JP2001041836A - 推力測定装置 - Google Patents

推力測定装置

Info

Publication number
JP2001041836A
JP2001041836A JP11217545A JP21754599A JP2001041836A JP 2001041836 A JP2001041836 A JP 2001041836A JP 11217545 A JP11217545 A JP 11217545A JP 21754599 A JP21754599 A JP 21754599A JP 2001041836 A JP2001041836 A JP 2001041836A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thruster
thrust
gantry
load cell
propellant
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP11217545A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Kubota
悟司 久保田
Takashi Nishiwaki
敬 西脇
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP11217545A priority Critical patent/JP2001041836A/ja
Publication of JP2001041836A publication Critical patent/JP2001041836A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】推力が数百グラム程度の小型スラスタの推力
を、高い測定精度で測定できる推力測定装置を提供す
る。 【解決手段】推力測定装置1は、スラスタ2が固定され
るスラスタ架台3と、スラスタ2に接続される推薬供給
配管4と、スラスタ2の推力を測定するロードセル5
と、スラスタ架台3をロードセル5に当接するように付
勢するスラスタ架台付勢手段としての滑車装置6と、ロ
ードセル5が固定される推力測定架台7と、推力測定架
台7からスラスタ架台3を浮上させるスラスタ架台浮上
手段としての乾燥ガス供給ダクト8を具備する。配管4
を、その撓みが測定精度に影響を与えないように十分に
長い所定の長さだけスラスタ2から突出させるととも
に、ダクト8から乾燥ガス12を噴出させてスラスタ架
台3を推力測定架台7から浮上させるので、スラスタ2
が発生する微小推力を正確に測定することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、数百グラ
ム程度の小さい推力を発生する小型スラスタ(推進装
置)の推力を測定する推力測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】小型スラスタの推力を測定する推力測定
装置として、例えば、図3(a),(b)に示すような
推力測定装置101がある。この推力測定装置101
は、例えば、床などに固定されて設置された推力測定架
台102の上に、リニアベアリング(もしくは板ばね)
103を介してスラスタ架台104を摺動可能に支持す
るとともに、このスラスタ架台104の上に小型スラス
タ105を固定する。この小型スラスタ105に、ユニ
バーサルジョイント106を用いて継がれた推薬供給配
管(もしくはフレキホース)107を接続する。小型ス
ラスタ105が推力を発生することによって移動する向
きのスラスタ架台104の前進側端部は、小型スラスタ
105の推力を測定するロードセル108と当接してい
る。このロードセル108は、推力測定架台102に固
定されている。また、スラスタ架台104には、推力測
定架台104に固定されたプーリ109を介して、プリ
ロード110がワイヤによって連結されている。このプ
リロード110でスラスタ架台104に負荷を掛けるこ
とによって、スラスタ架台104の前進側端部をロード
セル108に押し付ける向きに付勢する。
【0003】推薬供給配管107から小型スラスタ10
5の内部に推薬を供給し、そこで推薬を燃焼させる。す
ると、小型スラスタ105が推力を発生し、小型スラス
タ105とともにスラスタ架台104がロードセル10
8側に向かって動く。推薬が燃焼している場合と、推薬
が燃焼していない場合とで、スラスタ架台104がロー
ドセル108に与える力の大きさの変化を測定すること
により、小型スラスタ105が発生する推力を測定す
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】小型スラスタ105が
移動する方向に沿って、スラスタ架台104と、これを
摺動可能に支持しているリニアベアリング103との間
に発生する摩擦抵抗は、この小型スラスタ105が発生
させる微小推力に対して、少なくともその5〜10%程
度を占める。
【0005】また、ユニバーサルジョイント106を用
いて継ながれて、小型スラスタ105に接続された推薬
供給配管107は、圧力損失を抑制したり、吸熱効率を
