JP2001041685A - 空調装置 - Google Patents

空調装置

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JP2001041685A
JP2001041685A JP11219872A JP21987299A JP2001041685A JP 2001041685 A JP2001041685 A JP 2001041685A JP 11219872 A JP11219872 A JP 11219872A JP 21987299 A JP21987299 A JP 21987299A JP 2001041685 A JP2001041685 A JP 2001041685A
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JP
Japan
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heat exchanger
air conditioner
cleaning chemical
outer frame
cleaning
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Pending
Application number
JP11219872A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Hakata
堅司 博多
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Mitsubishi Electric Building Solutions Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱交換器に生じる汚れを手軽に洗浄すると共
に空調装置周りに汚れが付くのを防止する。 【解決手段】 外枠上部パネル40に洗浄用薬品の投入
口42を形成すると共に投入された洗浄用薬品を熱交換
器22に導く導入部材50を取り付ける。洗浄用薬品が
投入口42に長手方向に略均一になるように投入する
と、洗浄用薬品は、導入部材50により自然流下で熱交
換器22に導かれる。このとき、導入部材50の流出口
54は受け口52に比して開口面積が小さく形成されて
いるから、洗浄用薬品は、更に均一に熱交換器22に導
かれる。熱交換器22に到達した洗浄用薬品は、熱交換
器22のフィン24に付着している汚れなどを浮き上が
らせ、汚れと共に自然流下により受皿30に滴下し、ド
レン32から排出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空調装置に関し、
詳しくは、フィン付きの熱交換器を用いて空調を行なう
空調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、空調装置が備えるフィン付きの熱
交換器の洗浄は、熱交換器を覆っているカバーを取り外
し、空調装置の周囲が汚れるのを防止するために汚れ防
止カバーを取り付けた後に、熱交換器のフィンに洗浄用
薬品を吹き付けるなどして行なっていた。この洗浄につ
いて空調装置として壁掛け用エアコンの室内機を例とし
て説明する。
【0003】図2は、一般的な壁掛け用エアコンの室内
機120の構成の概略を分解して示す分解斜視図であ
る。壁掛け用エアコンの室内機120は、図示するよう
に、熱交換効率を向上させるためのフィン124が取り
付けられた熱交換器122と、風の流れを作るファン1
26と、風が熱交換器122からファン126へ流れる
ようガイドするファンカバー128と、熱交換器122
で生じる露を受けドレン132から排水する受皿130
と、熱交換器122の前面に配置され風を取り入れるた
めに網状に形成された外枠前部パネル134と、熱交換
器122の側部に配置された外枠横部パネル136と、
熱交換器122の上部を覆う外枠上部パネル140とを
備える。こうした壁掛け用エアコンの室内機120の熱
交換器122を洗浄するときには、外枠前部パネル13
4や外枠横部パネル136,外枠上部パネル140の各
パネルを取り外し、熱交換器122を露出させ、汚れや
洗浄用薬品などが周囲に付かないようにカバーを施した
後に、洗浄用薬品を吹き付けて洗浄を行なう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、こうし
た従来例の空調装置では、洗浄に手間と時間を要すると
いう問題があった。即ち、上述の壁掛け用エアコンの室
