JP4044788B2 - 光ケーブル接続用クロージャ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、通信ケーブル、特に光ファイバ心線を有する光ファイバケーブル(以下光ケーブル)の架空、或いは地上若しくは地下区間のアクセス区間において、ケーブル接続点における外被接続並びに架空乃至地上ケーブルと、ドロップ光ファイバケーブル或いは集合ドロップ光ファイバケーブルの接続のために用いられ、加入伝送路設備、特に加入区間光ファイバケーブルの使用上の細分化を可能にして、光ファイバケーブル設備の相互接続に専有業者のみならず他事業者でも接続使用でき、光ケーブルの心線の使用効率と、経済的使用を高めると共に、いずれの作業員がその作業を実施しても設備事故等が発生しないようにセキュリティ機能を備えた光ケーブル接続用クロージャに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、光ケーブルの分岐、引込、接続などを行う場合、クロージャ内においてケーブル心線相互を接続すると共に、該接続部と、ケーブル心線の余長分とを収納するための心線接続余長収納トレイを備えたクロージャが知られている。
このクロージャは、幹線光ケーブルの本線から引き出された光ファイバ心線同士或いは分岐用光ケーブルから引き出された心線とを接続するコネクタ等の接続部が収納され、さらに接続された心線の余長部分を巻回して保護収納する心線余長収納部とを備えたものとして、接続機能専用クロージャ、或いはドロップ機能専用クロージャとして用いられている。(特開2001−42135号公報)
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、光ケーブルを用いた通信網では、光アクセス網の最適な配線形態とすることや、インターネットアクセスサービス等を提供するため、既存の光ファイバ設備を利用して、光アクセスサービスを迅速かつ安価に提供することが要請されているのに、光ファイバケーブル設備の相互接続には収容ケーブルの保守や心線監視などのセキュリティの問題で、光ファイバケーブル設備が、専有事業者の設備として使用され、他事業者側が使用できないために、光アクセス系設備の効率的な使用や経済的な使用が十分満足するものがなく取り扱いも不便になって、アクセス系設備の効率的かつ経済的な使用ができないなど問題があった。
【0004】
本発明は、これら従来の事情に鑑みてなされたものであり、加入伝送路設備、特に加入区間光ファイバケーブルの使用上の細分化を可能にして、専用業者だけでなく他事業者にも既存の光ファイバケーブル設備を利用した光アクセスサービスを迅速かつ安価に提供することができ、その配線作業実施による設備事故等も生じないようにセキュリティ機能を持たせると共に、単心の分離、保護、収納作業に優れたクロージャを提供すること、さらに配線、接続作業が容易に実施できて施工性に優れ、単心線ごとの接続機能とドロップ機能とを統合して整理することができ、その収納並びに心線ごとの増減が簡単にでき増設も楽で、きわめてコンパクトに接続部を収納することができる取扱い簡便な光ケーブル接続用クロージャを安価な形態で提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決するために、この発明は、光ケーブル心線を導出入する心線導出入部と、該心線導出入部から入る心線の心線相互を接続した接続部を収納する接続部収納部と、心線余長を巻回して収納する心線余長収納部とを設けたドロップ心線用トレイを専有事業者側ドロップ心線用トレイと、他事業者側ドロップ心線用トレイとに仕分けしてクロージャに配備した光ケーブル接続用クロージャであって、前記ドロップ心線用トレイが、専有事業者側ドロップ心線用トレイと、他事業者側ドロップ心線用トレイとを中仕切板で分けたクロージャ本体内に設けられ、両者の接合突き合わせ面を水平方向或いは鉛直方向に開放できるように該クロージャ本体をヒンジ部によって取付ケースに連結して、各ドロップ心線用トレイのあるケースそれぞれにSC型、MT型、ST型或いはFC型コネクタなどのコネクタを接続するアダプタを備えた接続トレイを設けると共に、各ドロップ心線用トレイのテープ接続トレイに心線導出入部と接続部収納部と心線余長収納部とを形成した心線接続トレイを内装トレイとして複数積層して、接続部と心線余長とをそれぞれ一括収納する構成したことを特徴として電柱、線条ともに設置可能で屋外設置対応の光ケーブル接続用クロージャとした。