稼ぐために、その長さが最短距離となるように設計およ
び製造されている。このため、推薬が燃焼して小型スラ
スタ105が移動した場合に、これに伴なう推薬供給配
管107の撓み、中でも、主に曲げに対する反力は、こ
の小型スラスタ105が発生する微小推力に対して、そ
の数十%程度を占める。特に、推薬が低温で燃焼する場
合、小型スラスタ105が発生する推力はさらに小さく
なるので、小型スラスタ105が発生する微小推力に対
して、推薬供給配管107が与える反力の影響は、さら
に大きくなる。
【0006】以上説明した推力測定装置101では、リ
ニアベアリング103の摩擦抵抗と、推薬供給配管10
7の反力とにより、小型スラスタ105が発生する数百
グラム程度の推力の測定精度の誤差が数十%程度になっ
てしまう。
【0007】よって、本発明が解決しようとする課題
は、スラスタの推力を測定精度の誤差を著しく少なくし
て測定できる推力測定装置を得ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明に係る推力測定装置は、推力を発生するスラ
スタが取り付けられるスラスタ架台と、前記スラスタに
接続されて、前記スラスタに推薬を供給する推薬供給配
管と、前記スラスタ架台と当接して配置され、前記スラ
スタの推力を測定するロードセルと、このロードセルへ
の前記スラスタ架台の当接状態を保持するように、前記
スラスタ架台を付勢するスラスタ架台付勢手段と、前記
ロードセルが固定されるとともに、前記スラスタ架台の
下方に配置される推力測定架台と、前記スラスタの推力
を測定する際に、前記スラスタ架台を前記推力測定架台
の上方に所定の高さだけ浮上させて配置させるととも
に、その状態を保持するスラスタ架台浮上手段とを具備
することを特徴とするものであるまた、前記課題を解決
するために、本発明に係る推力測定装置は、推力を発生
するスラスタが取り付けられるスラスタ架台と、前記ス
ラスタに接続されて、前記スラスタに推薬を供給する推
薬供給配管と、前記スラスタ架台と当接して配置され、
前記スラスタの推力を測定するロードセルと、このロー
ドセルへの前記スラスタ架台の当接状態を保持するよう
に、前記スラスタ架台を付勢するスラスタ架台付勢手段
と、前記ロードセルが固定されるとともに、前記スラス
タ架台の下方に配置される推力測定架台とを具備する推
力測定装置において、前記推薬供給配管は、前記スラス
タの両側部に1本ずつ接続されて、前記スラスタから離
れる向きに所定の長さだけ突出されているとともに、そ
れらの突出端から前記スラスタの側部付近まで折り返さ
れていることを特徴とするものである。
【0009】さらに、前記課題を解決するために、本発
明に係る推力測定装置は、推力を発生するスラスタが取
り付けられるスラスタ架台と、前記スラスタの両側部に
1本ずつ接続されて、前記スラスタから離れる向きに所
定の長さだけ突出されているとともに、それらの突出端
から前記スラスタの側部付近まで折り返して設けられ
て、前記スラスタに推薬を供給する推薬供給配管と、前
記スラスタ架台と当接して配置され、前記スラスタの推
力を測定するロードセルと、このロードセルへの前記ス
ラスタ架台の当接状態を保持するように、前記スラスタ
架台を付勢するスラスタ架台付勢手段と、前記ロードセ
ルが固定されるとともに、前記スラスタ架台の下方に配
置される推力測定架台と、前記スラスタの推力を測定す
る際に、前記スラスタ架台を前記推力測定架台の上方に
所定の高さだけ浮上させて配置させるとともに、その状
態を保持するスラスタ架台浮上手段とを具備することを
特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態に係る
推力測定装置1を、図1および図2に基づいて説明す
る。
【0011】本発明の推力測定装置1は、図1および図
2に示すように、スラスタ2が取り外し可能に支持され
るスラスタ架台3と、スラスタ2に接続される推薬供給
配管4と、スラスタ2の推力を測定するロードセル5
と、スラスタ架台3をロードセル5に当接するように付
勢するスラスタ架台付勢手段6と、ロードセル5が固定
される推力測定架台7と、スラスタ2の推力を測定する
際に、スラスタ架台3を推力測定架台7から浮上させて
配置するスラスタ架台浮上手段8とを具備している。
【0012】スラスタ2は、本実施形態においては、ジ
ェット噴射により数百グラム程度の微小推力を発生する
小型のものが用いられる。このスラスタ2は、燃焼した
推薬を噴射する噴射口2aとは反対側の端部を、スラス
タ固定部材9を介して、後述するL字形状のスラスタ架
台3に固定される。また、スラスタ2は、その噴射口2
aから噴射される、燃焼した推薬のジェット噴射の向き
が水平になるように、スラスタ架台3に取り付けられ
る。
【0013】スラスタ架台3は、後述する推力測定架台
7が有する水平な板部7aの上面と平行なスラスタ架台
浮上用端部3bと、このスラスタ架台浮上用端部3bの
一端から垂直上方に折れ曲がるように連なったスラスタ
固定用端部3aとを有してL字形状に形成されている。
前述のスラスタ2を取り付けるためのスラスタ固定用端
部3aには、これにスラスタ2を取り付ける側とは反対
