JP2004020420A - 小型滑走艇の推力測定装置 - Google Patents

小型滑走艇の推力測定装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2004020420A
JP2004020420A JP2002176888A JP2002176888A JP2004020420A JP 2004020420 A JP2004020420 A JP 2004020420A JP 2002176888 A JP2002176888 A JP 2002176888A JP 2002176888 A JP2002176888 A JP 2002176888A JP 2004020420 A JP2004020420 A JP 2004020420A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thrust
personal watercraft
bow
water tank
boat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002176888A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3676321B2 (ja
Inventor
Masatoshi Murakami
村上 正俊
Yasuo Torii
鳥居 靖生
Tomoyasu Katayama
片山 智泰
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2002176888A priority Critical patent/JP3676321B2/ja
Priority to US10/462,438 priority patent/US6691635B2/en
Publication of JP2004020420A publication Critical patent/JP2004020420A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3676321B2 publication Critical patent/JP3676321B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01LMEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
    • G01L5/00Apparatus for, or methods of, measuring force, work, mechanical power, or torque, specially adapted for specific purposes
    • G01L5/13Apparatus for, or methods of, measuring force, work, mechanical power, or torque, specially adapted for specific purposes for measuring the tractive or propulsive power of vehicles
    • G01L5/133Apparatus for, or methods of, measuring force, work, mechanical power, or torque, specially adapted for specific purposes for measuring the tractive or propulsive power of vehicles for measuring thrust of propulsive devices, e.g. of propellers
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01MTESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01M10/00Hydrodynamic testing; Arrangements in or on ship-testing tanks or water tunnels

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Ocean & Marine Engineering (AREA)
  • Force Measurement Appropriate To Specific Purposes (AREA)