【0006】
この光ケーブル接続用クロージャにおいては、前記ドロップ心線用トレイが、心線を左右両方向いずれからも挿入送出できに、トレイ本体の両側に心線導出入部と心線保持部を設けると共に、心線接続部と心線余長とをそれぞれ一括収納する構成とし、該ドロップ心線用トレイを前記クロージャ内に挿脱自在に複数段装着して備えたことを特徴として、アダプタ部を稼動可能とすることにより容易にコネクタ接続が行えるようにする。
【0007】
【作用】
本発明の光ケーブル接続用クロージャは、光ケーブル心線の接続部並びに心線余長部分を保護収納する専有事業者側ドロップ心線用トレイと、他事業者側ドロップ心線用トレイとを中仕切板で分けたケース内に仕分けして備え、専有事業者側ドロップ心線用トレイと、他事業者側ドロップ心線用トレイとの接合突き合わせ面を水平方向或いは鉛直方向に開放できるようにヒンジ部によって取付ケースに連結して、各ドロップ心線用トレイのあるケースそれぞれにSC型、MT型、ST型或いはFC型コネクタなどのコネクタを接続するアダプタを備えた接続トレイを設けると共に、各ドロップ心線用トレイが内装トレイを複数備えたドロップ心線用トレイとなっている構造となっているので、光ファイバケーブル設備の相互接続に専有業者のみならず他事業者でも接続使用でき、光ケーブルの心線の使用効率と、経済的使用を高めると共に光需要に際して多数心の接続が可能で、任意のクロージャにて本線から必要な単心線のみを引き落したり、本線に戻したりすることも容易にできる。
また接続作業に必要な余長心線は、任意のドロップ心線用トレイを開いて、或いは取り出したりして各ドロップ心線用トレイにおいて、接続部とともに収納しておけるし、各事業者ごとに空いている心線は、その後のユーザーの加入など必要な単心線として使用することができ、単心分離心線の保護が簡易にでき、しかもコネクタ付きのケーブルとの組合せで使用することにより容易に把持が可能であり、そのほか他の心線の接続作業の簡便化や接続状況の点検、補修、確認、調整など作業をも各事業者ごとに統合してセキュリティの信頼性を高めてきわめて容易に行うことができる。
【0008】
また、前記ドロップ心線用トレイは、接続単位でドロップ心線収納部を複層化したもので、心線接続部は固定しないし、心線余長も曲率半径を確保した上で取り回し収納できるので、心線余長の吸収に自由度を持たせて納められ、伝送特性に悪影響を及ぼすことがなく、安全な保護ができるし、事業者ごとに任意心線の取り出し、接続、再収納ができ、その作業に対するハンドリング特性の向上が図れ、単心運用のため分離、保護、収納作業にも優れた機能を発揮できる。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の実施例を図面を用いて説明すると、図1〜図5に示す心線接続用クロージャ1のクロージャ本体1aに備えたドロップ心線用トレイ10が、幹線光ケーブルAの光ケーブル心線のテープ心線d或いは単心線aを心線導出入部111 から導出入して、心線相互を接続した接続部cを収納する接続部収納部121 と、心線余長を巻回して収納する心線余長収納部131 とを備えたテープ接続トレイ101 ,心線接続トレイ102 からなるドロップ心線用トレイ10とし、該ドロップ心線用接続トレイ10に接続トレイ20を配備した光ケーブル接続用クロージャであって、該ドロップ心線用トレイ10を専有事業者側ドロップ心線用トレイ10aと、他事業者側ドロップ心線用トレイ10bとに中仕切板21で分けたケース内に仕分けして配備すると共に、アダプタ16を備えた接続トレイ20a,20bを専有事業者側接続トレイ10aと他事業者側接続トレイ10bのあるケースそれぞれに設けてクロージャ本体1a内に配備する。前記ドロップ心線用トレイ10a、10bは、テープ接続トレイ101 に回動自在に設けた心線接続トレイ102 を心線導出入部111 と接続部収納部121 と心線余長収納部131 とを形成した内装トレイとして複数積層して、前記接続部と心線余長とをそれぞれ一括収納する構成としたもので、該ドロップ心線用トレイ10a、10bと、接続トレイ20a、20bとを前記クロージャ本体1aに備えてドロップケーブルB(C)に接続できるようにしてあり電柱、線条ともに屋外設置可能な形態としてある。
