャビネット本体1内に中央通路を挟んで並列配備してある。
【0014】
前記一括心線収納トレイ2としては、図3乃至図7に示すように、心線の4心一括収納タイプとした心線収納トレイを集合したもので、光ファイバ心線を導出入する心線導出入部11と、該心線導出入部11から入る心線相互を接続した接続部が収納保持される接続部収納部12と、該接続部収納部12に保持された接続部から導出される心線余長を引き廻し、ループ状に巻回させて保持する心線余長収納部13とをリブ14及び心線係止片15によって区画して備えた略長方形のトレイを用いる。
また、前記キャビネット本体1内に固着したフレーム10に引き通し用トレイ5, 、例えばブラケット状の台板を兼ねたトレイ挿脱自在に備えて、前記一括心線収納トレイ2,個別心線収納トレイ3が心線取出方向を上面にする方向で水平に装着され、心線接続部と心線余長とを一括収納個別収納できる構成とすると共に、該心線収納トレイ2,3の上面に必要に応じて保護シート(図示せず)を挿脱自在に嵌装してある。
【0015】
この心線収納トレイ2,3の上下層トレイ2,2或いは3,3には心線を卷回する曲率半径円を大きくして例えば30mm以上を確保する曲率半径の略円筒状または楕円筒状のリブ14をトレイ底面上に突設配備したもので、各上下層トレイ2,2或いは3,3の連結には取付孔或いは挿脱自在のヒンジ部4を介して接続すればよく、また、該リブ14に囲まれた内部位置に形成した取付部17に挿脱して取付ネジ或いはナイラッチなどの取付具16によって上下層トレイを着脱自在に備えるのがよい。
【0016】
なお、複数の前記一括心線収納トレイ2と個別心線収納トレイ3が、光ケーブルAが接続部によって接続配線された状態でキャビネット本体1内に導入されて固定され、光ケーブルAのケーブル及びテンションメンバを保持するケーブル把持具6と、フロアケーブル把持具7とを備えたものであって、このケーブル把持具6は、キャビネット本体1に等間隔で複数並列したケーブル配索孔に臨んで、係止片或いは締付ネジによって着脱自在にベース板10に配備して光ケーブルAのクランプ固定化を簡便化してある。
【0017】
また、前記一括心線収納トレイ2と個別心線収納トレイ3の取り替えには、前記引き通し用トレイ5,5をベース板10からスライド移動して行えばよく、前記ベース板10にスペーサ(図示せず)を設け、かつベース板10の背面側に隙間を開けて固着し、該ベース板10の背面に各取付部品の係止片22を潜らせてスライド移動させるようにしてある。 この場合、前記ベース板10は、前記引き通し用トレイ5,5に突設した係止片22より大きな面積の切欠孔20と、該切欠孔20に連通したスライド用切欠孔20とを有する取付孔20が対向配備され、キャビネット本体1内にベース板10の背面側に隙間(図示せず)を開けて固着し、該ベース板10の背面に前記係止片22を潜らせて摺動自在に装着するのがよく、前記一括心線収納トレイ2と個別心線収納トレイの取り替えがベース板10との取付関係では、ネジなど使用しないでワンタッチで脱着できるようにしてある。
この取付孔20は対で対向して設けられ、一括心線収納トレイ2と個別心線収納トレイの取り替えの他に、前記ケーブル把持具6,6やフロアケーブル把持具7、例えばフロアケーブル、ドロップケーブル或いは、ターミネーションケーブル等を把持するフロアケーブル把持具7にも各ボデイに係止片を備えて前記同様に所定位置に着脱自在に配備して、それぞれの配線処理ができるようになっている。
【0018】