Abstract

【課題】小型滑走艇の推力を手間をかけないで、簡単に測定することができ、加えて艇体に搭載した状態で推進装置の推力を測定することができる小型滑走艇の推力測定装置を提供する。
【解決手段】小型滑走艇の推力測定装置10は、小型滑走艇11を浮かべる水槽20と、小型滑走艇11の艇首13を把持させるために水槽20の縁21に設けた艇首把持装置30と、小型滑走艇11の推力を測るために艇首把持装置30に組み込んだ推力計測センサ34と、小型滑走艇11の横振れを阻止するために水槽20の縁21から艇尾14に渡した横振れ防止手段75と、推力計測センサ34で計測した推力データを表示する表示部95とからなる。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、小型滑走艇を水槽内に浮かべた状態で推力を測定する小型滑走艇の推力測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
特公昭62−6173号公報「Z形推進装置の推力測定方法」には、艇体用推進装置の推力を測定する方法が提案されている。以下、同公報の内容を次図に簡略化して示し、推進装置の推力測定方法について説明する。
【0003】
図8は従来の推力測定方法を示す説明図である。上記公報の推力測定方法で推力を測定する際には、先ず推進装置100のケーシング101の裏面101aに複数のストレンゲージ(図示しない)を貼り付けてブリッジを形成し、ブリッジをストレンゲージ箱102で覆う。
【0004】
次に、推進装置100のプロペラ104を駆動することにより、ケーシング101に発生した歪みをブリッジで測定し、測定したケーシング101の歪量を求める。
推進装置100の推力とケーシング101の歪量とには一定の関係が成立するので、ケーシング101の歪量を測定することで推進装置100の推力を求めることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、この推力測定方法で推進装置100の推力を測定するためには、推進装置100のケーシング101の裏面101aに複数のストレンゲージを貼り付ける必要がある。
加えて、推進装置100の推力測定完了後に、ケーシング101の裏面101aに貼り付けた複数のストレンゲージを除去する必要がある。
【0006】
よって、従来の推力測定方法で推進装置100の推力を測定する際には、ケーシング101の裏面101aにストレンゲージを取り付ける手間や、ケーシング101の裏面101aからストレンゲージを外す手間がかかる。
このため、推進装置100の推力を手間かけないで簡単に測定することができる推力測定方法の実用化が望まれていた。
【0007】
また、図8に示す推力測定方法は、推進装置100を艇体から外した状態で推進装置100の推力を測定する方法であり、より好ましい推力の測定方法として、推進装置を艇体に搭載した状態で、推進装置の推力を測定する方法の実用化が望まれていた。
【0008】
そこで、本発明の目的は、小型滑走艇の推力を手間をかけないで、簡単に測定することができ、加えて艇体に搭載した状態で推進装置の推力を測定することができる小型滑走艇の推力測定装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1は、小型滑走艇を浮かべる水槽と、小型滑走艇の艇首を把持させるために前記水槽の縁に設けた艇首把持装置と、小型滑走艇の推力を測るために前記艇首把持装置に組み込んだ推力計測センサと、小型滑走艇の横振れを阻止するために水槽の縁から艇体に渡した横振れ防止手段と、から小型滑走艇の推力測定装置を構成する。
【0010】
小型滑走艇の艇首を艇首把持装置で把持するとともに、小型滑走艇の艇体に横振れ防止手段を渡し、この状態で小型滑走艇を駆動することで、艇首把持装置に組み込んだ推力計測センサで小型滑走艇の推力を測定する。
推力計測センサで小型滑走艇の推力を測定することができるので、従来技術のように複数のストレンゲージをケーシングに貼り付ける必要がなく、推力測定完了後に複数のストレンゲージをケーシングから除去する必要もない。
【0011】
また、推力計測センサで小型滑走艇の推力を測ることができるので、小型滑走艇の推進装置を、小型滑走艇に組み込んだ状態で推進装置の推力を測定することができる。
【0012】
請求項2において、艇首把持装置は、水槽の縁に設けたポストと、このポストに昇降自在に設けるとともに、推力計測センサを設けた昇降部材と、この昇降部材を昇降する昇降シリンダと、昇降部材に前後方向にスライド自在に設けたスライド部材と、このスライド部材に取り付けるとともに前記推力計測センサの前端に当接させ、かつ小型滑走艇の船首を保持可能な前部ホールド手段と、この前部ホールド手段、推力計測センサ、スライド部材及び昇降部材の重量を相殺するバランサーとから小型滑走艇の推力測定装置を構成する。
【0013】
ここで、小型滑走艇を水槽内の水面に浮かべた場合に、例えばジェット水の噴射で水槽内の水面が上下方向に移動することが考えられる。この場合、水面の上下動に合わせて小型滑走艇を上下方向に移動させる必要がある。
そこで、艇首把持装置の構成を、ポストに昇降部材を昇降自在に設けるとともに、昇降部材に推力計測センサ及びスライド部材を取り付け、このスライド部材に前部ホールド手段を設け、これら前部ホールド手段、推力計測センサ、スライド部材及び昇降部材の重量をバランサーで相殺することで、いわゆるフローティング機構とした。
【0014】
このように、フローティング機構を採用することで、例えば水面の上昇に伴い小型滑走艇が上昇しようするする場合に、小型滑走艇の艇首を拘束している前部ホールド手段を小型滑走艇の上昇力で上昇させることができる。
また、フローティング機構を採用することで、例えば水面の下降に伴い小型滑走艇が下降しようするする場合に、小型滑走艇の艇首を拘束している前部ホールド手段を小型滑走艇の下降力で下降させることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係る小型滑走艇の推力測定装置を示す斜視図である。
小型滑走艇の推力測定装置10は、小型滑走艇11を浮かべる水槽20と、小型滑走艇11の艇首13を把持させるために水槽20の前縁21(縁)に設けた艇首把持装置30と、小型滑走艇11の推力を測るために艇首把持装置30に組み込んだ推力計測センサ34と、小型滑走艇11の横振れを阻止するために水槽20の左右縁(縁)22,23及び後縁(縁)24から艇尾14に渡した横振れ防止手段75と、推力計測センサ34で計測した推力データを表示する表示部95とからなる。
【0016】
水槽20は、前後左右の側面20a〜20dと床面25(図4参照)とで蓄えることができるように形成したもので、前後左右の側面20a〜20dで形成した開口を小型滑走艇11より一回り大きな矩形状に形成したものである。
水槽20内に水を蓄えることで水槽20の水面26に小型滑走艇11を浮かべることができる。
【0017】
図2は本発明に係る小型滑走艇の推力測定装置を示す分解斜視図である。
艇首把持装置30は、水槽20の縁21に設けた4本のポスト31・・・(3本のみを図示する)と、ポスト31・・・に昇降自在に設けるとともに、推力計測センサ34を設けた昇降部材35と、この昇降部材35を昇降する昇降シリンダ41と、昇降部材35に前後方向にスライド自在に設けた一対のスライド部材43,43と、スライド部材43,43に取り付けるとともに推力計測センサ34の前端34aに当接させ、かつ小型滑走艇11の船首13(図1に示す)を保持可能な前部ホールド手段45と、この前部ホールド手段45、推力計測センサ34、スライド部材43,43及び昇降部材35の重量を相殺するバランサー71とからなる。