【0010】
この各事業者側ドロップ心線用トレイ10a、10bとしては、テープ接続トレイ101 及び心線接続トレイ102 を含めて、合成樹脂により一体成形またはおのおの成形された成形品であり、トレイは略長方形状の外形を有し、内面側が同一或いは相似形状に形成されたもので、各トレイを重ねた状態の心線接続トレイとして用い、トレイ内には前記光ファイバ単心線aを導出入する心線導出入部111 と、該心線導出入部111 から入る心線相互を接続した接続部bを収納する接続部収納部121 と、心線余長を巻回して収納する心線余長収納部131 と心線係止片141 を備えている。
【0011】
また、専有事業者側ドロップ心線用トレイ10a或いは他事業者側ドロップ心線用トレイ10bは、接続単位でドロップ心線収納部を複層化したもので、例えば、テープ接続トレイ101 に回動自在に設けた心線接続トレイ102 を複数積層してドロップ心線収納部とし、図4に示すように8心一括収納タイプとした例では、1つの4心テープ接続トレイ101 と、奇数段と偶数段との8段の心線接続トレイ102 とをヒンジ17によって、回動自在に重合したものを用いてある。
【0012】
この4心テープ接続トレイ101 と、8段の心線接続トレイ102 とには、前記光ファイバ心線のテープ心線dを導出入する心線導出入部111 と、該心線導出入部111 から入る心線相互を接続した接続部bを収納する接続部収納部121 と、心線余長を引き廻してループ状に巻回して収納する心線余長収納部131 とを区画して備え、適宜間隔に心線係止片141 を設けてあり、ドロップ心線用トレイ10a,10bにSCアダプタ16を備えた接続トレイ20a、20bを隣設してあって、さらにドロップケーブルB(C)に接続される分岐心線のテンションメンバ把持部18と、開閉施錠部19、例えばコインロックもしくはナイラッチ、ネジ等の施錠部19のある開閉蓋(図示せず)とをケースに装備してあって、セキュリティ機能を持たせることができる。(図1及び図2)
【0013】
前記専有事業者側ドロップ心線用トレイ10aと、他事業者側ドロップ心線用トレイ10bとに仕分けして配備するには、水平方向又は鉛直方向に二つ割りできるように中仕切板21の上下面又は表裏面に二つのテープ接続トレイ101 、101 を分けてクロージャ本体1a内に設けて、各テープ接続トレイ101 にそれぞれ心線接続トレイ102 を内装トレイとして複数段重合すると共に、各ドロップ心線用トレイ10a,10bのあるケースそれぞれにSC型、MT型、ST型コネクタなどのコネクタを接続するアダプタ16を備えた接続トレイ20a、20bを設けたものをクロージャ本体1aに配備し、該クロージャ本体1aを取付ケース1bに水平方向或いは鉛直方向に開放できるようにヒンジ22部によって連結して、前記専有事業者側ドロップ心線用トレイ10aと、他事業者側ドロップ心線用トレイ10bとの開放面を水平方向或いは鉛直方向に露出開放できるように開閉自在の構造として、例えば、図1に示すように取付ケース1bからクロージャ本体1aを展開開放して専有事業者側ドロップ心線用トレイ10aの作業面をあらわして用いたり、〔図1(b)〕、或いはクロージャ本体1aを取付ケース1bに閉じ込んで他事業者側ドロップ心線用トレイ10bの作業面を前面にあらわしたり〔図2(b)〕して両用に使い分けすることができる。
このクロージャ本体1aは、図3に示す如く前記取付ケース1bを電柱Pに取付固定して専有事業者側ドロップケーブルBと、他事業者側ドロップケーブルCとからのドロップ心線を分岐配線すれば、各事業者ごとにトレイ収納ケースに挿し込むことで、隣接されるトレイと容易に連結でき多数心接続処理可能で、またトレイ収納ケースから外して開閉することにより連結した各トレイを別個に開放露出することができ、接続作業や各トレイの更新並びに増設も容易にできる。
