JP2001041558A - 空気調和機の風向変更装置 - Google Patents
空気調和機の風向変更装置Info
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- JP2001041558A JP2001041558A JP11219854A JP21985499A JP2001041558A JP 2001041558 A JP2001041558 A JP 2001041558A JP 11219854 A JP11219854 A JP 11219854A JP 21985499 A JP21985499 A JP 21985499A JP 2001041558 A JP2001041558 A JP 2001041558A
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Abstract
上した簡素な構成の安価な空気調和機の風向変更装置を
提供すること。 【解決手段】 上下方向の吹出角度を変更する風向変更
羽根を3分割し、分離された左右の風向変更羽根12,
14を第1の連結軸24で連結するとともに、第1の駆
動源22により左右の風向変更羽根12,14を一体的
に駆動するようにした。また、左右の風向変更羽根1
2,14の間に設けられた中央の風向変更羽根16を第
2の連結軸34を介して第2の駆動源36により駆動
し、第1及び第2の連結軸24,34を同一直線状に配
置した。
Description
さらに詳しくは空気調和機の室内機に設けられた風向変
更装置に関する。
ら吹き出される風の向きを変更する風向変更装置が設け
られており、上下方向の風向を調整したい場合、通常1
枚の上下風向変更羽根の角度を変更することにより調整
していた。
左右方向に3分割された上下方向の風向調整板を有する
空気調和機が開示されており、互いに連結された左右の
風向調整板の吹出角度と、中央の風向調整板の吹出角度
をそれぞれ独立して制御するとともに、左右方向の吹出
角度を調整する偏向調整板をさらに制御することにより
居住空間の快適性を向上させている。
報第2844984号に記載の空気調和機にあっては、
連結風向板にて分割された左右の風向調整板を互いに連
結しているものの、一体化されているため、熱変形等不
具合が発生した場合、左右の風向調整板と連結風向板全
体を交換する必要がある等、補修作業が高価となる。ま
た、連結風向板は、左右及び中央の風向調整板の回動軸
の風下方向で、かつ、中央の風向調整板の内側に設けら
れ、風の抵抗を小さくするように流線形を呈している
が、やはり少なからず風の抵抗を受けるという問題があ
る。
題点に鑑みてなされたものであり、風の抵抗を極力低減
するとともに見栄えの向上した簡素な構成の安価な空気
調和機の風向変更装置を提供することを目的としてい
る。
に、本発明のうちで請求項1に記載の発明は、分離され
た左右の風向変更羽根と、該左右の風向変更羽根の間に
設けられた中央の風向変更羽根と、第1の連結軸を介し
て上記左右の風向変更羽根を一体的に駆動する第1の駆
動源と、第2の連結軸を介して上記中央の風向変更羽根
を駆動する第2の駆動源とを有し、上記第1及び第2の
連結軸を同一直線状に配置したことを特徴とする空気調
和機の風向変更装置である。
の風向変更羽根の一方に第1及び第2の連結部を設ける
とともに、他方の風向変更羽根に第3の連結部を設け、
上記第1の連結部を上記第1の駆動源に連結する一方、
上記第2の連結部を上記第1の連結軸の一端に連結し、
上記第1の連結軸の他端を上記第3の連結部に連結した
ことを特徴とする。
方の風向変更羽根に対向する上記中央の風向変更羽根の
端部に第4の連結部を設け、該第4の連結部を上記第2
の連結軸の一端に連結する一方、上記第2の連結軸の他
端を上記第2の駆動源に連結したことを特徴とする。
の連結軸が上記中央の風向変更羽根の一部を貫通すると
ともに、上記中央の風向変更羽根に上記第1の連結軸を
覆う連結軸カバーを一体的に形成し、かつ、上記第2の
連結軸が上記他方の風向変更羽根の一部を貫通するとと
もに、上記他方の風向変更羽根に上記第2の連結軸を覆
う連結軸カバーを一体的に形成したことを特徴とする。
及び第3の連結部の各端面に複数の凸部を形成し、該凸
部を上記中央の風向変更羽根の一部に点接触させたこと
を特徴とする。
の連結部の端面に複数の凸部を形成し、該凸部を上記他
方の風向変更羽根の一部に点接触させたことを特徴とす
る。
て、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明にか
かる空気調和機Cを示しており、居住空間の壁面に取り
付けられる台枠2と、台枠2に取り付けられる前面枠4
と、前面枠4に枢着された吸入グリル6とを備えてい
る。前面枠4の下部には、居住空間に温度調整した空気
を送り出す吹出口8が形成されており、吹出口8には、
この吹出口8の閉塞と、開放時には温度調整された空気
の吹出角度(風向)を変更する風向変更装置Aが設けら
れている。
装置Aは、上下方向の吹出角度を変更する風向変更羽根
10と、左右方向の吹出角度を変更する風向変更羽根
(図示せず)とを有し、これらの風向変更羽根は、前面
枠4に揺動自在に取り付けられている。風向変更羽根1
0は、3枚に分離されており、一体的に揺動するように
連結された左右の風向変更羽根12,14と、左右の風