【0018】
ポスト31・・・は、矩形状の基板32の4隅にそれぞれ立設した支柱であり、それぞれのポスト31・・・の略中央に昇降部材35を昇降自在に取り付け、それぞれのポスト31・・・の上端に天板33を取り付けたものである。
昇降部材35は、略矩形体に形成した枠体であり、この枠体の左右端35a,35bの近傍に一対のスライド部材43,43を収納可能な左右の収納部36,36を備え、左右の収納部36,36にはそれぞれガイド溝37・・・(右側のみを図示する)を備え、枠体の中央に推力計測センサ34を収納可能な中央収納部38を備える。
【0019】
左右の収納部36,36に備えたそれぞれのスライダ部材43,43は、外壁にガイドレール44・・・を備え、ガイドレール44・・・を昇降部材35のガイド溝37・・・に移動自在に嵌め込んだ部材である。
これにより、一対のスライダ部材43,43をガイド溝37・・・に沿って前後方向に移動させることができる。
【0020】
一対のスライダ部材43,43のそれぞれの前端部43a,43aには前部ホールド手段45を備える。
前部ホールド手段45は、一対のスライダ部材43,43のそれぞれの前端部43a,43aにボルト46・・・で取り付けた中間部材47と、この中間部材47の下端部に取り付けたジョイント部51と、このジョイント部51に取り付けたホールド部材65とからなる。
【0021】
中間部材47は、一対のスライダ部材43,43のそれぞれの前端部に略矩形状のバックアップ板48の上端部をボルト46・・・で固定し、このバックアップ板48のこうめん後面48aに矩形状の枠体49を形成することでバックアップ板48を補強し、下端部にジョイント部51を備え、ジョイント部51の周囲に4個のスプリング61・・・を備える。
【0022】
ジョイント部51にホールド部材65を取り付けることにより、ジョイント部51の周囲に配置した4個のスプリング61・・・をホールド部材65と中間部材47との間に挟持することができる。
このように、ホールド部材65と中間部材47との間に4個のスプリング61・・・を挟持することで、スプリング61・・・のばね力でホールド部材65を中間部材47に対して安定的に保持することができる。
なお、ジョイント部51及びスプリング61・・・については図3で詳しく後述する。
【0023】
ホールド部材65は、ベース板66の後面に本体67を一体に取り付けたもので、本体67の後部に小型滑走艇11の艇首13(図1に示す)を嵌め込む嵌合部68を備える。嵌合部68は、小型滑走艇11の艇首13に倣わせて湾曲状に形成した凹部である。
これにより、ホールド部材65の嵌合部68に小型滑走艇11の艇首13を嵌め込むことができる。
【0024】
昇降部材35の中央収納部38には推力計測センサ34を収納し、推力計測センサ34を昇降部材35に固定する。この状態で、推力計測センサ34の前端34aを中間部材47のバックアップ板48に当接させる。
推力計測センサ34の後方には、昇降シリンダ41を備え、この昇降シリンダ41を昇降部材35に連結する。
よって、昇降シリンダ41を伸張することにより、昇降部材35を4本のポスト31・・・に沿わせて上昇し、昇降部材35と一体に中間部材47、ジョイント部51及びホールド部材65を上昇することができる。
【0025】
一方、昇降シリンダ41を収縮することにより、昇降部材35を4本のポスト31・・・に沿わせて下降することができる。よって、昇降部材35と一体に中間部材47、ジョイント部51及びホールド部材65を下降することができる。
これにより、昇降シリンダ41を伸縮することにより、ホールド部材41を昇降させて、所望のセット位置に配置することができる。
【0026】
また、昇降シリンダ41と推力計測センサ34との間にバランサー71を備え、バランサー71を昇降部材35に連結する。このバランサー71は、前述したように前部ホールド手段45、推力計測センサ34、スライド部材43,43及び昇降部材35の重量を相殺して、いわゆるフローティング機構を構成するための部材である。
なお、前部ホールド手段45、推力計測センサ34、スライド部材43,43及び昇降部材35の重量をバランサー71で相殺してフローティング機構とした理由については後述する。
【0027】
図1に戻って、横振れ防止手段75は、艇尾14に備えたリング76と、水槽20の左右縁22,23に備えた左右側の固定リング77,78と、水槽20の後縁24に備えた後側固定リング79と、リング76及び左側固定リング77にそれぞれ係止可能なフック82,82を両端に取り付けた左側ワイヤー81と、リング76及び右側固定リング78にそれぞれ係止可能なフック85,85を両端に取り付けた右側ワイヤー84と、リング76及び後側固定リング79にそれぞれ係止可能なフック88を両端に取り付けた後側ワイヤー87とからなる。
【0028】
左右側のワイヤー81,84の長さは、小型滑走艇11の艇首13をホールド部材65の嵌合部68に収納した状態で、左側ワイヤー81の一方のフック82をリング76にかけるとともに他方のフック82を左側固定リング77にかけ、右側ワイヤー84の一方のフック85をリング76にかけるとともに他方のフック85を右側固定リング78にかけることで、小型滑走艇11の艇尾14の横振れを防止することができるように設定されている。
【0029】
後側ワイヤー87の長さは、小型滑走艇11の艇首13をホールド部材65の嵌合部68に収納した状態で、後側ワイヤー87の一方のフック88をリング76にかけるとともに他方のフック88を後側固定リング79にかけた際に、後側ワイヤー87が僅かにたわむように設定されている。
これにより、小型滑走艇11を駆動した際に、小型滑走艇11の推力をホールド部材65にかけることができる。
なお、左側ワイヤー81、右側ワイヤー84及び後側ワイヤー87は、長さを調整することができる調整手段83,86,89をそれぞれ備える。
【0030】
また、横振れ防止手段75として左右側のワイヤー81,84及び後側ワイヤー87を採用することで、横振れ防止手段75で小型滑走艇11の艇尾14を保持した際に、艇尾14を上下方向にある程度移動させることができる自由度を確保できる。
このため、小型滑走艇11を水槽20内の水面26(図1に示す)に浮かべた際に、水面26の上下移動に追従させて艇尾14を上下方向に移動させることができる。
【0031】
図3は本発明に係る推力測定装置の要部を示す断面図である。
ジョイント部51は、中間部材47に取り付けたジョイント本体52と、このジョイント本体52に連結するとともにホールド部材65に取り付けたキャップ57とからなる。
【0032】
ジョイント本体52のねじ部53を中間部材47の取付孔(図示しない)に差し込み、ねじ部53にナット54をねじ結合することにより、ナット54とジョイント本体52のフランジ55とでジョイント本体52を、中間部材47のバックアップ板48に取り付ける。
【0033】
このジョイント本体52のボール56にキャップ57を被せる。これにより、キャップ57をボール56の周面に沿って任意の方向に移動させることができる。このキャップ57をホールド部材65のベース板66にボルト69で取り付けることにより、ホールド部材65をジョイント部51を介して中間部材47に連結することができる。