側に、スラスタ2の推力を測定するための後述するロー
ドセル5の受圧部5aと当接する測定用当接部材10が
取り付けられている。また、同じくスラスタ固定用端部
3aのスラスタ2を取り付ける側とは反対側には、一対
の腕11aとこれらの先端間を連結する架材11bとか
ら、図1(b)に示すように、平面視コ字形状をなす枠
部材11が、ロードセル5および測定用当接部材10を
囲むように取り付けられている。
【0014】また、スラスタ架台浮上用端部3bの推力
測定架台7の板部7aの上面と対向する側の面には、後
述するスラスタ架台浮上手段8から、図1(a)および
図2(a)中矢印Cで示す向きに略均一の圧力で吹き付
けられる乾燥ガス12を、まんべんなく受け止めるため
のガス受け止め凹部3cが形成されている。これによ
り、スラスタ2が取り付けられたスラスタ架台3など
を、スラスタ架台浮上手段8によって、推力測定架台7
の板部7aの上面から略一定の高さhに浮上させたま
ま、その状態を安定して保持できる。
【0015】スラスタ2の両側部には、これに推薬を供
給する推薬供給配管4が、スラスタ2の移動する方向と
は垂直な方向に、互いに対称に、かつ水平に、スラスタ
2から離れる向きに突出して、それぞれ1本ずつ接続さ
れている。また、これら2本の推薬供給配管4は、スラ
スタ2の移動する方向とは垂直な方向に、各接続部分か
ら各突出端まで所定の長さLだけ突出された後、U字形
状に折り曲げられて、再びスラスタ2の側部付近まで折
り返されて、さらに、そこからスラスタ2の移動する向
きとは反対の向きに向かって、L字形状に折り曲げられ
て延ばされている。
【0016】2本の推薬供給配管4の各接続部分から各
突出端までの腕の長さLは、スラスタ2が作動している
際に、スラスタ2およびスラスタ2が固定されたスラス
タ架台3が、スラスタ2が停止している状態から移動す
る距離に比べて十分に長く設定されている。すなわち、
推薬供給配管4の主に曲げに対する反力が、この推力測
定装置1による、スラスタ2の微小な推力の測定精度に
与える誤差を実用上無視できる程度の長さに設定されて
いる。これにより、スラスタ2およびスラスタ架台3の
移動することによる2本の推薬供給配管4のそれぞれの
撓みが、スラスタ2に与える反力を十分に小さくでき
る。また、これら2本の推薬供給配管4は、それぞれ図
示しない推薬供給装置および制御装置などに接続されて
おり、随時、任意の量の推薬を、零から最大値までの範
囲内において、任意の大きさに設定してスラスタ2に供
給することができる。なお、これら2本の推薬供給配管
4には、スラスタ2に及ぼす曲げの反力をできるだけ小
さくするために、例えば、可撓性を有するフレキシブル
ホースを用いることが好ましい。
【0017】ロードセル5は、後述するスラスタ架台浮
上手段8を作動させて、スラスタ2、およびスラスタ2
が取り付けられたスラスタ架台3を、後述する推力測定
架台7から所定の高さhだけ浮かび上がらせた際に、ス
ラスタ架台3が有するスラスタ固定用端部3aに固定さ
れている測定用当接部材10の一端面が、半球形状の受
圧部5aに当接する高さに位置するように推力測定架台
7に固定されている。受圧部5aは半球形状に形成され
ているので、スラスタ2が取り付けられたスラスタ架台
3がスラスタ2の移動方向、あるいはスラスタ2の移動
方向に垂直な方向などに動いた場合でも、受圧部5aは
測定用当接部材10の一端面と点で接触し続けることが
できる。これにより、スラスタ2の微小推力を、噴射口
2aから噴射されるジェット噴射の方向に沿って、殆ど
誤差なく測定できる。すなわち、スラスタ2の微小推力
を略正確に測定できる。また、このロードセル5は、図
示しない推力測定用コンピュータなどに接続されてお
り、推薬供給配管4を通してスラスタ2に供給される推
薬の量とともに、その量に対応するスラスタ2が発生す
る微小推力の大きさ、およびその変化や、推力の最大値
などを綿密に測定できる。
【0018】図1および図2に示すように、スラスタ架
台付勢手段6は、滑車6aと、この滑車6aを後述する
推力測定架台3に固定する滑車固定竿6bと、スラスタ
架台3とロードセル5との当接状態を保持するように、
スラスタ架台3をロードセル5側に付勢する負荷として
のプリロード(あるいは較正用ロード)6cと、このプ
リロード6cと付勢用部材11とを、滑車6aを介して
連結するワイヤ6dなどから構成されている。
【0019】滑車6aは、後述するスラスタ架台浮上手
段8を作動させて、スラスタ2、およびスラスタ2が取
り付けられたスラスタ架台3を、後述する推力測定架台
7から所定の高さhだけ浮かび上がらせた状態におい
て、一端にプリロード6cが連結されているワイヤ6d
によって付勢用部材11が引っ張られることにより、測
定用当接部材10の一端面が受圧部5aと点で当接する
ような高さにおいて、推力測定架台7に固定された滑車
固定竿6bによって回転自在に支持されている。プリロ
ード6cは、その重量が、測定するスラスタ2およびス
ラスタ架台3のそれぞれの重量を足し合わせた重量、さ
らに、スラスタ2が発生する微小推力の大きさに対応し
て、その推力を殆ど誤差なく測定できる大きさに、随
時、交換して設定できる。