【0014】
この場合、導入心線が4心テープのときには、図4に示すようにテープ接続トレイ101 での配線イメージとして、4心テープ心線dの途中にテープ融着接続の接続部cを備え、そのテープ心線dの一端に分岐部eを経て単心線aに分離し、これに単心融着接続の接続部bを設け、さらに各単心コードa1 にそれぞれSC型コネクタの接続部b1 を設けて分岐心線としたもの(図4a)を図4bのようにテープ接続トレイ101 に一方の心線導出入部111 から挿入して心線余長収納部131 に旋回収納し、さらにテープ融着接続の接続部cおよび分岐部eを接続部収納部121 に入れてから、単心線aを心線接続トレイ102 の心線余長収納部131 に旋回収納し、単心融着接続の接続部bを接続部収納部121 に差し込んで、他方の心線導出入部111 から単心コードa1 として導出した配線整理の形態で使用する。
【0015】
また、導入心線が単心の場合は、図5のように導入心線が分離した単心線のときには、この単心線aの途中に単心融着接続の接続部bを設けたもの(図5a)を図5bのように心線接続トレイ102 に直接一方の心線導出入部111 から挿入して心線余長収納部131 に旋回収納し、接続部bを接続部収納部121 に差し込んで他方の心線導出入部111 から単心コードa1 として導出した配線整理形態で使用し、該単心コードa1 にあるSC型コネクタなどの接続部b1 によって専有事業者側接続トレイ20a,他業者側接続トレイ20bのSCアダプタ16に接続して用いることができる。
なお、前記テープ接続トレイ101 と各心線接続トレイ102 とを係脱部35、例えば凹凸若しくはホックや係止孔と係止片との係止部材によって着脱自在の構成としてトレイ相互間に定着性を持たせてトレイの安全度を高めるのがよい。
【0016】
なお、各事業者の前記ドロップ心線用トレイ10a,10bは、心線を左右両方向いずれからも挿入送出できるようにトレイ本体の両側に心線導出入部と心線保持部を設けると共に、心線接続部と心線余長とをそれぞれ一括収納する構成とし、該ドロップ心線用トレイをトレイ収納ケースに専有事業者側ドロップ心線用トレイ10aと、他事業者側ドロップ心線用トレイ10bとに仕分けして備えるのがよく、必要に応じトレイ着色を異ならしめて、色識別によって専有事業者側ドロップ心線用トレイ10aと、他事業者側ドロップ心線用トレイ10bでのセキュリテイを確実にすることもできるほか、前記専有事業者側ドロップ心線用トレイ10aと、他事業者側ドロップ心線用トレイ10bとをそれぞれ収納するケースに開閉蓋またはカバーを設け、該開閉蓋に施錠機構を配備して配線作業実施による設備事故等も生じないようにセキュリティ機能を持たせることも有効な実施例である。
【0017】
実施例での前記ドロップ心線用トレイ10には、相似或いは同一形状の数枚の内装トレイの心線接続トレイ102 をそれぞれ重合配備して2〜8層のドロップトレイとしてあるが、この場合、前記クロージャ1内に上層の内装トレイと下層の内装トレイとを重層した状態で備えて、各内装トレイとが心線取出方向を上下面にする方向で鉛直に装着され、心線接続部と心線余長とを一括収納できる構成とすると共に、該内装トレイ同士を観音開きに回動自在に設けるのがよい。
【0018】
また、前記内装トレイに形成した心線導出入部には、分離スリットのある心線挿通孔を設けた弾性保持部材(図示せず)を心線に圧入嵌合して心線の支持を確実にしてあり、この弾性保持部材は心線径或いは心線数に応じた挿通孔のあナイロンチューブを選んで用いられる。
さらに前記接続部収納部12 1 、心線余長収納部13 1 は、必要に応じガイドリブ及び側壁を選んで区画してもよいし、心線の浮きを阻止する心線押さえの心線係止片或いは係止爪を一体成形して、余長の心線や心線接続部をドロップ心線用トレイ10内に確実に保持できるようにするか、また接続部収納部12 1 或いは心線余長収納部13 1 のみを区画した内装トレイを組合せて一つとした形態としてもよく、各内装トレイ毎に心線を分離整理収納し、ケーブル挿入部からファイバ心線の曲げが極少で心線収納時のねじれをも防止でき、安全かつ高密度収納で高信頼性が得られるようにすることが配慮される。