【0034】
この状態で、ホールド部材65と中間部材47との間に4本のスプリング61・・・(図2も参照)を挟持する。
すなわち、中間部材47のバックアップ板48にボス62・・・を取り付け、ボス62・・・にねじ部材63・・・をねじ結合し、このねじ部材63・・・の先端63a・・・にスプリング61・・・の後端61a・・・を嵌め込むとともに、スプリング61・・・の前端61b・・・をホールド部材65の凹部65a・・・に差し込む。
【0035】
これにより、ホールド部材65と中間部材47との間に4本のスプリング61・・・を挟持することができ、ホールド部材65を中間部材47に対して安定的に保持することができる。
また、上側の2本のスプリング61,61を圧縮させるととも下側の2本のスプリング61,61を伸張することで、ホールド部材65をボール56を中心にして上向きに傾斜させることができる。
さらに、下側の2本のスプリング61,61を圧縮させるととも上側の2本のスプリング61,61を伸張することで、ホールド部材65をボール56を中心にして下向きに傾斜させることができる。
【0036】
加えて、4本のスプリング61・・・のうち、例えば下側の2本のスプリング61,61を支持するねじ部材63,63を調整して、ねじ部材63,63の先端63a,63aの突出量を増すことにより、ホールド部材65をボール56を中心にして上がり勾配に傾斜させることができる。
【0037】
さらに、4本のスプリング61・・・のうち、例えば上側の2本のスプリング61,61を支持するねじ部材63,63を調整して、ねじ部材63,63の先端63a,63aの突出量を増すことにより、ホールド部材65をボール56を中心にして下がり勾配に傾斜させることができる。
【0038】
また、ホールド部材65と中間部材47との間に4本のスプリング61・・・を挟持することで、ホールド部材65をボール56の中心軸56aを中心にして、紙面に直交する方向に所定量回転することができる。
よって、ホールド部材65の嵌合部68に小型滑走艇11の艇首13を嵌め込むことで、小型滑走艇11をボール56の中心軸56aを中心にして左右方向(紙面に直交する方向)に傾けることができる。
【0039】
図4は本発明に係る小型滑走艇の推力測定装置を示す側面図であり、艇首把持装置30で小型滑走艇11の艇首13を把持するとともに、横振れ防止手段75で艇尾14を保持することにより、小型滑走艇11を小型滑走艇の推力測定装置10にセットした状態を示す。
【0040】
すなわち、艇首把持装置30を構成するホールド部材65の嵌合部68に艇首13を嵌め込むことにより、艇首把持装置30で艇首13を把持し、横振れ防止手段75を構成する左右側のワイヤー81,84(図1に示す)及び後側ワイヤー87をそれぞれ水槽20の縁22,23,24(23は図1に示す)から艇尾14に渡すことにより、小型滑走艇11を小型滑走艇の推力測定装置10にセットすることができる。
【0041】
この小型滑走艇の推力測定装置10は、昇降シリンダ41を操作することにより、昇降部材35を4本のポスト31・・・に沿わせて昇降させ、昇降部材35と一体に中間部材47、ジョイント部51及びホールド部材65を昇降することができる。
よって、小型滑走艇11の艇首13をセットし易いように、ホールド部材65を所望のセット位置に位置決めすることができ、小型滑走艇11の艇首13をホールド部材65の嵌合部68に手間をかけないで簡単に嵌め込むことができる。
【0042】
ここで、艇首把持装置30にバランサー71を備え、バランサー71で前部ホールド手段45、推力計測センサ34、スライド部材43,43(図2に示す)及び昇降部材35の重量を相殺するように構成した理由について説明する。
すなわち、小型滑走艇11を推力測定装置10にセットするためには、艇首13をホールド部材65の嵌合部68に嵌め込んで把持し、この状態で小型滑走艇11を水槽20内の水面26に浮かべる。
【0043】
この際、小型滑走艇11の艇首13を水面26の上下移動に合わせて昇降させる必要がある。
そこで、前部ホールド手段45、推力計測センサ34、スライド部材43,43(図2に示す)及び昇降部材35の重量をバランサー71で相殺するようにした。
【0044】
よって、ホールド部材65の嵌合部68に艇首13を嵌め込んだ状態で小型滑走艇11を水槽20内の水面26に浮かべたときに、小型滑走艇11に働く浮力でホールド部材65を上下方向に円滑に移動することができる。
これにより、小型滑走艇11の艇首13を水面26の高さに合わせて自由に昇降することができる。
【0045】
また、横振れ防止手段75として左右側のワイヤー81,84(図1に示す)及び後側ワイヤー87を採用することで、横振れ防止手段75で小型滑走艇11の艇尾14を保持した状態で、小型滑走艇11を水槽20内の水面26に浮かべた際に、艇尾14を水面26の上下移動に追従させて上下方向に移動させることができる。
【0046】
これにより、小型滑走艇11を推力測定装置10にセットした状態で、小型滑走艇11を水槽20内の水面26に浮かべたときに、艇首把持装置30や横振れ防止手段75で小型滑走艇11の上下移動を拘束することがないので、小型滑走艇11を通常の姿勢に保つことができる。
【0047】
さらに、小型滑走艇11は通常の滑走の際に艇首13が上昇する姿勢を保つが、推力測定装置10によれば小型滑走艇11を通常の滑走の姿勢に保つことも可能である。
よって、小型滑走艇11を通常の滑走と同じ姿勢に保ちながら、小型滑走艇11の推力を測定することができるので、小型滑走艇11の推力を精度よく測定することができる。
【0048】
次に、小型滑走艇の推力測定装置10の作用を図5〜図7に基づいて説明する。
図5(a),(b)は本発明に係る小型滑走艇の推力測定装置の第1作用説明図である。
(a)において、艇首把持装置30の昇降シリンダ41を操作することにより、ホールド部材65を昇降させて所望のセット位置に配置した後、ホールド部材65の嵌合部68に小型滑走艇11の艇首13を嵌め込む。
【0049】
艇首13が嵌め込み易い位置にホールド部材65をセットすることができるので、小型滑走艇11の艇首13をホールド部材65の嵌合部68に手間をかけないで簡単に嵌め込むことができる。
次に、横振れ防止手段75で艇尾14を保持することにより、小型滑走艇11を推力測定装置10にセットする作業を完了する。
【0050】
小型滑走艇11を推力測定装置10にセットした後、小型滑走艇11に操縦者97が乗って、小型滑走艇11のジェットポンプ(図示しない)を駆動することにより、小型滑走艇11の艇底から水を吸い込み、吸い込んだ水を操舵ノズル17から後方に矢印▲1▼の如く噴射する。この水の噴射で小型滑走艇11に推力が発生する。
【0051】
ここで、艇首把持装置30の前部ホールド手段45、推力計測センサ34、スライド部材43,43(図2に示す)及び昇降部材35の重量をバランサー71で相殺することができる。
よって、ホールド部材65の嵌合部68に小型滑走艇11の艇首13を嵌め込んで把持した際に、水面26の上下移動に追従させて艇首13を矢印▲2▼の如く昇降させることができる。
【0052】
加えて、横振れ防止手段75として左右側のワイヤー81,84(図1に示す)及び後側ワイヤー87を採用することで、横振れ防止手段75で小型滑走艇11の艇尾14を保持した際に、水面26の上下移動に追従させて艇尾14を矢印▲3▼の如く昇降させることができる。