【0020】推力測定架台7は、そのスラスタ架台3と
対向する板部7aの上面が水平になるように、図示しな
い床などに固定されて設置される。また、スラスタ2を
作動させていない状態で、スラスタ2、およびスラスタ
2が取り付けられたスラスタ架台3を下方から支持でき
る強度を有している。さらに、この推力測定架台7のス
ラスタ架台3と対向する板部7aの下側には、後述する
スラスタ架台浮上手段8が設置されている。それととも
に、このスラスタ架台浮上手段8を作動させた際に、ス
ラスタ架台浮上手段8から、図1(a)および図2
(a)中矢印Cで示す向きに沿って吹き出される乾燥ガ
ス12を、スラスタ架台3の浮上用端部3bのガス受け
止め凹部3cの面全体に均一に吹き付けるように、その
面の大きさに合わせて、複数の噴気孔7bが、互いに規
則正しく間隔をおいて、推力測定架台7の板部7aを両
面にわたって貫通して設けられている。これにより、ス
ラスタ2が取り付けられたスラスタ架台3などを、上下
方向に殆ど振動させることなく、略一定の高さhに配置
させた状態で保持できる。
【0021】噴気孔1個当たりの面積をa、噴気孔の個
数をNとすると、この推力測定架台7が有する噴気孔7
bの総面積Aは、A=Naで表わすことができる。本実
施形態においては、合計20個の噴気孔7bが貫通して
設けられているので、A=20aである。
【0022】スラスタ架台浮上手段8は、本実施形態に
おいては、図1および図2に示すように、乾燥ガス供給
ダクト8、およびこのダクト8の乾燥ガス供給ホース8
aを介して接続された、図示しない乾燥ガス供給装置、
および制御装置などからなる。乾燥ガス供給ダクト8
は、スラスタ2、およびスラスタ架台3などの重量を足
し合わせた重さMg(gは重力加速度を表わす。)に対
応して、それらを推力測定架台7の板部7aの上面か
ら、わずかな所定の高さhだけ浮かび上がらせるのに必
要十分な量の乾燥ガス12を、随時、所望する流量mだ
け供給できる。乾燥ガス供給ホース8aを通して送られ
て来る乾燥ガス12は、この乾燥ガス供給ダクト8の内
部下端に取り付けられている整流部材8bに一旦通され
て、乾燥ガス供給ダクト8の本体8cの内部が、一定の
圧力P、および一定の温度Tになるように整えら
れ、かつ、その乾燥ガス12の流れも均一な流れになる
ように整流された後に、乾燥ガス供給ダクト本体8cの
内部に吹き出される。このように、乾燥ガス12は、乾
燥ガス供給ダクト本体8cの内部に吹き出された後、各
噴気孔7bを通して、図1(a)および図2(a)中矢
印Cで示す向きに、スラスタ架台3のガス受け止め凹部
3cに吹き付けられる。
【0023】このように、ガス受け止め凹部3cに吹き
付けられる乾燥ガス12は、乾燥ガス供給ダクト本体8
cの内部の圧力P0、温度T、および前述の噴気孔7
bの総面積Aなどから、スラスタ2およびスラスタ架台
3などを足し合わせた重さMgを、推力測定架台7の板
部7aの上面から、わずかな所定の高さhだけ浮かび上
がらせるのに必要十分な、安定した流量m、および流速
vを備えているチョーク流となるように、乾燥ガス供給
ホース8aを介して、図示しない乾燥ガス供給装置から
乾燥ガス供給ダクト8の内部に送り出される。これによ
り、スラスタ架台3のガス受け止め凹部3c、および推
力測定架台7の板部7aに設けられている噴気孔7bと
併せて、スラスタ2が取り付けられたスラスタ架台3
を、推力測定架台7から、わずかな所定の高さhだけ浮
き上がらせて、上下方向に殆ど振動させることなくその
浮上姿勢を安定させて保持できる。また、スラスタ2が
作動して、スラスタ2、およびスラスタ2が固定された
スラスタ架台3が移動しても、スラスタ架台3は、スラ
スタ2の推力の測定時には、乾燥ガス供給ダクト8によ
って、わずかな所定の高さhだけ推力測定架台7から浮
上させられて配置された状態となっているので、スラス
タ架台3と推力測定架台7との間の接触摩擦による抵抗
を排除できる。
【0024】以上説明したような構成からなる、本実施
形態の推力測定装置1によれば、スラスタ2に接続され
ている2本の推薬供給配管4は、スラスタ2の両側部か
ら、スラスタ2の移動方向に垂直な方向にそって、スラ
スタ2から離れる向きに十分に長い所定の腕の長さLだ
け延ばされた後、スラスタ2の側部付近まで折り返さ
れ、さらに、そこでスラスタ2の移動する向きとは反対
の向きに向かって延ばされている。これによって、スラ
スタ2の推力の測定時には、スラスタ2が作動して、ス
ラスタ2、およびスラスタ2が固定されたスラスタ架台
3が移動方向前方に動いても、その動いた量に対する2
本の推薬供給配管4の撓みの反力の大きさを、スラスタ
2の微小な推力に対しても十分に小さくできる。
【0025】また、スラスタ2の推力の測定時には、ス
ラスタ2、およびスラスタ2が取り付けられたスラスタ
架台3を、推力測定架台7から、わずかな所定の高さh
だけ浮き上がらせて配置させるので、スラスタ2の作動
に伴ないスラスタ架台3が移動しても、スラスタ架台3
と、推力測定架台7との間での接触摩擦による抵抗を排
除できる。
【0026】よって、本実施形態の推力測定装置1によ
れば、推力が数百グラム程度の小型のスラスタ2の微小
推力を、その測定誤差を数%程度に抑制しつつ略正確に