【0019】
この場合、ドロップ心線用トレイ10内の内装トレイの重ね合わせ面を開くことで、内装トレイの内面側が露出されて各内装トレイが現れて開いたり、取り出したりして収納心線の接続配線の接続配線作業が容易にできる。 即ち、一つの内装トレイを一端或いは連結部を支点で回動すれば軽く開くことができ、ドロップ心線用トレイ10内において、分離した単心線とドロップ心線の接続部の収納や心線余長を収納保管或いは新たな分岐作業並びに配線系の点検、補修、、確認、調整など各作業をも統合して極めて容易に行うことができる。
この内装トレイの心線接続トレイ102 がある専有事業者側ドロップ心線用トレイ10aと他業者側ドロップ心線用トレイ10bとでは、テープ接続トレイ101 との組み合わせでは、相似形状のトレイとして上層側のものを小さい形の入れ込みタイプとして作業、取扱し易くするのが好ましいが、同一形状の複層タイプとすることもできる。
【0020】
なお、前記心線接続トレイ10 2 において前記心線導出入部11 1 は、片側に設けたシングルタイプに限らず、両側に対に設け、即ち四隅に設けたダブルタイプのものを用いることもできるし、しかも合成樹脂の射出成形により、略正方形、長方形の四角形または楕円形に形成されるので、接続部収納部12 1 に隣接される心線余長収納部13 1 には、所定間隔に配列される心線は、心線押え片の心線係止片14 1 で伝送特性に影響が及ばないように心線がなめらかに湾曲したループ状に巻回保持できるように配慮してある。
例えば、前記心線接続トレイ10 2 には曲率半径30mm以上を確保して心線の取り回して収納ができ、各種の接続部例えば、融着補強スリーブ、メカニカルスリーブ、MTコネクタなどの収納が可能であって、各トレイ単位で心線余長と心線接続部とを一括収納できる。
【0021】
前記ドロップ心線用トレイ10は、両端に端面板がありヒンジ締着具(図示せず)により脱着自在に定着する二つ割りのスリーブからなる円筒状のクロージャ1内に組み込まれて用いることもでき、主線光ケーブルAから導出されたテープ心線は、ドロップ心線用トレイ10に処理されて端面板から導出されて引き落とし専有事業者側ドロップケーブルBと他事業者側ドロップケーブルCとの分岐ケーブルとして配線される。
【0022】
また、クロージャ1には、複心光ファイバテープ心線を単心に分離してその内選ばれた単心をドロップ心線に接続分岐収納するドロップ心線用トレイ10中に内装トレイを複数枚内装し、またドロップ心線のテープ側接続部cと分岐部eと、単心線側接続部bとが収納可能な内装トレイにもトレイを複数枚内装して配備し2〜8層ドロップ心線用トレイ10としている。
【0023】
以上の実施例の構成からなるドロップ心線用トレイ10において、テープ心線dを単心線aに分離したうち選ばれた単心線aは、各内装トレイの心線接続トレイ101 のいずれか一方の心線導出入部11から入ると、心線通路を通ると共に心線係止片141 により押さえられ、心線余長はいずれかの心線余長収納部131 内に入る。そして心線余長は、前記心線係止片141 によって押さえられると共に、ガイドリブの回りを巻回されて収納されるが、単心線aは、心線余長収納部131 を通って、一方または他方の心線導出入部111 からドロップ心線用トレイ10の外に出る。
【0024】
このように、光ファイバケーブルを加入者宅等に引き落す際に、トレイ各層が開く構造であると共に、単心に分岐するのに心線導出入部11 1 の一方側から単心線aを入れる場合に、心線余長収納部13 1 に収納したときは、他方の心線導出入部11 1 側に出すことができる。
このように、心線導出入部11 1 の一方側から単心線aを入れて心線余長収納部13 1 に収納する場合、単心線aの巻回の仕方によって、両方の心線導出入部11 1 のいずれの側にも出すこともできる。
