JP2583945Y2 - モーター駆動ダンパー - Google Patents

モーター駆動ダンパー

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JP2583945Y2
JP2583945Y2 JP2720693U JP2720693U JP2583945Y2 JP 2583945 Y2 JP2583945 Y2 JP 2583945Y2 JP 2720693 U JP2720693 U JP 2720693U JP 2720693 U JP2720693 U JP 2720693U JP 2583945 Y2 JP2583945 Y2 JP 2583945Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、室内に外気を導入する
通路に配置されるダンパーであって、特にはモーターの
力によって自動的に開閉操作されるモーター駆動ダンパ
ーに関する。モーター駆動ダンパーは室内への吸気通路
又は排気通路に配置され、センサー等により電気的に自
動制御され、又、換気扇スイッチ等と連動して自動制御
され、高層住宅や、事務所、一般住居に設置される。近
年、居住室は密閉度が高く室内の空気を一定の量だけ排
気するとともに、室外の大気を導入して室内の換気をす
る必要が高くなっている。
【0002】
【従来の技術】従来のモーター駆動ダンパーを図4、図
5、図6により説明する。1は室内への吸気通路を形成
する円筒状のボアーで、該ボアー内には2枚の半月状の
羽10が軸11を中心に90度回動する、いわゆるチャ
ッキ弁2が内装されている。ボアー1は、室の壁面に固
定される本体12に固着され、該本体12には壁への取
付ボルト用穴13が4ケ所穿設されている。又、本体1
2にはカバー14が取り付けられ、該カバー14には吸
気用のみぞ(図示せず)があけられており、吸入する空
気が自由に通過できる様に構成されている。尚、矢印A
は室内への空気の吸気流れ方向を示す。本体12には、
モーターアクチェーター3が装着され、該モーターアク
チェーター3の内部には、減速ギヤー15と減速ギヤー
に軸支されたアームリンク16と、アームリンクの先端
に回動自在に装着されたローラー17が配置され、モー
ターの回動力によってこれらのギヤーアームリンク手段
が駆動され、チャッキ弁を開閉操作するモーター駆動ダ
ンパーが構成されている。尚、羽10の動作を検出する
マイクロスイッチはモーターアクチェーターに装着され
ておらず、又、ボアーを通過する空気温度を検出するサ
ーモスイッチも装着されていない。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来のモーター駆動ダ
ンパーにおいては、モーターアクチェーター3がボアー
1の吸気通路の内部に配置され、ボアーの吸気通路面積
を極端に減少させ、吸入効率が悪いという欠点があっ
た。このため、ダンパーを設置しても室内に十分な大気
を吸入出来ず、室内の換気が十分出来なかった。更に、
モーターアクチェーター3を本体12に装着する場合、
モーターアクチェーターをボアー1の内部に深く挿入配
置しているため、図6のH寸法すなわちモーター駆動ダ
ンパーの厚さが厚くなり、大型なので設置スペースが厚
くなるという欠点があった。又、羽10の開閉状態を検
出するマイクロスイッチは、モーターアクチェーターに
配置されておらず、ダンパーの開閉状態を電気的に確認
することが出来なかった。又、火災発生時には大気と室
内との通気路を自動的に遮断閉止する必要があり、ボア
ー内に通過する大気温度を検出するサーモスイッチは、
モーターアクチェーターに配置されておらず、大気温度
上昇時のダンパー自動閉止が出来なかった。
【0004】本考案はかかる従来の欠点に鑑み成された
もので、その目的とするところは、吸入効率が高く、小
型で設置スペースが少なく、大気温度上昇時に自動的に
モーター電源を遮断でき、メンテナンスの容易で小組生
産が可能なモーター駆動ダンパーを提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、ボアー内にチ
ャッキ弁を配置し、モーターによってギヤーアームリン
ク手段を駆動し、チャッキ弁を開閉制御するモーター駆
動ダンパーにおいて、モーターアクチェーター3とギヤ
ーアームリンク手段4とを分割してコアープレート5に
て相互に接続するとともに、モーターアクチェーター3
をボアー1の吸気通路の外に配置し、コアープレート5
の空洞部分をボアー1の吸気通路の内に配置し、モータ
ーアクチェーター3の出力軸とギヤーアームリンク手段
4とをシャフト6にて連結するとともに、前記コアープ
レート5にサーモスイッチ55を配置し、該サーモスイ
ッチ55を前記モーターアクチェーター3の電源線に直
列に接続したことを特徴としている。
【0006】
【作用】モーターアクチェーター3をボアー1の吸気通
路の外に配置したので、ボアー1へ流入する吸気はモー
ターアクチェーター3に阻止されず、コアープレート5
の空洞部分を通過する。又、モーターアクチェーター3
とギヤーアームリンク手段4とは分割して本体に装着さ
れ、分割化されたことによってそれぞれの大きさが小型
化され、相互にシャフト6によってモーターアクチェー
ターの駆動力がギヤーアームリンク手段に伝達される。
コアープレート5に配置されたサーモスイッチ55は、
モーターアクチェーター3の電源線に直列に接続したの
で、火災等の大気温度上昇時にはモーターへの通電が自
動的に遮断される。
【0007】
【実施例】本考案の一実施例を図1、図2、図3にて説
明する。1は、室内への吸気通路を形成する円筒状のボ
アーで、該ボアー内部には、2枚の半月状の羽10が軸
11を中心に90度回動する、いわゆるチャッキ弁2が
内装されている。ボアー1は、室の壁面に固定される本
体12に固着され、該本体12には壁への取付ボルト用