測定できる。
【0027】次に、本実施形態の推力測定装置1を用い
たスラスタ2の微小推力の測定作業について、その概略
を、図2(a),(b)を参照しつつ説明する。
【0028】まず、スラスタ2が発生する微小な推力の
測定作業に先立って、スラスタ2をスラスタ架台3に取
り付ける。それとともに、ワイヤ6dを介して所定の重
さのプリロード6cを付勢用部材11に連結し、測定用
当接部材10とロードセル5とを互いに当接させる。こ
のとき、プリロード6cの重量は、スラスタ2およびス
ラスタ架台3の重量を足し合わせて計算した大きさのM
g、および予め理論的に計算したスラスタ2の推力の大
きさなどに合わせて、スラスタ2の推力を略正確に測定
できる重さとする。
【0029】また、スラスタ2の両側部に、推薬供給配
管4をそれぞれ1本ずつ、互いに対称な向きに接続す
る。これら2本の推薬供給配管4は、スラスタ2との各
接続部分から各突出端まで、前述した所定の長さLだけ
突出するように、スラスタ2に接続される。
【0030】これらの推薬供給配管4は、前述のプリロ
ード6cによって、スラスタ2が取り付けられたスラス
タ架台3がロードセル5側に付勢された際に、図2
(b)中矢印Aに示す向きに沿って、それらの各接続部
分から各突出端にかけて、スラスタ2の移動する向きと
は反対の向きに向けて、スラスタ2の移動する方向に垂
直な方向から、それぞれ角度δずつ撓む。これにより、
2本の推薬供給配管4のそれぞれから、スラスタ2に対
して、スラスタ2の移動する向きとは反対の向きに向け
て、反力Frが及ぼされる。この反力Frの大きさは、
推薬供給配管4のモーメントの腕の長さを計算すること
によって、以下に示す(1)式により表わされる。
【0031】Fr=3δ(EI+K)/L…(1) Fr:推薬供給配管4の反力 δ:推薬供給配管4の撓み E:ヤング率 I:断面2次モーメント K:推薬の剛性 L:推薬供給配管4の腕の長さ 本実施形態の推力測定装置1においては、推薬供給配管
4の撓み量δに対して、2本の推薬供給配管4のそれぞ
れの腕の長さLを十分に長く取っている。すなわち、
(1)式において、2本の推薬供給配管4の反力Frの
合成力が、スラスタ2が発生する微小な推力に対して、
僅か数%の測定誤差の範囲内に収まるような十分に小さ
い値になるように、2本の推薬供給配管4のそれぞれの
腕の長さLを十分に長く設定している。これにより、2
本の推薬供給配管4が撓んでも、それらから生じる反力
Frが、スラスタ2が発生する僅か数百グラム程度の微
小な推力の測定を妨げるおそれは殆どない。また、
(1)式から分かるように、2本の推薬供給配管4のそ
れぞれ撓む角度δが小さくなるにつれて、2本の推薬供
給配管4のそれぞれ反力Frは小さくなる。すなわち、
推薬の燃焼温度が低い状態、つまり、スラスタ2が発生
する推力が微小な場合においても、その大きさを略正確
に測定することができる。
【0032】次に、図示しない乾燥ガス供給装置などを
作動させて、乾燥ガス供給ホース8aを通して、乾燥ガ
ス12を乾燥ガス供給ダクト8の内部に送り、整流部8
bにおいて、一定の圧力P、一定の温度T、および
一定の向きに整流する。その後、乾燥ガス12を、推力
測定架台7の板部7aに設けられている合計20個の噴
気孔7bから一斉に、かつ均一に、図1(a)および図
2(a)中矢印Cで示す向きに、一定の流量m、一定の
流速vのチョーク流として、スラスタ架台3のガス受け
止め凹部3cに向けて吹きつける。各噴気孔7bから吹
きつけられる乾燥ガス12の勢いを徐々に強めていき、
スラスタ2をスラスタ架台3とともに、推力測定架台7
から浮かび上がらせる。スラスタ架台3のスラスタ架台
浮上用端部3bの下面が、推力測定架台7の板部7aの
上面から、僅かな所定の高さhだけ浮かび上がった後、
スラスタ2およびスラスタ架台3が、上下方向に殆ど振
動することなく、その高さhを保持し続けるように、乾
燥ガス12の吹き付ける勢いを安定させる。これによ
り、スラスタ2およびスラスタ架台3は、スラスタ2を
作動させても、スラスタ2およびスラスタ架台3が移動
する方向に沿って、摩擦抵抗などを殆ど受けないととも
に、上下方向にも殆ど振動しないので、スラスタ2が発
生する僅か数百グラム程度の微小な推力の測定が妨げら
れるおそれが殆どない。
【0033】以上の作業が済んだ後、図示しない推薬供
給装置などを作動させて、推薬供給配管4からスラスタ
2に推薬を供給するとともに、スラスタ2の内部におい
て、推薬を燃焼させる。燃焼させられた推薬は、噴射口
2aから、図2(a),(b)中矢印Aの向きに向かっ
てジェット噴射される。すると、スラスタ2は、これが
固定されたスラスタ架台3とともに、静止していた状態
から、図2(a),(b)中矢印Bの向きに向かって移
動しようとする。すると、このスラスタ2、およびスラ
スタ2が取り付けられたスラスタ架台3の動きに伴っ
て、スラスタ架台3に固定された測定用当接部材10
が、ロードセル5の受圧部5aへの接触圧力が強くな
る。
【0034】よって、以上説明したように、本実施形態
の推力測定装置1によれば、推力が数百グラム程度の小
型のスラスタ2の推力を、その測定誤差を数%程度に抑
制しつつ、略正確に測定できる。