内機120の例では、外枠前部パネル134や外枠横部
パネル136,外枠上部パネル140を取り外し、汚れ
や洗浄用薬品などが周囲に付かないようにカバーを施す
必要があり、手軽に洗浄ができない。また、汚れ防止カ
バーを施すものの、このカバーを越えて汚れが飛散する
場合もある。さらに、汚れ防止カバーの施しが完全に行
なわれない場合には、生じた隙間などに汚れが付く場合
もある。
【0005】本発明の空調装置は、熱交換器に生じる汚
れを手軽に洗浄できることを目的の一つとする。また、
本発明の空調装置は、熱交換器の洗浄の際に空調装置周
りに汚れが付くのを防止することを目的の一つとする。
【0006】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】本
発明の空調装置は、上述の目的の少なくとも一部を達成
するために以下の手段を採った。
【0007】本発明の空調装置は、フィン付きの熱交換
器を用いて空調を行なう空調装置であって、前記熱交換
器の鉛直上方に配置され、前記フィンの洗浄用薬品を投
入する投入口を有する上部カバーと、前記洗浄用薬品を
自然流下により前記投入口から前記フィンへ導く流下手
段とを備えることを要旨とする。
【0008】この本発明の空調装置では、熱交換器のフ
ィンの洗浄用薬品を上部カバーに設けられた投入口に投
入すると、流下手段が、投入された洗浄用薬品を自然流
下により投入口からフィンへ導く。したがって、上部カ
バーや他の部材を取り外すことなく、手軽に熱交換器の
洗浄を行なうことができる。しかも、汚れが周囲に飛散
することもないから、汚れ防止カバーを施す必要もな
い。
【0009】こうした本発明の空調装置において、前記
投入口を封鎖する投入口カバーを備えるものとすること
もできる。こうすれば、投入口からの汚れの侵入を防止
することができる。また、投入口からの風の侵入や流出
を防止することができる。
【0010】また、本発明の空調装置において、前記流
下手段は、前記投入口から前記洗浄用薬品を受ける受け
口と、前記洗浄薬品を前記フィンへ導出すると共に前記
フィンの長さと略同一で前記受け口より幅が狭い導出口
とを備えるものとすることもできる。こうすれば、投入
された洗浄用薬品を略均等にフィンに導入することがで
きる。この態様の本発明の空調装置において、前記導出
口は、前記受け口の開口面積より小さく形成されてなる
ものとすることもできる。こうすれば、より均一にフィ
ンに洗浄用薬品を導入することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を実施
例を用いて説明する。図1は、本発明の一実施例である
壁掛け用エアコンの室内機20の構成の概略を分解して
示す分解斜視図である。実施例の壁掛け用エアコンの室
内機20は、図示するように、熱交換効率を向上させる
ためのフィン24が取り付けられた熱交換器22と、風
の流れを作るファン26と、風が熱交換器22からファ
ン26へ流れるようガイドするファンカバー28と、熱
交換器22で生じる露を受けドレン32から排水する受
皿30と、熱交換器22の前面に配置され風を取り入れ
るために網状に形成された外枠前部パネル34と、熱交
換器22の側部に配置された外枠横部パネル36と、熱
交換器22の上部に配置され洗浄用薬品の投入口42が
形成された外枠上部パネル40と、外枠上部パネル40
の下部に配置され洗浄用薬品を熱交換器22に導入する
導入部材50とを備える。
【0012】外枠上部パネル40の投入口42は、略矩
形形状に形成されており、パッキン44と蓋46とによ
り封鎖されるようになっている。なお、蓋46には、取
り外し用の取っ手48が取り付けられている。
【0013】導入部材50は、外枠上部パネル40に形
成された投入口42より一回り大きな矩形形状の受け口
52と、熱交換器22に整合する位置に配置され受け口
52と長手方向は同じだが開口面積が小さな流出口54
とを備え、受け口52に投下された洗浄用薬品を自然流
下により熱交換器22に流出できるようになっている。
流出口54の開口面積を小さくすることにより、洗浄用
薬品が略均等に熱交換器22のフィン24に流下できる
ようになっている。
【0014】また、ファンカバー28には、導入部材5
0の流出口54に整合する貫通孔29が形成されてい
る。
【0015】次に、こうして構成された実施例の壁掛け
用エアコンの室内機20における熱交換器22の洗浄の
様子について説明する。熱交換器22の洗浄は、外枠上
部パネル40に形成された投入口42を封鎖する蓋46
を取り外し、投入口42に洗浄用薬品を長手方向に略均