即ち、いずれかの心線導出入部11 1 から単心線a或いはドロップ心線をドロップ心線用トレイ10内に入れたり出したりすることができ、かつ心線の曲率を小さくすることなく(過負荷を加えることなく)、入口側となった心線導出入部11 1 と同一の又は異なる心線導出入部11 1 を出口側として出すことができる。これにより、心線の出入口側を自由に選んで、光ケーブル用クロージャ内での心線の配線の便宜を図ることができる。
【0025】
ここで、心線導出入部11 1 には、必要に応じ貫通穴が形成されたスポンジゴム等の弾性変形可能な弾性保持部材が設けられ、心線は、この貫通穴を通ってドロップ心線用トレイ10内に入り、かつドロップ心線用トレイ10の外に出る。この心線支持用の弾性保持部材は係止片により保持される。 このように弾性保持部材を心線導出入部11 1 に介在させれば、心線が心線導出入部11 1 を通るときに、心線がトレイ本体に擦れることや、或いは引張衝撃等を確実に防止することができる。
【0026】
また、この前記ドロップ心線用トレイ10を8層トレイとした場合には、例えばNo1〜4までの識別番号を内装トレイに順次つけて配線取扱いやすくしてあり、しかも、各内装トレイは内装された際に積層したトレイ間での変形しないように配慮されている。
【0027】
前記弾性保持部材は心線径或いは心線数に応じた挿通孔のあるものを選んで用いられ、さらに接続部収納部12 1 及び心線余長収納部13 1 は、必要に応じガイドリブ及び側壁を選んで区画してもよいし、心線の浮きを阻止する心線係止片14 1 或いは係止爪を一体成形して余長の心線や心線接続部をドロップ心線用トレイ10内に確実に保持できるようにするか、また接続部収納部12 1 或いは心線余長収納部13 1 のみを区画した内装トレイを組合せて一つとした形態としてもよく、各ドロップ心線用トレイ10毎に心線を分離整理収納し、ケーブル挿入部からファイバ心線の曲げが極少で心線収納時のねじれをも防止でき、安全かつ高密度収納で高信頼性が得られるようにする。
【0028】
【発明の効果】
本発明では、光ケーブル心線を導出入する心線導出入部と、該心線導出入部から入る心線の心線相互を接続した接続部を収納する接続部収納部と、心線余長を巻回して収納する心線余長収納部とを設けたドロップ心線用トレイを専有事業者側ドロップ心線用トレイと、他事業者側ドロップ心線用トレイとに仕分けしてクロージャ本体に配備した光ケーブル接続用クロージャであって、前記ドロップ心線用トレイが、専有事業者側ドロップ心線用トレイと、他事業者側ドロップ心線用トレイとを中仕切板で分けたクロージャ本体内に設けられ、両者の接合突き合わせ面を水平方向或いは鉛直方向に開放できるように該クロージャ本体をヒンジによって取付ケースに連結して、各ドロップ心線用トレイのあるケースそれぞれにSC型、MT型、ST型或いはFC型コネクタなどのコネクタを備えた接続トレイを設けると共に、各ドロップ心線用トレイのテープ接続トレイに心線導出入部と接続部収納部と心線余長収納部とを形成した心線接続トレイを内装トレイとして複数積層して、前記接続部と心線余長とをそれぞれ一括収納する構成したことにより、ドロップ心線用トレイを専有事業者側ドロップ心線用トレイと、他事業者側ドロップ心線用トレイとに異なる面で完全に仕分けされているので、いずれの作業員が配線設備作業しても誤作業がなく、セキュリティの信頼性を大幅に向上できると共に、光ケーブルの心線の使用効率を高め、光ケーブルの有効利用と、加入区間光ファイバケーブルの使用上の細分化を可能にして、専用業者だけでなく他事業者にも既存の光ファイバケーブル設備を利用した光アクセスサービスを迅速かつ安価に提供することができ、その配線作業実施による設備事故等も生じないようにセキュリティ機能の安全性を持たせられるし、単心の分離、保護、収納作業に優れたクロージャを提供することが可能で、任意の心線を取り出す際に他の心線に影響を与えないで単心で使用でき、さらに作業が能率良く容易に実施できて施工性に優れ、単心線ごとの接続機能とドロップ機能とを統合して整理することができ、その収納並びに心線ごとの増減も簡単にでき増設も楽で、きわめてコンパクトに接続部を収納することができるし、アダプタ部を稼動可能とすることにより容易にコネクタ接続が行えて取扱い簡便な架空または地上載置用の光ケーブル接続用クロージャを安価な形態で提供できる。
【0029】
本発明の光ケーブル接続用クロージャは、各ドロップ心線用トレイのテープ接続トレイに心線導出入部と接続部収納部と心線余長収納部とを形成した心線接続トレイを内装トレイとして複数積層して、前記接続部と心線余長とをそれぞれ一括収納する構成したことにより、接続作業に必要な余長心線は、任意のドロップ心線用トレイを開いて、或いは取り出したりして接続部とともに収納しておくことができると共に、空いている心線はその後のユーザーの加入など必要な単心線として使用することができ、単心分離心線の接続作業や接続状況の点検、補修、確認、調整など作業をも統合してきわめて容易に行うことができる。
【0030】
また、本発明は、前記ドロップ心線用トレイが、心線余長収納部と接続部収納部とを備えた心線接続トレイを内装トレイとしてテープ接続トレイ内に積層した入れ込み構造とすると共に、接続トレイが、アダプタを複数並列配備してあるので、各トレイ内に心線接続部を保持し、心線余長も曲率半径を確保した上で取り回し収納できるので、伝送特性に悪影響を及ぼすことがないし、分離した単心線の保護も容易にでき、しかも内装トレイを複数備えたドロップ心線用トレイとなっている構造となっているので、光ファイバケーブル設備の相互接続に専有業者のみならず他事業者でも接続使用でき、光ケーブルの心線の使用効率と、経済的使用を高めると共に光需要に際して多数心の接続が可能であり、任意のクロージャにて本線から必要な単心線のみを引き落したり、本線に戻したりすることも容易にでき、任意心線の取り出して接続、再収納作業に対するハンドリング特性の向上が図れ、単心運用のため分離、保護、収納作業にも優れた機能を発揮できる。
さらに、分離心線と分岐心線並びにその接続部を収納するトレイの集合体となる収納トレイが、多段に配備連結でき、またトレイ収納ケースから外して開閉することにより連結した各トレイを別個に開放露出することができ、接続作業や各トレイの更新並びに増設も容易にできる。
【0031】
また本発明によれば、光ケーブル接続用クロージャにおいて、前記ドロップ心線用トレイは、心線を左右両方向いずれからも挿入送出できるようにトレイ本体の両側に心線導出入部と心線保持部を設けると共に、心線接続部と心線余長とをそれぞれ個別に一括収納する構成とし、該ドロップ心線用トレイを前記クロージャ内に挿脱自在に複数段装着して備えたことと、ドロップ心線用トレイ内に積層した複数の内装トレイを入れ込み構造とし、各内装トレイに収納部と心線余長収納部とを備えたことにより、単心線ごとの接続機能とドロップ機能とを統合して整理することもできるし、、架空乃至地上ケーブルと、ドロップ光ファイバケーブル或いは集合ドロップ光ファイバケーブルの接続のために用いられ、光ケーブルの接続部を保護して、心線余長を収納し、心線の使用効率を高め単心運用と、作業施工性にも優れたものにでき、しかも心線接続作業後に任意の収納トレイを開いて、トレイ内に収納されている光ファイバ心線を迅速に取り出すことができ、心線識別も容易で接続部の再調整や修理など簡単に行うことができ、その作業性を大幅に向上することができる。
【0032】
また本発明によれば、ドロップ心線用トレイの内部を複層化することで心線余長の収納が収まり良くできるし、心線の巻回収納にも余裕があり、しかも心線の保持も緩衝的に行なわれているので、心線に弛みが生じないし、各トレイを展開しても収納した光ファイバの余長部の長さの変化が少なく、光ファイバ心線に無理な屈曲や小円弧が発生することなく光損失をなくして伝送特性を良好に保ことができる。
さらに、また本発明によれば、前記専有事業者側ドロップ心線用トレイと、他事業者側ドロップ心線用トレイとをそれぞれ収納するケースに開閉蓋を設け、該開閉蓋に施錠機構を配備すれば、心線の分岐、引込の際に接続用トレイへの心線導出入の自由度があって作業上、心線接続部へのアクセスが簡便化でき、管理や組立分解作業も容易に行なえ、かつ高密度でセキュリティ機能も高め高信頼性が得られる。殊に、接続したい空き単心線とドロップ心線とを接続して、残りは現用または空き心線として下部に送り込めるように保有しておくことが可能となるし、また空いている心線はその後のユーザーの加入など必要な単心線として使用することができ、かつ単心に分離した心線の保護とも簡易にすることができ、そのほか他の心線の接続作業や接続状況の点検、補修、確認、調整などの作業をも統合してきわめて容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の実施に際しての各事業者用のドロップ心線用トレイの一例を示し、(a)はその専有業者側作業面を現わす一使用状態の展開平面図、(b)はその展開正面図である。