【0035】なお、本発明の推力測定装置1は、前記一
実施形態には制約されない。例えば、スラスタ架台付勢
手段6は、滑車6aを用いた装置ではなく、スプリング
などの弾性部材を用いても構わない。この場合、測定す
るスラスタ2の推力の大きさに合わせた弾性力を有する
スプリングなどの弾性部材を、ロードセル5が取り付け
られている側の反対側と、枠部材11との間に、取れな
いように挟み込んで取り付けることによって、スラスタ
架台3のスラスタ固定用端部3aをロードセル5の受圧
部5aに当接させた状態を保持させておくことができ
る。
【0036】また、スラスタ架台浮上手段8は、乾燥ガ
ス12を上向きに噴出させることにより推力測定架台7
からスラスタ架台3を浮き上がらせるものではなく、ス
ラスタ2が取り付けられたスラスタ架台3を、その上方
からワイヤなどで吊り下げるものでもよい。この場合、
スラスタ2が作動して、スラスタ2およびスラスタ2が
固定されたスラスタ架台3が移動する量に対して、ワイ
ヤの長さを十分長く取ることにより、スラスタ2および
スラスタ架台3が上下方向にずれる量を十分に小さくで
きる。
【0037】さらに、スラスタ架台浮上手段8は、乾燥
ガス12を吹き付けることにより推力測定架台7からス
ラスタ架台3を浮き上がらせるものではなく、磁石の同
じ極同士が反発し合う力を利用することにより、スラス
タ2が取り付けられたスラスタ架台3を、推力測定架台
7から浮き上がらせるものでもよい。この場合、前記実
施形態に記載の、気体を用いたスラスタ架台浮上手段の
構造と併用することもできる。
【0038】
【発明の効果】本発明に係る推力測定装置においては、
スラスタの推力を測定する際に、スラスタ架台浮上手段
により、スラスタおよびこのスラスタが取り付けられた
スラスタ架台を、スラスタ架台の下方に配置された推力
測定架台から所定の高さだけ浮上させた状態でスラスタ
の推力を測定できるため、スラスタ架台と推力測定架台
との間の摩擦抵抗を殆ど無視できるので、スラスタが発
生する推力が微小な場合でも、その推力を略正確に測定
できる。
【0039】また、本発明に係る推力測定装置において
は、スラスタの両側部に1本ずつ接続されてスラスタに
推薬を供給する推薬供給配管は、それが撓んでも、その
反力を十分に小さくできるように、スラスタから離れる
向きに十分な長さに突出されているので、推薬供給配管
の撓みを原因として測定誤差が生じるおそれが殆どなく
なり、スラスタが発生する推力が微小な場合でも、その
推力を略正確に測定できる。
【0040】さらに、本発明に係る推力測定装置におい
ては、スラスタ架台浮上手段を備えるとともに、スラス
タに与える撓みの反力を十分に小さくできるような長さ
の推薬供給配管を備えているため、スラスタ架台と推力
測定架台との間の摩擦抵抗を殆ど無視できるとともに、
推薬供給配管の撓みを原因とする推力の測定誤差が生じ
るおそれが殆どないので、スラスタが発生する推力が微
小な場合でも、その推力をより正確に測定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、本発明の一実施形態に係る推力測定
装置を示す側面図。(b)は、図1(a)の平面図。
【図2】(a)は、図1の推力測定装置が具備するスラ
スタ架台浮上手段の機能の概略を示す側面図。(b)
は、図1の推力測定装置の推力測定時における推薬供給
配管の動きを示す平面図。
【図3】(a)は、従来の技術に係る推力測定装置を示
す側面図。(b)は、図3(a)の平面図。
【符号の説明】
1…推力測定装置 2…スラスタ 3…スラスタ架台 4…推薬供給配管 5…ロードセル 6…滑車装置(スラスタ架台付勢手段) 7…推力測定架台 8…乾燥ガス供給ダクト(スラスタ架台浮上手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 推力を発生するスラスタが取り付けられ
    るスラスタ架台と、 前記スラスタに接続されて、前記スラスタに推薬を供給
    する推薬供給配管と、 前記スラスタ架台と当接して配置され、前記スラスタの
    推力を測定するロードセルと、 このロードセルへの前記スラスタ架台の当接状態を保持
    するように、前記スラスタ架台を付勢するスラスタ架台
    付勢手段と、 前記ロードセルが固定されるとともに、前記スラスタ架
    台の下方に配置される推力測定架台と、 前記スラスタの推力を測定する際に、前記スラスタ架台
    を前記推力測定架台の上方に所定の高さだけ浮上させて
    配置させるとともに、その状態を保持するスラスタ架台
    浮上手段とを具備することを特徴とする推力測定装置。
  2. 【請求項2】 推力を発生するスラスタが取り付けられ
    るスラスタ架台と、 前記スラスタに接続されて、前記スラスタに推薬を供給
    する推薬供給配管と、 前記スラスタ架台と当接して配置され、前記スラスタの
    推力を測定するロードセルと、 このロードセルへの前記スラスタ架台の当接状態を保持
    するように、前記スラスタ架台を付勢するスラスタ架台
    付勢手段と、 前記ロードセルが固定されるとともに、前記スラスタ架