向変更羽根12,14との間に設けられ、左右の風向変
更羽根12,14とは独立して揺動する中央の風向変更
羽根16とを備えている。
の両側には、両端の支持板17,17より横方向に突出
する円筒状連結部18,20が風向変更羽根12と一体
的に形成されている。左側の連結部18は、前面枠4に
固定された駆動源(例えば、モータ)22の駆動軸22
aに連結される一方、右側の連結部20は、連結軸24
の一端(左端)に連結されている。連結軸24は、中央
の風向変更羽根16と一体的に形成された複数の支持板
26,…,26を貫通し、その他端(右端)は、右側の風
向変更羽根14と一体的に形成され横方向に突出するク
ランク状の連結部28に連結されている。
に、連結軸24が連結される円筒状の連結端部28a
と、連結端部28aを風向変更羽根14の複数の支持板
30,…,30の一つ(左端の支持板)と一体的に連結す
るL字状レバー28bとを有しており、連結端部28a
と支持板30との間には、中央の風向変更羽根16の連
結部(後述)が収容されるスペースが設けられている。
は、その裏面より突出する連結部32が一体的に形成さ
れており、この連結部32と右端の支持板26との間に
は、右側の風向変更羽根14の連結部28の連結端部2
8aが収容されるスペースが設けられている。連結部3
2は連結軸34の一端(左端)に連結されており、連結
軸34は右側の風向変更羽根14の支持板30,…,30
を貫通するとともに、その他端(右端)は、前面枠4に
固定された駆動源(例えば、モータ)36の駆動軸36
aに連結されている。
細くて同一直線状に配置されていることから、通風抵抗
が小さく、見栄えも向上している。
ローラ(図示せず)に電気的に接続されており、コント
ローラの制御を受けて、同期してあるいは独立して回動
するが、その制御内容は本発明の主題ではないので、そ
の説明は省略する。
支持板30と、この支持板30に突設された連結部28
との間のスペースは、中央の風向変更羽根16に突設さ
れた連結部32の横方向の長さよりわずかに大きく設定
されており、同様に、中央の風向変更羽根16の右端の
支持板26と、風向変更羽根16の右端に突設された連
結部32との間のスペースは、右側の風向変更羽根14
の連結部28の横方向の長さよりわずかに大きく設定さ
れていることから、連結部28,32同士が干渉するこ
とはない。
16の支持板26,…,26を貫通しているが、支持板2
6,…,26の貫通部と貫通部との間には、図5に示され
るように、円筒の一部を切り欠いた形状の連結軸カバー
38が一体的に形成されており、連結軸24の殆どは、
この連結軸カバー38に覆われており、外部より見えな
い構造となっている。同様に、連結軸34は、右側の風
向変更羽根14の支持板30,…,30を貫通している
が、支持板30,…,30の貫通部と貫通部との間にも、
連結軸カバー38と同じ形状の連結軸カバー40が一体
的に形成されており、連結軸34の殆どは、この連結軸
カバー40に覆われている。
根16の左端の支持板26と対向する左側の風向変更羽
根12の連結部20の端面には、複数(例えば、4個)
の凸部20a,…,20aが所定の間隔で形成されてお
り、互いに対向する連結部20と支持板26とは面接触
することなく点接触することから、樹脂同士の摩擦音が
低減する。また、接触抵抗が小さいことから、トルクの
小さい駆動源22の使用が可能である。さらに、上記凸
部20a,…,20aと同様の凸部が、右側の風向変更羽
根14の連結部28及び中央の風向変更羽根16の連結
部32にも形成されている。
は、左右の風向変更羽根12,14をそれぞれ揺動自在
に支持する支持部材を示しており、46は、中央の風向
変更羽根16を揺動自在に支持する支持部材を示してい
る。支持部材42は、左側の風向変更羽根12と中央の
風向変更羽根16との分離部にほぼ位置しており、支持
部材44は、右側の風向変更羽根14と中央の風向変更
羽根16との分離部にほぼ位置している。また、支持部
材46は、中央の風向変更羽根16のほぼ中央に位置し
ている。
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。本
発明のうちで請求項1に記載の発明によれば、風向変更
羽根を三つに分離し、第1の駆動源により第1の連結軸
を介して左右の風向変更羽根を一体的に駆動する一方、
第2の駆動源により第2の連結軸を介して中央の風向変
更羽根を駆動し、第1及び第2の連結軸を同一直線状に
配置したので、見栄えがよいばかりでなく、風の抵抗を
極力低減することができる。また、風向変更装置の構成
が簡素で、安価に製作することができるとともに、風向
変更羽根の補修も単品で済ますことができ、安価とな
る。
右の風向変更羽根の一方に第1及び第2の連結部を設け
るとともに、他方の風向変更羽根に第3の連結部を設
け、第1の連結部を第1の駆動源に連結する一方、第2
の連結部を第1の連結軸の一端に連結し、第1の連結軸
の他端を第3の連結部に連結したので、構成が簡素で安
価な風向変更装置を提供することができ、また、各連結
部と連結軸の連結に際し、軸方向の角度調整で左右の風
向変更羽根と中央の風向変更羽根の角度調整が可能とな
り、吹出口の閉塞を確実にする。
他方の風向変更羽根に対向する中央の風向変更羽根の端
部に第4の連結部を設け、この第4の連結部を第2の連
結軸の一端に連結する一方、第2の連結軸の他端を第2