一になるように投入することにより行なう。投入された
洗浄用薬品は、導入部材50の受け口52に受けられ、
導入部材50により自然流下で熱交換器22に導かれ
る。このとき導入部材50の流出口54は受け口52に
比して開口面積が小さく形成されているから、長手方向
に対して略均一になるよう投入された洗浄用薬品は、更
に均一に熱交換器22に導かれることになる。熱交換器
22に到達した洗浄用薬品は、熱交換器22のフィン2
4に付着している汚れなどを浮き上がらせ、汚れと共に
自然流下により受皿30に滴下する。そして、ドレン3
2から排出される。このとき、洗浄薬品は、受皿30や
ドレン32の洗浄も同時に行なう。なお、洗浄用薬品を
投入する際に取り外した蓋46は、洗浄用薬品の投入
後、再び外枠上部パネル40の投入口42を封鎖するよ
うに取り付けられる。
【0016】以上説明した実施例の壁掛け用エアコンの
室内機20によれば、外枠上部パネル40の投入口42
を封鎖する蓋46を取り外して洗浄用薬品を投下するだ
けで熱交換器22を洗浄することができる。したがっ
て、外枠前部パネル34や外枠横部パネル36、外枠上
部パネル40を取り外して洗浄用薬品を熱交換器22に
吹き付ける場合に比して極めて手軽に簡易に洗浄するこ
とができる。しかも、洗浄用薬品を吹き付けることがな
いから、周囲に汚れを飛散させることがない。この結
果、汚れ防止用のカバーを施す必要もない。また、熱交
換器22の洗浄と同時に受皿30やドレン32の洗浄を
も行なうことができる。
【0017】以上、本発明の実施の形態について実施例
を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限
定されるものではなく、例えば、壁掛け用でないエアコ
ンに適用する形態や空気清浄装置などの他のタイプの空
調装置に適用する形態など、本発明の要旨を逸脱しない
範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例である壁掛け用エアコンの
室内機20の構成の概略を分解して示す分解斜視図であ
る。
【図2】 従来例の壁掛け用エアコンの室内機120の
構成の概略を分解して示す分解斜視図である。
【符号の説明】
20,120 壁掛け用エアコンの室内機、22,12
2 熱交換器、24,124 フィン、26,126
ファン、28,128 ファンカバー、29貫通孔、3
0,130 受皿、32,132 ドレン、34,13
4 外枠前部パネル、36,136 外枠横部パネル、
40,140 外枠上部パネル、42投入口、44 パ
ッキン、46 蓋、48 取っ手、50 導入部材、5
2受け口、54 流出口。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィン付きの熱交換器を用いて空調を行
    なう空調装置であって、 前記熱交換器の鉛直上方に配置され、前記フィンの洗浄
    用薬品を投入する投入口を有する上部カバーと、 前記洗浄用薬品を自然流下により前記投入口から前記フ
    ィンへ導く流下手段とを備える空調装置。
  2. 【請求項2】 前記投入口を封鎖する投入口カバーを備
    える請求項1記載の空調装置。
  3. 【請求項3】 前記流下手段は、前記投入口から前記洗
    浄用薬品を受ける受け口と、前記洗浄薬品を前記フィン
    へ導出すると共に前記フィンの長さと略同一で前記受け
    口より幅が狭い導出口とを備える請求項1または2記載
    の空調装置。
  4. 【請求項4】 前記導出口は、前記受け口の開口面積よ
    り小さく形成されてなる請求項3記載の空調装置。
JP11219872A 1999-08-03 1999-08-03 空調装置 Pending JP2001041685A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005283066A (ja) * 2004-03-31 2005-10-13 Daikin Ind Ltd 調湿装置
US10378780B2 (en) 2017-01-24 2019-08-13 The Air Center LLC Apparatus and method for cleaning split system air conditioners
CN113124492A (zh) * 2019-12-31 2021-07-16 广东美的白色家电技术创新中心有限公司 空调室内机

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