    台の下方に配置される推力測定架台とを具備する推力測
    定装置において、 前記推薬供給配管は、前記スラスタの両側部に1本ずつ
    接続されて、前記スラスタから離れる向きに所定の長さ
    だけ突出されているとともに、それらの突出端から前記
    スラスタの側部付近まで折り返されていることを特徴と
    する推力測定装置。
  3. 【請求項3】 推力を発生するスラスタが取り付けられ
    るスラスタ架台と、 前記スラスタの両側部に1本ずつ接続されて、前記スラ
    スタから離れる向きに所定の長さだけ突出されていると
    ともに、それらの突出端から前記スラスタの側部付近ま
    で折り返して設けられて、前記スラスタに推薬を供給す
    る推薬供給配管と、 前記スラスタ架台と当接して配置され、前記スラスタの
    推力を測定するロードセルと、 このロードセルへの前記スラスタ架台の当接状態を保持
    するように、前記スラスタ架台を付勢するスラスタ架台
    付勢手段と、 前記ロードセルが固定されるとともに、前記スラスタ架
    台の下方に配置される推力測定架台と、 前記スラスタの推力を測定する際に、前記スラスタ架台
    を前記推力測定架台の上方に所定の高さだけ浮上させて
    配置させるとともに、その状態を保持するスラスタ架台
    浮上手段とを具備することを特徴とする推力測定装置。
JP11217545A 1999-07-30 1999-07-30 推力測定装置 Withdrawn JP2001041836A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11217545A JP2001041836A (ja) 1999-07-30 1999-07-30 推力測定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11217545A JP2001041836A (ja) 1999-07-30 1999-07-30 推力測定装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001041836A true JP2001041836A (ja) 2001-02-16

Family

ID=16705944

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11217545A Withdrawn JP2001041836A (ja) 1999-07-30 1999-07-30 推力測定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001041836A (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100445680B1 (ko) * 2001-12-12 2004-08-25 한국항공우주연구원 냉가스 추력기의 추력 측정장치
CN102012292A (zh) * 2010-09-30 2011-04-13 清华大学 一种测量发动机微小推力的装置
RU2500914C1 (ru) * 2012-07-18 2013-12-10 Открытое акционерное общество Научно-производственное объединение "Искра" Способ измерения величины зазора между раструбом и арматурой
WO2015141378A1 (ja) * 2014-03-20 2015-09-24 三菱電機株式会社 推力測定装置及び推力測定方法
CN105201689A (zh) * 2015-09-09 2015-12-30 西北工业大学 一种变几何火箭基组合循环地面实验发动机
CN105675205A (zh) * 2015-12-31 2016-06-15 西安航天动力试验技术研究所 真空推力原位自动校准装置
CN106286014A (zh) * 2016-11-14 2017-01-04 冯增瑞 一种涵道风扇发动机测试用装置
JP2019100782A (ja) * 2017-11-30 2019-06-24 パナソニックIpマネジメント株式会社 推力測定装置およびそれを用いた推力測定方法
CN110294066A (zh) * 2019-07-01 2019-10-01 中科探海(苏州)海洋科技有限责任公司 一种螺旋桨推进器测试用安装装置
CN110307925A (zh) * 2019-06-26 2019-10-08 北京航空航天大学 一种微推力架精度测量装置及测量方法
WO2023240948A1 (zh) * 2022-06-13 2023-12-21 西安航天动力试验技术研究所 一种管路集成化矢量推力测量装置及矢量推力解耦方法
CN117451238A (zh) * 2023-12-19 2024-01-26 哈尔滨工业大学 基于神经网络的推进器推力波动在轨光学检测方法及装置

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100445680B1 (ko) * 2001-12-12 2004-08-25 한국항공우주연구원 냉가스 추력기의 추력 측정장치