前記一括心線収納トレイ2と個別心線収納トレイ3との複数ブロックが、引き通し線と分岐線とを収納するためにキャビネット本体1の中央一端から光ケーブルを導入する中央通路を隔ててそれぞれ左右に引き通し用トレイ5,5 を介して分離配備すると、一括心線収納トレイ2と個別心線収納トレイ3を両側に開けて配線作業ができて配線の整頓取り扱いが容易であるし、一括心線収納トレイ2と個別心線収納トレイ3の取り替え増設作業も簡便であると共に、該中央通路上にケーブル把持具6を配備したことで、引き通しケーブルの処理を中央で行ない、その両側において、一括心線収納トレイ2と個別心線収納トレイ3を用いて引き落しケーブルBの処理をケーブル把持具6で行ない、また増設用個別心線の処理もフロアケーブル把持具7で行えるので、配線整理も整然と行うことができる。
【0019】
前記キャビネット本体1は、合成樹脂の射出成形等により成形され、開閉自在或いは取り外し自在のカバー9または蓋ケースを備え、光ケーブルAの導入用の配索孔が形成され、該ケーブル配索孔に防塵用のケーブルグロメット26を嵌装し、ここから光ケーブルをそれぞれ導出入してケーブル把持具6で定着できるようにし、光ケーブルAの接続部となるプラグなどを前記心線収納トレイ2,3に内装してある。
【0020】
この実施形態にかかる光ケーブル接続部用収納キャビネットにあっては、分岐光ケーブルと引き通し光ケーブルAの接続に際しては、キャビネット本体1を建物の外壁面にビス等で固定し、分岐光ケーブルと引き通し光ケーブルをそれぞれ配索孔に通し、各分岐光ケーブル引き通しケーブルの心線余長は一括心線収納トレイ2,個別心線収納トレイ3に入れ、また保留心線がある場合には必要に応じ保留心線収納シート或いはその他部品に入れて保持すればよい。
そしてキャビネット本体1に蓋ケースのカバー9を覆ぶせて閉蓋状態を維持するが、光ケーブルAの引き落し増設や切替交換等の配線処理作業は、心線のハンドリングのケーブル外被剥ぎ取部分から簡便にでき、一目でわかる配線形態で識別性も著しく容易にできるようになる。
【0021】
なお、前記一括心線収納トレイ2内の心線接続部を入れる接続部収納部12には、所定間隔で立設された複数の櫛状の仕切板、或いは間隔をあけて立設する支杆群とから構成され、心線余長収納部13に臨んで設けられていて心線接続部、例えば、心線を接続したコネクタ、カセット或いはケースをそれぞれ仕切板間に形成された隙間に、上方から縦に挿入することで支持できるようにしたものである。また、前記心線余長収納部13としては、リブ14などの仕切板で複数に区画した余長ポケット部に心線係止片15を適所に備えて心線飛び出し防止に役立つように区画形成するのがよい。
【0022】
また、前記接続部収納部12及び心線余長収納部13は、必要に応じガイドリブ或いは側壁を選んで区画してもよいし、心線の浮きを阻止する心線係止片15或いは心線押さえを一体成形して余長の心線や心線接続部を一括心線収納トレイ2内に確実に保持できるようにするか、また接続部収納部12或いは心線余長収納部13のみを区画した一括心線収納トレイ2を組合せて一つとした形態としてもよく、各心線収納トレイ2毎に心線を分離整理収納し、ケーブル挿入部からファイバ心線の曲げが極少で心線収納時のねじれをも防止でき、安全かつ高密度収納で高信頼性が得られるようにする。
【0023】
この一括心線収納トレイ2の上下層トレイ2,2の連結機構としては、図6に示すように、ヒンジ部4として例えば、ピン4と、ピン挿着用のピン軸受部4とを一組としてそれぞれ対向して突設し、各上下層トレイ2,2を重ねた状態において、一方の上層トレイ2のピン4を他方の下層トレイ2のピン軸受部4に嵌挿して両上下層トレイ2,2を互いに回動自在に連結すると共に、対に設けられたピン4は長軸ピンと短軸ピンとし、該短軸ピンを挿着するピン軸受部4にはピン挿入用のガイド切溝4が設けられてなるもので、心線収納トレイ2を互いに回動自在で着脱自在に連結して上下方向に多段に重ねて配備する。
【0024】
そして、隣接される各一括心線収納トレイ2,2間を着脱自在に接続する係止爪部18と係止受部19とを互いに一括心線収納トレイ2の両側壁に対応配備し、さらに前記ヒンジ部4の反対側は係止部で重積されたときに隣接する一括心線収納トレイ2,2同士が外れないように支持されるようになっている。 この場合、多段に積み重ねられた心線収納トレイ2の中から所望の一括心線収納トレイ2の上段側を開け、重ね合せ面を開くことができて、下段側の心線収納トレイ2の内面側が露出されて収納心線の接続配線作業、即ち集合一括心線収納トレイ内の心線の点検、修理、接続の各作業が簡便に行うことができる。
【0025】
なお、前記心線導出入部11は、片側に設けたシングルタイプに限らず両側に対に設け、即ち四隅に設けたダブルタイプのものを用いることもできるし、しかも合成樹脂の射出成形により、心線収納トレイ2を略正方形、長方形の四角形または楕円形に形成されるので、接続部収納部12に隣接される心線余長収納部13には所定間隔に配列される心線aの心線係止片15で心線がなめらかに湾曲したループ状に巻回保持できるように配慮して、伝送特性に悪影響が及ばないようにする。例えば、前記一括心線収納トレイ2には曲率半径30mm以上を確保して心線の取り回し収納ができ、各種の接続部例えば、融着補強スリーブ、メカニカルスプライス、MTコネクタなどの収納可能であって、上下層トレイ2,2一括心線収納トレイ2を4段に積層し、各心線収納トレイ単位で開閉或いは脱着可能に設け、心線余長と心線接続部を一括収納できる。 この場合は、一括心線収納トレイ2の一つは接続部は固定しない構造として心線余長の吸収に自由度を持たせることもできるし、一つのトレイに40心線分(4心テープ10本分)の収納が可能で識別ホルダーを用いれば、20心単位の心線識別が可能の形態とすることもできる。
【0026】
前記一括心線収納トレイ2と個別心線収納トレイ3とは、前記引き通し用トレイ5,5に積層した最下段の下層トレイを引き通し用トレイ5,5の取付部に係脱する構成として、該引き通し用トレイ5,5に2か所以上両側方向に突設した係止片22をキャビネット本体1内に固着したベース板10に形成した取付孔20に挿脱自在で、かつベース板10に潜らせて摺動自在に装着する。
前記一括心線収納トレイ2と個別心線収納トレイ3のトレイの内側部に係止爪部18と係止受部19との係止凹凸部を設けると共に、個別心線収納トレイ3の外側部にノブ25を突設し、該ノブ25に嵌入する孔きの固定用バンド8を係脱自在に配備して、上下層トレイ3,3を定着できるようにしてある。
なお、前記キャビネット本体1内に、光ケーブルAが中央通路から貫通されてケーブル把持具6で固定され、かつ、該ケーブルのテンションメンバが、テンションメンバ把持金具に接続連結されている。
【0027】
以上の構成からなる一括心線収納トレイ2において、図1に示すように光ケーブルAは、中央通路のケーブル把持具6にて把持され、心線aは心線トレイ2のいずれか一方の心線導出入部11から入ると、心線通路を通ると共に心線係止片15により押されられ、いずれかの心線余長収納部13内に入る。これら心線aが心線余長収納部13内に入るときは、リブ14及び心線係止片15で形成された余長通路を通る。そして心線aは、この心線係止片押え15によって押さえられると共に、リブ14の回りを巻回され、かつ接続部収納部12に取り付けられた接続部または分岐部に接続されると共に、接続部から出る心線aは、その心線余長収納部13を通って、他方の心線導出入部11からトレイ外部に出る。
【0028】
なお、心線導出入部11の一方側から心線aを入れて心線余長収納部13に収納する場合、心線aの巻回の仕方によって、両方の心線導出入部11のいずれの側にも出すこともできる。
以上のように、いずれかの心線導出入部11から心線aを心線トレイ2内に入れることができ、かつ心線aの曲率を小さくすることなく(過負荷を加えることなく)、入口側となった心線導出入部11と同一の又は異なる心線導出入部11を出口側として出すことができる。これにより、心線の出入口側を自由に選んで、光ケーブル用クロージャ内での心線の配線の便宜を図ることができる。
【0029】
そして、前記一括心線収納トレイ2の上層トレイ2 と下層トレイ2 をヒンジ部4で連結した形態としたものを重ね合わせたものとして、キャビネット本体1内の引き通し用トレイ5に順次積み重ねられるようにして実装される。この積み重ねには、バンド或いはピン若しくは支杆で固定化し、重なり合う心線接続収納トレイ同士をネジ止め等することなく積層連結することができ、高密度収納構造の心線接続キャビネットとすることができる。
この場合、一つの心線導出入部11から心線aを入れ接続部を接続部収納部12に保持し、中央のリブ14に巻回して他方の心線導出入部11から取出て配線したり、或いは一方の心線導出入部11から心線aを入れ接続部を保持し、心線余長を心線余長収納部13に取り廻しして他方の心線導出入部11から取り出す配線形態とすることが、各心線収納トレイ2ごとに行ってキャビネット本体1内で整理することができ心線から単心に分岐して引き落し配線できる。
【0030】
このように、心線導出入部11の一方側から心線aを入れる場合に、心線余長収納部13に収納したときは、他方の心線導出入部11側に出すことができる。なお、心線導出入部11の一方側から心線aを入れて心線余長収納部13に収納する場合、心線aの巻回の仕方によって、両方の心線導出入部11のいずれの側にも出すこともできる。
以上のように、いずれかの心線導出入部11から心線aを心線収納トレイ2内に入れることができ、かつ心線aの曲率を小さくすることなく(過負荷を加えることなく)、入口側となった心線導出入部11と同一の又は異なる心線導出入部11を出口側として出すことができる。これにより、心線の出入口側を自由に選べて、光ケーブル用キャビネット内での心線の配線の便宜を図ることができる。
【0031】
図10に示す本発明の他の実施例では、前記キャビネット本体1に、開閉自在或いは取り外し自在に設けたカバー9または蓋ケースに鍵受金具28のある鍵部材27を備え、ケーブル配索孔にケーブルグロメット26を嵌装し、ここから光ケーブルをそれぞれ導出入してケーブル把持具6で定着したもので、防塵、防水、防犯用のキャビネット本体1に構成してある。
【0032】
【発明の効果】
本発明は、心線収納トレイが、トレイを上下層の重合状態でそれぞれヒンジ部によって開閉自在に連結されて一組とし、心線から分岐した単心線或いは複数心線ごとに心線接続部と心線余長とを一括収納できる複数層の一括心線収納トレイ個別心線収納トレイに構成され、該一括心線収納トレイと個別心線収納トレイとの複数ブロックが、引き通し線と分岐線とを収納するためにキャビネット本体の中央一端から光ケーブルを導入する中央通路を隔ててそれぞれ左右に引き通し用トレイを介して分離配備し、該中央通路上にケーブル把持具を配備したことで、心線収納トレイの係脱が簡便にできて、簡単に多段に積み重ねることができ、しかもケーブルの引き落しの際に複数枚重ねられた心線収納トレイは、心線導出入部より光ケーブルの伝送特性に悪影響を与えることなく、光ケーブルの接続や切り替え或いは分岐接続作業や再収納作業が容易に実施でき、複数接続単位で複層化とした高密度収納構造によって、心線ごとの収納や整理のほか心線ごとの増減が簡単にでき増設も楽で、きわめてコンパクトに接続部を安全に収納することができるので、心線接続作業後に任意の心線収納トレイを開いて収納されている光ファイバ心線を迅速に引き落すことができ、心線識別も容易で接続部の再調整や修理など簡単に行うことができ、作業性を大幅に向上すると共に、各心線収納トレイを必要なだけ複数に積み重ねることができると共に、多段に積み重ねられた心線収納トレイ全体を的確に保持できて安全性も高められる。
【0033】
また本発明によれば、一括心線収納トレイと個別心線収納トレイとの心線収納トレイの2ブロックを離して左右に組み込まれ、引き通し線と引き落し線を分けて整理でき仕様を多様化でき、さらに複数層の一括心線収納トレイのほかに複数心個別収納トレイがあり引き落し心線余長の収納が収まり良くできるし、心線の巻回収納にも余裕があり、しかも心線の保持も緩衝的に行なわれているので、心線に弛みが生じないし、また、各一括心線収納トレイと個別心線収納トレイとで心線を安全に収納でき、各心線収納トレイを展開しても収納した光ファイバの余長部の長さの変化が少ないので、光ファイバの余長部の長さの変化も少なく、光ファイバ心線に無理な屈曲や小円弧が発生することなく光損失をなくして伝送特性を良好に保ことができる。
【0034】
さらに、本発明によれば、一括心線収納トレイと個別心線収納トレイとの複数ブロックが、引き通し線と分岐線とを収納するためにキャビネット本体の中央一端から光ケーブルを導入する中央通路を隔ててそれぞれ左右に分離配備してあるので、各心線収納トレイを両側に開けて配線作業ができて配線の整頓取り扱いが容易であるし、心線収納トレイの取り替え増設作業も簡便であると共に、引き通しケーブルの処理を中央で行ないその両側において、各心線収納トレイを用いて引き落しケーブルの処理や増設用個別心線の処理をも行えるので、配線整理も整然と行うことができ、心線の分岐、引込の際に集合心線トレイへの心線導出入の自由度があって作業上、心線接続部へのアクセスが簡便化でき、管理や組立分解作業も容易に行なえ、かつ高密度・高信頼性が得られ、しかも、必要なだけ多段に積み重ねた心線収納トレイ同士が外れたりずれたりすることなく、簡単確実に結合されて識別容易な心線接続部を持ったキャビネットとして安全性を大幅に高められ、心線余長収納での高信頼性がえられるし、心線収納トレイ相互間の脱着で取扱いも著しく容易化でき、かつコンパクト化と低コスト化とに寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の実施例の一使用状態を示し、カバーの一部を切欠して内部を示す平面図である。
【図2】 図1の例の側面図で、(a)はその右側面図、(b)はその左側面図である。
【図3】 図1の例で用いられる単心接続収納ケースを示し、(a)はその平面図、(b)はその正面図、(c)はその右側面図、(d)はその左側面図である。
【図4】 図3の例の積層トレイの分離状態を示す平面図である。
【図5】 図4におけるA−A線の縦断面図である。
【図6】 図4に示す心線トレイの上層トレイを示し、(a)はその側面図、(b)は4図のB−B線における縦断面図、(c)は4図のC−C線における縦断面図、(d)は4図のD−D線における縦断面図である。
【図7】 図4の例の一部詳細を示し、(a)はその接続部収納部の拡大平面図、(b)はE−E線における縦断面図、(c)はF−F線における縦断面図、(d)はG−G線における縦断面図である。
【図8】 本発明の実施例に用いられる複数心線収納トレイを示し、(a)はその平面図、(b)はその正面図、(c)はその右側面図、(d)はその左側面図である。
【図9】 本発明の実施例に用いられるベース板を示し、(a)はその平面図(b)はその正面図である。
【図10】 本発明の他の実施例を示し、(a)はカバーの一部を切欠して内部を示す平面図、(b)はその正面図、(c)はH−H線における縦断面図である。
【符号の説明】
A 光ケーブル
B 引き落しケーブル
a 心線
1 キャビネット本体
2 一括心線収納トレイ
上層トレイ
下層トレイ
3 個別心線収納トレイ
上層トレイ
下層トレイ
4 ヒンジ部
5,5 引き通しトレイ
6,6 ケーブル把持具
7 フロアケーブル把持具
8 固定用バンド
9 カバー
10 ベース板
11 心線導出入部
12 接続部収納部
13 心線余長収納部
14 リブ
15 心線係止片
16 取付具
17 取付部
18 係止爪部
19 係止受部
20 取付孔
21 取付部
22 係止片
25 ノブ
26 ケーブルグロメット
27 鍵部材
28 鍵受金具

Claims (6)

  1. 光ファイバ心線を導出入する心線導出入部と、該心線導出入部から入る心線相互を接続した心線接続部を収納する接続部収納部と、心線余長を巻回して収納する心線余長収納部とを備えたトレイを複数枚重ねて配備する心線収納トレイが引き通し用トレイを介してキャビネット本体内に着脱自在に備えたものであって、
    前記心線収納トレイが、トレイを上下層の重合状態でそれぞれヒンジ部によって開閉自在に連結されて一組とし、心線から分岐した単心線或いは複数心線ごとに心線接続部と心線余長とを一括収納できる複数層の一括心線収納トレイ2と個別心線収納トレイ3とに構成され、該一括心線収納トレイと個別心線収納トレイとの複数ブロックが、引き通し線と分岐線とを収納するためにキャビネット本体の中央一端から光ケーブルを導入する中央通路を隔ててそれぞれ左右に引き通し用トレイ5,5 を介して分離配備し、該中央通路上にケーブル把持具6を配備したことを特徴とする光ケーブル接続部収納用キャビネット。
  2. 前記一括心線収納トレイ2と個別心線収納トレイ3とが、前記引き通しトレイ5,5 に積層され、該引き通し用トレイ5,5 の両側に突設した係止片22をキャビネット本体内に固着したベース板10に形成した取付孔20に挿脱自在で、かつベース板10に潜らせて摺動自在に装着したことを特徴とする請求項1記載の光ケーブル接続部収納用キャビネット。
  3. 前記一括心線収納トレイ2と個別心線収納トレイ3とが、心線aの曲率半径30mm以上を確保する円筒状または楕円筒状のリブ14をトレイ底面上に突設配備し、該リブ14に囲まれた内部位置に形成した取付部17に挿脱して上下層トレイを着脱自在に備えたことを特徴とする請求項1または2記載の光ケーブル接続部収納用キャビネット。
  4. 前記一括心線収納トレイと個別心線収納トレイ3とのトレイの内側部係止凹凸部18,19を設けると共にトレイの外側部にノブ25を突設し、該ノブ25に嵌入する孔きの固定用バンドを係脱自在に配備したことを特徴とする請求項1、2または3記載の光ケーブル接続部収納用キャビネット。
  5. 前記トレイの外側にヒンジ部としてピン とピン軸受部 を一組としてそれれ対向して設け、一方のトレイのピン を他方のトレイのピン軸受部 に嵌挿して両トレイを互いに回動自在に連結したことをことを特徴とする請求項1、2または3記載の光ケーブル接続部収納用キャビネット。
  6. 前記ベース板10が、前記引き通し用トレイ5,5 に突設した係止片22より大きな面積の切欠孔20 と、該切欠孔20 に連通したスライド用切欠孔20 とを有する取付孔20を対向配備され、取り外し或いは開閉自在のカバーのあるキャビネット本体内にベース板10の背面側に隙間を開けて固着したことを特徴とする請求項2記載の光ケーブル接続部収納用キャビネット。
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