【図2】 図1の例の他業者側作業面を現わす使用状態を示し、(a)はその平面図、(b)はその正面図、(c)は閉じ込み状態の正面図である。
【図3】 図1の例の取付使用状態を示す正面図である。
【図4】 図4は図1乃至図3の例のドロップ心線用トレイを示し、導入心線が4心テープの場合の配線例で、(a)は配線イメージの一例を示す平面図、(b)は各トレイの分離状態を示す平面図である。
【図5】 図5は、導入心線が単心の場合の配線例を示し、(a)は配線イメージの一例平面図、(b)はその奇数段の単心接続トレイの平面図、(c)は偶数段の単心接続トレイの平面図、(d)は分岐心線接続トレイの平面図である。
【符号の説明】
A 幹線光ケーブル
B 専有事業者側ドロップケーブル
C 他事業者側ドロップケーブル
P 電柱
a 単心線
a1 単心コード
b,b1 ,c 接続部
d テープ心線
e 分岐部
1 クロージャ
1a クロージャ本体
1b 取付ケース
10 ドロップ心線用トレイ
10a 専有事業者側ドロップ心線用トレイ
10b 他事業者側ドロップ心線用トレイ
101 テープ接続トレイ
102 単心接続トレイ
111 心線導出入部
121 接続部収納部
131 心線余長収納部
141 心線係止片
16 SCアダプタ
17 ヒンジ
18 テンションメンバ把持部
19 開閉施錠部
20,20a,20b 接続トレイ
21 中央仕切板
22 ヒンジ部
Claims (3)
- 光ケーブル心線を導出入する心線導出入部11 1 と、該心線導出入部から入る心線の心線相互を接続した接続部cを収納する接続部収納部12 1 と、心線余長を巻回して収納する心線余長収納部13 1 とを設けたドロップ心線用トレイ10を専有事業者側ドロップ心線用トレイ10aと、他事業者側ドロップ心線用トレイ10bとに仕分けしてクロージャ1に配備した光ケーブル接続用クロージャであって、前記ドロップ心線用トレイ10が、専有事業者側ドロップ心線用トレイ10aと、他事業者側ドロップ心線用トレイ10bとを中仕切板21で分けたクロージャ本体1a内に設けられ、両者の接合突き合わせ面を水平方向或いは鉛直方向に開放できるように該クロージャ本体1aをヒンジ部22によって取付ケース1bに連結して、各ドロップ心線用トレイ10a,10bのあるケースそれぞれにSC型、MT型、ST型或いはFC型コネクタなどのコネクタを接続するアダプタ16を備えた接続トレイ20a,20bを設けると共に、各ドロップ心線用トレイ10a,10bのテープ接続トレイ10 1 に心線導出入部11 1 と接続部収納部12 1 と心線余長収納部13 1 とを形成した心線接続トレイ10 2 を内装トレイとして複数積層して、前記接続部と心線余長とをそれぞれ一括収納する構成したことを特徴とする光ケーブル接続用クロージャ。
- 請求項1に記載の光ケーブル接続用クロージャにおいて、前記ドロップ心線用トレイ10は、心線を左右両方向いずれからも挿入送出できるようにトレイ本体の両側に心線導出入部11 1 と、心線係止片14 1 からなる心線保持部を設けると共に、心線接続部と心線余長とをそれぞれ一括収納する構成とし、該ドロップ心線用トレイを前記クロージャ1a内に挿脱自在に備えたことを特徴とする光ケーブル接続用クロージャ。
- 請求項1または請求項2に記載の光ケーブル接続用クロージャにおいて、前記専有事業者側ドロップ心線用トレイ10aと、他事業者側ドロップ心線用トレイ10bとに接続するアダプタ16を複数並列配備した接続トレイ20a,20bでケーブル分けしたことを特徴とする光ケーブル接続用クロージャ。
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