このように、ホールド部材65や横振れ防止手段75で小型滑走艇11の上下移動を拘束することを防ぐことができるので、水面26上の小型滑走艇11の姿勢を通常の滑走状態に保つことができる。
【0053】
(b)において、小型滑走艇11の艇首13をホールド部材65で把持した状態で、小型滑走艇11に推力が発生するので、艇尾14が左右に横振れしようとする。
しかし、左側ワイヤー81の一方のフック82をリング76にかけるとともに他方のフック82を左側固定リング77にかけ、右側ワイヤー84の一方のフック85をリング76にかけるとともに他方のフック85を右側固定リング78にかけることで、小型滑走艇11の艇尾14の横振れを防止することができる。
【0054】
これにより、小型滑走艇11に発生した推力を、ホールド部材5に直交させて矢印Fの如く作用するように、小型滑走艇11の姿勢を保つことができる。
ホールド部材65に作用した推力は、ジョイント部51((a)に示す)、中間部材47を介して一対のスライダ部材43,43(図2も参照)に伝わる。
【0055】
よって、一対のホールド部材43,43が昇降部材35(図2に示す)に対して後方にスライド移動することにより、中間部材43の上端部で推力計測センサ34の前端34aを押圧する。
これにより、推力計測センサ34に押圧力がかかり、この押圧力に基づいて小型滑走艇11の推力を測ることができる。計測した小型滑走艇11の推力値は表示部95(図1も参照)に表示される。
【0056】
図6(a),(b)は本発明に係る小型滑走艇の推力測定装置の第2作用説明図である。
(a)において、小型滑走艇11の操舵ハンドル15の左右のグリップ16,16を操縦者97が握った状態で、操舵ハンドル15を左側(すなわち、反時計回り方向)に操作する。
【0057】
これにより、艇尾14に備えた操舵ノズル17が左方向にスイング移動し、小型滑走艇11の左側後方に操舵ノズル17から矢印▲4▼の如く水を噴射する。
この状態で、小型滑走艇11を左側に傾斜させることにより、小型滑走艇11を左旋回の滑走姿勢に保つことができる。
よって、この状態の小型滑走艇11の推力を測ることにより、小型滑走艇11が左旋回した際の推力を確認することができる。
【0058】
(b)において、操舵ハンドル15の左右のグリップ16,16を操縦者97が握った状態で、操舵ハンドル15を右側(すなわち、時計回り方向)に操作する。これにより、艇尾14に備えた操舵ノズル17が右方向にスイング移動し、小型滑走艇11の右側後方に操舵ノズル17から矢印▲5▼の如く水を噴射する。
【0059】
この状態で、小型滑走艇11を右側に傾斜させることにより、小型滑走艇11を右旋回の滑走姿勢に保つことができる。
よって、この状態の小型滑走艇11の推力を測ることにより、小型滑走艇11が右旋回した際の推力を確認することができる。
【0060】
図7は本発明に係る小型滑走艇の推力測定装置の第3作用説明図である。
通常、小型滑走艇11は滑走速度を増すことにより、艇首13が上向きの姿勢を保ちながら滑走する。
そこで、艇首把持装置30の前部ホールド手段45、推力計測センサ34、スライド部材43,43(図2も参照)及び昇降部材35の重量をバランサー71で相殺するとともに、横振れ防止手段75として左右側のワイヤー81,84(図5参照)及び後側ワイヤー87を採用することで、小型滑走艇11の艇首13を上向きの姿勢に保つことを可能にした。
【0061】
すなわち、艇首把持装置30の前部ホールド手段45、推力計測センサ34、スライド部材43,43及び昇降部材35の重量をバランサー71で相殺することで、小型滑走艇11の滑走速度を上げた際に、通常の滑走状態と同様に艇首13を上昇させることができる。
【0062】
一方、横振れ防止手段75として左右側のワイヤー81,84(図5に示す)及び後側ワイヤー87を採用することで、小型滑走艇11の滑走速度を上げた際に、通常の滑走状態と同様に艇尾14を下降させることができる。
よって、小型滑走艇11の滑走速度を上げた際に、小型滑走艇11の姿勢を通常の滑走状態と同様に保つことができる。これにより、この状態で小型滑走艇の推力を測ることにより、小型滑走艇の滑走状態の推力を確認することができる。
【0063】
なお、前記実施形態では、小型滑走艇の推力測定装置10を使用して小型滑走艇11の推力を測定する例について説明したが、小型滑走艇の推力測定装置10は小型滑走艇11に限らないで、その他の艇体の推力測定に使用することも可能である。
【0064】
【発明の効果】
本発明は上記構成により次の効果を発揮する。
請求項1は、小型滑走艇の艇首を艇首把持装置で把持するとともに、小型滑走艇の艇体に横振れ防止手段を渡し、この状態で小型滑走艇を駆動することで、艇首把持装置に組み込んだ推力計測センサで小型滑走艇の推力を測定することができる。
【0065】
推力計測センサで小型滑走艇の推力を測定することができるので、従来技術のように複数のストレンゲージを貼り付ける必要がなく、推力測定完了後に複数のストレンゲージを除去する必要もない。
これにより、小型滑走艇の推力を手間をかけないで、簡単に測定することができる。
【0066】
また、推力計測センサで小型滑走艇の推力を測ることができるので、小型滑走艇の推進装置を、小型滑走艇に組み込んだ状態で推進装置の推力を測定することができる。
このように、小型滑走艇に組み込んだ状態で推進装置の推力を測定することができるので、推進装置の推力をより一層好適に測定することができる。
【0067】
請求項2は、艇首把持装置の構成を、ポストに昇降部材を昇降自在に設けるとともに、昇降部材に推力計測センサ及びスライド部材を取り付け、このスライド部材に前部ホールド手段を設け、これら前部ホールド手段、推力計測センサ、スライド部材及び昇降部材の重量をバランサーで相殺することで、フローティング機構とした。
【0068】
このように、フローティング機構を採用することで、例えば水面の上昇に伴い小型滑走艇が上昇しようするする場合に、小型滑走艇の艇首を拘束している前部ホールド手段を小型滑走艇の上昇力で上昇させることができる。
また、フローティング機構を採用することで、例えば水面の下降に伴い小型滑走艇が下降しようするする場合に、小型滑走艇の艇首を拘束している前部ホールド手段を小型滑走艇の下降力で下降させることができる。
よって、小型滑走艇を、通常の滑走姿勢に保つことが可能になり、小型滑走艇の推力を精度よく測定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る小型滑走艇の推力測定装置を示す斜視図
【図2】本発明に係る小型滑走艇の推力測定装置を示す分解斜視図
【図3】本発明に係る推力測定装置の要部を示す断面図
【図4】本発明に係る小型滑走艇の推力測定装置を示す側面図
【図5】本発明に係る小型滑走艇の推力測定装置の第1作用説明図
【図6】本発明に係る小型滑走艇の推力測定装置の第2作用説明図
【図7】本発明に係る小型滑走艇の推力測定装置の第3作用説明図
【図8】従来の推力測定方法を示す説明図
【符号の説明】
10…小型滑走艇の推力測定装置、11…小型滑走艇、13…艇首、14…艇尾、20…水槽、21…水槽の前縁(水槽の縁)、22…水槽の左縁(水槽の縁)、23…水槽の右縁(水槽の縁)、24…水槽の後縁(水槽の縁)、26…水面、30…艇首把持装置、31…ポスト、34…推力計測センサ、34a…推力計測センサの前端、35…昇降部材、41…昇降シリンダ、43…スライド部材、45…前部ホールド手段、71…バランサー、75…横振れ防止手段。

