JP2001041143A - 液圧モータのシリンダ容積を選択するセレクタ装置 - Google Patents

液圧モータのシリンダ容積を選択するセレクタ装置

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JP2001041143A JP2000165930A JP2000165930A JP2001041143A JP 2001041143 A JP2001041143 A JP 2001041143A JP 2000165930 A JP2000165930 A JP 2000165930A JP 2000165930 A JP2000165930 A JP 2000165930A JP 2001041143 A JP2001041143 A JP 2001041143A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シリンダ容積を切り替えるとき振動を防止す
る液圧モータシリンダ容積セレクタを提供すること。 【解決手段】 少なくとも2つの作動シリンダ容積を有
し、少なくとも2つのメインダクト(124,126)
を有する液圧モータのシリンダ容積セレクタ。セレクタ
は、3つのポート(110A、110B、110C)を
有し、これらのポートは、モータの分配ダクトによっ
て、モータのメインダクトとシリンダとの間の選択的な
連通を確立するように作用する。セレクタが第1の安定
位置と第2の安定位置との間を通過するとき、少なくと
も1つの移動方向において、所定時間が経過する間、3
つのポート全体が連通し、セレクタの第1のポートと第
2のポートとの間、第2のポートと第3のポートとの間
の少なくとも1つの通路の断面が制限される中間段階が
存在する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、少なくとも二つの
作動シリンダ容積部を備えた液圧モータのシリンダ容積
を選択するセレクタ装置であって、前記モータは流体送
りダクト及び流体排出ダクトをそれぞれ構成する少なく
とも2つのメインダクトを有し、前記セレクタ装置は、
前記モータのメインダクトと前記モータのシリンダとの
間の選択的な連通を確立するのに適した、モータの分配
ダクトを介して少なくとも3つの連通ポートが開放さ
れ、第3の連通ポートは、モータのメインダクトの一方
に接続され、前記セレクタ装置は、セレクタ手段を有
し、このセレクタ手段は、スライドの第1の安定位置に
おいて、前記第2のポートと第3のポートを前記第1の
連通ポートから離す間、前記第2のポートと前記第3の
ポートとの間の通路を介して前記第2の連通ポートを第
3の連通ポートに連通させ、前記スライドの第2の安定
位置において、前記第1及び第2のポートを前記第3の
連通ポートから隔離する間、通路を介して第2の連通ポ
ートを第1の連通ポートに連通させ、前記セレクタは、
前記安定位置の間のスライドの移動中、第1のポートと
第2のポートとの間の通路及び第2のポート及び第3の
ポートとの間の通路の双方が同時に開放する一時的な状
況が存在するように構成されているセレクタ装置に関す
る。
【0002】本発明は、例えば、2つのメインダクト、
すなわち、送りダクト及び放出ダクトの2つのメインダ
クトを有する液圧モータに適用される。
【0003】
【従来の技術】これらは、特許FR250157号及び特許FR26
85263号に示されている。これらのモータにおいて、各
々が送りまたは排出ダクトとして作用する第1及び第2
の基本ダクトを備えた2つの基本モータと同様に作動す
る。2つの基本モータにおいて、第1の基本ダクトが配
分され、モータ全体の第1のメインダクトを形成し、第
2の基本ダクトが分離され、全体のモータの第2及び第
3のメインダクトを形成する。
【0004】本発明のセレクタ装置は、2つのアクティ
ブ作動シリンダ性能を備えたモータに取付けられる。ま
た本発明は、3つの明確なノンゼロシリンダ容積及び例
えば、特許FR2611816号に説明されたタイプの2つのシ
リンダ性能のセレクタスライドを備えたモータのような
複数の円筒形容積スライドを備えた液圧モータに応用す
ることが可能である。
【0005】例えば、モータは、3つのグループの分配
ダクトを有し、第1のグループの分配ダクトは、第1の
メインダクトに永久的に連結され、第3のグループの分
配ダクトは第2のメインダクトに永久的に接続される。
セレクタ装置の穴に開放された連通ポートは、3つのグ
ループの分配ダクトの各々に永久的に接続されている。
したがって、スライドの第1のステーブル位置におい
て、第2及び第3のグループの分配ダクトは互いに接続
され、前記ダクトの第1のグループは、他のダクトから
隔離されている。第2の安定位置において、それは互い
に接続された第1及び第2のグループの分配ダクトであ
り、第3のグループの分配ダクトは、そこから分離され
ている。
【0006】例えば、シリンダ容積セレクタ装置を備え
た液圧モータの動作の好ましい方向において(モータに
よって駆動される車の前進方向)、第1のグループの分
配ダクトが接続される第1のメインダクトは流体排出ダ
クトであり、第3のグループの分配ダクトを接続する第
2のメインダクトは、流体送りダクトである。したがっ
て、大きなシリンダ容積において、第1のグループの分
配ダクトは、液体放出用として作用し、第3のグループ
の分配ダクト及び第2のグループの分配ダクトは流体送
りダクトとして作用する。
【0007】同じ方向の動作において、小さいシリンダ
容積において、第3のグループの分配ダクトのみが流体
を送るために使用され、第2のグループの分配ダクト
は、第3のグループのダクトに接続され、したがって、
第2のグループのダクトが高圧流体で送られず、駆動ト
ルクを分配するために寄与しない。したがって、分配ダ
クトに対応するシリンダ容積の断面は、非作動である。
【0008】モータの動作の他の方向において及び小さ
いシリンダ容積において、第3のグループの分配ダクト
のみが排出ダクトに接続され、第1及び第2のグループ
の分配ダクトが送りダクトに接続される。したがって、
例えば、ピストンを備えた液圧モータにおいて、第2の
グループのダクト及び第1のグループのダクトに連続し
て接続されたピストンは、それらの延長位置で2つの連
続した接続断面の間に残る傾向があり、それらは、駆動
トルクを提供するためにはもはや寄与しない。それにも
かかわらず、これらのピストンは、駆動トルクへのある
量の抵抗を生じる。
【0009】セレクタは2つの安定位置の間で変化する
とき、第1及び第2のポートの間、及び第2と第3との
間の通路が一時的に開放する一時的な状況は、セレクタ
スライドの移動中モータがジャムすることを防止するよ
うに作用する。この一時的な位置において、分配ダクト
全体は、互いに及びモータのフライホイ−ルに連通す
る。
【0010】ポンプからメイン送りダクトに送る一定の
流速において、また大きなシリンダ容積位置において、
モータは、比較的小さい速度で大きなトルクを有し、小
さいシリンダ容積において、生じるトルクは小さく速度
は速い。
【0011】
【発明が解決ようとする課題】モータの好ましい動作方
法において、セレクタスライドが小さいシリンダ容積の
第2の安定位置から大きなシリンダ容積の第1の安定位
置に向かって移動するとき、ポンプによって分配される
流体流が第3のグループの分配ダクトのみを送る状態
と、第2と第3のグループの双方の分配ダクトを送る状
態との間での移行がある。その結果、メイン送りダクト
の流体圧は低下し、メインポンプによって分配される流
体に加えて、ブースタポンプから流体が分配されること
によってキャビテーション減少を防止する値で維持され
る。流体のこのブースタ分配は、モータによって駆動さ
れる負荷の慣性の効果でモータ速度が迅速に連続すると
いう事実に関連する。
【0012】その瞬間において、メイン排出ダクトによ
って排出される流体流は、前に排出されている流体流よ
り突然大きくなる。なぜならば、それはメインポンプに
よって分配される流体流だけではなく、ブースタポンプ
によって分配される流体流にも接続されるからである。
したがって、排出ダクトの圧力は、突然増大し、モータ
によって駆動される負荷は突然停止される。このブレー
キは、激しい振動を発生する。
【0013】車を始動するためにモータが使用されると
き、及び車が特別の装置を有しないとき、車のドライバ
は、小さいシリンダ容積から大きなシリンダ容積に変化
を生じ、同時に送り回路が閉鎖回路を構成しながら、メ
インポンプに流体流の瞬間的な増大を生じることによっ
てのみこの振動を防止することができる。
【0014】また、この振動効果を避けるためにポンプ
及びモータ速度によって分配される圧力のサーボ制御に
依存する精巧な装置が存在する。このような装置は、高
価であるという欠点を有する。
【0015】その結果、セレクタスライドが大きなシリ
ンダ容積の第1の安定位置から小さいシリンダ容積の第
2の安定位置に移動するとき、まったく突然の加速効果
が生じる。関連する振動は最初における場合よりも小さ
いが、小さいシリンダ容積に変化するとき、駆動トルク
が減少し、車のドライバによって故障が予知できる。
【0016】また、本発明は、2つの明確な作動シリン
ダ容積を有し、4つのグレープの分配ダクトを有するモ
ータに適用できる。大きなシリンダ容積の場合、メイン
送りダクト及びメイン排出ダクトと連通するようにグル
ープが一緒に接続される。小さいシリンダ容積におい
て、1つのグループが送りダクトに接続され、作動シリ
ンダ容積に対応する2つのグループは、ブースタダクト
のような補助ダクトと連通することによって互いに接続
される。
【0017】また、この場合において、1つのシリンダ
容積から他のシリンダ容積への突然の変化は、承認する
ことができる振動を生じ、危険である。
【0018】また、モータは、多数のシリンダ容積、例
えば、3つの明確なシリンダ容積、すなわち、大、中、
小のシリンダ容積を有する。また、この場合、1つのシ
リンダ容積から他のシリンダ容積に変化するとき、突然
の振動をさけることが望ましい。
【0019】本発明は、1つのシリンダ容積から他のシ
リンダ容積に変化するとき振動効果を低減する簡単な装
置を提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】この目的は、本発明のシ
リンダ容積セレクタ装置が、第1のポートと第2のポー
トの間の通路と、第2の通路と第3の通路との間の通路
によって構成された少なくとも一方の通路の一部の断面
が制限される間、中間の段階において時間を濾紙する一
時的な状態を維持するために第1の安定通路と第3の安
定位置との間でスライドの少なくとも一方の移動方向で
有効な手段を有する。
【0021】中間段階の間、第1のポートと第2のポー
トとの間、第2のポートと第3のポートとの間の通路の
断面は、異なることが好ましい。
【0022】中間段階を維持する時間の経過は、中間の
段階を維持することによってメインダクトの流体流を防
止することを保証するのに十分なように駆動されるよう
に、モータの特徴及び目的の特徴の関数として決定され
る。それにもかかわらず、維持される一次的な状態が短
い回路状態には対応しない。なぜならば、第1のポート
と第2のポートの間と、第2のポートと第3のポートと
の間の通路の少なくとも一方の通路の断面の制限断面の
存在によって、分配ダクトは、互いに自由に連通しない
からである。
【0023】例えば、小さいシリンダ容積から大きいシ
リンダ容積への変化の間に一時的な状況を維持するため
に選択することが可能である。モータの場合、シリンダ
容積が変化するとき、約10kmの速度で5トンの車の
一方を駆動し、1500N.m及び3000N.mであ
る小さい及び大きいシリンダ容積でトルクを有すると