の駆動源に連結したので、左右の風向変更羽根と同期し
てあるいは独立して中央の風向変更羽根を揺動すること
が可能で、構成が簡素で安価な風向変更装置を提供する
ことができる。
央の風向変更羽根に第1の連結軸を覆う連結軸カバーを
一体的に形成するとともに、第2の連結軸が貫通する風
向変更羽根に第2の連結軸を覆う連結軸カバーを一体的
に形成したので、第1及び第2の連結軸が外部から殆ど
見えず、見栄えが向上する。
2及び第3の連結部の各端面に複数の凸部を形成し、こ
の凸部を中央の風向変更羽根の一部に点接触させたの
で、樹脂同士の摩擦音が低減するとともに、第1の駆動
源のトルクを小さくすることができる。
4の連結部の端面に複数の凸部を形成し、この凸部を対
向する風向変更羽根の一部に点接触させたので、樹脂同
士の摩擦音が低減するとともに、第1の駆動源のトルク
を小さくすることができる。
和機の斜視図である。
る。
軸の端部近傍の拡大斜視図である。
変更羽根の拡大縦断面図である。
変更羽根の端部の拡大斜視図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 分離された左右の風向変更羽根と、該左
右の風向変更羽根の間に設けられた中央の風向変更羽根
と、第1の連結軸を介して上記左右の風向変更羽根を一
体的に駆動する第1の駆動源と、第2の連結軸を介して
上記中央の風向変更羽根を駆動する第2の駆動源とを有
し、上記第1及び第2の連結軸を同一直線状に配置した
ことを特徴とする空気調和機の風向変更装置。 - 【請求項2】 上記左右の風向変更羽根の一方に第1及
び第2の連結部を設けるとともに、他方の風向変更羽根
に第3の連結部を設け、上記第1の連結部を上記第1の
駆動源に連結する一方、上記第2の連結部を上記第1の
連結軸の一端に連結し、上記第1の連結軸の他端を上記
第3の連結部に連結した請求項1に記載の空気調和機の
風向変更装置。 - 【請求項3】 上記他方の風向変更羽根に対向する上記
中央の風向変更羽根の端部に第4の連結部を設け、該第
4の連結部を上記第2の連結軸の一端に連結する一方、
上記第2の連結軸の他端を上記第2の駆動源に連結した
請求項2に記載の空気調和機の風向変更装置。 - 【請求項4】 上記第1の連結軸が上記中央の風向変更
羽根の一部を貫通するとともに、上記中央の風向変更羽
根に上記第1の連結軸を覆う連結軸カバーを一体的に形
成し、かつ、上記第2の連結軸が上記他方の風向変更羽
根の一部を貫通するとともに、上記他方の風向変更羽根
に上記第2の連結軸を覆う連結軸カバーを一体的に形成
した請求項2あるいは3に記載の空気調和機の風向変更
装置。 - 【請求項5】 上記第2及び第3の連結部の各端面に複
数の凸部を形成し、該凸部を上記中央の風向変更羽根の
一部に点接触させた請求項2に記載の空気調和機の風向
変更装置。 - 【請求項6】 上記第4の連結部の端面に複数の凸部を
形成し、該凸部を上記他方の風向変更羽根の一部に点接
触させた請求項3に記載の空気調和機の風向変更装置。
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---|---|---|---|
JP21985499A JP3746404B2 (ja) | 1999-08-03 | 1999-08-03 | 空気調和機の風向変更装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP21985499A JP3746404B2 (ja) | 1999-08-03 | 1999-08-03 | 空気調和機の風向変更装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2001041558A true JP2001041558A (ja) | 2001-02-16 |
JP3746404B2 JP3746404B2 (ja) | 2006-02-15 |
Family
ID=16742108
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP21985499A Expired - Fee Related JP3746404B2 (ja) | 1999-08-03 | 1999-08-03 | 空気調和機の風向変更装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3746404B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105371464A (zh) * | 2014-09-01 | 2016-03-02 | 日立空调·家用电器株式会社 | 空调机 |
-
1999
- 1999-08-03 JP JP21985499A patent/JP3746404B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2016050724A (ja) * | 2014-09-01 | 2016-04-11 | 日立アプライアンス株式会社 | 空気調和機 |
CN105371464B (zh) * | 2014-09-01 | 2019-03-01 | 日立江森自控空调有限公司 | 空调机 |
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