Claims (2)

  1. 小型滑走艇を浮かべる水槽と、小型滑走艇の艇首を把持させるために前記水槽の縁に設けた艇首把持装置と、小型滑走艇の推力を測るために前記艇首把持装置に組み込んだ推力計測センサと、小型滑走艇の横振れを阻止するために水槽の縁から艇体に渡した横振れ防止手段と、からなる小型滑走艇の推力測定装置。
  2. 前記艇首把持装置は、前記水槽の縁に設けたポストと、このポストに昇降自在に設けるとともに、前記推力計測センサを設けた昇降部材と、この昇降部材を昇降する昇降シリンダと、前記昇降部材に前後方向にスライド自在に設けたスライド部材と、このスライド部材に取り付けるとともに前記推力計測センサの前端に当接させ、かつ前記小型滑走艇の船首を保持可能な前部ホールド手段と、この前部ホールド手段、推力計測センサ、スライド部材及び昇降部材の重量を相殺するバランサーとからなる請求項1記載の小型滑走艇の推力測定装置。
JP2002176888A 2002-06-18 2002-06-18 小型滑走艇の推力測定装置 Expired - Fee Related JP3676321B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002176888A JP3676321B2 (ja) 2002-06-18 2002-06-18 小型滑走艇の推力測定装置
US10/462,438 US6691635B2 (en) 2002-06-18 2003-06-16 Thrust measurement system for small planing watercrafts