穴13が4ケ所穿設されている。又、本体12にはカバ
ー14が取り付けられ、該カバーには吸気用のみぞ(図
示せず)があけられており、吸入する空気が自由に通過
できる様に構成されている。尚、矢印Aは室内空気の吸
気流れ方向を示す。本体12にはモーターアクチェータ
ー3が装着され、該モーターアクチェーターは、モータ
ー30と減速ギヤー手段31とが結合され構成される。
モーターアクチェーター3の下部には、板材を四角形状
に折り曲げ成型されたコアープレート5が接続される。
コアープレートの側面は図2より明らかな様に中心部を
四角穴形状に抜き取られており、矢印C方向の大気の流
れ効率も良好にしてある。コアープレート5の下部には
ギヤーアームリンク手段4が接続される。ギヤーアーム
リンク手段は、レフトギヤー32およびこれと噛み合う
ライトギヤー33が内装される。そしてレフトギヤーに
はレフトアーム34が固着され、レフトアームの先端に
はレフトローラー35が回動自在に装着される。又、ラ
イトギヤー33にはライトアーム36が固着され、先端
にはライトローラー37が回動自在に装着される。前記
モーターアクチェーターの減速手段31の出力軸38と
ギヤー33とはシャフト6にて連結され、モーターの駆
動力を伝達する。シャフト6にはカム50がねじ51に
て固着され、カム50の突起部52に対応してマイクロ
スイッチ53が配置される。マイクロスイッチはコアー
プレート5にねじ54にて固着される。55はサーモス
イッチでコアープレート5にねじ56にて固着されてい
る。尚、56はギヤーのカバーである。サーモスイッチ
55は、バイメタルにて接点を開閉するもので、温度上
昇を検出して動作するものである。
【0008】実施例の作用を説明すると、モーター30
に通電しモーターの回動力は減速ギヤー手段31によっ
て増力され、出力軸38に伝達される。出力軸38が回
動すると同時にシャフト6が回動し、ギヤー33が回動
する。同時に、噛み合うギヤー32も回動する。図3は
チャッキ弁2が開状態を示しており、ギヤーの回動にと
もないアーム34は時計方向に回動しチャッキ弁の左側
の羽10が軸11を中心に90度時計方向へ回動し、弁
開する。又、アーム36は反時計方向に回り、ローラー
37によって右側の羽10は軸11を中心に反時計方向
に回動し、弁開する。モーター電源が遮断された弁閉動
作はチャッキ弁の軸11に装着されたばね(図示せず)
によって2枚の羽10が押圧され90度回動して弁閉す
るものである。マイクロスイッチ53は、シャフト6の
動きによって直接作動するので、羽10の位置に応じ
て、電気信号を検出できる。例えば、弁開状態でランプ
点灯用に使用したり、弁閉状態にブザー音を発声させる
ことも可能である。尚、サーモスイッチ55は火災等を
検知して接点が切れるので、モーターへの電源線に接続
しておけば、火災時には必ずモーターが停電し、ダンパ
ーが閉止できるものである。マイクロスイッチ53およ
びサーモスイッチ55は、いずれもコアープレート5の
内側に装着されて、運搬時に外力で損傷せず、又、リー
ド線類も外力を受けず、コンパクト小型なるモーターア
クチェーターを形成する。又、電気系のメンテナンスに
当ってもコアープレートを中核とする本考案のモーター
駆動ダンパー用操作アクチェーターをセットで交換すれ
ば良く、メンテナンスが容易であり、生産に当っても小
組立が可能となって、生産効率が向上し、産業上の利用
価値が高い。更に、図1、図2から明らかな様に、ボア
ー1の開口面積の内部にコアープレート5の空洞部分を
配置したので、吸気流れはこの空洞部分を通過して吸入
効率が大幅に向上した。又、モーターアクチェーター3
とコアープレート5とギヤーアームリンク手段4とをそ
れぞれ軸方向に上、下に配置したので、ボアー1の内部
へのモーターアクチェーターを装入することなく、従来
のものと比較してH寸法が短くなり、ダンパーとしてう
すく小型化が実現出来た。
【0009】
【考案の効果】以上、詳述したように本考案はボアーの
吸気通路面積を確保して吸入効率が良く、且つダンパー
の厚さがうすく小型のモーター駆動ダンパーを提供出来
た。更に、コアープレート5に配置されたサーモスイッ
チ55によって、大気温度上昇時には自動的にモーター
への通電が遮断出来、メンテナンス、小組立生産が容易
で小型な電気的自動制御の可能なモーター駆動ダンパー
を提供できたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のモーター駆動ダンパーの一実施例を示
す正面図。
【図2】図1の側面図。
【図3】図1の上面図。
【図4】従来のモーター駆動ダンパーの正面図。
【図5】図4の側面図。
【図6】図4の上面図。
【符号の説明】
1 ボアー 2 チャッキ弁 3 モーターアクチェーター 4 ギヤーアームリンク手段 5 コアープレート 6 シャフト 55 サーモスイッチ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボアー内にチャッキ弁を配置し、モータ
    ーによってギヤーアームリンク手段を駆動し、チャッキ
    弁を開閉制御するモーター駆動ダンパーにおいて、モー
    ターアクチェーター3とギヤーアームリンク手段4とを
    分割してコアープレート5にて相互に接続するととも
    に、モーターアクチェーター3をボアー1の吸気通路の
    外に配置し、コアープレート5の空洞部分をボアー1の
    吸気通路の内に配置し、モーターアクチェーター3の出
    力軸とギヤーアームリンク手段4とをシャフト6にて連
    結し、前記コアープレート5にサーモスイッチ55を配
    置し、該サーモスイッチ55を前記モーターアクチェー
    ター3の電源線に直列に接続したことを特徴とするモー
    ター駆動ダンパー。
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