き、一次的な状況を維持する間の時間の経過は、0.2
秒から0.5秒または1秒である。同じことは、シリン
ダ容積が変化し、それぞれ20000N.m及び400
00N.mである小さいシリンダ容積及び大きなシリン
ダ容積においてトルクを有するとき、約3km/hの速度
で24トンの車(モータ毎に12トン)の移動部材の一
方を駆動するモータにおいても応用できる。一時的な状
況を維持するために、スライドの移動はゆっくりされる
か、移動されるか、必要な時間が経過する間、停止され
る。
【0024】例えば、3つの連通ポートの各々に永久的
に接続された3つの分配グループを有するモータの場
合、及びスライドの第1及び第2の安定断面は、大きな
シリンダ容積及び小さいシリンダ容積位置である場合、
小さいシリンダ容積から大きなシリンダ容積に変化する
間、中間段階を維持するために選択することができ、中
間段階において、第1のポートと第2のポートとの間の
通路は制限断面を形成し、第2のポートと第3のポート
との間の通路は、ほぼ自由であり、少なくとも小さい制
限断面を形成し、すなわち、他の通路を通過する場合よ
りも大きな流体流が流れることができるようにする。
【0025】この場合において、第3のグループの分配
ダクトが流体送りダクトに接続される好ましい方向でモ
ータが作動することを考慮する場合、第2及び第3のポ
ートを連通は、送るべきシリンダの容積を増大させ、圧
力が送りダクトで低下する傾向があり、この低下は、ブ
ースティングによって保証される。同時に、第1のポー
トと第2のポートの間に確立された断面的な通信は、圧
力を排出ダクトに増大することができる程度を制限す
る。制限断面は、ヘッドのロスを生じる。これは、この
排出ダクトの背圧の現出を制御することが可能であり、
その結果、モーターのブレーキを制御することを可能に
する。
【0026】中間段階において、スライドの移動がゆっ
くりと低下するので、第1のポートと第2のポートとの
間に確立された制限された連通は、前記モータのブレー
キ効果によって消費されるモータによって駆動される負
荷または車の運動エネルギーに必要な時間連続する。
【0027】モータが反対方向で作動するとき、分配ダ
クトの第1のグループと第3のグループは、それぞれ流
体送り及び流体排出断面に接続される。そこで、小さい
シリンダ容積から大きなシリンダ容積の変化は、排出断
面に接続されるべき分派羽ダクトの第2のグループ及び
第3のグループのダクト全体が排出されるようにし、メ
インの排出ダクトの流速が増大する。この流速は、ポン
プに入る流速より速いので、それは圧力解放弁を介して
逃げなければならない。この方法で発生した圧力は、モ
ータに圧力をかける。
【0028】スライドの中間位置において、追加される
流れの一部は、第2のグループの分配ダクトから第1の
グループの分配ダクトまで、上述したような動作の好ま
しい方向で生じるものと比較可能である。
【0029】第1のポートと第2のポートが中間位置で
連通する制限断面は、モータの両方向の動作に同様の影
響を与える。
【0030】上述した例におけるように、例えば、小さ
いシリンダ容積から大きなシリンダ容積までの変化の
間、スライドの移動の一方向のみの振動を制限するよう
に本発明を実施するために選択することが可能である。
【0031】また、上述したような中間段階が前記方向
の双方に存在するように双方向への振動を制限するよう
に選択することが可能である。以下に説明するように、
中間の段階の間、第1のポートと第2のポートとの間の
通路との少なくとも1つの通路の断面を小さいものとし
て選択することが可能であり、他の通路の断面は、ほぼ
自由な流体流を通過することができる。
【0032】総合の通路の断面を制限するか、調整する
ように異なるように選択することができる。
【0033】したがって、第1の変形例において、中間
段階の間、第1のポートと第2のポートとの間及び第2
のポートと第3のポートとの間の一方の断面が制限さ
れ、前記他方の通路の流体流はほぼ自由である。
【0034】第2の変形例において、中間段階の間、第
1のポートと第2のポートとの間及び第2のポートと第
3のポートとの間の通路の各々の断面が制限される。
【0035】本発明の装置は、中間段階を含む方向にス
ライドの移動を制御する手段を有し、前記手段は、その
最初の位置から前記中間段階の始めに対応する位置にス
ライドの迅速な最初の移動ステップと、前記中間段階の
間にブレーキ移動ステップとを有する。
【0036】これらの方向によって、1つのシリンダ容
積から他方のシリンダ容積に変化するために必要な時間
全体はあまり増大しない。なぜならば、スライドの移動
は中間段階の間のみゆっくりとするからであり、他方の
移動ステップは、迅速に実行されるからである。
【0037】例えば、中間段階の間、スライドの移動速
度は、速い迅速な移動ステップの間その移動速度の1/
3に最も等しい。
【0038】例えば、速度の低下は、中間段階の間2つ
の極端な位置の間のスライドの移動の間全体の2/3以
上である。
【0039】また、制御手段は、中間段階の後にスライ
ドの迅速な第2の移動ステップを実施することができ
る。
【0040】スライドの移動を制御する制御手段は、例
えば、純粋に液圧機構であるか、純粋な電気的な手段で
ある。それらは、液圧手段及び電気手段の双方を組み合
わせることであってもよい。それらが存在するとき、電
気手段は、サーボ機構を有するものであってもよい。
【0041】中間段階において製造された断面は、前記
中間段階の期間の最も少ない断面の間ほぼ一定である
(かまたは少なくともそれは非常にゆっくり変化す
る)。
【0042】この段階の間、それに接続されたダクトの
圧力が突然変化しないように関連する通路の断面に突然
の変化はない。
【0043】スライド移動走行及び/又は移動期間のい
ずれかで測定された中間段階の期間の大断面の間、前記
断面がほぼ一定のまま残るように使用することができ
る。例えば、中間段階の全期間の半分以上、及び好まし
くは前記期間の2/3以上の時間経過の間ほぼ一定であ
る。
【0044】また、その形状(連続的にカバーされない
かカバーされるいくつかの制限穴の選択及び次第に変化
する断面を有する)を使用することによって前記通路の
断面を変化させることが可能である。
【0045】中間段階の間制限断面を有する第1のポー
トと第2のポートとの間及び第2のポートと第3のポー
トとの間の通路の一方は、第1の断面と第2の断面を有
する。第1の断面は、流体が自由に流れることができる
ようにし、中間段階を有する移動の前にスライドの最初
の断面で開放し、中間断面で閉鎖され、第2の断面は、
中間段階中、制限通路の開放を形成する制限断面を備え
た。
【0046】関連する通路の第1の断面は、接続されて
いる分配ダクトの間で自由に連通する比較的大きな断面
を提供する。前記第1の断面が閉鎖しているときのみ他
の通路が開放する事実によって分配ダクトの間の自由な
連通を有することが可能になり、モータはセレクタスラ
イドの移動中にフライホイールを回転しないない。短絡
を防止する制限断面は、前記関連する前記通路の第2の
断面によって実施され、この断面は、他の通路が開放し
ている間でも中間段階の間開放されたままである。
【0047】好ましい実施の形態において、スライドの
移動を制御する制御手段は、スライドの一端の穴に形成
された第1の制御室と、スライドの前記端部のの前記キ
ャビティに形成され、前記キャビティに配置された制御
ピストンによって第1の室から分離された第2の制御室
とを有し、前記第1の制御室は、制御ピストンが極端な
位置ある端部において、迅速な最初の移動ステップの間
スライド及び制御ピストンによって構成される組立体を
移動するようにするために第1のパイロット手段に接続
するために適当であり、前記第2の制御手段は、おそい
第2の移動ステップで制御ピストンに対してスライドを
変化させることができるように第2のパイロット手段に
接続するのに適している。
【0048】これらの構成によってスライド制御手段を
実施するために簡単でコンパクトな方法を提供する。
【0049】スライドの移動を制御する制御手段は、他
の方向へのスライドの移動を制御するように作用する第
3の制御室を有する。
【0050】他の有利な実施の形態において、スライド
の移動を制御する制御手段は、パイロットダクトに接続
された制御室と、スライドを生じる少なくとも第1の流
れ方向にパイロットダクトで自由に流れる所定量の流体
を第1の中間段階を含む第1の方向に移動させることが
できるように構成される手段と、第1の制限部を介して
のみ前記第1の流れ方向にパイロットダクトに流れを追
加することができる手段と、を有する。
【0051】第1の制限部と同様に流体の容積を測定す
る手段は、シリンダ容積セレクタ装置の穴の外側、また
はモータの外側に配置されている。
【0052】有利なことに、パイロットダクトは測定室
を有し、測定室には、測定室と制御室との間に延びるパ
イロットダクトのセグメントで前記ピストンの工程に対
応する所定の流体が流れることができるように第1の位
置と第2の位置との間にパイロット流体の作用で適当に
作動する測定ピストンが配置され、測定ピストンが第2
のパイロット位置をとるとき、少なくとも第1制限部を
介してのみ第1の流れ方向に追加の量の流体が前記セグ
メントに流れる。
【0053】測定ピストンは、パイロット流体の上述し
た容積を測定する簡単な装置を構成する。
【0054】本発明及びその利点は、例として説明され
たつぎの詳細な説明を読むときにさらに明らかになりよ
く理解されよう。
【0055】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面を参照して詳細に説明する。図1は、ネジ3によって
一緒に組み立てられた3つの部品2A、2B及び2Cの
固定されたケースを有する液圧モータを示す図である。
このケースの部品2Cは、ネジによって固定される半径
方向のプレート2Dによって軸線方向に閉鎖される。
【0056】モータは、シリンダブロック6を有し、こ
のブロック6は、カム4に対して回転軸10の周りで回
転するように取り付けられ、圧力流体を供給するために
適した複数の半径方向のシリンダ12を有し、その中で
半径方向のピストン14がスライドするように受けられ
る。
【0057】シリンダブロック6は、縦溝7を介してそ
れとともに回転する軸5を回転させる。ケースのカバー
2Dから離れた軸の端部は出口フランジ9を有する。
【0058】また、モータは、軸10の周りでケースと
ともに回転するとき制限される内側流体分配器16を有
する。分配器16及びケースの断面2Cの軸線方向の内
面は、分配溝と、第1の溝18と、第2の溝19と、第
3の溝20とが設けられている。分配器16の分配ダク
トは、このダクトは、ダクト21と同様、溝18に接続
されている第1のグループのダクトとして、溝19に接
続されている第2のグループのダクト(図示せず)とし
て、ダクト22と同様、溝20に接続されている第3の
グループのダクトとして考慮される。第1の溝18は、
第1のメインダクト24に永久的に接続され、第1のグ
ループの分配ダクト全体は、永久的に接続されている。
第3の溝20は、第2のメインダクト26に永久的に接
続され、第3のグループの分配ダクト全体は、それに永
久的に接続されている。
【0059】モータの回転の選択された方向に依存し
て、メインダクト24及び26は、流体送りダクトとし
て、及び流体排出ダクトとして、またはその逆のものと
して作用する。
【0060】従来の方法において、分配ダクトは、内側
流体分配機の分配面28で開放し、シリンダブロックの
連通面30に対して押される。各シリンダ12は、シリ
ンダダクト32を有し、このシリンダダクト32は、カ
ムに対するシリンダブロックが回転する間、シリンダダ
クトが種々のグループの分配ダクトと交互に連通するよ
うに開放する。
【0061】図1のモータのシリンダ容積セレクタ装置
は、穴40を有し、この穴はケースの断面に軸線方向に
延び、軸線方向に可動なセレクタスライド42が配置さ
れている。穴40は、3つの連通ポートを有する。すな
わち、溝18に永久的に接続された第1の連通ポート4
4と、溝19に永久的に接続された第2の連通ポート4
6と、溝20を介して第3のグループの分配ダクト22
に永久的に接続された第3の連通ポート48とを有す
る。
【0062】連通ポートは、穴40に形成されるととも
に各連結ダクト44′,46′及び48′を介して溝1
8,19及び20に接続された溝の形で実施される。ス
ライド42は、穴40の内側の2つの極端な位置の間で
可動である。それは溝44を隔離したまま外側の周縁に
形成された溝43を介して溝46及び48が連通する第
1の断面で示される。この状況において、第2及び第3
の分配ダクトは、メインダクト26例えば送りダクトに
接続され、第1のグループ18の分配ダクトがメインダ
クト24、例えば、排出ダクトに接続されている。
【0063】第1のグループ18の分配ダクトの数は、
第2のグループ及び第3のグループの分配ダクトの合計
に等しく、第1のグループの分配ダクトは、第2のグル
ープと第3のグループのダクトとの間に配置されてい
る。その結果、この状況におして、シリンダダクトは、
ジリンダブロックとカムとの間の相対回転の間に送り及
び排出の交互に接続されている。モータは、その最大限
の大きなシリンダ容積で作動する。
【0064】スライドは、矢印Fの方向に偏倚し、これ
らの溝を溝48から隔離しながら、溝44及び46を連
通させる他の位置を占める。その結果、この状況におい
て、第3のグループの分配ダクトは、メインダクト26
に接続されたままのダクトのみであり、第1のグループ
及び第2のグループの分配ダクトは、メインダクト24
にすべて接続されている。分配ダクト20に対応するカ
ムのローブは、アクティブである。なぜならば、シリン
ダブロックとカムとの間の相対回転の間これらのカムロ
ーブと整合するように通過するピストンが第3のグルー
プの分配ダクトと、第1のグループの分配ダクトに交互
に接続され、これらは、2つのメインダクトにそれら自
身が接続されている。しかしながら、第2のグループの
分配ダクトに対応するカムローブは、非活動的である。
なぜならば、これらのカムローブと整合して通過するピ
ストンシリンダは、第2のグループのダクトと、第1の
グループのダクトに接続されており、その双方は、同じ
メインダクトに接続されているからである。
【0065】図1は、従来のシリンダ容積セレクタ装置
を示し、シリンダがその第1の位置と、第2の最大位置
との間の中間位置にあるとき、溝43の形状によって3
つの連通ポート44,46及び48全体を瞬間的に互い
に連通させることが可能になる。この中間位置は、3つ
の連通ポート44,46及び48が互いに瞬間的に連通
する中間位置に対応し、この分配ダクト全体が相互に、
モータのフリーホイールに接続される。
【0066】図2は、本発明のセレクタ装置の概略図で
ある。図示するように、この回路は、簡単にされ、図面
を理解することができることが必要とする部品のみを有
し、ある追加的な部品、例えば、従来のある制御手段及
び安全手段は省略される。
【0067】この回路は、ブースタポンプ101と関連
するメインポンプ100を有する閉回路である。ポンプ
100によって送られるモータの2つの作動シリンダ
は、参照符号102及び103によって指定される。メ
インポンプの出口の一方は、第1のメインダクト124
に接続され、この第1のメインダクト124は、接続さ
れるモータの分配ダクトの第1のグループの分配ダクト
を有する。
【0068】モータの2つのシリンダ容積部の各々は、
基本的なモータと同様に作動し、それらの各々は、図2
に示すように正反対に表される。したがって、基本モー
タ102は、参照符号102A及び102Bによって指
定され、基本モータ103は、2つのメインオリフィス
103A及び103Bを有する。
【0069】オリフィス102A及びオリフィス103
Aは互いに及び上述したメインダクト124に永久的に
接続されており、この上述したメインダクトはそれ自身
ポンプ100の第1のオリフィス100Aに接続され
る。同様に、モータ102のオリフィス102Bは、ポ
ンプの第2のオリフィス100Bに接続された第2のメ
インダクト126に永久的に接続されている。
【0070】図2の回路は、第1のメインダクト124
に永久的に接続された第1のポート110Aと、モータ
103のオリフィスに永久的に接続された第2のポート
11Bと、モータ102のオリフィス102Bに永久的
に接続された第3のポート110Cとを有する。
【0071】図2のモータは、シリンダ容積セレクタ装
置の形状において図1のものとは異なる。基本モータ1
02及び103のオリフィス102A及び103Aに接
続されている図2のモータの分配ダクトは、図1に示す
モータの第1のグループの分配ダクトに対応するが、オ
リフィス102Bに接続された基本モータ102の分配
ダクトは第3のグループのダクトに対応し、オリフィス
103Bに接続された基本モータ103の分配ダクトは
第2のグループのダクトに対応する。図2のセレクタ1
10の3つのポート110A、110B及び110C
は、図1のセレクタの第1、第2、第3のポート44,
46及び48に対応する。
【0072】セレクタ110は、2つの安定した最大位
置と不安定な中間位置を有する。第1の安定位置110
Aにおいて、第2及び第3のポート110B及び110
Cは相互に接続され、ポート110Aは、第1及び第2
のポート110B及び110Cから隔離されている。こ
れは大きなシリンダ容積位置である。第2の安定位置1
1Bにおいて、第1及び第2のポート110A及び11
0Bは、相互接続されるか、ダクト124に接続され、
ポート110Cは、前記第1のポートと第2のポートか
ら隔離され、このポートは、小さいシリンダ容積に対応
する。図2は不安定な中間位置110Cのセレクタを示
し、この位置では、ポート110B及び110Cは、自
由な方法で互いに連通し、制限部を介して第1のポート
11Aと連通する。
【0073】図2の回路は閉回路であり、小さいシリン
ダ容積から大きなシリンダ容積に変化することに関して
排出ダクトの圧力の増大があるとき、ブレーキエネルギ
ーの一部をポンプに伝達することが可能である。
【0074】図2に示すモータは、モータからの排出機
構が流速を制御するために制御装置を含む場合には、同
じ作動条件を備えた開回路(図示せず)を介して送るこ
とができる。
【0075】図3Aは、従来のセレクタに応用され小さ
いシリンダ容積位置から大きなシリンダ容積位置にセレ
クタの移動中第1の連通ポートと第2の連通ポートの間
の流れ断面がどのようなものか、また第2の連通ポート
と第3の連通ポートとの間の流れ断面がどのように変化
するかを示している。
【0076】セレクタが位置0にあるとき、第1のポー
トと第2のポートの間の流れ断面は最大限であり、第2
のポートと第3のポートおの間の流れ断面はゼロであ
る。
【0077】大きなシリンダア容積位置Xに向かったス
ライドの移動中、第1のポートと第2のポートとの間の
流れ断面は、スライドが位置P1に到達するまで連続的
に減少し、その位置を越えて、曲線C12は、わずかに
曲がり、第1のポートと第2のポートの間の流れ断面が
セレクタが流れ断面がゼロになるまで減少し続ける。
【0078】同時に、第2のポートと第3のポートの間
の流れ断面が増大する。点P2から曲線23がさらに急
に上昇する。点P1及びP2の間、第1のポートと第2
のポートとの間、第2のポートと第3のポートとの間の
流れ断面は、同時にゼロではなく、3つの連通ポート全
体が相互に接続される。特別の警戒がとられるとき、モ
ータは、上述したようにフリーホイールである。
【0079】曲線C12及びC13は、交差点C1のそ
れらの点の周りでほぼ対称的である。例えば、第1のポ
ートと第2のポートとの間及び第2のポート及び第3の
ポートとの間の流れ断面の最大値Sは例えば、約200
mmである。移動Xは、図1のセレクタのスライド4
2において12mmの行程に対応する。
【0080】図3Bは、図3Aと類似した曲線を示す
が、本発明のセレクタ装置の場合、(第1のポートと第
2のポートとの間の通路の場合)中間の段階の間通路の
一方のみが制限される変形例の場合、他の通路の断面は
ほぼ自由である。したがって、曲線C′12及びC′2
3は、小さい円筒形容積位置11B(図3Bの位置0)
からその大きなシリンダ容積位置11A(位置A)まで
セレクタ移動の間、ポート110Aとポート110Bと
の間の流れ断面及びポート110Bとポート110Cと
の間の流れ断面がどのように変化するかをそれぞれ示し
たものである。
【0081】この移動中、ポート110Aとポート11
0Bとの間の流れ断面は、最大限の断面Sと制限断面S
Rとの間で最初変化し、この変化は、点0′までセレク
タの移動のほぼ直線的な関数である。その後、セレクタ
の連続的な移動中、ポート110Aとポート110Bと
の間の流れ断面は一定であり、その断面が点P′2で0
になるまで値SRに固定される。
【0082】セレクタの移動の第1の段階を通して、第
2のポートと第3のポート110B及び110Cとの間
の断面積はゼロであり、点P′0を越えて配置される点
P′1でのみ開放され、すなわち、ポート110Bとポ
ート110Cとの間の流れ断面積が値SRになったとき
のみ開放する。この点P′1からスタートし、ポート1
10Bとポート110Cとの間の流れ断面積は迅速に増
大し、移動の関数として増大がほぼ直線であり、あまり
急でない直線が続く。この方法において、ポート110
Aとポート110Bとの間の流れ断面積がゼロになる点
P′において、ポート110Bとポート110Cとの間
の流れ断面積が最大限の値Sにすでに到達する。
【0083】例えば、断面積Sは約200mmであ
り、断面積SRは約3mmにすぎない。位置P′1及
びP′2は、中間の段階の間セレクタスライドの中間位
置の第1及び第2の中間位置に対応する。上述したよう
に第1のポートと第2のポートとの間の流れ断面積は、
点P′2の直前をのぞいて第1の中間断面積と第2の中
間断面積との間でスライドの移動行程の主な断面積にわ
たってほぼ一定である(SR)。
【0084】図3Cは、本発明の他のセレクタ装置にお
ける図3Bと類似した変形例の曲線を示す。この変形例
では、第1のポートと第2のポートとの間の通路は、中
間段階の間双方が制限されるが、異なる値である。
【0085】曲線C″12とC″23は、第1のポート
と第2のポートとの間の通路の断面積がどのようになっ
ているか、及び第2のポートと第3のポートとの間の通
路の断面積がスライドの移動中にどのように変化するか
を示している。例えば、スライドの位置0は、小さいシ
リンダ容積に対応し、その位置Xは大きなシリンダ容積
に対応する。
【0086】位置0から位置Xへのスライドの移動中
に、第1のポートと第2のポートとの間の通路の断面積
は、それがスライドの位置P″0の断面積S″12に達
するまでまず迅速に変化する。スライドが位置P″0か
ら位置Xに向かって移動し続けるとき、断面はほとんど
変化せず、例えば、スライドの位置P″2でゼロになる
まで減少する前に位置P″0と位置P″3との間でほぼ
一定である。
【0087】同じ移動中に、第2のポートと第3のポー
トとの間の通路の断面積は、第1のポートと第2のポー
トとの間の通路の断面積が、位置0と位置P″0との間
でスライドの移動の行程の少なくとも1つの主な断面積
にわたって、比較的大きいままである。第2のポートと
第3のポートとの間の通路の断面は、位置P″0に隣接
するスライドの位置P″の場合開放し始める。
【0088】スライドがP″1を越えて移動するとき、
第2のポートと第3のポートとの間の通路の断面積は、
断面積S″23の値がスライドの位置P″4に到達する
まで増大する。第1のポートと第2のポートとの間の通
路の断面がゼロの場合、スライドの位置P″4からのみ
非常に増大する。すなわち、位置P″5は、P″2にわ
ずかに前後して隣接している。図示した例において、位
置P″4とP″5との間の通路の断面は、値S″23で
ほぼ一定のままである。
【0089】例えば、2つの通路の各々の最大限の断面
積S″は、約600mmであるが、断面S″23及び
S″12は、約50mmと15mmである。
【0090】その位置0と位置Xとの間のスライドの移
動中、中間段階は位置P″0とP″5との間に維持され
る。スライドの移動を制御する制御手段が一方向または
双方向において位置P″0とP″5との間でそれをゆっ
くり移動するかどうかに依存して一方向でまたは双方向
で干渉する。
【0091】中間段階は、通路の制限断面積が各値S″
12とS″23でほぼ一定になる範囲を含む。
【0092】S″12とS″23は、小さいシリンダ容
積から大きなシリンダ容積に、または大きなシリンダ容
積から小さいシリンダ容積のいずれかの変化において、
種々の動作段階における断面積を通る流速に適用され
る。これらの条件で発生するヘッドロスは、ドライブの
安全及び乗り心地のために調整される減速または加速に
対応する。例えば、図示した例において、所定の車の速
度において、小さいシリンダ容積から大きなシリンダ容
積への変化中の断面積S″12の流体流速は、同じ速度
での大きなシリンダ容積から小さいシリンダ容積に断面
積S″23を通過する流速以下である。
【0093】図4Aないし図4Cは、穴40が図1のセ
レクタ装置の穴とほぼ同一であり、スライド142がス
ライド42と異なる本発明の変形例のシリンダ容積セレ
クタ装置を示す。図4Aは、適当な位置、例えば、小さ
いシリンダ容積位置のスライドを示し、第1の連通ポー
ト44と第2の連通ポート46とがポート48がそこか
ら隔離されている間相互に接続されていることが分か
る。その逆に、図4Cは、他の安定位置、例えば、大き
なシリンダ容積位置に対応するスライド142の位置を
示す。
【0094】図4Aにおいて、スライドの溝143は、
2つの溝44及び46に整列するが、図4Cの位置にお
いて、同じ溝143は、2つの溝46及び48と整列す
る。図4A及び図4Cの状況において、溝143及び穴
40の壁によって構成されるセレクタ手段によって実行
される相互連結は、ほぼ妨げられず、構造的に自由度が
大きい。図4Aにおいて、第1の連通ポートと第2の連
通ポートは、通路P12を介して互いに自由に連通し、
図4Cにおいて、第2のポート及び第3のポートは、通
路P23を介して自由に連通する。
【0095】第1の連通ポート44の側方に配置された
溝143の端部143Aは球形である。この端部は、ス
ライド142の円筒形壁の環状リム143Bの下に形成
されており、このリムは、制限部を形成するために貫通
する小さい直径の穴143Cを有する。
【0096】スライド142が図4に示すような位置か
ら図4Cに示すような位置に矢印Gに示すように移動す
るとき、矢印断面積P12は、減少し、図3Bの曲線
C′12によって示すようにゼロになる。流れ断面積P
23はゼロではなく、曲線C′23によって示すように
増加する。
【0097】図4Bは、図3Bの位置PIに対応する中
間位置を示し、ここで通路P23は、開放し比較的低い
ヘッドロスで比較的高速で溝46と48との間を流体が
流れることができるようにするが、通路P12は、通路
P12は制限部143Cまで減少する。これらの制限部
は、ポート44とポート46&48との間のヘッドのロ
スまで上昇し、これは上述したように高速の小さい円筒
形容積からその低速の大きな円筒形容積まで変化すると
きモータを静かに制動することを可能にする。
【0098】図4Aを参照すると、第1のポートと第2
のポートとの間の通路P12は、第1の断面積P′12
を有し、この断面積は、この図面では溝143のリム1
43Bの端部とそれと軸線方向に整合するように配置さ
れた溝44の面との間に形成される。また、通路P12
は、リム143Bを通る穴143Cによって構成され、
その制限部を形成する第2の断面積を有する。図4Aに
示すスライドの第2の断面積において、第1の断面積
P′12は、ポート44と46との間で自由連通を可能
にする。スライドが第1の位置に向かって移動すると
き、第1の位置P′12は、通路P23が第2のポート
と第3のポートとの間で開放する前に閉鎖する。一旦そ
れが起こると、穴143Cのみが第1のポートと第2の
ポートとの間の制限された連通を可能にし、これは中間
段階の間で生じる。
【0099】溝143の他端部が穴に類似するが異なる
断面の制限部を含む場合には、スライドの移動中の条件
は図3Cのようである。
【0100】図4Aないし図4Cにおいて、スライド1
42の移動を制御する手段は、概略的に示されている。
これらの手段は、スライドの一端に形成され、図4Aに
示すような第2の位置にスライドを配置するようにダク
ト152を介してばね154等によって作用する反力に
対して流体が送られ第2の位置にスライドを配置するた
めに制御室150を有する。室150がダクト152に
よって空にされたとき、ばね154は、図4Cに示すよ
うな第1の位置に弾性的にスライドを戻す。
【0101】制御室150の圧力を変化することによっ
てセレクタスライドを移動する速度を変化することがで
きる。
【0102】図5Aないし図5Cを参照して、スライド
を二段階にスライドさせることができる変形例を説明す
る。
【0103】これらの図面のシリンダ容積セレクタのス
ライド242は、穴40に配置されこれらの穴40は、
第1、第2及び第3の連通ポートを構成する溝44,4
6,48を有する。スライド242の円筒形壁は溝24
3を有し、この溝243は、図5Aに示す小さい円筒形
容積位置において第1のポート44と第2のポート46
との間でほぼ自由な連通を提供する。また、溝243
は、図5Cに示す円筒形容積位置において、第2及び第
3のP−ト46及び48を連通させる。通路P12及び
P23は、図5A及び図5Cでそれぞれ開放する。
【0104】またスライド242は、図5Bに示すよう
な中間位置にあるとき第1と第2とのポートとの間で制
限された流れが可能になる制限部を有する。これらの制
限部は、溝44に隣接する溝243の端部に形成され
る。したがって、長手方向の溝245がスライドに形成
され、溝243と溝44と同じ端部に配置されたスライ
ドの自由端242Aとの間に延びている。この自由端に
おいて、これらの溝はプラグ247によってつめられ
る。この制限部243Cは、溝243とスライドの端部
242Aとの間のスライドの軸線方向に延びる壁を通っ
て形成され、上述した溝245に接続された半径方向の
穴によって構成されている。溝243とスライド242
の制限部243Cは、溝143とスライド142の制限
部143Cとの変形例を構成し、この変形例は、製造が
簡単であるとの観点から有利である。
【0105】スライド242の移動を制御し、それを二
段階で移動することができる手段は、特に図5Dを参照
して説明する。これらの制御手段は、その端部242A
から離れたスライドの端部242BDに配置される。そ
れらは、穴40に形成された第1の制御室250と、ス
ライドの端部242Bに形成されたキャビティ(ブライ
ンド穴)に形成された第2の制御室252とを有する。
この室252は、キャビティ254に摺動可能に取り付
けられた制御ピストン256によって室250から分離
される。第1の制御室250は、迅速な第1の移動ステ
ップにおいて図5Aに示すと同様の小さい円筒形容積位
置からスライド242及び制御ピストン256によって
構成される組立体を移動することができるように第1の
パイロット手段に接続されるときに適している。スライ
ドの端部242Aから離れたピストンの自由端256A
は、穴の壁に当接し、この壁は、ケースのカバー2Dの
内面によって構成される。
【0106】第2の制御室252は、おそい第2の移動
ステップにおいて制御ピストンに対してスライドが移動
することができるように第2のパイロット手段に接続す
ることに適している。
【0107】さらに詳細に説明すると、第1の容積制御
手段は、室250に連通し、前記室を送るか空にするこ
とができるパイロットダクト264を有し、第2のパイ
ロット手段は、第1と第2の室を連通するのに適当なパ
イロット通路262を有する。図5Dの実線によって示
すように、この通路は、ピルトン256を通してあけら
れ、その中に配置された制限部260を有する穴によっ
てつくられる。図5Dの細かな実線によって示されるよ
うに、制御ピストン256の表面(軸線方向に延びる
面)に形成されたさらに浅い溝262′によって実施さ
れる通路の変形例である。これまたはこれらの溝の深さ
は、前記溝が上述した構造を直接構成したように決定す
ることができる。例えば、1つまたは複数の軸線方向の
溝または例えば、図示したような1つまたは複数の螺旋
溝がある。
【0108】図5Aに示すような(例えば、小さいシリ
ンダ容積に対応する)第2の位置から図5Cに示すよう
な(例えば、大きなシリンダ容積に対応する)第1の位
置にスライドの変位が始まる。図5Aで分かるように、
室250の容積は、スライドが矢印Hの方向に押される
ように、最大限になる。図5Aにおいて、室252の容
積は最大限になり、スライドの端部242Bに取り付け
られる当接ナット258に当接するように制御ピストン
256が押されることが分かる。
【0109】この位置からスタートして、スライドの移
動を制御するために、室250は、ダクト264を通し
て空にされる。このダクトを空にすることによって、ピ
ストン256の自由端256Aがカバー2Dに接触する
まで矢印の方向にスライドを移動することができる。こ
の第1の移動ステップは、「迅速」移動ステップとして
知られている。なぜならば、これは単独で室を空にする
ことに関連するからであり、これはダクト264を介し
て迅速に行われる空である。この迅速な移動ステップの
最後に、スライドは、図5Bで理解することができるよ
うに、中間位置にあり、第2及び第3の溝46及び48
が断面積が非常に大きい通路P23を介して互いに連通
する位置にあり、溝44は、制限部243Cを介しての
みで溝46及び48と連通する。
【0110】この中間から、スライドを移動し続けるた
めに、空にすべき第2の制御室256が必要である。流
体は第2の上述したパイロット手段を通してこの室から
流れることができ、この流体は、制限部260を備えて
いる通路262を介して室を出る。したがって、流体を
室252から空にすることができる速度は制限され、空
にすることは、ある時間必要であり、この時間は、制限
部260の流れ直径及び上述した溝262′の深さの関
数である。スライドの移動の第2の段階は、第1の段階
に対してゆっくりされる。
【0111】室252にはばね等266が配置され、こ
の室から出るようにピストン256を押す傾向がある。
室250にはばね268が配置され、スライド242と
協働し、室250の容積の増大とは反対の効果を有す
る。
【0112】図5Cに示すような(大きなシリンダ容積
の)第1のスライド242から図5Aに示すような(小
さいシリンダ容積の)第2の位置までの移動は、次のよ
うに起こる。
【0113】スライド242を第2の位置に向けて矢印
Hの方向に押すために、室250は、ダクト264を通
って流体が送られる。室252は、室250と連通し、
ピストン256をキャビティ254から押し出す傾向が
ある流体によって送られる。
【0114】それらが提出する制限部の場合には、室2
52の容積が迅速に増大するためには不十分であり、第
2のパイロット手段は、チェック弁手段274を備えた
反転制御通路272を含み、このチェック弁手段274
は、スライドを第1の位置から第2の位置に移動する方
向にのみ室250と室252との間でパイロット流が流
れることができるようにする。
【0115】図5Aないし図5Dは、液圧制御装置を示
し、この液圧制御装置は、中間段階が起こる一方の移動
方向にのみスライドの移動を可能にする。それらに対
し、他の移動方向において、移動は迅速である。さら
に、図面において、中間段階の間のスライドが示され、
第1のポートと第2のポートとの間の通路P12の断面
積が制限され、第2のポートと第3のポートとの間の通
路P23の断面積は自由である。通常、スライドの形状
は溝243の端部で、税源部243Cとお案じタイプの
制限部によって、それと嵌合するために変形することが
できるが異なる断面を有する。したがって、中間段階に
おいては、2つの通路は制限された断面を有する。
【0116】図6ないし図10は、本発明のシリンダ容
積セレクタのスライドの移動を制御する手段の変形例を
示す図面である。
【0117】例えば、スライドの第1の位置と第2の位
置とは、大きなシリンダ容積及び小さいシリンダ容積に
対応することが図面において考慮される。しかしなが
ら、この配置は反転することができる。
【0118】したがって、図6において図2のセレクタ
が示されている。図6において、参照符号350は、パ
イロットダクト364に接続された制御室を示し、参照
符号B368は、室350の反対の充填を行うばねを示
す。これらの制御手段は、図4Aないし図4Cのスライ
ド142を備え、制御室350及びばね368は、制御
室150及びばね154にそれぞれ類似している。2つ
の位置のセレクタ380によって、パイロットダクト3
64は、圧力SFで流体源に圧力RFでタンクに接続さ
れている。
【0119】図6の変形例において、スライドの移動を
制御する手段は、パイロット流体の容積を測定する手段
を有し、さらにこの測定手段は、その第2の位置からそ
の第1の位置まで移動するスライドに対応する少なくと
も第1の移動位置において、所定の流体容積のパイロッ
トダクト364の自由な流れを可能にするように構成さ
れている。また、スライド移動制御手段は、流体の追加
的な容積の流れが、第1の制限部を介さないで前記第1
の流れ方向に前記パイロットダクト364に流れること
を防止する。
【0120】したがって、図6において、パイロットダ
クト364は、測定ピストン384が配置される測定室
382を有する。このピストンは、パイロット室382
が最大限の容積を有し、パイロットダクトがタンクRF
に接続される第2に位置で示されている。例えば、図6
ないし図9は、室350を空にすることによってセレク
タスライド110が小さい位置の第2の位置から大きな
シリンダ容積の第2の位置に移動するように制御され
る。これは、有利な変形例を構成するが、逆の制御のた
めに類似した手段を提供することは理解できよう。
【0121】図6において、セレクタスライド110
は、室350の容積が最大限である大きなシリンダ容積
の第1の位置を占め、パイロットダクト364は、セレ
クタ380によって流体源SFに接続され、測定ピスト
ン384は、測定室382が最小限の容積を占める第1
の位置を占める。この状況からスタートして、パイロッ
トダクト364が圧力が加わっていないタンクRFに接
続されているとき、ピストン384は、図6に占めす第
2の位置に向かって自由に移動し、室350は、ほぼ自
由に充填する測定室382の容量に対応して第1のエン
ピティ容積を迅速に空にする。この状況からスタートし
て、図示した例においてピストン384を通して形成さ
れた排出ダクト388を有する制限部386を介しての
み室350からの流体の追加量を空にすることが可能で
ある。これは、速度が制限部386の流れ断面の関数で
あるおそい第2の移動ステップを実行することが可能で
ある。
【0122】逆に、セレクタスライド110が大きなシ
リンダ容積の第1の位置から小さいシリンダ容積の第2
の位置に移動するように制御されるとき、所定の手段
は、スライドの同じ移動の後に迅速に移動する同じシー
ケンスを得るように作用する。
【0123】図7において、排出ダクトは、制限部48
6を備え、パイロットダクト364の室482と平行に
接続されることによって実行される。小さいシリンダ容
積から大きなシリンダ容積の第1の断面積に向かうセレ
クタスライド110の移動は、図6のものと類似した方
法で制御される。スライドの反対方向へ移動することを
制御するために、ダクト364は、セレクタ380を介
して流体源SFに接続され、それによって室482の容
積を低減するようにピストン484を後方に押す。前記
測定室482の容積に対応する流体量は、制御室350
に噴射される。
【0124】この状況から、流体室350は、ダクト4
88及びその制限部486を通して連続して供給され
る。それにもかかわらず、室350を充填する速度が前
記制限部486によって制限されないことを保証するこ
とが望ましく、図7は、チェク弁手段を備えたバイパス
ダクト490を示し、このバイパスダクト490は、第
1の位置から第2の位置に向かってセレクタスライド1
10の移動に対応した第2の流れにおいてのみ前記バイ
パスダクト490に沿ってパイロット流体を流すことが
できるようにする。
【0125】図8の変形例は、バイパスダクト490が
第2の制限部494を有することをのぞいて図7と類似
している。したがって、第1の位置から第2の位置に移
動するときのセレクタスライド110の移動速度は、制
限部486及び494を通るダクト364′の流体速度
によって形成される。このケースの場合、室482を空
にすることに関連した迅速な第1の移動ステップ及び大
きなシリンダ容積から小さなシリンダ容積に通過すると
きおそい第2の移動ステップを生じることができる。
【0126】したがって、本発明の変形例の装置のスラ
イドの移動を制御する手段は、測定室482によって図
8の例で構成される反転測定手段を有し、この反転測定
手段は、第1の位置から第2の位置に向かってスライド
の移動に対応する第2の移動方向で所定の流体量のパイ
ロットダクトで自由に循環することができるようにし、
さらにこの制御手段は、第2の制限部を介してのみ反対
の流れ方向にパイロットダクトで追加の流体流を流すこ
とができるようにする手段を有する。図8の例におい
て、これらの手段は、チェック弁492及び制限部48
6及び494によって構成される。
【0127】図9は、同じ便宜性を与える変形例を示
す。パイロットダクト364は、第1の測定室を有し、
この測定室582に第1の測定ピストンが配置され、こ
の第1の測定ピストンは、第1の測定室582と制御室
350との間に延びるパイロットダクトの第1のセグメ
ントで前記第1の測定ピストン584の行程に対応する
流体量を流すことができるように第1の位置と第2の位
置との間で移動するために適している。第1のピストン
が第2のパイロット位置を占めるときに、前記第1のセ
グメント364Aに配置された第1の制限部586を介
してのみ第1の流れ方向で第1のセグメント364Aに
追加量の流体が流れることができる。
【0128】詳細には、図示した例において、制限部5
86は、室582の周りのバイパス590に配置され
る。パイロットダクトの第1のセグメント364Aは、
第1のチェック弁手段591を備え、この第1のチェッ
ク弁手段591は、このセグメント364Aに沿って第
1の流れ方向にのみパイロット流体を流すことができ
る。
【0129】さらに、パイロットダクト364は、第2
の測定室582′を有し、この測定室582′に第2の
測定ピストン584′が配置され、この第2の測定ピス
トン584′は、第2のパイロット室582′と制御室
350との間に延びるパイロットダクトの第2のセグメ
ント364Bで前記第2の測定ピストン584′の行程
に対応する流体量を流すことができるように第1の位置
と第2の位置との間で移動するために適している。第2
のピストンが第2のパイロット位置を占めるときに、前
記第1のセグメント364Bに配置された第2の制限部
586′を介してのみ第2の流れ方向で第1のセグメン
ト364Bで追加量の流体が流れる。さらに、詳細に
は、図示した例において、第2の制限部586′は、室
582′を迂回するバイパスダクト590′に配置され
る。パイロットダクトの第2のセグメント364Bは、
第2のチェック弁手段592を備え、この第2のチェッ
ク弁手段592は、第2の流れ方向にのみパイロット流
体を流すことができる。
【0130】したがって、第1のパイロット室582の
容積は、第1の位置から第2の位置に向かうスライドの
移動中迅速な第1の移動ステップを形成し、第1の制限
部の流れ断面は、同じ方向への前記スライドの第2のス
テップを形成する。逆に、第2のパイロット室582′
の容積は、第1の位置から第2の位置への移動中迅速な
第1の移動ステップを形成し、第2の制限部586′の
流れ断面は、同じ移動方向でのおそい移動ステップを決
定する。
【0131】図9で理解できるように、セレクタスライ
ド110の移動制御手段は、第2の制限部586′の片
側でのヘッドロスを制限するために圧力低減手段595
を有する。図8のバイパスダクト490には類似した手
段が配置されている。
【0132】図6ないし図9の制御装置の各々は、複数
の制御装置を同時に制御するために使用することができ
る。このような環境において、それは測定室の容量を同
時に使用するのに十分である。
【0133】図10のセレクタ610は、中央の中間位
置において、まず、第1のポートと第2のポートの間、
第2のポートと第3のポートとの間の2つの通路の各々
に制限部を有するという事実によって図6ないし図9及
び図2のセレクタ110とは異なる。2つの制限部は好
ましくは異なる。通常、図6ないし図9のセレクタ11
0は、Sレクタ610と交換される。図2に示すよう
に、図10は、モータの2つのシリンダ容積102及び
103の場合においてメインダクト124及び126を
示している。漏れ戻りダクト610が示されている。セ
レクタ610の3つのポートは、セレクタ110のポー
トと同様である。
【0134】図10において、セレクタスライド610
の移動は、電気制御手段によって制御されている。図示
した例において、制御手段は、制御ユニットUCを有
し、受ける制御情報の関数としてそれらは電気制御弁6
30を制御する。セレクタ610は、液圧パイロットダ
クト664を介して電気的に制御される弁に接続され
る。電気制御弁の移動は、2つの最大の位置の間で徐々
に行なわれる。
【0135】図10に示す第1の最大位置において、パ
イロットダクト664は、漏れリターンダクト627と
連通する。その結果、セレクタ610は、弾性戻り手段
の作用で、第1の位置から隔離されている間、第2及び
第3のポートが自由に連通する第1の位置を占める。電
気制御弁が他の最大位置に向かって移動するとき、パイ
ロットダクト664が補助圧力ダクト、例えば、図2の
ポンプ101のような回路のブースタポンプによって送
られるダクトに接続される。この場合において、パイロ
ットダクト664に流体を送ることによってセレクタを
その第2の位置に向かって押す。
【0136】制御ユニットUCは、センサ640及び6
40′で受ける情報の関数として電気制御弁の動きを制
御する。例えば、センサ640は、パイロットダクト6
64の圧力に関する情報を受けることができる。メモリ
に前もって記憶されたデータから、制御ユニットUC
は、前記圧力の関数としてセレクタ610の位置を知
る。また、セレクタの移動は、センサ640によって測
定された圧力の関数として制御ユニットによってサーボ
制御される。予め記憶されたデータの関数として、ダク
ト664の圧力を制御することによって制御ユニット
は、所定の時間中に中間段階に対応する位置において、
セレクタ610を維持する。
【0137】制御ユニットUCは、モータのダクトの圧
力、温度、または流体流量に関するセンサ640′によ
って生じるような他のパラメータの関数として電気制御
弁630を制御する。また制御ユニットUCは、車の適
性を計算するプログラムされた関係によって電気制御弁
630を制御する。
【0138】通常、図10に例として示したスライドの
電気制御手段は、検出手段を有し、この検出手段は、第
1のポートと第2のポートとの間、第2のポートと第3
のポートとの間の通路の一方をスライドが移動する間、
セレクタスライドの位置、スライドの移動速度、制限す
べき前記通路を通るヘッドのロス、通路を通る流速、液
圧モータのダクトの圧力、液圧流速、液圧モータのダク
トの流体温度、モータの出力速度によって構成されるパ
レメータのうち少なくとも1つを決定することが可能で
ある情報を検出するように作用する。また、電気制御手
段は、制御手段UCのような制御手段を含み、制御手段
は、検出すべき情報の関数としてセレクタスライドの移
動速度に影響することができる。
【0139】上述したパラメータは、マイクロプロセッ
サの適当なプログラミングの関数としてまたは予め記憶
されたデータの関数として装置の状態を知ること、前記
状態の関数としてセレクタの移動を制御することを可能
にする。例えば、中間段階に対応する状態が検出された
とき、前記ダクトにほぼ一定の圧力を維持するように前
記ダクト664を送ることをやめることによってスライ
ドの移動の速度を遅くすることができる。中間段階に対
応するスライドの移動を停止する前記段階は、予め記憶
された動作パラメータに関して十分に長く継続すると
き、制御ユニットは、一方向または他の方向にセレクタ
を移動することができるように電気制御弁を作動させ
る。
【0140】図10は、電子手段を使用する制御装置の
例を1つだけ示すものである。
【0141】直接的に電気または電気機械制御が行わ
れ、例えば、セレクタスライドに直接作用するためにネ
ジナット装置のような移動装置を備えたステッパモータ
が設けられる。また制御は、サーボリミッタまたはサー
ボ弁によって行うことができる。通常、サーボ機構を使
用するサーボ制御装置を使用することができる。例え
ば、電磁石のコアのような手段によって、DCによって
制御され、サーボ制御データの関数としてのパルスによ
って制御される圧力レジューサであるサーボ制御データ
の関数としてパルスによって制御される。
【0142】また液圧制御装置は、図10の制御ユニッ
トUCと電気制御弁630を漸進液圧制御に適したいく
つかのタイプの制御圧力装置と置き換えることによって
使用することができる。
【0143】上述したように、おそい移動ステップの後
と、新しい迅速な移動ステップの後との迅速な移動ステ
ップを含むようにセレクタスライドの移動について有利
である。
【0144】他のステップの間において、上述したステ
ップは、規定された時間の間に(移動することなく)ス
ライドを配置することができる。また、負の速度の移動
(すなわち、反転移動)を可能にする。
【0145】図11の曲線V1は、第1の方向、すなわ
ち第2の位置から第1の位置への移動中にスライドの移
動速度がどのように変化するかを示すものである。曲線
V2は、反対方向への移動中にスライドの移動速度がど
のように変化するかを示すものである。
【0146】双方の移動方向において、速度は、曲線の
断面積V11またはV12によって示すような迅速な第
1の移動ステプを実行するように大きな値を達成するま
で迅速に増大する。スライドが中間段階のスタートに対
応する位置に到達するとき、速度は、曲線の断面積V1
2またはV22に対応する下方の値に戻るように迅速に
減少する。中間段階がいずれかの移動法既往に継続する
時間が経過する間低速のままである。中間段階の最後
に、速度は曲線の断面積V13またはV23に対応する
大きな値まで戻るように再び迅速に増大する。したがっ
て、ガタガタ振動する効果を避けるために十分な流体流
を可能にするように十分に長く継続するとき、シリンダ
容積の変化の全長があまり長くならないように再び迅速
になる。図11における例において、中間段階は、2つ
の移動方向の各々において生じる。
【0147】中間段階がセレクタスライドの双方の移動
方向に得ることができる制御装置は、電気装置か、また
は上述したタイプの電気的手段及び液圧手段の組み合わ
せである。また、制御手段は、図12に示すような液圧
手段である。
【0148】図示した例において、スライダ742が配
置されているシリンダ容積セレクタ装置は、モータのデ
ィストリビュータ716の中心で円筒形ブロックの回転
軸710と整列して配置される穴740を有する。この
例において、穴740は、3つの連通穴744,74
6,748を含む。
【0149】第1のポート744は、溝718を介して
互いに永久的に連通するダクト721のような第1のグ
ループの分配ダクトに接続されている。第3のポート7
48は、ダクト722のような第3のグループの分配ダ
クトに接続されており、これは、溝720を介して互い
に永久的に連通している。第2の連通ポート746はダ
クト723のような第2のグループの分配ダクトに接続
されており、これは、溝719を介して互いに永久的に
連通している。
【0150】接近に関する問題に関しては、図12に示
す液圧制御手段は、中央セレクタに配置されている。し
かしながら、同じ原理は、図1に示すものと同様に配置
された偏心セレクタにおいて使用することも可能であ
る。
【0151】ポート748を越えてスライドの第1の端
部742Bに配置された第1の液圧制御手段は、全体が
図5Aないし図5Bのものと類似している。
【0152】スライドの端部742Bと穴740の端部
との間に第1の制御室が形成される。室はパイロットダ
クト764に接続される。室に流体を送ることは、スラ
イドの他端742Aに配置された戻りばね768によっ
て影響される戻り力に対して矢印Hの方向にスライドを
移動する傾向がある。
【0153】第2の制御室752は、スライドの端部7
42Bのキャビティに形成されている。それはキャビテ
ィ754に配置された制御ピストン756によって第1
の室から分離している。図5Dの変形例において、第2
のパイロット手段は螺旋溝762′によって構成されて
いる。戻りばね766、反転制御通路772、弁774
は、それぞれ、図5Dのばね266と、通路272と弁
274とに類似している。
【0154】図5Dの場合、2つの室750及び752
を有する制御手段は、おそい移動ステップの後の速い移
動ステップにおける移動方向Gでスライドの移動を制御
することを可能にする。
【0155】矢印Hに沿って他の方向に中間段階でスラ
イド742の移動を制御するように作用する制御手段
は、スライドの他端742Aに穴740に形成された第
3の制御部材780を有する。室780は、室780と
スライドの迅速な移動ステップ及びおそいステップとを
制御する流体反転断面積781に接続されている。室と
反転部材との間の接続手段は、自由な第1の接続断面積
782と制限断面積にを備えた第2の断面積783とを
有する。また、それらは閉鎖手段784を有し、閉鎖手
段784は、スライド742の位置の関数として第1の
断面積を閉鎖することができ、前記閉鎖状況において、
第3の制御室780と液体貯蔵室781との間で制限部
783を通ってのみ流れの方向に流体が流れることが可
能になる。
【0156】図示した例において、シリンダブロックと
ディストリビュータとの間に形成され、流体で充填され
たモータのケースの内側の空隙によって構成される。第
3の室がスライドの移動を制御する流れ方向は、前記空
隙781に向かって前記第3の室の空になる方向であ
る。
【0157】それに対し、室780は、送り通路785
を通って迅速に流体が供給され、この送り通路785
は、弁786によって空隙781から室780に向かう
方向にのみ流体が流れることを可能にする。
【0158】図示した例において、閉鎖手段は、室78
0と流体貯蔵室781との間に延びる穴787で摺動す
ることによってスライド742とともに移動するロッド
784によって構成される。ほぼ自由な第1の接続断面
積は、穴の壁の1つまたは複数の穴782によって構成
され、それらはロッドによってはカバーされないが、室
780と貯蔵室781との間で流体が自由に流れること
ができるようにする。
【0159】図12の状況からスタートして、スライド
742が方向Hに移動するとき、ロッド784は、制限
部783を通ることなくもはや空にすることはできない
ように穴782をカバーする。
【0160】穴787並びにダクト785及び制限部7
83は、カバー788に形成され、カバー788は、ス
ライドの端部742Aの側面のセレクタ740の穴を閉
鎖するためにディストリビュータ716に固定される。
通常、接続手段は穴740のと取り付けられた部材に形
成することができ、閉鎖手段は、スライドとともに移動
可能な閉鎖対ロッドを有する。
【0161】図13は、スライドの端部742Bに配置
された制御手段は変化しないでそのままである。スライ
ドの他端では、室780は変化せず、カバー788′
は、反転接続流785とアンチーリターン弁786を有
し、室780の充填方向にのみ流体を流すことができ
る。さらに、制限部783はカバーに配置される。
【0162】このとき、接続手段のほぼ自由な第1の接
続断面積は、室780と流体反転部材781との間に延
びる穴790によってつくられ、この穴790は、スラ
イドが方向Hに移動するとき、スライドの端部742A
の壁によってカバーされ、この場合、部材780は、制
限部783を介してもはや空にすることはできない。
【0163】それがスライドの壁によってカバーされな
い限り、通路790は、室をほぼ自由に空にすることが
できる。さらに、スライドの壁によってカバーされる
が、スライドの壁と穴740の壁との間で起こる可能性
のある漏れを貯蔵室781に排出することが可能であ
る。したがって、前記室780の圧力の増大は生ぜず、
したがって、穴740の壁とスライドの周縁との間にシ
ールを負荷することなく動作を中断することはない。こ
の理由によって、穴790は、穴782に加えて図12
の変形例において設けることができる。
【0164】図14Aないし図14Bは、図12の装置
の他の変形例を示す、第1の制御室750及び第2の制
御室752は、図12及び図13のものと類似してい
る。第3の制御室780の構成とカバー788の構成は
図面と同様である。
【0165】しかしながら、図14Aないし図14Bの
変形例は、室780を空にすることに対応するスライド
の方向において、おそい移動ステップの後の迅速な最初
のステップを得るだけでなく、おそい移動ステップが続
く迅速な第2のイドウステップを得ることを可能にす
る。閉鎖対ロッド794は、内側ダクト795を有し、
このダクト795は、軸線方向の周縁でまず開放し、次
にスライド742から離れた端部で開放する。
【0166】図14Aは、例えば、大きなシリンダ容積
状況におけるセレクタの第1の位置を示し、この状況に
おいて、第2及び第3のグループ723の分配ダクト
は、スライドの溝743を通して接続された第2及び第
3の連通ポート746及び748を介して自由に連通す
る。
【0167】この状況において、第3の制御室の容積は
最大限であり、室750の容積は、最小限である。した
がってスライドは、方向Gで最高振幅を越えるように配
置される。
【0168】この状況からスタートして、スライドを方
向Hに移動するために、パイロットダクト764は、室
750の容積を増大するように送られる。しかしなが
ら、このような移動は、室が正しく空にされる場合の
み、可能である。それとともに始める場合、穴782を
介して困難なく空にされ、ロッド794の壁によっては