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002176888A JP3676321B2 (ja) 2002-06-18 2002-06-18 小型滑走艇の推力測定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004020420A true JP2004020420A (ja) 2004-01-22
JP3676321B2 JP3676321B2 (ja) 2005-07-27

Family

ID=29728128

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002176888A Expired - Fee Related JP3676321B2 (ja) 2002-06-18 2002-06-18 小型滑走艇の推力測定装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6691635B2 (ja)
JP (1) JP3676321B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101934853A (zh) * 2010-09-30 2011-01-05 大连理工大学 船用水下测量定位补偿装置
CN103991509B (zh) * 2014-04-30 2016-10-05 浙江海洋学院 一种检测装置

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7302902B2 (en) * 2006-02-08 2007-12-04 Robert Stillman Inflatable mooring station
US8381584B1 (en) * 2011-07-25 2013-02-26 M Ship Co., Llc Model hull testing method, platform, and system
US8375782B1 (en) * 2011-07-25 2013-02-19 M Ship Co., Llc Model hull testing method, platform, and system
CN102435374B (zh) * 2011-12-22 2013-08-07 中国北车集团大连机车研究所有限公司 机车定置滚动试验台牵引力计台
CN103837321B (zh) * 2013-11-18 2016-01-13 中国特种飞行器研究所 一种水面飞行器实机稳定性试验方法
KR101627587B1 (ko) * 2016-04-19 2016-06-07 국방과학연구소 군용 이동형 수중추력 측정장치 및 그 작동방법
EP3379222B1 (en) 2017-03-22 2020-12-30 Methode Electronics Malta Ltd. Magnetoelastic based sensor assembly
US11491832B2 (en) 2018-02-27 2022-11-08 Methode Electronics, Inc. Towing systems and methods using magnetic field sensing
US11221262B2 (en) 2018-02-27 2022-01-11 Methode Electronics, Inc. Towing systems and methods using magnetic field sensing
DE18907724T1 (de) 2018-02-27 2021-03-25 Methode Electronics, Inc. Schleppsysteme und Verfahren mit Verwendung von Magnetfeldmessung
US11135882B2 (en) 2018-02-27 2021-10-05 Methode Electronics, Inc. Towing systems and methods using magnetic field sensing
US11084342B2 (en) 2018-02-27 2021-08-10 Methode Electronics, Inc. Towing systems and methods using magnetic field sensing
US11014417B2 (en) 2018-02-27 2021-05-25 Methode Electronics, Inc. Towing systems and methods using magnetic field sensing
CN109131728B (zh) * 2018-08-16 2024-04-19 蓝孝晶 一种基于碳纤维支架结构及船只
CN109752130A (zh) * 2019-02-19 2019-05-14 上海交通大学 一种用于拆平台试验中的推力测量装置
CN110696991B (zh) * 2019-10-14 2021-05-11 江苏科技大学 一种海洋结构物强迫运动水池实验装置