CN102012292A (zh) * 2010-09-30 2011-04-13 清华大学 一种测量发动机微小推力的装置
CN102012292B (zh) * 2010-09-30 2012-07-25 清华大学 一种测量发动机微小推力的装置
RU2500914C1 (ru) * 2012-07-18 2013-12-10 Открытое акционерное общество Научно-производственное объединение "Искра" Способ измерения величины зазора между раструбом и арматурой
WO2015141378A1 (ja) * 2014-03-20 2015-09-24 三菱電機株式会社 推力測定装置及び推力測定方法
CN105201689A (zh) * 2015-09-09 2015-12-30 西北工业大学 一种变几何火箭基组合循环地面实验发动机
CN105675205A (zh) * 2015-12-31 2016-06-15 西安航天动力试验技术研究所 真空推力原位自动校准装置
CN105675205B (zh) * 2015-12-31 2019-06-18 西安航天动力试验技术研究所 真空推力原位自动校准装置
CN106286014B (zh) * 2016-11-14 2017-12-01 王梦梦 一种涵道风扇发动机测试用装置
CN106286014A (zh) * 2016-11-14 2017-01-04 冯增瑞 一种涵道风扇发动机测试用装置
JP2019100782A (ja) * 2017-11-30 2019-06-24 パナソニックIpマネジメント株式会社 推力測定装置およびそれを用いた推力測定方法
CN110307925A (zh) * 2019-06-26 2019-10-08 北京航空航天大学 一种微推力架精度测量装置及测量方法
CN110307925B (zh) * 2019-06-26 2020-11-17 北京航空航天大学 一种微推力架精度测量装置及测量方法
CN110294066A (zh) * 2019-07-01 2019-10-01 中科探海(苏州)海洋科技有限责任公司 一种螺旋桨推进器测试用安装装置
WO2023240948A1 (zh) * 2022-06-13 2023-12-21 西安航天动力试验技术研究所 一种管路集成化矢量推力测量装置及矢量推力解耦方法
CN117451238A (zh) * 2023-12-19 2024-01-26 哈尔滨工业大学 基于神经网络的推进器推力波动在轨光学检测方法及装置
CN117451238B (zh) * 2023-12-19 2024-04-09 哈尔滨工业大学 基于神经网络的推进器推力波动在轨光学检测方法及装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001041836A (ja) 推力測定装置
JP2014502338A (ja) 計測装置
JP6168344B2 (ja) 測定機、及び、測定機の移動ガイド機構
ATE484396T1 (de) Bildaufzeichnungsvorrichtung
US20010019229A1 (en) Stage device capable of moving an object to be positioned precisely to a target position
JP2000213905A (ja) ハイトゲ―ジ
JP2004020420A (ja) 小型滑走艇の推力測定装置
JPH11211732A (ja) 走査型プローブ顕微鏡
TW201207286A (en) Chassis, base, extension and curved track
CN101165467B (zh) 高速弯曲试验装置
JP2019066271A (ja) 不釣合い測定装置
US6763604B2 (en) Column for measuring longitudinal dimensions
JP5319378B2 (ja) 駆動装置、露光装置およびデバイス製造方法
JP3540239B2 (ja) ステージ装置
JP4118549B2 (ja) 架台、特に手術顕微鏡用架台
CN102583216B (zh) 一种用于检测一维纳米材料力学性能的微结构
JP4708580B2 (ja) 空気式計量装置
JP4246107B2 (ja) 接触荷重調整装置および該装置を備える形状測定機
JP6390070B2 (ja) 三次元測定機
JPH01292230A (ja) 2次元無重力模擬装置
JPH11222200A (ja) ジェットエンジンの試運転装置
JP2019045312A (ja) スタイラス及び表面形状測定装置
JP2023170624A (ja) ドローン測定装置
JP2018197761A (ja) 三次元測定機
JPH11345857A (ja) 搬送装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20061003