カバーされない。
【0169】迅速な第1の移動ステップの最後に、図1
4Bに示す状態に達する。この状態において、ロッド7
94の円筒形壁は穴782をカバーする。次にスライド
の移動はおそい移動ステップのように起こり、この場合
室780は、制限部を通してのみ空にされる。おそい移
動ステップの間、第1及び第2の連通ポート74及び7
46は、図5Aないし図5Dの穴243Cと同じ方法で
スライド742に形成された制限部通路743Cと同じ
方法でスライド742に形成された制限通路743Cの
ような制限手段を介して互いに連通する。同時に、第2
の連通ポート及び第3の連通ポート748は、穴743
Dのような制限部を介して互いに連通し、この穴743
Dは、穴743Cに類似するが、溝743の他端に形成
されている。穴743C及び743Dは、溝743の縁
部の周縁上に分配されている。中間段階で異なる制限断
面を形成するために、穴743C及び743Dは異なる
電面を有するか、さらに大きいまたは小さい数で設けら
れる。
【0170】おそい移動ステップは、通路782がロッ
ド794の円筒形壁によってカバーされる限り連続して
いる。スライドが図14Bにおけるよりさらに方向Hに
移動するとき、ロッド794の円筒形壁で開放するダク
ト795の端部は、通路に面し、自由な連通を確立し、
室780を迅速に空にする(この状況は、図14Dに示
すものと同一である)。連通が再び確立されるとき、ス
ライドの方向Hへの移動は、迅速な第2の移動ステップ
として連続する。
【0171】図14Cは、スライドが行程の最後に達す
るまで方向Hで移動する新しい迅速な移動ステップから
スタートする状況を示す。スライドの第2の安定位置、
例えば、小さいシリンダ容積位置において、第1と第2
のグループの分配ダクトは、溝743を介して接続され
る連通ポート744及び746を介して自由に連通す
る。スライドは、流体によって供給される室750によ
って移動され、弁774の位置によって第2の制御室7
52が充填される。図14Cの上級からスタートして、
第1の位置に向かうスライドの方向Gへの移動は、パイ
ロットダクト764を漏れリターンダクトのようなダク
トに接続することによって、室750及び752を空に
することによって起こる。
【0172】図5Aないし図5Cの場合において、室7
50は、ピストン756の自由端が図14Dの状況にお
いて穴740の端部に当接するまでまず迅速に空にされ
る。この瞬間からスタートして、室750は、室752
によって空にされ、螺旋溝762′のような2つのパイ
ロット手段によって空にすることができ、これは制限さ
れた速度でのみ流体を流すことができる。
【0173】したがって、図示した例において、第2の
位置から第1の位置へのスライドの移動は、おそい第2
の移動ステップによって迅速な第1の移動を有する。移
動の間、第3の制御室780は、反転流ダクト785を
介する困難を有することなく充填される。図14Dの状
況は、おそいイドウステップのスタートの状態であり、
これは中間段階に対応する。この段階において、第1と
第2の連通ポートは、上述した制限部743Cを介して
連通するが、第2の連通ポートと第3の連通ポートは制
限部743Dを介して連通する。
【図面の簡単な説明】
【図1】半径方向のピストンを有し、従来のシリンダ容
積セレクタ装置を備えた液圧モータの軸線方向の断面図
である。
【図2】閉鎖回路における2つのシリンダ容積部を有
し、本発明のシリンダ容積セレクタ装置を備えた液圧モ
ータを有する液圧回路ダイヤフラムである。
【図3】図3A、図3B及び図3Cは、スライド移動の
関数として第1のポートと第2のポートとの間、第2の
ポートと第3のポートとの間の双方での通路断面積の変
化を曲線で示すグラフである。
【図4】図4A、図4B及び図4Cは、本発明の装置の
セレクタスライドの3つの断面積を示す。
【図5】図5A、図5B及び図5Cは、4A、図4B、
及び図4Cと類似した図面である。
【図6】図5Bの詳細な拡大図である。
【図7】本発明の装置のセレクタスライドを制御する手
段に関連する変形例を示した図である。
【図8】本発明の装置のセレクタスライドを制御する手
段に関連する変形例を示した図である。
【図9】本発明の装置のセレクタスライドを制御する手
段に関連する変形例を示した図である。
【図10】本発明の装置のセレクタスライドを制御する
手段に関連する変形例を示した図であり、本発明の装置
のセレクタスライドを制御する手段に関連する変形例を
示し、電気液圧制御と組み合わされた電気制御を示す図
である。
【図11】2つの移動方向の各々において、その行程の
関数としてスライドの変化速度の変形例を示す曲線を示
すグラフである。
【図12】スライドの移動を制御し、スライドの移動方
向の双方で中間段階の実施の形態を可能にする液圧制御
手段を備えた本発明のシリンダ容積セレクタを有するモ
ータの軸線断面積の断面図である。
【図13】図12の変形例を示す図である。
【図14】図14A及び図14B及び図14C及び図1
4Dは、図12及び図13の変形例の軸線方向の断面積
断面図である。
【符号の説明】
P12 通路 21,22;721,722 分配ダクト 24,26;124,126 メインダクト 44,46,48;110A、110B、110C 連
通ポート 48;110C;748 第3の連通ポート 143;243;743 セレクタ手段 250,252,260,262′ スライドで作用す
る手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ルイ、ビーゴ フランス国コーンピエーニュ、リュ、サ ン‐ジェルマン、33ビス (72)発明者 ジャン‐ピエール、カミーユリ フランス国ル、プレシ‐ブリオン、リュ、 デュ、8、メ、602 (72)発明者 ジャック、フォンテーヌ フランス国ベルブリ、リュ、デュ、ポー ル、33 (72)発明者 マリエール、ルゲ フランス国コーンピエーニュ、リュ、ド、 ブルノンビル、8エフ (72)発明者 ルイ、マルタン フランス国コーンピエーニュ、リュ、ウジ ェーヌ、ジャケ、25

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも二つの作動シリンダ容積部を備
    えた液圧モータのシリンダ容積を選択するセレクタ装置
    であって、前記モータは流体送りダクト及び流体排出ダ
    クトをそれぞれ構成する少なくとも2つのメインダクト
    (24,26;124,126)を有し、前記セレクタ
    装置は、モータの分配ダクト(21,22;721,7
    22)を介して前記モータのメインダクトと前記モータ
    のシリンダとの間の選択的な連通を確立するのに適した
    少なくとも3つの連通ポート(44,46,48;11
    0A、110B、110C;744,746,748)
    が開放される穴に配置されたスライド(142,24
    2,742)を有し、第3の連通ポート(48;110
    C;748)は、モータのメインダクトの一方に接続さ
    れ、前記セレクタ装置は、セレクタ手段を有し、このセ
    レクタ手段(143;243;743)は、スライドの
    第1の安定位置において、前記第2のポートと第3のポ
    ートを前記第1の連通ポート(44;110A;74
    4)から離す間、前記第2のポートと前記第3のポート
    との間の通路(P12)を介して前記第2の連通ポート
    (46;110B;746)を第3の連通ポート(4
    8;110C;748)に連通させ、前記スライドの第
    2の安定位置において、前記第1及び第2のポートを前
    記第3の連通ポートから隔離する間、通路を介して第2
    の連通ポートを第1の連通ポートに連通させ、前記セレ
    クタは、前記安定位置の間のスライドの移動中、第1の
    ポートと第2のポートとの間の通路(P12)及び第2
    のポート及び第3のポートとの間の通路の双方が同時に
    開放する一時的な状況(図2;図4B;図5B;図14
    B;図14D)が存在するように構成されているセレク
    タ装置において、 中間段階での時間の経過において前記一時的な状況を維
    持するために第1の安定位置と第2の安定位置との間で
    の少なくとも1つのスライドの方向で作用する手段(2
    50,252,260,262′;382,386;4
    82,486;582,586;630,664;75
    0,752,762′、780,782,783,79
    0)を有し、前記時間の経過において、前記第1のポー
    トと第2のポートとの間の通路(P12)及び前記第2
    と第3のポートとの間の通路(P23)によって構成さ
    れる少なくとも1つの通路の断面が制限されることを特
    徴とするセレクタ装置。
  2. 【請求項2】前記中間段階において、前記第1のポート
    と前記第2のポートとの間の通路及び前記第2のポート
    と前記第3のポートとの間の通路の一方が制限される
    が、前記通路の他方の通路(P23)の流体流が自由に
    流れることを特徴とする請求項1に記載のセレクタ装
    置。
  3. 【請求項3】中間段階において、前記第1のポートと前
    記第2のポートとの間の通路及び第2のポートと第3の
    ポートとの間の通路の各々の断面が制限されることを特
    徴とする請求項1に記載のセレクタ装置。
  4. 【請求項4】中間段階を含む方向に前記スライド(14
    2;242;742)の移動を制御する手段(250,
    252;382,384;482,484;582,5
    84,582′,584′;UC,630;750,7
    52,780,782,783,794,795)を有
    し、前記手段は、最初の位置から中間段階のスタートに
    対応する位置へのスライドの迅速な第1のステップと、
    中間段階が生じる間、制動移動ステップとを実行するこ
    とを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のセ
    レクタ装置。
  5. 【請求項5】前記制御手段は、中間段階の後にスライド
    の迅速な第2の移動ステップを実行することができるこ
    とを特徴とする請求項4に記載のセレクタ装置。
  6. 【請求項6】前記中間段階の間に制限される断面(24
    3C;743C、743D)は、前記中間段階の間の少
    なくとも一部の間でほぼ一定(図3B、図3C)である
    ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の
    セレクタ装置。
  7. 【請求項7】前記第1と第2のポートとの間及び前記第
    2のポートと第3のポートとの間の通路の一方(P1
    2)は、前記中間段階の間、第1の断面と第2の断面
    (P′12、143C)を有する制限された断面を有
    し、前記第1の断面は、流体が自由に流れるようにし、
    中間段階を含む移動の前にスライドの最初の位置で開放
    し、前記第2の断面(143C)は、中間段階の間前記
    制限された通路の開口を形成する制限部を備えているこ
    とを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載のセ
    レクタ装置。
  8. 【請求項8】前記スライドの移動を制御する制御手段
    は、前記スライド(242;742)の一端(242
    B;742B)の穴(40;740)に形成された第1
    の制御室(250,750)と、前記スライド(24
    2;742)の前記端部(242B;742B)のキャ
    ビティ(254;754)に形成されるとともに前記キ
    ャビティ(254;754)に配置された制御ピストン
    (256;756)によって第1の室から分離した第2
    の制御室(252;752)とを有し、前記第1の制御
    室は、前記スライド(242;742)及び制御ピスト
    ン(256;756)によって構成された組立体が迅速
    な移動ステップ中に移動することを可能にし、その最後
    の制御ピストンが最大限の位置にあり(図5B、図5
    D、図14D)、前記第2の室(252;752)は、
    おそい第2の移動ステップにおいて、制御ピストン(2
    56;756)に対してスライド(242;742)を
    移動することを可能にするのに適していることを特徴と
    する請求項1ないし7のいずれかに記載のセレクタ装
    置。
  9. 【請求項9】前記第2のパイロット手段は、前記スライ
    ド(242;742)の第2の移動ステップにおいてパ
    イロット流体の流れ通路で間に挟まれるように構成され
    ている制限部(260,262′;762′)を有する
    ことを特徴とする請求項8に記載のセレクタ装置。
  10. 【請求項10】前記第2のパイロット手段は、前記第2
    の制御室(252;752)を前記第1の制御室(25
    0;750)と連通させるパイロット通路(262,2
    62′;762′)を有することを特徴とする請求項5
    または6に記載のセレクタ装置。
  11. 【請求項11】前記パイロット通路(262′;76
    2′)は、制御ピストンの表面に形成された溝を有する
    ことを特徴とする請求項9及び10に記載のセレクタ装
    置。
  12. 【請求項12】前記第2のパイロット手段は、前記迅速
    な移動及びおそい移動ステップが第1の制御室と第2の
    制御室を介して制御される方向と反対の方向にスライド
    の移動の好ましい方向にのみ前記通路にパイロット流を
    流すことができるチェック弁手段(274;774)を
    備えた戻り制御通路(272;772)を有することを
    特徴とする請求項8ないし11に記載のセレクタ装置。
  13. 【請求項13】前記スライド(742)の移動を制御す
    る制御手段は、前記スライドの一端(742A)の穴
    (740)に形成された第3の制御室(780)と、前
    記室とスライドが迅速な移動ステップとおそい移動ステ
    ップとを実行する反転室との間の流体流方向に前記室
    (780)を流体貯蔵室(781)の接続し、ほぼ自由
    な第1の接続断面(782,790)と制限断面を有す
    る第2の断面(783)とを有する接続手段と、前記ス
    ライド(742)の位置の関数として前記第1の断面を
    閉鎖し、前記制限断面(783)を通ってのみ前記第3
    の制御室(780)と前記流体貯蔵室(781)との間
    で前記流れ方向への流れを可能にする閉鎖手段(78
    4)とを有することを特徴とする請求項1ないし12の
    いずれかに記載のセレクタ装置。
  14. 【請求項14】前記接続手段(787,782,78
    3)は、前記穴(740)に取り付けられた部材(78
    8)に形成され、前記閉鎖手段は、前記スライドと移動
    することができる閉鎖部材(784,742A)を有す
    ることを特徴とする請求項13に記載のセレクタ装置。
  15. 【請求項15】アンチリターン弁手段を(786)を有
    する反転接続通路(785)を有し、前記反転接続通路
    は第3の室(780)を介してスライドに速い移動ステ
    ップ及びおそい移動ステップを実行する前記流体流れ方
    向と反対の方向に前記第3の制御室(780)と前記流
    体貯蔵室(781)との間で流体が流れることができる
    ようにすることを特徴とする請求項13または14に記
    載のセレクタ装置。
  16. 【請求項16】前記第1と第2の制御室(750,75
    2)は、前記スライドの第1の端部(742)に形成さ
    れ、第1の中間段階を有する第1の移動方向にスライド
    を配置することができるように構成され、前記第3の制
    御室(780)は、前記スライドの他端(742A)に
    形成され、第2の中間段階を備えた移動可能に反対方向
    (G)に前記スライドを移動するようになっていること
    を特徴とする請求項8及び13に記載のセレクタ装置。
  17. 【請求項17】前記スライド(742)の移動を制御す
    る制御手段は、前記パイロットダクト(364)に接続
    された制御室(350)と、所定量のパイロット流体を
    測定し、第1の中間段階を含む第1の方向に前記スライ
    ド(142)を移動させる少なくとも第1の流れ方向に
    前記パイロットダクト(364,364′)で所定量の
    流体が自由に流れることができるように構成された手段
    と、第1の制限部(386;486;586)を介して
    のみ前記第1の流れ方向に前記パイロットダクト(36
    4,364′)に追加量の流体が流れるようにする手段
    とを有することを特徴とする請求項1ないし7のいずれ
    かに記載のセレクタ装置。
  18. 【請求項18】前記パイロットダクト(364)はパイ
    ロット流体の作用で測定室(382;482;582)
    と制御室(356)との間に延びるパイロットダクト
    (364′,364)のセグメントで前記ピストンの行
    程に対応する流体量を流すことができる第1の位置と第
    2の位置との間で移動可能な測定ピストン(384;4
    84;584)が配置されている測定室(382;48
    2;582)を有し、測定ピストン(384;484;
    584)が第2のパイロット位置にあるとき、前記第1
    の制限部(364;486;586)を介してのみ前記
    セグメント(364′、364A)に追加量の流体が流
    れることができることを特徴とする請求項17に記載の
    セレクタ装置。
  19. 【請求項19】前記測定室(482;582)は、前記
    第1に移動方向とは反対の第2の方向に前記スライド
    (142)を移動させる第2の流れ方向にのみ前記ダク
    トでパイロット流を流すことを特徴とするができるチェ
    ック弁手段(492;592)を備えたバイパスダクト
    (490;364A;590′)に接続されていること
    を特徴とする請求項18に記載のセレクタ装置。
  20. 【請求項20】前記スライドの移動を制御する制御手段
    (142)は、第2の中間段階を含む第1の移動方向と
    は反対の第2の移動方向に前記スライド(142)を移
    動する第2の流れ方向に前記パイロットダクト(36
    4)に所定量の流体を自由に循環させることができる反
    転測定手段(482,582′)と、第2の制限部(4
    94,486,586′)を介してのみ前記第2の流れ
    方向にパイロットダクト(364)で追加の量の流体を
    流すことができる手段(490,492,492,48
    6;590,592,586′)とを有することを特徴
    とする請求項17ないし19のいずれかに記載のセレク
    タ装置。
  21. 【請求項21】前記バイパスダクト(490;364
    B、590′)は第2の制限部(494;586′)を
    備えていることを特徴とする請求項19及び20に記載
    のセレクタ装置。
  22. 【請求項22】前記パイロットダクト(364)は、パ
    イロット流体の作用で第1の位置と、前記第1の測定室
    (582)と前記制御室との間に延びる前記パイロット
    ダクトの第1のセグメント(364A)に前記第1の測
    定ピストン(584)の行程に対応する所定量の流体を
    流す第2の位置との間で移動するのに適するように第1
    の測定ピストン(584)が配置されている第1の測定
    室(582)を有し、前記第1のピストンが第2のパイ
    ロット位置にあるとき、前記第1のセグメント(364
    A)及び第1の流れ方向への追加量の流体の流れは、前
    記第1の制限断面(586)を介してのみ可能であり、
    前記セグメントは、前記パイロット流体が前記第1の流
    れ方向にのみ可能にする第1のチェック弁手段(59
    1)を備えており、前記パイロットダクトは第2の測定
    ピストン(584′)が配置されている第2の測定室
    (582′)を有し、前記ピストンは、前記第2のパイ
    ロット室(582′)と制御室(350)との間に延び
    る前記パイロットダクトの第2のセグメント(364
    B)に前記第2の測定ピストン(584′)の行程に対
    応する容積の流体を流すように第1の位置と第2の位置
    との間でパイロット流体の作用で移動し、前記第2の位
    置が前記第2のパイロット位置にあるとき、追加量の流
    体が前記第2のセグメント(364B)に配置された第
    2の制限部(586′)を介してのみ前記第2の流れ方
    向に前記第2のセグメント(364B)流れることがで
    き、このセグメントは第2の流れ方向にのみパイロット
    流体を流すことができる第2のチェック弁を備えている
    ことを特徴とする請求項20に記載のセレクタ装置。
  23. 【請求項23】前記スライドの制御手段を制御する制御
    手段は、前記第2の制限部のヘッドロスを制限する圧力
    低減手段(595)を有することを特徴とする請求項2
    1または22に記載のセレクタ装置。
  24. 【請求項24】前記スライドを移動させる制御手段は、
    電気制御手段を有することを特徴とする請求項1ないし
    6に記載のセレクタ装置。
  25. 【請求項25】前記スライドを移動する制御手段は、サ
    ーボ機構を有することを特徴とする請求項24に記載の
    セレクタ装置。
  26. 【請求項26】前記スライドの移動を制御する制御手段
    は、スライドの移動中、前記第1のポートと第2のポー
    トとの間の通路、及び前記第2のポートと前記第3のポ
    ートとの間の通路の一方が中間段階の間制限される間
    に、前記スライドの位置、スライドの移動速度、前記通
    路を通るヘッドの損失、前記通路を通る流速、前記液圧
    モータのダクトの圧力または流体の流速、液圧モータの
    出力速度の温度、モータの出力速度によって構成された
    パラメータの少なくとも1つを決定することが可能な情
    報を検出する検出器(640,640′)と、検出され
    る情報の関数としてのスライドの移動速度に影響するこ
    とのできる電気制御手段(US,630)と、を有する
    ことを特徴とする請求項24または25に記載のセレク
    タ装置。
  27. 【請求項27】前記スライドの移動を制御する制御手段
    は、戻り手段に対する移動方向にスライドを押すように
    圧力下で流体を送ることができうる制御ダクト(66
    4)を有し、前記制御手段(US,630)は、検出手
    段によって検出された情報の関数として前記ダクトの流
    体流を制御することができることを特徴とする請求項2
    4に記載のセレクタ装置。
  28. 【請求項28】少なくとも2つの作動シリンダ容積部及
    び請求項1ないし27のいずれかに記載のセレクタ装置
    を含む液圧モータ。
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