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2552424A (en) * 1949-04-08 1951-05-08 Willard W Gorman Boat mooring arrangement
US2907294A (en) * 1958-01-09 1959-10-06 Herbert E Lawler Boat support
US3109304A (en) * 1959-12-14 1963-11-05 Louis A Hunziker Outboard motor test and service stand
US3081731A (en) * 1960-09-27 1963-03-19 Mcevoy William Thomas Mooring device
US3240056A (en) * 1963-06-14 1966-03-15 Gator Trailers Corp Motor test tank
US3487426A (en) * 1968-05-23 1969-12-30 Warnowwerft Warnemuende Veb Device for testing engine condition of vessels
US3969931A (en) * 1975-03-31 1976-07-20 Lanning Charles T Power tester for outboard drive assemblies
JPS594339B2 (ja) 1980-03-18 1984-01-28 株式会社リコー ロ−ル紙支持装置
US4782696A (en) * 1987-03-06 1988-11-08 The United States Of America As Represented By The United States Department Of Energy Measuring axial pump thrust
US4864956A (en) * 1988-05-18 1989-09-12 Onstwedder Jr John Yieldable mooring line for a boat
US6000356A (en) * 1998-05-11 1999-12-14 Vanassche; Martin Watercraft mooring apparatus
US6418794B1 (en) * 1999-10-04 2002-07-16 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy Propulsion thrust test system
AU2761801A (en) * 2000-01-07 2001-07-24 Fmc Corporation Mooring systems with active force reacting systems and passive damping
US6357378B1 (en) * 2000-02-12 2002-03-19 Richard J. Hile Watercraft mooring system
US6502457B1 (en) * 2000-02-18 2003-01-07 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy Countermeasure hovering test fixture

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101934853A (zh) * 2010-09-30 2011-01-05 大连理工大学 船用水下测量定位补偿装置
CN103991509B (zh) * 2014-04-30 2016-10-05 浙江海洋学院 一种检测装置

Also Published As

Publication number Publication date
US6691635B2 (en) 2004-02-17
JP3676321B2 (ja) 2005-07-27
US20030230226A1 (en) 2003-12-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2004020420A (ja) 小型滑走艇の推力測定装置
US8286574B2 (en) Lowerable platform with float for a watercraft
JP6562941B2 (ja) 船舶用ドッキング制御
WO2013174886A1 (en) Vessel gangway system
AU2012249186A1 (en) Catamaran with dinghy under foredeck and anchoring and mooring system
US5655850A (en) Floating dock and boat lift
US7112007B2 (en) Cradle for item transportation and storage, especially watercraft storage
CN216834188U (zh) 一种无人船停泊装置
US20230150618A1 (en) Pontoon or hull adjustment system
EP3583023B1 (en) Design and integration of the lifting stern platform for boats with outboard enignes
JP2846015B2 (ja) 半潜水式・双胴型浮体付き船舶
CN114485872A (zh) 一种气垫船称量装置及称量计算方法
AU2020414399A1 (en) Device for recovering a vessel at sea
JPH0732378Y2 (ja) 船 台
JPS623037B2 (ja)
JPH0747278Y2 (ja) 本体上下装置をそなえた水中自走式作業機
JP2915786B2 (ja) 杭格納式杭打船
JPS5848959Y2 (ja) 船舶の自動調芯式上架装置
AU2009227909A1 (en) Lifts for watercraft
JP2531745Y2 (ja) 舟艇揚降設備
JP3008678U (ja) 俯仰フレーム装置
JPH09125354A (ja) 水上作業装置、及び水上杭圧入施工方法
JPH06312687A (ja) 接岸船舶の固定装置
JPH07156875A (ja) 小型船舶
JP2022014089A (ja) 移乗支援装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041012

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041015

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041207

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050106

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050202

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20050314

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050426

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050427

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080513

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090513

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090513

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100513

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110513

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees